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2008年第4弾 PAGE5 Last Update
2008/04/29
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2008年第4弾 5ページ目 出荷は04月30日(水)からになります。
新着ページは例外もありますが基本的には税別(外税)です。
在庫の表示 は、このページにアクセスした段階での数量です。タイミングによりすでに完売している事があります。

↑完熟!すばらしいです!


ドライな果実味がバッチリ!ピエ・フランコです!

イタリア■□ San Giorgio □■アブルッツォ
サン ジョルジョ
● 再入荷です!
 前回分はご好評を戴き、「あっ」と言う間に完売してしまいました。その後も再入荷のお問い合わせを多く戴いたワインです。

 それに、今回の入荷分は・・・大変申し訳無いんですが、何と、
「航空便による緊急輸入」
だそうで、1000円ほどのワインに同額以上のコストを掛けての輸入だそうです。

「航空便って・・・それじゃあ大赤字でしょ?」
「・・・そうなんですが、どうしても間に合わせなければならなくなってしまったので、1パレットだけ引っ張りました・・・」

「・・・でも、価格はどうします?」
「・・・今回は仕方が無いので、以前と同様で・・・・」

 そんなやりとりが有りまして、エージェントさんが泣いた実にリーズナブルで旨いワインです。新着始まって以来の低価格・・・なんだけど・・・あんまり売りたくないです・・だって・・笑っちゃうくらい美味しいんだもんね・・・。

 何故か今回のロットは、より果実味がたっぷりでやや酸味が大人しい、右岸のメルロタイプ!是非お買い置きくださいね。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 

2006Montepulciano d'Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
ちょっと頑張ってお奨め!

750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥980(外税)

【これはかなり良いんじゃない? 安いからと侮る無かれ!】

 ヴァレンティーニのモンテプルチアーノをご紹介した時に、モンテプルチアーノには2つ有ると書いていましたが、その安い方のモンテプルチアーノ・ダブルッツォで信じられないようなコスト・パフォーマンス、カリテ・プリなワインを見つけてしまいました・・・。

 いや、全く文句が有りません。赤黒果実が凝縮してしっかりと各種ミネラルが香り、妥当なボディを形成して美しい余韻を見せます。このプライスで文句など・・・全く有りませんよ。

 プロ仲間のテイスティングでも、2000円とか3000円とかと同等・・という評価でした。(ちょっと笑っちゃいましたが・・・) こういうワインには、普段の掛け率を変えてしっかり儲けるべきなのかもしれませんが・・・新着のご案内だし、良いとしましょう。でも・・そうそう値上げは出来ない・・・、いや、次回の入荷からは少々値上がりはするようです。

 でもワイン屋的にはどうなんでしょうか・・・。まあ、営業的にはホントちょっと困ったちゃんなワインでは有ります。飲んでみてください・・・。気軽に開けても・・・嬉しい誤算に気が付くと思います!

イタリア■□ Dei □■トスカーナ
デーイ
● トスカーナはキャンティではなく、ヴィノ・ノビレをご紹介します。NOISY'S のお客様にはもうお馴染みかと思いますが、「デーイ」です。決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン です..

 このコラムで少し弁解しておきたいのですが、やはり noisy としては、
決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン とか、
凝縮感・濃度で飲ませる外向的なものではないが、焦点の定まった美しい造り とかいう表現に当たるワインを進んで選んでいるような気がします。極単純に言って、
濃いワインは一杯で満足してしまって飽きてしまう が、飲み疲れない美しいワインは、最後まで飲みたい んだと思うんですね。その 「美しいワイン」なるものを常に求めて、テイスティングに明け暮れているんです..。

 今回は、上記の言葉にぴったりのトスカーナワインをご紹介します。価格も普通ならかなり高価なものになってしまうところ、何とか..二千円、三千円、四千円とクラスで購入できよう折り合いを付けました。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 

2005Rosso di Montepulciano
ロッソ・ディ・モンタルチーノ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!


ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥2,200(外税)

 ホームページから以前のご紹介文をそっくりコピーですが・・・すみません!ヴィンテージを適当に置き換えてみてご判断ください。とても良い仕上がりです。美味しく飲むには微妙にちょっとだけ早い感じではあるものの、徐々にソフトな感触に成ってきます。マイタイプな、しみじみとした美味しさのあるロッソです。どこか、ブルゴーニュのジャン・ラフェさんを思い出してしまいます!

【しみじみした旨さのあるモンテプルチアーノです! 】

 デーイをご紹介しているホームページでは、こんな風に書き出しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
トスカーナはキャンティではなく、ヴィノ・ノビレをご紹介します。NOISY'S のお客様にはもうお馴染みかと思いますが、「デーイ」です。決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン です..

 このコラムで少し弁解しておきたいのですが、やはり noisy としては、
決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン とか、
凝縮感・濃度で飲ませる外向的なものではないが、焦点の定まった美しい造り とかいう表現に当たるワインを進んで選んでいるような気がします。極単純に言って、
濃いワインは一杯で満足してしまって飽きてしまう が、飲み疲れない美しいワインは、最後まで飲みたい んだと思うんですね。その 「美しいワイン」なるものを常に求めて、テイスティングに明け暮れているんです..。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ワインの良い悪い、ポテンシャルが高い低いは、自分自身の好みとはまったく別のところで判断するべきだと常々思っていますので、どんなに自分が好きなタイプでも、好みは脇に置いてからきちんと判断しているつもりです。ですので、例えばリアルに出品したとして、自分がそのテイスティングに参加していて、そのワインが自分の出したワインだと何かの拍子に判ってしまったとしても、決して高い点は付けません。勿論、わざわざ低い点なども付けません。ほとんど判ったことなど有りませんが、これが判っちゃったら返って可笑しなことになっちゃいます。

 だってね、ワインが出てくる順番なんて滅茶苦茶ですから、濃いワインの次に繊細なビオや大樽系が出てきたり、グランクリュのあとにACブルが着たりするので、それに対応するのに精一杯のところへ余計な考えが入ってくると・・・・、ね、困るでしょ?グランクリュに85点つけてACブルに95点つけたりしてしまっては(本当にそう感じたのであればまだ納得できるのでしょうが)、周りのテイスターにも、
「駄目やん・・」
などと思われるか判らないし、自分自身でもそれ以上にマインドが「沈」してしまいます。

 ですからある意味自分のページでは、自身の好みである、ことを公表した上で書くようにしています。まあ、もっともね、パーフェクトにできる人間など機械じゃ無いんだからいるはずなどありませんので、noisy もいつの間にか好みが評価に全く影響していない、などとは言えません。


 そんな中でデーイのワインは、実に優しく美しく五感をゆったり包んでくれますので、「マイ・タイプ」なワインなんですね・・・。あ、勿論、全ての方に当てはまるなどとは、全く思っていません。それは押し付けがましいだけです。

 で、このワインに関しましては、感想はいつも同じです。ヴィンテージが変わろうが普遍・・・細かな部分は違ったとしてもね。

 と言う訳で、時間が無いのを良いことにコピーで済ませた!などと「ギクッ」としそうなことを思わないように・・お願いします。以下以前のもののコピーです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  いやーホント、こういうワインを愛しています。あくまでナチュラルなスタンスに身を置きながら、実は自分をきちんと持ち、ほのぼのとさり気なく表現してくる、芯から美しい女性のようです。

 トスカーナのワインですが、プルニョーロ(・ジェンティーレ)種100%です。サンジョヴェーゼのクローンの一種と言われていますが、荒々しいタンニンと酸味が特徴のサンジョヴェーゼとは思えないほど穏やかな性質です。そのため、ややもすると物足りない印象を受けてしまうことさえ有ります。

