フランス■□ Pascal
Potaire □■ロワール パスカル ポテール |
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● 新井順子さんの ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ の醸造長を務めていたパスカル・ポテール氏自身のワイン登場です。彼女のファンならずとも、興味の有る話でしょう?
しかも、伝説にさえなった感の有るニコラ・ルナール氏のジャニエールは、パスカル・ポテール氏がニコラと一緒に造ったそうです。知らなかった..
下記にエージェント資料より抜粋します。
ロワール地方に急遽出現の恐るべきBIOワイン。それもテーブルワイン。その醸造家とは、何とドメーヌ・デ・ボワ・ルカの醸造長を務めてたパスカル・ポテール氏です。
パスカルから話があったのは2003年の春 「実はミシェル・オジェの畑を借りる話があってそれを受けたいと思うのですが・・・」 と。思わず 「えっ、ドメーヌを辞めたいの?」 「いいえ、勿論今の仕事はそのまま続けて週末土日だけです。月曜から金曜までは今迄と何ら変わりはありません。」
それは理論的には1.5haの畑なので、週末だけ自分のワインを造るのは簡単だけど、そうなればパスカルに休みはないし、色んな支障が出てこないとも限りません。日本の感覚なら正社員が他所でアルバイトをするようなものです。 相談されても即答できなく、かなりショックを受けました。何故ってドメーヌ・デ・ボワ・ルカ
は2002年に始まったばかり。まだその始めてのワインも樽で寝ていて、世に一本も存在していない時の事でした。これがもう何回も出荷しているならいざ知らず、これからフランスの市場にデビューさせようと思っていた矢先なのです。頼っていたパスカルからこの話を聞いた時は目眩がしました。本当です。
色んな友人に相談すると、 「そんなのは許しちゃ駄目だよ」 という意見が大半。でもパスカルを紹介してくれたティエリー(ピュズラ)に聞くと、 「大丈夫だよ。パスカルは問題ないよ。それに5時過ぎ週末は彼が何をやろうと自由だろう!」 と。 正直悩みました。うちのワインがまだ1人立ちもしていないのに...。この1年間一緒に苦労してきた仲間が独立に向けての準備ですもの。喜ばなくちゃという気持ちが半分、でももう少し待ってくれたってという気持ちが半分。
でも彼の情熱を止めることは出来るわけがありません。5・6月、畑は朝から晩まで山程仕事があります。その時はパスカルの畑も忙しい時期です。夜の8時までうちで働き、その後自分の畑です。夏は
22:00
迄明るいのですから...。勿論土日なんてありません。そういうパスカルを見ていたら誰もが応援したくなります。2003年の収穫にうちに見習いに来ている日本人のスタッフに 「パスカルの収穫を手伝ってあげなさい」 と私の口から言ったのは自然の事でした。小さなドメーヌは収穫者に払う時給の余裕なんてあるはずもありません。全て自分でするしかないのです。
2004年2月に 「パスカル、貴方のワインをテイスティングして良い?」 と聞きました。仲間ですが、オーナーと従業員という微妙な関係です。でも美味しいワインを造る仲間には変わりません。樽から飲んだワインは本当に自然の恵みをそのまま詰めたものです。 「ボン!」 これ以上にいう言葉があるでしょうか?私がテイスティングに関して誰より厳しいのを知っているのは彼です。うちのワインだって少しでもポラティルが上がるとすぐに樽を移す作業を行います。おそらく普通のワイナリーなら行わない程度です。うちはSO2を醸造中は一切使用しないので、そういう細かい点は絶対に手を抜きません。面倒なのはパスカルでしょう。そういう私が彼のたった1人で作ったワインを心から美味しいと言ったのですから、一緒に働いてきたパスカルとは誰よりもわかりあえます。だから彼は本当に嬉しそうでした。 「これは勿論日本向けに売ってもらえるのよね」 と聞きました。
「勿論、最初の予約です。まだフランスにも売ってません。」 勿論日本に初上陸です。
最終試飲2004年11月23日
(瓶詰め直前)
