■□ Maison et Domaine Louis Latour □■
メゾン エ ドメーヌ ルイ ラトゥール |
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| ●ボーヌの実に秀逸なネゴシアン、ルイ・ラゥールは素晴らしいシャルドネを世に送り出します。良く知られたのはやはりコルトン=シャルルマーニュ。20年以上の長命さを誇る。シャルドネは全体として全て佳酒であることに誰も異論はないでしょう。 |

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| ●2006Corton Charlemagne Grand Cru Domaine Louis Latour |
| コルトン=シャルルマーニュ |
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【コルトン=シャルルマーニュと言ったらあそことあれとそれと・・そしてこれ!】
アオヴォケイトは91ポイントだったかな?まあまあの評価をしていると思いますが、コルトン=シャルルマーニュ自体、アドヴォケイト等の海外評価機関では余り点が付かないですので(コシュ=デュリだけは結構乗っけてますが!)、仕方が無いかもしれません。もっとも、フランス人を除く外人さんの好みでは無いのかもしれませんね。
ですが、コルトン=シャルルマーニュと言えば、この偉大なルイ・ラトゥールを外す訳には、誰も行かないでしょう。誰もが認める素晴らしいグラン・クリュ・シャルドネです。
若いですが、そろそろ第一段階では飲めないことも無いでしょう。フレッシュな果実に、とことんまでの石灰系ミネラルをお楽しみください。まあまあの良い価格で仕上がりました。ご検討ください。
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| ●1996Meursault-Blagny 1er Cru Chateau de Blagny |
| ムルソー=ブラニー・プルミエ・クリュ シャトー・ド・ブラニー |
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【これはかなり期待値高いです!タイミングを計って飲んでくださいね。】
「シャトー・ド・ブラニー」とワイン名の入ったムルソー1級です。普通は、このような名称は許されていないんですが、例外として、昔から名乗っていたりすると認められる・・ということのようです。ルイ・ラトゥールは大ネゴスですから、例えば、「シャトー・コルトン・グランセイ」等、どう考えても商標だろう!としか思えないような名称も認証を勝ち得ています。(注:シャトー・コルトン・グランセイについては、グランセイ伯爵の所有のコルトンの畑をルイ・ラトゥールが買収したことに由来します。)
このブラニー村は、ムルソー村とピュリニー村に跨る位置で上の方、つまり西で接しています。名高いペリエールの上(西)の方の畑になりますので、侮れない実力の持ち主なんですね。因みに、この村での赤ワインは、すべて単にブラニーか、ブラニー・プルミエ・クリュになります。もっと因んでしまいますと、ピュリニーの秀逸な1級畑、ガレンヌやスー・ル・ピュイも・・・ブラニー村なんですね・・。つまり、ピュリニー側では無くてムルソー側のペリエール上部の畑がムルソー=ブラニーを名乗れる・・と言うことで、何となく合っていると思います。
1996年のブルゴーニュ・シャルドネは、ピノ・ノワールも含めてグレートなヴィンテージと言われてきました。しかしながら、
「いつ飲んでも硬いんだよね・・・」
というのが通説で、
「1996年ものは存在を忘れるべし!」
みたいな風潮になってきていました。
ですが、このプライスなら飲んでも良いよなぁ・・・というような値付けが出来るので・・・思わず購入してしまいました。
まず・・・
「外見がめっちゃ格好良い!」
どうみても安ワインには見えません・・。こんなのセラーから出された日にゃ、そこそこにワインをご存知の方でも、かなりの歓待をされていると・・思われるでしょう。
それに、
「ムルソーの1級だぜ!」
そうそう・・・あの偉大なペリエールの上なんだよね・・・。
さらには、
「もう14年以上も経ってる古酒!」
ですな。そんなに古いのは飲んだ事が無い方が多いかもしれません。
最後には、
「シャルドネの雄、ルイ・ラトゥール!」
そうでげす・・しかも滅茶苦茶リーズナブルだす・・・
冗談はそれくらいにして、実際に飲んでみました。
