フランス■□ Domaine Vouette et Sorbee □■シャンパーニュ
ドメーヌ ヴエット エ ソルベ |
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● さて、お約束のワインのご紹介です。アンセルム・セロスの弟子、もしくは同じ意志を持つ者、ベルトラン・ゴトローのドメーヌ・ヴエット・エ・ソルベ です。
2005年が日本初登場ですから、noisy とて詳細はあまり判りません。飲んだ印象などは下記に記載しています。ご参考の上、ご検討ください。
ラシーヌさんの資料より引用 (まるまる コピー)
DOMAINE VOUETTE ET SORBEE
ドメーヌ・ヴエット・エ・ソルベ
ドメーヌ・ヴエット・エ・ソルベは、各地の個性の発見を可能にするAOCと一体になった人たちとの出会から生まれました。その精神にのっとって私たちは、ドメーヌの有するテロワールの可能性を表現するように努めています。そのことは、〈日々の友〉ともいうべきテロワールからの産物、つまりはワインに対して、耳をかたむけ、懐疑をし、敬意をはらうことなのです。
《キュヴェの要約》
CUVEE FIDELE キュヴェ・フィデル
このキュヴェには、その生まれ育ちが息づいています。
ブドウの栽培家であるヴィニュロンは、畑の側に立って働き、醸造家であるエルヴェールは、ワインの側に立ってはたらくのです。
最低限のアッサンブラージュ(樽寄せ;畑別に醸造したキュヴェを組み合わせること)しかしていないため、ヴィンテッジを支配している要素、つまりは〈活きている土壌〉というものを、飲み手のあなたは容易に見抜けるはずです。
《キュヴェの詳細》
ドメーヌのすべての意志はよけいな手を加えないことです。しかしそれぞれのキュヴェの側に常に控えていることです。このキュヴェの名前の核になっているFideliteというコンセプトは本来他のものに目もくれずに(テロワールと各キュヴェに)忠実であることです。
このワインの中に、用いられた単一品種のピノ・ノワールの持ち味のすべてを、見つけ出せるでしょう。すなわち、明瞭な〈石灰質の感興〉(とはつまり、純粋なキメリジアン土壌に由来する感覚的な特徴)、野生酵母のみから生じる本当の発酵がもたらす〈しなやかさ〉、木樽での一貫した醸造がもたらす〈長いアロマ〉を見いだせるはずです。
味わうときには、私たちの情熱の跡をぜひ追いかけていただきたいものです。時間の中に、あなた自身をゆだねてください。FIDELEというキュヴェには、酸化させることと、空気と接触できる空間、および冷たすぎない温度が必要なのです(10度は禁物。12度か14度…にしてください)
もし(普通のシャンパーニュにくらべて)、色調が濃すぎるとか、泡立ちがただちに弱まりやすいとか、香りがやや発散しがちだと思うのならば、それは正解なのです。FIDELEというキュヴェは、なによりもまずワインなのですから。
Les grands lignes du domaine VOUETTE & SORBEE
ドメーヌ・ヴエット・エ・ソルベの概略
ジュラ紀層の土壌にしっかりと根をおろした4haの畑に植わるブドウの平均樹齢は、20年になります。畑の土壌は、3/4以上がキメリジアン階の斜面にひろがり、残りの1/4は純粋なポートランド階の断片的な地層から成ります。この1/4の畑(Sorbee「ソルベ」と呼ばれるリューディをもつ)にはピノ・ファンが植えられています。
(*ピノ・ファン(Pinot Fin ):ピノ・ノワールのクローンのひとつ。果粒が小さく果皮が厚いために、より特徴の際立ったワインを造ることができるとされるが、樹(幹)が真っ直ぐに育たず収量が低い。)
品種の構成は、シャブリに近いためにシャルドネが多く植えられていると思われるかもしれませんが、実際には生育に時間がかかるピノ・ノワールが圧倒的に多く植えられています。土壌学、クリマ、動植物相、密植度、粘土質を含む表層土...などの理由からです。
繁忙期には友達や、学生や、義兄、家族、研修生らに助けてもらっていますが、一年をとおして二人(私たちゴトロー夫妻)で仕事をしています。
栽培方法は細心をきわめています。畑の片隅で発酵させた堆肥を用い、重量のかかるトラクターは厄介払いして「モト・シュニレ」と呼ばれる小型耕作機を使い、果樹栽培と養蜂を再び始めました。 あー、何という幸せでしょう。(「カリテ・フランス」という認証団体からAB格の認証を受け、さらに1998年からはビオディナミに転換しました。)
