フランス■□ Domaine Daniel et Martine / Julien Barraud □■ブルゴーニュ
ドメーヌ ダニエル エ マルティーヌ / ジュリアン バロー |
|
● 「シャルドネって、ホント、旨いよね!」
と言わせてみましょう・・・。2006年、バローはやっぱりやってくれました。ブルゴーニュの2006年シャルドネは、まだ数ドメーヌでは有りますが、
「下手すりゃ2005年より良いじゃないの?」
みたいな気持ちにさせてくれました。
「ん?何だよ!2005年は最高です!って言ってただろ!」
と、おそらく突っ込みが入ると思います。まあ、それも想定内・・・。結局タイプが違うんですよね。いずれ「そこんとこ」はしっかりケリを付けますので、後のお楽しみにしてください。このコラムでは、
「とりあえず、ダニエル・バロー2006年はアイテムの個性をキッチリ出してメちゃんこ旨い!と noisy が言ってた」
位に覚えておいて下さい。どのアイテムも今から全て美味しく飲め、クラスの枠組みを大きく超えた美味しさを感じることが出来ます。価格はちょっとだけアップ!何社か有るバローのエージェントさんの中では、比較的高めなラシーヌさんのアイテムですが、コンディションはピカイチです。
ちょっとだけ脱線しますが、皆さんもコンディションが良いことでラシーヌさんの裏張りを探して購入されている方が多いようです。同じようにコンディションが良いと言われている×社さんも有りますが、noisy 的には、
「ん?・・・あ、そう?」
です。穿り返してあんまり書く訳にも行きませんが、思い込みは良く有りませんよ。仮にnoisy
が販売しているワインのコンディションにしても全てが 完璧 100%だ!などとは恐れ多くて感じたことさえ有りません。良いコンディションでお渡しできるように、そうなるように常に精一杯努力する・・・だけです。「当方のワインのコンディションは完璧です」とか白々しいことを言う方も中にはいらっしゃいますが、何を根拠に言えるのかと、突っ込みたくなっちゃいますね。どんなに努力をしたところで、ワインの管理に完璧神話は有りえません。ワインは不完全な飲み物です。それが真実。コンディションのみ考えても製造からお客様の口に入るまで全てが完璧で有って初めてそのワインが完璧だったかもしれないと想像することができるだけです。お金にしか興味の無く、大御所ドメーヌのエクスクルーシヴを守ることだけに固執している連中には、まともなワインの管理など出来るはずが無いんです。何故なら、彼らにとってはネームバリューやブランドを守ることのみが大事で有って、ワインの品質・コンディション・味わいは二の次だからです。大抵の場合大物ドメーヌとの取引には数軒の格下ドメーヌが一緒にぶら下ります(勿論例外も有ります)。我々のアソート販売みたいなものです。大物ドメーヌのご機嫌を悪くしないようにほとんど言いなりですから、おべんちゃらだけは言うにせよ、マイナスに働くことは何一つ伝えません。ですので勘違いしたセットの格下ドメーヌの成長は全く見込めず、鼻だけは高くなって始末に終えず・・結局はどこかで処分に近い形で販売してしまうか、大物
1に対し 他をセットで 10〜30で販売するようになってしまいます。まあ、酷い話です。長くなるので、またどこかで書いておきます。
ダニエル・バローはPKさんの覚えも良く、「偉大なブルゴーニュの白ワイン」に2アイテムも選択されています。旨くて、安くて・・・(少しずつ値上がりしていますが)、また速くは無いにせよ大きな感動が有ります。ブルゴーニュの南ということで、プライスが安いですが、決してコート=ドールのワインに引けを取らない訳です。しかも変なものは付いてきません!
その昔はノースバークレイのスペシャル・キュヴェということでしたが、今はキュヴェの全てが同じ造りということで、「キュヴェ・ユニーク」や「レゼルヴ」の冠を外しています。そのダニエル・バローも、そろそろ世代交代の準備のようで、今回ご案内する「マコン=シャントレ」と
「プイィ=フュイッセ・アリアンス V. 」 が、息子さんジュリアン・バローの名義になっています。(単に相続絡みかもしれません)
またどのキュヴェを飲んでも、畑の個性がキッチリ表現されていますし、キュヴェごとの風情の違いを楽しめるようになっている訳です。コート=ドールのシャルドネのリューディのように、ほんの僅かな違いを楽しむ・・・というよりも、テロワールの違い、より大きなコンセプトの違い、ヴィジョンの違いを見て取れ、それが大きな楽しみに繋がっていく訳です。
細かな部分は書くコラムに書きますので、是非ともご検討ください。今飲んで良く、置いてさらに良いシャルドネです。 |
|