 デーイはこの地区ですでに評判を得ている生産者ですが、
「美味しいんだけどねぇ..ちょっと物足りないんだよね..」
という部分が事実、有りました。もうほんの少しの果実味さえ追加されれば..と..。

 また、2002年のイタリアの赤には、眉に唾して掛からねば..という気持ちもありましたので、あまり期待をしていませんでしたが..さにあらずでした。


 この当たりは輸入元ラシーヌの合田さんとも意見が一致しましたが、どうやら無理にバリックを使用していたのを、昔の大樽に戻したのが良かったようです。もろピュアなぷりぷりした果実味が、輸送途中のストレスを感じさせない(輸入直後にテイスティングしていますので)表現で、しかも、中途半端な部分を全く見せなかったんですね。

 ややもすると、妙な残糖感・甘さがあり、フレーヴァーだけしっかりしているのに全体像が見えてこないワインが多いトスカーナですが、一点の曇りも無く、少しの甘さで誤魔化すこともせず、ピュアに鮮烈に美しきその姿をさらけ出しています。また、それは収束まで通しているのが凄いところです。

 という訳で、美しい姿は後ろ姿まで美しい..最高のデイリーワインだと言えるでしょう。ん?飲んだ感じがちょっと物足りないって?

 まあ、食生活の変化で、合成された酸(味の素など)のアタックが無いとピンぼけに感じられることも有ります。しかし、もう少し飲んでみてくださいね。奥底に潜んでいると思われる部分が感じられたら..きっと素晴らしいと..思い直すに違い有りません。どんなに美しい景色でもその中に溶け込んでしまっていれば、もしくは、改めて自分の目で切り取ってみる努力をしないと、美しいとは感じられないことも..有るかもしれません。是非トライしてみてください。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 This is my type! 

2004Vino Nobile di Montepulciano
ヴィノ・ノビレ・ディ・モンタルチーノ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
 
¥3,150(外税)

 こちらもホームページから以前のものをコピーしています。ロッソ・ディ・モンタルチーノ2005よりも果実味が豊かですので、どんな好みの方でもOKかな?と思います。飲んでみてください。


【美しいミネラルとタンニン!突出したものを感じない.ジェントルな旨さが伝わってくる味わいです..】

 「ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」
 この言葉の響きを聞いてどんなイメージを受けられるでしょうか。

「美味しいワインですよね」
と、心から言えるかどうか..
「そんなの知らない」
という方も多いでしょうし、
「引っ込み思案なタイプだよね」
「大いなる感動は余り無いけど食中の選択肢にはいつも入るね」
というプロフェッショナル的な観察眼の方もいらしゃるでしょう。

 そもそもサンジョヴェーゼのクローンの一種、「プルニョーロ・ジェンティーレ種」をメインに造られますが、キャンティ地区の東南に存在するモンテプルチアーノの集落では、
「プルニョーロはサンジョヴェーゼじゃない!」
位のことは言いかねないほど、この品種に自信と誇りを持って栽培しています。因みにセパージュは、
プルニョーロ・ジェンティーレ 80%、カナイオーロ・ネロ 15%、 マンモロ 5% です。テクニカル的には、鬼童調整付きステンレスタンクを使用、 26〜28度で15〜20日間マセラシオンします。その後 33hl の、スロヴェニアン・オークの大樽で 24カ月の熟成後瓶詰め、6カ月の瓶熟成を経ます。

 一般的に、派手なキャンティ・クラシコほどの知名度や味わいになることは 稀 (..と言っておくのが妥当かな) です。ここはキャンティ・コッリ・セネージと地域が重なりますが、最初からのD.O.C.G.だったヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ の方を高級と見る向きが有ります。

 まあ、一概には言えませんが、中域の押し出しが比較的強いキャンティ・クラシコに対し、やや平坦で、悪い見方をすると「中抜け」的な味わいに感じてしまうことが多いようです。その中域を「足りない」と取るか、「良い感じで存在する」とでは、全く評価が異なってしまうわけです。

 プルニョーロ・ジェンティーレの名前を見ても「優しい」ですし、ヴィノ・ノビレ にしても「高貴なワイン」という意味です。優しく高貴な香り・味わいを損なわないような 醸造と流通 が 可能で有れば、我々は大いに素晴らしい味わいを堪能できるわけですね。

 という訳で、今回はデーイの「ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」を一押しに挙げさせていただきました。しっかりした醸造技術・信念と完全に近い流通が可能にした味わいです。プルニョーロ・ジェンティーレ の 良い部分でもあり、真逆でもあり得る 中域 を、可憐に そしてフルに 果実味と ミネラル、タンニン で満たしています。良い状態で流通しているために壊れていないミネラルが存在し、果実感やタンニンの つなぎ のような役目で中域のボディ感を演出しているんですね。


 アドヴォケイト誌が評価しているのを知らなかったのでちょっとびっくりしました。ちゃんと88点も付いていました。noisy 的には もう少し付けたいところですが、ややもするとこの手の味わいのものは酷い点を付けてきたのがアドヴォケイトですので..はい。(イタリア担当のダニエルさんは、結構まともです..noisy 的には 大台の90点は付けたいところです)

 伸びやかな石灰系ミネラルが全域をカバー、赤や黒の小果実、スミレ、スパイス。スレンダーなボディながら、ミネラルの奥に美しい葡萄のエキスを凝縮させている。冷ややかな温度を持ち、これから膨らもうとしながらも そのまま消え入ってゆく。滑らかなタンニンが印象的だ。


 飲めば、
「これがジェンティーレの味わい..」
「ヴィノ・ノビレだなあ..」
優しくて高貴だな..と素直な美味しさに気がつくでしょう。脳ある鷹は爪を隠す 的な味わい ですね。本当は凄いんだけとね..と、言っているようにも聞こえます。

 デイリーにはちょっと厳しい価格帯かもしれませんが、是非試してみてください。「足りない」と感じられたら..noisy の負け でしょうか..。「優しさと美しさで満たされている」と思っていただけたら..幸いです。お薦めします。

↓こちらは2000年のヴィノ・ノビレの評価です。
2000 Az Agr Dei Vino Nobile di Montepulciano
Az Agr Dei
Vino Nobile di Montepulciano, Tuscany, Italy
Sangiovese (a dry red table wine)


The 2000 Vino Nobile di Montepulciano, a sustained ruby/garnet, offers berry fruit, chocolate, and light suggestions of cloves and incense on the nose. Balanced with elegant tannins along with much fruit and freshness on the palate, it possesses a solid underpinning and superior focus. This is an excellent effort for the vintage, and will easily last until 2010.
 
This wine shows impeccable winemaking from Nicolo D’Afflitto, a Florentine marquis and, not incidentally, a graduate of the Institut Oenologique of the University of Bordeaux. I have occasionally had some mild words of rebuke for what I considered excessive quality variation from year to year in these wines, observations which Caterina Dei undoubtedly considered nit-picking. In any case, this is all part of the past. The wines have gone from strength to strength since the mid-1990’s and this is a very strong group.


