フランス■□ Maison Thierry Puzelat □■ロワール
ティエリー ピュズラ |
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| ● レアなルージュ・エ・ミと定番シュヴェルニー・ブランのご紹介です。 |
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N.V.(2008)Rouge est Mis V.d.T |
| ルージュ・エ・ミ |
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とりあえずお一人様1本限りでお願いします。
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【な、な、なんと・・・ピノ・ムニエ100%!】
超レアなキュヴェです。シャンパーニュではお馴染みのピノ・ムニエですが、スティルワインのピノ・ムニエを飲んだ事が有るでしょうか?かなりのワイン通でも・・・
「え?ムニエのスティル??」
と驚かれるんじゃないかな?と思います。
味わいは・・・まあ、あんまり言わない方が楽しいですよね。noisy が1本飲んでしまったので、残りは11本だけ・・・です。さすがのティエリーの手によるものですので、ソツ無く、とてもピュアに仕上がっています。でも・・これって、10年位熟成させたら絶対に面白い!今でも旨いがこの果皮のニュアンスが、どのような熟を辿るのかを見る事は、シャンパーニュのお勉強にもなること必至です。少なくとも、現在の端正さが妖艶さに大きく変化するんじゃないかと・・想像しています。是非お早めにどうぞ! |
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| ●2007Cheverny Blanc |
| シュヴェルニー・ブラン |
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【これは素直に旨い!SO2もかなり少ないでしょう!ピュアです!】
ソーヴィニヨン・ブラン60%、ムニュ・ピノ40%のシュヴェルニー・ブランです。「愛想」の良さが特徴です!・・・(^^;;
また、ヴァンクゥール・ヴァンキュ・ブランのような、若くフレッシュな酸や果実味を持ち味にしているのは対照的で、良く熟し、ボディが厚く、ボリューム
感がたっぷりです。それでいて、クドイとか、甘い、というような表現が出てこないほどバランスに優れていますので、まさにティエリー・ピュズラらしいワイ
ンに仕上がっていると言えます。
とても素晴らしい仕上がりなので、是非ともこの1本、飲んでみて欲しいと思います。きっとご満足いただけると思います。お奨めします! |
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● ティエリーのワインも常に新着に出てきますが、それだけアイテムが多い・・でも結局はけてしまうのは、皆さんの支持があるから・・・と、喜んでいます。
ティエリーのトゥーレーヌ・ソーヴィニヨンは毎年味わいが大きく違いますが、美味しいのはいつも変わらない。本当に素晴らしいと思います。 |
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| ● ピュズラ兄弟が自慢のピノ・ノワールの畑、ラ・グラヴォットとラ・カイエール。前回に続き、ラ・カイエール2008年をご紹介します。少量ですのでお早めにお手当てください。 |
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| ●2008Cheverny la Caillere |
| シュヴェルニー・ラ・カイエール |
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【ピュズラ兄弟のトップ・キュヴェ!】
年々割り当てが増えない・・・減少傾向に有り、安易なテイスティングが出来なく成っている、ピュズラ兄弟のドメーヌ、ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフのトップ・キュヴェのひとつ、ラ・カイエールです。
ラ・グラヴォットの方は前回ご紹介しまして、あっという間の完売・・・GravotteのGrave
は、低いとか重いとか・・の意味が有るかと思いますが、Caillere の方は、Cailler
で寒いとか固まるとかの意味・・・Caille で「うずら」とか「かわいい子」とのかの意味も有り、その辺、フランス人的なユーモアの引っ掛けなのかもしれません。岩盤の南向き斜面のラ・グラヴォットに対し、平地のラ・カイエール、もしくは、ややゴツゴツした感じの無骨なラ・グラヴォットに対し、滑らかでブルゴーニュ的なニュアンスのラ・カイエール・・・という理解でもでも良いでしょう。
2008年のラ・カイエールは、ラ・グラヴォットほどは少ないにせよ、全く増えておらず、以前減少傾向に有り、飲むのを躊躇っています。ブルゴーニュ的な優しい味わいですので、しっかり休めてから・・・飲みたいと思います。
以下は2007年のラ・カイエールのコメントです。ご参考にされてください。お勧めします!お早めにどうぞ!
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ラ・カイエールですが、とても透明度の高い、とても淡い可憐な色合いをしています。まるでブルゴーニュの自然派を思わせるような清廉な感じです。
抽出がとても優しくされており、厳しいタンニンや酸の暴れを感じることは全く無いので、桜やさくらんぼ、赤いチェリー、赤いベリーのニュアンスがクッキリ
出ています。ドライで軽やかで押し出しも強くないが、充分なボディから滲んでくる旨味が、京風のお椀を連想させます。しなやかな、弱風に揺れるヤナギの枝
のような僅かな振幅の余韻を長く感じさせます。エレガントです!でも徐々に色っぽい、艶っぽい感じが出てきそうなニュアンスが有ります。スタイリッシュな
女性をイメージさせますね。これから5年に渡って成長し、10年は美味しくいただけると思います。 |
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| ●2007Cheverny Blanc Frileuse / Clos du Tue-Boeuf |
| シュヴェルニー・ブラン・フリリューズ / クロ・デュ・テュエ=ブッフ |
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【リーズナブルな白ですが、かなりの完成度を見せています!】
微妙な甘み・旨みを、完璧なバランスで表現した素晴らしい白。アロマも実に繊細・複雑で、多様な表情を時系列で見せてくれます。ピュズラのソーヴィニヨ
ンはいつも美味しいですが、それにシャルドネの張りのあるボディを追加したような味わいで、切ない微細な甘みが存在しています。白や黄色の新鮮なフルーツ
と、どこか蜜を思わせる甘っぽい香り。とても張っていて、ジューシーで、甘みがだれることが全く無い。実は充分に存在している酸が余韻を引き締めていま
す。
どなたが飲んでも美味しいと思われるでしょうし、ある種、どんな料理にも合わせられるような懐の深さも有ります。ピュズラ兄弟のセンスが光ります。是非是非、飲んでみて欲しいと思います。一押しです! |
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| ●2007Touraine Sauvignon |
| トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン |
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【毎年美味しいですね!2007年は現状思いっきりドライでガスがたっぷり!】
ティエリーのソーヴィニヨンはいつ飲んでも美味しいですよね。2007年ものもさすがの仕上がりです。ややスィートで丸いニュアンスを受けた2006年ものとは大きく変わって、
1.とてもドライ
2..ボディはしっかり
3..ガス圧も結構しっかり
有ります。
洋ナシのピュアで実体感溢れるニュアンスが詰まった美味しいソーヴィニヨンです。凄みは無いが素直に美味しい!と言えます。1年ほど寝かすと旨味が倍増、ガスも弱くなって、美しくも味幅の有る味わいに変化して行くと思います。デイリーの鏡!超お奨めです!
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| ●1999Vin Vrai de Vouvray Renard de Dessert NO.5 |
| ヴァン・ヴライ・ド・ヴーヴレイ ルナール・デュ・デセール・ニュメロ・サンク |
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【どうなっているか楽しみですよね..】
ご存知、かのニコラ・ルナールが世に出るきっかけとなったワインが再登場です。noisy
のお客様にはその昔、飲まれた経験のある方も多いかと思いますが、何しろ1999年、10年もののワインです。どうなっちゃっているのか・・・楽しみでしょ?価格も昔とほとんど変わらないという、昨今では考えられない現象です。ニコラ・ルナールも早や40台に入ったのかな?・・・でも相変わらずの「持てっぷり」のようで・・・(^^;;・・・まあそんなことはどうでも良いことではありますが、天才が天才たる場所を得られない状況を自身で創ってしまっているとも言えます。
このワインがリリースされ、日本に登場したのはPCの登録によると平成14年7月頃・・・だったようです。ですので、ちょうど7年前ですね。若きロワールの天才醸造家の秘蔵ワインが入荷したとのことで、勇んでテイスティングしたのを覚えています。
で、本当に久しぶりにこのワインを飲んだ訳ですが、リリース時に感じた多めの甘さはさほど目立たないようになっていました。普通に「セック」に近い位でしょうか。ボトル差は有ると思いますが、収穫から10年の歳月が甘さを目立たないようにしたのでしょう。
また、僅かながらも自然な酸化が有り、色合いにもその辺りが現れています。りんごや梨、花梨、蜜柑といったフルーツに蜜のニュアンスが混じり、たっぷりの乾いた細やかな石灰系ミネラルをベースに、見事に伸びて行きます。ジャニエールっぽい、フルーツの肉襞を感じさせるかのごときテクスチュアは、昔のままです。セック(やや甘口)に近いバランスは、セラーから出した直後も2時間後も、さして変わらないですね。飲み応えが有って、しかも暖かさと冷たさの両面を持った幅の大きい酸が特徴です。とても美味しいと思います。
やや脱線しますが、感じられるフルーツ・・・の話は時折出てきます。白ワインの場合、若い時は白っぽく、または黄色っぽい場合が多いですね。青っぽかったり、緑っぽかったりもします。そして良く熟した葡萄、もしくは糖度が乗った葡萄を使用している場合には、黄色味が強くなったり、オレンジや赤みが入って来て、代わりに当初の色合いは後退して行きます。ポテンシャルの有るワインの場合は、そんな感じられる色合いも多色に渡り、複雑性とリアリティを高く感じるものになります。
下記に昔の noisy の書いたページから引っ張ってきた文章を掲載しておきますので、是非ご覧下さい。この時は、他のキュヴェ(NO.2
とNO.3) も有りましたので、ちょっと理解不能の部分もあるかと思いますがお許し下さい。かなり昔のテイスティングコメントです。おそらく、ですが、甘みは穏やかにし、複雑さを纏っていることと思います。合田さん一押しのシュナン・ブランです。とても美味しいです!
Negociant Thierry Puzelat Cuvee Nicolas Renard 文:合田 泰子
《寸史》
ニ
コラ・ルナール
35歳。天才醸造家の作品ともいうべき極上のシュナン・ブランが、とうとう入荷しました。アペラシオン・ジャニエール地域にあるルマンは、F1でも知られ
る村ですが、ここでニコラ・ルナールは生まれました。醸造家の家庭に生まれ育たなかったので、近隣のワイン生産者のもとで働きながら、ワインへの造詣を深
めてきました。
《出会い》
4
年前パリのビストロではじめてニコラのジャニエールを味わい、今まで経験したことのない味わいに鮮烈な印象を受けました。それまでにも、著名なヴヴレやボ
ヌゾーを好んで味わってきましたが、ニコラのジャニエールはつき抜けるような透明感と美しい酸を通して感じられる柔らかな余韻がいつまでも続き、妖しい魅
力にすっかりとりつかれてしまいました。すごみのある個性を備えた彼のジャニエールから私は、長い間待ちこがれてきた理想の人についに出会ったような、圧
倒的な印象と至上の感激を味わいました。これこそ、長らく探し続けてきた理想のシュナン・ブラン−−−静かな興奮でその晩は眠れないまま、夜を過ごしまし
た。1999年に冷たい洞窟の中で一部瓶詰めされずに眠り続けていた2種類のジャニエールを味わいましたが、寒さに震えながらテイスティングしたとき、彼
のワインをいつか日本に届けたいと思い、彼に熱烈なメッセージを送り続けてきました。
《ワインメーカー間での賞賛》
ニ
コラのジャニエールは、1996年と1997年のヴィンテージに INAO
に届けずほんのわずか造られたため、商品として流通されることなく、ビオディナミ・ワイン生産者の間で熱狂的にコレクションされてきました。ビオディナミ
の造り手達は、互いに交流が深く、自然派の仲間が集まるサロンにはアペラシオンを超えて、各地の造り手が集まります。サロン(展示会)が終わった後、互い
のワインを飲みながら食事をするとき、ニコラのジャニエールはいつも大人気で、シュナン・ブランの天才として誰もが賛辞を述べます。
《経緯》
1999
年春、ニコラはヴヴレのさる名門ドメーヌに醸造家として働き始めました。ヴヴレ最上の畑として知られている、樹齢の高い畑を所有しているところです。そこ
のワインは、今でもフランスでヴヴレのオールド・ヴィンテージをテイスティングする会には必ず登場しますから、かつては素晴らしいワインを造っていたこと
は事実なのでしょう。しかし現在のオーナーは、醸造技術者を雇い入れて多収量の凡庸なワインを造ってきましたから、高邁なビオディナミの理念にもとづくニ
コラの味わいは受け入れられなかったのです。ニコラの造った1999年と2000年は瓶詰めされましたが、リリースされることなく、ネゴシアンにタンクに
戻してブレンドされるか、買いたいならば、ドメーヌの古い在庫を併せて買わなければならないなどの条件がオーナーから出されました。
《秘策》
ニコラのヴヴレが出荷されるのを心待ちにしてきた、パリのビストロ、カヴィストたち、そして何よりニコラ本人と私は、何とかそのままリリースされる方法はな
いか考えました。そこで奥の手が編み出されたのです。まず、ネゴシアンのライセンスを持つティエリー・ピュズラが予約を取り、先払い方式でかのドメーヌか
らニコラ作を買い取り、かくしてネゴシアン・ティエリー・ピュズラのラベルでリリースされることとなった次第です。したがって、ラベルのどこにも、ニコ
ラ・ルナールの名は明示されてはいませんが、中身は正真正銘ニコラの作品なのです。心して味わいになられますよう!
