フランス■□ Julien Mayer □■アルザス
ジュリアン メイエ |
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● 今回のこの新着自然派1ページはアルザス特集みたいになっていますが、成るべくしてなってしまうのかもしれません。アルザスはもともとビオディナミの生産者が多い・・・というよりも、葡萄の病気が少ないため、化学薬品に頼っていなかったせいも有るのでしょう。ビオのページを造れば、ロワールかアルザスが多くなってしまいますが、中でもアルザスのワインの健全な美しさは目を引きます。
そんなアルザスのワインの中でも、ビネールと共にリーズナブルなクラスのワインが充実しているジュリアン・メイエのアイテムをご紹介します。是非飲んでみてください。 |
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| ●2006Solis Vin d'Alsace |
| ソリ ヴァン・ダルザス |
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【キリッとした冷たい果実が感じられるデイリーなヴァン・ダルザスです!】
シルヴァネール70%、ミュスカ・オットネル20%、ピノ・ブラン10% というセパージュです。太陽とか、日光とかをフランス語で
ソレイユ soleil と言うそうですので、そんな所からネーミングしたんじゃないのかな?と想像してしまいました。
味わいも昼下がりのベランダとか庭で、比較しっかりしたブランチを取る時などにピッタリなもの。硬質なミネラルを下地に、若い柑橘類をたっぷり持っていて、ドライで切れの良い、それでもどこかマッタリもしています。ちょっと詰まっていて硬いパンと腸詰、サラダか何かでこの「ソリ」を飲りたいですね!黄色い太陽の下で、のんびりと!美味しいですよ。メール・エ・コキアージュよりもひと回り大きく、ガッツリしています。飲んでみてください!
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| ●2005Riesling Vin d'Alsace |
| リースリング・ヴァン・ダルザス |
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【これも旨い!この間のフリッツ・ハークのリースリングと比べると楽しいです!】
ドイツのリースリングも旨いが、アルザスのも、全く違う印象を受けますが美味しいですよね。ドイツが切れのある酸味にフィルム状の軽量なミネラルが感じられる場合が多いのに対し、アルザスはややマッタリしていて、酸味は比較穏やかです。
前回までご紹介していたフリッツ・ハークのリースリング・キャビネットはいかがだったでしょうか?ほんのりと甘みを残しつつ、日本食にもピッタリとマリアージュしてくれたと思います。
こちらのリースリングは、比較するとやや酸度は低く、しかしミネラルはやや重く、堅牢な体格をしていると感じられます。甘みはほぼ無くドライで、若い柑橘のノーズが太く、奥深くからやや色づいた花のニュアンスが出てきます。後口にはほんの僅かなビター・・・全体的にとてもしっかりした味わいです。
魚系の料理は勿論、こちらも日本料理には合わせやすいと思います。飲んでみてくださいね。お勧めです!
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| ●2006Muscat Putite Fleur Vin d'Alsace |
| ミュスカ・プティット・フルール |
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【これは飲み応えあり!】
こちらは一転、かなりしっかりした味わいのミュスカです。この品種は比較的良く見ますが、アルザス以外では、ドライに仕上げて素晴らしいものは少ないです。このミュスカはちょっと気を入れてお薦めしたいところです。
以前、ジェラール・シュレールのムッスー(ムスク?)をご紹介しましたが、あれほどまでの完璧なニュアンスでは無いものの、まさにムスクっぽい香りが上がってきます。分厚いミネラルの塊から、白い花、黄色い実、木の実のニュアンスが取れます。ボディも厚く、口内をフルにしながら、僅かにビターを張り出しながらの余韻になります。余り甘くないグレープフルーツの余韻・・・と言ったら判りやすいかもしれません。そして、驚くことに余韻からスパイスのアロマが!
高級感もそれなりに有り、飲み応えたっぷりです。むしろガッツリ系のお食事に良いんじゃないかな?と思います・・・そうなんですよね。意外にドイツがすぐそこ・・という地理、いや、ドイツだった時代もある訳ですから、
「肉が喰いてぇ!でも赤ワインがネェー!」
という時でも、かなり行けてしまうんじゃないかな?と感じました。
かなりの出来栄えのヴァン・ダルザスです。これは安いと思いますよ。まあ、好みは有るかと思いますが、ゲヴェルツトラミネールよりは全然個性が大人しいです。飲んでみてください。お薦めです!
