フランス □■
la Grande Colline ■□ ローヌ ラ グランド コリーヌ |
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● 日本人である大岡弘武氏が、秀逸な自然派コルナスを醸すことで知られるティアリー・アルマン氏とタッグを組み、新しい試みをしています。noisy
も飲んでみましたが、とても評価できる味わい・価格でしたので取り扱わせていただくことになりました。今回は少量しか分けていただけませんでしたので、ご興味のある方はお早めにお買い求め下さい。以下、エージェントの資料より抜粋しています。
La Grande Colline (ラ・グランド・コリーヌ)
3人で構成されているオーナーのひとりで栽培及び醸造の責任者である大岡弘武(おおおかひろたけ)さんは現在33歳、明治大学理工学部を卒業後フランスへ渡り、ボルドー大学醸造学部でワイン全般を学んだ後にローヌ最大手GUIGAL社の、ジャンルイ・グリッパが所有していたサンジョセフの区画における栽培責任者を務めました。
その後、北ローヌ地方を代表する自然派ワインの生産者で最高のコルナスを造ることで知られるティエリー・アルマンに師事、最後は栽培長を任されるまでになりました。
師アルマンとの出会いは、大岡さんが後にワイン造りを始めるにあたって決定的と言えるもので、ブドウ栽培から醸造に至るまでのほとんど全てにおいて影響を受けたようです。
醸造での人的関与を必要最低限に留める自然なワイン造りを実践するために最も大切なことは良いブドウを育てることに尽きるのですが、花崗岩に覆われた急斜面で夏は極めて暑く冬が寒いコルナスにおいては、畑仕事に費やす労力はいっそう厳しいものになります。
大岡さんは、アルマンの下で働くことにより栽培や醸造に関する考え方だけではなく、厳しい労働に耐える強靭な精神力も身につけたと言えます。
自分の本拠地を北ローヌと決めた理由について、畑における労働が最も厳しい土地であったから、と語っていたことが印象的です。
現在の大岡さんは、アルマンから完全に独立を果たして9種類のワインを造っております。
ブドウは、彼が所有する畑、借りている畑、そして信頼のおける生産者から購入したもので構成されております。
栽培はビオロジックを実践しており、除草剤や化学肥料は使用しません。
農薬は化学合成薬品ではなく,硫黄(ビオディナミの認証団体である「デメテール」で認可されているもの)に限定し、使用回数も極力減らしております。
また、2月から3月にかけて行う遅い時期の剪定で徹底して不要な芽を取り除き、遅霜の影響を大きく受けるリスクは高まりますが、青刈りが不要となる理想的な収量制限を実現できることも栽培における特徴的なことでしょう。
「少量でも構わないから良いブドウだけを育てたい」、大岡さんの畑仕事における考えです。
醸造においては、その土地に育つブドウが醸し出す、純粋かつ繊細な果実味を楽しんでいただくことを目的として、野生酵母による自然な発酵とビン詰めに至るまでの全ての過程において酸化防止剤を使用しないことが特徴です。
そのため、単に収量が少ないだけではなく、収穫されたブドウを更に選別して傷んでいない果実だけを使った醸造を心がけています。 |
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| ●N.V.(2007)le Canon Rouge V.d.T. |
| ル・カノン・ルージュ |
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| ●N.V.(2007)le Canon Rouge "P" V.d.T. |
| ル・カノン・ペー・ルージュ P |
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| ●N.V.(2007)le Canon Blanc "V" V.d.T. |
| ル・カノン・ブラン ヴェ |
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【暑い時期にもぴったりの3アイテム!是非ご検討ください。】