《正調シュナン・ブランの味わい》
ロ
ワール・ワインについて「定本」を著したジャクリーヌ・フリードリッヒ女史いわく、「シュナン・ブラン酒は、偉大か凡庸のどちらかである」。これは真実を
ついた評であって、”Good”程度のシュナン・ブランでは、残念ながらそのすごみのある個性の片鱗も見ることは出来ません。元来シュナン・ブランには、
しめった藁・花の香り・ほのかなハチミツ風味が混じり合った優しい香りと共に、透明で美しい酸と、酸を通して感じられる柔らかな味わいがあります。土壌と
気候、すなわちテロワールによって微妙なニュアンスが異なり、何とも言えない不思議な味わいがします。またどの品種よりも、辛抱強く長い年月を待たない
と、絶妙な味わいには出会えません。だが、ひとたびこのワインの妖しい魅力の虜になると、もう逃れられないと覚悟した方がよいでしょう。
シュナン・ブランのセック、ドゥミ・セックはSO2をできるだけ控えて醸造すると、さらにその透明感が増し、SO2が多いとアフターに残る苦みに隠れて現れることのない美しい余韻が鮮明に感じられ、いっそう深い印象が残るのです。
−−−彼が造るシュナン・ブランは「偉大」を上まわる形容詞が必要となるでしょう。
最後まで読んでいただいて有り難うございました。すべて旨いです。NO.5を除き甘くは有りません。NO.5は「デセール」(デザート)とは言え、ほんの
りと甘いニュアンスが感じられるかな?と言う程度で、香り・味わいは何と「ボランジェ」の古酒に似たとても深〜いものです。NO.2以外のキュヴェが、現
状で穏やかなガスを含み、特にNO.5はその幾ばくかのガスにより熟成した極上シャンパーニュを味わっているかのよう..。「すかっ」と飲むなら
NO.2、ちょっとリッチにNO.3、「にやり」と微笑みたいならNO.5、で決まりでしょう。今回一押しです。
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| ●2006Touraine Sauvignon Thesee |
| トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン テゼ |
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【滅茶苦茶旨いです !遅い収穫のソーヴィニヨンをピュアに仕上げています!!】
ティエリーのソーヴィニョンとニコラ・ルナールのシュナン・ブラン。享楽的なロワールの白の、素晴らしい競演です。すでに計算しつくされ完成されたようなこのテゼは、毎年のようにリリースされていますが、僅かに甘みを残したロワールらしいワインの典型とも言えます。
ロワール中流の白ワインは、葡萄が良く熟した年は甘く仕上がります。ヴヴレがそうですし、ジャニエールも同様です。長期に渡って低温発酵を続ければ、もしかしたらドライに仕上げることも可能なのかもしれないでしょうが、最初に働いた酵母以外のものが動き出すこともあってか、余りやらないようです。また、アルコール分が余りに出すぎてしまうとバランスも悪くなります。すなわち、良い葡萄が取れると甘くなるんですね。
現状、ソリッドでタイトな普通のソーヴィニヨンに対し、ネットリと柔らかく、フルーツそのものを口にしているようなニュアンスのテゼです。素晴らしい出来栄えだと思います。
以下は以前に書いたもののコピーの訂正ですが、印象はほぼ同じです。ご参考にされてください。とても美味しいです!お勧めします。
一昨年のテゼのファン・ド・ミズ(タンクの底の部分を詰めたワイン)を思い出していただけるでしょうか・・・。まあ、もっともファン・ド・ミズを購入できた方は極少数だったと記憶していますが、あのワインの新しいヴィンテージの上澄みの部分です。(何ちゅう紹介の仕方!)
七変化とも言えるような表情の短時間での変化に驚かれたと思います。2005年のテゼも本当に素晴らしい!ティエリーのソーヴィニヨンは何時でも美味しいですが、ノーマルのものに比較してしまうと数段上、格別なものに仕上がっています。
甘ささえ漂う白や黄色、橙色のフルーツ・果皮、ドライフルーツ、石灰系ミネラル、蜜のニュアンス。柔らかくぶ厚い酒肉には幾筋もの縦横ヒダが重なり合う。鋭角に切り込んでくる要素と鈍角な突起。受容体を全て奪われたままの長い収束。そして嫌味無い余韻。
何だろうなあ・・・もう、一口飲んで、「美味しい!」と言わされる感じです。なんか悔しいなあ・・・。良いようにあしらわれているような気がします。実際、美味しいので仕方ないっちゃ無いんだが・・。
ある意味、ティエリーのソーヴィニヨンのスタイルは、もう完成されているのだと思います。そうじゃなきゃ若いワインでここまでの表情を見せることは出来ないでしょう・・そうだ、思い出しました。2005年のティエリーのソーヴィニヨンのヴァン・ヌーボーを!わずか2ケ月で仕上げたとは思えないような仕上がりでしたよね?あの完成度で、しかも葡萄自体の質はこちらの方がかなり上だと思います。飲んでみてください。実はこれも一押し!素晴らしい出来栄えです!超お薦めです。
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● ティエリーのワインも常に新着に出てきますが、それだけアイテムが多い・・でも結局はけてしまうのは、皆さんの支持があるから・・・と、喜んでいます。
ティエリーのトゥーレーヌ・ソーヴィニヨンは毎年味わいが大きく違いますが、美味しいのはいつも変わらない。本当に素晴らしいと思います。 |
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| ●2007Touraine Pinot Noir Mise Particuliere / T.Puzzelat |
| トゥーレーヌ・ピノ・ノアール ミズ・パルティキュリエール / ネゴス |
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お一人様1本限りでお願いします。
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【特別な樽のパワー!?】
最初に・・・飲んでいません・・・と言うよりも、少なすぎて飲めない、実にパルティキュリエール(特別)なピノ・ノアールです。DRCの古樽を入手したティエリーは、エージェントさんの求めに応じる形でピノ・ノアールをその樽に仕込んだそうです。
ティエリーは、当初は余り乗り気では無かったそうですが、仕上がったワインを見て・・・気が変わったそうですよ。構造がより大きくしっかりし、ボディが充実したそうです。そんな訳でティエリー自身が気に入ってしまって、日本への割り当てが減ったようです。
ですので、このワインが購入できるのは・・・グッド・ラック・・なんでしょう。noisy
も飲みたいですが・・・とりあえず保留。是非ご感想をお聞かせ下さい。 |
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| ●2007Touraine Pinot Noir / T.Puzzelat |
| トゥーレーヌ・ピノ・ノアール / ネゴス |
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【ピュズラのピノ・ノアール3種!素晴らしい出来だと思います!それぞれに特徴有り!】
ラ・グラヴォットは余りの数の少なさに、テイスティングを諦めてしまいました。その代わりラ・カイエールを飲みましたが、実にエレガンスに長けた美しいスタイルで魅了されました・・・。この2アイテムは、ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフが一番大事にしているピノ・ノアールの畑です。
一方の Pinot-Noir はネゴス部門のものですが、ドメーヌものとかなり違う性格を持ちつつも、これもかなり旨い・・・。比べて飲むっきゃ無いぞ!と思いますので、是非ご検討ください。
まず、ラ・カイエールですが、とても透明度の高い、とても淡い可憐な色合いをしています。まるでブルゴーニュの自然派を思わせるような清廉な感じです。抽出がとても優しくされており、厳しいタンニンや酸の暴れを感じることは全く無いので、桜やさくらんぼ、赤いチェリー、赤いベリーのニュアンスがクッキリ出ています。ドライで軽やかで押し出しも強くないが、充分なボディから滲んでくる旨味が、京風のお椀を連想させます。しなやかな、弱風に揺れるヤナギの枝のような僅かな振幅の余韻を長く感じさせます。エレガントです!でも徐々に色っぽい、艶っぽい感じが出てきそうなニュアンスが有ります。スタイリッシュな女性をイメージさせますね。これから5年に渡って成長し、10年は美味しくいただけると思います。
一方のネゴスもののピノですが、こちらはラ・カイエールのような軽やかなニュアンスではなく、若干の粘土を感じさせるような、比較的パワーや厚みを感じさせる味わいです。とてもバランスが良く、輪郭がはっきりした味わいで、やや粒の大きめのチェリーとやや湿った土のニュアンスが有ります。よりボディは厚く、しっとりと濡れています。これもかなり旨い!男っぽい感じかな?素晴らしい出来栄えです。昨年度はAOCの審査に通らず、「PN」と名付けテーブルワインとしてリリースされました。(飲んでみると・・・通らなかった理由が想像できますが・・・)2007年は本当に素晴らしいです。これも超お奨め!
で、ラ・グラヴォットですが、2007年は収量がかなり少なかったようです。ティエリーも、このラ・グラヴォットとラ・カイエールには最大限の力を持って仕込んでいますので、より温かみを持った果実味を冷涼な果実酸とともに感じさせてくれるでしょう。
年々割り当ては減っているような・・・気もしますが、引く手数多のワインですから仕方が無い部分も有ります。毎年ご購入されていらっしゃる方も多いワインですので、是非お早めに・・・ご検討ください。お勧めします。 |
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【ついにロワール・ブランのトップ・キュヴェに進出!ティエリー・ファンのあなたに!】
ワインを仕込む者にとっては、自分の住む地域のトップ・ワインを仕込んでみたいと、必ず思っているに違い有りません。ティエリーにとっての最高の白ワインは、クーレ・ド・セランであろうし、プイィ・フュメなのでしょう。そのプイィ=フュメを・・・ついに仕込んだんですね。
このワインも実に希少なんですが、気になって仕方が無かったので、1本仲間と開けてみました。・・・いや〜、余りに早すぎました。
抜栓直後、やや還元的(還元香は余り無いにせよ)な状態から、あまりに何も出てこないので30分ほど放置。ようやく、ソーヴィニヨンらしい、黄色の柑橘系フルーツが少々顔を出す。ボディもやや緩むが・・・それっきり音沙汰無し・・・。
これはかなり頑固なプイィ=フュメです。3年ほどは手を出さない方が無難でしょう。ディディエ・ダグノーほどは硬くは無いにせよ、ちょっと近いものが有ると感じました。早飲み厳禁!ポテンシャルはずっしりと有ると思います。お奨めしますが・・・どうしても飲む場合は、様々な手段を用いて下さいね。
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| ●2006Cheverny Blanc |
| シュヴェルニー・ブラン |
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【これは旨い!SO2もかなり少ないでしょう!ピュアです!】
ソーヴィニヨン・ブラン65%、ムニュ・ピノ35%のシュヴェルニー・ブランです。上記プイィ=フュメの、まるでガラスのような硬さは何だったの?と思わせるような「愛想」の良さが特徴です!・・・(^^;;
また、ヴァンクゥール・ヴァンキュ・ブランのような、若くフレッシュな酸や果実味を持ち味にしているのは対照的で、良く熟し、ボディが厚く、ボリューム感がたっぷりです。それでいて、クドイとか、甘い、というような表現が出てこないほどバランスに優れていますので、まさにティエリー・ピュズラらしいワインに仕上がっていると言えます。
まあ、このワインがこんな具合に仕上がっているんだから、よっぽどプイィ=フュメは凝縮しているんだろう・・・とも感じてしまいました。
とても素晴らしい仕上がりなので、是非ともこの1本、飲んでみて欲しいと思います。きっとご満足いただけると思います。お奨めします! |
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| ●2007Cheverny la Gravotte |
| シュヴェルニー・ラ・グラヴォット |
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お一人様1本限りでお願いいたします。
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| ●2007Cheverny la Caillere |
| シュヴェルニー・ラ・カイエール |
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   お一人様1本限りでお願いいたします。
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| ●2007Touraine Pinot Noir / T.Puzzelat |
| トゥーレーヌ・ピノ・ノアール / ネゴス |
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【ピュズラのピノ・ノアール3種!素晴らしい出来だと思います!それぞれに特徴有り!】
ラ・グラヴォットは余りの数の少なさに、テイスティングを諦めてしまいました。その代わりラ・カイエールを飲みましたが、実にエレガンスに長けた美しいスタイルで魅了されました・・・。この2アイテムは、ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフが一番大事にしているピノ・ノアールの畑です。
一方の Pinot-Noir はネゴス部門のものですが、ドメーヌものとかなり違う性格を持ちつつも、これもかなり旨い・・・。比べて飲むっきゃ無いぞ!と思いますので、是非ご検討ください。
まず、ラ・カイエールですが、とても透明度の高い、とても淡い可憐な色合いをしています。まるでブルゴーニュの自然派を思わせるような清廉な感じです。抽出がとても優しくされており、厳しいタンニンや酸の暴れを感じることは全く無いので、桜やさくらんぼ、赤いチェリー、赤いベリーのニュアンスがクッキリ出ています。ドライで軽やかで押し出しも強くないが、充分なボディから滲んでくる旨味が、京風のお椀を連想させます。しなやかな、弱風に揺れるヤナギの枝のような僅かな振幅の余韻を長く感じさせます。エレガントです!でも徐々に色っぽい、艶っぽい感じが出てきそうなニュアンスが有ります。スタイリッシュな女性をイメージさせますね。これから5年に渡って成長し、10年は美味しくいただけると思います。
一方のネゴスもののピノですが、こちらはラ・カイエールのような軽やかなニュアンスではなく、若干の粘土を感じさせるような、比較的パワーや厚みを感じさせる味わいです。とてもバランスが良く、輪郭がはっきりした味わいで、やや粒の大きめのチェリーとやや湿った土のニュアンスが有ります。よりボディは厚く、しっとりと濡れています。これもかなり旨い!男っぽい感じかな?素晴らしい出来栄えです。昨年度はAOCの審査に通らず、「PN」と名付けテーブルワインとしてリリースされました。(飲んでみると・・・通らなかった理由が想像できますが・・・)2007年は本当に素晴らしいです。これも超お奨め!