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なかなかに素晴らしい自然派の、しかもとてもリーズナブルなワインをご紹介します。まさに、「瑞々しい」(みずみずしい)という言葉がぴったりの味わいです。
エージェントさんの資料より(新井順子氏)
Domaine Julien
Meyer
アルザス地方の首都ストラスブルグより南、コルマール方向に下った所にノータンテールという村が有ります。何とワイン通り( Route
du Vin ) という素敵な住所なので、訪問する前からワクワクです。だって知る人ぞ知る ’ジュリアン・メイエー’
はバイオダイナミック実践者の間では有名にも関わらず、雑誌などの媒体が嫌いで、一切マスコミに出ていない醸造家なのです。勿論、今、信憑性の高い Classement
にも出てません。勿論、レベルからすると当然出てもおかしくないほど偉大な醸造家なのですが、サンプルを送ってないから出ないのは当然です。例えばプリウリ・ロックが出ていないのと一緒で、宣伝する必要の無い造り主は、サンプルを送る必要はないのです。 その幻の醸造家、噂にはかなり気難しい人と聞いておりました。久しぶりに緊張した訪問です。でも会ってみるとそんな噂とはかけ離れて、学者肌の素晴らしいインテリ醸造家。バイオダイナミックの実践者で理論ばかり先行しがちに見える最近、彼の実践の伴った理論には驚かされっぱなしです。勿論彼の作ったワインは素晴らしいの一言です。
彼の所には有名ソムリエや有名レストラン、ワイン評論家が沢山コンタクト取ってくるらしいのです。でもサンプルワインを送りません。そして逢っていない人へのワイン販売は一切行っていないのです。普通は喜んで送るのがほとんどです。でも彼はここに直接訪問してくれた人には喜んで自分のワインを紹介するけれど、郵送で送ったりは絶対にしないそうです。言われてみると正統派な意見ですが、それは理想であって、なかなか実践が出来ないのが現状です。
でもそれを頑なに行い続けているポリシーの持ち主ですから尾ひれが付いて神秘的な噂さえ立ってしまうのですが、実際はオープンな職人気質の方であります。
1705年から存在する歴史ある造り主で、もともとほとんどBIOの農法でした。彼の代、1990年から完全無農薬(BIO)に切り替え、1999年から100%バイオダイナミック農法にしました。一見優等生に見える彼も、学生の頃は勉強しない悪い生徒だったけれど、沢山のワインを飲んでいくうちに自分の中のワイン作りに目覚めたと語っておりました。7歳・10歳・13歳の3女と奥様の5人家族、アメリカにも輸出されロバート・パーカーも高い評価を下しております。彼から教わった事は沢山有り過ぎるのですが、素晴らしい名言の中の1つ
「土は醸造家が借りている」と言っていました。大きな自然界の中で、今、この瞬間借りさせていただいている、だからいいかげんな仕事をしてはいけないそうです。私の尊敬する醸造家が又1人増えました。パトリック・メイエー氏です。(お父様の名前がジュリアン氏)偉大なる醸造家のワインが日本に初登場です。 |
ビオディナミの秀逸な生産者で有りながら、数多の評価機関の対象になっていないのは、単にサンプルを送らないに過ぎないんです。とても素晴らしいワインであることは飲めば判りますから、自然派の仲間や我々のような、美味しいものだけを扱いたいと毎日テイスティングに明け暮れているワイン屋にしてみれば、持てはやされずに信じた道をまっしぐらに進むジュリアン・メイエのような造り手を応援したいと感じるのは当然です。また、是非とも傍に置いて、折に触れ飲んでいただきたいワインばかりです。現在はジュリアン氏の息子さんのパトリック・メイエ氏が辣腕を振るっています。
さて今回は余りにツェルベルグ・シルヴァーナーが美味しいので..赤ワインをトップに持って来たい所ですが、またもや白がトップです。また、クレマンも旨いし、良いブルゴーニュ以上の味わいを見せる「ヘッセンシュタイン・ピノ・ノアール」もお奨めしたい!マンモスミネラリー、ピュアで厚みの有るアルザスワインです。 |
