フランス■□ Lemaire-Fournier □■ロワール
ルメール=フルニエ |
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● 「待ちに待ったリコラ・ルナールのヴーヴレイ・セック2004が登場で〜す!旋風を巻き起こした2002年のセックは...」
と、書き始めたかった noisy ですが、今回はご紹介できません。いや、2004のセックは入荷しましたが、noisy
的には、「まだ落ち着いてない」との判断で出荷できませんでした。もう少し涼しくなってから、再度テイスティングしてみますので、今しばらくお待ちくださいね。この状態では勘違いされそうです..。
しかし、 嬉しい誤算が有ったんです。このヴーヴレイ・モワルーが滅茶苦茶旨かったんです。
「でもモワルーじゃ甘口なんでしょ〜?今ひとつ手が出ないな〜..」
などと言われそうですが、このワインは基本的に「辛口」で「発泡」しています。つまり、「セックのペティアン」なんですね。
「何じゃ〜そりゃ〜!」
と怒られそうですが、noisy も良く判りません。が、間違いなく辛口・発泡です。しかも、あの感動を生む素晴らしい味わいだった2002年のヴーヴレイ・セックを彷彿させる見事な味わいなんです!是非とも飲んでみてくださいね。 |
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| ● 2002Vouvray les Grenouilles |
| ヴーヴレイ・レ・グルヌイユ |
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【今最高に良い状態です!ドゥミ・セック〜セック + ガス でドライなセックに感じます!旨い!】
上記のグラフィックをご覧ください。二重にがっしりとシーリングされています。このことからも判るようにガスが若干多目です。2002年のフルニエの秀逸なセックの味わいに仰天されたかも多いと思いますし、また、あのセックが飲みたい!という希望を持たれているでしょう。
分析票上はドゥミ・セック位のやや甘みを残したタイプらしいのですが、比較的多く存在するガスのお陰で、官能検査的にはほぼドライ!むしろちょうど良い口当たりとなっています。嬉しいことに、2002年のヴーヴレイ・セックの味わいを、さらに奥深くしたような仕上がりになっています。
焼いたリンゴが僅かに、そして生のリンゴをかじっているような気になります。ミネラルの量は半端無く、柑橘系フルーツ数種が花を添えます。酸のバランスがとても良く、酸っぱいだの甘いだの辛いだのということは有りませんが、ミクロ的に六味が有った上でのマクロでの良い仕上がりなんですね。
全く違和感無く体に浸透し、負担無く優しい酔いをもたらす高級アルコールです。是非とも飲んで欲しい、待ちわびたヴーヴレイ、今回はレ・グルヌイユです。ここの蛙が羨ましい!??一押しです! |
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| ● 2002Vouvray le Comte Marc |
| ヴーヴレイ・ル・コント・マルク |
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【これも旨い!僅かに甘いドゥミ・セック的な仕上がりです!】
質的にはレ・グルヌイユを凌ぐと思われる「ル・コント・マルク」です。単純に訳せばマルク伯爵?ということなのでしょうか。僅かな蜜の香りがアクセント、微細に香りエレガンス度をアップしています。幾分レ・グルヌイユよりも酸は弱く、良く熟した遅積みの葡萄を使用しているようです。
分析標的にはモワルーとのことでしたが、甘みという点ではさほど強くは有りません。ドゥミ・セックとしてのバランスがとても良いと思いますので、noisy
的には 「ドゥミ・セック」としておきましょう。