で、ラ・グラヴォットですが、2007年は収量がかなり少なかったようです。ティエリーも、このラ・グラヴォットとラ・カイエールには最大限の力を持って仕込んでいますので、より温かみを持った果実味を冷涼な果実酸とともに感じさせてくれるでしょう。
年々割り当ては減っているような・・・気もしますが、引く手数多のワインですから仕方が無い部分も有ります。毎年ご購入されていらっしゃる方も多いワインですので、是非お早めに・・・ご検討ください。お勧めします。 |
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| ●2006Touraine
Blanc Sayonara Pas Pour Tout l'Monde |
| トゥーレーヌ・ブラン・サヨナラ パ・プール・トゥー・モーンド |
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【ここまで違うか!今年はドライだ!】
昨年の2005年500MLのティエリーのサヨナラは、糖度が乗り過ぎ、残り過ぎた面も有り、エルヴァージュに若干の問題を感じる部分も有りました。こってりと甘く、色付いた過熟気味のフルーツが有りましたが、やや熟れ過ぎかな?と思わせました。
しかし、2006年は通常のソーヴィニヨンに比較すると糖度は高いものの、ドライと感じられるレベルで、しゃっきり感とマッタリ感が両立されているという、なかなかに高く評価すべき味わいをしています。誰が飲んでも、
「うわ〜、旨いっすね!」
と感じていただけるでしょう。
遅い収穫がもたらした糖度の高さは、有る意味、冷涼な酸味を奪うことに繋がりますが、このサヨナラは、糖度の高さと冷涼な酸味の両方を持ち合わせた稀有なワインで有ると言えます。
酸の冷たさから言えば、遅摘みを始める以前のクーレ・ド・セラン的なカッチリとしたものです。糖度の高さを感じさせる葡萄は、モワルー的な享楽感を持つものですが、残糖の甘みはほぼ無いので、長い仕込み期間を経て、ゆっくりとエルヴァージュされた、過保護的なソーヴィニヨンなのでしょう。
通常ラインのトゥーレーヌ・ソーヴィニヨンとは、ゴージャスな質感の部分が大きく違います。マッチョにならずにドライで太いソーヴィニヨンになりました。是非飲んでみてください。万人に受けるはずの「サヨナラ」です。お奨めします!
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| ●2007Cheverny Rouillon |
| シュヴェルニー・ルイヨン |
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【こちらは審査に通ったシュヴェルニー!エレガントなエレガントな・・味わいです!】
いや〜、こういうのも面白いですよね。この下はINAOの審査が通らなかったキュヴェで、こちらは審査に通ったキュヴェ・・・です。
でも、全く同じキュヴェでは無く、こちらはドメーヌものの「ルイヨン」畑です。ヴェルシュニーと同じようにピノ・ガメイの混譲です。
で、
「どっちが美味しいのよ?」
と、そちらばかりの興味に成ってしまい勝ちだと思いますが、
「なんでこっちが通って、ヴェルシュニーが通らなかったの?」
と疑問を持つ方が楽しいと思いますよ。
因みに、どちらが美味しいと思われるかは、個人の好みに由来すると思います。おそらく濃度がしっかりあるのは「審査に通らなかったヴェルシュニー」で、よりエレガント、チャーミン・グゥ〜なのが「シュヴェルニー・ルイヨン」です。畑が違いますので審査時期が違う可能性は有りますが、味わいがかなり違うのが面白い!こちらは薄い色合いから、結構伸びてきます。ピノの出来が良いのかもしれませんね。
ティエリーの話では、ネゴスものを単純に1カ月置いて再度審査に出したら通らなかった・・ということですが、noisy
にとっては、
「通らなかった理由が判らない、と言っていたそうだが本当に判らなかったとも思えない」
のが事実です。
審査に通ったシュヴェルニー・ルイヨン・ドメーヌものと通らなかったヴェルシュニー・ネゴスもの。価格差は¥400ほどですが、比べて飲めばその理由がわかるかもしれませんよ。・・・まあ、noisy
は何となくですが理由は判ります。・・ん?判ってるんだったら教えろって??・・・教えちゃったら詰まらないでしょ?自分の舌で確かめるから楽しいんじゃないですか!是非トライしてみてくださいね!エレガントで旨いです。 |
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| ●2007Touraine Sauvignon |
| トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン |
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【毎年美味しいですね!2007年は現状思いっきりドライでガスがたっぷり!】
ティエリーのソーヴィニヨンはいつ飲んでも美味しいですよね。2007年ものもさすがの仕上がりです。ややスィートで丸いニュアンスを受けた2006年ものとは大きく変わって、
1.とてもドライ
2..ボディはしっかり
3..ガス圧も結構しっかり
有ります。
洋ナシのピュアで実体感溢れるニュアンスが詰まった美味しいソーヴィニヨンです。凄みは無いが素直に美味しい!と言えます。1年ほど寝かすと旨味が倍増、ガスも弱くなって、美しくも味幅の有る味わいに変化して行くと思います。デイリーの鏡!超お奨めです!
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| ●N.V.(2007)Vercheny V.d.T. |
| ヴェルシュニー・ルージュ |
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【中〜軽量級ながらも味わい深い!そして何といっても安いです!】
ピノ・ノワールを60%、ガメイ40%というセパージュで、実にエレガントな味わいを表現しています。グラヴォットやカイエールほどの重量は全く無く、華やかさと類まれなバランスで飲ませる中〜軽量級の赤ワインです。
ただし、単に軽いのでは有りません。感じる色彩は赤だけでは無く、紫や黒、そして橙まで入ってきます。ボディも中庸で、とても濡れていて、ドライ過ぎず、甘くダレることも有りません。そしてとても綺麗な余韻が有ります。
この辺りのバランス感覚がティエリー・ピュズラが天才たる所以なのでしょう。本来は
「シュヴェルニー・ルージュ」
としてリリースしているキュヴェですが、審査に通らなかったに反抗して、
「ヴェルシュニー」
と名付けたようです。
なお、通常はエチケットの端に小さな文字でヴィンテージが書いてあります。2006年の場合は、06なんとか
と表記が有るのですが、怒り心頭に発したティエリーが、どうやらポカをやってしまったようで、
「LVTCYR07」
と入れてしまったそうです。
「日本の皆さん、間違えてしまってごめんなさい、と謝っておいてください」
とはティエリーの伝言です。
間違ってしまったことは仕方が無いにせよ、この完璧なバランスのシュヴェルニー・ルージュをその名で出させなかったINAOにも、今回は問題が有ったと思いますよ。今まで審査に通らなかったのは、そうじゃないかな?みたいな理由をnoisy
も見つけていましたが、今回のヴェルシュニーに関しては、
「一体、どこに問題があるのか全く判らず、見つけられなかった」
のが実情です。
ですので、通常よりもリーズナブルに渡してくれましたので、ちょっと嬉しいですよね。めちゃくちゃ旨いし、夏の蒸し暑い夜にも軽快さがぴったりだと思います。飲んでみてください。お奨めします!
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| ●N.V.(2006)Frileuse V.d.T.F. Blanc |
| フリリューズ・ブラン |
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(シャルドネ、ソーヴィニヨン)
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| ●2004Touraine Blanc le Brin de Chevre |
| トゥーレーヌ・ブラン・ル・ブラン・ド・シェーブル |
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(ムニュ・ピノ)
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【リーズナブルな白を2アイテム。全く正反対の味筋です!】
おおいに飲んで欲しい、美味しいロワールの白を2アイテムご紹介します。シャルドネとソーヴィニヨンによるフリリューズと、ムニュ・ピノ100%のル・ブラン・ド・シェーブルです。
驚くほど方向性の違う、プライスの近いワインですが、その味わいにはピュズラ兄弟のセンスが光っていますね。今とっても美味しいのはフリリューズ。これはガンガン飲んで欲しい!素晴らしいです。一方のル・ブラン・ド・シェーブルは、表情が出てくるのには時間が掛かるものの、滅茶苦茶ドライな味わいが妙にそそります。
●フリリューズ・ブラン
微妙な甘み・旨みを、完璧なバランスで表現した素晴らしい白。アロマも実に繊細・複雑で、多様な表情を時系列で見せてくれます。ピュズラのソーヴィニヨンはいつも美味しいですが、それにシャルドネの張りのあるボディを追加したような味わいで、切ない微細な甘みが存在しています。白や黄色の新鮮なフルーツと、どこか蜜を思わせる甘っぽい香り。とても張っていて、ジューシーで、甘みがだれることが全く無い。実は充分に存在している酸が余韻を引き締めています。
どなたが飲んでも美味しいと思われるでしょうし、ある種、どんな料理にも合わせられるような懐の深さも有ります。ピュズラ兄弟のセンスが光ります。是非是非、飲んでみて欲しいと思います。一押しです!
●ル・ブラン・ド・シェーブル
僅かな甘みのバランスが絶妙な旨さを見せるフリリューズに対し、ムニュ・ピノのル・ブラン・ド・シェーブルは、鉄火面的なドライさを見せます。まるでノン・ドゼのブラン・ド・ブラン・シャンパーニュを口にしているような錯覚に陥ることでしょう(最もガスは全く有りませんが!)。かなり高い酸度を持つと思われ、柑橘系の冷涼な酸味を口いっぱいに感じます。レモンやグレープ・フルーツと言った中ぶりの大きさのフルーツが中心で、大量なミネラルが根底に存在しています。微細な表情はまだ強烈な酸の裏側に有りますので、この2年の間に、徐々に深まって行くことでしょう。酸味に弱い方にはお薦めし辛いワインですが、
「ドライなシャンパーニュが大好きなのさ!」
という方には持って来い!の白でしょう。こんな、本当に微細な旨みが、実はとっても美味しいんだと理解している方向けです。くれぐれも、
「酸っぱめのワインはちょっと・・・」
と思われている方は上記のフリリューズにしてくださいね。お薦めします! |
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| ●N.V.(2007)Vercheny V.d.T. |
| ヴェルシュニー・ルージュ |
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【中〜軽量級ながらも味わい深い!そして何といっても安いです!】
ピノ・ノワールを60%、ガメイ40%というセパージュで、実にエレガントな味わいを表現しています。グラヴォットやカイエールほどの重量は全く無く、華やかさと類まれなバランスで飲ませる中〜軽量級の赤ワインです。
ただし、単に軽いのでは有りません。感じる色彩は赤だけでは無く、紫や黒、そして橙まで入ってきます。ボディも中庸で、とても濡れていて、ドライ過ぎず、甘くダレることも有りません。そしてとても綺麗な余韻が有ります。
この辺りのバランス感覚がティエリー・ピュズラが天才たる所以なのでしょう。本来は
「シュヴェルニー・ルージュ」
としてリリースしているキュヴェですが、審査に通らなかったに反抗して、
「ヴェルシュニー」
と名付けたようです。
なお、通常はエチケットの端に小さな文字でヴィンテージが書いてあります。2006年の場合は、06なんとか
と表記が有るのですが、怒り心頭に発したティエリーが、どうやらポカをやってしまったようで、
「LVTCYR07」
と入れてしまったそうです。
「日本の皆さん、間違えてしまってごめんなさい、と謝っておいてください」
とはティエリーの伝言です。
間違ってしまったことは仕方が無いにせよ、この完璧なバランスのシュヴェルニー・ルージュをその名で出させなかったINAOにも、今回は問題が有ったと思いますよ。今まで審査に通らなかったのは、そうじゃないかな?みたいな理由をnoisy
も見つけていましたが、今回のヴェルシュニーに関しては、
「一体、どこに問題があるのか全く判らず、見つけられなかった」
のが実情です。
ですので、通常よりもリーズナブルに渡してくれましたので、ちょっと嬉しいですよね。めちゃくちゃ旨いし、夏の蒸し暑い夜にも軽快さがぴったりだと思います。飲んでみてください。お奨めします!
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| ●N.V.(2007)Vinvoeur Vincui Roze V.d.T.F. |
| ヴァンクゥール・ヴァンキュ・ロゼ |
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【これは良いですね!】
基本ドライで採れたてイチゴのニュアンスがきっちり出ている美味しいロゼです。桜はもう、関東では終わってしまいましたが、東北の一部ではGWが見ごろ・・・。その昔、まだ若かった頃、GWに岩木山でスキーをやったことを思い出します。板を担いで山頂まで上がり、ハングライダーで飛び出している連中をよそ目に、ザラザラのザラメ雪をガリガリさせながら、転んで火傷キズになるのを恐れつつ、リンゴの樹の周りの穴に落ちないように滑っていました。途中は小川が流れているのも板を脱がずに突っ切ったり・・・。楽しい想い出です。その後に弘前まで出向き、満開の桜を見た記憶が有ります。弘前城(だったかな・・・)の桜は見事でした。
話は変わりますが一昨々年の夏〜秋に、猫の額ほどの庭の西側に植えた二種類のイチゴが今収穫を迎えていまして、朝の遅い
noisy が、ほっときっぱなし、花壇からはみだしてケーンを延ばしたところや、葉が密集してしまって、しっかり掻き分け無いと見つからないようなところに沢山の実が成っています。
土に触れてしまった実は虫たちが食べ、落葉した上の実や、空中に下がっている実は健全ですので我々人間が・・・、いや、noisy
が摘んでいます。採れたてのイチゴの実は、僅かに緑のニュアンスと水のアロマがして、キャンディではない、甘く、僅かに酸味を含んだ美しい香りがします。口に含むと、陽に良く当たって種が大きくなったものは食感が今ひとつですし、空中に下がっていて、さほど大きく無い実はやや青っぽいですが、自身の葉を落として守った大きな赤い実は、強い西日からも実を守り、とても良い熟度の美味しい実です。
まあ、もっとも、一番美味しいのは土に触れて虫たちが食べた実かもしれませんが・・・
おっと!そんなことを書いている時間は無い!何が言いたいかと言いますと、そんな、全く無農薬で、無作業の、ビオとも言えないイチゴの実の、採れたてのニュアンスをこのヴァンクゥール・ヴァンキュのロゼが持っていたからなんです。充分な深みと心地よい余韻が有り、 「何点付けよう?」 と考えるような気にもさせず、 「これだけ旨けりゃ文句無いじゃん!」 と、気軽に飲める美味しさをしています。それでデイリーなワインはいいんじゃないかな?と思います。
かなりピュアで、充分美味しいです。飲んでみてください。お薦めです!