収穫作業は手摘みで3週間にわたり、伝統的なコカール式垂直プレスで最上の搾汁をします。このあとの作業はシンプルそのもの。ポンプで吸い上げるようなことはせずに重力にまかせ、静かに澱を沈め、臨機応変に400リットルの樽か小樽(225リットル)またはフィエット(1/2樽)に移します。ブドウ果表面の蝋粉にとりついている酵母によって発酵が始まります。発酵をおえたあとも樽のなかで熟成が続けられ、翌年の春には自然にマロラクティック発酵が始まります。その後ビンに移しいれ、ラット板の上でビン内発泡がおこり、ピュピートゥルの上でルミュアージュ(澱攪拌)し、空中に持ちあげてデゴロジュマンし、包装に至ります。
このように、すべてのカーヴでの作業は、ドメーヌの畑で私とともに働く仲間によって行われます。すべてのことがらにおいて自覚的に仕事をし、かかわりあい、自分自身に誇りをもつという目的のためです。
――以上、ドメーヌの『カタログ』より
付記[合田泰子]
Bertran Gautherotベルトラン・ゴトロは、シャンパーニュ地方最南端に位置するオーブ県のBuxieres sur Arceビュシエール・シュル・アルス村の農家に生まれました。代々農業とブドウ栽培を家業とする家系で、当社でご紹介しております《リシャール・シュルラン》は母方の従兄弟にあたります。兄が農業を受け継ぎ、ベルトランはブドウ畑を受け継ぎました。父の代まで化学肥料を使用していたため、収穫量が大変多く、ブドウを協同組合に売っていました。1992年にベルトランが畑を継いですぐさま有機栽培に転換し、'93年から除草剤の散布をやめました。が、長年にわたる化学肥料の影響で樹勢が強く、なかなか収量を抑えることができず、理想のブドウを得るまで時間がかかりました。ようやく2001年ヴィンテージを最初のリリースとすることができました。その間、土壌分析の世界的権威であるクロード・ブルギニョンに栽培の教えを乞い、'98年からはビオディナミを実践し、'99年からアンセルム・セロスのかたわらでシャンパーニュ造りを学びました。
日本のネットショップでの説明に「アンセルム・セロスの弟子」と称される造り手は何人かいます。が、アンセルムのもとで学んだジェローム・プレヴォーによれば、「実際にはアンセルムはけっして弟子をとらない。真剣に自然な醸造によるシャンパーニュ造りを目指す者には、アンセルムは扉をあけ、日常の作業を通して経験の中で身に付けたアンセルム流の秘伝をわかちあう。自ら教えるというような態度をとらずに、質問をすればどんなことでも答え、一緒に考えてくれた」ということです。その意味では、ベルトランをふくめてすべての者が「アンセルムの弟子」ではなく、どのように、なにを学んだかが問題なのです。
ベルトランは、アンセルムの考え方と問題解決法から多大なヒントと影響をうけた醸造方法によって、2001年最初の(キュヴェ・フィデル)を4000本(ピノ・ノワール100%)造りだしました。2002年と2003年は5000本、2004年は10000本の生産量でしたが、今後もこれ以上生産量を増やす予定はありません。発酵・熟成の多くは225リットルの樽でおこなわれますが(《アルノー・アンテ》など、ブルゴーニュの造り手から譲り受けています)、シャルドネは2002年に買った400リットルの樽で発酵・熟成されます。
私は、シャブリでただ一人高質なヴァン・ナチュールを造る《アリス・エ・オリヴィエ・ドゥ・ムール》に紹介されて、このワインに出会いました。オリヴィエは、「ベルトランのシャンパーニュを味わったら、ほとんど他のシャンパーニュはもう飲めない」と言いながら、強く私に会いに行くようにすすめてくれました。今ではすでに、パリの有名ビストロでひっぱりだこで、たとえば"バラタン"の黒板では、シャンパーニュは《ジャック・セロス》、《ジェローム・プレヴォー》、そして《ヴエット・エ・ソルベ》の3種類だけがオンリストされています。
いつも申し上げていることですが、潟宴Vーヌがシャンパーニュを選ぶ基準は、〈造り手の個性とテロワールを映し出した、気品とエレガンスを備えたワインであること〉です。現在この国で話題になっている、「ビオ」の名のもとに売られているシャンパーニュには、とかく気品とエレガンスが欠けがちなような気がしませんか。あえて私たちは、ヴエット・エ・ソルベをビオディナミで栽培されたことを強調すべきでないと考えます。偉大なシャンパーニュの造り手にまた一人、新星が仲間入りしたと考えています。
畑と品種:
Vouetteヴエット:1ha シャルドネ、2haピノ・ノワール
Sorbeeソルベ:1ha ピノ・ノワール
どちらの畑もともに標高340mの斜面にあり、ヴエットは家のすぐ裏にある畑で、ソルベは果樹園と森に囲まれた斜面にあり、隣人もないので、ビオディナミの環境がよく維持されています。