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| ●N.V.(2005)les Capriades Rouge V.d.T. |
| レ・カプリアード・ルージュ |
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| ●N.V.(2005)les Capriades Blanc V.d.T. |
| レ・カプリアード・ブラン |
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| ●N.V.(2005)les Capriades Petian Roze V.d.T.F. |
| レ・カプリアード・ペティアン・ロゼ |
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【チープな瓶に入ってはいるが・・・ポテールは大きく成長しています!素晴らしいと思う!】
昨年度までは、
「美味しいけどそれはデイリーとして。それ以上にはなっていない」
との認識でした。上を目指すのであれば、不足しているものは大いに有る・・・と感じていたのは事実です。
ですので、実はこの2005年ものも1ケースずつしか購入していませんでした。でも12月に入ったら(今月はとんでもなく買い越し状態で、これ以上買えないんですよ・・・)、買い足すことにしています。理由は・・・
「めちゃんこ旨いから!」
です。
「そんな奨め方有りぃ?」
と言われてしまいそうですが、しみじみ旨さが伝わってくるんで仕方ないんですよ。
彼の今までのワインに欠けていたのは、「葡萄の質」だけだったからです。畑に手を掛けられる時間と、良好なヴィンテージの両方を得たわけですから、伸びない訳が無い・・・。もともとワイン造りには定評が有ったわけで、独立して2年目(だったけ?)になり、道具も揃い、しっかり畑仕事ができたのでしょう。眼を見張るほどの違いを、是非堪能してください。
●レ・カプリアード・ルージュ
ガメイだとばっかり思い込んでテイスティングしたもんで、自分の感覚がおかしくなったのかと疑ってしまいました。
「いや、ガメイでこれだけの果皮の厚みを感じさせることは絶対に不可能。それにかなり上質なフランのニュアンスが有るし・・・。いや、ガメイだったら・・・耳鼻科に行ったほうが良いだろうか」
などと悩んでしまいました。
カベルネ・フランという品種は、ややもするとスパイシーだがベジタブリー?で、青臭さや妙な引っかかりの有る味わいに成りがちです。ところが、とても綺麗に熟したフランは、とてもエキセントリックで、エステリックな華やかさが素晴らしいです。果皮の割合がとても高い、ということは、アマローネとかのアパッシメントで濃厚にしたものを思い浮かべてみて下さい。そして、そこからアパッシメントの干されたニュアンスを除いてみてください。どれだけ美しいか、想像に難くないはず・・・です。それに、ブルグイユやシノンのような、とっつきにくさはまるで無く、美しくピュアで、綺麗過ぎて何も感じられない・・・などと言うことも無い。傑作と言って良いと思いますが、この価格!是非とも飲んでみるべきワインです。
●レ・カプリアード・ブラン
メゾン・ブリュレのミシェル・オジェからシャルドネを分けてもらって仕込んだそうですが、この白も実に秀逸。ロワールのシャルドネのポテンシャルの高さを思い知ります。引き合いに出せそうなのはティエリー・ピュズラですが、彼のワインよりも硬質でシャッキリ感が有り、むしろブルゴーニュのシャルドネに近い感じが出ています。まだわずかにガスが有るかもしれません。じっくりと向き合ってみてください。ロワールのシャルドネなんて・・・という否定的な気持ちはきっとどこかに消えてしまうに違いありません。旨いです!
●レ・カプリアード・ペティアン・ロゼ
有る意味、ちょっと頭を殴られたようなショックを受けたペティアンです。泡は細やかだし、甘さに逃げていないし、果皮の美味しさはきっちりでていて良く膨らみ、余韻も長くふくよかで美しい。
「・・・なんだよ、パーフェクトじゃん!」
カベルネ・フラン100%で造られた、美しい色合いのロゼ・ペティアンは、単純に赤いベリーというよりも赤と紫の小粒のベリーです。コアがはっきりしていて全くブレません。凄い!
