■□Chateau Pichon-Lalande□■
シャトー ピション=ラランド |
|
| ●本当は長い名前なんですが、通称「ラランド」でOKです。熟すと柔らかながらも意外にも芯のある、腰の強い味わいを見せてくれます。 |
|

| ●1960 Chateau Pichon-Lalande |
| シャトー・ ピション=ラランド |
|
|
| ●1999 Chateau Pichon-Lalande |
| シャトー・ ピション=ラランド |
|
少々ですが「キズ」有りです。その分価格を下げました。
完売しました。有り難うございました。 |
|
|
ピション・ラランドとピション・バロンはもともと一つのシャトーだったのはご存じですよね..。1850年に相続関係で2つに分割された訳です。
とはいえ、2つのワインにかなりの違いが有ることも事実ですね。バロンの方はカベルネの割合が多く、若いときには「かっちり」感が有りますが、一方ラランドと言えばメルローの割合が多く、柔らかさが特徴と言えるでしょう。実際に両シャトーは、ポイヤックとは言え、サン=ジュリアンに近い所に位置しています。ラトゥールもそうです。そしてレオヴィル・ラス・カーズも至近距離にあるんですね..。単純に固さ、柔らかさで括ってしまうと固いバロン、ラトゥールに対し柔らかいラランド、ラスカーズということに成るのでしょうが、ラスカーズはカベルネが多いですよね。その当たりが微妙なテロワールということになってきそうですね..。
何の説明をしているのか判りませんが、ラランドに話を持っていきましょう。
まず、60年のラランドですが、飲みましたよぉ..。noisy のバースデイヴィンテージですので..(T_T
戦後最悪の年と言われ、飲むに値しない、勿体ないが捨ててしまおう、とまで言われたヴィンテージです..。1986年と見えましたが、リコルクされています。味わいは...
「美味しい」んです..。しかも若い..。どう捕らえれば良いのでしょうね。リコルク時に明らかに当たらしいワインが入ったものと思われます。また、ボディもしっかり、酸度もボルドーとしてはしっかり有りますので、余り熟さなかった60年のワインに80年代の良い年のワインが少々入ったのじゃないかな、と邪推しています。これは60年生まれにとって福音と言えるのか判りませんが、「飲めるワインが有った」ことに感謝の気持ちが沸いてきます。これで美味しかった1960年のワインは、リコルクされていないウニコに続いて2本目、ということに成ります。パチパチパチ..
次いで74年のラランドですが、(すみません、これは完売!)これも飲みましたよぉ..。これも悪い年と言われ、PKさんは
- 最盛期の10年は過ぎ、1974年のピション・ラランドはルビー色から琥珀色となり、脆くて消え失せてしまうブーケに、ひどく褪(あ)せた味わいだ。最終試飲月:80年9月 67points
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』より抜粋
67点ですよ..凄いですね。こちらはリコルクされていないと思いますが..
味わいは...
濃度は余り無いとは言え、充分に納得の行く味わいでした。枯れつつあるのでしょうが、良い熟成をしています。60年と比較して、どっちが若いかと言えば確実に60年です..。ただし、ラランドの底力は全く侮れませんね!優しく熟した充分な美味しさが有ります。味わいはテロワールに有り!お奨めできます。
(エチケットに少々汚れが有ります)
最後は99年のラランドですね。少しですが「キズ」が入ってしまったので価格は下げました..。こちらは「リアル・ワイン・ガイド創刊号」からも引用させてもらっちゃおうかな..(^.^
- 同時にテイスティングした他銘柄に見られない青野菜や茎っぽい香りに最初戸惑いを覚える。味わいも全般的に固さが感じられものの、シルキーなタンニンや伸びのある透明な酸に素性の良さを感じる。全体の印象は大きくはなく、チャーミングにまとまっており、青っぽさがとれた数年後にはおいしく飲めるだろう。ただし、銘柄名を聞いてしまうと、そのイメージとのギャップに、戸惑いが大きくなるのもまた事実だ。
今飲んで 87Points ピーク時予想
88Points 飲み頃予想 2003〜2015
リアルワインガイド創刊号 (有)寿スタジオ発行 より抜粋
ということで、はい、何も有りませんです。結構おいしそうなので良かった良かった..。
|
|
|
|