フランス■□ Guiborat Fils □■シャンパーニュ
ギボラ フィス |
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●新しいレコルタン・マニピュランをご紹介します。かなり・・良いです!
エージェント情報
| Guiborat Fils(ギボラ フィス) |
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シャンパーニュ・ギボラの始まりは1890年。5代目となる現在の当主リシャールの曽曽祖父(リモージュで石切り職人だった)がシャンパーニュに移り住み、ブドウ栽培を始める。彼の孫娘(リシャールの祖母)がメゾンを継承した時に、自身でシャンパーニュ醸造を開始、時は戦後の1946年だった。厳しい戦渦をくぐり抜けながら気丈にメゾンを切り盛りしていた祖母だったが、不幸にも戦争で夫を亡くしたことをきっかけに、リシャールの叔父が、1953年から1972年までメゾンを後継。その後は長年関わってきた従業員たちによって盛り立てられてきたが、1995年から、地元シャンパーニュでのブドウ栽培、醸造の習得を終え勢いに乗る若きリシャールが継承している。 |
スタイルは純真で素朴、なつかしさを感じる親しみやすい味わいである。所有面積は8 haだが4分の3はグラン・メゾンに販売し、最も古木のシャルドネの畑3区画とピノムニエの区画、トータル約3ha分のみで独自のキュヴェを造っている。畑作業はリュット・レゾネを採用している。
畑、醸造過程
自社シャンパーニュ用のブドウ畑は4区画で、コート・ド・ブランのクラマン、シュイイ、オワリーの3つの畑においてシャルドネを、そしてマルヌ渓谷エペルネ近辺のマルドゥイユではピノムニエを栽培している。Blanc
de Blanc GCは、このシュイイの畑のシャルドネが主体となっている。
シュイイ:樹齢40年 0.5haの南東向き斜面(深いアロマとフィネスを与える)
樹齢60年のVV 1.5haの北向き斜面(繊細さと力強い酸味を与える)
オワリー:樹齢42年 0.25haの平地(力強さを与える)
クラマン:樹齢22年 0.4haの平地(エレガントさを与える)
マルドゥイユ:樹齢35年 0.75haの斜面でフルーティでしなやかな味わいになる。
コート・ド・ブランの土壌は、「クレィ・シャンプノワーズ」と呼ばれるシャンパーニュ地方独特の白亜質で、雨量の多い時は水分をすばやく地下深くに吸収し、乾燥した時は細い管から少しずつ水を引き上げるように、地下から水分を供給できるという利点がある。コート・ド・ブランで95%を占めるシャルドネは、繊細でエレガント、洗練されていてフレッシュなのが特徴。コート・ド・ブランはエペルネの南から15km細長く続き、シュイイーやクラマンといった北に位置するクリュはより骨格がしっかりとして力強く、南に行くほど繊細で鋭敏な印象を与える。また他地域と比べ、樹齢50年以上のヴィエイユ・ヴィーニュは非常に希少とされている。
ムニエがメインのマルドゥイユはマルヌ渓谷の最も東のエペルネ近辺に位置し、粘土泥灰土により石灰質が混じった土壌。フルーティかつたくましくがっしりとした印象を与える。
化学肥料は使用せず、オーガニックの堆肥を使用。収穫は手摘みで50キロ入りのケースで運ばれ、すぐに空気圧式プレス機へ。2000キロ入りのプレス機(通常の半分の大きさ)で、トータル12.75hl のぶどうジュースを搾汁する。(10.25Hlのキュヴェと2.5Hlのタイユ。) その後12時間ジュースを静かに休ませ、液体から沈殿物を取り除く。区画ごとに、25から50hl入りのステンレス又はエナメルでコーティングされた発酵槽に分けて発酵。発酵温度は20度。マロラクティック発酵も行う。
ブリュット・トラディション:40%はマルデュイユのピノ・ムニエ。60%は、オワリー、クラマン、シュイイのシャルドネをブレンド。2004年のリザーブワインベース。
希望小売価格 \4500-
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| ●N.V.Champagne Brut Tradition |
| シャンパーニュ・ブリュット・トラディスィヨン |

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【緊張感有る味わいはセロス・ファミリーに似た感じ!まだちょっと硬めだが旨い!】
シャルドネをベースとしてピノ・ムニエをセパージュしたリーズナブルなプライスのシャンパーニュです。まあ、
「安いシャンパーニュにろくなものは無い」
というのが定説ですが、ジョゼ・ミシェルしかり、リシャール・シュルラン・・・等ですでにご存知の通り、選べばかなり美味しいリーズナブルなシャンパーニュがまだ存在します。
このギボラ・フィスのトラディスィヨンは、ジョゼ・ミシェルのような、ソフトなテクスチュアと完璧なバランスを持った、誰にでも好かれるタイプとは異なります。むしろジョゼ・ミシェルのように、クリュを持たずに栽培と醸造の技術でリーズナブルなシャンパーニュに仕上げるのは至難の業と言えます。ギボラ・フィスは、クラマンやシュイィと言った珠玉のグラン・クリュの葡萄を上手に使い、シャンパーニュ好き、マニアに好まれる硬質なタイプに仕上げていることが特徴と言えるでしょう。
テイスティングは2008年の2月ですが、エージェントの立野さんもかなり自分の倉庫で寝かせて味わいを安定させていたようです。2004年のリザーヴがベースですから、さすがにまだ若さを感じますが、芯が1本ビシっと通った、カッチリした美味しさは、ジャック・セロスに似たニュアンスを受けました。
もっともセロスはシャルドネオンリーのブラン・ド・ブランがほとんどですから、セパージュから言えば大きく違っていますが、
「味わいのタイプとして」
似たニュアンスだ・・・ということでご理解ください。
まあ、シャンパーニュとは言えど、白ワインに違いは有りませんので、二次発酵前のワインの出来が最も重要なのは言うまでも有りませんが、我々ワイン屋・・・いや、周りだけかもしれませんが、シャンパーニュや泡モノの出来栄えチェックのやり方には、
「スワリングを必死にやってガスを飛ばしてからチェック!」
みたいなのが有ります。皆さんには余りお薦めできませんが、これをやると一目瞭然。リキュールの量や酸のレベルから始まって、ベースのワインの出来がかなり判ってしまいます。ポテンシャルの無い泡モノでこれをやると、てき面に不味くなります・・・。ですので、
「冷やさないと美味しくない泡モノ」
とか、言葉を変えれば、
「甘み(リキュール)に頼った構造」
をしている場合は、泡を飛ばさずに冷たく冷やしてさっさと飲んでしまいましょう。
この先3カ月〜2年ほどでかなり上昇して行くと思われます。春を迎えて徐々に気温も上昇してきますので、ギボラのシャンパーニュを是非是非、飲んでみてください。そのうちに上のグラン・クリュもご紹介できると思います。お薦めです! |
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