イタリア ■□ Cascina Fontana □■ ピエモンテ
カッシーナ フォンタナ |
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● 満を持しての登場です。夏場に届いてはいたのですが、
「美味しいからってこの暑いのにさすがに今ご紹介するのは..ねぇ」
ということと、輸入直後の幾分の落ち着きの無さを勘違いされるのが嫌で、3カ月も仕舞い込む羽目になってしまいました。
もっとも数量は多くないので、安価で美味しいバローロ辺りはすぐに無くなってしまうかも知れません。
カシーナ・フォンタナは初登場です。スタイルは、
「要素を奥にしたためながら、エレガントでナチュラル、かっちりすっきりした味わい」
です。
どのワインも美味しいですが、トップワインのバローロは別格として、noisy的にはネッビオーロがお奨めですね。質がとても良い、甘いタンニンと膨らみが有り、今でも美味しく戴けます。
なお、ラシーヌさんの資料を添付していますので、飲み方などはそちらをご参考にしてください。時間が経っても美しいスタイルを崩すことが無い素晴らしいワインです。
Azienda Agricola CASCINA FONTANA
アツィエンダ・アグリコラ カシーナ・フォンタナ
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マリオ・フォンタナ近影(2005年3月) |
「バローロの良心」
マリオ・フォンタナは、これからが大変楽しみな造り手です。1985年、18歳で6代続くワイン造りを継ぎました。ヴィンテージを遡ってテイスティングすると、近年、急速にその完成度が高くなってきたことがわかります。初めて会ったときに感じたことは、あまりに誠実な人柄ゆえ、ワインもおとなしすぎるのではないか、と懸念するほどでした。しかし、テイスティングを続けていくうちに、実は、彼は自分がまだ成長段階にあって、試行錯誤しながらワイン造りを前進させていることを、深く認識しているために、どこまでも謙虚であろうと努めていることが、よくわかりました。亡きバルトロ・マスカレッロは叔父にあたり、バルトロのワイン哲学に大きく影響を受けています。妥協せずに自らの理想を実現しようという、強い意志を秘めた造り手です。
幸運にも、いずれの畑も恵まれた立地にあり、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットは、スィニオ村の「ヴィーニャ・デル・カステッロ」というこの地区でも最上とされる畑に栽培されています。特にバローロを生み出す畑は、カスティリオーネ・ファレットの村のなかでも傑出した、ゾーンの中心部に位置しているクリュ畑−−ヴィッレーロとヴッレッティです。
ドルチェットは、若いうちはバランスが悪くて魅力的ではないのは、我らが愛するジュゼッペ・ラットに共通しています。ビン詰め後2〜3年を経て、チャーミングな味わいへと変わります。素直な味わいながら、決して単純でなく、飲み心地がよく、すーっと口に入ってきます。
バルベーラとネッビオーロは、ともに澄んだ味わいで、素性のよさがすぐに伝わってきます。「複雑さよりも、飲んでおいしいものを造ろうとしている」とマリオは言っています。
バローロは、古典的な流儀で、クリュごとのビン詰はしません。また、畑も1.5haと小さく、年間の生産量が5-7000本です。彼のバローロ1996を味わったときのことですが、初めはケモノ臭が支配していますが、すぐにグラスの中でフレッシュな果実香があがって、デリケートの味わいのなかに芯の強さを感じました。「色の薄さにだまされてはいけない」、真の古典的なワインだけに認められる、表面的でないクオリティを備えています。
近年、国際市場を賑わせた高価格路線のピエモンテにあって、抜栓直後は野暮ったくて色も薄いマリオのワインは、近代派とは対極にあるスタイルです。決して押しつけがましくない人柄で、また自らのワイン造りに誇りと自信をもつマリオは、ワインもまたそのとおりの個性をもっており、そのため、国際市場で大きく注目されることなく、地元とロンドンの友人たちだけに愛されている、知られざるワインだったと言えるでしょう。価格は驚くほどリーズナブルで、時流に迎合することなく、古典派と近代派の波の中で、自らの進む道を実現した、次世代のバローロと言えます。
ワインは楽しんで飲んでもらうためにある、という真っ当な精神の持ち主ゆえに、売らんかなのマーケティングが大嫌いで、自分のワインのよさをわかる飲み手が静かに増えていってほしい、と控えめながら情熱的に語るのには共感いたしました。
カッペラーノほどの「狂気の境」を感じさせるような、すごみのある味わいではありませんが、造り手の優しさが伝わるような、「バローロの良心」ともいうべき味わいを、一人でも多くの方に味わっていただきたいと思います。