| ●2006Macon-Chaintre les Pierres Polies / Julien Barraud |
| マコン=シャントレ・レ・ピエール・ポリ / ジュリアン・バロー |
|
  

  
|

| ●2006Macon-Vergisson la Roche |
| マコン=ヴェルジッソン・ラ・ロシュ |
|
  

  
|
【リーズナブルでベーシックなシャントレと、マコンでは無敵なヴェルジッソン・ラ・ロシュ!】
はっきり言って、2003年のような滅茶苦茶暑いヴィンテッジは別にして、バローのマコンを美味しくないと言える人はいないでしょう。また、高すぎると文句を言えるような、ポテンシャルの欠如を口にも出来ないでしょう。村名マコンを考えてみると、ワインのスタイルに好みは有れど、ダニエル・バローこそ、真のマコン酒であると思います。
コート・ド・ボーヌの偉大なコント・ラフォンもマコンで頑張ってはいますが、それなりに美味しいとは言え、ちょっとチグハグな味わいになっているような感じです。極一部、貴腐を付けたり、テーブルワインでリリースしたりと、味わいもそれなりには評価できるものの、マコンの味わいを代表するものにはなってはいません。
ジュリアン・バローの名を記載したエチケットのマコン=シャントレは、とても熟れた葡萄を使用、黄色い果実にシトラスやハーブ、少しマッタリした味わいでふくよか、やや低めの酸度にわずかな甘みを感じます。これは基本的に葡萄が熟すのを待って収穫しているためと思われますが、ヴェルジッソンに比べて幾分ポテンシャルが落ちるシャントレの畑では、致し方ない部分なのでしょう。noisy
だからそのようなことも書いてしまいますが、決して「ダレて」しまったりせず、リーズナブル、ベーシックラインとしては、並のマコン酒を大きく凌駕するものです。ピーチや洋ナシのニュアンスと接触感の滑らかさはピカイチ。一番早い熟成を迎えるでしょう。今飲んでも充分に旨いです。
マコンの聖地とも言えるヴェルジッソン・ラ・ロシュは葡萄の熟成度と酸度のレベルの均衡に拍手を送りたい、優れた味わいと言えます。レモン等の柑橘類には冷ややかな酸味と滑らかなものが同居、中盤もふくよかで後口のわずかなビターが余韻を引き締めています。ソフトさとハードさ、冷たさと暖かさ、リッチさとスタイリッシュさの相反する言葉を両方使用可能な、実にバランスの良い、かなり旨いシャルドネです。
単純に言ってしまえばマコンの最南端に開けたシャントレに対し、かなり北西に位置するヴェルジッソン・・・の特徴が出ているとも言えますし、石灰がより強いヴェルジッソン、岩のニュアンスを僅かに持つシャントレとも言えますから、それがどういう意味を持っているのかは・・・ワインの言葉を耳を澄まして聞いてみてください。
価格差は\400ちょっとですから、どっちにしようかと悩むところ・・・。特にこれから暖かくなってくるとシャルドネもどんどん変化して行きますから美味しいですよね。ワインに出しゃばってほしくない時はマコン=シャントレ、ちょっと飲み応えの有るのを・・・と思ったらマコン=ヴェルジッソン・ラ・ロシュ、というように分けてみてください。旨いです。お薦めします!是非どうぞ! |
|