やや弱い酸とやや甘みを感じる点、それに僅かなガスの存在と遅積み葡萄による上質感が「レ・グルヌイユ2002」との相違点です。どちらもマンモス・ミネラリーで柔らかいです。さすがニコラ・ルナールと言える味わい。飲んでみてください。これも一押しにしたいが..次点ということにしましょう。
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| ● 2003Vouvray les Barres |
| ヴーヴレイ・レ・バレ |
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【これもモワルーとの事ですが!noisy的には ドゥミ・セック!2002年との違いが微妙に有ります!】
これも旨いんですね..さすが天才のやることは違う、と凡人は考えてしまいます。若いキュヴェながらとても落ち着いています。熱かった夏を反映してか、ワインの透明感はむしろ2002年より上。酸の切れがそうさせるのかもしれません。
抜栓直後はやや甘みが有ります。ガスは僅かですから、
「お、まろやかな甘みだね..」
しなやかで厚みのある味わいにミネラルやフルーツが乗っています。不思議なのはしばらく時間が経過すると、むしろドライに感じてくることですね。翌日や翌々日にはほとんどセックのように変化していました。
ですから、さほどは甘くないのでしょう。これも分析標的にはモワルーとのことですが、noisy
的にはドゥミ・セック。甘みが気になるなら、最初は11度くらいから飲み出せば、気になることもないでしょう。
「甘みが有った方が好き!」
という根っからのヴーヴレイ・ファンにはこの「レ・バレ」をお奨めいたします。期待を裏切られることは無いでしょう。お奨めのワインです。 |
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| ● 2003Vouvray les Tartemains |
| ヴーヴレイ・レ・タルトマン |
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【まさにモワルー!素晴らしい甘みです!伝説のキュヴェNO.5 を思い起こします!】
ルメール・フルニエになってから、これほどの出来モワルーは有ったかな?と考えてしまいます。見事に出来た極甘口です。
アルザスならセレクスィヨン・ド・グラン・ノーブル的な味わいを演出します。杏や花梨のシロップ漬け、
ざくろと蜜。白、黄色、薄い赤、薄い茶色の様々なフルーツや花、そしてデコレーションされたケーキ。まったりとして落ちてこない涙。パレットで描くラインが実に美しく、収束はとても長い。
これはとても長く持つモワルーだと思います。10年くらい置いたらとても美味しいでしょうね。あ、勿論、今飲んでも最高に旨いですよ。(こう書いておかないと、10年経たないと飲めない..と勘違いされる方もいらっしゃるかと..)
また、「ベタッ」とした切れの悪い甘さではないので、その当たりも特筆すべきでしょう。例に漏れず、華やかなミネラルはてんこ盛りです。ガスはほぼ感じません。甘い物好きには止められない美味しさだと思います。希少なフルニエの本当のモワルー!伝説のNO.5(もうさすがに知らないか..)のように成長して行くかもしれません。お奨めです。
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| ● 2004Vouvray Sec |
| ヴーヴレイ・セック |
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【なんと昨年夏の入荷!何とか..どうか..お願い..何とか成って!】
待ちに待ったフルニエのセック。待っていたのはお客様だけではなく、noisy
も同じことです。それだけに、大きな期待を持ってテイスティングしました。
2002年セックをそのまま思わせるミネラリーなアロマ。焼いたリンゴ、青リンゴとイメージは同じように甦る。口に含むと舌の上にど〜んと重みのあるミネラル..