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| ● 2006Mer
et Cocuillages Vin d'Alsace |
| メール・エ・コキアージュ |
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【素直に美味しい・・・ピュアな味わいです!】
余りに時間が無いので、2004年もののコメントをそのまま掲載..でお許し下さい。ぶっ飛んだ出来栄えだった2004年もの、ややソフトな2005年に比較すると、やや硬質な仕上がりで、ちょうど中間的な感じです。まったくミネラリーでベストな濃度..日本人には嬉しい味わいです。それにこのリーズナブルなプライス!お待ちになられていた方、もう二度とリリースしないと聞いて残念がっていた方も沢山いらっしゃいました。
一昨年度は、 「もう無いの?」
と散々聞かれたワインです。もっと買っておけばよかった..と後悔しましたが後の祭り...今度はいっぱい購入しましたので、ガンガン飲んでくださいね。
【朝露に濡れた葉や蔓の一枚、一本、陽に向けて伸びてゆく様が目に浮かぶようなアロマです!】 いや〜!アロマティックなワインですね〜。しかも素晴らしいコストパフォーマンスです。生々しい、葡萄の息遣いや生命力がそのままに感じられるピュアなアロマです。
細かい部分(セパージュなど)は下記の順子さんの文章を読んでいただくとしても、これを購入出来た方はラッキーかもしれませんよ。ここまでの「ピュアさ」が感じられるワインは、こんな価格じゃそうは見つからないでしょう。
白や黄色、オレンジ掛かった小から中くらいの果実を想像してみて下さい。まず白葡萄(白ったって薄緑に違いないが..)そのものが有りますが桃やアプリコット、梨、リンゴが有りますね。そして、まだ薄暗い、夜が開けきっていない朝露に濡れた葡萄の蔓や茎、葉のとてもリアルなニュアンス..。あ、苦かったり渋かったりするんじゃ無いですよ。アロマの話です。ホント、目に浮かぶように感じられます。 酸味も充分有りますが輪郭がとてもはっきりしていて、総量は多いものの果実感とのバランスが絶妙ですから、酸っぱいとか辛いということが有りません。艶々したボディと塩味の効いたミネラル、エキスが余韻を通して感じられます。素晴らしいですね。
アルザスワインというと、ちょっと退いてしまう方がいらっしゃいますが、えげつないものや反対に薄〜く伸ばした平板なものに辟易された経験がある方でしょう。でも、是非とも飲んでみてください。まあ、noisy
も沢山の数量買いこんだ訳でもないので、強く押しすぎると、 「noisy さんのところは
す〜ぐ無くなっちゃうから〜..ねぇ。」 と言われる羽目に陥りますので、痛し痒しです。が、これだけピュアな情景を浮かばせるアロマには驚かされて欲しいので、是非とも飲んでみてください。
また、メール・エ・コキアージュ、海と貝という意味でしょうが、まさに海洋民族の日本人に向けた言葉でも有ります。だんだんと魚介の美味しい季節になってきますし、まだ暑いからヘビーなお食事よりも、 「刺身で一杯..」 とか、 「キスを塩焼きにして..」 という、モロ日本食にも良いでしょうし、デンデンム..もとい、エスカルゴのバター風味などのしっかり系にも良いでしょう。(この季節に食べたいかどうか..は、人によると思いますが..)
あ、海と貝だからってエスカルゴには間違ってもイクラなど乗せないよう..お願いします。理由は判ってますよね?
さあ、目の前に思いっきり情景が浮かんだところで..お奨めします!
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| ● 2005Zellberg
l'Hermitage Silvaner |
| ツェルベルグ・レルミタージュ・シルヴァネール |
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お待たせです。素晴らしいアルザスのワインを提供し続けてくれるジュリアン・メイエさんのツェルベルグがようやく入荷です!とにかくかっこいいです!
