アメリカ■□ Tantara □■カリフォルニア
タンタラ |
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● え〜、お久しぶりの新世界ワインです。
「もしかしたらこの瓶のラベルを見たらびっくりするかもしれませんよ、その位凄いワインなんですよ」
「貴重なワインで、特に上のクラスは日本に入る前に予約で完売なんです!」
「いや、noisyさんにど〜しても飲んでいただきたいんです!」
と、強〜い押しに負けてテイスティングすることになりました。
長いことカリ・ピノ(カルフォルニア・ピノ・ノアール)の販売をしていなかったので、ほとんどその系統のお客様がいないことを伝えましたが、それでもどうしても飲んでくれ、と言われるので、シャルドネと2点セットで飲んでみました。その結果扱うことになったのですから合格..ということなんですね。
また一方では、
「アメリカにも美味しいワインが有りますから、飲んで紹介してくださいよ..」
というお客様の声も有り..背中を押してもらったような感じです。 |
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| ●2003Pinot Noir Santa Maria Valley Dierberg Vineyard |
| ピノ・ノアール サンタ・マリア・ヴァレー ディアバーグ・ヴィンヤード |
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| ●2003Chardonnay Arroyo Grande Valley Talley's Rincon Vineyard |
| シャルドネ アロヨ・グランデ・ヴァレー ターリーズ・リンコン・ヴィンヤーズ |
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【 なかなかの美味しいワインでした!合格!】
「こってこて」のワインはどーでも良い、と思ってしまい勝ちな最近の noisy
の感覚から言って、カルフォルニアのワインがテイスティングに合格することはかなり難しいのでは?と思われました。まあ、ど〜せ大したこと無いんじゃないかと..(怒られちゃうかな..)
それに、凄いんだとか、レアなんだ、とか言われてしまうと、
「もうカルフォルニア・カルトの時代は終わったんじゃない?」
とさえ言いたくなってしまいます。
それに最近はお客様の方で、
「濃いだけのワインはもういりません!」
と言う声がガンガン入ってきています。さらには、コストの掛かるカルト系ワインの需要はほとんどと言って良いくらい、noisy
のところは無くなってしまいました。
■ ピノ・ノアール サンタ・マリア・ヴァレー ディアバーグ・ヴィンヤード 編
カリ・ピノと言えば、カレラを除けば、
「目茶濃くてケバい」
「樽っぽい」
「酸が弱く焦点がボケて結局疲れる」
というのが定番のイメージで、
「やっぱ、ブルゴーニュがいいわあ!」
という方の声がどんどん増えていったんですね。ワインの要素を取ろう、とする日本人には受容体が繊細すぎて溢れて飽和してしまう..ということなのかなぁと想像しています。
とは言いながらもブルゴーニュの消費はさほど増えていないようにも思え、実際、何を好みにしているのか、判断に苦しむ現状でも有ります。
そんな中でのテイスティングですから、かなり厳しい目で迎えられます。そりゃあ仕方が無いですよね。でも、テイスティングしてみると..
「結構いいじゃん!」
の声が出ました。一般的なブルゴーニュに比べれば若干濃い目では有るものの、このくらいの造り手は幾らでもいます。チェリーやラズベリー、一体となったミネラル感、ほぼドライな味わいです。また、樽の掛け方もとても上手で、樽香がノーズを占めてしまうことが無く、僅かに使用を感じられる程度でした。(飲まれる温度にもよると思いますが..)そして、酸はマロラクティックでとても滑らかになっていますがバランスよく存在し、美しい余韻を形成します。
これでこの価格なら良いでしょう。ブルゴーニュの1級クラスの実力は有ると思います。飲み頃もブルゴーニュほど心配する必要が無く、今から7〜8年の間美味しくいただけると思います。
■シャルドネ アロヨ・グランデ・ヴァレー ターリーズ・リンコン・ヴィンヤーズ
ピノはまあ良いとしても、一番心配していたのがこのシャルドネでした。やはり、
「樽っぽすぎる」
「酸が無い」
「バターっぽいがフルーツがグダグダ」
というのが否定派の共通する部分でしょう。
でも濃密だけど熟れすぎてはいないんですね。とても冷たい酸がしっかり有りますね。だからフルーツがしゃっきりと水に濡れたように生っぽいまま感じられます。樽はたしかに掛かっていました。しかし、さほど強すぎないので、むしろ、昔のコント・ラフォンのムルソー・レベルですから、この先の4〜5年でかなり似たようなニュアンスに成長すると思いますよ。
この味わいだと、むしろアドヴォケイト辺りはそんなに評価しないでしょう。(時間が無くて見ていないが..)でも、その方が美味しい説明になってくるんじゃないかと..。クドイ位の甘〜いフルーツがてんこ盛りだと、アドヴォケイトは評価が高いですから..。
そんな訳で販売することになったタンタラのワインです。え〜、テクニカルや醸造家など細かいことは気にしていないので判りませんが、ワインが美味しければ良いとしておいてください。後で調べておきます。宜しくお願いします。ご検討ください。
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