フランス■□ la Sansonniere □■ロワール
ラ サンソニエール |
|
●どんな評価本を開いても、マルク・アンジェリ率いるラ・サンソニエールが醸すアンジューのシュナン・ブランを絶賛しないものは有りません。ビオディナミと慎重且つ大胆な手法で育まれた葡萄のポテンシャルは目を見張るものがあります。
また、合田泰子さんの言葉をそのまま借りれば、
「彼はこの1〜2年でさらなる進化を遂げた」
と言え、ル・クラッスメンの星二つが最高位の三つに成る日も近いのではないか、と思います。ちなみにロワール唯一の三つ星が、ビオ二大巨頭のもう一方である、「ニコラ・ジョリー」です。 |
|

| ●2000Anjou Gamay |
| アンジュー ガメイ |
|

|
【熟したベリー..瑞々しい果実感!ちょっぴり熟し始めの滑らかなロワールの自然派ガメイです..】
どうでしょう。サンソニエールのガメイとすれば、かなり安いと思いますよ。思いっきりデイリーで行けちゃいますよね。
エージェントさんが残していた在庫を分けて貰ったため、低価格で、しかも熟したニュアンスが楽しめるものになっています。
ジャムっぽさの有る苺のフレーヴァーはほんのりと熟成感を漂わせつつ有るが、その真の姿は思いっきりピュアで凛々しい。時期的に複雑さがちょうど出始めた当たりで、質の良いタンニンが後口に感じられた時に、弱さ・軽さを見せてしまう..。もうちょっとの時間がベストの状態に持っていってくれることでしょう。ただし軽めのボディーのワインが要求される時には、その役目をきっちり果たしてくれるはずです。
と言うわけで、体力的に「濃いワインは辛いがどうしても飲みたい」時が有りますよね。そんな時、2日に分けて飲むのに適しています。デイリーで行ける、美しいチャーミングなガメイです。 |
|
|
| ●N.V.Rose d'Un Jour Vin de Table de France |
| ロゼ ダン ジュール |
|


|
【ヴィンテージ表記無しですが一応2003年ものです..】
AOCの規定についてINAOとしょっちゅう喧嘩しているそうです..。「INAOは状況を判断できず頭が固い」ということらしいです。ロワールに限らずボルドーでもシャンパーニュでも..ブルゴーニュでも良く聞く話です。ここだけの話ですが、その実、INAOも大手の業者には甘いようです..。どこの国でもあることですね。
えー、まず、良くエチケットを見てくださいね。「ROSE D'UN JOUR」 と書いてあります。普通なら
「ROSE D'ANJOU 」ですよね..。ん?良く判らない?じゃ、並べてみましょうか..。
ROSE D'UN JOUR
ROSE D'ANJOU
AOCの規定に反すということで、ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス で出すため
ノン・ヴィンテージなんですね。詳しくは知りませんが、グロロー・グリ種に貴腐が付いているのが駄目なようです。そのために品の有る甘さが別格に感じられるロゼ・ダンジュに仕上がっているんです。「ROSE
D'UN JOUR」 を敢えて訳せば、「一日のロゼ」ということでしょうか..。間違っていたらご免なさい。
まあ、普通のロゼ・ダンジューとは「甘みの質」に雲泥の差が有ります。トータルバランスもしかり..。こういう質の良いロゼも有るんだよ、冷やして飲んで疲れを癒しなよ..と言っているようにさえ聞こえます。また、自身が信念を持ってやってることに自信を持ちなよ..とも聞こえてきます。穏やかで優しい甘さに包まれてみてください。薄〜いピンクの透明瓶が妙に艶っぽいです。ちなみにベタンのル・クラッスメン2004では、2002年(N.V.)のロゼ・ダンジュールが
9.5/10 とまたしても高い評価でした。 |
|
|

| ●2002Anjou Blanc la Lune |
| アンジュー ブラン ラ リューヌ |
|


|
|

| ●2002Anjou Blanc les Vieilles Vignes des Blanderies |
| アンジュー ブラン レ ヴィエイユ ヴィーニュ デ ブランドリー |
|


|

| ●2002Anjou Blanc Vignes Francaises |
| アンジュー ブラン ヴィーニュ フランセーズ |
|


|
【凝縮感溢れるアンジュー・ブラン!!】
さすがアンジェリ..と唸らされると思います。凝縮感溢れるシュナン・ブランです。どれもが素晴らしい..(はず
..すみません、ブランドリーのみテイスティングが間に合いませんでした )です。
敢えて言うなら、
すぐ飲む −−> ラ・リューヌ
貯蔵する −−> ラ・ブランドリー、ヴィーニュ・フランセーズ
ということだと思います。
ラ・リューヌは、ヴィーニュ・フランセーズより幾分外向・開放的に仕上がっており、時間とともに表情が豊かになるスピードが速いです。
研ぎ澄まされた全ての要素が中心に向かって集中している。じっと我慢して余韻を楽しむと、味蕾の上で弾けたように開放される。香りは木の実や蜜、花、ミネラルの集合体で、実に美しい。膨らみも申し分なく、かなりのポテンシャルを感じる。
白ワインが好きでかなり飲み込んでいる人なら、今飲んでも「とても凝縮していて完璧に近い」と思うに違い有りません。しかし、そうでいない方は、何となく美味しいとは思うかもしれませんが、あまりに「するり」と喉元を落ちて行くので「すっきりしてるね」と、ポテンシャルを取れないかもしれません。栗のような、もしくはアーモンドのようなニュアンスの中に、かなりの可能性を秘めていると見ました。また、現在はかなりドライですが、徐々に甘みさえ感じるようになるかもしれません。いや、成長が楽しみなワインです。
そんな訳で、アンジュー・ブランとしてみればかなり高価なプライスだと思われるかもしれませんが、それだけの価値が有ると思います。お薦めです。
|
|
|
|
|