「んん?重いミネラル感??」
と思ったら、額に眉が寄ってしまいました。
「なんじゃこりゃ..バラバラじゃん..」
そうなんです。要素のパーツそのものはニコラ・ルナールのヴーヴレイ・セックそのままなんですが、軽い成分と重い成分が乖離してしまっていて、中盤から終盤がウダウダ..。まるで素人が上質な100%そば粉とプロの道具で
そば を打ったような味わいになってしまっていました。
「これは何かの間違いか..ボトル差だろうか」
と悩み、もう一本開けてみましたが..全く同じでした。昨年の夏のことです。
11月ころ、再度テイスティングしてみました。若干持ち直していたようにも感じましたが、完璧なバランスを誇るニコラのヴーヴレイは、やはり、要素がばらけていて、それなりには飲めるものの完成度が低く..とても売る気にはなれませんでした。
年が明けて七草粥のころ、何本目かのセックを開けてみました。
「う〜む..なんとか行けるだろうか..」
というところまで漕ぎ着けました。さりとて、noisy も完全に納得したわけでは有りません。今ひとつの出来であることは間違い有りません。
色々と調査するうち、契約切れでルメール・フルニエを去ったと思われていたニコラ・ルナールですが、結局最後の仕上げをすることなく追われるように辞めていったそうです。後に入った技術者も、そうとう出来る方らしいのですが、他人の頭の中の設計図までは理解できなかったのでしょう。瓶詰めというのはとても難しいものと聞きます。飲むからには明らかにニコラのワインと判別できるものの、らしくない匂いがプンプンしていたのはそのためだったのだと思います。
お客様には、ニコラ・ルナールのフルニエでの最後のセックですから、是非とも飲んで欲しいと思います。しかし、上記のように、完全では有りません。noisy
も理解はしても、
「目茶苦茶旨い!」
などとは言うことが出来ません。正直に言うと、
「ニコラ・ルナールのパーツを持った普通のヴーヴレイ・セック」
です。
まあ、こんなことを言うとほとんど売れないし、美味しいよと嘘をついてまで売るつもりも無いので構いません。まだ沢山残っているので
大変困ったちゃん では有ります。が、ワインとは美味しいものだけがワインでは無く、駄目なものも一応はワインです。とても健全ではあるものの今ひとつの出来..それもワインです。noisy的には駄目なワインはワインと呼びたく有りませんが、健全で普通のワインならそれはそれで仕方が無いかと思います。仕方無い..レベルの出来..天才にとっては汚点とも言えます。
もし、ルメール・フルニエ、ニコラ・ルナールのファンで有るならば、1本でも飲んでいただけると嬉しいです。ワイン造り、それに伴う人間関係、そしてお金(と、女...?)などなど、ドラマティックな局面がこのヴーヴレイ・セックを飲むことで想像出来るのであれば、
「健全ではあるもののフツーのヴーヴレイ・セック」
から、若干成長できるでしょうし、より大きな世界と心を掴むことが出来るでしょう。
まあ、noisy がこれだけ書いてしまうと他に迷惑が掛かることも想像されますが、もう、いい加減どこのお店も完売のようで大丈夫..かな?ということで、あんまり気張ってお奨め出来ない2004ヴーヴレイ・セックです。完璧を求める方は「レ・グルヌイユ」かサンソニエールの「アンジュー・ブラン」をお求めください。
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| ● 2002Vouvray Moelleux |
| ヴーヴレイ・モワルー |
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【これは旨い!この辛口のペティアン(弱発泡酒)は2002年のセックを思い起こします!】
いや、何と言うことなのでしょうか。モワルーといえば「柔らかいもの」みたいな意味合いで、基本的には甘口ヴーヴレイに用いられます。エチケットを張り違えたのか、もしくは不足していたのか(どうやら、そんな気がする..)、ラシーヌさんにはドゥミ・セックを出荷すると言ってきたらしいですが、エチケットはモワルーです。
前にもお話しましたが、2004年でルメール・フルニエは終了し、ニコラ・ルナールの新ドメーヌが動き始めていますから、ドゥミ・セックのつもりで貯蔵していたキュヴェの糖分が徐々に発酵し
セック+泡 に変化、エチケットも新しく追加して創るほどの数量では無かった、ということなのかもしれません。
で、味わいなんですが、あの衝撃的な2002年ヴーヴレイ・セックの味わいに良く似ています。そのご照会文には、noisy はこんなように書いていました。
>蜜・バターのニュアンスは極端な遅積み、熟度の高さによるもの..そして貴腐の気配がそこはかとなく漂います。そして膨大なミネラルの膜はグラスを包み込む..。酸味のレベルは卓越したそのバランスを保ちながら高く、このワインを根から支えています。時間が経てば経つほどそのボリュームは膨らみ、喜びを高めてくれます。