| ●2006Saint-Veran en Creches |
| サン=ヴェラン・アン・クレシェ |
|
  

  
|

| ●2006Saint-Veran les Pommards |
| サン=ヴェラン・レ・ポマール |
|
  

  
|
【全く違う個性!アン・クレシェはサン=ヴェランの優等生だが・・・レ・ポマールは!】
ユーロが高止まりしているのでサン=ヴェランで昔のアン・ビュランのプライスになってしまいましたが、貨幣価値を考えればさほど上がってはいないのかもしれません。
ところでサン=ヴェランもプイィ=フュイッセも、位置的にはほとんど同一ではありますが、ちょっとの違いが味わいに現れるのが面白いですよね。基本的には、素晴らしいサン=ヴェランは、並の造り手のプイィ=フュイッセ を確実に超える・・・ということが昔から言われていました。バローのサン=ヴェランは、普通で言えばプイィ=フュイッセ並みなのでしょう。因みにサン=トーバンはコート=ドールですから混同しないようにしてくださいね。
本当に素晴らしいサン=ヴェラン・アン・クレシェですが、蜜のニュアンスを持ち、やや遅摘みを感じさせながらも酸度のレベル、輪郭、バランスをしっかり持っています。ややスレンダーな部分がプイィ=フュイッセとはニュアンスを異にしています。シトラス、わずかなミントに蜜ですよ。そして石灰のニュアンスがしっかり有ります。かなり旨いです。
一方価格の高いレ・ポマールですが・・・、これはもうサン=ヴェランと言えるのでしょうか。高貴なプイィ=フュイッセと言ってしまいそうなバランスを持っているんです。
とても肥えていて、リッチで粘性が高い。しかし酸度を失ってはおらず、蜜やナッツ、甘くないトロピカルフルーツを冷涼に表現しています。ボディも豊かでジューシーな長い余韻。後口にわずかなビターを伴います。かなりの複雑性とエレガンスを両立していますので、
「リッチなのに切れがある!」
と感じさせてくれる訳ですね。
ちょっとビックリのサン=ヴェランでした。まあ、ほぼ同価格帯のフレデリック・コサールのビゴットも旨いですが、高級感は・・・一歩抜けているかもしれませんよ。機会がもし有ったら比べてみてください。
どちらのサン=ヴェランも、今飲んでOKです。10年はしっかり持つはずですが、このバランスなら今飲んでも惜しいと思わないと思います。是非飲んでみてくださいね。
|
|

| ●2006Pouilly-Fuisse Aliance V./ Julien Barraud |
| プイィ=フュイッセ・アリアンス・ヴェ / ジュリアン・バロー |
|
  

  
|

| ●2006Pouilly-Fuisse en France |
| プイィ=フュイッセ・アン・フランス |
|
  

  
|

| ●2006Pouilly-Fuisse la Verchere Vieilles Vignes |
| プイィ=フュイッセ・ラ・ヴェルシェール・ヴィエイユ・ヴィーニュ |
|
  

  
|

| ●2006Pouilly-Fuisse les Crays |
| プイィ=フュイッセ・レ・クレ |
|
  

  
|

| ●2006Pouilly-Fuisse en Buland Vieilles Vignes |
| プイィ=フュイッセ・アン・ビュラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ |
|
  