Reviewer Daniel Thomasses
Rating   88 Points
Maturity  Drink 2003-2010
Cost    $27
Wine Advocate #147 (Jun 2003) より抜粋


イタリア ■□ Marcarini □■ ピエモンテ
マルカリーニ
● NOISY'S初登場のマルカリーニをご紹介します。初登場とは言っても、昨年の秋から取り扱っていましてですね・・・余りにレストランさんの受けが良いのと、ラシーヌさんにも量が余り入っていなかったことも有って、店頭で無くなってしまったという経緯でした。

 少しもマッチョさが無いのに凝縮したお姿がとても美しく、張りが有って、食事の邪魔は全くしないんだけれども、単体の美味しさもかなりのレベル・・・、しかも、「滅茶苦茶安い!」ので、売れない訳が無いんです。特にレストラン(リストランテさんと言うべきか・・・)さんの場合、出したお食事にワインが勝り過ぎてしまうと都合がとても悪くなってしまう訳ですが、ワイン自体のポテンシャルを充分に持ちながらも、マリアージュでは食の味わいを優しく包む包容力・許容力も持っている・・・実を言うと、とても稀有なワインと言えます。

 「張りが有る」と言うことは、内部に全てを留め置くことが可能な状態というですから、本来は単に「硬い」ということと同義なのですが、その状態で有りながらも「充分で有る」訳で、これがどういうことなのかというと、要素を閉じ込めていつつも僅かずつ開放していることに他なりませんし、その開放量の調節が時間軸と実に上手くマッチしているワイン、ということなのでしょう・・・ありゃりゃ、ちょっと面倒な文章ですね。

 実を言うと、このマルカリーニのワイン、noisy は随分昔から知っていたんです。飲んでもいました。2007年の夏に、ラシーヌさんにお呼ばれして新規開店のリストランテさんに行ってみると、マルカリーニの女性重役の方がいらっしゃってまして、
「今度ね、マルカリーニを扱うことになったの・・・」
と泰子さんに紹介されました。

 「・・・マルカリーニ・・ほんと?」
というような、noisyはちょっと引き気味のニュアンスでした。noisy の知っているマルカリーニのワインは、悪くは無いけれど、極フツーの印象しか持っていなかったんです。夏場で、待ち合わせた麻布のお店がどこにあるか良く判らず、散々歩き回ったお陰で汗ダクダク、ワイシャツグダグダな状態でしたが、飲んでみてビックリ!いや〜、美しかったですね・・・。しかも安い!すぐに買いを入れましたが、取り合えず1回目は試験的に入れただけ、とのことで、余り購入できませんで、結局店頭販売のみで皆さんにはご紹介出来なかったわけです。

 話しは飛びますが、時折ラシーヌさんに呼ばれまして、生産者の方をお逢いする機会が有る訳ですが、そんな時、まともに外国語を話せない noisy の代わりに泰子さんがnoisy を紹介してくれる訳です。「日本の天才テイスターです」と、いつものようにニコッとされながら、超真面目な顔でご紹介してくれるので、お相手の方も眼をマンマルにして、「オー、ソレハソレハ、ヨロシクオネガイシマース!」とおっしゃる・・・。仕方が無いので赤らんだ顔をワインのせいにしつつ、外国語は少しも判りません、アイ・スピーク・ジャパニーズ・イングリッシュ・オンリー・ア・リトル・・・みたいな空気を作りつつ、「Hi!My name is Noisy!Nice to meet you!(は〜い、ノイジーで〜す。イゴヨロシクゥ!)」と、変なイントネーションでちょっとおどけてみせます。・・・まあ実際、外国語はあまり話せませんが、何をおっしゃっているのかは判りますので、そのような紹介のされ方をすると、本気にされた場合も冗談だと判った場合も・・・どっちにしても、その後、どんな顔、どんな言葉をしたら良いのか、思いっきり悩んでしまいますよね。

 まあ、とにかく素晴らしく美しいワインです。コストパフォーマンスも抜群です。コンディションも素晴らしい!

 でも日本に流通しているイタリアワインは、ほとんどのコンディションが悪いですよ。特に、大御所を抱えている大手さんのコンディションは最悪です。2006年〜2007年のワインに熟成香バッチリ!1〜2時間で落ちてしまって、そのまんま・・・みたいなのは日常茶飯事です。もともとは安価で美味しい!と売れていたイタリアワインも高くなってしまいましたし、何しろコンディションの良い自然派のワインが多く流通するようになったお陰で、「真のピュアさ」に気付いた日本人に、管理の悪いイタリアワインなど持ってきたところで、「美味しい」と思ってもらえるはずが無い!イタリアワインが売れなくなったのは、そんな大手輸入業者の責任が重大でしょう。・・・最も、noisy にもその責任の一端は有ると感じています。でも、noisy のお客様には、何で noisy がそのアイテムを売らないのか、もしくは、何でこのアイテムを販売しているのか、という部分はご理解していただいていると思っています。多くの場合はコンディションの差で有り、価格で有り、その流通ルートの信用度で有り、姿勢です。幾ら欲しくて売りたいワインでも、コンディションが良くなくては買いません。コンディションが良いのが大前提です。また、姿勢も大前提。ここが重要です。


 で、今回ご紹介のマルカリーニですが、コンディションも味わいも抜群です。まあ、ちょっと若い感じは有りますが、それは徐々にこなれてきますので、きっと皆さんも「美味しい!」と言って下さるものと確信しています。


マルカリーニ
〜 モダンにして伝統的なワイナリー 〜
同社リーフレットの序章より

 数百年をへるマルカリーニのワインセラーは、ラ・モッラの中心部に位置しており、バローロワインは定かならぬ昔からこの地で生産され続けている。マルカリーニ家のワイン生産は、19世紀の後半に始まったが、当初は家族と友人たちの小グループのあいだで消費することを目的としていた。1960年初期に、公証人を務めるジュゼッペ・マルカリーニは、彼のワインを市場で売り出すことに決め、こうして現代のマルカリーニ・ワインに生命を吹き込んだのである。ワイナリーはアンナ・マルカリーニ・バーヴァに引き継がれ、現在は彼女の娘ルイーザとその夫であるマヌエル・マルケッティによって運営されている。マヌエルは情熱にあふれ、ピエモンテとなかんずくランゲの厳格な伝統が命ずるところにしたがって、一家のブドウ畑の手入れをし、醸造に携わっている。


Azienda Agricola MARCARINI
アズィエンダ・アグリーコラ マルカリーニ
同社ホームページより抄録

ワイナリー

 マルカリーニのワイナリーをより理解するためには、その近代的なブドウ畑や醸造設備、あるいは世界的に伸びているマーケットといったもっとも近代的な側面だけを見てはいけない。その歴史と伝統に目を向けるべきである。今日、これまでと同じように、アンナ・マルカリーニ・バーヴァは娘のルイーザとその夫マニュエル・マルケッティとの協力のもと、情熱を持ってブドウ畑を家族で運営し、ピエモンテの、中でもランゲにおける、最も厳格な伝統にそってワイン造りをしている。彼らの祖先、ブドウ畑、セラー、ワインと歴史が、マルカリーニ・ワイナリーなのである。聡明な選択と勤勉な作業、技術と直感によって築き上げられた彼らの歴史は、スポットライトから遠く離れた世界にあった。その歴史はまた、情熱的な少数の人々や、心を込めて上手に造られたものごとを切望する友達に向けられたものでもあった。ラ・モッラ村では、太古の昔から他の栽培物よりも優位を占めており、そこでワインの造り手の古き精神は、ワインそれぞれに完璧な品質を求める崇高なる目標のもと、日々力を取り戻している。


