イタリア■□ Camillo Donati □■エミーリャ
カミッロ ドナーティ |
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● 土地が肥沃すぎて元からある葡萄畑は収穫が多く、凝縮感ある良いワインが無い、とさえ言われてきたエミーリャ=ロマーニャですが、カミッロ・ドナーティのワインは違いました。しかもリーズナブル!
これもお花見に良いですよね。是非ご検討下さい。
| 現当主カミッロの祖父であるオルランドが1930年に植えた葡萄による自家消費用から始まったワイン生産を、カミッロが商業化したワイナリー。エミリア=ロマーニャ洲はポー河流域の肥沃な平野部が中心となっていることから、畑では仕立てを上へ高くして収量を増やすのが主流です。しかしカミッロは標高約250mの東向きの畑で一切の科学的な薬剤を使用せずに葡萄を栽培、ワイナリーではこの地方に残る伝統的な手法にこだわり続けています。生産している全ての葡萄に対してマセレーションを行い、野生酵母による発酵、全ての工程で温度管理を行わず、出来る限り自然な形で醸造。フリッザンテ製造のためのフィルタリング作業にも木綿の袋を使用。二酸化硫黄の添加も葡萄をプレスした直後にのみ使用されるだけで、その量もごく小量(30-40mg/L)。 |
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| ●2000Barbera Frizzanti |
| バルベーラ・フリッザンテ |
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【ドライな弱発泡酒!凝縮感たっぷりです。こんなの欲しかったですよね。】
昔のことを言えば何とやら?ですが、フリッザンテとかランブルスコとかは、ほとんどまともな状態では日本に輸入されていませんでした。もっとも入っていたのは大手さんが造る安くて大量生産品ですが、紹興酒っぽい(酷いときは醤油!)老ねた香りにベタっとした甘さがいつまでも口に残るものでした。輸入する方も販売する方も、ほとんど品質には気を使わず、
「別に大丈夫なんじゃないの?それとも冷蔵庫に入れておく?」
みたいな乗りで扱っていたと思われますので旨いわけなど無い。まあ、今でも散見される出来事ではあります。
しかし本来、糖分添加で甘くしたものを除き、本質的に甘いワインというのは高価なものです。充分に糖度が乗った良い葡萄を使用しなければ、甘口とアルコール分を両立させることが出来ないからです。ですので、昔
2000円 くらいで販売されていた甘口ランブルスコ系のものに旨いものが無く、
「あぁ、ランブルスコとかフリッザンテっていうのは駄目駄目の代名詞なのか..」
と、勘違いしてしまっても仕方が無いものでした。
現在では輸入や保存、扱いがかなり良くなって来ました。それだけ、品質に気を配るエージェントさんやショップが増えてきたことにもよります。お客様の突き上げも有るでしょう。そんなこんなで、イタリアでも日常飲まれるようなこの辺りのワインが、きちんとした品質で輸入されるようになってきたんですね。
今回ご紹介のバルベーラ・フリッザンテは強くは無いガス圧のややドライな、たっぷり果実味のワインです。しかもシャルマー方式ではなく、糖分添加もしていない自然な造りをしています。果実味はイチゴを煮詰めたようなニュアンス、ジャミーでジューシーですが、甘さは余り感じません。酸味の立ちもしっかりしていますので、平板な感じは有りませんし、何しろ弱めのガス圧がちょうど良く、酸味の乗った旨みが中盤とその後のバランスを支えています。真ん中が無いワインほど気持ちを白々しく寒々とさせるものは有りませんもんね。
まあ、凄いワインだよ!とお奨めするものでは有りませんが、気軽にパスタやピザと一緒に開けて楽しみたいカジュアルなワインです。それにしては結構旨い!と声が出てくる..そんな感じですね。
また、品種も最近広まってきたバルベーラで良いじゃありませんか。濃度も出ていますよ。是非飲んでみてください。お奨めいたします!
現在生産されているほとんどの発泡性のワインはその利便性からシャルマー方式(ステンレスの密閉容器でモストを
[noisy 加筆:糖分添加して] 発酵させ、炭酸ガスの一部えお逃がさずにワインに溶け込ませ発泡性ワインにする)で造られており、イタリアで最も有名な微発泡性ワインであるランブルスコもほとんどがシャルマー方式で生産されています。カミッロはかつてこの地方で伝統的に行われていた、ワインの残糖分と葡萄に付いていた野生酵母を利用しての瓶内二次発酵をいまだに行っています。それは、
A.アルコール発酵が完全に終わり辛口に仕上がったもの、
B.発酵途中のモスト(アルコール度数で2.5〜5%程度)を一部取り出し、翌春まで冷暗所に保管しておいたもの、
この2つをブレンドしてボトリングすることで生み出されます。B の、発酵途中のモストの発酵を止め、甘いまま翌春まで保管しておくために、木綿の袋がフィルターとして使用されます。木綿程度の目の粗さでは酵母や微生物は難なく通ることができ、本来のフィルターとしての意味はほとんど無いのですが、これを通すことで活動していた酵母たちは何らかのストレスを受け、発酵を一時的に止めてしまいます。そのモストを密閉容器に入れ冷暗所に保存し、翌春ボトリング前に
A のワインにブレンドします(辛口のフリッザンテの場合、アルコール度数で1%程度を瓶内二次発酵で生産させるため、ブレンドしたワインが約1.6%の糖分を持つように調整します)。ボトリング後、温度の上昇が主な要因でしょうが、目覚めた酵母が再び活動を始め、ワイン中の残糖分を食べ、アルコールが生成されるのと同時に炭酸ガスが発生し、夏を超え秋になることにはフリッザンテとなるわけです。白のフリッザンテにはマルヴァジーアを、赤のフリッザンテにはボナルダの発酵途中のモストを使用しています。B
のモスト(ワイン?)でmから口のフリッザンテに使われずに残ったもので、ドルチェ(甘口)のフリッザンテが造られます。
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| ●2004Malvasia dell'Emilia I.G.T.( Frizzante Secco) |
| マルヴァジーア・デッレミーリャ (フリッザンテ・セッコ) |
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【白のビオディナミ発泡酒!ゴクゴクやって ちょうだい!きっとシンプルなパスタを食したくなりますよ!】
やや乳酸系、ヨーグルトっぽいアロマが混ざったビオのフリッザンテ(発泡酒)です。泡も結構旺盛で、そうだなぁ..ベルギービールのホワイトビールってご存知でしょうか?あれの泡をもっとクリーミーに、表情を豊かにしたような感じですね。
味わいはとてもドライで甘みはあまり有りませんので、ビール感覚でもOK!これでクリスピーなピザと合わせたら旨いでしょうね〜!
話は脱線しますが、厚いパンタイプのピザより、生地が薄くてややクリスピーに仕上がったピザが個人的には好みです。でも、熱々のトマトが口内の粘膜を火傷させてしまうのがちょっとね..でもそんな時、このマルヴァジーア・セッコの消火器・絆創膏が、実に活躍してくれること請け合いです。
最も、とても優れたシャンパーニュなどと比べること自体が無意味です。陽気なイタリアンよろしく、仲間や家族とリストランテや自宅パーティでわいわい遣るのに最高のアイテムです。しかもビオですからとってもナチュラル!僅かにビオっぽさを検出できますが、noisy
のお客様なら全く気にもならないでしょう。
ドライでソフト、滑らかな泡とホワイトビールっぽいニュアンス、太くは無いにせよ充分な厚みを持ったボディの旨いフリッザンテ。これからの季節にピッタリですし、連休中の友人との昼食にはぴったりでしょう。お奨めです!
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