フランス■□ Domaine Rietsch □■アルザス
ドメーヌ リエッシュ |
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● 心を洗われるような素晴らしいアルザスのワインをご紹介します。今回は2アイテムのみですが、どちらも、まあ・・・びっくりなさるでしょうね。
ドメーヌの詳細につきましては余り良く判りませんが、まあ、飲んでワインが素晴らしければ、ほとんどの場合、凄い造りをしています。
基本的にビオロジックですが、ビオビオはしていない・・と思います。でも、今までの知識・経験を凌駕してしまうと思いますので、頭を真っ白にされてから・・・飲んでみてください。
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Domaine RIETSCH(ドメーヌ リエッシュ)は、アルザス地方ミッテルベルカイム(ストラスブールとコルマーの中間地点)でリエッシュ・ファミリーが営むドメーヌです。
現在ドメーヌは、父親から息子たちにバトンタッチされ、ジャン・ピエールを中心に家族が力を合わせ、11.5haの畑から、10種類ほどの品種、25種類ほどのワインが造られています。
ミッテルベルカイム <-- グーグルMap |
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| ●2009Pinot Noir Vin d'Alsace |
| ピノ・ノワール |
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【とてもエレガントだがミネラル感が凄い!しかもかなりリーズナブル!で、普通じゃないよ!
by 霊感テイスター】
震災の後、言いようの無い不安が有りました。まあ、震災前から何となくの予感は有ったんですが、それが現実になってみると、
「・・・やっぱり・・」
と思ってしまいます。
でもそれは、「必ずそうなる」と言うよりも、「そうなるに違いない・・でもそれがいつかは判らない」みたいな漠然としたものですし、もし震災が起きていなければ、
「・・・気のせいか・・」
で済んでいたのかもしれません。
暖かく美味しい食事の時間を家族と共に過ごせる・・・そんなことが当たり前になっていました。何の感謝もせず、ただ流れて行く時間を無駄にしていたのかもしれないと思っています。
でも今は、そんなひとつひとつの出来事が全て愛おしく、感謝の念と共に感じられます。以前にも増して、ワインが話してくれる言葉は、より詳細に、鮮明になったように思います。・・一時期呆然としていたにしても・・です。
ワインが話してくれる様々な面白い話は、やはり飲み手が聞く気にならないと聞こえては来ません。さりとて、自身で心を開いたつもりになったとしても、その言葉が理解出来ないと、
「何だかなぁ・・、何言ってんだか判らないんだよな・・・」
で、止まってしまうでしょう。
でも、言語で有るならば、それは、「慣れ」・・・です。もしくは、可能性は低くなりますが、「先天性」も有るかもしれません。そんな、ワインの言葉を聴いてみたい、少しでも理解したい・・と思われる方には特に、このピノ・ノワールは良い先生になってくれるんじゃないかと・・見込んでいます。とても美味しいんですが、普通なだけじゃ無いから・・です。
アルザスのピノ・ノワールを飲まれたことの有る方で、ブルゴーニュが好きで・・・しかもその言語を知りたい、話を聞きたいと思われている方なら、おそらくその資格は有るでしょう。
普通、アルザスのピノ・ノワールは、想像以上に、ブルゴーニュ以上の熱量を感じると思います。・・まあ、シュレールさんのグランクリュに植わっている秀逸なピノなどは除外しますが・・。より、やや黒っぽい果実とカルシウム系の石灰感、場所によっては土っぽさや鉄っぽさが出るのが普通かな?と思います。
でも、このピノ・ノワールは、より赤い果実のニュアンスと、滅茶苦茶てんこ盛りのナトリウム系のミネラリティを持っています。まあ、普通とは少し違うんですね。