もっとも古い畑は樹齢が35年ですが、'85年と'86年の大凍結のために植え替えたので、大半の平均樹齢は20年です。この地域の平均収量は75−80hl/ha ですが、タイエを長くすれば200hl/haとすることも可能なので、途方もなく収量が多いのが現実のようです。が、ゴトロの収量は枝一本あたり1房のみに仕立てるので、わずか20−25hl/haです。
2003年は、ロゼを2樽造りました。シャルドネはこれまで自家消費用のみでしたが、2004年は100%シャルドネのキュヴェも作られました。
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| ●N.V.(2004)Champagne Cuvee fidele Extra Brut |
| シャンパーニュ・キュヴェ・フィデル エクストラ・ブリュット |

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| ●N.V.(2004)Champagne Roze Saignee de Sorbee Extra Brut |
| シャンパーニュ・ロゼ・セニエ・ド・ソルベ エクストラ・ブリュット |

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【清冽なること水の如し!】
早すぎることは判っていましたが、それでも2アイテムのテイスティングをしました。若く財産の無い生産者は、貯酒をするだけの余裕が有りませんから、ある程度形になってくるとリリースせざるを得ない訳です。
さすがに2004年のシャンパーニュは若すぎますから、出来るだけ落ち着けてからお楽しみいただきますよう・・・お願いします。
彼のシャンパーニュはガス圧が弱めで、まっことピュアそのもの味わいです。湧き水のような清冽さが、ビシビシ迫ってきます。とても美しいです。
しかし、ワインの若さが何と言っても足を引っ張っています。直ぐに飲んで美味しい・・・ということは有りませんので、出来る限り延ばしてください。2〜3年も置くと、グググっと味わいも深まり、焦点がハッキリしてくると思います。セラーをお持ちの方にお薦めいたします。 |
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| ●N.V.(2004)Champagne Blanc d'Argile Extra Brut |
| シャンパーニュ・ブラン・ダルジル エクストラ・ブリュット |

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お一人様1本限り でお願いします。
必ず他のワインと一緒にお願いいたします。
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【ヴエット・エ・ソルベ初リリースのブラン・ド・ブラン!】
いや〜、飲めません・・・・片手でも指が余る本数しか入って来ていませんので・・・お許し下さい。ベルトラン初のブラン・ド・ブランです。ブラン・ド・ブランと言えば、ジャック・セロス・・・??ですから、まさにセロスの指導がモロに出ているシャンパーニュではないかな?と想像しています。
また、ワイン名も凝っていますね。ブラン・ダルジル・・・ブランは白、アルジルは粘土、クレイ、と言う意味合いです。良くワインの解説に出てくるアルジロ・カリケールという言葉は、粘土石灰質のことです・・・。素直に粘土石灰質、と言えば普通なんですが、ちょっと格好付け・・・??
noisy は、この先、しばらくは飲めないでしょうから、当たった方は是非、コメントなどをいただければと思います。
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| ●N.V.(2003)Champagne
Cuvee Fidel Extra Brut |
| シャンパーニュ・キュヴェ・フィデル エクストラ・ブリュット |
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【どっこい!今回のキュヴェ・フィデルは美味しく飲めるぞ! 】
前回と全く違う内容にびっくりしてしまうでしょうが、テイスティングいたしましたので再度ご検討下さい。あと僅か残っています。
昨年だったかな?ご案内した初ヴィンテージは、
「強く冷たい酸がビッチリ。硬くて鋼のような味わい」
でしたので、
「最低3年以上置いて欲しい..」
と申し上げていました。
前回の新着のご案内でもテイスティングが間に合いませんでしたので、やむなくそのまま掲載していましたが、飲んでみたらびっくり!美味しく飲めるじゃ有りませんか!