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抜栓直後からバターっぽいニュアンス・・・。比較強めだった(・・はず)の新樽由来の香りがシャルドネに溶け込んで変化したものでしょう・・。しっかりと高級ボーヌのシャルドネを主張しているようです。
比較的しっかりした酸は、図太くてどっしりと重量感を感じさせるものと、幾分若々しさを感じさせる、やや軽めのエレガントなものの集合体です。
フレーヴァーも柑橘系を含め、しっかり。シャンピニオンや石、ミネラルもバッチリ。余韻はさすがのボーヌ・シャルドネ古酒と思わせるものです。
バランス的には、今のバランスでも充分に美味しいと感じていただけるかな?と言うところまで来ていますが、
「惜しいなぁ・・・今一歩・・・もう少し・・いや、後ちょっと・・」 |
と言うような、シャルドネ好きなら感じてしまう、
「もう少しで全開に達すると思うんだけどちょっと早いなぁ感」
を感じさせてくれます・・・(^^;; そう・・・もう少しなんですよ、もう少しで・・・。その一歩、二歩くらいの手前なんですよね。後何年かの熟成を経さえすれば、
「お〜・・すっげ〜・・」
みたいな、偉大感、圧倒感を感じさせてくれるところまで行くと思うんですが、まだそこまでは到達していないと感じてしまいます。・・まあ、贅沢な話では有ります。
で、ここでちょっと脱線しますが、この現在のバランスをどのように判断するか・・・。ここが結構人により、判断の分かれ目でも有るんですね。シャルドネ大好きで、しかもブルゴーニュが好きで、古いボーヌのシャルドネを飲まれる機会が多い方でしたら、おそらくnoisy
と全く同じ感覚を得られるはず・・だと思います。しかしながら、それなり以上にワインを飲み込まれていらっしゃる方でも、それほどボーヌのシャルドネに思い入れが無かったり、経験が少なかったりすると、決してそのような判断にはならないでしょう。この場合は、次の2パターンに分かれるかと思います。
「いや〜、ブラニー・プルミエにしちゃ、出来も良いし旨いんじゃないかな。これ、好きだな。」
「・・惜しいなぁ・・。もう少し早く飲んであげれば、もっと美味しく飲めたはずなのに・・。そろそろ終わり始めてるな・・」
そうなんですよ。全く違う方向性の判断になってしまうんですね。ここからの「伸びしろ」をまだ持っているか、失ってしまったかの判断により、評価は全く変わってきてしまうんです。
「ん?・・そんなこと言ったって、本当にまだ伸びしろが存在するかどうかなんて判らないジャン・・」
とおっしゃるかもしれません。そう・・・だから、そこは経験値が物を言うんですね。それにね・・・1996年のブルゴーニュ・シャルドネは、いままでどのような経過を見せてきたか・・も重要な点です。ず〜っと硬かったはず・・です。イワユル「開く」なんて状態には程遠く、
「評論家から散々グレート・ヴィンテージだと言われた割に全然美味しくない」
という期間を長く続けていたわけですね。ですので、ずぅ〜っと眠っていた「眠り姫」なんです。それを合わせて考えてみても、ワインは一度も開かないことが無いとするなら論理的にはこれから開く・・・ということに一応なりますよね。
勿論前述のように、テイスティングや飲まれた印象から将来を感じられる方には、まだ開いたことが無い・・とするのは補助的な要因に過ぎません。
で、最終的には、開ききらずに無くなってしまう・・というのが現状でしょう。つまり、
「タイミングを見計らって抜栓すべき素晴らしいシャルドネ」
と言えるんじゃないかな?と思います。個人的な印象としましては、ベストの状態にはあと2〜3年・・が必要でしょう。
「ん?・・・じゃ、いつもnoisyさんが言ってるように、2〜3日経ったら2〜3年後を感じることが出来るはずだから、抜栓して2〜3日後に飲めば良いんじゃないの?」
と思われるかもしれません。そうですね・・それも一つの手で、飲まれる2〜3日前に抜栓してセラーに置いておくのも良いでしょう。・・・でも、若いワインとは違い、リリーより12年以上も経過していますから、その方法が必ず上手く行くとは限りません。今度は、抜栓後にセラーに仕舞って置く期間や、どのようにセラーに仕舞うかが微妙になってくるからですね。栓を抜いてコルクを逆差しにしたまま放置するか、デキャンタに落としてから仕舞うか、温度はどの位で置いておくか・・が重要になってきます。でもこの辺の技術を研究して、お客様に美味しく飲んで貰おう・・・と努力されていらっしゃるソムリエさんは、ほとんどいらっしゃらないのが現状です。残念ですがそれは、やはり環境・状況がそれを許さないんですね。本来は、お客様がそのソムリエさんを育てるような・・環境を創って行くものなのでしょうが、日本の現状はまだそこまで追いついていないと言えます。できるならそういう時代が来て欲しいですが・・・コストもかかりますので、ちょっと難しいかもしれません。