【これは素晴らしい!飲んでみて欲しいシルヴァーナーです!】
メール・エ・コキアージュを飲まれた方から、 「とっても美味しかった!」 と、随分言われました。noisy
もそう思いました..喜んで戴けて良かったです。で、今回はシルヴァーナーです。ドイツ系の品種ですね。これがまた旨いんですよ。
ほんのりリースリングにも通じる石油香、石、蜜、白〜黄色の花、ボティはたっぷりとふくよかで、輪郭のエッジにキレがある。ピュアな石灰系ミネラルの香りもたっぷり。酸のレベルもモーゼルワインに比べればやや低め、びしっと焦点が合った味わい。
ポイントは余韻の押しと長さでしょう。ジーンと染み入る押しが3回ほど繰り返しながらの長い余韻には、おそらく「旨い!」と声が出るはず。しかもめちゃくちゃミネラリーです。クリスチャン・ショサールのシュナンにも通じる味わいで、エキス分の充実と張り。ドライながらも旨みが甘みに感じてしまうほどです。
また、こんどのボトルはコルクが無い!ガラスの栓なんですよ。「カチリ」とぴったりはまるんですね。これにはびっくり!
さらには、SO2の残存量は・・ほぼゼロに近いんじゃ無いでしょうか。暖かいところなら3日で酸っぱくなりはじめると思います。それだけに滅茶苦茶ピュアで美しいです。それに、前のヴィンテージの2002年よりも凝縮していて、しかも完成度が高く旨い!ある意味、メール・エ・コキアージュなどがセカンド・ワインなどに回った関係や、その思想が影響しているのかもしれません。
どうやらエージェントさんも、あっと言う間に完売したらしくて、後から追加しようと言う目論見が外れてしまいました。数は有りません。お早めにどうぞ!
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| ● 2000Cremant d'Alsace Brut Zero |
| クレマン・ダルザス・ブリュット・ゼロ |
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【ブラボーなクレマン!細やかな泡が魅力です!】
素晴らしいクレマンです。実に細かく繊細な泡が立ち上ってきます。クリーミーとはこういうものを表現したいと..思います。
昨今は、エージェントさんが出した印刷物やメールなどのコメントをそのままコピーしたものがWeb
に氾濫していますから、 「細やかな泡」 「クリーミー」 などと、根拠もほぼ無いのに安易に言われてしまうのが残念です。もっとも本人がそう思っていれば、そのように伝えることに問題は有りませんし、単に比較の問題だとするならば、仕方が無いことなのかもしれません。
細やかな泡など実はそうそう易々とは造りだせないものです。長い時間を掛けてガスが液体に溶け込んでこその産物です。ですから、 「この価格帯のものとすれば」 とか、 「〜に比較して」 ということであれば問題なしですが、どう考えても細やかでは有り得ない泡ものの表現には出来るだけ使用しないで欲しいですね。
散々文句を書いてしまいましたが、すみません、お許しください。だってね〜、1200円のどうしょうも無いスプマンテにクリーミーで決め細やかな泡が一直線にどうこう..などと言うのを見たら、切れない方がおかしいです、はい。
本題です。とても決め細やかな泡が、ややビオを感じさせるミネラリーな香りを立ち上らせます。オクセロワ(オーセロワと言うのが一般的かな?)80%、ピノ・ノアール10%、リースリング10%のセパージュです。そうだよね、リースリングの存在が確かに有りました。赤みと旨みを感じさせるピノ・ノアールも有りました。
また、まったくドザージュをしていないエキストラ・ブリュットで、SO2も全く添加していません。ある意味、丸裸のクレマンですが、旨みが中心点にきっちりと存在しますので焦点ボケしていませんし、実にピュアです。これは良い泡物だと感心しました。
あえてシャンパーニュに行かないのであれば、このクレマン・ザルザスを飲んで欲しいと思います。いや、むしろ是非シャンパーニュと比較して欲しいと思います。若干のビオを感じさせる香り、この存在だけが飲む人を選ぶかもしれませんが、とても微細なレベルです。飲んでみてください。超お奨めです! |
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| ●N.V.Cremant d'Alsace Brut |
| クレマン・ダルザス・ブリュット |
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| ●N.V.Cremant d'Alsace Brut Rose |
| クレマン・ダルザス・ブリュット・ロゼ |
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【 ドライですね〜!実に切れ味は良い!ブリュット・ゼロの格落ちと偶然の産物のピノ・ロゼです】
ジュリアン・メイエ は着実に日本のファンを増やしていますね。あれだけ有ったメール・エ・コキアージュも完売(再入荷が少しだけありましたが新着価格は終了です)し、夏前のクレマン・ブリュット・ゼロも大好評でした。noisy
とすれば、ジェラール・シュレール、ピエール・フリック、マルセル・ダイスと美味しいアルザスだらけで、ある意味大変です..
