フランス■□ Stephane Bernaudeau □■ロワール
ステファン ベルノードー |
|
● 情報入手の早いビオファンの方なら、もうご存知かもしれません。驚異的な低収穫量なのは、シュナン・ブランの樹齢がなんと、「100年」だからだそうです。
2004年は10hl/ha、2005年が12hl/ha です。また、それ以前も同じような反収しかありませんので、今までほとんど陽の目を見ることがなかったワインです。
マルク・アンジェリのドメーヌで働いているステファンヌが、水曜日と週末のみに自分の畑で丹精込めて造っているシュナン・ブランです!素晴らしいポテンシャル! |
|

| ●2004Anjou Blanc les Nourrissons Vignes Centenaires |
| アンジュー・ブラン レ・ノーリッソン・ヴィーニュ・サントネール |

|
 

|

| ●2005Anjou Blanc les Nourrissons Vignes Centenaires |
| アンジュー・ブラン レ・ノーリッソン・ヴィーニュ・サントネール |

|
 

|
【ぶっ飛びの個性!飲めますが、出来るだけ引っ張りたい!生命の力を感じます。】
アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールの超古木のアリゴテを飲んだときも感じましたが、この秀逸なレ・ノーリッソンを飲んで同じことを思っていました。それは、「生命の力」です。
このワインは奥行きが深く、ズンズンと身体の奥のほうに向かってきて、それを拒むことができない、という感じを受けます。発散では無く保全、外交的ではなく内向きです。しかし、物凄いパワーを感じます。それは味わいどうこう、と言うよりも、「存在感」といった、あまり具体的ではないもののようです。
新樽を200%、つまり13カ月の樽熟成の間に、新しい樽を2回使ったシュナンなのですが、全く樽に負けてはいませんし、その存在が気にならないほど自然さを持っています。
この力強さと凛々しさ、有る意味のずうずうしさを持った巨大なワインは2004年、2005年と有りますが、100歳の先輩に対して失礼を省みず言ってしまえば、おそらく、出来が良かったのは2005年です。しかし、とても手強いです。なかなか聞く耳を持ってもらえない・・(^^;;
しかし、僅かに緩みを見せる2004年は、出来が僅かに劣るのではなく、一年間の成長が、その緩みと、幾分の表情の豊かさをもたらしているのかもしれません。
一世紀という、人にも勝る年齢を重ねてきたこのシュナン・ブランの、本当のパフォーマンスはこれからです。最低でもおそらく4〜5年間で高みに達し、その後10年は美味しく飲めると思います。もし確かめてみるのであれば、2004年をお薦めします。2005年はそのまま仕舞っておいてください。
簡単に樹齢100年のワインは手に入りません。まして、シュナン・ブランのこれほどの古木は、そう無いでしょう。テイスティングの詳細を書くのは敢えて避けましたが、満ち溢れるワインでした。しかし、具体的にはなかなか気を許しては貰えませんでした。それでも、溢れてくる命の力を感じ、
「素晴らしい・・」
と、しみじみ思いました。是非飲んでみて欲しい稀有なワインです。お薦めします。
|
|
|
|
|