ガスのためにやや蜜・バターのニュアンスよりも青い、もしくは焼いたリンゴのアロマが勝っています。酸味は幾分軽めですが、ガスとの合計で考えると同様のものでしょう。まあ、ドゥミ・セックと考えていたキュヴェだとすれば、セックと同等かそれ以上の葡萄を使用したことが考えられますので、似たような味わいということも充分に頷ける訳です。
これはもう、飲むっきゃ無い旨いワインですが、少々不安も有ります。これだけガスが有るということは、通常はシャンパーニュのような「逆キノコ型コルク
+ 針金」でもしないと漏れる可能性が有ります。ですが通常コルクのみで出荷されていますので、状況によっては少々漏れていることも考えられます。そりゃそうですよね、コルクも全く均一ではありませんので、しっかり はまったもの と柔らかめのものが有りますから、ボトル差がおそらく有ります。
確実に漏れているようなものや液量が少ないものは弾いて出荷しますのでご安心ください。ですがキャップシールを剥がしてみたら、少々の漏れが有った..等の場合はご容赦ください。通常コルクで出荷した分安価に仕上がっていますから、2002年セックと同じ価格でオファーできました。ある意味、ルメール・フルニエの最後のサービスみたいなものと考えています。
アルコールの発酵は、酵母の酵素が 糖分を食べてアルコールと炭酸ガスを排出する、という基本を感じてしまいますね。そしてこの季節にぴったりな、涼感を見事に演出してくれます。お食事とのマッチングも良いでしょう。お奨めします。どんどん飲んでくださいね。
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| ●N.V.l'Autre Blanc Vin de Table France |
| ロートル・ブラン |
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【待ちに待った再も安いフルニエのシュナン・ブラン種です..】
フルニエのセックはいかがだったでしょうか?有る意味で自分の中に有るシュナン・ブラン種の、もしくは白ワインの絶対位置に変化を及ぼしたのではないか?などと思っています。美しく高いレベルの酸とフィネス、必要充分なフレーヴァー、綺麗な減衰と、言うことのないワインです。
今回の一アイテム目は、「ヴァン・ド・ターブル」のシュナン・ブランです。最下部のワインですので、さすがに「セック」の凛々しさや、「モワルー」の悦楽は有りません。
少々のガスが爽やかさを演出しています。甘い・辛いで言えば中庸で、何となく甘いニュアンスも感じられます。セックに見られた酸の美しさとは比較に成らず、若干凸凹した輪郭になります。
飲む温度帯によって、かなり印象が違うと思いますので、10〜12度に冷やし目でお楽しみ下さい。一般に言うペティアン(ウーヴレイでは無く..)ほどの弱いガスと、冷やすことによってほんのりとある甘みがコクへと変化、芯を形成し、ほぼ辛口のシュナン・ブランとして感じられるでしょう。
デイリーには持ってこいのワインだと思います。特にこれからは段々と気温が上がるに従い、キリっと喉を湿らせたい場合が増えるでしょう。これからの季節にぴったりのワインです。 |
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| ●2002Vouvray Demi Sec les Morandieres |
| ヴィーヴレイ・ドゥミ・セック レ・モランディエール |
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【ドゥミ・セックの旨さを知って欲しい!】
実を言うと、昨年末にご紹介の 「ラ・クードレ」を「ドゥミ・セック」と言っていましたが、その後修正が有りました。「ラ・クードレもセックに仕上がった」とのことです。どうやら残留糖分が少なすぎたようです。ですので、ここでも訂正させていただきます。ということで、この「レ・モランディエール」がドゥミ・セック(半辛口)ということになります。
この「レ・モランディエール」が実に秀逸で、仄かな甘みが全体を引き締めているのが感じられると思います。中途半端な甘さは、場合によっては不快に感じられることも有りますが、美しいフレーヴァーとフィネス、輪郭の美しい酸と相まって、最高の食中酒になっています。勿論、単独で飲んでも飽きることのない甘みで、オールマイティとさえ言えるかもしれません。
もし、まだルメール・フルニエ / ニコラ・ルナールを経験していないのなら、実に勿体ない話です。ロワール川中流の希有なワイン、ヴーヴレイ..。その美しさを是非とも体験してください。お薦めです。
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| ●N.V.Vouvray Methode Traditionelle |
| ヴーヴレイ・メトード・トラディスィヨネル |
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【蒸し暑いこの酷暑の自室で、シャボン玉のように軽いメトード・トラディスィヨネルでマリアージュ!