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| ●N.V.(2007)Kura V.d.T.F. |
| クラ |
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【テルケルはどこに行っちゃったの?・・・はい、ここに有ります!】
ティエリー・ピュズラのヴァン・ヌーボーと言えば、リリース直後から美味しいものの、年を越して1年くらい経ったころからグングン旨みが増してきます。そしてその予備はその昔、「テルケル」の名前で後から出ていたワイン・・・。それがこの「蔵」になって登場です。
それなりのお歳になってきたティエリーでは有りますがやんちゃな部分はまだかなり有って、エージェントさんの言葉を借りれば・・・、
「ホント、ガキみたいな所が有るんだよね〜」
ということで、何と日本に来た時にに、日本酒の蔵元に出向いた際に気に入ってしまったそうで、体(腕?)に「蔵」と漢字で刺青を入れてしまったそうです。
ですので、この「蔵」はティエリーのイレズミです・・・。まあ、ワインでスミを入れた訳じゃ無いのでしょうが、このような字体のようですよ。
ガメイ70%にコットを30%ほどセパージュしています。ガメイ単体よりも深みが出てきます。味わいはさらっとしつつも、後を引くような飲み口。ついつい飲んでしまいます。赤系が中心で黒味が混じる・・・ドライながらもジューシーです。この当たりはティエリーのセンスが出ていますよね。
とても美味しいと思います。是非ガンガン飲んでください。超お薦めです! |
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| ●N.V.(2006)PN V.d.T.F. |
| ペ・エンヌ |
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【・・・】
こちらは充分な深みを持ったネゴスのピノ・ノアールによるキュヴェです。どうやらティエリーは、AOCの申請を通ったキュヴェなのに、再度瓶詰め時に申請したら何故か通らなかった・・・と、かなり怒っていたようです。
味わいはテュエ=ブッフのカイエールやグラヴォットには及びませんが、エレガントに仕上がっています。若干酢酸のニュアンス有るのが気に入らない部分では有りますが、それなりに美味しく飲めると思います。(どこが悪いのか判らない方が多いでしょう)飲んでみてください。
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| ●2006la Caillere V.d.T.F. |
| ラ・カイエール |
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| ●2006la Gravotte V.d.T.F. |
| ラ・グラヴォット |
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【滅茶苦茶美味しい!】
2006年は検査に出さなかったのか、間に合わなかったのか・・・。でも仕上がりはかなり良いと思います。ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフの看板ワイン、ピノ・ノアールの「ラ・カイエール」と「ラ・ヴラヴォット」です。
ラ・カイエールは毎年そうですが、グラヴォットよりも冷ややかな仕上がりでよりチャーミングです。冷たい果実酸が、木目細やかな美しいベリーを感じさせてくれます。こちらは今でも美味しく飲めますし、最低5年に渡って成長すると思います。
ラ・グラヴォットはより大柄で、ラ・カイエールよりも積算温度が高いと思われます。厚みを感じる紫の果実がたっぷりで、ボリューム感に秀でています。さすがラ・グラヴォット!と思わず声が出るでしょう。
あと20本位しかないので・・・申し訳ない、お早めにご注文ください。大きくお薦めしたいところでは有りますが、なんかなあ・・・段々少なくなっているような気がしてしてなりません。小さな声でお勧めします!
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| ●2005Touraine Blanc Sayonara Pas Pour Tout l'Monde 500ML |
| トゥーレーヌ・ブラン・サヨナラ パ・プール・トゥー・モーンド 2/3 |
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申し訳有りません、1本ずつでお願いします。
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| ●2005Touraine Sauvignon Thesee Fin de Mise |
| トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン・テゼ ファン・ド・ミズ |
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【少なすぎてついに飲めなくなりました!】
サヨナラは・・・noisy の口からサヨナラしてしまいました・・・。2005年は物凄い出来だそうです。おそらくですが貴腐がしっかり付いたのでしょう。色合いもオレンジが入って、ねっとりしているように見えます。その反面、収穫量は激減したそうで・・・500MLで、このプライスになってしまいました。あと6本しかありません。
ファン・ド・ミズは、テゼのタンクの底の部分を集めたもの・・・。以前、極少量だけメンバーの方にお分け出来ました。今回もさらに少ないので・・・これも飲めそうも有りません。
いずれにしても極少です。気になっていらっしゃる方はお早めに! |
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● ティエリーが来日しましたが、ちょうどその時に彼に伝わったことがあるんです。それは、
「スティルワインのガスの量」
です。
彼のワインはとても美味しいけれど、到着直後はガスが多いのが難点..でも有りました。しかし、そのガスに守られている部分も多かったわけです。誰が伝えたのか覚えていませんが、
「日本ノ〜ワインショップ ハ 優秀ネ!ダカラ ガス減ラシテモ オーケーネー!」
ということになった..ような気がします。noisy も酔っ払って、
「減ラシテモオーケーヨー!減ラシテーヨー!」
とか、絡んで喚いていたかもしれません。
まあ、真実は闇の中ですが(何よりも嘘っぽい話ですよね..)、今回届いた彼のワインは全て..ガスが超少ないンです。ほとんど感じないレベルです。僅かには有ります。だから果実味が前面に出て生きています。だからとても美味しい
ン です!
いつも さっさ と無くなる赤ですから、お早めにゲットしておいてください。今回は、
「1年弱待ってね..」
などと野暮なことは言いません。今飲んで美味しい一押しは、普通の「シュヴェルニー・ルージュ」、ルイヨンとピノ・ドニはポテンシャルが高い分、少し置いて欲しいです。半年くらいかな?それ以上でも勿論いいです。
ん?じゃ、1年掛かるじゃないって?? まあ、そうです..ガスが多くたって少なくたって基本はそんなに変わりません。でも、どれも今から美味しく飲めることも事実では有ります。後の2つは、
「ちょっと早かったかな?」
と、感じるかもしれないってことですね。
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| ●2006Touraine Souvignon |
| トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン |
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【おっと!大失敗!もうなくなっちゃったそうです。(・・・再入荷しましたが!)】
なんかなあ・・・この頃のティエリーのトゥーレーヌ・ソーヴィニヨンは、「あっ」と言う間に欠品してしまいます。まあ、本当に美味しいから仕方が無いっちゃ無いんですが、1カ月も持たずに欠品??ちょっと早くないです?(最近の若い子の言い方だと、「早く無くね?」みたいに言葉を短くして語尾を上げるんですよね〜)
7月の27日(金)、ティエリーに会ってきました。1年半ぶりくらいでしょうか。相変わらずTシャツにGパンの簡素なスタイルで、とてもにこやかでした。それでも日本での余りの忙しさに、かなり臍を曲げていたようでは有ります。
中華料理と合わせた訳ですが、これが全く自然で、赤だろうが白だろうが、まったく違和感無く、むしろマッチしていたことにびっくりです。日本でティエリーのワインが受ける理由がここにも有るようです。
ところで2006年のソーヴィニヨンですが、やや甘くて切ない美味しさを感じさせてくれた2005年とは大きく変わって、ものの見事にドライ!それでもプリプリした桃や柑橘フルーツを、丸のまんま感じさせてくれます。2005年と2006年、どちらが美味しいかは好みが分かれるところではありますが、noisy
的にはどっちのバランスも素晴らしいと思います。
あと20本位しかないので・・・申し訳ない、お早めにご注文ください。お勧めします!
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N.V.(2005)Chardonnay Vin Blanc Vin de Table Francais |
| シャルドネ・ヴァン・ブラン |
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N.V.(2005)Pinot Gris Vin Blanc Vin de Table Francais |
| ピノ・グリ・ヴァン・ブラン |
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【どちらも味わいの幅がとても広い!とっても美味しい・・・が反則技??】
今回のご紹介はシャルドネとピノ・グリを一緒に紹介いたします。基本的にはどちらもピノ系で同系列、似たニュアンスを持っています。もっともシャルドネは、品種自体の特徴が出にくく、土地の個性を反映する、と言われています。noisy的には、中域の味乗りが厚くなりやすい品種なので、そのように言われているのかな?と思っています。
ピノ・グリは、ピノ・ノワール系の変異種で、果皮の色が灰色、薄い紫、もしくはオレンジっぽい色をしていますが、造られる産地・畑でかなり差が出てきます。後口に僅かなビターが有る場合が多いように思います。
今回の2005年は、どちらのワインも味わいの特徴が似ているように思います。香りはミネラルを強く感じるのと同時に妖艶さを漂わせています。白、黄色、黄緑、オレンジ色!のフルーツが複雑に絡み合っています。ボディは豊かで、パレットをほぼ支配してしまうような、力強さと表現力が有ります。舌のエッジをやや刺激しながらの余韻はとても長い!かなり素晴らしい出来栄えだと思います。
上記はシャルドネについてですが、ピノ・グリは、ファーストアタックがやや弱めで、さらに余韻を複雑にしています。ほんのりとビター感が余韻に混じってきます。
まあ、noisy 的には不満も無い訳じゃあ無く、今までもその気は有ったが、反則技を使ったかな?それともそうなっちゃったのかな?という判断のつかないような部分も感じていますが、めちゃんこ美味しいのならば良いじゃないの!、ということで、公言しないことにしました。(あ、ワインはSO2がめちゃんこ入っていないようですから、抜栓後は出来るだけお早めにお飲み下さい。この季節、さっさとお酢になっちゃいますので・・・はい。)
「ん?それって、どういうことよ??」
と、気になってしまうようでしたら、(最近はこの技を使うことが多いんですが・・・)是非一度飲んでみていただいてですね、その上で、noisy
にお問い合わせ下さい。いや〜、ワインってホントーに楽しいですね♪♪ お薦めです。お尋ね、待ってます〜♪・・・・でも買わない方には教えない・・・って、飲まなきゃ絶対判りませんから!
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| ●2005Touraine Pinot Noir |
| トゥーレーヌ・ピノ・ノアール |

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【ほんのり甘みを感じるふっくらとした味わい!】
トゥーレーヌのピノ・ノアールです。2005年のピノはかなり良かったのでしょうか。随分と甘みを感じました。
赤い・・と表現するよりも、紫や黒みを多く感じるアロマ。強い日差しの影響を受けたのだろう。とても熟した、甘いようなアロマとミネラルが交互に飛び込んでくる。グラマラスなボディはふっくらと柔らかく、ブルーベリーのケーキを飲み下したときのような余韻が長く続く。
どうでしょうか・・・。とっても美味しいんですが、noisy には、ちょっと甘いかな?エキスも綺麗に出ているし、甘さに逃げて中身が無いワインとは全く違いますから、1年くらいの瓶熟で、甘みは全てと一体化して、ワイン自体をやや大きくしてくれるのでしょう。
現状の(2007.05)状態でしたら、ローヌのワインや、やや甘めのワインがお好みの方にはピッタリだと思います。でも、ブルゴーニュのワインの中でも、ビッチリドライなタイプがお好みの方には、ちょっと合わないかもしれません。
決して出来が悪いわけでは無く、熟度が高いために起こった状態・・と考えています。この味わいは、後に再度検証してみたいと思っています。
「あ、それなら私に合うかもしれない!」
と思った方や、沢山の量を飲まず、いつも一杯で止めてしまう方、もしくは、濃い目のソースを使ったお料理に合わせる場合にご選択下さい。
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N.V.(2005)Romorantin Vin de Table Francais |
| ロモランタン |
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【こ、これは・・かなり素晴らしい!】
なんだろうね・・・こんなにしっかりできたのは、ティエリーのロモランタンでは初めてじゃ無いでしょうか。大体、ロモランタンなどと言う品種を知っている人間がどれだけいるか判りませんが、かなりのマイナー品種です。絶滅しかけている、と言っても過言では無いでしょう。
しかし、シャルドネを一回りふくよかにしたようなニュアンスを持つ味わいで、
「どこがシャルドネと違うのか・・・」
などと考えてしまうと、夜眠れなくなってしまいます。
石灰系ミネラルがズ太くノーズを押し広げてくる。やや青っぽい草原のニュアンスと白や黄色のフルーツ香。ボディも良く膨らんでいて、基本的にドライでジューシー。かなり長い黄色いフルーツの余韻が有る。
基本ドライ・・・と書いた時は、甘さが全く無い、という意味ではなく、甘みは有るが表に浮いて出てこない・・という意味で使っています。ティエリーのワインの特徴でも有りますが、糖分を全く喰いきるような発酵のさせ方はしたことが無いと思います。
また、ティエリーもこのロモランタンは自信作・・と言っているようです。かなりの出来栄えです。無くなってしまうかも知れない品種を何とか残そうと頑張っています。で、どこにも問題が無いか・・・というと・・・、まあ、おそらく気が付く方はまずいない、と思うので・・言わないでおきます。普通は判らないです・・・(^^;; どうしてもお知りになりたい方は、是非ご購入、お飲みになられた上で、ご意見をお寄せ下さい。
そんなことはどうでも良いくらいの出来です。旨いです。飲んでみましょう!お薦めです。 |
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N.V.(2006)Vincoeur Vincui Roze V.d.T. |
| ヴァンクゥール・ヴァンキュ・ロゼ |
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【これは良いですね!】
入荷してからかなりが経ちます。基本ドライで採れたてイチゴのニュアンスがきっちり出ている美味しいロゼです。でも、かなり無くなってしまいまして・・・申し訳有りません。
一昨年の夏〜秋に、猫の額ほどの庭の西側に植えた二種類のイチゴが今収穫を迎えていまして、朝の遅い
noisy が、ほっときっぱなし、花壇からはみだしてケーンを延ばしたところや、葉が密集してしまって、しっかり掻き分け無いと見つからないようなところに沢山の実が成っています。
土に触れてしまった実は虫たちが食べ、落葉した上の実や、空中に下がっている実は健全ですので我々人間が・・・、いや、noisy
が摘んでいます。採れたてのイチゴの実は、僅かに緑のニュアンスと水のアロマがして、キャンディではない、甘く、僅かに酸味を含んだ美しい香りがします。口に含むと、陽に良く当たって種が大きくなったものは食感が今ひとつですし、空中に下がっていて、さほど大きく無い実はやや青っぽいですが、自身の葉を落として守った大きな赤い実は、強い西日からも実を守り、とても良い熟度の美味しい実です。
まあ、もっとも、一番美味しいのは土に触れて虫たちが食べた実かもしれませんが・・・
おっと!そんなことを書いている時間は無い!何が言いたいかと言いますと、そんな、全く無農薬で、無作業の、ビオとも言えないイチゴの実の、採れたてのニュアンスをこのヴァンクゥール・ヴァンキュのロゼが持っていたからなんです。充分な深みと心地よい余韻が有り、
「何点付けよう?」
と考えるような気にもさせず、
「これだけ旨けりゃ文句無いじゃん!」
と、気軽に飲める美味しさをしています。それでデイリーなワインはいいんじゃないかな?と思います。
かなりピュアで、充分美味しいです。飲んでみてください。お薦めです!