  
お一人様1本限りでお願いします。出来るだけ他のバローのワイン1本とご一緒にご注文ください。
|
【5種類も有るプイィ=フュイッセ・・・どれもが旨いが書くのが大変!】
「何時間経ったんだろう・・・」
と時計を見ると、
「あら〜ぁ、もうこんな時間じゃん!」
はっきり言って大変です。どれも旨いしどれも違うからちゃんと説明したいのは山々では有りますが、通常の発送関係、メールの返信、電話の応対、お客様の応対ををしつつ、駄文を展開している
noisy ですが、時には Perl (普通の人は判らないですよね・・・) でプログラムを変更したり、次期のホームページをデータベース化しようと調整したり、サーバーの具合を見たりと、メッチャクチャなことになっている場合も多く有ります。
駄文を展開するにしても、
「オチはどう落とそうか・・、いやいや、ここは、しっかり真面目路線で行かないと人間性が疑われるぞ、もとい、元からそんなモンありゃしないんだからしっかりボケないと・・・」
などと考えていると、1本の電話で、プログラムを書いているのか漫才ネタに没頭しているのか判らなくなってしまったりする訳です。
新着を書いている時に何かで途中で止まったりすると・・・・
「××をクリックしても購入できませんよ〜♪」
などという励ましのメールが深夜に届き、慌ててコードを見直してアップしたりする羽目になる訳でして、たった一つのドメーヌさん、それも好きな造り手だとは言っても、これだけ枕が長くなると、どう落とそうかと考えているだけで時間の無駄になってしまいます。
「だったら早く起きて書けばいいでしょ?」
などと思わずカミサンに突っ込まれてしまうので、定休日の誰もいない店内で、デロンギのオイル・ヒーターを抱えながら寡黙に一人キーボードを叩いている訳です。
プイィ=フュイッセ・アリアンス・ヴェ は、ジュリアンの名前でクレジットされています。こちらはバロー家の秀逸な各リューディのブレンドもので、クリュのレ・クレの葡萄まで入っています。単なるブレンドでは無く、緻密に計算された美味しさを感じます。酸味のバランスが絶妙で、美しい全体像を見せることに成功しています。瑞々しく、ピュアで、充分に熟れていながら神妙なミネラリティが前面に出ています。言ってみれば、バローの持つ感性を具現化したキュヴェと言えるでしょう。旨いです。美しい!
プイィ=フュイッセ・アン・フランスは、今回の入荷が微々たる物で、飲んでしまうと売る分が無い・・・(笑
という結果に陥ってしまうため、テイスティングは回避しました。でもバーガウンド・コムには、
...rich, full, intense and powerful flavors are a bit more concentrated
and very generous without devolving into heaviness or excess body...
つまりは、とても大きくリッチだが決して重くはならない・・・と言っているようです。このキュヴェは安いし少ないし・・狙い目かもしれません。
プイィ=フュイッセ・ラ・ヴェルシェール・ヴィエイユ・ヴィーニュ は、その昔レ・クレが外したヴィエイユ・ヴィーニュを詠っています。70年の古木が生んだこのワインには・・・noisy
もちょっとビックリ。ダイナミックで味わいに深みが有ります。横の拡がりに留まらず、縦の構造が深い・・・しかも、このキュヴェには、上級キュヴェの他にはあまり発見できなかった樽のニュアンスが僅かに有りました。ポテンシャルだけを見れば「レ・クレ」と並ぶもの・・・と感じましたが・・・、これは素晴らしいです。今でも美味しいですが、少し置いたら化けるかもしれません。
noisy的な好みを言ってしまえば、最もエレガントでスタイシッリュ、とても冷ややかでソリッドなプイィ=フュイッセ・レ・クレ
です。樽も有り、滅茶苦茶な凝縮感と、後口を引き締める品の良いビターが特徴です。白や黄色、僅かに赤く色づいた果実がふんだんに存在し、誰かがナイフで皮を剥いてくれるのを待っているかのようです。一転、バターや蜜、木の実、滑らかさが徐々に出始め、どんどん膨らんで行きます。やっぱり旨いですね!さすがバローの看板ワインです。
プイィ=フュイッセ・アン・ビュラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ は、正にアン・ビリーバボーなポテンシャルです。レ・クレがバタール・タイプと仮定すると、こちらはシュヴァリエ・タイプか?(勘違いしないでくださいね、あくまでタイプの話しですよ)。滅茶苦茶繊細で、複雑性に磨きが掛かっています。香るミネラルには「フィネス」が存在。香りの質が頭一個抜けてます。ボリュームが有って、そのまんま滅茶苦茶長い余韻・・・。いつまでもアン・ビュランの余韻が留まっています。
「細かいことはもういいから、黙って飲んで頂戴!」
なんて言われているようで、これは「浸れるワイン」です。昔は何ケースか、平気で頂けたキュヴェですが、今回はとても少ないので・・・ゴメンなさい、お一人様1本、条件付きです。間違いは無い!素晴らしい・・・ブルゴーニュの白を代表すべきワインでしょう。
「まあ・・随分大袈裟な・・・」
という方もいらっしゃるかもしれません。まあ、好みは有るでしょう。でも、ほぼ全開で褒めまくることは滅多には有りませんから、その辺のトーンはお分かりいただけるんじゃないかな?と思っています。是非ご検討ください。とても美味しいです! |
|
|
|
|
|
● 「2005年のブルゴーニュはグレートヴィンテージ!」
そのまんまを感じさせてくれたシャルドネをご紹介します。
キリッとした冷涼な酸味と、微妙なラインで釣り合うだけの果実味が生み出すエレガンス・・。それがブルゴーニュのワインです。そのどちらかが掛けても人は、
「何だかなぁ・・・」
と、自身の否定感を打ち消せずに消化不良になってしまうのです。
考えても見てください。2003年のブルゴーニュのたっぷりした果実味は、直近の美味しさを感じさせてはくれたものの、
「美味しいことは美味しいんだけど、ちょっとイメージが違うんだよね・・」
と思われたことでしょう。
そう、どこか新世界的でした。暖かな雰囲気を持つ少なめの酸と、ブルゴーニュなの?ローヌ?それともカリフォルニア?とも判断しずらい過剰な果実味がもたらしたものは、ブルゴーニュ・ファンの消化不良だったんです。
2005年のフランス・ブルゴーニュは、本来の姿を取り戻したと言えます。健全で、鋭角の先端を丁寧にヤスリで丸くしたような生き生きとした酸味。若いうちは、やや厳しくも感じるこの酸味が重要だったことを再度認識させてくれるでしょう。
ダニエル・バローは、リーズナブルなプライスと、それに見合わぬポテンシャルを持つシャルドネで、日本のファンを魅了してきました。今回お届けするバローのマコネを秀逸な状態で日本に輸入していただいたのはラシーヌさんです。ルートの関係で、L社のプライスよりも若干高めになってしまいますが、万全の状態だと確信しています。また、ラシーヌさん経由のバローは販売先がとても限定されています。 |
|