単純な出来のよさを競うなら、昨年のものの方が良いのかもしれません。しかし、いかな
noisy とて、あの鉄火面ぶりには呆れるばかり..でした。今回リリースの2003年ものは、すでに立体感とソフトさと酸のまろやかさを持っており、ピノ・ノアールがかもし出す深い味わいの襞を表現していました。
「あれま、こんなにも違うかい..」
と、今回も呆れるやら嬉しいやら..自分でも微妙な心象をしていました。
立体的な構造の中には、しっかりと自己を防衛するかのごとく、けっして開放すること無い領域を持っていますので、この先10年は安泰です。しかし、すでに飲める味わいをしていますので、一度経験されてみると良いと思います。
セロスの仲間とは言っても、セロスが使わないピノ・ノアールが主力のヴィエット・エ・ソルベですから、全く違う印象を受けるかもしれません。しかし、なによりも葡萄の全てをナチュラルにエキス化されたワインである、という意味合いにおいては、全く同様だと言えるでしょう。
飲み頃としては、飲み始めて良いとは言え、ベストは2年後からでしょうか。なかなか判断が難しいですが、できることならこの先も注意深く見守って行きたいシャンパーニュです。お奨めします。
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| ●N.V.(2002)Champagne Cuvee Fidel Extra Brut |
| シャンパーニュ・キュヴェ・フィデル エクストラ・ブリュット |
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【出来れば長く置いてください..シャンパーニュ・マスター向きのアイテムです。
】
「新しい造り手でしかもセロスつながりなら是非とも早く飲んでみたい」
と思われるのは人の子ですから充分に理解できます。noisy とて同じ..それでも2週間以上我慢して、テイスティングしました。でも、結果から言えることは、
「絶対に焦って抜かないこと!」です。ピノ・ノアール(ピノ・ファン)100%のこのシャンパーニュは、とてもじゃないが、今は人を寄せ付けないような厳しさを持っています。
noisy が飲んだ印象と ラシーヌさんが飲まれた印象もかなり違ったものになっていますし、かなり硬い印象が拭えませんので最低でも半年、出来れば3年以上寝かせることが必要でしょう。
抜栓直後は充分な泡からミネラルと、一見ボランジェ風の悩ましくもふくよかなアロマ。色合いも濃く美しい。口に含んだ瞬間は、強い酸味と黒い果皮のニュアンスがエクストラドライな味わいと渾然一体となって..も、凸凹でバランスしていない。凝縮感がとても強く感じられるものの、中心に集まったまま解放されない。表情も極端で結果として判りづらい。余韻には滑らかな酸と刺すような酸が交互に現れる。しかし長い。30分ほどでやや中盤が膨らみ始め、滑らかさが出てくる。
ラシーヌさんのテイスティングではややガスが弱めに感じられたようですが、noisy
が飲んだ時はしっかりしていました。良い面とキツイ面が交互に印象づけられますが、到着直後のバランスと、若い故だと思います。
半年くらい置けばやや柔らかくなって接触感の向上と表情が豊かに成り、かなり良くなるでしょう。それでも化け物みたいな凝縮感を奥に見てしまいましたので..絶対に勿体ないと思ってしまうんですね。セロスのシャンパーニュが持つ、張りつめた極細の芯の周りに
より糸のように巻き付いたピノ・ノアールのエキスが有ります。これが少しでも解放に向かわないと、このシャンパーニュは完成しないと思います。
ピノが優しく外に向けて拡がってゆくエグリ・ウリエのシャンパーニュとも全く違うし、中心に居ながらも少しずつ解放を続けるプレヴォーとも違う、全く新しい感触でした。おそらく素晴らしいシャンパーニュなのでしょう。
という訳で、今回はクローズドでお届けいたしますので、ごゆっくりご検討ください。(そんなこと言ってるともともと数がないので無くなる可能性は有りますが..)今すぐに飲まないので有れば..お薦めします。
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