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| ●2005Touraine Sauvignon Thesee |
| トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン テゼ |
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【滅茶苦茶旨いです !2005年のヴァン・ヌーボーを思い出しました!】
昨年のテゼのファン・ド・ミズ(タンクの底の部分を詰めたワイン)を思い出していただけるでしょうか・・・。まあ、もっともファン・ド・ミズを購入できた方は極少数だったと記憶していますが、あのワインの新しいヴィンテージの上澄みの部分です。(何ちゅう紹介の仕方!)
七変化とも言えるような表情の短時間での変化に驚かれたと思います。2005年のテゼも本当に素晴らしい!ティエリーのソーヴィニヨンは何時でも美味しいですが、ノーマルのものに比較してしまうと数段上、格別なものに仕上がっています。
甘ささえ漂う白や黄色、橙色のフルーツ・果皮、ドライフルーツ、石灰系ミネラル、蜜のニュアンス。柔らかくぶ厚い酒肉には幾筋もの縦横ヒダが重なり合う。鋭角に切り込んでくる要素と鈍角な突起。受容体を全て奪われたままの長い収束。そして嫌味無い余韻。
何だろうなあ・・・もう、一口飲んで、「美味しい!」と言わされる感じです。なんか悔しいなあ・・・。良いようにあしらわれているような気がします。実際、美味しいので仕方ないっちゃ無いんだが・・。
ある意味、ティエリーのソーヴィニヨンのスタイルは、もう完成されているのだと思います。そうじゃなきゃ若いワインでここまでの表情を見せることは出来ないでしょう・・そうだ、思い出しました。2005年のティエリーのソーヴィニヨンのヴァン・ヌーボーを!わずか2ケ月で仕上げたとは思えないような仕上がりでしたよね?あの完成度で、しかも葡萄自体の質はこちらの方がかなり上だと思います。飲んでみてください。実はこれも一押し!素晴らしい出来栄えです!超お薦めです。
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| ●2005Cheverny Rouge |
| シュヴェルニー・ルージュ |
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【かなり良い!新鮮な採れたて完熟イチゴのニュアンス !】
ピノ・ノアールとガメイによるネゴスの(買い葡萄の)シュヴェルニーのルージュです。シュヴェルニーはロワールの中流域に有り、トゥーレーヌの東(上流)です。ロワール河はこれより上流のオルレアン(ロルレアネ)からローヌ方向に向けて南下・遡上して行きます。そして、プイィ・フュメ、サンセール、メヌトゥー・サロンと来て、コート・ロアネーズとなって行きます。この地域の黒葡萄は、ガメイとピノ・ノアール、コット、カベルネ・フラン、その他の地場品種が栽培されています。で、このシュヴェルニーはピノとガメイです。
ところがこれが・・・旨いんだな!ぷりっぷり、サクサクの新鮮完熟イチゴを頬張って噛んだ時に飛び出してくる果汁のようです。割合はピノ・ノアール60%、ガメイ40%ということですが、むしろこの配合がモロにイチゴのニュアンスをかもし出しているんだと思います。ピノばっかりだともう少し重量感が出てきそうですので、飲み頃が少し先になってしまうところを、さすがのティエリー、上手くさばいていますね。
土地の個性で造るドメーヌもののシュヴェルニーとは方向性が別ですね。きっちりと造り分けているのが判ります。もし持っていらっしゃるのであれば、ラ・カイエールの2005年と比べてみてください。単一品種でシームレスなラ・カイエールの美味しさを表現しているはず・・こちらはブレンドで可愛らしいシュヴェルニーにしています。美味しいです!
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| ●2003Petillant Naturel |
| ペティアン・ナチュレル |
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【この夏フィーバーしたヴーヴレイ・ペティアン・ナチュレルには及ばないが・・・!】
夏場のヴーヴレイ・ペティアン・ナチュレルは旨かったですよね〜。まさにリンゴや洋梨を丸のまんま齧っているような錯覚にとらわれるほどピュアで自然、まさにナチュレルでした。おかげさまでかなりの本数を販売させていただきました。
今回ご紹介するのはワンランク下のクラスになると思いますが、2003年のペティアン・ナチュレルです。ヴーヴレイ・ペティアン・ナチュレルのポテンシャルには及びませんが、ピュアな美味しさはそのまま、若干スケールダウンしたようになっています。その分価格は安くなっていますので、デイリーユースにいかがでしょうか。甘みはかなり控えめで、ほぼドライに感じる味わいです。お薦め!
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● さて、ティエリー・ピュズラです。ドメーヌのテュエ=ブッフものと...何と、あのニコラ・ルナールが造ったルメール・フルニエの2004年を、ティエリー自身が瓶詰めしました。
そう、何と、noisy が駄目出ししたニコラの「ヴーヴレイ・セック2004」を、ティエリーの感性と技術で瓶詰めしリリースしたんです。
「一体、どうなってんじゃ〜!」
と、思ったのは noisy だけなんだろうか..おまけにペティアンも一緒にリリースしていますが、こちらもニコラ・ルナールの手によるものです。 |
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| ●2004Vouvray Sec (Cuvee L.F.) |
| ヴーヴレイ・セック (キュヴェLF) |
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【 ティエリーとニコラの時を超えた競作!あのショボイ、ヴーヴレイ・セック'04
がこんなに!涙!】
涙、涙、ひたすら涙の味わいです。自然派ロワールを代表する二人の造り手のコラボレーションが時を越えて再び生まれました。それもね〜、例の
「しょぼい!なんとかならんか!」
と、noisyは一人駄目出ししていた訳ですが、驚いたことに
「なんとかするわ!」
とばかりに、ティエリーが腰を上げてくれたようです。
ニコラ・ルナールは追い出され、ルメール・フルニエは廃業、後に残ったワインをどうするかが問題だったようですが、おそらくラシーヌさんとティエリーで後処理に動いたのでしょう。この話を聞いたときに、
「あらら、何とかなっちゃうものね..でも大丈夫かな」
と、思っていましたが、飲んでみたらびっくり!いやいや、美味しいじゃあないですか!
ルメール・フルニエの2004年ヴーヴレイ・セックを、noisy のお願い をお聞きくださって、飲んでみた方ならご存知でしょう。パーツの部分部分はニコラ・ルナールだが、出来上がったワインは悲惨なもの..バラケてどうにもならない味わいでした。そこにティエリーの手が入ると..
「ニコラとピュズラのコラボレーション!」
そのものの味わいが有るんですね。そうだなあ...口入れ時はニコラで徐々にピュズラが顔を出し、余韻は完全にピュズラみたいな..雰囲気です。いや〜、まさにマジックですね。それとも魔術でしょうか。どんな呪文で復活させたのか、知りたいところです。
完全にドライな味わいです。ティエリーのソーヴィニヨンに近いニュアンスで、ふっくらとしていながらもすっきりです。フルーツは洋梨やリンゴ、たっぷりとあるミネラルが余韻まで続きます。これならOKじゃないでしょうか。
ティエリーは以前にもニコラのキュヴェをリリースしています。ゴージャスなルナール・デュ・デセールNO.5は記憶にあるはずです。今回は完全ドライなシュナン・ブラン!何人もの協力者で造り上げたのは、昔も今も変わらず..涙無くては飲めない代物..それがこのセックです。
今まで何度も、
「今回が最後!」
と言ってきた都合上、気恥ずかしい部分はあるのですが、ルメール・フルニエの清算上は必要だったお仕事でした。旨いヴーヴレイに仕上げてくれたティエリーに感謝です。是非とも飲んでみてください。お薦めします!
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| ●2004Vouvray Petillant Naturel (Cuvee L.F.) |
| ヴーヴレイ・ペティアン・ナチュレル (キュヴェLF) |
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【 歴史は繰り返す?こんなことが有ったような気がするんだが..!】
このヴーヴレイ・ペティアン・ナチュレルを飲んだとき、
「あれ〜、これって飲んだことある!」
と感じてしまいました。そしてやっと思い出したのがこれ!

そう、ニコラがルメール・フルニエで仕事を始めたときに、蔵に残っていたキュヴェをペティアンに仕上げたものです。しかし、こちらはメトード・トラディスィヨネル(シャンパン方式)でした。今回はリキュールを加えないペティアン方式だそうです。
おそらくは蔵に残っていたであろう、甘みを含んだキュヴェを主体に使用してガスを造り出したんでしょう。その結果としての味わいは、何とニコラがトライしたものとほぼ同様の印象を受けることになりました..。これもティエリー・マジックですね!
ここからメトード・トラディスィヨネルのレヴュー━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 味わいと言えば、皆さんご存じの「ロートル」にしっかりガスを加え、さらに軽くしたようなイメージです。重量感が無いのがむしろポイントで、食中に飲むのが楽しくなるほど..食を邪魔しない奥ゆかしさを持っています。リキュールを加えているとは言え、おそらく量は少な目なんでしょう。その当たりの浮いた感じは全くありません。(シャボン玉だと言いながら..)
この、デイリーな価格で飲める泡ものとすれば、かなり満足していただけるものと確信しています。食事の後のひとときに、 「きょうは旨かったなあ..」
と、思ったならこのワインを褒めてあげてください。リーズナブルなヴーヴレイのムスーで体温をムスーと下げましょう....。お薦めです。
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今となってはロートルさえ比較対象にしていますので、どうにも成らないコメントでしたが、ルメール・フルニエにおけるニコラ全盛期のニュアンスを残す貴重なワインです。どんなシチュエーションにも対応可能なドライな味わいです。リーズナブルですので飲んでみてくださいね。お薦めします。
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| ●2005Cheverny la Caillere |
| シュヴェルニー・ラ・カイエール |
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【2005年はグラヴォットを造らなかったそうです !】
2005年のシュヴェルニーは、天候的に厳しかったのかな??と思わせるような、やや薄い色合いのラ・カイエールです。ピノ・ノアールで仕込まれるフラッグ・シップワインのひとつでは有りますが、グラヴォットは仕込めなかった、ということだそうです。
2004年のラ・カイエール、ラ・グラヴォットは重量感があって、とても充実した果実味を持っていました。まだまだこれから..といった雰囲気で、長く持つワインだったと思います。2005年のラ・カイエールは実にエレガントで、天候に恵まれなかった(ように思える)としても、青っぽいとか茎っぽいというようなことはなく、エキスが綺麗に出た良質の出来栄えだと思います。まあ、それでも2004年の方が間違いなく良いんだとは思いますよ。ラ・カイエールの2004年は、ブルゴーニュで言えば2003年みたいな出来栄えの年..2005年はむしろブルゴーニュの2004年みたいな感じでしょうか。
しかし、この2005年のバランスは、ある意味とても素晴らしいと思います。香りはまだ余り強くは有りませんが、ピュアでミネラルに満ちています。色合いと、それから想像される強さや大きさがぴったりマッチしていて、とてもチャーミングだと感じました。
「ん?なんか、noisy さんたら、テュエ=ブッフを珍しく否定的に書いてるんじゃないの?」
と、思われるかもしれませんが、決してそうじゃ無いんですね。
2004年の方が出来は良いが、実はまだ飲み頃ではない..2005年も出来は劣るものの、むしろこちらの方が絶妙に美味しくなるのに時間が掛からない、ということを言いたいんですね。ややスケールは小さいものの、やっぱりピュズラ兄弟の技術は素晴らしいと...心と身体に染み入る優しい液体を造ってくれた事に感謝している次第です。是非飲んでみてください。良い生産者ほど、毎年何とかするものです。そしてどうにもならなかったら、そのキュヴェはデクラッセするか、そのままでは売らないんです。ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフとしては、看板が不足しているのでツライところだと思いますが、ファンはきっと、このラ・カイエールを飲んで、
「あぁ、ティエリーも兄ちゃんも相変わらず頑張っているんだね!」
と感じていただけると思います。超お薦めです!
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| ●2004Touraine Blanc Sayonara Pas Pour Tout l'Monde |
| トゥーレーヌ・ブラン・サヨナラ パ・プール・トゥー・モーンド |

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【こんなことって..絶句!ティエリーの意地が造り上げたに違いない逸品です..】
本当にこんなことってあるんでしょうか..このソーヴィニヨン・ブラン種100%によるキュヴェ・サヨナラを口に入れた直後、言葉を失ってしまいました。そして色々なことをワイン自身が語り始めました。それが終わるまで、グラスを持ったまま動けませんでした。
そもそもは、飲めるかどうかさえ判らないワインでした。割り当てが少なく、12本程度では厳しいし、いい加減なテイスティングで誤魔化したくは無かったからです。しかしひょんなことから手当てが可能になり、
「じゃあ飲んじゃお!」
とばかりに抜栓したんですね。そしたらまあまぁ..
そこには明らかにニコラ・ルナールへの嫉妬が有りました。いや、嫉妬という言葉が適正かどうか判りませんが、ニコラの影を見たのです。それはなんと、このコラムの下でご紹介しているニュメロ・サンク99年の影でもありました。(こちらはシュナン・ブランなのにね..)