| ●2005Macon-Vergisson la Roche |
| マコン=ヴェルジッソン ラ・ロシュ |
|


|
【2003年とは大違いでした!桁違いのマコン=ヴェルジッソン!】
ダニエル・エ・マルティーヌ・バローのスタンダード・クラス・キュヴェと言えるのがこのマコン=ヴェルジッソン・ラ・ロシュです。マコンの中でもスペシャルなヴェルジッソン村の畑です。
冷涼な酸を大量に閉じ込めた、石灰岩・石灰石のミネラルを放つゴールド。質の良い焦げたオークのニュアンスがファーストに、徐々に色や黄色の小果実と、蜜、木の実を混じらせる。果実の風味と酸味の狭間にやや空間が有るが、埋めるのは時間の問題。良いヴィンテージならではの特別なマコン。今から飲めるが数年置いても良い。
「ブルゴーニュのシャルドネにとって良いヴィンテージとは?」
という問いに、素直に答えてくれるワインです。初めてワインに接して興味を持たれた時の、あのイメージを呼び起こしてくれると思います。高くはないでしょう。お勧めします!
下記はノースバークレイ社のホームページよりのコメントです。
2005 Barraud Macon-Vergisson “La Roche”
One of the best Chardonnay values we know. “La Roche” touches Pouilly-Fuisse,
and shares its great, noble terroir.
“As Barraud suggested last year, his 2005s were quite ripe and
even this cool site parcel is notably ripe, with a subtle touch of wood framing
orchard fruit aromas that combine with nicely concentrated, delicious and round
flavors that finish with firmness and persistence. This will benefit from 2 to 3
years in the cellar and I like the finishing minerality. Recommended.” ? Burghound
|
|

| ●2005Saint-Veran en Creches |
| サン=ヴェラン アン・クレシェ |
|


|
【とてもドライなのにリッチ!高原の草原を想像させる味わいです!】
まあ、難しい表現では有りますが、このワインを口に含んだ時に、春の山の草原で、草花が発する生き生きとした匂いやエネルギーを感じながら寝そべって空を見つめて、雲の流れを追いかけているようなイメージを抱きました。ドライなまったり感と、緑や青のイメージが有るのに少しも茎っぽくなく爽快で、やや低い空気の温度を感じたからなのかもしれません。
やはりとても冷涼な果実酸と、ぴったり釣り合った果実味、石灰、バター、草花・・・、ボリューム感がしっかりあるのにややスタイリッシュに減衰して行きます。口入れがリッチで中盤からがスタイリッシュ・・というような感じでしょうか。余韻は酸のボリュームが有りますので、粘度と相まってかなり長いです。・・・知らないかもしれませんが、この、サン=ヴェランというアペラシオンは、クリュ・ボジョレーで御馴染みの「サン=タムール」の中に指定されている地域なんですね。
こちらも今から飲めますが、数年間は向上して行くでしょう。マコン=ヴェルジッソンが持つ温度よりもやや低く、湿度はより乾いています。とても美味しいと思います。酸味の強さに驚いてください。でも、その酸味の先端が見事に磨かれていることにも要注目!お勧めします! |
|