かなり脱線してしまいましたが、とても良い、面白い存在だと思います。
「凄い、素晴らしい、と言われて幾年月・・・。ようやっとその兆候を見せ始めた」
みたいな・・・、大器晩成型と言えるかもしれません。プライスもとてもリーズナブルです。少し休養を与えてから飲んでみてはいかがでしょうか。・・まあ、場合によっては、「消化不良な感情」を引き起こすかもしれませんが、それもワインの楽しみなんです。出きればもう一本を3年後に飲めるように保存しておけば、
「あ〜そうそう・・noisy さん・・。そろそろ三年ですが、LLのシャトー・ド・ブラニー・・飲んでみようと思います・・」
などと、noisy の背筋をぞくっとさせることが可能かと・・・(^^;; 思います。もっとも、販売した本人がこのことをまだ覚えていれば・・ですけど・・ね!・・・是非ともご検討ください。お奨めします。 |
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| ●1999Chevalier-Montrachet les Demoiselles Grand Cru |
| シュヴァリエ=モンラッシェ・レ・ドゥモワゼル グラン・クリュ |
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【ドメーヌ・ルイ・ラトゥールの最高峰です。】
もともとシャルドネに秀でたルイ・ラトゥールですが、こちらにはトップワインが2つ有ります。言わずと知れたコルトン=シャルルマーニュと、このシュヴァリエ=モンラッシェ・レ・ドモワゼルです。
良く知られた話ですが、少し説明しておきましょう。もともとこの「レ・ドゥモワゼル」の区画は、元の「シュヴァリエ=モンラッシェ」内には無く、1級の「レ・カイユレ」の一部として存在していました。1ha
ほどの小さな区画ですが、1800年代中期にここを所有していたヴォワイヨ家の姉妹にあやかって、「ドゥモワゼル(お嬢さん)」と呼ばれるようになったそうです。その後、ここを買収したルイ・ジャド、ルイ・ラトゥール両社が裁判にねじ込んで、「シュヴァリエ=モンラッシェ」として認めさせたいきさつが有ります。ジャン・シャルトロンのクロ・デュ・カイユレも1939年、1974年に編入され、今に至っている訳です。まあ、言ってしまえば元はプルミエです。
で、この1999 ドゥモワゼル なんですが、例によってロヴァーニさんが 88-89
Drink 2001 - 2006 などと評価してくれたので、アメリカのリリース時の価格
$260 で、今も購入できる・・・と勘ぐっているわけです。さすがにシュヴァリエ・クラスをサクッとテイスティングできるほど
noisy は裕福な暮らしぶりでは無いので、そのうち誰かが飲ませてくれるだろう・・・的な他力本願で今まで過ぎてしまいました。
もっとも、ロヴァーニさんの評価が完全に間違っていると言う確証は何も有りません。しかしながら、ブルゴーニュのシャルドネの、リリース仕立て、もしくは樽からのテイスティングというのはとても難しいものです。かなりの経験と記憶力、想像力をフル回転しても余りあります。そして、
「もういい加減に落ちているだろう」
とか、
「ここまで開いたんだから、もうこれ以上には成長しないだろう」
という安直な想像力からは、偉大なシャルドネが持つ本当のポテンシャルを知ることは無いんです。noisy
にしても、今まで良い意味でも悪い意味でも、何度と無く裏切られ、己の経験値不足や想像力の欠如を知らされました。何度も書いてきましたが、死んでいるとしか思えない液体が途方も無いほど香り出したり、全開だと判断したのが、まだ序章だったりと・・・。最も、そんな経験が出来たのは、自身の努力ではなく、お客様に可愛がられて、絶対に飲めないような古いヴィンテージの超高級ワインを幾度と無く飲ませてもらったお陰でも有ります。それに、今ほどワインは高価では無く、ごく一部を除けば3〜5万ほどで「偉大」と形容してもどこからも文句の出ないブルゴーニュワインを購入できた訳です。noisy
が昔開いていたワイン会でも、3千円会費でアンリ・ジャイエのワインを何度か出品していますしね・・(全然有り難がられなかったんですが・・・!)
