フランス■□ Clos des Rocs □■ブルゴーニュ
クロ デ ロック |
|
| ● ちょっと珍しい(そうでもないか・・でも美味しく飲めるのは・・・)アペラシオンのワインをご紹介します。プイィ=ロシェと言いますが、ロワールなのかブルゴーニュ南部なのか・・知らないと意味不明ですよね。 |
|

| ●2002Pouilly-Loche |
| プイィ=ロシェ |
|
  

  
|
【 プイィ=フュイッセの南東隣の、エレガントな黄色みを凝縮させたシャルドネです!】
だからね・・・プイィ と フュイッセ の間のハイフンを、何とか日本語で表現しましょうよ、と何度も何度も書いちゃいるんですが、誰も何とも言ってこない・・・。noisy
のお客様だけですよ、
「そうですよね、そこを略しちゃ絶対に良くない」
と言って下さるのは・・・。
もし気が付いたら徳さんにも伝えておこうと思いますが、変なところが日本人的ですよね。都合の悪い部分は目を瞑って勝手に省略しちゃうんだから。フランス人はきっと、
「ホントはそうじゃねぇんだけど・・・」
と思っているに違いないですよ。
プイィ=フュイッセというのは、プイィとフュイッセという村の名まえを繋げたものなんです。だからハイフンで繋がっているんです。お察しの通り、プイィ=ロシェも同様に、特にネゴスが力を入れてきた関係でプイィ=フュイッセが有名なので、そのプイィと自分の村の名前を繋げたものなんです。勝手に省略してしまうと、名まえを見ただけで気付く可能性を捨ててしまうことになります。ジュヴレ=シャンベルタンもそうですよ。決してジュヴレ・シャンベルタンでは有りません。
枕詞はその位にしておいて、このシャルドネですが・・・かなり素晴らしいです。2002年なのに・・・ようやっと、本当にようやく、持っているポテンシャルのほんの僅かを見せてくれるような状況になっています。ここまでコンプレスされているのは、低収量とそのテロワールにあると踏んでいます。
5分、10分じゃ判らないと思います。普通のプイィ=フュイッセの3倍以上もの果実が詰め込まれています。30分経ってようやく・・・、
「あれ?なんか・・柑橘っぽいのが出てきたぞ??」
という感じです。そして1時間で・・・ようやくワインっぽく成って来ます。
その凝縮度は、AOCを大きく飛び越えで、プイィ=フュメ・・・(おっと、このイコールはごちゃごちゃするので番外で解説します)の、ディディエ・ダグノーのソーヴィニヨン・ブランに肉薄しています・・・ね、そう言われれば、ちょっとは興味が出てくると言う物でしょ?
ですので、まだまだこれからのワイン・・・です。1週間掛けて、そのポテンシャルを探ってみましょう。毎日一杯の楽しみですよ・・。それもまたワインがもたらしてくれる悦びだと思うんですがいかがでしょうか?
また、ギイド・アシェットで最も優秀なワインに与えられるクープ・ド・クールを獲得したとのことです。詳細は判りませんが、写真の右上のハートマークがその印です。
まだまだ、美味しい状態になるには、時間が掛かるでしょう。異常な凝縮度のあるシャルドネの見本です。硬いままだと見逃してしまうのが普通です。
「すっきりしてるね・・・」
としか感じなかったら・・・、もっと noisy のワインを飲んでお勉強しましょう・・・(^^;;
お奨めします。安いと思います。美味しいと思うかどうかは別の話ですが、コンディションもポテンシャルも優れています!
P.S.
プイィ=フュメ のハイフン・・
ブラン・フュメ・ド・プイィ を略した格好です。この ハイフン は、フュメ村が有る訳じゃ有りません。元々はシャスラ種によるワインを造っていた地域ですが、フィロキセラ後にソーヴィニヨン・ブラン(フュメ・ブラン)にほとんど植え替えられ、シャスラ種のものは「プイィ=シュル=ロワール」に、フュメ・ブラン種のものを「プイィ=フュメ」と言うように成った経緯が有ります。 |
|
|
|
|