全く関係無い話しだが、ちょっと気になっていたことが、ネットを検索していて引っ掛かった。以前良く通っていた、とても好みのラーメン屋さんのその後のことが判ったのだ。その店は自然派系エージェントさんの間でも話題になり、絶対に通らないルートなのにわざわざ遠くから食べに行く人もいたらしい。
その店のオーナーは健康に良いラーメンをと素材にもこだわり、黒豚のチャーシューと、名古屋コーチンのスープで絶妙の味わいを見せていた。要は今はやりの「ギトギト」なものではなく、スープを最後まで飲むと、やっと完結する絶妙の塩加減の「あっさり系」のシナそばだった。そのラーメン店自体は人に任せ、自分は、やはり体に良い素材を使った居酒屋を営んでいた。
noisy にとっては、まさに打ってつけのさっぱり味で、エキスはとても濃度だった。塩味は先にも述べたとおり、一口目は物足りないが、結局最後に、
「旨かったぁ・・・」
で終わるので有るが、一般の人には余り受けなかったようである。行き始めた最初の頃は、かなりいつも満席だったが、閉める頃には空席が必ず有るような状態だった。いきなり閉店してしまったので、ラーメンだけに面食らったものだ。
なぜその後が判ったかというと、オーナーのブログを偶然発見したためだ。今年の1月には、自分の店も閉めてしまい、今はタクシードライバーをやっているそうだ。
実際、彼の居酒屋でも、昼には前発注のお弁当を造っていた様だ。価格はその時々で違うようだが\600〜\800ほど。滅茶苦茶旨そうで、しかも新鮮で豪華そうにみえる。しかし、絶対に儲かりはしないだろう。
・・・一度は会ってみたかった・・・と思う。そして、彼の持つ感覚を聞いてみたかった。
え〜、全く関係無いとは言いましても、ちょっと気になってはいる部分が、結構重なっていたりします。日本人はとても飽きっぽく、
「一度食べたからもういいや・・・」
みたいな感覚と、余り他人の領域に踏み込まないという、良く言えば、人格の尊重、悪く言えば無関心が有ります。まあ、おせっかいにいろいろと口出ししたところで、良くないことに巻き込まれてしまうことも有りますし、それ自体を否定はできません。それに同じ感覚がnoisy
にもあります。
でも、やはり気に入ったものや人には、少しの関心や興味、そして何となくのつながりを若干なりとも意識している訳ですから、おせっかいな行為では無く、ささやかな協力・・・みたいなものが有っても良いと思ったりもするわけです。
noisy のお客様はほとんどがそんな素晴らしい方なんですが、きっと、かのオーナーさんは、その辺でちょっとだけ失敗しちゃったのかもしれません。人のことは言えませんが!
大岡さんのル・カノンも滅茶苦茶旨いのに、最初の頃の勢いが何となく無いような気がします。もちろんそれは、我々ワイン屋の責任も重大でしょう。エージェントのコピーを適当に貼り付けただけのコメントで、次も買いたいとお客様に思っていただけるほど、世の中は甘くないのです。
しかし大岡さんは、大きな体格からは考えられないほど、きちっと細かな仕事をこなし、日本の皆さんに美味しく、健康に良いワインを飲んで欲しいと願っており、その代表がル・カノンなんです。noisyは何となく、
「何度も飲んじゃったからいいや・・・」
みたいなものを感じてしまっています・・・。
ブルゴーニュの好きな方なら、その味わいが年毎に違い、葡萄の樹齢が上がるごとに素晴らしいものになってゆくことをご存知でしょう。2007年のル・カノンも実にフレンドリーで、しかも充実していますし、「P」という新しいアイテムもリリースし、実に前向きです。応援の意味も込め、もう一度飲んで欲しいなぁ・・・、是非、毎年、
「今年の出来はどうなんだろう?」
と気にして欲しいと思います。
Le Canon 赤:グルナッシュとシラーが各50%。買いブドウで造られるが、大岡さんは区画や品種ごとの量を品質次第で毎年変えるため、構成はヴィンテージによって異なる。例えば、通常は僅かにサンソーも含まれるが2005年は、品質の良いブドウが見つからなかったことが理由で使われていない。
同 ロ ゼ:ミュスカ・ダンブール 100%
自社畑から70%,借りている畑から30%,で構成される。