ブドウ畑

 私たちのブドウ畑はワイナリーが営む活動の基本を成すものであるが、いずれも誉れ高き名を冠している。例えば、いずれもラ・モッラ村に位置する「ブルナーテ」や「ラ・セッラ」、モスカートの栽培に特に適しているネヴィーリエの「サルジェンティン」、モンタルド・ロエロの町にある「ラ・セッラ」や「ムスキアヴィーノ」といった名前である。畑の位置、傾斜、土壌の性質と構成、日照と特別な微気候、これらすべてが素晴らしいワインを造るために不可欠な要素である。マルカリーニが所有しているさまざまなブドウ畑はすべて、特別に注意深く手入れされている。ブドウの収量を抑えるための剪定方法と、有機肥料の使用も採り入れられている。ブドウの畝を覆う草も管理し、ブドウの樹への病害は、伝統的な手法に厳格に則ったもので対処している。栽培している品種はネッビオーロ、ドルチェット、バルベーラと白ワイン用のモスカートのみで、全部で25haの栽培面積となる。


ワイナリーとセラー

 マルカリーニのセラーは、バローロの谷あいのブドウ畑を眼下に望む中世の塔の脇に建つ、18世紀の建造物のなかにある。そのモットーは、経験と伝統と革新。マルカリーニは、ワイナリーの質的な可能性を高めるために、ブドウ畑の収量を抑える卓越した手法を確立してきた。セラーにおいても、細部にいたるまで細心の注意が払われ、そこでは伝統と技術革新との理想的な均衡がとられている。つまり、最上のものを目指す道はセラーにも貫徹されており、マルカリーニのワインはセラーにおいて、日光と急激な温度変化から保護されている冷涼で静かな闇のあわいのなかで進化・熟成を遂げ、マルカリーニの紛う方なき特徴であるアロマとフレーヴァーをゆっくりと完成させていく。

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  

2006Dolcetto d'Alba Fontanazza
ドルチェット・ダルバ・フォンタナッツァ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥1,980(外税)
 

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  

2006Dolcetto d'Alba Boschi di Berri
ドルチェット・ダルバ・ボスキ・ディ・ベッリ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥2,920(外税)
 

【フォンタナッツァ!ボスキ!どちらも素晴らしいが、全然違うんです! 】

 まずは「フォンタナッツァ」です。比較しっかりとした色合いの紫掛かったルビーから、ジュヴレのような金属的なアロマとスミレ、微細に甘やかなノーズ。とても「かっちり」していてやや硬めの張りを感じられるテクスチュア。ボディはぶ厚くはないものの、芯が有り、かっちり感を残したままの余韻。酸度のレベルは普通のワインとしてとても適正だが、ドルチェットとしては「しっかり」。とても滑らかだが冷たい酸も失わず、美しさが際立つ。

 実は2005年のドルチェットを全て販売してしまってますが、こちらはもう少し柔らかな、より開放に向かいやすい状態でしたので、それを考えますと2008年の後半には、同じような状態になると踏んでいます。どんなお皿にもマリアージュさせやすいタイプで包容力抜群です。また、酸味のレベルはドルチェットとすれば高いのですが、このレベルはブルゴーニュのピノ・ノアールとほぼ同様な構成と量で有ると思われますので、ピノ好きの多いnoisy のお客様には、「ぴったんこ」じゃないかなと思いますよ。美味しいので沢山飲んでください。お薦めです!


DOC Dorcetto d'Alba Fontanazzaドルチェット・ダルバDOCフォンタナッツァ

 このドルチェットは、ランゲの丘の、特にラ・モッラで造られる。美味しくて飲みやすいワインは、そのテロワールと特色のある局地的な微気候との産物である。「誠実な」赤ワインである「フォンタナッツァ」は、伝統的な手法で作られ、新しい技術は介入しない。このワインはずっと、地元のランゲ人が日常用に飲むワインとされてきた。「フォンタナッツァ」セレクションは、フレッシュでフルーティな、とっつきやすく飲みやすいワインにするために、オーク樽では熟成させない。見事なルビーレッドにかわいらしくスミレ色が光り、強烈かつ持続性のある香りは、花やフルーツの印象とともに甘いスパイスをはっきりと感じさせる。味わいの特徴は香りと同じ印象で、心地よい酸と、上品でわずかに苦味のある後口が、上手な引き立て役となっている。こういった特徴から、ドルチェット フォンタナッツァはイタリアのあらゆる料理と各国の伝統的な料理と、非常によくあう。中サイズのボールでステムが長いグラスが理想的。

品種:ドルチェット
台木:Kober 5BB - 420A
密植度:1haあたり4400株
整枝法:「ギュイヨ」式の剪定による自立型の垣根仕立て
平均高度:海抜320m
日照:南、南西
土壌:マグネシウムを含む石灰質、粘土石灰質
植樹年:1983年および1990年
地区:ラ・モッラ
栽培面積:4ha


 で、ここからはボスキ・ディ・ベッリですが、
「なんでこれほどまでに違うのよ!」
と突っ込みたくなるほど・・・柔らかな果実味が豊かです。聞けば樹齢も高く、何と「ピエ・フランコ」だそうで!接木をしていないで、自身の根っこで立っている、今となっては希少な、フィロキセラに犯されていない畑なんだそうです。

 非常にしっかりした果実味は紫が中心で、僅かに赤や黒が混じる。縦の構造と横の幅が大きく、とてもグラマラスだが、全く甘みを感じさせない。酸は冷たく、フォンタナッツァ同様の上質なバランス。スイスイと飲めるが、充分な果実味と酸のバランスの賜物であるし、何と言っても自根ならではの一体感も寄与しているだろう。ドライで僅かにビターな余韻に気品が備わった逸品。

 ワインを知るものにとっては、品種は重要なファクターでは有りますが、noisy としては、特に最近は、
「そんなの関係ねぇ・・」
みたいになってきています。結局は畑に育っているわけですから、その畑にマッチしていれば良い訳ですし、畑のポテンシャルを越えて葡萄の樹や実が育つ訳が無いんです。砂を含む土地で育ったジャガイモは、ちゃんとそのような味がするし、日当たりが悪ければ、育ちの悪い味がします。美味しいかどうかを別にして品種の味わいを比べればその違いは当然ありますが、似た部分の方がより大きいはず。

 そうは言いながらも、自根の葡萄と台木に接木されたものの違いも大きく有りますから、要は、その畑のポテンシャルをきっちり拾える葡萄の品種であるならば良い、と考えています。ですので、このような古木で、しかもピエ・フランコの畑を次世代まで、きっちりと残して欲しいし、その良さを我々も充分に認知する必要が有ると思うんですね。幾ら美味しくできるからと言って、次世代に残せないようでは申し訳ないし、もうこれで最後だな?などと悲しい気持ちにならないで済むわけです。

 ですので、ドルチェットじゃなぁ・・・などと考えずに、取り合えず飲んでみて欲しいと思います。美味しいです!一押し!