貴腐のついた葡萄とおそ積みがもたらした奇跡の味わい。蜂蜜、花梨、ドライフルーツ、石灰岩、スパイス。甘いような滑らかなアロマだが現状はドゥミ・セックほどで、ねっとりと膨大なカロリーを閉じ込めている。途方も無く厚いボディと延々と続く余韻。途切れない。余韻のビターが香りを生んで消え、そしてそれを繰り返す。思いっきり心身を揺さぶられる。
このワインを飲むには、それなりの心と身体の準備が必要かもしれません。でも、そんなことはお構いなく、美味しく飲めればよいわけですから、10度位に冷やして飲んでみてください。
noisyがニコラ・ルナールの幻影を見たのは確かですが、飲んで結局思い出したのはアルザスの鬼才、マルセル・ダイスの看板グラン・クリュのシュネンブールです。ティエリーも天才だと思っていましたが、このキュヴェ・サヨナラ2004は彼のワインの中でも代表作となるはずです。この先20年以上は確実に成長するでしょう。
重厚な味わいで現在はドライですが、熟成を重ねると甘みが生まれてくると思います。(ダイスのシュナンブールもそうですよね..)
凄いポテンシャルです。フォアグラに合わせても負けないでしょう!
なお、意味深なワイン名ではありますが、どうやらこれは、
「誰にもさよならなんて言わないよ」
という意味のようです。しかし、本当のところは、「さよなら」 を 「Ca,il n'y
en a」 と読み方で引っ掛けて、「世界中どこにでもあるもんじゃないよ」
と、自信のほどを表した言葉のようですね。
偉大なロワール渓谷をそのまま表現したような大きなワインです。是非セラーに置いてください。いつ飲んでもOKです。しかももしかしたら30年以上も持つかもしれません。AOCトゥーレーヌでは考えられない底知れぬポテンシャル!絶対安いです。
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| ● 2004Cheverny la Gravotte |
| シュヴェルニー・ラ・グラヴォット |
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| ● 2004Cheverny la Caillere |
| シュヴェルニー・ラ・カイエール |
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【素晴らしい出来です!ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフの看板ワイン!秀逸なピノ・ノアールです。】
リアルの10号をご覧になったワイン・ファンの方なら、noisy が深く掘り下げなくても判っていただけるでしょう。2003年のラ・グラヴォットとラ・カイエールをご紹介していましたが、2004年はさらに素晴らしい!ピュズラ兄弟の進化はさらにスピードを増した感があります。
梅ジャム、梅きのこ、ってどっちでも良いけど言い得て妙、みたいなニュアンス(RWG的に..ね)。マンモスミネラルと要素の数々を閉じ込めた極小タイムカプセルが、さらに圧縮されて存在。グラヴォットの重厚さとカイエールの華やかさ。そんな単純なモンじゃ無いにせよ、一言で表せるシンプルさと、その奥にあるまだ見えない表現が、むしろ2004年の2アイテムをドンピシャリ現しているようにも思える。
要はちょっと早いんです。でも素性の良さと進化の具合は、とても簡単に受け取れます。飲むのは出来るだけ先に延ばしてください。それでも早く飲んでも良さは判るということですね。
シンプルだからピュア。ピュアだから隠しきれない。奥深い所です。お奨めします。じっくり休めてお楽しみください。
2006年夏過ぎから美味しくなり始め、2007年の同じ頃には「かなりのもの」に..なっていると思います。 |
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| ● 2004Cheverny Rouge |
| シュヴェルニー・ルージュ |
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是非飲んでみてください!一押し!
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【これが一押し!ナチュラルな果実味の美味しさが引き立っています!】
実は一番安いこのシュヴェルニー・ルージュが一押しです。何でか。それは今飲んで一番美味しいのがこのワインだから..です。ポテンシャルを取りたいのでしたら下の二つをお奨めします。
ピノ・ノアールとガメイによるシュヴェルニーのルージュです。シュヴェルニーはロワールの中流域に有り、トゥーレーヌの東(上流)です。ロワール河はこれより上流のオルレアン(ロルレアネ)からローヌ方向に向けて南下・遡上して行きます。そして、プイィ・フュメ、サンセール、メヌトゥー・サロンと来て、コート・ロアネーズとなって行きます。
ちょっと脱線しました。すみません。この地域の黒葡萄は、ガメイとピノ・ノアール、コット、カベルネ・フラン、その他の地場品種が栽培されています。で、このシュヴェルニーはピノとガメイです。
ギュッと詰め込まれたナチュラルな果実味は小さな苺と穏やかなハーブ、煙、石灰系ミネラル。甘くは無いが凝縮しているせいか、完熟葡萄の美味しさか、はたまた高級アルコールのなせる業か、トロミとエキスがほんのりと甘く感じさせる。そして切れ上がりの良い美形の酸。これも旨みを内包しています。さらに毎年のように存在していた多目のガスが余り見当たらない!僅かに舌先に感じるのみ!ということは、我々の要求に応えてくれたのかな?と勝手に解釈してしまいました。
いや、今飲むならこのシュヴェルニーが一押しです。透明感が有って美しいです。是非飲んでみてください。一緒に買ったルイヨンとピノー・ドーニスを飲むのはそれから..考えてください。自然派トップに持ってきたシュヴェルニー・ルージュ!お奨めです。
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| ● 2004Cheverny Rouillon Rouge |
| シュヴェルニー・ルイヨン・ルージュ |
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【ピノ・ノアール&ガメイの単一畑もの。凝縮感、複雑性とも一歩上を行く秀逸なシュヴェルニーです!】
上記のルージュを上級な仕立てにしたような感じで、確実に上級キュヴェといえる味わいにです。同様に今までリリーズ直後には、
「ガスを飛ばして飲むか1年ほど置いてね」
と、断り書きをしなくてはいけませんでした。
お客様からも、
「いや〜 noisy さん、びっくりしましたよ。1年置いて再度飲んだけれど、こんなに化けるとは思わなかった..」
という声を何度も聞きました。
でも、2004年のルイヨンに限っては、それはそのままは当てはまりません。飲めるんですよ、美味しく。チェリーやベリーのニュアンス(まだ、小粒な集合体というよりも、スプーンか何かで潰したようなイメージですが)にほんの少し粘る石灰系土壌のアロマ、軽く燻された果皮は紫の果実を連想させます。中盤もとても太く、ブルゴーニュで悪い例えで使用するガメイの薄まったようなニュアンスは全く感じられません。エキスの旨みとエステルがゴク味を形成し、そのままちょっと幅が広めで少しずつ減衰させながらの収束に感動が有ります。幾分、このワインの持つ「強さ」が顔を出すので、やはり少々置いた方が美味しいのは間違いなさそうです。
成長具合は少ないガスのおかげで、いつもの年よりも、よりリニアな曲線を描くと想像していますので、1年とは言わず、約半年でバランスすると思います。勿論2〜5年という短いスパンに、香しいブケへ変貌するでしょうから、そこまで我慢していただいても大丈夫ですよ。
今年、ティエリーが来日したときに、7〜8年経ったマグナムを持ち込んでいました。これが何のキュヴェだか、全くわからなかったのですが、まだ発展途上にあるものの素晴らしい厚みのあるボディとエステリックで妖艶なブケを放っていたのに感激しました。ピノー・ドーニスなのかピノなのか、はたまたガメイなのか判断つかないようなしっかりした濃度が有りました。
テロワールをきちんと表現したワインには品種の特定などは余り意味を持ちません。そりゃそうです。ピノだろうがガメイだろうが、土地に合っていなければ、しっかりした葡萄の実をつけることなど出来ないんですから..。noisy
も含めて、普段から何となく低く見ている品種のワインを、最初から格下に決めてかかってしまうような所が有りますが、葡萄は生活して行く上で常に接している野菜や果物と何も変わらない、農作物です。パラパラとしか実を付けないような葡萄を見て、
「美味しくなさそう..」
と、思ってしまいがちです。もし食べようとしているナスが少し茶色くなっていたら、不味そうに感じてしまうかもしれません。スーパーで売っている大葉は美しく、形も揃っています。しかし、それは薬品に守られた、人にとっても決して無害だとは言い切れない作物でもあります。パラパラとしか実を付けない小さな葡萄は美味しくなさそうですが、でももしそれが、100年もの間に生き続けてきた生命力の塊みたいな葡萄であったとしたらどうでしょうか。しかも農薬に守られること無く過ごしてきたとすれば、きっとそれは、とても凝縮した美味しい葡萄の実を付けているに違いないと思いませんか?
またまたすみません..大きく脱線してしまいました。何を意図して書き始めたのかも忘れてしまいましたが、あ、そうだ、「思い込みはやめよう..」ということを書きたかったはずです。どうしても、ワインを飲んだこの瞬間の美味しさの判断のみ、で全てを決めてしまいがちですが、
「この先はどんな可能性があるのかな?」
という疑問を、少しでも心のどこかにいつも持っていただいてワインに接していただけると、もっとずっと楽しく飲めると思います。少しの疑問、それを持ってこのルイヨンを飲んでみてください。1本は5年位..仕舞い込んで、その疑問を覚えておいてください。タイムカプセル的楽しみが、喜びを大きくしてくれるに違い有りません。お奨めです。
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| ● N.V.(2004)Chardonnay V.d.T.F. |
| シャルドネ |
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【素晴らしいポテンシャル!無垢のシャルドネは 凛 の趣。フルーツボンバー予備軍!】
時間が無いので結論から行きましょう。
「素晴らしい」です。
ただし、まだ若干早めです。暖かくなってきてからが良いでしょうね。ベストは2006年夏ごろからでしょうか。おそらく、汗を流して自宅に帰り、
「風呂上りにビール!」
と行ってしまうのを堪えて飲むロワールのシャルドネは、頭にも心にも響く素敵な味わいに違い有りません。
僅かに果実の赤みを感じるアロマ。とても柔らかなミネラルの薄いフィルムがグラスから何層にも湧き出て、その何枚目かが赤みを帯びている。果実味は僅かに黄色み掛かった白いフルーツが中心で、ほとんどが出演時間を袖で待っているから想像してみるより仕方が無い。僅かに酸のレベルが出っ張った構成。強靭な酸は見事なバランスを持ち、ワインの屋台骨をささえている。ピュアでナチュラル、樽や人工物を一切感じさせない正に無垢のシャルドネ。
まあ、要は少し早いよと..でも美味しく飲める、ということですね。SO2もほとんど使用していないレベルと想像されるし、昔のピュズラのワインに有りがちなガスも全く存在しない。反対に言えば、保存が悪ければ全く持たないワインに違いないが、きちんとしていれば、汚れ無き
無垢 のフルーツボンバーに成長するでしょう。
今回はラッキーなことに結構数を抑えられました。もっとも noisy & frends
で大半をいただきましたので、足りないようだったらお早めに掻き集めてくださいね。一昨年の12月にご紹介した時の2003年もののコピーをご紹介します。同じような熟成を辿るとすれば、今年(2006年)の冬ですから後10ケ月後ですね。でもテイスティングしたのは夏だったから..やっぱり今年の夏からが美味しい!ということになるのかな?とにかく暖かくなってからが大絶賛のワインに成長するはずですから、必ずGETしておいてください。超お奨めです。
ここからそっくりコピーです..
【見つけちゃいました。旨いんだな..これが!】
日本の割り当てが数ケースのみということで、今までは裏でしか流通していなかったようです。そもそもロワールでは、フィロキセラ以前は、ごく普通にシャルドネも有ったようですね。ピュズラもブレンド用としては、シャルドネを使用してきました。
今回の2003年は、ネゴシアン・ティエリー・ピュズラ
として、ヴァン・ド・ターブル としてリリースしていますので基本的にヴィンテージは入れませんが、他のワインと分けるために
2003年として表示しています。ご了解ください。
そして味わいですが..何とも素晴らしいんですよ。ソーヴィニヨンや他のA.O.C.ワインも旨いのですが、このシャルドネの端正さ、凛々しさには脱帽しました。シュレールのコラムでも書きましたが飲ませてくれたんですね〜。 「あれ〜??」 という感じですよ。こんなもん、いや、こんな素晴らしいもん隠してるなんて..いや、隠してはいないか..飲ませてくれたんだから..。飲ませてくれたということは売ってくれるということと、良い方へ理解しても良いのだろうか、などと、ぐちゃぐちゃ考えながら
「蟹」と戯れて..(^_^ ;;
いました。確かにタラバ蟹と戯れていると指はトゲで痛いし、蟹に熱中するあまり会話は途絶えるし、で、ちょっと殺伐としていますが、美味しいお食事とワイン、それも繊細で素材の持ち味を生かした料理と、さらにそれを生かすピュアで絶妙なワインの取り合わせは至福の時と成りました。(ちなみにタラバは..なんと蒸されていたようです..)
まあ、あんまり売りたくないワイン、というのは存在しまして..(^_^;;
個人用として取っておきたい衝動に駆られ、販売するかどうかも迷いましたが、結局、ワイン屋としての使命感(そんな偉そうに表現するようなものなど持ち合わせませんが)みたいなものが、やっぱりご紹介しよう..ということになったんですね。
ですので、敢えて細かな表現は差し控えさせていただきます..。売れなきゃ良いな..というのは、時々ありますが、(笑.)
noisy を信用してお買い求めいただいているメンバーの方が沢山いらっしゃいますので、そうも言ってはいられません。小さな声で..オ × × メ
します..