今回のジュリアン・メイエのクレマン・ダルザスですが、ドザージュ無しのエクストラ・ブリュットです。シャンパン製法によるものですが、泡立ちもたっぷり、クリーミーで繊細な旨みが感じられます。
●ブリュット
何しろブリュット・ゼロの格落ちですから、僅かに焦点が中心に集まっていないのかもしれませんが、大きな差は無いのかもしれませんよ。とても細やかな泡がミネラリーさを運んできます。緊張感のあるとてもドライな味わいの中に、僅かな旨みが存在します。これは好きな方が多いタイプじゃないでしょうか。真夏にアルプスの氷河を滑っているような爽快感があります..(ってやったことなど無いが...イメージですよ..)
●ブリュット・ロゼ
こちらはピノ・ノアールによる薄〜いロゼの色あい。出来に満足の行かなかったピノで造った副産物的な存在ですが、何とソフトで旨い!いや、ソフトというのは上のブリュットとの比較の話で、ドザージュ無しのエクストラ・ブリュットですから、とてもキリッとした緊張感の中に、ソフトな接触感が有ると言ったほうが正しいでしょう。ピノらしいイチゴが濡れて光っています。これは美味しい!けど輸入の数はたったの120本..奪い合いですね。
「シャンパンは高くて買えないなぁ..」
とお嘆きの貴兄には、このジュリアン・メイエかビネールのクレマン・ダルザスをお薦めします。あ、ビネールは、
「あっ」
という間に完売した92年も再入荷していますので、合わせてご検討ださいね。お薦めします..お早めにどうぞ!
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| ● 2005Mer
et Cocuillages Vin d'Alsace |
| メール・エ・コキアージュ |
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【後の祭りだから掲載..なんのこっちゃ..】
余りに時間が無いので、2004年もののコメントをそのまま掲載..でお許し下さい。ぶっ飛んだ出来栄えだった2004年ものに比較すると、ややソフトな仕上がりです。もっとも到着したばかりでのテイスティングですので、徐々に硬質、切れ味の良さが増してくるかもしれません。まったくミネラリーでベストな濃度..日本人には嬉しい味わいです。それにこのリーズナブルなプライス!お待ちになられていた方、もう二度とリリースしないと聞いて残念がっていた方も沢山いらっしゃいました。
昨年度は、
「もう無いの?」
と散々聞かれたワインです。もっと買っておけばよかった..と後悔しましたが後の祭り...そう!後の祭りだから..ワールドカップが終わったから..って こ洒落てんじゃ無い! お後が宜しいようで..
【朝露に濡れた葉や蔓の一枚、一本、陽に向けて伸びてゆく様が目に浮かぶようなアロマです!】 いや〜!アロマティックなワインですね〜。しかも素晴らしいコストパフォーマンスです。生々しい、葡萄の息遣いや生命力がそのままに感じられるピュアなアロマです。
細かい部分(セパージュなど)は下記の順子さんの文章を読んでいただくとしても、これを購入出来た方はラッキーかもしれませんよ。ここまでの「ピュアさ」が感じられるワインは、こんな価格じゃそうは見つからないでしょう。
白や黄色、オレンジ掛かった小から中くらいの果実を想像してみて下さい。まず白葡萄(白ったって薄緑に違いないが..)そのものが有りますが桃やアプリコット、梨、リンゴが有りますね。そして、まだ薄暗い、夜が開けきっていない朝露に濡れた葡萄の蔓や茎、葉のとてもリアルなニュアンス..。あ、苦かったり渋かったりするんじゃ無いですよ。アロマの話です。ホント、目に浮かぶように感じられます。 酸味も充分有りますが輪郭がとてもはっきりしていて、総量は多いものの果実感とのバランスが絶妙ですから、酸っぱいとか辛いということが有りません。艶々したボディと塩味の効いたミネラル、エキスが余韻を通して感じられます。素晴らしいですね。
アルザスワインというと、ちょっと退いてしまう方がいらっしゃいますが、えげつないものや反対に薄〜く伸ばした平板なものに辟易された経験がある方でしょう。でも、是非とも飲んでみてください。まあ、noisy
も沢山の数量買いこんだ訳でもないので、強く押しすぎると、 「noisy さんのところは
す〜ぐ無くなっちゃうから〜..ねぇ。」 と言われる羽目に陥りますので、痛し痒しです。が、これだけピュアな情景を浮かばせるアロマには驚かされて欲しいので、是非とも飲んでみてください。
また、メール・エ・コキアージュ、海と貝という意味でしょうが、まさに海洋民族の日本人に向けた言葉でも有ります。だんだんと魚介の美味しい季節になってきますし、まだ暑いからヘビーなお食事よりも、 「刺身で一杯..」 とか、 「キスを塩焼きにして..」 という、モロ日本食にも良いでしょうし、デンデンム..もとい、エスカルゴのバター風味などのしっかり系にも良いでしょう。(この季節に食べたいかどうか..は、人によると思いますが..)
