
| ●1978 Chateau l'Arrosee Saint-Emilion Grand Cru
Classe |
| シャトー ラロゼ |
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| ●1986 Chateau l'Arrosee Saint-Emilion Grand Cru
Classe |
| シャトー ラロゼ |
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| ●1994 Chateau l'Arrosee Saint-Emilion Grand Cru
Classe |
| シャトー ラロゼ |
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| ●1996 Chateau l'Arrosee Saint-Emilion Grand Cru
Classe |
| シャトー ラロゼ |
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【 熟すと官能的なブルゴーニュ的なワインに変身します..】
若い内はちょっと固めなんですが..とっても素晴らしいボルドーです。PKさんのコメントを見てくださいね。アンリ・ジャイエのリッシュブールを引き合いにしてますね..。何でそういうことが**るのに..ねえ!
サン=テミリオンの丘(コート)やその斜面に位置しているラロゼは、サン=テミリオンでは最も知名度が低く、宣伝されたこともないワインのひとつである。しかしながら、そのワインの質の高さが知られるようになるにつれ、必然的により有名になってきた。
ロダン一族がこのシャトーを買ったのは1911年で、1956年以後、フロンソワ・ロダンが管理してきた。ここで生産されたものは、残念なことに、サン=テミリオンの地元の共同組合に30年間にわたって安く大量に卸されてきたが、それは、ここにワインづくりに必要な設備がなかったためだ。ワイン生産のすべての過程と瓶詰めがここで行われるようになったのは、1960年代半ばのことだった。
ラロゼのワインのスタイルはユニークである。肉付きがよく、しっかりとして、力強く、香りが華やかで、豊かで充実している。多様な特性を持ち、時として、ラ・ラギューヌといった南部メドックのシャトーを思わせるようなスタイルを持つことがある。またある時は(たとえば1985年、1986年、1989年、1990年)ここのワインは豊かで逞しいブルゴーニュ・ワインに似ている。事実、1985年ものはいつも私にアンリ・ジャイエのリシュブールを思い出させるほどなのだ! ラロゼは名高いオランダ人作家のヒューブレヒト・ダウケルが「このアペラシオンで最高のワイン」と称した、偉大なワインである。
1978 L'ARROSEE
このワインはこのヴィンテージで最高のサン=テミリオンのひとつである。1978年の収穫が非常に遅かったために、多くのワインはブドウが熟しすぎてしまったが、ラロゼは非常にすばらしく構成され、醸造されている。暗いルビー色で、エッジにはいくらか琥珀色があり、深く、豊かで、熟して果実味に富んだ、オークのようなブーケは、サン=テミリオンというよりはメドックを思わせる。口に含むと、このワインはフルボディで凝縮しており、たっぷりとして、フィニッシュは長い。大柄な、価値あるワインである。飲み頃予想:現在――だが、飲み頃を過ぎているかも 最終試飲月:85年1月 87点
1986 L'ARROSEE
このヴィンテージが良好な状態に至るのに、ラロゼにしては例外的に時間がかかっている。常に、かなりの力強さと、がっしりとして凝縮したスタイルを持ち、タンニンも多いワインであった。タンニンが落ち始めると、背後に新樽からくるヴァニラがほのかに香り、埃っぽいハーブ、ブラックチェリー、キルシュとミネラルの魅惑的なノーズが現れてきた。ミディアムボディで、凝縮した味わいとしっかりしたタンニンがあるが、概して非常に飲みやすいワインである。若々しさを保っており、深みのあるルビーから紫色のエッジにはわずかに琥珀(こはく)色が見られる。これはまぎれもなく、1961年もの以来、最も長く生命力を保持するラロゼとなるであろう。飲み頃予想:現在から2012年 最終試飲月:97年12月 92点
1994 L'ARROSEE
深みのあるルビー色で控えめなアロマは、このワインの熟成が不活発であることを示している。口に含むと、魅力はないが、コクのあるミディアムボディで、凝縮してはいるが、閉じて、タンニンの強い味わいがある。瓶詰めされた後のタンニンの多さがはっきりしており、7〜8年以内にはそれが問題になるだろうが、このワインは良好に熟成するであろう。この1994年のラロゼはあと2年から4年貯蔵するとよい。15年はもつであろう。最終試飲月:97年1月 87+点
1996 L'ARROSEE
このワインを再試飲したことで、やや自信を失ったのだが、私は現在でもこのワインには、1986年以後にこのシャトーでつくられたもののなかで最高の、最もよく構成されたタンニンがあり、長命で傑出したサン=テミリオンとなるに必要な要素が備わっている、と信じている。試飲したとき、このワインは閉じており、1995年や1990年のような魅力はなかった。しかしこのワインには、このヴィンテージの力と強さ、構造、そしてタンニンがある。ミディアムボディからフルボディで、ブラックチェリーと質のよいトーストされたようなオークから成る、甘い、ラロゼらしいノーズがある。内向的でスパイシーで、はっきりとしたタンニンがあり、6〜8年貯蔵することが必要であるという点では例外的なラロゼになると思われる。このワインの純粋さと豊かさはタンニンとのバランスの点から十分であるが、瓶詰めされた後の方が、その点の確信は強まると思う。飲み頃予想:2006年から2015年 最終試飲月:98年3月 89〜91+点
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』より抜粋
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