■□ Domaine Guy Amiot □■
ドメーヌ ギィ アミオ |
|
● ぶりぶりしたピュリニーらしい果実味を楽しめる造り手、ギィ・アミオ(アミオ=ボンフィス)のアイテムが入荷しました。早くからも美味しく飲めるスタイルだと思います。
とても秀逸なシャルドネながら、とてもリーズナブルなプライスで出回っている・・・、どちらかというと、ちょっと神格化されつつあるモンラッシェ近辺の著名ドメーヌの中に有って、今ひとつ「うだつが上がらない」のが良く判らない・・・ギイ・アミオ(アミオ=ボンフィス)さんです。
|
|


| ●2003Puligny-Montrachet 1er Cru les Demoiselles |
| ピュリニー=モンラッシェ レ・ドゥモワゼル |
|
 

 
|


| ●2002Puligny-Montrachet 1er Cru les Demoiselles |
| ピュリニー=モンラッシェ レ・ドゥモワゼル |
|
 

 
|
【.. 】
2002年は飲んでいませんが、2003年は..結構良かったですね。樽由来の香ばしいトースト香、それを押し分けてミネラルと「ぶりっ」とした果実味が顔を出す。凝縮感というよりも最初から全開で走り出し、途中で段々とボディが細くなってきた..と思ったら、質感が出てきましたね。
こういうパターンは、かなりポテンシャルの高い畑で出会うことが有ります。普通は最初は細身で徐々に開いてゆくのが常套手段です。シュヴァリエ=モンラッシェに接し、レ・カイユレの中に有る「ドゥモワゼル(ドモワゼル)」ですので、シュヴァリエやモンラッシェの性格を引き継いでいます。
noisy 的にはジャック・プリュールのモンラッシェに性格が近いように思いました。飲まれるタイミングによっては、全開からスタートしたり、閉じた状態から始まったりと表情を常に変えて行くでしょう。また、それは何度も閉じたり開いたりを繰り返すに違い有りません。
2002年は飲んでいませんので判りませんが、ロヴァーニさんは92ポイントとショボい評価です。珍しく2006年から
とかなり先の見通しです。想像で言ってしまえば、「かなりのポテンシャルを受け取った」と言うことでしょう。
超高級なシャルドネとすれば、間違いない選択だと思われます。比較外向的、そして早く飲んでも、10年位保存してもOKという、モンラッシェと付くワインの中ではオールマイティです。シュヴァリエを始めとする特級までは手を出しきれないけど、近い雰囲気を感じたいなら良いチョイスです。飲んでみましょうね。
2002 Domaine Guy Amiot et Fils Puligny Montrachet les Demoiselles
Domaine Guy Amiot et Fils
Puligny Montrachet, Cote de Beaune, Burgundy, France Chardonnay (a dry
white table wine)
The 2002 Puligny-Montrachet Les Demoiselles, sporting a nose of minerals and
flowers, has a fleshy, sappy, medium-bodied personality. Satiny-textured and
rich, it coats the palate with loads of limestone, mineral, liquid rock, and sap
flavors. This is a deep wine of outstanding purity and elegance. Anticipated
maturity: 2006-2013.
Reviewer Pierre Rovani
Rating 92 Points
Maturity Drink 2006-2013
Cost $85
Wine Advocate #141 (Feb 2004) より抜粋
|
|
|

| ●1999Chassagne-Montrachet 1er Cru les Vergers |
| シャサーニュ=モンラッシェ レ・ヴェルジェ |
|
 

 
|
【.. 】
いつ購入したのか判りませんが..ひょっこり出てきましたのでドゥモワゼルと一緒にご紹介しますが..かなり良かったと思います。随分前に飲んだのですが、トースティーな印象と徐々に開いてきた以外は忘れてしまいました。そろそろバランスが良くなってきた頃だと思います。
一応、各ワイン本の簡単な訳をすると..(誤訳で間違ってたらすみません)
99年のレ・ヴェルジェは(55〜60年の古木による) 洋梨と花の芳香を明快にしている。そのミディアムボディな個性は集中していて、水晶のような、正確でハッキリした性格に豪放な純粋さを現している。それは純粋で物の見事に長い収束と同様に個性を通して持続する強力なミネラルのフレーヴァーがある。
洋梨、りんご、モモの果樹園、スパイシーなオークの深くフルーティーなノーズ。
軽快な酸によって賑されたりんご、洋梨、および柑橘類風味がある口の果物爆弾。
良い グラと抽出。収束は 堅くてしつこい。
ライム、ミント、焼いたオークの冷たいアロマ。 スタイリッシュで上手く描かれ、ジューシーな酸が純粋さに貢献しているよう。
新鮮でかなり激しい風味のライム、洋梨、スパイス。 とてもおいしい果実とテクステュア。
となっています。
1999 Domaine Guy Amiot et Fils Chassagne Montrachet les Vergers
Domaine Guy Amiot et Fils
Les Vergers, Chassagne Montrachet, Cote de Beaune, Burgundy, France
Chardonnay (a dry white table wine)
The 1999 Chassagne-Montrachet Les Vergers (from 55 to 60-year old vines) reveals
pear and flower aromas. Its medium-bodied personality displays gorgeous purity
to its focused, crystalline, precise, and crisp character. It possesses powerful
mineral flavors that last throughout its personality as well as its admirably
long, pure finish. Projected maturity: now-2009.
Reviewer Pierre Rovani
Rating 90 Points
Maturity Drink 2001-2009
Cost $64
Wine Advocate #133 (Feb 2001) より抜粋
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Deeply fruity nose of pear, apple, vineyard peach and spicy oak. A fruit
bomb in the mouth, with apple, pear and citrus flavors enlivened by bright
acids. Good gras and extract. Finishes firm and persistent. 87-90 points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Sep/Oct '00 より抜粋
Cool aromas of lime, mint and charred oak. Stylish and well delineated,
with juicy acidity contributing to the impression of purity. Fresh, fairly
intense flavors of lime, pear and spice. Very good fruit and texture. 89 points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Sep/Oct '01 より抜粋 |
|
|
|
|
|
| ●1997Puligny-Montrachet 1er Cru les Demoiselles |
| ピュリニー=モンラッシェ・レ・ドゥモワゼル |
|
  
