フランス■□ Domaine
Julien Courtois □■ロワール ドメーヌ ジュリアン クルトワ |
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| ● ロワールの自然派の中でも、特に傑出した存在として知られるクロトワ親子ですが、今回は次男のジュリアン・クルトワの白ワインをご紹介します。リアルワインガイドの最新号、10号では
クロード・クルトワが紹介されました。noisy ならではの視点でセレクトした「でら旨」ワインですのでご期待ください。 |
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| ●N.V.(2003)Ancestral V.d.T.Rouge |
| アンセストラル・ルージュ |

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【心を奪う魔力が有ります・・・一目惚れ!!】
以前にもジュリアン・クルトワの「オリジネル」をご紹介し、飲まれたほぼ全ての方に共感いただきました。涙がチョチョギレルほど嬉しいお言葉でした。
今回ご紹介の、この「アンセストラルN.V.(2003)」も、オリジネルと全く同じようにお奨めしたいと思います。ようやく飲めるようになってきました。芯から美しく癒されます。
カベルネ・ソーヴィニヨンとガメイという変わったセパージュの赤ワインですが、カベルネの方はヴィーニュ・フランセーズだそうで、つまり言葉のみから言えば、アメリカ産の台木を使用していない、フランス製の樹ということです。
まあ、そんな堅い話は抜きにしても、「ピュアさ」というものが、これほどまで目前に迫ってくるワインは、やはりジュリアン・クルトワのワインをおいて他にはなかなか見当たらないでしょう。わずかにまだ若いのか、抜栓直後は5分ほど不安定さを見せますが、そこからはもう桃源郷・・・・です。味雷を全ての味が占拠してしまいますが、委ねてしまうと実に心地よい!ノーズも軽やかな色様々な果実が伸びやかに次々と現れてきます。そして、全くしつこくなく、さらっと消えて・・・・薄絹をまとった淡い果実を含むミネラルの返りが有ります。穏やかで・・・長いです。
何よりもピュアで、美しいです。クドク無いですから、この蒸暑い夜にもピッタリ!そして・・・よっぽどアルコールの質が良いのか、noisy
に妙に合うのかの判断はつきかねますが、
「酔いが軽い」
んです。これは、とても良いクラスのワインをごちゃまんと飲んだ翌日、何故か二日酔いしない・・・みたいなのに似ているような気がします。
良いことだらけの、デイリーにはちょっと高いワイン・・・でも、毎日飲むならこんなワインが嬉しいはず!是非ともお試しあれ!一押しの自然派ワイン!臭くないです!
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| ● N.V.(2002)Originel V.d.T.F. |
| オリジネル |
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是非飲んでみてください!一押し!
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【ムニュ・ピノー100%の辛口貴腐!一押しです!】
はっきり言って旨いです。特に抜栓から3時間以内は凄いですよ..。はっきりした貴腐の爪あとのアロマと、柑橘系フルーツ、フルーツ、その果皮、ドライフルーツ、ハーブなどなど、挙げたらキリがありません。そして、その一つ一つがエレガンスを持ち、はっきりと認識できます。残糖はほぼ無くドライですがエキスの旨みが凝縮して遠い向こうの一点を見つめていますので、結果として旨みや甘みを感じます。凝縮感が呆れるくらい有りますが、むしろボディはスタイシッリュに感じます。そして余韻が滅茶苦茶長い!ニュアンス的には土地は違いますが、最高の出来の辛口コンドリューとモンラッシェの合いの子と言っても良いでしょう。YGさんならモンラッシェなどよりも全然××と言い出しそう..。(言ってたかも..) 高い評価を得ているニコラ・ジョリーのクーレ・ド・セランに似ていなくも無いですが、クーレ・ド・セランが平板で無表情にさえ感じてしまいます。
もっとも3時間を過ぎてからは色も落ち始め、未知の新たな領域へと歩みだします。このワインのポテンシャルとしては15〜20年もの熟成が可能だと思いますが、現在の状態でしたら3時間以内に飲まれるのがベストでしょう。(ポテンシャルを探るために数日間お供してみる..と苦労を厭わない方を止めはしませんが..)
