フランス ■□ Domaine Vincent Dauvissat □■
ブルゴーニュ
ドメーヌ ヴァンサン ドーヴィサ |
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● シャブリのトップ・ドメーヌと言えば、フランソワ・ラヴノー と ヴァンサン・ドーヴィサ(昔のルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサ)
で決まりでしょう。この両家は姻戚関係にあり、常にトップの座を争っていると言えます。
また、ドーヴィサという名前はシャブリに何軒か有りますが、時々ドメーヌ・ジャン・ドーヴィサさん当たりは混同されてネットに出ていることも有りますの
でご注意くださいね。また、ヴァンサン・ドーヴィサのワインは、時には
ドーヴィサ=カミュ でも出ていますが、どちらも同じものです。
ヴァンサン・ドーヴィサのシャブリ特級・1級は実に長命で、良い年なら15年以上熟成すると言われています。また、ACシャブリの生産も始めましたが、
これも1ヘクタール程度で、需要に対してとても少ないと言えます。
ですが2008年は、特級のレ・クロの熟成に時間が掛かっているようで、プルミエ・クリュや村名と同時期にリリースされませんでした。真贋は飲んでいないので判りませんが、2008年のシャブリ地区のワインは2002年同様に高品質だ、との話も伝わってきています。 |
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| ●2008Chablis 1er Cru la Forest |
| シャブリ・プルミエ・クリュ・ラ・フォレ |
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【!!】
一般的な認識と思われるリアルワインガイド的な評点を考えれば、村名90点、プルミエ91〜92位が上限になるかと思われます。特別にビオ的な、とてもニュートラルな味わいを持っているシャルドネでは有りません。
しかし、これほどまでに真のシャブリ的なシャブリは、シャブリ地区ではほぼ壊滅状態・・・と言える状況をほとんどの方が知ってはいません。
また、もう好い加減にして・・・とお客様が言いたくなるほど、
「シャルドネのポテンシャルを計りきれない方が多い」
と常日頃お伝えしていますから、まあ、その性かどうかは判断付かないにせよ、
「いや・・・シャルドネの本当の素晴らしさ、ポテンシャルにようやっと気が付きましたよ・・」
とおっしゃられるお客様が少しずつ増えてきました。
そうなんですね。早く飲んで美味しい・・・のなら、誰でも気が付くことです。でも、それは、とても良く出来ているシャルドネにとっては、自身の可能性の5〜20%ほどしか見て貰っていないんです。
一番判りやすいのは、シャブリ・・・と言うアペラシオンを見るのであれば、単にシャルドネという範疇の中での見方も必要ですが、シャブリのワインの範疇での比較をするべきでしょう。
よく出来たシャルドネには、簡単には見通せないポテンシャルが有りますし、適切な苗木と、畑固有の酵母が醸したシャブリには、圧倒的な深みと他の地区には無い表現を持っています。その代表格と言えるのがこのヴァンサン・ドーヴィサなんです。
そりゃあ、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールのワインは素晴らしいですよ。孤高の美しさを持つ大好きなワインです。でも、残念ながらド・ムールのワインはシャブリの代表格には成れないんです。
2008年は、どうやらかなりシャブリ地区にとっては良い年だったようです。年々入る数量が減っていますが、それでもいただけるだけ有り難いワインです。昨今はビオに転換、さらにダイナミックな構造のワインに仕上がっています。あと、もし向上を考えられるのはSO2の添加のタイミングと量のみでしょう・・・でも、ここは余り手を付けられないかもしれませんね。
いずれにせよ、凄いワインだ・・という認識をしていただけましたら、ちょっと見る目が変ると思います。是非ご検討ください。 |
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| ●2007Chablis Grand Cru les Clos |
| シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ |
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お一人様限定1本でお願いします。
他の造り手のワインと一緒にご注文ください。