1997 Domaine Guy Amiot et Fils Puligny Montrachet
Demoiselles
Hay, honey and herbs on the nose; quite closed compared to the '98, which
Amiot describes as unusually open for this cru. Thick, sweet and deep;
the richest and most concentrated '97 to this point. Very ripe flavors
of peach and earth. Still rather closed today. Finishes with good length.
90 points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Sept/Oct 99 より抜粋
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Deep resin and smoke aromas complicated by superripe notes of peach and
pineapple. Sweet, oily and tactile on the palate, but given shape and grip
by a solid acid structure. Hints of exotic fruit. Finishes long and ripe.
88-91 points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Sept/Oct '98 より抜粋 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
The 1997 Puligny-Montrachet Les Demoiselles has floral, red berry, and
mineral aromas that give way to an extracted, concentrated, and layered
character. This rich, deep, well-balanced, and medium-to-full-bodied wine
has magnificent flavors of nuts, stones, and chalk. It is an intricate
offering, combining power with detail, and opulence with elegance. Projected
maturity: 2001-2008.
Reviewer Robert Parker
Rating 93
Maturity Drink 2001 - 2008
Cost $82-$130
Wine Advocate # 123 Jun 1999 より抜粋 |
|
|
| ●2005Puligny-Montrachet 1er Cru les Demoiselles |
| ピュリニー=モンラッシェ・レ・ドゥモワゼル |
|
  
|
【グレートながらも未だにリーズナブル!なんででしょうか??】
まずはちょっと説明しておきましょう。かのル・モラッシェは標高250〜270m辺りの、ピュリニーとシャサーニュの村にほぼ半分にまたがって存在しています。その上部がシュヴァリエ=モンラッシェで、北側が1級のル・カイユレです。
ちょっと話が飛びますが、シュヴァリエ=モンラッシェとイコールで結んでいるのは、もともとはレ・シュヴァリエというリューディだからです。それをル・モンラッシェにあやかって、繋げている訳です。意味が有るんですよ。だから=(イコール)、ハイフンは略さないようにしましょうね。
で、問題なノンはこのドモワゼル・・・。区画自体はル・カイユレの上部に有るんです。ということは、シュヴァリエ=モンラッシェの北隣ですよね。さらには、このドモワゼルというリューディは、今ではシュヴァリエ=モンラッシェとして通っている方が大きいんです。すなわち、ルイ・ジャドとルイ・ラトゥールのシュヴァリエ=モンラッシェ・ドゥモワゼルがそうです。両社は裁判で散々ゴネて、シュヴァリエ=モンラッシェとして認めさせてしまったんですね。
また、ちょっと飛んででしまいますが、ル・カイユレの中にもクロ・デュ・カイユレという区画がありまして、この一部もシュヴァリエ=モンラッシェとして認められています。
今回ご紹介するのは、おそらく飲み頃だろうと思われる、とっても安価な1997年と、グレートイヤーと予想される2005年のドゥモワゼルです。実はどちらも理由が有って飲んでいないんです。数は無いし、勿体無いし・・・せっかくなら美味しく飲みたい!と思うのが心情ではありますんで・・・。
「1997年ってオフじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、さにあらず・・・この年のボーヌのシャルドネは92年以来のグレートイヤーと言えるでしょう。
で、このギイ・アミオさんちのドゥモワゼルが何でこんなにリーズナブルなのか・・・という、とても難しい問題の謎解きなんですが、noisy
が独断と偏見で思うには、
「若くても美味しく飲めてしまうから!」
だと思うんですね。ハッキリ言ってリリース時から美味しく飲めてしまうんです。果実味が豊かでとてもバランスが良い。当然ながら複雑な表情は出てこない・・・。大抵、10年掛けて上昇してゆく1級、特級が多い中、安くて美味しいドゥモワゼルは、さっさと飲まれてしまって複雑性に掛けるんじゃないかと、正当な評価をされていないと想像しています。
そうだなあ・・一皮剥けるまで待つ・・・それに尽きると思いますよ。周りはグラン・クリュとル・カイユレですから・・・、悪いわけが無いじゃ無いですか。何時飲んでも美味しく、熟成して感動させるワインになるんじゃないかと・・・理解しています。
さらに余計なことを因んでしまいますと、かのアドヴォケイトですが、この1997年のドゥモワゼルを93点と評価していました。まあ、点数はどうでも良いんです。ところが、Maturity
飲み頃を late と書いていたんです。つまり、
「もう終わったよ」
ということですね。
さらにところがです。少し前にアドヴォケイトのサイトが衣替えをしたんですが、なんとこの時に、上記のように変更になっていたんですね!2001-2008
って成ってました・・・。ちょっとだけ間違いに気づいたのかな?どうでも良いことでは有りますが、こういった文章と言うのは記録に残ってしまいますので・・・怖いですよね。リーズナブルで、とても美味しい可能性のある、ドゥモワゼルのご紹介でした。noisy
も絶対に飲みたいです。
|
|
|
|
|