DOC Dorcetto d'Alba Boschi di Berri ドルチェット・ダルバDOC ボスキ・ディ・ベッリ

まさしく独特なドルチェット・ダルバである。ブドウは、一部砂質を含む土壌と特別な微気候によってフィロキセラの病害を免れた、100年以上の歴史を持つ畑で収穫される。これこそ、アメリカ産の台木に接木されていない、象徴的かつ極めて稀なブドウの樹の例なのである。グラスに注ぐと、ドルチェット ボスキ・ディ・ベッリは素晴らしい強烈なルビーレッド色を呈し、フクシアからとスミレに至る色調のあいだをうつろう光沢を放つ。ブケはスミレの花やラズベリーを思わせ、非常に強烈でかつ持続する。温もりがあってビロードのような味わいは、熟したチェリーやスグリのような心地よい感動をもたらす。骨格とハーモニー、長く続く味わいは、伝統的な19世紀後半のドルチェットを思い出させる。ヴィンテッジごとに、特に初めてのテイスティングの際に、驚くべき感動が呼び覚まされる。この重要なるワインは、冷・温前菜、パスタ、ロースト料理、白身の肉やフレッシュチーズとも相性がよい。ビン内で数年間は熟成にたえる。大きなボールでステムが長いワイングラスが、お勧め。

品種:ドルチェット
台木:土着の樹、台木なし
密植度:1haあたり4400株
整枝法:「ギュイヨ」式の剪定による自立型の垣根仕立て
平均高度:海抜400m
日照:西
土壌:マグネシウムを含む粘土石灰質
植樹年:1800年代後期
地区:ラ・モッラ
栽培面積:0.5ha

This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  

2005Barbera d'Alba Ciabot Camerano
バルベーラ・ダルバ・チャボット・カメラーノ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥1,980(外税)
 

【あっけらかん!とした突き抜けるような明るさが良い!太陽の光の味わい! 】

 エレガントでカッチリしたバルベーラです。酸味のレベルは良く出来たバルベーラと同様。テクニカルでは「完熟してから」と記載されているが、過熟はしていないし、積算温度の積み上げもさほどではない。しかし、とても粘性の高い液体で、品位の高い赤中心のアロマと、張り詰めたボディは、温度の積算と言うよりは、光の積算度の高さを感じる。冷たくて、張っていて、とても明るい。とても涼しい山頂で、太陽の光を燦々と浴びているようなニュアンスが有ります。

 これからどんどん成長して行くでしょう。ドライなバルベーラはほとんどの場合、そっけない表情で、なかなかこっちを向いてはくれませんが、このチャボット・カメラーノはしっかり見つめてくれています。そして、少しずつ開放してくれます。チェリーだったりベリーだったり・・・時にはプラムほど膨れてくれるでしょう。とても美味しいと思います。少し若いけど・・・お薦めします!


DOC Barbera d'Alba Ciabot Cameranoバルベーラ・ダルバ チャボット・カメラーノ

 バルベーラは、ピエモンテ南西部における古代からの土着品種である。私たちは、この品種の栽培に、最も日照のよい畑をいくつか充てている。この地で特権を享受しながら、野生と繁茂力をそなえた非高貴種のバルベーラは、最良の実をつける。ブドウは完熟してから収穫され、伝統的な手法に則って発酵させる。フレンチオークやドナウ産のオークの小樽で8ヶ月の熟成を経て、ビン詰めされ、そこで進化を続ける。類いまれな特徴と骨格によって、ワインは素晴らしく長い寿命をもつ。強烈なガーネット色、透明さ、温かなルビーレッドの輝きは、特別にリッチな味わいと力強い構造を表すものである。ふくよかなブケは品種の特徴をよく体現し、複雑かつきわめて持続性があり、味わいは質朴にして温もりがあり、かなりフルボディなところが引き立っている。傑出したバランスとハーモニーは、甘いタンニンによってさらに強められる。古典的な肉料理との相性は完璧で、煮込んだ牛肉やジビエ、熟成したチーズとあう。大きなボールで長いステムのグラスがお勧め。

品種:バルベーラ
台木:Kober 5BB - 420A
密植度:1haあたり4000株
整枝法:「ギュイヨ」式の剪定による自立型の垣根仕立て
平均高度:ラ・モッラ 海抜380m、ネヴィーリエ 海抜300m
日照:南東
土壌:マグネシウムを含む石灰質、粘土石灰質
植樹年:1991年および2000年
地区:ラ・モッラおよびネヴィーリエ
栽培面積:2.5ha
This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印  

2006Langhe Nebbiolo Lasarin
ランゲ・ネッビオーロ・ラサリン
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥2,180(外税)
 

【まっことバローロ、バルバレスコに遜色ない仕上がり!安いです! 】

 これ・・・素晴らしいです。ネッビオーロの宿命では有りますが、タンニンもかなり大目です。でもね・・・タンニンが甘くなってくるんですよ、時間と共に、どんどんと!そして「ぷっくら」とボディが膨れてきまして、赤や紫のベリーや木の実をベルベットに表現してくれるようになっちゃうんですね〜。

 このワインを飲むと、最初にチーズを食べる人の気持ちが良く判ります。合いますモン・・・滅茶苦茶・・・。そして20分もすると上記のような状態になりますから、
「肉、そろそろ焼いてみようか!」
とか、
「煮込み・・・暖めてよ!」
という風に、とてもスムーズな流れになると思いますよ。

 何しろ秀逸なネッビオーロですので、飲み応えはバッチリですし、次第に獣っぽいニュアンスや、奥の方に血っぽい感じも出てきます。フォンタナッツァやチャボット・カメラーノの「カッチリ感」は全然無く、むしろ、普通の納豆が、時間が経ってくると引き割り納豆に変化!(変な例え・・・)みたいな感じなんです。

 まあ、判りづらいかもしれませんが、滅茶苦茶安いので・・・是非とも飲んで欲しい!素晴らしいです、このネッビオーロ・ラサリン!熟成させても面白いでしょうが今飲んで行けちゃいますので、ガッツリ系のお食事に合わせてみて下さい。こちらも超お薦めです!


DOC Langhe Nebbiolo Lasarin ランゲ・ネッビオーロDOC ラサリン

 素晴らしき「ラサリン」は、バローロ地区に植わる若いネッビオーロの若木の畑と、わけてもロエロ地区(タナーロ川の左岸)にある樹齢の高いネッビオーロ畑から産するブドウとから、造られる。ために、ブドウが体現する高貴さとともに、楽しみやすい新鮮さや飲み易さが一体に溶けあっている。伝統に則った10日間の発酵のあいだ、マストは果皮をつけたまま、比較的低い温度で浸漬される。持ち味である、自然なフレッシュさと香気を損なわないような手法で、ワインは熟成され、洗練の域に達する。ワインは、美しくも強烈過ぎないルビーレッドを放ち、その香りは花々、ラズベリーやブラックベリーを思わせる。口に含むとドライでバランスがとれており、滑らかで心地よいタンニンをもち、高貴なるネッビオーロの遺産を正当に引き継いでいる。短期間のビン内熟成を経て、ワインはますます滑らかでビロードのような口当たりとなる。「ラサリン」はあらゆる種類の料理と供に楽しめるが、なかでもとりわけ、ソースの少ないパスタや白身の肉、グリルした肉、フレッシュなチーズによって、いっそう感興が高まる。理想的なグラスは、大きなボールでステムの長いものである。

品種:ネッビオーロ
台木:Kober 5BB - 420A
密植度:1haあたり4000株
整枝法:「ギュイヨ」式の剪定による自立型の垣根仕立て
平均高度:海抜300m
日照:南南西
土壌:マグネシウムを含む石灰質、粘土石灰質
植樹年:1970年および1990年
地区:ラ・モッラおよびモンタルド・ロエロ
栽培面積:2ha

イタリア ■□ Cascina Fontana □■ ピエモンテ
カッシーナ フォンタナ
● 満を持しての登場です。夏場に届いてはいたのですが、
「美味しいからってこの暑いのにさすがに今ご紹介するのは..ねぇ」
ということと、輸入直後の幾分の落ち着きの無さを勘違いされるのが嫌で、3カ月も仕舞い込む羽目になってしまいました。

 もっとも数量は多くないので、安価で美味しいバローロ辺りはすぐに無くなってしまうかも知れません。

 カシーナ・フォンタナは初登場です。スタイルは、
「要素を奥にしたためながら、エレガントでナチュラル、かっちりすっきりした味わい」
です。

 どのワインも美味しいですが、トップワインのバローロは別格として、noisy的にはネッビオーロがお奨めですね。質がとても良い、甘いタンニンと膨らみが有り、今でも美味しく戴けます。