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2003年ものはこちらのエチケットでした! |
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| ● N.V.(2004)Pinot Gris V.d.T.F. |
| ピノ・グリ |
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【これも素晴らしいポテンシャル!旨いです!】
ピノ・グリです。要はグレー掛かったピノです。でもピノ・ブランじゃあ無いし、シャルドネでも有りません。でもみんなピノ・ノアールの子供たちらしいです。これは、ピノ・ノアールの特性で、とても変異しやすいんですね。その枝だけ変わってしまう..なんて事が頻繁に起こる訳ですから、品種を保つということがいかに難しいかお判りでしょう。
で、味わいですが、スパイスが出てきそうで出てこない、フルーツが出てきそうで僅かに顔を出したり引っ込めたり..そんな状態です。現状はシャルドネに比べてとても飲みやすいですが、それは、酒躯がスタイリッシュで細いラインに凝縮されているから..だと思います。アルザスのピノ・グリと比べれば特長が掴みやすいかな?アルザスのように太陽の熱を感じるような、言わば、光線で熱せられたスパイシーなニュアンスが無く、大袈裟にいえばホワイトアスパラを作る時の様にふかふかの土で遮断して大事に育てられたような感じがします。しかも、そのワインの核の部分にはバリアが存在し、目茶苦茶凝縮した要素を閉じ込めているようです。樹齢は判りませんが、飲んだ印象ではおそらくかなり高いと思われます。芯の硬さに凄みを感じる素晴らしいワインです。
なんだろう、ティエリーは本当に成長していると実感できるんです。下のル・テルケルもそうですが、毎年びっくりしています。たった数年前は、ピュアだが還元香がきつかったり、目茶苦茶濁っていたりで洗練さに欠けていた部分が有りましたが、今は仮に見た目が濁っていたとしても、色合いは照りが有ってセクシーで、アロマは生き生きと縦に伸びて行く。だからもっと飲んでいたいとか、又今度も飲もうと思わせる魅力を持っているんですね。
だから、あんまりお奨めしてしまうと一気になくなってしまうので..気が引けますが、それでも今のうちにGETしておくことをお奨めします。今でもスタイリッシュでかっちりしていて魚にぴったり合います。でもワイン自体の真の美味しさを、後半年から1年の休養明けがもたらしてくれると思います。是非飲んでみてください。これも超お奨めです!
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| ●2003Touraine
l’Ormeau des Deux Croix |
| トゥーレーヌ
ロルモー・デ・ドゥー・クロワ |
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【シャブリ的な切れ味鋭いシュナン・ブラン!いや、プイィ=フュメ・シレックス..は言い過ぎね..】
今はちょっとまだ早いでしょうか..。思いっきりミネラリーでフリンティーでドライなワインがお好きなら、すぐにでも
抜栓してください..でも、ガス圧がかなり高いので、 「おいおい、ペティアンかい??」 と、びっくりされるかもしれません。
シャンパングラスの方がむしろ良いかも...(^_^;;
このままの状態で飲まれると、思いっきりドライなペティアンを飲んでいるようです。フリンティーな火打ち石的鉱物、石、石灰系ミネラルの香りがほとんどで、厚みは有るがちょっとドライ目なシャブリが近いかなぁと思います。これからは徐々に暖かな陽気になって行きますので、渇いたのどを潤すのには丁度良く、軽快に飲めますが..。
そこで、こちらもむしろ「お花見携帯用」にしていただくと良いかもしれませんね。数日に分けて(冷蔵庫のアクエリアス的に.)飲まれるのもポテンシャルが取れて面白いでしょう。もしくは数度のデキャンタでガスを飛ばしてから飲んでみてください。
しっかりした味わいは隠れています。半年〜1年で劇的に成長するはずですので、この夏までは
喉の乾きを癒す目的で、秋からは本格的なスティル・ワインとしていかがでしょうか?
こちらも抜栓後4日目当たりから美味しくなってくる若いワインです。勿論、5年ほどは充分に持つと思います。
2003年のロワールは(ブルゴーニュ白もそうですが)、大幅な減産を強いられました。例年の1/4
になった品種もあるそうです。ティエリー・ピュズラのドメーヌワイン..是非飲んでみてください。(2005/05試飲)
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| ● 2004Touraine la Guerrerie |
| トゥーレーヌ ラ・ゲルリー |
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【 これも良いので..良いものばっかりですみません..! 】
実際、ピュズラさんの赤はこの何年かで洗練されてきて、完成度がとても高いです。しかも数が無いのでかなり引き合いが強い。前回は余りに無くってほとんど紹介せずに終わってしまったのが、このゲルリーです。店ちょぼちょぼ販売し、リアルワインガイドに出したら無くなってしまいました。その2003年ものがリアルでも、
「今飲んで 90点、ポテンシャル 91点 飲み頃予想 今〜2015」
という、目ちゃんこ高い評価でしたので、問い合わせは入るわ、品物はないわで何やってんだか..という毎日でした。
簡単にリアルで90点と言いますが、フランスワインで90点ついてるワインを探してみてください。そうそうたるメンバーになるはずです。(ここだけの話、次回の新着では、カイエールやグラヴォットをご紹介できると思いますよ)
で、 このゲルリーはコット65%、ガメイ35%というセパージュです。ほんのりとした微少な甘みと果実の酸味がジューシーに絡み合いエキスに昇華、ミネラルがきちんと乗ったチェリッシュな旨いナチュラルワインです。脱線しますが、リアルの各氏は時々梅きのことか、梅味とか言ってますが、梅干を想像はしないでくださいね。あくまで「梅」の方で塩漬けを連想されるとちいっと違いますから..。梅干の場合は「梅干」としっかり言うと思いますので。前者の場合はナチュラル梅ジュースとかの方が、もしかしたらわかりやすいかもしれないですね。まあ、梅かチェリーかは飲む人の判断で変わってくるでしょう。noisy
はチェリーだと思いますが!
このワインもこのところのピュズラさんのワインに共通してガスはとても少なく、しなやかな果実味を堪能できる状況になっています。このところは涼しくなって、ワインの保存にも良い季節になりましたが、気を抜いていると悪くしてしまいますのでご注意ください。特にヒーターを使用するようになりますと、室温の寒暖が激しくなり、
「何か美味しくないなあ..」
とか、
「いつの間にか吹いちゃった..」
ということが起こりえます。せっかくとても良い状態で届いているワインですから、noisy
もちゃんとお送りいたしますので、室温の差が激しくない場所に保存してくださいね。出来れば冷蔵庫は避けましょう。緊急避難的にご使用ください。で、このワインも超お奨めです。KOとは違う、ドメーヌのコットが使用されています。比較も楽しいでしょう!飲んでみてください。お奨めです。
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| ● 2004Touraine la Tesniere Pineau d'Aunis |
| トゥーレーヌ・ラ・テスニエール ピノー・ドーニス / ネゴス |
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【ピノー・ドーニス100%の辛口赤!これもスパイシーで旨い!】
地場品種のピノー・ドーニスを100%使用した赤ワインです。別名はシュナン・ノワールで、noisy
も訳が良く判りません。判らないとネットであちこち調べる羽目になるのですが、結局知っていることだけで、むしろ混乱して終わり、探し当てたのは自分のページだったり..するのがオチです。
ピノー・ドーニスは別名シュナン・ブランで黒葡萄とか書いてあるのに、同じサイトでシュナン・ブランは白葡萄で別名ピノー・ドーニス
と全く相反するものも何件か見当たりました。地場品種ですから皆良く知らないんですね。まあ、黒葡萄であることは間違いないので、シュナン・ブランである訳は有りません。本来はグロロー種などと同様にロゼに仕上げることが多い品種です。(これも間違いナイ!)
Pineau (ピノー) と Pinot (ピノ)は同義と思われますが、Aunis(オーニス)というのは、フランス西部の旧州名のようです。ボルドーとロワール河の中間位の大西洋に面した当たりのようです。フランス革命後に廃州置県が行われ、無くなりました。現在でもそのような名前は残っており、土地を呼ぶときに使われています。皆さんもご存知のワインに関係するもので例えれば、ボルドーをアキテーヌと呼びますし、シャンパーニュも伯爵の領地、ブルゴーニュも公国領、アンジュー、トゥーレーヌ、アルザスも州の名前だったようです。
で、味わいなんですが、結構しっかりしていて濃いんですよ。それもピノ・ノアールを濃くしてさらに黒胡椒系スパイスを僅かにトッピングしたような..それでいて、ポマールやボーヌの1級の良い年のワインのような花っぽさやリキュールっぽさも有る。さらに加えて透明感やナチュラルなニュアンスもしっかり..。若いせいか幾分、黒葡萄の果皮の凝縮が解け切ってはいないので、これが緩んだときが最高の飲み時かと..感じた次第です。
まあ、ベストには半年掛かるものの、今飲んでも美味しいです。飲んでみてください。お奨めの地場品種、ピノー・ドーニス!覚えてくださいね。
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| ●2002
Vouvray Demi-Sec / Thierry Puzelat |
| ヴーヴレイ・ドゥミ=セック |
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【今回の一押しはこのドゥミ・セック!微細な甘みを持つ切れ味するどい飲み口です!】
「ドゥミ・セック やや甘口です」
などと安易に言ってしまうと、
「何だ〜..甘いんじゃな〜..」
と、一歩も二歩も引かれてしまうことが多いのですが、バランスに優れる滅茶苦茶美味いヴーヴレイですから、セックだドゥミ・セックだと、余り気にせずに楽しんでください。日本人にとっては有る意味オールマイティな活躍が期待できる、ほんのり甘い程度の切れ味するどいシュナン・ブランです。
このキュヴェは正体が判っています。皆さんもどこかで見たエチケットだと..思っていらっしゃるでしょう。そう、70%が
かの 「ニコラ・ルナール」 そして30%が(秀逸なペティアンをご紹介しましたよね)オート・ボルヌ
です。ニコラの ヴァン・ヴライ・ド・ヴーヴレイ NO.5 を愛でた方も多いと思いますが、味筋はNO.5にほぼ近く、そのままドライ方向に持っていったもの..と思っていただけると判りやすいかもしれません。
舌先に僅かなガスを感じられるかもしれませんが、総体のバランス上、必要なアクセントになる程度でデキャンタどうこう
という話にはなりませんからご安心を。
たっぷりのミネラルに焼いたリンゴ、若いリンゴ、梨、花梨などのフルーツ類。ミディアムなボディだが僅かに甘みが有り、口をフルに満たす。酸の美味しさは格別で美しく切れ上がりながらフルーツ感を伴った余韻がいつまでも続く。
美味しく無い..という方はおそらく居ないんじゃないかな、と思えるほどの冴えたバランスの仕上がりです。絶妙の甘さの量なんですね。甘いならパス..なんて悲しいことは言わないでくださいね。質感も上々、今回一押しのシュナン・ブランです。お薦めします。
注:美味しそうな(コシュ=デュリやコント・ラフォン張りの)澱が大量に入っています。グラスに注ぐと溶けちゃうので..問題有りません。 |
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| ● 2004Touraine Gamay Pouille (Bois Lucas) / Thierry Puzelat |
| トゥーレーヌ・ガメイ・プイエ ボワ・ルカ /ネゴス |
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【新井順子さんのボワ・ルカ産ガメイをティエリー・ピュズラが仕込んだ! 】
順子さんが里子に出したボワ・ルカのガメイを、ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフのティエリーが仕込んだと言う、「コラボレーション・ガメイ」です。下記のシュヴェルニーの2アイテムとピノー・ドニスも旨いのですが、凝縮感溢れるガメイの放つアロマや味わいも素晴らしいです。
どこかシノンやブルグイユを思わせるような、僅かなスパイシーさがアクセントになっていて、単なるアンジューやボジョレーのガメイのような気軽さよりも、飲み応えの有るゴク味と凝縮感を持ち、積層された襞が徐々に開いてゆくと、「あっけらかん」とした明るさと複雑さが顔を出します。もっと簡単に言えば、単純な果実感のみを出しがちなガメイにかなり複雑さが加わっていますので、満足度の高いワインに仕上がっていると言えるでしょう。
いずれ、ボワ・ルカのワインも仕上がってくるでしょうから、新井順子指揮によるボワ・ルカ・ガメイと風雲児ティエリー・ピュズラの対決が実現するわけですね。彼女もなかなか面白いシュチュエーションを与えてくれたと思います。役者やの〜!飲んでみてください。お奨めです。
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| ● 2004Ko Touraine Clos de la Roche |
| コー トゥーレーヌ クロ・ド・ラ・ロシュ / ネゴス |
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最高に旨いです!
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【コット種(マルベック)で深い味わいの襞を! 】
ちょっとびっくりしてしまったワインです。ボルドーの補助品種としての理解が多いマルベックですが、ロワールでは結構造られています。タンニンが多く、黒く、力強く..硬い味わいです。..そう、とても硬いんです。カチンカチンのコットを何とか柔らかくしようと、今でも寝せているワインが有るくらいです。
今回購入に先立って、担当とのやりとりでも、
「KOって硬くない?」
「硬いです〜。でも飲めますよ」
「ホント〜?」
ということが有り、まず、眉唾で掛かりました。当然一ケースしか買っていません。硬くて飲めなかったら、また寝かす羽目になりますから。
で、飲んでみるとどうでしょう。たしかにボルドーの若いもののような、かっちりしたニュアンスは有るのですが、ミネラルコーティングされた核の中から表情がちらりほらりと出てくるじゃあ〜りませんか!黒・紫の極少果実はとてもドライでビター、モカやチョコレートのニュアンスも入ります。(甘くないよ〜)
ビターな中に微細な表情が入り込み、とっても複雑、しかも余韻が滑らかで良いですね。接触感も柔らかで肌理が細かい!これは滅茶苦茶旨いです!