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| ●2007Chablis 1er Cru la Forest |
| シャブリ・プルミエ・クリュ・ラ・フォレ |
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   お一人様限定1本でお願いします。
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【正規エージェント分!!】
シャブリらしいシャブリと言えば、ヴァンサン・ドーヴィサを置いては右に出るものはいないでしょう。本当に素晴らしいシャブリです。
村名のシャブリで・・・充分っちゃ充分です。比較早めに飲めるようになりますので、手が出しやすいでしょう。今飲むなら、ゆっくり、じっくりと時間を掛けて味わってみてください。シャブリの真髄の一端に出会えます。
ラ・フォレは通常約3年ほどかかります。村名シャブリには無い表情の豊かさ、奥行きの深さが有ります。しかしながら、これもリリースから1〜2年はかなり無口です。頑固さは次にご紹介のレ・クロに続きます。
グラン・クリュ・レ・クロは5年〜10年寝かせてください。今抜栓しても無駄です。ほぼ何も出てこないでしょう。グラン・クリュのシャブリは10年寝かせてようやく開き始めるのが通常です。時折シャブリ・グラン・クリュが低い評価をされている場合が有りますが、99%は間違いです。若すぎてポテンシャルを採り切れないんですよ。前後左右正体不明の硬さが有ります。その訳はミネラルの豊富さです。シャブリの良い区画のワインは、表情の元になる要素がミネラルとの結合している場合がほとんどです。なので、その結合が緩み、もしくは切れるまでの時間を経ないものを若くして飲んでしまって、
「シンプル・シャブリより不味いじゃん!」
と文句を垂れる訳ですね。
ですので、最低でも5年間はシャブリ・グラン・クリュの栓を抜いてはいけません。もし抜いてしまって何も出てこなくても、その責任は抜いた方に有ります。そういうものだと覚えてくださいね。年間に何度か、
「ヴァンサン・ドーヴィサのレ・クロを飲んだら滅茶苦茶素晴らしくて、探しているんですけれどお持ちじゃないでしょうか?」
と聞かれます。
そう言う方は、しっかりと熟成させたレ・クロを飲まれた方です。言葉が無いほど激変します。是非とも飲まないで・・・熟成させてください。決して高くは有りません。ご興味の有る方へ。 |
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| ●2006Chablis Grand Cru les Clos |
| シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ |
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| ●2006Chablis Grand Cru les Clos P.T. |
| シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ ハーフ・ボトル |
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| ●2006Chablis 1er Cru la Forest |
| シャブリ・プルミエ・クリュ・ラ・フォレ |
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| ●2006Chablis 1er Cru la Forest P.T. |
| シャブリ・プルミエ・クリュ・ラ・フォレ ハーフ・ボトル |
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実はこれの生産量がとても少なかったりします。
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【シャブリって、もしかしたら勘違いしてないですか?】
「シャブリってとてもすっきりしていて、軽くて、飲みやすい!美味しいよね!」
としか思われていないとすれば、それはとても残念なことです。本当の意味でのシャブリを知らない場合は、そのような言葉になってしまうのが普通でしょう。
「シャブリ」という、とても明りょうで覚えやすい単語のためでしょうか、昔から世界中で人気の白ワインでした。「カルフォルニア・シャブリ」などと言うワインが実しやかに販売されていたものです。今ではこうした「フランスのAOC由来の名前」を他の地区、国で使用することは出来なくなっています。