 なお、ラシーヌさんの資料を添付していますので、飲み方などはそちらをご参考にしてください。時間が経っても美しいスタイルを崩すことが無い素晴らしいワインです。


Azienda Agricola CASCINA FONTANA
アツィエンダ・アグリコラ カシーナ・フォンタナ


マリオ・フォンタナ近影(2005年3月)
「バローロの良心」

マリオ・フォンタナは、これからが大変楽しみな造り手です。1985年、18歳で6代続くワイン造りを継ぎました。ヴィンテージを遡ってテイスティングすると、近年、急速にその完成度が高くなってきたことがわかります。初めて会ったときに感じたことは、あまりに誠実な人柄ゆえ、ワインもおとなしすぎるのではないか、と懸念するほどでした。しかし、テイスティングを続けていくうちに、実は、彼は自分がまだ成長段階にあって、試行錯誤しながらワイン造りを前進させていることを、深く認識しているために、どこまでも謙虚であろうと努めていることが、よくわかりました。亡きバルトロ・マスカレッロは叔父にあたり、バルトロのワイン哲学に大きく影響を受けています。妥協せずに自らの理想を実現しようという、強い意志を秘めた造り手です。

幸運にも、いずれの畑も恵まれた立地にあり、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットは、スィニオ村の「ヴィーニャ・デル・カステッロ」というこの地区でも最上とされる畑に栽培されています。特にバローロを生み出す畑は、カスティリオーネ・ファレットの村のなかでも傑出した、ゾーンの中心部に位置しているクリュ畑−−ヴィッレーロとヴッレッティです。

ドルチェットは、若いうちはバランスが悪くて魅力的ではないのは、我らが愛するジュゼッペ・ラットに共通しています。ビン詰め後2〜3年を経て、チャーミングな味わいへと変わります。素直な味わいながら、決して単純でなく、飲み心地がよく、すーっと口に入ってきます。
バルベーラとネッビオーロは、ともに澄んだ味わいで、素性のよさがすぐに伝わってきます。「複雑さよりも、飲んでおいしいものを造ろうとしている」とマリオは言っています。
バローロは、古典的な流儀で、クリュごとのビン詰はしません。また、畑も1.5haと小さく、年間の生産量が5-7000本です。彼のバローロ1996を味わったときのことですが、初めはケモノ臭が支配していますが、すぐにグラスの中でフレッシュな果実香があがって、デリケートの味わいのなかに芯の強さを感じました。「色の薄さにだまされてはいけない」、真の古典的なワインだけに認められる、表面的でないクオリティを備えています。
 
 近年、国際市場を賑わせた高価格路線のピエモンテにあって、抜栓直後は野暮ったくて色も薄いマリオのワインは、近代派とは対極にあるスタイルです。決して押しつけがましくない人柄で、また自らのワイン造りに誇りと自信をもつマリオは、ワインもまたそのとおりの個性をもっており、そのため、国際市場で大きく注目されることなく、地元とロンドンの友人たちだけに愛されている、知られざるワインだったと言えるでしょう。価格は驚くほどリーズナブルで、時流に迎合することなく、古典派と近代派の波の中で、自らの進む道を実現した、次世代のバローロと言えます。
ワインは楽しんで飲んでもらうためにある、という真っ当な精神の持ち主ゆえに、売らんかなのマーケティングが大嫌いで、自分のワインのよさをわかる飲み手が静かに増えていってほしい、と控えめながら情熱的に語るのには共感いたしました。
カッペラーノほどの「狂気の境」を感じさせるような、すごみのある味わいではありませんが、造り手の優しさが伝わるような、「バローロの良心」ともいうべき味わいを、一人でも多くの方に味わっていただきたいと思います。
(記/ 合田)

カシーナ・フォンタナのパンフレットより

カシーナ・フォンタナは、バローロ地域の中心、アルバから約10kmにあるカスティリオーネ・ファレット村にあります。フォンタナ家は代々ここに居住し、ブドウ栽培とワイン醸造を6代にわたって続けています。現在は、若きワインメーカーであるマリオ・フォンタナがこの伝統を守り、ブドウの植付け・仕立てから醸造と販売まで、全面的に関与しております。私たちのブドウ畑は、もちろんすべて自社所有ですが、当地ランゲに伝わる古典的なブドウ品種であるネッビオーロ、ドルチェット、バルベーラだけが植えられています。これらのブドウの植わる畑は、カスティリオーネ・ファレットとスィニオの村の中でも、有数の恵まれた立地にあります。醸造所は、モンフォルテ・ダルバのなかの小さなペモ村にあります。    


≪ワイン≫

ドルチェット・ダルバ

私たちのドルチェット・ダルバは、赤紫色がかった深いルビー色をしています。チェリーやプラムを思わせる、フレッシュで強いブケがあり、味わいはフルかつまろやかでドライな、ややビターな後口をそなえています。
 若いうちからも楽しめますが、2〜3年熟成させればブケと個性がもゆたかに育ちあがります。
格付け:ドルチェット・ダルバDOC
ブドウ品種:ドルチェット100%
ブドウ畑:カスティリオーネ・ファレッティ村のヴァレッティおよび、スィニオ村のカステッロという畑産
醸造法:タンク発酵、スロヴェニア産オークで熟成。
生産量:8684本(2000年)
飲み方のヒント: 15分前に抜栓し、16〜18℃で供してください
バローロ

カシーナ・フォンタナは幸運にも、素晴らしい畑を有しています。すなわち、当家のブドウ畑は、カスティリオーネ・ファレットの中でも、傑出したゾーンのまさしく中心部に位置している、恵まれたクリュ畑――ヴィッレーロとヴッレッティ――なのです。私たちは、最上の年にだけバローロを造りますが、それも最良のよく熟したネッビオーロブドウ果を選び抜くのです。発酵させたあと、熟成は伝統的な中くらいのサイズ(約25 hl.)のスロヴェニア産オーク樽を用い、カシーナ・フォンタナのセラーでビン熟させています。
私たちのバローロは、たしかに複雑で厳しさのあるワインなのですが、それでも若いうちから飲みやすいところがあって、文句なく楽しめます。色調は、加齢とともにオレンジ系めいたガーネット系の赤色になります。ブケには奥行きのある濃さとハーモニーがあり、
バラとリコリスの香気を漂わせます。口の中では、濃醇にして官能的で、後口がとても長いのです。
若いうちはおそらく、ワインはどことなく閉じているように見えるが、堅かったり荒々しいところはなくて、伝統的なバローロがあるべきバランスと甘さを備えているのです。加齢とともにバローロはずいぶんと開き、フルで壮大な性格を現すのです。これこそ、長熟させるのに絶好な偉大なワインなのであって、最上の食事にふさわしい伴侶ですが、同じような志向を有する友人やワイン愛好家と一緒にひたすら楽しめるワインなのです。
ヴィンテッジ:1998年
生産量:8388本(番号入り)
飲み方のヒント:少なくとも1時間前に抜栓し、20 〜 22℃で供してください
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2004Dolcetto d'Alba
ドルチェット・ダルバ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥1,680(外税)
 