また、きちっと仕上がってしまうと異常に硬くなってしまう場合が有りまして、そうなってくるとテコでも全く開かない時が有ります。そんな時は人間ですから、やっぱり「ワインのせい」にしてしまい勝ちで、
「ぁぁ・・、この年の××は失敗作だ!」
と思ってしまうわけです。そういう時は、どこかに糸口が見つからないか、と散々探すわけですが、根本的に経験値が物を言う訳ですから、やったことが無いことは出来ないし知らないんです。結局、「駄目だった」との烙印を押すわけですね。
単に時間が足りずに硬いのか、ポテンシャルが無いのか、の判断・・・、これが問題です。アドヴォケイト誌の場合は、PKさんは時に鋭く判断できましたが、緩慢な時も有りました。でもロ××ーニさんはほとんどが緩慢でした。単純な場合はしっかり判るのだと思いますが、硬い場合もポテンシャルが無いとの判断になってしまっていたと思います。
そんな訳で、このドゥモワゼルはルイ・ジャドとルイ・ラトゥールの所有による、素晴らしいシャルドネだと信じています。葉巻病に犯され、偉大なテロワールを生かしきれなくなってしまったル・モンラッシェを代替できる畑があるとするならば、シュヴァリエとバタールに限られます。五感と想像力をフル回転させて飲んでみたいワイン・・・です。
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| ●1986Bienvenues-Batard-Montrachet Grand Cru |
| ビアンヴィニュ=バタール=モンラッシェ グラン・クリュ |
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【!】
89年のLLのバタールにはぶっ飛びましたが、86年のビアンヴィニュは飲んでいないので、もし売れなかったらそのうちに飲んでしまおうと密かに狙っています。(・・・バラしてしまったが・・・)
86年は実に秀逸なボーヌ・シャルドネのヴィンテージと言えますし、ビアンヴィニュはバタールの北側、下の部分に有り、レ・ピュセルと接しています。noisy的には、ちょっと金属的なニュアンスを持っているように感じています。普通のバタールほどの、こってりとしたグラマラスな感じにはならないのが、むしろ好みにピッタリ合っているのかもしれません。
また、最近はとても安易に、
「飲み頃はとっくに過ぎてました・・」
と言われるようになりましたが、
「本当にそうなの?」
という疑問は常に有ります。確かに、さっさと飲んでしまう方が危険性は少なくなると言えますが、我慢した者だけに時が与えてくれる大きな感動は、自分のものにはならなくなってしまうんです。「開く前に飲んでしまう」のが我々である・・・と、考えるべきなのかもしれません。
この間も友人の店の話を聞き、さも有りなん!と感じました。あるお客様から、購入した秀逸なボーヌのシャルドネの古いワインを開けてみたけれど、死んでます、と言われたので、取り合えず栓をして返送してもらったそうです。ところが到着したワインを開けてみたら・・・何と全開状態!この世のものとも思えぬ芳香と味わいに狂喜乱舞してしまった・・・とのこと。ボーヌのシャルドネの秀逸なものは、時折「狸寝入り」をします。明らかにもう死んでしまったかのような、日本酒の古いような、老ねた香りだけをダラダラ出すのみで、一向に開放に向かわないんです。本当に素晴らしいと言われるワインに多いんですよね。
まあ、noisy 自身の好みなど皆さんには関係ないことでは有りますから、このドメーヌ物では無いビアンヴィニュが、どれほどのものか!にだけ興味が有るのでしょうね。・・・でも飲んでいないものはしょうがない・・・でも飲んでしまったら品物が無い・・と、どうにもこうにもやるせないのがワインライフなのでしょう。興味の有る方へ。
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| ●2002Batard-Montrachet Grand Cru |
| バタール=モンラッシェ グラン・クリュ |
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| ●1999Batard-Montrachet Grand Cru |
| バタール=モンラッシェ グラン・クリュ |
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【飲んではいませんが是非飲みたい!】