あ、海と貝だからってエスカルゴには間違ってもイクラなど乗せないよう..お願いします。理由は判ってますよね?
さあ、目の前に思いっきり情景が浮かんだところで..お奨めします!
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| ● 2002Zellberg l'Hermitage Silvaner |
| ツェルベルグ・レルミタージュ・シルヴァネール |
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【これは素晴らしい!飲んでみて欲しいシルヴァーナーです!】
この夏にご紹介したメール・エ・コキアージュを飲まれた方から、
「とっても美味しかった!」
と、随分言われました。noisy もそう思いました..喜んで戴けて良かったです。で、今回はシルヴァーナーです。ドイツ系の品種ですね。これがまた旨いんですよ。
ほんのりリースリングにも通じる石油香、石、蜜、白〜黄色の花、ボティはたっぷりとふくよかで、輪郭のエッジにキレがある。ピュアな石灰系ミネラルの香りもたっぷり。酸のレベルもモーゼルワインに比べればやや低め、びしっと焦点が合った味わい。
ポイントは余韻の押しと長さでしょう。ジーンと染み入る押しが3回ほど繰り返しながらの長い余韻には、おそらく「旨い!」と声が出るはず。しかもめちゃくちゃミネラリーです。クリスチャン・ショサールのシュナンにも通じる味わいで、エキス分の充実と張り。ドライながらも旨みが甘みに感じてしまうほどです。
これは皆さんに是非とも飲んで欲しいワインです。鍋料理やおでんにも合います。おせち料理は..種類が多すぎて判りませんが、きっとそう大きくは外さないでしょう。これからの季節、とても重宝するワインだと思いいます。お奨めです!
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| ● 2002Muenchberg Grand Cru Riesling |
| ミュンヒベルグ・グラン・クリュ・リースリング |
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【これは素晴らしいポテンシャル!】
こちらはポテンシャル高いですね。しかも、グランクリュだけあって、フィネスもたっぷりです..が、現在のバランスが今ひとつ良くないです。
まあ、輸入直後のバランスという点が大きいと思われますが、できることなら半年〜1年は寝かしてみたいところです。(2005年12月試飲)
石、蜜、柑橘系果皮、白〜黄色の花、ミネラル。ピュアな細やかさで圧倒される。が、ややバラけ気味。束ねるべきボディに凹凸が有り余韻もギクシャクしている。繊細な要素を積み重ねた素晴らしいワイン。
noisy の飲んだタイミングだけの問題なら良いのですが、現在の時点では、
「出来るだけ休養を与えてから飲んでね」
としか言えません。
「さすがグラン・クリュ!」
と、口入れ直後は唸れるのですが..その後に、
「???」
と、疑問符が付くわけですね。
という訳で、2006年のお正月には間に合いませんが、桜の花が咲く頃にはかなりボディも膨らみ、まとまってくると思います。2006年秋にはほぼ仕上がって、その後10年以上美味しくいただけるでしょう。お奨めです。 |
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| ● 2001Heissenstein Vieilles Vignes de Pinot Noir |
| ヘッセンシュタイン・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・ピノ・ノアール |
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【ブルゴーニュの村名以上の味わいが有ります!】
どうでしょうか。少しポマールっぽいかな?ジュヴレというよりは良い年のポマールだと思います。かなり凝縮していて温かい光を沢山浴びた小粒なピノ・ノアールを感じました。