一方、人気が有って生産量が不足気味の、しかも、毎年同じ生産量を確保することが出来ない「シャブリ地区」は、どんどん拡張されて行き、ついには、シャブリらしくないシャブリまで生産されるようになってしまった訳です。
ここでは余り深くは突っ込みませんが、
「さくっと飲んだらその本質に辿り着ける」ような安易なアペラシオンでは無い・・・それがシャブリなんです。1億5500万年前の中生代ジュラ紀後期のキンメリジャン期の地層由来の、奥深いシャルドネ・・・それが本当のシャブリです。特にグラン・クリュを名乗る稀有なクリマのワインは、リリース直後に飲んだところで、ちっとも美味しくないです。単に恐ろしく硬いだけ・・・。何も無い様にしか、感じられないのが普通です。それが5年経ち、6年経って・・・7〜8年も過ぎた頃、ようやくその本質を現し始めるんですね。
プルミエ・クリュのワインはそこまで硬くは有りません。むしろリリース直後から何とかすれば飲めるのが普通・・。若いうちにポテンシャルを感じ取れると思います。
判りやすいのがACシャブリです・・・が、上記のように拡張された畑のものであれば、シャブリの本質の話など、全く無意味です。noisy
も心より愛するアリス・エ・オリヴィエのシャブリも、どちらかと言えば拡張された方に属する感じです。滅茶苦茶旨いと思いますが、本来の意味でのシャブリのフレーヴァーは無いです。ヴァンサン・ドーヴィサのACシャブリには、シャブリに伝わるシャルドネのクローンの影響も考慮に入れるべきとは言え、本当のシャブリの香りと味わいが有る・・・と思っています。
そんな訳で、シャブリには大きく分けて2通りあるとご理解ください。「本物のシャブリ」と「シャブリを名乗れる(だけの)シャブリ」です。旨い、不味いは別の話・・・、今回はシャブリのテロワールのお話をちょこっとだけ・・・させていただきました。シャブリを代表する造り手であるヴァンサン・ドーヴィサには、「本物のシャブリ」という言葉がとても良く似合います。是非とも飲んでみて、ワインの世界観を拡げてみて欲しいと思います。 |
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| ●2004Chablis Grand Cru les Clos |
| シャブリ レ・クロ |
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| ●2004Chablis Grand Cru les Clos P.T. |
| シャブリ レ・クロ ハーフ・ボトル |
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| ●2004Chablis 1er Cru la Forest |
| シャブリ ラ・フォレ |
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| ●2004Chablis 1er Cru la Forest P.T. |
| シャブリ ラ・フォレ ハーフ・ボトル |
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【典型的なシャブリの典型です!???】
シャブリと言えばラヴノーとドーヴィサ、これは否定のしようのない事実です。もっとも今回は自然派のページに「アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール」を記述していますから、そちらも合わせて読んでいただけると楽しいと思います。
で、今年は「久っしぶり」にドーヴィサのシャブリをテイスティングしました。どうだったかというと..これがなかなかに旨いんですよ..。改めて大御所の素晴らしさを認識した次第です。
ちなみに一番人気はグラン・クリュのレ・クロ。これは仕方が無い..数も無いし人気も高い。そしてシンプル・シャブリ。これは実はドーヴィサ
一番のレアだという..ちょっと悲しい話..。そして、1級のラ・フォレ。これは「いつでもありそう..」ということから動くのは一番最後..これもかなり悲しい話。
話はもとに戻りますが、やっぱり「素晴らしいドメーヌ」と言われているのはそれなりに訳が有ります。「典型的なシャブリ」と言った話をする場合の指標になるべきシャブリでも有るからです。おそらく今皆さんが思われている「美味しい・ちゃんとしたシャブリ」のイメージは、このドーヴィサが指標となっていると思いますし、我々も意識せずに話しをしていたりします。実際、シャブリで栽培されているシャルドネのクローンは他地域とは基本的に違います。多くの小さな生産者は、ドメーヌ・ギィ・ロバンにクローンを分けてもらっているようです。ドーヴィサクラスは別だと思いますが..