まあ、ヴィアンヴィニュなら早めに飲んでもそれなりに美味しいのでしょうが、アドヴィケイト誌の92〜94Points(2002年)というハイポイントながらも2005〜2015年という飲み頃設定には例のごとく疑問を感じます。明らかに99年は飲みごろが早いのは事実だと思いますが・・。
ルイ・ラトゥール社は、その立場を利用して、良い葡萄・キュヴェを手に入れることが可能ですから、例えドメーヌものでは無くてもハイポテンシャルなワインをリリースできるのでしょうね。DRCも僅かながらバタールの畑を持っており、数樽のキュヴェを何社かのネゴシアンに渡しています。ですので、バタール=モンラッシェに関しましては、実力派(政治的に・・ね)のネゴスのワインがとても秀逸なことがあるのは、DRCのキュヴェそのもの、もしっくは混ざっているから、と考えるのは穿った見方でしょうか。
いずれにしましても、当代一流のシャルドネであることは間違い無いと思います。興味が有りましたらまだ安いうちに..仕舞っておいてくださいね。アドヴォケイトは、2002年 (92-94) Points、1999年 (91-92) Points でした。
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| ●1997Chateau Corton Grancey Grand Cru |
| シャトー・コルトン・グランセ グラン・クリュ |
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【その昔は一世風靡したワイン・・シャトー・コルトン・グランセです!】
忙しくて飲んでいられないので・・申し訳ないのですが、与太話になってしまいます。大体、このワイン名が許されていること自体が珍しいわけです。
まず、シャトーを名乗れるのは数少ないワインだけですね。現在、新たにシャトーを名乗ることは出来ません。また、グランセ
という畑は有りませんから、コルトン・グランセというのも本来は駄目なんです。しかし、例外的に、昔から「シャトー・コルトン・グランセ」を名乗っていたために、商標として、エチケットに記すことを許されているわけですね。今のAOC法から言えば、単なる「コルトン・グラン・クリュ」ということになります。
最も、このコルトンの特級と言うのは、皆さんもご存知のように、ボーヌの唯ひとつのピノ・ノアールのグラン・クリュです。その昔はヴォーヌ=ロマネのグラン・クリュと肩を並べて評されたものでした。コルトンに多くの地所を持つルイ・ラトゥールならではの造りが出来たわけです。すなわち、アロース=コルトン近郊の秀逸な畑から出来の良い葡萄をセパージュして造ると言う、物凄くゴージャスなワインだったんですね。
しかし、それは近代のAOC法に則った場合には、アピール度は低くなってしまいました。畑の違い、細やかなテロワールの違いを楽しむべき、というのが現在のAOCであり、最高のクラスで、最高のブレンドをしたとしても、さしたる評価は出来ないと言うことなのでしょう。
また、ルイ・ラトゥール社が行うようになったパスツリザスィヨン(低温火入れ)により、ワイン自体の精緻さや深みが失われてしまった、とも言われています。ブルゴーニュを代表する、とまで言われたシャトー・コルトン・グランセが、未だにこんなプライスで販売されているわけですから、有り難いっちゃ有り難いですが、何か寂しいものでも有ります。
そんな訳で、ブルゴーニュの歴史を紐解くお時間になってしまいましたが、その内に飲んでみたいと思っています。美味しかったら高くしようかな?・・・ご興味のある方へ! |
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| ●1983Chateau Corton Grancey Grand Cru |
| シャトー・コルトン・グランセ グラン・クリュ |
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【!】
97年ものに次いで83年ものまで入ってきました・・・。どうやら古酒の蔵出しが続いているようで、状態も完璧!でも飲んでいません。
noisy のところにも到着したばかりですので、出来れば1カ月以上休ませてあげてくださいね。
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● ワイナート誌の41号をご覧になられたでしょうか。訪問したヴォーヌ=ロマネのドメーヌのグラン・クリュを評価した順位で、1〜3位を2002〜2005年ヴィンテージ(2004を除く)のこのロマネ=サン=ヴィヴァンが独占するという・・・有る意味、