アルザスって結構寒くて雪に閉じ込められるようなイメージが有りますが、夏場はかなり暑くなるそうです。積算温度はブルゴーニュよりも大きいものになるという話を聞いたことがありますし、実際、感じられるベリー系も、ブルゴーニュよりも、より黒いものを感じます。
また、単にアルザスだからと言うよりも、古木由来の凝縮感のせいもあるのでしょう。50年という樹齢、新樽を使用せずに古樽2年の熟成と言いますから、並みのブルゴーニュ以上の熟成をさせるだけの葡萄のパワーがあるのでしょう。
こんなアイテムは、実はワイン会にぴったりです。例えばブラインドアイテムに忍ばせておけば..もう判りますよね。普段は、
「これはジュヴレ=シャンベルタンで、ポマールでは有り得ない!」
と、ついついのたまってしまうブルファンの思考回路をぐちゃぐちゃにしてしまうことが可能です。もっとも、歴戦のツワモノであれば、
「これだけの日照を長い間得られる地域は..」
という部分に頭が行ってしまえば、
「アルザスも有りか..?」
と、目論見が外れてしまうことも有り得ますが..。
そんな、少しお茶目なところを仲間にお見せするのも、かなり楽しいですよ。あ、間違ってもnoisy
には試さないように..お願いします。風邪気味なので..鼻が..!
現在飲んで充分に美味しいと感じられる状態です。とても良く熟した葡萄が、紫や黒のベリーの深い香りを感じさせてくれます。飲んでみてください。
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| ● 1998Cremant d'Alsace Brut "0" |
| クレマン・ダルザス・ブリュット・ゼロ |
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【ブラボーなクレマン!細やかな泡が魅力です!】
素晴らしいクレマンです。実に細かく繊細な泡が立ち上ってきます。クリーミーとはこういうものを表現したいと..思います。
昨今は、エージェントさんが出した印刷物やメールなどのコメントをそのままコピーしたものがWeb
に氾濫していますから、
「細やかな泡」
「クリーミー」
などと、根拠もほぼ無いのに安易に言われてしまうのが残念です。もっとも本人がそう思っていれば、そのように伝えることに問題は有りませんし、単に比較の問題だとするならば、仕方が無いことなのかもしれません。
細やかな泡など実はそうそう易々とは造りだせないものです。長い時間を掛けてガスが液体に溶け込んでこその産物です。ですから、
「この価格帯のものとすれば」
とか、
「〜に比較して」
ということであれば問題なしですが、どう考えても細やかでは有り得ない泡ものの表現には出来るだけ使用しないで欲しいですね。
散々文句を書いてしまいましたが、すみません、お許しください。だってね〜、1200円のどうしょうも無いスプマンテにクリーミーで決め細やかな泡が一直線にどうこう..などと言うのを見たら、切れない方がおかしいです、はい。
本題です。とても決め細やかな泡が、ややビオを感じさせるミネラリーな香りを立ち上らせます。オクセロワ(オーセロワと言うのが一般的かな?)80%、ピノ・ノアール10%、リースリング10%のセパージュです。そうだよね、リースリングの存在が確かに有りました。赤みと旨みを感じさせるピノ・ノアールも有りました。
また、まったくドザージュをしていないエキストラ・ブリュットで、SO2も全く添加していません。ある意味、丸裸のクレマンですが、旨みが中心点にきっちりと存在しますので焦点ボケしていませんし、実にピュアです。これは良い泡物だと感心しました。
あえてシャンパーニュに行かないのであれば、このクレマン・ザルザスを飲んで欲しいと思います。いや、むしろ是非シャンパーニュと比較して欲しいと思います。若干のビオを感じさせる香り、この存在だけが飲む人を選ぶかもしれませんが、とても微細なレベルです。飲んでみてください。超お奨めです!
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