【美しく冷たい果実酸がピエモンテの印象を少し変えるはずです...】

 2007年夏の到着直後は滅茶苦茶硬くて・・・、とてもピュアな姿が悪い方に取られてしまうだろう、との判断から、ずっとお蔵入りにしていたドルチェット・ダルバ2004年ですが、ようやく柔らかくなってきましたのでご紹介致します。今となっては、2000円を大きく下回る価格帯で、これほど美しく伸びやかなワインはなかなか見当たらないと思います。
 甘ダレしない見事なドルチェット。幾分還元的な部分が有るかもしれないので、抜栓は早めてお確かめください。いずれ無くなります。ココアやコーヒーといったニュアンスが出やすいはずですが、美しい赤紫の小果実がたわわに実った、ミネラリーなワインです。安くて旨い!飲んでみてください!
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2001Barolo
バローロ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥4,290(外税)
 

【素晴らしい本格バローロが!とても安いです! 】

 バローロというワインは有名なだけに、皆さんも一度ならず飲まれたことが有ると思います。そして、確かにトップクラスのバローロはとても美味しいが、安価なバローロには、何度と無く裏切られてきたことでしょう。

 noisy にしましても、見るからに「うさん臭い」バローロが、安価なプライスで販売されているのを目の当たりにしていますし、嫌々ながらテイスティングも強制される場合が多いです。そんな時はほぼ100%、
「何じゃこりゃ・・」
というシチュエーションになってしまいます。

 大体において、リリースまで時間を要するバローロの場合は、デイリーワインに近いような価格で販売することなど不可能なんです。まともに造られたバローロは・・・です。言ってみれば、
「思いがけず安い価格の、名前だけバローロにはロクなものは無い!」
のです。

 今、日本は「食品偽装」や「中国問題」で大揺れです。安全且つ安価を実現することは、本当に難しいことなんです。 日本人はようやっと、輸入牛肉の安全性・牛肉偽装や毒入り餃子事件を経て、そのことに気が付いたようですが、コストをとことんまで削って行けば、削ってはいけない部分まで削る羽目になります。そしてそこで働く者のモチベーションは売上だけに向けられ、徐々に「道徳」「良心」まで失ってしまいます。

 noisy のお客様は、ほとんどの方がその辺をご理解いただいていると思いますが、一般大衆的にはようやっと、その部分に気が付いた・・・のかもしれません。大体、noisy の店には、一般のワイン好きの方は・・・、まずいらっしゃらないと思います。ワインだらけではあるがプライスは付いてないし、どこに何があるのかも判らないし、自分が知ってる普通のワインが1本も見当たらないという・・・、その方にとっては、
「何じゃこりゃ・・」
な店(のようなもの)なんです。

 noisy が、
「とっても安くて美味しいバローロが有るよ!」
と言ったところで、その人にとってのワインや、バローロという響きが持っている価値の意味は、良いところ3千円でしょう。でも、千円でも高いものが有るし、10万円でも安いものが有るのがワインなんです。どうにもコンディションも味わいも酷いワインに3千円は高過ぎますが、カシーナ・フォンタナの2001年バローロは、とんでもなく安いと言えると思います。

 味筋は、マルカリーニのラサリンを二周り大きくしたような感じで、結構似たニュアンスが有ります。赤肉のようなエキセントリックなブケや各種スパイスがエレガントに香り、決して濃くは無く、時間軸でボディが膨張して行きます。タンニンもしっかりありますが、とても甘く、良い年のバローロを感じさせてくれます。

 2002年のバローロは、すでに昨年ご紹介済みでして、2001年の出来栄えが良かったために2002年よりリリースが遅くなったと思われます。かなりお買い得、というより絶対にお買い得ですので、安価なバローロに騙されてきた方、是非呑んでみて欲しいと思います。一押しです!

イタリア■□ la Collina □■エミーリア・ロマーニャ
ラ コッリーナ
またまたあっという間に無くなっていましたので..再入荷しましたワインのご紹介です。

● 自然派の、というよりも、しっかりビオディナミの赤の辛口弱発泡酒です。ランブルスコというと甘くて底が浅いとお考えになりがちですが、このラ・コッリーナは意外にもドライで奥深い味わいが魅力です。

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N.V.Lambrusco del Quaresimo I.G.T.
ランブルスコ・デル・クアレジモ
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥1,760(外税)
 

【凝縮感しっかり有り!ドライな弱発泡性赤ワインです!気軽に飲んでみて!】

 このシーズンのシチュエーションには、大活躍しそうな自然派発泡酒です。スーパーで売っているランブルスコはもっと安いですが、それはただ甘いだけ..ちょっとシュワっとしてるだけです。

 しっかり DEMETER のビオ認証も得ている、れっきとした自然派です。ナチュラルな赤い小さな果実がとても凝縮しており、石灰系ミネラルがじんわり染み入ってきます。チェリーっぽいニュアンスとベリーっぽさが混在しています。基本的にドライですし美味しい酸が充分に乗っていますので、最初に一杯で飽きてしまうことは無いでしょう。何しろ、
「タンニンの存在!」
を充分に感じ取れるランブルスコですから..。

 ちなみに、このラ・コッリーナは協同組合のようですが、ビオディナミ + 自然酵母 での発酵 ということで、本当に本格的です。価格も安くて気軽に飲めるのに、意外にも奥が深い..そう思っていただけると想像しやすいと思います。飲んでみてください。お奨めです!
イタリア■□ Azienda Agricola Barbacarlo □■ロンバルディア    
アジェンダ アグリコーラ バルバカルロ
● 「どっひゃー!こんなん..有り?びっくりしたな〜も〜!」
 ワインを長く愛飲されている上級者・つわものでさえ、そんな言葉が口をついて出てくるんじゃないかと思われる、滅茶苦茶秀逸なワインをご紹介いたします。このワインを見つけてこられた合田さん、塚原さんの言葉を借りれば、びっくりした..とのことです。

 世界中からオファーが来ているにもかかわらず、リーノ・マーガはワインを売らないそうです。イタリアのどんなお偉いさんが来ても、平気ですっぽかしているそうで..当然ながら日本には初の登場です。細かい部分はエージェントさんの資料を右側にご紹介いたしますのでご覧ください。使用品種さえ、バルベーラ位しか判りませんが、目茶旨いバルバレスコを飲んでいるような錯覚に陥ります..が、それだけじゃないんです!

 noisy 自身ももこれほどまでにこのワイン達に感動を与えられ、畏敬の念さえ受けてしまうとは思いませんでした。全てのワインがリラックスし自然で、古典的で、前時代的で、実は最先端を行っています。有機栽培だ、ビオディナミだと騒ぐ以前の問題であり、自身の今までのワインに対する考え方を大きく変えるワインであることは間違い有りません。

 ほとんどの方が「オルトレポ・パヴェーゼ」と言ってもボキャブラリ・知識には無く、ましてロンバルディアのワインと聞けば、
「フランチャコルタ以外は駄目」
というようなイメージが定着していると思います。

 今回は、自身のイメージを狂わせたく無いという方には全く用が無いかもしれませんが、美味しいものや、貪欲にワインを追求する方には絶対に避けては通れないアイテムです。noisyのお客様は、
「そんなこと言わなくたって、強いお奨めが有るときは必ず購入しているじゃない?」
と仰っていただけると思いますが、例えば、レストランに出向いてこのリーノ・マーガのオルトレポ・パヴェーゼとマリアージュさせることは、この上ない幸せと経験になることでしょう。どのヴィンテージ、どちらのアイテムを選択されたとしても、おのおのの個性が素晴らしいので決して期待を裏切るものでは有りません。安価なものは3000円ほどから有りますから、デイリーに毛が生えた程度です。

 ですが、このコラムに書いてあることを良くお読みの上、是非とも数アイテムをお試しいただきたいと思います。思った以上に安い買い物であることは、ヴィンテージを見ていただくだけでもお判りいただけるでしょう。そして思いっきりびっくりしてください。絶対言うと思いますよ。
「ウワッ、びっくりした。なんじゃこりゃ!」
ひ ひ ひ ...