| ●2005Pouilly-Fuisse en France |
| プイィ=フュイッセ アン・フランス |
|


|
【ごめんなさい!少なすぎて飲めません!】
おそらくですが(教えてくれないので・・)、日本には48〜60本ほどしか入っていないのでは?と思います。マコネのワインでプルミエ・クリュ、もしくはグラン・クリュを指定するとすれば、このプイィ=フュイッセをおいては有り得ないと思われる地域です。勿論のこと、名前だけのワインも沢山リリースされていますから、プイィ=フュイッセ全てが美味しいことは有りえず、注意が必要です。
ちなみに、ノースバークレイ社のホームページからの転載をさせていただきます。なんと、
「顕著な深さと永遠の長さをみせるおいしいレモン爆弾!」
だそうです。
ミネラルに支えられた張りが有る味わい!と言うことでしょう。飲んではいませんが一番リーズナブルなバローのプイィ=フュイッセです。
2005 Barraud Pouilly-Fuisse “En France”
A luscious lemon bomb that shows remarkable depth and eternal length.
“A compelling mix of understated pain grille notes, citrus, particularly
lemon and ripe orchard fruit aromas introduce supple but concentrated medium
full flavors that are vibrant, long and beautifully well-balanced. This
is a harmonious wine and already quite forward yet this should benefit
from 2 to 3 years of cellar time first.” ? Burghound
|
|


| ●2005Pouilly-Fuisse les Cray |
| プイィ=フュイッセ レ・クレ |
|


|
【ムルソーで言えばレ・シャルム!ピュアでスタイリッシュな味わいが魅力!】
良いですね〜♪衝撃的に長い、ミネラル+ライムの余韻!最近のラフォンさんのムルソーを飲んでいるような・・・そんな気にさせます・・。ん?いや、ラフォンのムルソーと全く瓜二つ、という意味合いでは有りませんよ。似たようなニュアンスを持つと言うことです。
新着発行前に飲むことが出来たのは4アイテム、マコン=ヴェルジッソン、サン=ヴェラン、このPFレ・クレ、PFアン・ヴュランVVですが、プイィ=フュイッセに近いとは言え前者の2アイテムとは、やっぱり凄みのレベルが違います。エレガンスを着こなした凄みを感じます。
柑橘系フルーツを詰め込んだ粘度の強い液体。冷涼な酸が膨大で、それを全て包んでしまうほどの石灰系ミネラルと、太陽熱に侵されなかった瑞々しい果実味。滅茶苦茶長い余韻に、キラキラ光るシャッキリミネラル・・・いつまでも続く。
そう、やっぱり高いポテンシャルを持つムルソー・シャルムのような仕上がりでした。樽はおそらくしっかり掛かっているはずなのに、それすら表面には出てこず、内面に閉じ込めてしまっています。とてつもないパワーを秘めたシャルドネだと感じました。今から10年、しっかり美味しくいただけるでしょう。お薦めします! |
|


| ●2005Pouilly-Fuisse en Buland Vieilles Vignes |
| プイィ=フュイッセ アン・ビュラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ |
|


|
【半端無い!凄すぎます!】
レ・クレも凄かったが、流石にVVの緻密さを感じさせるアン・ビュランが上かもしれません。いや、むしろそれは、ムルソー・ペリエールとシャルムの違いに似ているかもしれません。細やかな表情が出安い良い場所のペリエール・・ということに近いのかもしれません。主に石灰の肉襞を持つレ・シャルムと、多彩なミネラルの肉襞を持つペリエール・・そう、想像してみてください。どちらがタイプかは、飲まれる方によって異なってくるでしょう。
幾種類もの柑橘系のフルーツとその皮、石、蜜がチリチリとノーズを刺す。大きな構造と、埋め尽くせる要素。少しもほころびを見せない。フローラルなアロマと柑橘系フルーツは、飲み終えてもその姿を消さない。
どこか濃縮還元ブドウジュースのような鈍重なニュアンスを含み持つカリフォルニアのシャルドネとは正反対の、波長の短いシャルドネです。甘さが全く無く、それでもエキスがそれを感じさせない・・・理想的なシャルドネです。
このようなワインは、今飲んでも、その素晴らしさを堪能できますが、やっぱり勿体無いかな?と感じてしまいます。成長を自身の目で確かめたい方は、時間を掛けてゆっくりとエージングさせてください。いや、どうしても飲んでみるんだという方・・・、
「ダニエル・バローも安かったから良いんだよ。ここまで高くなったらその意味は半減するよね」
などと言っていると、もう美味しいものには当たらないでしょう。ポテンシャルは価格を大きく超えています。とても安いと思います。お勧めです!
|
|
|
|
|
|
最も偉大なブルゴーニュの白ワイン!です。
● ブルゴーニュの偉大な白ワインにその名を留めるダニエル・バローの新ヴィンテージが入荷です。輸入元はラシーヌさんです。L社さんものでは有りませんので、価格設定が違います。ご了承ください。 |
|

| ●2004Pouilly-Fuisse en Buland Vieilles Vignes |
| プイィ=フュイッセ アン・ビュラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ |
|