この品種は、マスカットの亜種で果皮の色は黒です。基本的に食用ブドウであり多産系。普通の栽培ではワインには向かないが、極端な収量制限により収量は20hl未満となる。房全体をそのまま圧搾することで、皮から出る色素によりワインに色が付きます。
どちらも野生酵母による温度コントロールをしない状況下での発酵、赤はグラスファイバー製の開放タンクを使用し、1日1回の脚によるピジャージュ。アルコール発酵は長い間続き、発行中にプレスも行う。発酵終了の後もそのまま約4ヶ月間の熟成。
ロゼは小樽で発酵させるが、絶えずワインを入れておくことにより硫黄による樽の消毒を回避することを目的としている。基本的には赤の熟成に樽を使うため、ロゼは発酵途中でグラスファイバー製のタンクに移す。一端オリが取り除かれるため、発酵期間は赤よりも長くかかる。
赤、ロゼともに熟成中のおり引きは一切なく亜硫酸も無添加、ビン詰めの際に清澄、ろ過のどちらも行わない。まさに、大自然の恵みそのものと言っても過言ではないワインです。ル・カノンとは「一杯やろう!」の意味で、その名のとおり気軽に飲んでいただけるよう軽い味わいながらも溢れるような果実味を持ち味としております。
2006年
赤にはサンソーを加えず、グルナッシュ60% シラー40%で構成されている。年の初めから春までは全く順調そのもので、6~7月は暑い日が続き、最高気温は35度に達した。8月に入ると一転して気温が下がったが、天気は悪くなかったので光合成は順調に進んだ。8月後半から再び暑くなり、ミストラルの影響で9月上旬には糖度が上昇。その後は収穫時期まで好天に恵まれた。9月後半に降雨があったが量は少なく、腐敗果は全く見当たらなかった。結果として、2005年を上回るベストヴィンテージとなった。
2007年 希望小売価格 ¥2,500-
通常のカノン赤の品種構成は、90%シラー 10%ガメイです。
もう一方のカノン赤は、100%グルナッシュで構成されており、残糖は26グラム/Lあります。従って、品質を安定させるため例外として、ビン詰めの際に完全なフィルター処理を施しております。昨年の新酒の発酵が長引いたためタンクが空かず、グルナッシュの収穫を1週間遅らせたことで天然アルコール度数が17度になってしまう、グルナッシュではとても珍しい現象がおこったことが原因です。アルコール度数は15.5度ですが、実際はそのような高さを感じさせず、むしろバランスの良さを感じる不思議なワイン。
100%グルナッシュで造られた、酒精強化されておらず亜硫酸無添加のポートを、この価格で購入できることを考えると、その意味では安いと思います。冷やしていただき、デザートや濃いソースを使った肉料理にはかなり良い相性を示すとお考えください。ラベルには、ポートの頭文字である「P」の文字を記入してあります。
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● N.V.(2007) ル・カノン・ルージュ
● N.V.(2007) ル・カノン・ペー・ルージュ P
2007年のフランスが厳しい年だった・・・、などとは、とても思えない、素晴らしい味わいです。もしかしたら2007年のローヌだけはグレート・イヤーなんじゃないかとさえ、思ってしまいます。
しなやかで、黒の混じった紫のジューシーなピュア果実がふっくらと感じられる素晴らしいルージュです。Pのつかない方は、基本的にほとんどドライで、エキスも充実し、その旨味が甘みと感じられるほどです。今飲んでもとても旨いです。
Pの付く方は、グルナッシュ・オンリーの甘口タイプということですが、やや冷やして飲みたい夏にはぴったりのワイン。ベタつく甘みでは無く、さらっとした、葡萄本来の甘みを感じさせてくれます。これって、きっとはまる方が多いと思いますよ。
どちらもピュアで素晴らしいです。ル・カノンを初めてリリースした頃は、翌日になるとイーストの香りが目立つ傾向が有りましたが、年を追うごとに修正されてきており、今ではほぼ感じない程になっています・・・まあ、ほとんど気付かない方が多い部分ですし、そんなに嫌な香りでもないので、有っても問題にはならない場合がほとんどです。是非とも飲んでみて欲しい、素晴らしいデイリーです!