】
これはオールマイティなムスー(スパークリング)です。シャボン玉のように風に揺られて飛んでゆくような「軽さ」を表現したヴーヴレイです。ですが、このキュヴェは完全にはニコラ・ルナールの手になるものでは有りません。
ドメーヌそのものを買収していますので、収穫済み・造りかけのキュヴェが有ったそうで、それをこのメトード・トラディスィヨネルに仕立てたそうです。すなわちヴァン・ナチュレルではなく、シャンパン方式のようにリキュールを加えている訳ですね。
味わいと言えば、皆さんご存じの「ロートル」にしっかりガスを加え、さらに軽くしたようなイメージです。重量感が無いのがむしろポイントで、食中に飲むのが楽しくなるほど..食を邪魔しない奥ゆかしさを持っています。リキュールを加えているとは言え、おそらく量は少な目なんでしょう。その当たりの浮いた感じは全くありません。(シャボン玉だと言いながら..)
この、デイリーな価格で飲める泡ものとすれば、かなり満足していただけるものと確信しています。食事の後のひとときに、
「きょうは旨かったなあ..」
と、思ったならこのワインを褒めてあげてください。暑い夏にリーズナブルなヴーヴレイのムスーで体温をムスーと下げましょう....。お薦めです。
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| ●N.V.
Vouvray Methode Traditionelle 「 Saint Valentin」 |
| ヴーヴレイ・メトード・トラディスィヨネル サン・ヴァランタン・ラベル |
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【 時季外れのエチケットでスミマセン..中身は普通のメトード・トラディスィヨネルと変わりません..しかも安いです!】
これはオールマイティなムスー(スパークリング)です。シャボン玉のように風に揺られて飛んでゆくような「軽さ」を表現したヴーヴレイです。ですが、このキュヴェは完全にはニコラ・ルナールの手になるものでは有りません。
ドメーヌそのものを買収していますので、収穫済み・造りかけのキュヴェが有ったそうで、それをこのメトード・トラディスィヨネルに仕立てたそうです。すなわちヴァン・ナチュレルではなく、シャンパン方式のようにリキュールを加えている訳ですね。
味わいと言えば、皆さんご存じの「ロートル」にしっかりガスを加え、さらに軽くしたようなイメージです。重量感が無いのがむしろポイントで、食中に飲むのが楽しくなるほど..食を邪魔しない奥ゆかしさを持っています。リキュールを加えているとは言え、おそらく量は少な目なんでしょう。その当たりの浮いた感じは全くありません。(シャボン玉だと言いながら..)
この、デイリーな価格で飲める泡ものとすれば、かなり満足していただけるものと確信しています。食事の後のひとときに、
「きょうは旨かったなあ..」
と、思ったならこのワインを褒めてあげてください。リーズナブルなヴーヴレイのムスーで体温をムスーと下げましょう....。お薦めです。
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| ●2002Vouvray Sec l'Oreille |
| 2002 ヴーヴレイ・セック ロレイユ |
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【お待たせしました..ニコラ・ルナールの新キュヴェです】
どうやらこの「ロレイユ」は畑名のようで、単一の畑のものをセック(辛口)に仕上げたもののようです。焼いたリンゴやカリン、洋梨と言った、確実に品名を言える暖かくない土地のフルーツにミネラルが混じり、ややスタイリッシュなボディからフレッシュリンゴジュース的な余韻をみせて消えて行きます。飲み下してからもリンゴを食べた後のような酸味の存在感とミネラリーな香りが漂います。凝縮感とシャキシャキ感(ん?どんな感じ?)が、ゴクリと飲んでもちびちび飲んでも変わらない..。
あっさりと味付けした、もしくは、素材の持ち味を生かした料理と一緒に楽しむなら、かなりポイントが高いでしょう。なかなかこれも良いですねぇ..。その昔ご紹介して大いに受けた普通のヴーヴレイ・セックともやや違います。質感は一歩上ながら、お料理もちょっと上の方が..合うと思います。いつもは