1.アイテム
 オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソには2つのラインが有ります。「バルバカルロ」と「モンテブオーノ」です。「バルバカルロ2003」につきましては出来が良すぎたようで、DOCの規定に外れてしまったために、IGT(テーブルワイン)の名称になっています。
「バルバカルロ」の今回ご紹介のほぼ全てのラインには、「ガス」が存在します。「モンテブオーノ」のラインには、ガスがあるものと無いものが存在します。

2.それぞれのアイテムの味わいの違い
 基本ラインは同じですが、「バルバカルロ」は葡萄が良く熟すせいでしょうか、葡萄の素直な甘みが有ります。(これについては後述します。)「モンテブオーノ」は基本的にドライです。

3.ヴィンテージによる味わいの違い
 「バルバカルロ」は新しいヴィンテージほど、甘みが有ってガスが中ぐらいの量存在しますが、95〜97年位のものが一番ガスが強い傾向にあります。古いヴィンテージのものはガスが弱まってきます。甘くてビターでドライで複雑です。「モンテブオーノ」は基本的にガスが無くドライ&ビターですが、ドライ&ビターな味わいの中にエキス分の何ともいえない旨みが存在し、スティルワイン的な美味しさを堪能できます。

4.ガスの正体
 収穫の翌春には瓶詰めしてしまう、ある意味安ワインの典型なのですが、葡萄のパワーが世にもまれなワインに変えてしまっています。よく出来た年は当初残糖とアルコール発酵由来のガスが存在しそのまま瓶詰めされます。残っていた糖分を瓶内の酵素がシャンパーニュ方式的にアルコールと炭酸ガスに変化させてゆきますので、99〜00年もの(約5〜7年)当たりがガスがとても強く、甘みは無くなりドライになります。それを過ぎるとガスが徐々に弱まって行き、スティルワインの熟成と同様になります。
 ガスの存在は、各要素の隙間に入り込み、表情を豊かに拡げてくれるようでもあります。また、アマーロという言葉は「ニガ甘い」というように紹介されていますが、リーノによれば、甘くてガスがあるときにその言葉を使うとのことです。このガスの存在により、さらに複雑さを感じていただけるようになっています。なお、上記のガス分析は noisy 独自のもので、その他の誰の保障も有りませんし、noisy も保障は出来ません..(^^;;

5.旨いか旨くないか
 ブルゴーニュのワインのようであり、とても良く出来たバルバレスコでも有り、質感はサンテステフのグランヴァン(しかも良年)のようにも感じます。スミレ、動物香、スパイス、キノコなどのアロマ・ブケで複雑性に富み、フィネスが有りますから美味しくない訳が有りません。(最も人により好みはあると思います)
 また、こってりしたワインでは有りませんので、飲む時期を選びません。夏の暑い時期にこそ楽しんでいただきたいワインです。

5.ご購入・選択の仕方
 全てのアイテムを飲んでいただくのが当然良いのですが、それは無理..。新しいヴィンテージのもの、95〜99年くらいの中盤、それ以前のものと3アイテムをチョイスされるのが良いと思います。この比較がバルバカルロを理解するのにとても役立ちます。

6.ベストな選択
 とても特徴的なアイテムが2つ有ります。ひとつは最高の出来だったと本人が言っている、
2003年 プロヴィンチア・ディ・パヴィア・ロッソ バルバカルロ です。少し高価ですが、甘さ、辛さ、旨み、苦味、酸っぱさ、渋み、ボディの厚み、ミネラル、タンニン、ガス、自然さ、複雑さの点で特徴的なワインです。最高に美味しいです。また、2000年のモンテブオーノもややガスが有り、ほぼ甘みは酵母が食いきっていますのでドライ、ココア的ビター、スミレ、動物香と複雑な味わいでお奨めです。出来れば他のヴィンテージのものとの比較を考えていただければと思います。

7.注意
 フィルター、清澄をおそらく全くしていないようで、滅茶苦茶 澱が有ります。澱を落とされてからお楽しみ下さい。保存はセラーが最適です。


 と、取り留めなくつらつら書いてしまいました。絶対にお奨めのアイテムです。ラシーヌさんの文章を読んでいただければお判りになると思いますが、実はこんなワインが良くも知られずに残っていたね、ということと、よくもラシーヌさんが引っ張ってこられた..ということが重なってのご案内です。出会いは一期一会、よくも出会えたことに感謝しています。絶対に飲んでみてくださいね。

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1979Oltrepo Pavese Rosso Vigna Ronchetto D.O.C.
オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソ ヴィーニャ・ロンケット
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ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥2,920(外税)
 

【チェリーっぽさと鉄っぽさ..良く熟しています!】

 たった1ケースじゃ飲めないですよね〜!で、飲んだ方の印象は、
「好みのタイプ!甘くは無いが甘酸っぱいチェリー系のニュアンス」
だそうです。

 と、書いていましたが、若干安くなって再入荷しましたので、戴きました。確かにチェリーっぽく、酸化した鉄っぽいニュアンスが有ります。血っぽい感じは「モンテブオーノ86」に軍配が上がり、重厚さで劣りますが軽快感が心地良いです。しかも、何日か置いておくとどんどん変化するはず..長熟なワインですね。美味しいです。飲んでみてください。


■テクニカルデータ
ロンケット
畑:マーガ谷のはずれにあるストラデッラ村、ロンケットの自社畑。
ブドウ品種:クロアティーナ50%、ウーヴァ・ラーラ25%
ウゲッタ15%、バルベーラ10%
熟成:15年の長期熟成にも耐える。2〜5年の熟成が最適。

官能的特徴
色:ルビーレッドで、ガーネット色に光り輝く反射光が現れる。
香り:香り高く、力強い。特徴的で柔らかなアロマをもつ。
味:しっかりした構成のまろやかなフルボディ。個性が明確で、抜栓後も持続性がある。
タイプ:辛口の赤ワイン
料理との相性:肉のロースト、ジビエ、鶏以外の家禽類、ホワイトミートなどと相性が良い。
サーヴィス温度:18〜20℃

醸造法:木樽で9ヶ月間の醸造期間を経て、瓶詰めされる。一定期間ボトルを水平に置いた後、垂直に立てて貯蔵している。
その他:この畑は南向きの丘の急斜面に位置している。ブドウの樹は全て手作業で入念に手入れされる。1785年からマーガが所有している畑。



イタリア ■□ la Biancara □■ ヴェネト
ラ ビアンカーラ
● 久しぶりのロッソ・マシエーリが到着です。2006年はとっても美しくバランスの良い仕上がりです。ビオですが、気にしなければビオを意識せずに飲み終えているでしょう。

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2006Rosso Masieri V.d.T.
ロッソ・マシエリ
This is my type! This is my type! This is my type!
ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!
750ml 在庫
ご注文数  本
¥1,950(外税)
 

【充実した果実味!安心感に溢れた自然派ワインです! 】

 ガンベッラーラですからソアーヴェの近隣にあります。品種はメルロ50%、ラグレイン50%というセパージュです。ヨスコ・グラヴネール氏やエドアルド・ヴァレンティーニ氏らと理論を同一に栽培・醸造しているのがアンジョーリノ・マウレ氏です。中域を赤紫でビッチリ隙間無く染め上げた、充実感・ボリューム感ある果実味が特徴で、
「ちょっとしっかりした果