(記/ 合田)
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カシーナ・フォンタナのパンフレットより
カシーナ・フォンタナは、バローロ地域の中心、アルバから約10kmにあるカスティリオーネ・ファレット村にあります。フォンタナ家は代々ここに居住し、ブドウ栽培とワイン醸造を6代にわたって続けています。現在は、若きワインメーカーであるマリオ・フォンタナがこの伝統を守り、ブドウの植付け・仕立てから醸造と販売まで、全面的に関与しております。私たちのブドウ畑は、もちろんすべて自社所有ですが、当地ランゲに伝わる古典的なブドウ品種であるネッビオーロ、ドルチェット、バルベーラだけが植えられています。これらのブドウの植わる畑は、カスティリオーネ・ファレットとスィニオの村の中でも、有数の恵まれた立地にあります。醸造所は、モンフォルテ・ダルバのなかの小さなペモ村にあります。
≪ワイン≫
ドルチェット・ダルバ
私たちのドルチェット・ダルバは、赤紫色がかった深いルビー色をしています。チェリーやプラムを思わせる、フレッシュで強いブケがあり、味わいはフルかつまろやかでドライな、ややビターな後口をそなえています。
若いうちからも楽しめますが、2〜3年熟成させればブケと個性がもゆたかに育ちあがります。
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格付け:ドルチェット・ダルバDOC
ブドウ品種:ドルチェット100%
ブドウ畑:カスティリオーネ・ファレッティ村のヴァレッティおよび、スィニオ村のカステッロという畑産
醸造法:タンク発酵、スロヴェニア産オークで熟成。
生産量:8684本(2000年)
飲み方のヒント: 15分前に抜栓し、16〜18℃で供してください
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バローロ
カシーナ・フォンタナは幸運にも、素晴らしい畑を有しています。すなわち、当家のブドウ畑は、カスティリオーネ・ファレットの中でも、傑出したゾーンのまさしく中心部に位置している、恵まれたクリュ畑――ヴィッレーロとヴッレッティ――なのです。私たちは、最上の年にだけバローロを造りますが、それも最良のよく熟したネッビオーロブドウ果を選び抜くのです。発酵させたあと、熟成は伝統的な中くらいのサイズ(約25 hl.)のスロヴェニア産オーク樽を用い、カシーナ・フォンタナのセラーでビン熟させています。
私たちのバローロは、たしかに複雑で厳しさのあるワインなのですが、それでも若いうちから飲みやすいところがあって、文句なく楽しめます。色調は、加齢とともにオレンジ系めいたガーネット系の赤色になります。ブケには奥行きのある濃さとハーモニーがあり、
バラとリコリスの香気を漂わせます。口の中では、濃醇にして官能的で、後口がとても長いのです。
若いうちはおそらく、ワインはどことなく閉じているように見えるが、堅かったり荒々しいところはなくて、伝統的なバローロがあるべきバランスと甘さを備えているのです。加齢とともにバローロはずいぶんと開き、フルで壮大な性格を現すのです。これこそ、長熟させるのに絶好な偉大なワインなのであって、最上の食事にふさわしい伴侶ですが、同じような志向を有する友人やワイン愛好家と一緒にひたすら楽しめるワインなのです。
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ヴィンテッジ:1998年
生産量:8388本(番号入り)
飲み方のヒント:少なくとも1時間前に抜栓し、20 〜 22℃で供してください |
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| ●2004Dolcetto d'Alba |
| ドルチェット・ダルバ |
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【美しく冷たい果実酸がピエモンテの印象を少し変えるはずです...】
2007年夏の到着直後は滅茶苦茶硬くて・・・、とてもピュアな姿が悪い方に取られてしまうだろう、との判断から、ずっとお蔵入りにしていたドルチェット・ダルバ2004年ですが、ようやく柔らかくなってきましたのでご紹介致します。今となっては、2000円を大きく下回る価格帯で、これほど美しく伸びやかなワインはなかなか見当たらないと思います。
甘ダレしない見事なドルチェット。幾分還元的な部分が有るかもしれないので、抜栓は早めてお確かめください。いずれ無くなります。ココアやコーヒーといったニュアンスが出やすいはずですが、美しい赤紫の小果実がたわわに実った、ミネラリーなワインです。安くて旨い!飲んでみてください!
