■□Chateau Branaire□■
シャトー ブラネール |
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| ●高名なサンジュリアンの格付け4級で、しかも実力3級とまで言われながらもほとんど話題に上がらない..可哀想な世評ですが、その分プライスがリーズナブルです。 |
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| ●1982 Chateau Branaire |
| シャトー・ブラネール デュリュック=デュクリュ |
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グレートイヤーです。
状態:液量 トップショルダー下
エチケット 汚れ有り
私は常々、ブラネールはなぜか低く評価され、ボルドーの熱狂的な支持者たちが自分のお気に入りのワインを論議する際にも、その存在は忘れられてきた、と感じている。サン=ジュリアンを旅行で通る人々ならおそらく、メドックのワイン街道をはさんでベイシュヴェルのすぐ反対にある、くすんだベージュ色の建物に気づいたであろう。最近のいくつかのヴィンテージ、とりわけ1975年、1976年、1982年、1989年のものは、すばらしい香りと深み、豊かな味わいのあるワインであり、サン=ジュリアンの最高級ワインと同様によいものであった。しかしながら、このブドウ園の成果にはばらつきがある。1980年代と1990年代には個性の曖昧な平凡な一連のワインが生産されている。それは極端に豊富な収穫量と、厳しさを欠く選別の結果を反映しているのだろうか? 新しいセラーの建設と、新しいワインづくりのチーム、またセカンド・ラベルの登場はブラネールを再び正しい路線に戻すために必要な措置であったようだ。それは1994年と1995年の目覚ましい成果となって現れている。
ブラネールのブドウ畑は、多くのボルドーのシャトーのように、分割されてサン=ジュリアンの村に散らばっている。そして、ブラネールのワインにははっきりとした個性がある。サン=ジュリアンにしては格別にスパイシーであり、エキゾチックなほどのオークとヴァニリンのアロマがある。味わってみると、このワインにはしばしば、ブラインド・テイスティングでも比較的簡単に識別できるような、際立ったチョコレートの成分が感じられる。この独自の特色はことに1975年、1976年、1982年、1989年の優れたヴィンテージで顕著である。
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』より抜粋
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