● N.V.(2007) ル・カノン・ブラン ヴェ
このヴィオニエ100%のワインも、日本人ならではの感覚が生かされていると思いますよ。皆さんは、ヴィオニエのエグミや、突出した部分が苦手なのでしょうが、さすがの大岡さん、その辺の処理は素晴らしいと思います。これも2006年ものよりも果実感が充実しており、超お奨めです。
ヴィオニエという葡萄品種は、ローヌの偉大な白ワイン、コンドリューを構成する品種として知られています。また、かのコート=ロティの補助品種でもあります。(試験に出ますよ・・いや、冗談・・)
濃密なヴィオニエを造るには、やはりテロワールが合致していないと無理でしょうが、テーブルワインであるならば、ローヌ地域ではメジャーな品種ですから、結構可能なんです。でもね・・・、この品種の香りのエグみと言うか、香りのキツさと切れ上がり時の甘苦さの強烈さが、 「ヴィオニエって苦手なんだよね」 という方をつくってしまっているように思います。
でも、その当たりの感覚はさすが大岡さん、日本人だけあります・・・(何のこっちゃ!)。苦手な方向には絶対に持っていかない器用さを感じてしまいますね。
例えば、「苦味」という部分は、実は構成要素ではとても重要で、どんな素晴らしいワインを飲んでも存在しています。むしろ必ず必要・・と言っても過言では無いでしょう。土台の部分にしっかりと有るべきです。でも、それが表面に浮いてきたり、突然破綻してしまって余韻に強烈なアピールをしてしまったりすると、飲み手をすれば覚めてしまいます。
ヴィオニエという品種は、結構その苦味が出やすい品種でありますので、noisy
などは反対に、ブラインドの際の見極めポイントに入ってたりします・・・まあ、どうでも良いことですが・・。でも、大岡さんのヴィオニエは、その当たりのまとめ方が実に上手い!基本ドライな味筋なんですが、わずかな甘み・残糖の裏側に、きっちりと仕舞って幽閉しています。ですので、ボリューム感も出るし、深みも出る・・・。薄い杏のニュアンスと甘くない、熟しきっていないトロピカルなフルーツ。酸味をしっかり出した上で、そのボリュームを持っていますから、総体としてとてもバランス良く感じる訳です。
まあ、何にしても「センス」というのは重要です。どんなに好きな仕事でも、 「向いてないよな・・・」 と自他共に認めるようでは上手くは行きっこありません。また、ちょっとばかりセンスが良くても、何か勘違いしてしまって天狗になってしまうようでは、これもまた結果として上手くは行かないのでしょう。大岡さんのワインには、センスを感じます。そしてその方向性は正しい・・・。デイリーとしてのル・カノンやクレレット・ド・ディーにも、高級ワインとしてのサン=ジョセフにしてもそうです。
そんな訳で、このヴィオニエ・・・、ヴィオニエ嫌いにもお勧めしたいですし、夏場にやや飲み応えがしっかり目の白ワインとしてもお勧めします。飲んでみてください。お勧めします。 |
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| ●2006Cotes du Rhone G |
| コート・デュ・ローヌ G |
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【ちょっと硬いので早めの抜栓をお願いします!】
ある意味、ちょっと変わったワインです。う〜む、こんなのをブラインドで出されると困ってしまうな・・、という感じです。
グルナッシュのグリグリした感じがほぼ無く、とっても締まっていて、むしろ硬めのブルゴーニュみたいなニュアンスです。
下のテクニカルにも出ていますが、温度を上げるか、早めの抜栓か、デキャンタを使用するか・・・してみてください。noisy
は今日、ようやく2日目になりますので、ちょっと間に合わなかったですね。でも美しくて良いワインだと思いますよ。
Cote du Rhone Cuvee "G" 2006 希望小売価格 \3,000-
この年は、大岡さんのワインとしては珍しくアペラシオンを名乗ることができました。AOCを想像するには困難な「涼しさ」がある反面、完熟したザクロなどの赤い果実などが香りから感じられる、2つの相反する性格を有する興味深いワインです。これは、やはりグルナッシュの産地として最も北に位置することが理由だと思われます。このAOCのワインにおいて、かなり繊細なスタイルと申し上げて差し支えないしょう。カラフなどに移すか開栓を早めにしていただき、供する温度を若干高めにしていただくと、いっそう美味しくなるでしょう。
ちなみに、2005年産は現在も大岡さんの蔵にて安眠中です。
畑の場所:アルデッシュ県St Alben村にある、ゆるやかな南向き斜面
樹齢:20年から50年
土壌構成:花崗岩の表土の下に、石灰岩の岩盤。とても珍しい構成のようです。
醸造:セミマシラシオン カルボニックを2週間。ピジャージュを10日間にわたり1日1回の頻度で実施。その後は、220Lと350Lの樽で16ヶ月、タンクで2ヶ月の熟成。
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【これは素晴らしい!でも僅かに早い・・・】
今、昨年ご紹介させていただいた大岡さんのサン=ジョセフ2005(クリックで飛びます)が滅茶苦茶旨いっす・・・。エレガントですが、どんどん開いてゆきます。ホント素晴らしい!