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【素晴らしい本格バローロが!とても安いです! 】
バローロというワインは有名なだけに、皆さんも一度ならず飲まれたことが有ると思います。そして、確かにトップクラスのバローロはとても美味しいが、安価なバローロには、何度と無く裏切られてきたことでしょう。
noisy にしましても、見るからに「うさん臭い」バローロが、安価なプライスで販売されているのを目の当たりにしていますし、嫌々ながらテイスティングも強制される場合が多いです。そんな時はほぼ100%、
「何じゃこりゃ・・」
というシチュエーションになってしまいます。
大体において、リリースまで時間を要するバローロの場合は、デイリーワインに近いような価格で販売することなど不可能なんです。まともに造られたバローロは・・・です。言ってみれば、
「思いがけず安い価格の、名前だけバローロにはロクなものは無い!」
のです。
今、日本は「食品偽装」や「中国問題」で大揺れです。安全且つ安価を実現することは、本当に難しいことなんです。 日本人はようやっと、輸入牛肉の安全性・牛肉偽装や毒入り餃子事件を経て、そのことに気が付いたようですが、コストをとことんまで削って行けば、削ってはいけない部分まで削る羽目になります。そしてそこで働く者のモチベーションは売上だけに向けられ、徐々に「道徳」「良心」まで失ってしまいます。
noisy のお客様は、ほとんどの方がその辺をご理解いただいていると思いますが、一般大衆的にはようやっと、その部分に気が付いた・・・のかもしれません。大体、noisy
の店には、一般のワイン好きの方は・・・、まずいらっしゃらないと思います。ワインだらけではあるがプライスは付いてないし、どこに何があるのかも判らないし、自分が知ってる普通のワインが1本も見当たらないという・・・、その方にとっては、
「何じゃこりゃ・・」
な店(のようなもの)なんです。
noisy が、
「とっても安くて美味しいバローロが有るよ!」
と言ったところで、その人にとってのワインや、バローロという響きが持っている価値の意味は、良いところ3千円でしょう。でも、千円でも高いものが有るし、10万円でも安いものが有るのがワインなんです。どうにもコンディションも味わいも酷いワインに3千円は高過ぎますが、カシーナ・フォンタナの2001年バローロは、とんでもなく安いと言えると思います。
味筋は、マルカリーニのラサリンを二周り大きくしたような感じで、結構似たニュアンスが有ります。赤肉のようなエキセントリックなブケや各種スパイスがエレガントに香り、決して濃くは無く、時間軸でボディが膨張して行きます。タンニンもしっかりありますが、とても甘く、良い年のバローロを感じさせてくれます。
2002年のバローロは、すでに昨年ご紹介済みでして、2001年の出来栄えが良かったために2002年よりリリースが遅くなったと思われます。かなりお買い得、というより絶対にお買い得ですので、安価なバローロに騙されてきた方、是非呑んでみて欲しいと思います。一押しです!
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イタリア■□ la
Collina □■エミーリア・ロマーニャ ラ コッリーナ |
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またまたあっという間に無くなっていましたので..再入荷しましたワインのご紹介です。
● 自然派の、というよりも、しっかりビオディナミの赤の辛口弱発泡酒です。ランブルスコというと甘くて底が浅いとお考えになりがちですが、このラ・コッリーナは意外にもドライで奥深い味わいが魅力です。
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| ● N.V.Lambrusco
del Quaresimo I.G.T. |
| ランブルスコ・デル・クアレジモ |
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【凝縮感しっかり有り!ドライな弱発泡性赤ワインです!気軽に飲んでみて!】
このシーズンのシチュエーションには、大活躍しそうな自然派発泡酒です。スーパーで売っているランブルスコはもっと安いですが、それはただ甘いだけ..ちょっとシュワっとしてるだけです。
しっかり
DEMETER
のビオ認証も得ている、れっきとした自然派です。ナチュラルな赤い小さな果実がとても凝縮しており、石灰系ミネラルがじんわり染み入ってきます。チェリーっぽいニュアンスとベリーっぽさが混在しています。基本的にドライですし美味しい酸が充分に乗っていますので、最初に一杯で飽きてしまうことは無いでしょう。何しろ、 「タンニンの存在!」 を充分に感じ取れるランブルスコですから..。
ちなみに、このラ・コッリーナは協同組合のようですが、ビオディナミ
+ 自然酵母 での発酵
ということで、本当に本格的です。価格も安くて気軽に飲めるのに、意外にも奥が深い..そう思っていただけると想像しやすいと思います。飲んでみてください。お奨めです! |
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イタリア■□ Azienda
Agricola Barbacarlo □■ロンバルディア アジェンダ
アグリコーラ バルバカルロ |
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● 「どっひゃー!こんなん..有り?びっくりしたな〜も〜!」 ワインを長く愛飲されている上級者・つわものでさえ、そんな言葉が口をついて出てくるんじゃないかと思われる、滅茶苦茶秀逸なワインをご紹介いたします。このワインを見つけてこられた合田さん、塚原さんの言葉を借りれば、びっくりした..とのことです。
世界中からオファーが来ているにもかかわらず、リーノ・マーガはワインを売らないそうです。イタリアのどんなお偉いさんが来ても、平気ですっぽかしているそうで..当然ながら日本には初の登場です。細かい部分はエージェントさんの資料を右側にご紹介いたしますのでご覧ください。使用品種さえ、バルベーラ位しか判りませんが、目茶旨いバルバレスコを飲んでいるような錯覚に陥ります..が、それだけじゃないんです!