実際、noisy は美味しくないと感じたものや今お奨めできない状態にあるワインを強行に販売してしまうことはありません。またビオだから..とか、自然派じゃないから..という理由のみでワインを選択しません。良いと思っても出来るだけその時期を探り、今飲むべきじゃないとすればそれを記載します。(もっとも間違えないとは限りません。)
話は飛びますが、月に2回ほど通っているラーメン屋さんがあります。わざわざ出かけている訳では無く、仲間とのテイスティングに向かう道すがらに有るので、一日ほぼ二食の
noisy の晩御飯代わりに寄らせていただいてます。が、そこに通い始めたら他のラーメン屋さんに行っても美味しいと感じなくなってしまったんですね。そこで良く食べるのは「煮卵ラーメン」ですが、ここのラーメン屋さんは、もし若い方やこってり味のラーメンを求める方、パンチやインパクトの有る味わいを求める方には全く向きません。むしろ全然美味しくないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
出汁は名古屋コーチンのあっさりしたもので、最初にスープをすすると塩気も少なくちょっと頼りない感じです。が、煮卵やチャーシュー、メンマなどには比較しっかり塩気が付いていて、麺と一緒に食べると実に良い..。スープの最後の一滴を飲み干すときに、
「あ〜、旨かった」
となるんですね。(極上のネギも良い脇役です。素材の美味しさがストレートに伝わってきます)
もっとも、行く度に味は違って感じられます。noisy の体調もあるでしょうし、その日のスープの出来や創る方の体調もあるのでしょう。おそらくグルタミン酸は全く使用していないでしょう。使用していると
noisy の場合は舌が痺れるし、のどが渇きまくるのですぐ判ります。
最後のスープにて完結するラーメンの味わい..これはちょっと病みつきになってしまう、というよりも、他が美味しく無くなってしまうんです。なんでそんな話をするかというと、おそらくこの「オリジネル」を理解してしまった方は、こんな煮卵ラーメンに似た感覚を会得してしまうに違いないからです。オリジネルの持つ美しさやピュアさ、そしてなにより結果生まれたエレガンスは、葡萄自体の健全さから生まれてきます。その存在に気づいて包まれたときに..いつの間にか、もう後戻りはできない体になっているはずだと思います。
全ての方に理解はされないかもしれませんが、現在のオリジネルの状況でしたら、ビオがどうこう..と言う方じゃなくても充分美味しくいただけると確信しました。上記の煮卵ラーメンのように、
「何だ、たいしたことないじゃん..」
と、感じられる方もいらっしゃるでしょう。最初はそうかもしれませんが、いつかきっとその類まれな美しさに惹かれて行くでしょう。
ただ残念なのは、この「オリジネル」の持つポテンシャルを上記の煮卵ラーメンのように、最後の一滴まで飲み干し感じることは、現在は出来ません。まだ成長の途中にあるからです。完結させるには、さらに膨大な忍耐を必要とします。しかし、現在はその極一部だとしても、理解可能な状態にあります。そして、それはかなりの大柄なワインに出会ったときのみに有る心の揺らぎを呼び起こします。そう、今、まさに憧れの大好きな彼女がこっちを向いてくれています。姿形や目鼻、口元、表情は判りますが、それ以上は想像するしかありません..(ス、すけべ..いや、心の話だっちゅうの!)
まあ、余計な文を沢山書いてしまいましたが、このムニュ・ピノーによるオリジネル2002を、ぜひとも飲んでみてほしいという気持ちを理解していただけたらと思います。お奨めします。
注:2002年からはかなり値上がりしていますので、それ以前のワインと比べると若干高めですし、味わいも大きく違います。また飲まれる際は移動直後は避けて、充分な休養を与えた上でお楽しみください。きっととても大きな印象を持っていただけると思います。
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