100g 100円の 豚薄切りバラなら、せめてあと50円出してロースにして欲しい..そんなせこいながらも切実なお父さんの声を代弁して、お薦めの言葉とさせていただきます。白菜と豚ロースの薄切りを日本酒と同量の水で煮たものをポン酢で戴くと目茶美味しいですが、塩で味付けをしておいて
すだち を絞ったら、この「ロレイユ」に合いそうだなぁ..と想像してしまいました。そうだ..カミさんにリクエストしておこう..ん?..100g
80円の 厚切りバラ肉しかないって?? (T.T)
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| ● 2002Vouvray Sec la Reveillerie |
| ヴーヴレイ・セック ラ・ルヴェイエリ |
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【フルニエのトップエンドのセック、ラ・ルヴェイエリの登場です!】
ルメール・フルニエも2004年限りで終了、2005年からはニコラ・ルナール自身がドメーヌを立ち上げるそうですから、滅茶苦茶少ない2003年ものは入手が期待薄、2004年がちらっと入って最後のようですね。フルニエ・ファンの方には寂しい話ですが、ニコラの将来を楽観するとしましょう..。
さて、ラ・ルヴェイエリ とは 「気付かされる」「(感情などを)呼び覚ます」というような意味があるようです。ニコラ・ルナール渾身のヴーヴレイ・セックなんでしょうね。
味わいですが..現状はちょっと待った方が良いかな〜??それとも、この大目のガスの効果を期待して夏向きにグビッとやってもらった方がよいかと..ずいぶん悩みました。ポテンシャルはかなり感じるものの到着直後のバランスの悪さを感じてしまいました。なにしろ、細かな表情が命の味わいなんですが、多量のガスに果実味が拡散され、しっかりした酸も暴れる結果になっていました。最もnoisy
が悩んだのはこの1カ月にもなりますので、その間に落ち着いているかもしれません。
反対に言えば、かなりのポテンシャルが取れているので、落ち着いたときが実に楽しみなんです。フルニエのワインは脚が早いので、さっさと紹介しておかないと機会を損失してしまうことにもなりかねず、結局そのあたりはお客様に決めていただこう..と思った次第です。
お盆あたりに落ち着いて飲んでみよう..と思われているのでしたら、よい結果になるかもしれません。焦って到着直後に飲んでしまわないようにしてください。5年や10年はへっちゃらで持ってしまうポテンシャルを持っていますので、気長にお付き合いしてみてください。noisy
も、もう一度テイスティング機会を持ち、方向性を確かめてみたいと思います。 |
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| ●2002Vouvray Sec / Lemaire Fournier |
| ヴーヴレイ セック / ルメール フルニエ |
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【本当に素晴らしい!極上のシュナン・ブラン・セック!絶対飲んでください..】
もう、これっきゃ無いでしょう..。レストランさんも是非一度お試し下さい。シュナン・ブラン種の持つ美しさ、強さ、輝きを留めた逸品のセック(辛口)です。細かなことは言う必要が無いほど..とは言え、何も言わない訳にはいきませんね。蜜・バターのニュアンスは極端な遅積み、熟度の高さによるもの..そして貴腐の気配がそこはかとなく漂います。そして膨大なミネラルの膜はグラスを包み込む..。酸味のレベルは卓越したそのバランスを保ちながら高く、このワインを根から支えています。時間が経てば経つほどそのボリュームは膨らみ、喜びを高めてくれます。
本当にこんなんで良いんだろうか..と、価格を何度も見てしまいます。数年経ってピークを迎えたらどうなって仕舞うんだろう..。どう成長して行くのだろう..。と、とても気になるワインです。上記の合田さんのレヴューにも、
「彼が造るシュナン・ブランは偉大を上まわる形容詞が必要となるでしょう。」
と有りますが、まさにその現場にこの何とリーズナブルなワインとともにいることを幸せに思います。お奨めです。沢山買い置き下さい。
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