「本当かよ?」
みたいな印象を受けたのは事実です。
まあ、noisy としても、かなり昔の、余りコンディションが良くないに違いなかったブティーユしか飲んだことが無いので、突っ込みようが無かったのが本当のところでは有ります。
しかし、ロケーションから考えれば、この畑が素質的に素晴らしいに違いないことは明らかでしょう。飲んでみたい・・・ワインです。誰か飲ませてくれないでしょうか・・・・(T.T |
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| ●2005Romanee-Saint-Vivant Grand Cru les Quatre Journeaux |
| ロマネ=サン=ヴィヴァン・グラン・クリュ・レ・カトル・ジュルノー |
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【グレートな2005年のこのワインを手に入れるラスト・チャンス?!】
いやぁ・・・簡単には飲めないですよね。結構高いですし、歴史的にロマネ=コンティに成り損ねた畑・・・とも言え無くも無いのが、このカトル・ジュルノーなんですから・・・。
色々有って今のロマネ=コンティの区画が決まった時、幾つかの小区画を統合して出来た訳ですが、カトル・ジュルノーはそれなりの大きさを持っていて、まとまっていた為に、また所有者が違っていた為に、一緒になることは無かったんですね。ロマネ=コンティの直下にある、秀逸な畑です。ジュルノーというのは一人が畑を耕す単位の複数形で、カトル=4日ということになり、4日で耕せるほどの畑・・・みたいな言い回しになっています。
また、ルイ・ラトゥールと言えば、シャルドネの第一人者でも有ります。類稀で傑出したシャルドネを生み出してきましたが、その一方で、品質を保つためにパスツゥリザスィヨン(火入れ)を行うことでも知られ、その功罪はどうなのか・・・みたいな論争を生んだのも事実です。現在ではパスツゥリザスィヨンをやっているのかいないのか・・・良くは知りません。
ワイナート誌が41号で、このカトル・ジュルノーを大いに持ち上げたのは、記憶に新しいところです。しかし、我々にとっても、なかなか如何ともしがたい気持ちになったのも事実です。すなわち、
「あんまり良いと思ったことも無いが、さしたる経験が無い」
ことがその理由でしょう。
10数年前頃というのは、やはり今のレベルから考えると、思いっきりワインのコンディションは良くなかったと思います。ワインを取り巻く環境は、その後に急激に整備され、今では、
「現地よりも良いんじゃない?現地よりもリーズナブルだし、何よりも現物が有るし!」
みたいな状況です。昔は、どんなに欲しくても手に入らなかったワインが容易に入手可能ですし、しかも場合によっては滅茶苦茶コンディションが良い訳です。
そんなことを考えれば、このカトル・ジュルノー2005が、とんでもない実力を持っている可能性は否定できません。ワイナート誌も、朱筆だった?田中さんも、何となく外されてしまった感が見て取れます。田中さんの個人的な主観に満ち溢れていたワイナート誌は、色々なご意見も有ろうかとは思いますが、それなりに面白かったし、反感も有った。何よりも紙面の美しい雑誌で、マニアックな細かな情報に触れることも出来た。今となっては、そのような部分は徐々に薄められ、より消費者目線に近い方向性を持ちつつあるのかな?とも思います。それはそれで良いことかとも思いますし、一抹の寂しさも感じます。・・・まあ、何よりも全身写真が載っちゃいましたんで・・・。時代は変わりつつあることを実感しています。(写真は思いっきりデフォルメするか、キム×クのでお願いします、と言っておいたんですが・・・)
いずれにせよ、何かの機会が無いと栓を抜けないクラスのワインです。しかし、クラスを考えれば、とんでもなく安い・・とも言えます。DRCのエシェゾーが買えるか買えないかのプライスで、垂涎のグラン・クリュを生み出す、地球上のほんの僅かの地域のワインが手に入る訳ですから・・・。
価格はかなり安いと思います。正規では有りませんが、コンディションは良いです。いつも言っていますが、正規が必ずしも良いとは限りません。大体、正規がしっかりしていれば、すでに日本で大きな話題になっているはず・・・です。ご検討いただければと思います。ロマネ=コンティとまさに地続き、ラ・ロマネと反対側に位置するリューディです。
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