noisy
自身ももこれほどまでにこのワイン達に感動を与えられ、畏敬の念さえ受けてしまうとは思いませんでした。全てのワインがリラックスし自然で、古典的で、前時代的で、実は最先端を行っています。有機栽培だ、ビオディナミだと騒ぐ以前の問題であり、自身の今までのワインに対する考え方を大きく変えるワインであることは間違い有りません。
ほとんどの方が「オルトレポ・パヴェーゼ」と言ってもボキャブラリ・知識には無く、ましてロンバルディアのワインと聞けば、 「フランチャコルタ以外は駄目」 というようなイメージが定着していると思います。
今回は、自身のイメージを狂わせたく無いという方には全く用が無いかもしれませんが、美味しいものや、貪欲にワインを追求する方には絶対に避けては通れないアイテムです。noisyのお客様は、 「そんなこと言わなくたって、強いお奨めが有るときは必ず購入しているじゃない?」 と仰っていただけると思いますが、例えば、レストランに出向いてこのリーノ・マーガのオルトレポ・パヴェーゼとマリアージュさせることは、この上ない幸せと経験になることでしょう。どのヴィンテージ、どちらのアイテムを選択されたとしても、おのおのの個性が素晴らしいので決して期待を裏切るものでは有りません。安価なものは3000円ほどから有りますから、デイリーに毛が生えた程度です。
ですが、このコラムに書いてあることを良くお読みの上、是非とも数アイテムをお試しいただきたいと思います。思った以上に安い買い物であることは、ヴィンテージを見ていただくだけでもお判りいただけるでしょう。そして思いっきりびっくりしてください。絶対言うと思いますよ。 「ウワッ、びっくりした。なんじゃこりゃ!」 ひ
ひ ひ
...
1.アイテム オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソには2つのラインが有ります。「バルバカルロ」と「モンテブオーノ」です。「バルバカルロ2003」につきましては出来が良すぎたようで、DOCの規定に外れてしまったために、IGT(テーブルワイン)の名称になっています。
「バルバカルロ」の今回ご紹介のほぼ全てのラインには、「ガス」が存在します。「モンテブオーノ」のラインには、ガスがあるものと無いものが存在します。
2.それぞれのアイテムの味わいの違い 基本ラインは同じですが、「バルバカルロ」は葡萄が良く熟すせいでしょうか、葡萄の素直な甘みが有ります。(これについては後述します。)「モンテブオーノ」は基本的にドライです。
3.ヴィンテージによる味わいの違い 「バルバカルロ」は新しいヴィンテージほど、甘みが有ってガスが中ぐらいの量存在しますが、95〜97年位のものが一番ガスが強い傾向にあります。古いヴィンテージのものはガスが弱まってきます。甘くてビターでドライで複雑です。「モンテブオーノ」は基本的にガスが無くドライ&ビターですが、ドライ&ビターな味わいの中にエキス分の何ともいえない旨みが存在し、スティルワイン的な美味しさを堪能できます。
4.ガスの正体 収穫の翌春には瓶詰めしてしまう、ある意味安ワインの典型なのですが、葡萄のパワーが世にもまれなワインに変えてしまっています。よく出来た年は当初残糖とアルコール発酵由来のガスが存在しそのまま瓶詰めされます。残っていた糖分を瓶内の酵素がシャンパーニュ方式的にアルコールと炭酸ガスに変化させてゆきますので、99〜00年もの(約5〜7年)当たりがガスがとても強く、甘みは無くなりドライになります。それを過ぎるとガスが徐々に弱まって行き、スティルワインの熟成と同様になります。 ガスの存在は、各要素の隙間に入り込み、表情を豊かに拡げてくれるようでもあります。また、アマーロという言葉は「ニガ甘い」というように紹介されていますが、リーノによれば、甘くてガスがあるときにその言葉を使うとのことです。このガスの存在により、さらに複雑さを感じていただけるようになっています。なお、上記のガス分析は
noisy 独自のもので、その他の誰の保障も有りませんし、noisy
も保障は出来ません..(^^;;