まあ、セールスを考えると売りたいワインがきっちり売れてくれると有り難いし、なにより励みになります。もしかしたらパスカル・ポテール、noisy
は過小評価していたかもしれません。とてもリーズナブルなのに実に高質!瓶はちゃちいが、中身は素晴らしい!本気でお奨めモードです。是非飲んでみてくださいね。超お奨めです! |
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| ●2004les Capriades Vin de Pays du Loir & Cher Blanc |
| レ・カプリアデ・ブラン |
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【素直に美味しい!ロワールのシャルドネのソフトな面を引き出しています!】
2003年度の彼ワインはやや甘く、それが良くも悪くも特徴になっていました。メゾン・ブリュレで超有名ビオディナミストのミシェル・オジェからプイーユ村の畑をを借りています。
僅かなガスがふっくらとしたシャルドネのアロマを鼻腔に送り込んでくる。黄色の柑橘系フルーツ、洋ナシ、白い花とミネラルの透明なスクリーン。口に含むと基本的にドライに感じる、アロマから想像されるのとぴったんこの味わい。ふっくらと膨らんだボディの裏側に自然な甘みがわずかに存在。新鮮なグレープフルーツを口に含んだときの甘みと酸、そしてビターが余韻を包む。味わいに起承転結が有り、つなぎ目も実にスムーズである。素直に美味しいと言える味。
とてもジューシーでナチュラルな味わいです。昨年よりもかなり少ない甘みが裏側に存在しますが、表面上はドライです。わずかなガスと、中盤から終盤・余韻に掛けてのビターが実に心地よいです。起承転結と書きましたがそれは時間的経過でのこと。それに五味、六味もきっちり存在し、ふっくらとした優しくも複雑性の有る味わいを構成しています。
話によれば SO2 をほとんど使用していないとのこと..あ、それでこんなにソフトな接触感なんだ、と納得がいった次第です。ほとんどの方に愛されるシャルドネに仕上がっていると思います。是非お試し下さい。洋梨、グレープフルーツ、レモンの他にいくつのイメージが浮かんでくるでしょうか。想像してみてくださいね。
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| ●N.V.(2003)
les Capriades la Doudou Blanc V.d.T.F. |
| レ・カプリアデ ラ・ドゥドゥー・ブラン |
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【シャルドネ100%のナチュラリー&ジューシーな白です!】
とても素直でナチュラルな味わいです。シャソルネイのポエに結構近く、ガスが無いだけ..という感じもします。質の良いほんのりした甘さは確実にふっくらしたジューシーさを支えています。
が、このドゥドゥーと下記のコクテル、両方に言えることですが、飲み残して数日後のバランスがとても素晴らしいですね。酸化による味わいの伸び、甘みが徐々に無くなりジューシーさが消えると、全く違ったセミ・ドライなバランスに置き換わります。(下記のコクテルのコラムもご覧ください)
noisy 的にはこのセミ・ドライな方が好きかな?まさに葡萄のエキスそのものを飲んでいるようなワインです。飲んでみてください。
注:クール指定をお願いいたします。
エージェント資料より
ドゥドゥとは、クレオル語(西インド諸島などの旧植民地生まれの白人)で「僕の愛しい人」という意味だそうです。フランス語で言うとMa Cherie(マ・シェリー)、とってもロマンチィックな響きです。あまりに美味しく出来たのでこの名前を付けたとの事。きっと彼を支えている奥様を思って名づけたのでしょう。本当にこれは文句無く美味しい!
パスカルはシュナン・ブランのスペシャリストだったはずなのに、シャルドネもこんなに美味しく造れるなんて!!!シャルドネ100%、天然アルコール度数14.65度。生産量700本のみ。これは買いです。でも売れなくても良いのです。だってとっても美味しいから寝かせておきたい、もっと後で楽しみたい、彼の初リリースのスティルワインですから・・・。
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| ●N.V.(2003)
les Capriades Cocktail Blanc V.d.T.F. |
| レ・カプリアデ コクテル・ブラン |
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【結構複雑さも有ります。こちらもナチュラル&ジューシーな味わいです!】
どちらを選択するか、難しいところだと思いますが、こちらはブレンドものです。シュナン・ブラン、ムニュ・ピノー、シャルドネが各1/3ずつ入っています。
味筋はドゥドゥーとほぼ同様、時間で味わいも大きく変化してゆきます。良くも悪くも残糖の存在がこのワインの性格を決定づけていますが、上記ドゥドゥーでも書いたとおり、数日間の変化が実に面白い!普通なら発酵途中なんじゃないの?もしくは、瓶熟させたほうが..と余計な事を考えてしまいます。
ということは、熟成させたら絶対に面白いということに繋がってきます。当然今飲んでも充分に旨いのですが、樽に寄らず、また澱も無い状態での瓶内熟成でどんな変化をしてゆくのか..とても期待してしまいます。
出来るなら3〜4本ご購入されてセラーで熟成、毎年1本ずつ楽しむ..という方法がベストでしょうか?手造り感溢れる両アイテム..ボワ・ルカ醸造長の挑戦は始まったばかりです。ご声援くださいね。
注:クール指定をお願いいたします。
エージェント資料より
テーブルワイン「カクテル」???
これはパスカルがつけたのですが、シュナン・ブラン 1/3 、ムニュ・ピノー 1/3
、シャルドネ 1/3 を混ぜたのでこういう名前にしたそうです。彼はバーで働いていたのでしょうか?
天然アルコール度数 13.65度 生産量500本。シュナン・ブラン独特の蜂蜜の香りが心地よい面白いブレンド配合の白ワイン。残糖の関係で若干甘口ですが、勿論食事とも合ってくる美味しいナチュラルなタイプです。 |
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