コーヒーはどうやって飲みますか?ミルクは入れますか?お砂糖は?ブラック党ですか?砂糖を入れない派だったら必ず、入れる派でもおそらく納得していただけると思いますよ。
まあ、フツーにガメイとかピノとかをお奨めした方がセールス的には絶対良いのですが、これが旨いんだから仕方が無い!まあ、飲んで頂戴。それから文句を言って頂戴!という感じです。硬いけどソフト、ドライでビターだけどシルキー!飲んでください。超お奨めの逸品です。 |
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| ● N.V.(2004)Romorantin V.d.T.F. |
| ロモランタン / ネゴス |
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【これはレアですし、実に複雑!どんな熟成をするのかとても楽しみです!】
今までに感じたことが無いような複雑さを持つワイン、それがこのロモランタンです。
「一筋縄ではいかない」
「直線的では無く、螺旋を描いて行くような感じ」
と言えば良いのでしょうか。
もっとも、これはシャルドネ系に慣れ親しんだ我々だからこそ感じる要素なのかもしれません。直情的に訴えかけてくる素直なシャルドネに対し、つむじが曲がっていると言うか、素直じゃないと言うべきか..余韻が螺旋を描くと言うか、表現が難しいです。
このロモランタンはロワール固有の品種ですが、かなりすたれてしまった品種だと言われています。もともとはブルゴーニュから来たと言われています。これだけ変わった味わいのワインですから、どのような熟成をするのか、とても興味が有る部分です。
口入れの接触感、中盤まではむしろ慣れ親しんだ美味しい白ワイン、という感じだが、余韻に入ると実に様々な酸の味わいをみせます。そしてそれがまるで螺旋を描くような感じで徐々に消えて行くわけです。ボディもしっかり備わり、香りも複雑ですが、こんな酸の余韻は余り経験が有りません。
ですので、出来れば1本今飲んでみて味わい、数年後にもう一度飲んでみることをお奨めします。順子さんのオファー書には、
「1959年 クロ・ロッシュ・ブランシュのお爺様のロモランタンが熟成感溢れるリッチな味わいで素晴らしかった」
と、書かれていました。普通は品種を言い当てられるけれど、これは出来なかったと。そんな不思議な魅力を秘めたワインです。あ、現在もとても美味しいですよ。それは確かです。でも、あんまり経験したことが無いので、ちょっとびっくりする..そんな感じです。飲んでみてください。お奨めします。
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| ● 2004Montlous Sec |
| モンルイ・セック / ネゴス |
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【リッチでファット、そしてドライ!】
こちらはモンルイですが、甘口では無く、しっかりドライな味わいです。しかも目茶苦茶ドライなのに旨みが甘みを連れてきます。
パレットの上で、表面張力のおかげでこぼれそうなのに こぼれない。端っこまでしっかりと厚みを感じられるとてもリッチさ。石灰系のフローラルさと柑橘系フルーツ、蜜のニュアンスを粘っこい熟した葡萄のピュア・ジュースで閉じ込めたような自然な味わいと余韻がここにあります。これは絶妙に良いですね。
おそらく葡萄のポテンシャルがとても高いと思います。単に熟しているというよりも、樹齢の高い高地の痩せた畑から、地中奥深くまでしっかりと根を張った健康な樹によるものと思います。不思議なことですがこういうワインを飲むと情景が浮かんできます。あ、乾いた土地なんだな、とか、結構急な斜面沿いなのね、とかです。当たる、当たらない、ということじゃなくて、イメージですよ。
反対に言えば、情景の浮かんでこないワインは大したことがないのかもしれません。どんなに濃くてジューシーでパワフルでも、
「なんだ、葡萄ジュースじゃん..」
としか思えないことも有りますし、どんなに構えが大きくても中身が何も感じられないこともあります。そんな時は、むしろ造り手の性にしてしまうことが多く、ワインが訴えている声が聞こえてこないのでしょう。
今回は、正に「葡萄ジュース」を5ページ目に掲載しています。ある意味、余韻はワインと全く同じです。(香りは違いますが..)ですので、ポール・ジローの葡萄ジュースも一度飲んでみてください。noisy
は、
「あれ、これってアルコール入ってるの?」
とさえ思ったほどです。余韻の自然さ、ナチュラルさを比較できると思います。お奨めです!
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| ●2003Touraine
Sauvignon / Thierry Puzelat |
| トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン /
ネゴス |
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【 お花見ワインでいかがでしょう!爽やかさが桜に映える..これこそ チェリー
ピュズラ..(T.T
】
冴えない下らない笑えない..3無いギャグで始まっちゃいましたが..大変済みません..気がつかなかったらそれで済んだのに..余計にすみません..
2003年のソーヴィニヨン・ブランです。まだまだ若いです。飲み頃は半年先からがベストでしょう..。などと本当のことを書くとほとんどの場合全く売れないのです..。でも
noisy
は、それっきりじゃ今回は引っ込みませんよ。お薦めできるワケが有るんですね。
大量のミネラルが多めのガスに乗って熟したメロンのような風味とともに鼻腔に飛び込んでくる。ごく僅かな甘みと旨味を大量に持つ酸をガスが上手く中和している。弱めのペティアンほどのガスが、味わいを決定的にしている。切れ良く美しい減衰カーブを持った収束。
現状、滅茶苦茶旨い天然フルーツのサワーです。しかもフルーツは徐々に姿を変えて行きます。フルーツの熟度もガスが減るに従って上がって行きます。これは、徐々に気温が上がったこの時期やこれからのお花見に「ぴったんこ」の相性を見せると思いますがいかがでしょう?是非とも「お花見」にはお供をさせてください。
最後にこのまま終わってしまうとポテンシャル面で低く見ていると思われてしまいますので、このコラムの5行目に戻りましょう。半年〜1年するとガスは弱まり、隠れていたポテンシャルが顔を出すでしょうね。果実味が「ぐっ」と増して、当初のイメージとは「がらっ」と変わるはず..です。抜栓後3日目から飲んで貰うか、デキャンタなどを使用しても飲んでみてください。サワー的な軽快な味わいから、本格的でピュアな薄青〜白〜黄色フルーツ感主体のものへ変わろうとするはずです。抜栓しておいても1週間ほどは充分に持ちますし、5日目当たりがとても美味しい時期でも有ります。軽量級の美味しいデイリーワインですので、長く愛してあげてください。短期的にも長期的にも..お薦めです。(2005/05試飲)
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| ● 2003Vouvray Petillant Naturel |
| ヴーヴレイ・ペティアン・ナチュレル |
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【誰が飲んでも美味しい!という筈です! 】
これだけ自然派のワインをご紹介していますと、noisy のお客様でも大部分の方が
自然派のワインをお楽しみになっていると思います。基本的に自然派だろうが非自然派だろうが区別はしていませんが、ピュアでナチュラルな味わい・香りを追って行くと、着いた場所が自然派だったことが多いです。
お客様はどちらでもそれほど気にされなくて結構ですが、最近の自然派は本当にレベルアップしていると思います。特にティエリーは凄い!進化していますね〜。
で、このペティアンなんですが、以前に
「ポエ」
というフレドリック・コサールのペティアンをご案内したでしょ?結構似た感じに仕上がっているんですよね。フレドリックもティエリーも、お互いに影響を受けあっているんじゃないかと思ってしまいます。
最初に言っておきますが、
「甘みが有ります」
甘みに逃げたワインは駄目!とはいつも言っていますが、これだけ自然な甘みというのは、優しさと性格の良さが無きゃ、造り出すことは不可能です。一応その時のコメントを下記に掲載しますが..
【うわおっ!
..な味わいです!どぶろくペティアン!素晴らしい。】
到着して間もないのに、希少なこのペティアンを3日のうちに2回もテイスティング出来るという..幸福に?預かりました。1回目は当然ながら自分(達)で、 「飲まなきゃ判らないよねぇ..」 ということでしたが、2度目はリアルのテイスティングでした。もう飲んだというと、リアルのメンバー達は、 「ようやっと今日入ってきたのに..」 と、呆れていたようです..(^_^;;
まあ、インサイダーとしての情報を漏らすわけには行きませんのでこの辺り以降を掘り下げませんから、ささっ
と流しましょう。
サン・ロマンの畑で2000年に植えられた葡萄の樹の、初めて実った葡萄から造られています。ですので2004年です。(そしておそらくシャルドネでしょう..)
樹齢が若いせいか酸味がしっかり乗ったので、当初は通常キュヴェにしようと思っていたのを翻意した..と輸入元の新井順子さんは申しております。さらに、誰のペティアンが美味しいのか、ビオの仲間で噂になっているため、力を入れて造るのだそうです。
造りは「ウルトラ低温発酵で微発泡させた」そうですが、秘密だそうで詳しいことは判りません。また、泡の圧力は2気圧だそうですが..実際は結構有るように思えますよ。(注:通常のシャンパーニュは5〜6気圧、ムスーで3気圧ほどです)で、SO2無しです。当然、清澄・濾過も無いようですから、完全に濁っています。
外装は厚めの緑瓶に入り、太めの通常コルク
+ 王冠 という いでたち ですし、名前が振るってます。 「 POET 」 って、 「 MOET 」 の ×°××
..なんてね。
さてと、興味津々のはずですが、味わいの方は..
いや〜、めちゃんこ美味しいですね。まっこと、フルーツそのままを口にしているようです。リンゴとグレープフルーツの
あいのこ
と考えて戴けたら良いと思います。やさしくふくよかな中盤と、ジューシーさを振りまきながらの長い余韻..文句など全く有りません。ほんのりとした甘みは物本フルーツが持つ極自然なもので、アルコール感や甘みはワインとシームレスで、浮いた印象など、全く感じません。
まあ、じゃあ
このワイン、リアルのレヴュアーとしての立場もあるなら何点付けるのよ..という話になりますが、 「何点でも良いんじゃないの」 と思いますよ、実際..。本当に美味しいんだから100点でも良いし、飲んで欲しいということなら90点、ポテンシャルを拾う意味では
8×
点..などとやったところで意味など有りません。美味しいものをちゃんと美味しく飲むのが正しいのであって、難しい顔をして、 「何点付けようか..」 と考えながら飲むべきワインではありません。
有る意味、日本のどぶろく
みたいなものでしょう。コサールの技術と感性がそのまま現れていると思います。まさに 「ペティアン・ナチュレル」ですね。 ペティアン −−>
ぱちぱち跳ねる。軽い発泡性のワイン。 という意味ですが、きらきら輝く、ハツラツとした..という意味も有ります。 ナチュレル −−>
自然の、天然の、 という意味ですが、当然の、気取らない
という意味も有ります。 ですので、ハツラツとした気取らないワイン..読んで字のごとし.そのもの..ですよね。フランス人らしい素朴さと葡萄本来の美味しさをそのままワインにしたらこうなった..と理解しています。お薦めします。旨いです。
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ということで、甘みと生の果実感は確実にポエより少ないですが、よりドライで(比較の問題ですよ)ワインらしいのがこのペティアンの魅力。基本的な技術や思考の行き着いた先がほぼ同様だと言うことですね。
noisy 的にはとても大好きな味で、
「全く甘みに逃げずに甘みを生かしている」
素晴らしいペティアンだと言えます。
また、敢えて言うなら、シャンパーニュよりも恵まれた気候のロワールにあって、より自然な、何も足さない、ブレンドしないスパークリング・ワインなのだから、ナチュラルさ、一体感に長けているわけです。このほっぺたが落ちるほど美味しいヴーヴレイ・ペティアンを、後数年低温で寝かせたらどうなるのか..嬉しくなってしまうような想像をしています。是非とも飲んでみてください。安価なシャンパーニュよりも高いですが、その価値が充分に判る味わいです。超!お奨めです!
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フランス■□ Domaine de la Haute Borne □■ロワール
ドメーヌ ド ラ オート ボルネ |
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● これはとても面白い発泡酒、ペティアンです。ティエリー・ピュズラの段ボール箱に入ってきましたが、中身は別物でした。ドメーヌ・ド・ラ・オート・ボルネで元詰め、販売をティエリー・ピュズラが受け持ったようです。
夏にぴったりの「面白い」シュナン・ブランです。え?どこが面白いのかって??それは..本編で明らかにしましょう。 |
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| ●N.V.la Printaniere Vin de Table Francais |
| ラ・プランタニエール ヴァン・ド・ターブル・フランセ |
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【 こんなの、有り?王冠付きスティルワイン仕様の濁りペティアンです!涼しさ満点です..】
有る意味で、ビールの栓を抜くようなイメージで飲んで戴けます。なんたって、王冠付きなんですよ..。キャップシールを外し、出てきた王冠を抜くと..
その中にはコルクが埋まっています。しかもそのコルク上部ではすでに「泡」が「ぶくぶく」と..出ているんですね。飲み方が重要ですから記しておきましょうね。その若干既に漏れている液体を「ふきん」などで綺麗に拭います。(そういうものだと思ってください)そしてソムリエナイフでゆっくり引き上げてください。「しゅぱっ」という音とともにコルクが抜けるでしょう?
そもそも、瓶を透かしてみると「かなりの澱」が有ります。が、澱を沈めて飲もうなんて思わないでください。「無駄です」から..。抜栓と同時に大きめの泡がその澱を溶かし、グラスに注いだときには澱の存在は有りません。ほんの少々ですが濁り気味の金色の液体が姿を現すはずです..。
ガス圧はさほど高くはないので泡も少し大きめです。が、焼いたリンゴや洋梨、ほんのちょっとの花梨ぽい感じもします。高いレベルで洗練されているワインでは無いのですが、「大きめの泡に運ばれるミネラル感」+「白黄色の果実香」+「弱めのガス圧」+「中程度のボディ感・辛口仕立て」+「キレを伴った収束」が、ほのぼのとした旨さを運んできてくれるんですね。
洗練された「ルメール・フルニエ/ニコラ・ルナール」のヴーヴレイとは全く反対です。とても自然で素朴ながらもしっとりした旨さを感じる素敵なペティアンに仕上がっています。いや、こんなのもとっても美味しい!と思ってしまいました..。ガス圧が強くないから「ゴクゴク」飲むことも可能ですし、少々澱が混ざった液体の味わいを確かめながら「ちびちび」飲むことも楽しい..。そんな素敵なペティアンを..お薦めいたします。「春」と言う名通りの実直さと素朴さ..癒し系なんです。夏の日差しに疲れたら..このペティアンに癒されてくださいね。 |
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