で、やっぱり キンメリジャンの土壌、そこから生まれる筋肉質の酒躯、複雑な独特のアロマはドーヴィサが指標でもある訳ですね。シンプル・シャブリを飲んでみましたが、まさにイメージ通りで、さらに時間が経つと、燻された様な煙、樹の皮の細やかなニュアンスが出てきて、
「ただのシャブリが..ね」
と、思わずにはいられませんでした。
最も、ドーヴィサのワインにはそう感じたことは今まで何度も有ったわけで、かなりの本数を飲みこなしていても、改めてそのように感じさせるポテンシャルが凄いと..思います。
ちなみに、シンプル・シャブリは、1時間で飲んでしまうと勿体無いです。出来れば2〜3日に分けて飲んでみていただければ、noisy
の言っている意味が判ると思います。タンザーさんは
2004 シンプル・シャブリ -->87〜90 Points
2004 ラ・フォレ --> 90〜93Points
2004 レ・クロ --> 93〜95Points
と、目茶高い評価です。
シンプルなシャブリで充分旨いが、上級クラスは味わいに磨きが掛かる..そう思っていただければ良いと思います。
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【..】
今回も少なすぎて飲めませんが、ヴァンサン・ドーヴィサのスタイルを知るには良いでしょう。セレナ・サトクリフ氏は、
「すべてのシャブリのあるべき典型」
とまで言い切っています。
また、タンザーさんも2003年シンプル・シャブリに91点まで有り得ると..グレープフルーツの香水のような収束を伴うと..言っています。経験してみたいものです。余ったら飲みます。
2003 Domaine Vincent Dauvissat/Dauvissat-Camus
Chablis
($32) Pure aromas of grapefruit and flowers. Broader and silkier in the
mouth than the Petit Chablis , but with lovely cut. Not especially complex
but rich and very persistent, fininoisyg with a grapefruity perfume. 88-91 points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Jul/Aug 04 より抜粋 |
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| ●2003Chablis 1er Cru la Forest |
| シャブリ・ラ・フォレ |
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| ●2002Chablis 1er Cru la Forest P.T. |
| シャブリ・ラ・フォレ ハーフ |
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【ラ・フォレのコラムです....】
偉大なレ・クロと手を出しやすいACシャブリに挟まれて、何となく人気無いようなポジションのラ・フォレですが、noisy
も ドーヴィサを知ったのは この「ラ・フォレ」でした。痛く感激したのを覚えています。
そもそも目茶長熟な「レ・クロ」でさえ、リリース直後からそれなりに飲めてしまうような美味しいフレーヴァーがたっぷり有るので、どうしてもレ・クロに人気は集まるのでしょうが、常に安定し高い質感が有り、しかもリーズナブルな「ラ・フォレ」が売れないのか不思議でなりません。タンザーさんは2002年ラ・フォレに92-95
(その後 93+ ) というとんでもない評価をしたのですが、何故か noisy では売れないんですよね..。45年を超えるヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)の素晴らしいワインなんですが..(ぼやきばっか!)
今回はセットのみですが興味の有る方へ。
2003 Domaine Vincent Dauvissat/Dauvissat-Camus Chablis La
Forest
($45) Introverted nose hints at flowers, menthol and
spices; a bit less precise than usual for this cuvee Then quite tightly wound
and closed in, with powerful, penetrating flavors of grapefruit, marginally ripe
pineapple, stone and spices. The Vaillons is much flashier today, but this is
ultimately more important, and makes a beeline for the salivary glands. Mounts
slowly on the back half and dusts the palate with grapefruit, spices, licorice
and stone. 90-93 points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Jul/Aug 04 より抜粋 |
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1本出てきました..レアですね!早い者勝ちです。
【..残念ながら飲んでいませんが..】
黙っていても無くなってしまう数の少ないワインは、我々ワイン屋 としても安易に飲んでしまう訳には行きません。「久しぶりに飲みたい」のはやまやまなんですが..。このところ白ワインに「はまっている」
noisy としては、昔から定評のあるヴァンサン・ドーヴィサに興味津々なんですが..。
シャブリは1年ほど寝かした方が美味しいでしょう。表情が変わってくると思います。ラ・フォレは2〜3年寝かしてください。なお、レ・クロは..10年寝かすと大化けしますが、飲むなら今すぐ!です。少しでも間を置くのなら、セラーに押し込んだまま忘れてください。2002年は良い年になっていると思います。
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