で、このサン=ペレですが、アペラシオンも2006年はしっかり取れました(昨年はSP
ヴァン・ド・ターブルでしたっけ)。
むしろ、ブルゴーニュのシャルドネ、プイィ=フュイッセ辺りに近い品温を持っていて、現状やや硬めなので、サン=ペレ、すなわち、ローヌの品種を使用しているワインとは、すぐには判らないと思います。それほどにエレガンスを持っていますし、とても冷ややかです。もっとグラが有って、より暖かく豊かな果実を連想してしまうのが普通だと思いますよ。
また、北ローヌの優れた畑は「花崗岩」という火成岩由来の組成が重要なキーワードになっています。ジュラ紀の海底の地層が隆起して表層に現れていると言われるブルゴーニュとはニュアンスが若干違って、周波数の高い、ややアルカリ土壌っぽさを多めに持つ軽妙な美味しさを持っていると思います。
わずかに春先の草原を思わせるような緑のニュアンスに、透明感の強いクリスタルなミネラル。全く塩っぽくないのはローヌ南部のミネラルの出方とはちょっと違うか。アプリコット、白や黄色の柑橘と草花。切れの良い中盤と、ボディの太さをそのまま感じさせながらのゴク味有る余韻。最後の最後でやや若さを見せる。
このサン=ペレも、とても秀逸な2005年サン=ジョセフのように(こちらは赤ですが)、大きく成長して行くに違いありません。大岡さんの代表作になるかもしれない・・・と思います。飲んでみてください。お薦めします!
St Peray 2006 希望小売価格 \4,500-
北ローヌにおける2006年の天候は、6月から7月にかけては概ね気温が高く、30度を超える日もたびたびありましたが、8月に入ってからは一転して涼しい日々が続きました。8月下旬になって再び気温が高くなりはじめ、9月上旬にはミストラルの影響で一気に糖度が上がりました。この年は9月下旬にまとまった雨が降ったため、収穫が遅い場合は軽く仕上がる傾向にあるようです。
サンペレの収穫は降雨の前に行われ、腐敗果もなく健全な状態でした。
今秋から来春にかけてリリース予定の2005年産と比較して、酸は高めです。
2006年は今すぐお召し上がりいただいても、その圧倒的なボリューム感や果実味だけではなくミネラリティも感じられようにバランスがとれており、こちらは2005年よりも早めに飲み頃を迎えそうです。
ブドウ品種:マルサンヌ60% ルーサンヌ40%
土壌構成:花崗岩
マルサンヌは多産系の品種で、味わいは大柄でふくよかになる傾向があります。しかし、花崗岩土壌で育ったこの品種は、ふくよかさを残しながら繊細さも併せ持ちます。また、ルーサンヌはマルサンヌとは対照的にシャープな味わいになるようです。
醸造:空気圧式プレス機で搾った果汁を、そのまま220Lと350Lの樽で受けて 発酵。
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