5.旨いか旨くないか ブルゴーニュのワインのようであり、とても良く出来たバルバレスコでも有り、質感はサンテステフのグランヴァン(しかも良年)のようにも感じます。スミレ、動物香、スパイス、キノコなどのアロマ・ブケで複雑性に富み、フィネスが有りますから美味しくない訳が有りません。(最も人により好みはあると思います) また、こってりしたワインでは有りませんので、飲む時期を選びません。夏の暑い時期にこそ楽しんでいただきたいワインです。
5.ご購入・選択の仕方 全てのアイテムを飲んでいただくのが当然良いのですが、それは無理..。新しいヴィンテージのもの、95〜99年くらいの中盤、それ以前のものと3アイテムをチョイスされるのが良いと思います。この比較がバルバカルロを理解するのにとても役立ちます。
6.ベストな選択 とても特徴的なアイテムが2つ有ります。ひとつは最高の出来だったと本人が言っている、 2003年
プロヴィンチア・ディ・パヴィア・ロッソ バルバカルロ
です。少し高価ですが、甘さ、辛さ、旨み、苦味、酸っぱさ、渋み、ボディの厚み、ミネラル、タンニン、ガス、自然さ、複雑さの点で特徴的なワインです。最高に美味しいです。また、2000年のモンテブオーノもややガスが有り、ほぼ甘みは酵母が食いきっていますのでドライ、ココア的ビター、スミレ、動物香と複雑な味わいでお奨めです。出来れば他のヴィンテージのものとの比較を考えていただければと思います。
7.注意 フィルター、清澄をおそらく全くしていないようで、滅茶苦茶
澱が有ります。澱を落とされてからお楽しみ下さい。保存はセラーが最適です。
と、取り留めなくつらつら書いてしまいました。絶対にお奨めのアイテムです。ラシーヌさんの文章を読んでいただければお判りになると思いますが、実はこんなワインが良くも知られずに残っていたね、ということと、よくもラシーヌさんが引っ張ってこられた..ということが重なってのご案内です。出会いは一期一会、よくも出会えたことに感謝しています。絶対に飲んでみてくださいね。 |
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| ● 1979Oltrepo
Pavese Rosso Vigna Ronchetto D.O.C. |
| オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソ ヴィーニャ・ロンケット |
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【チェリーっぽさと鉄っぽさ..良く熟しています!】
たった1ケースじゃ飲めないですよね〜!で、飲んだ方の印象は、 「好みのタイプ!甘くは無いが甘酸っぱいチェリー系のニュアンス」 だそうです。
と、書いていましたが、若干安くなって再入荷しましたので、戴きました。確かにチェリーっぽく、酸化した鉄っぽいニュアンスが有ります。血っぽい感じは「モンテブオーノ86」に軍配が上がり、重厚さで劣りますが軽快感が心地良いです。しかも、何日か置いておくとどんどん変化するはず..長熟なワインですね。美味しいです。飲んでみてください。
■テクニカルデータ ロンケット 畑:マーガ谷のはずれにあるストラデッラ村、ロンケットの自社畑。 ブドウ品種:クロアティーナ50%、ウーヴァ・ラーラ25% ウゲッタ15%、バルベーラ10% 熟成:15年の長期熟成にも耐える。2〜5年の熟成が最適。
官能的特徴 色:ルビーレッドで、ガーネット色に光り輝く反射光が現れる。 香り:香り高く、力強い。特徴的で柔らかなアロマをもつ。 味:しっかりした構成のまろやかなフルボディ。個性が明確で、抜栓後も持続性がある。 タイプ:辛口の赤ワイン 料理との相性:肉のロースト、ジビエ、鶏以外の家禽類、ホワイトミートなどと相性が良い。 サーヴィス温度:18〜20℃
醸造法:木樽で9ヶ月間の醸造期間を経て、瓶詰めされる。一定期間ボトルを水平に置いた後、垂直に立てて貯蔵している。 その他:この畑は南向きの丘の急斜面に位置している。ブドウの樹は全て手作業で入念に手入れされる。1785年からマーガが所有している畑。 |
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