まず、その辺りを感じられるかどうか・・がひとつのポイントになるかな?と思います。そうしたら、他のアルザスのピノとか、ブルゴーニュのピノ、出来ればニュイとボーヌ両方を飲んで比べていただきたいですね。
「おや?・・・やっぱり違うな・・・でもどこが違うんだろう??」
と、思われたら・・それが、ワインの言葉を聞くことが出来る第一歩でしょう。それを続けていると・・・
「僕の畑は結構柔らかくてね・・気持ちがいいし、収穫まで余りしんどくないんだ!・・でもね、傾斜はさほどじゃないんで日当たりは他よりはちょっと・・ね」
「僕の根っこは、他の奴よりも少し新しい地層で生えて伸びてるんだ。だから成長はしやすいんだよね・・」
みたいな声が聞こえてくるでしょう・・・。ん??・・・パラノイアの話なんぞ、聞きたくないって??・・・まあ、それも真理でしょう。でもね・・・いきなり見たことが無い情景がバーンと浮かんでくる事さえ有るんですよと・・パラノイアは申し上げておきましょう。美味しいワインです。リーズナブルですし、この、noisyが云う部分の「ナトリウム感」的ミネラリティを知るのにも良いかと思います・・・ん??それってちゃんと調べて、成分分析でもしたのかって?・・・いや、だから、ワインがしゃべってくれたんですってば!・・・お後が宜しいようで♪♪
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| ●2006Blanc de Noir Vin d'Alsace |
| ブラン・ド・ノワール・ヴァン・ダルザス |
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1本だけ出てきました!
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【なんじゃこりゃぁ!こんなの・・有り?】
抜栓してグラスに注いだとたん、
「えっ!?」
と、思わず絶句してしまいました。確かに「貴腐」の香りが漂って来たからです。
しかもこのワインは、「ブラン・ド・ノワール」・・・・つまりは「ピノ・ノワール」なんです。醸造の早い段階で黒葡萄の果皮を除いた、白ワインの造りをしたワインなんですね。
貴腐の香りは、一見するとリースリングの熟成香にも似ています。ですが、これは貴腐の香りでしょうし、何と言ってもグラスの雫がゆったりとしていて、なかなか落ちてこないんです。つまり、グリセリン濃度が高い・・・ということが言えます。貴腐が付くと、果皮はボコボコになりますが、果肉の水分は大きく減り、ある種の酸(通常では得られないものです)と、グリセリン濃度が上がります。ねっとりとしつつ、とても柔らかで、旨みが強く、キレが良く、余韻が長いです。・・・キレが良く余韻が長い・・とは、正反対の要素のように思えますが、言ってみれば、中盤から余韻の最初にかけて消えて欲しい、比較ゴツイ表現はちゃんと綺麗に収束しつつ、美しく残って少しずつ消えて欲しい、正に余韻と言われる部分が長いんですね。
しかも、香りが最初に貴腐のエキセントリックなニュアンス、ミネラルがバシッと芯を決めつつ、赤みを持った白い果実や黄色い果実、蜜などが、徐々に膨らむボディとともに拡がりを見せ、濃度のしっかり有るシャルドネのような、まったりとしたテクスチュアを感じさせてくれます。
ピノ・ノワールの白ワイン・・・しかも貴腐?と言うことですから、noisyの
「えっ!?」
が、自身の持つ引き出しに当てはまりはするものの、余りに予想していない引き出しを引き出したものによることをお判りいただけるでしょう。
ただし、もし、余りワインに親しんでいない方がいきなりこのワインを飲まれた時、どのように感じられるかは・・・その反応が予想できません。単に、
「ん・・・良く判らないけど、結構しっかりしたワインなのかな・・・」
で終わってしまうかもしれません。その際には、この下でご紹介のリースリングの方をお奨めします。飲み込まれていらっしゃるかたなら、
「おお!・・・な〜るほど・・・これは初体験・・・しかもかなりのポテンシャル!価格からは考えられない複雑性とバランスの良さが有る!」
と、言っていただけるものと思います。
余りの素晴らしさに、noisy も含め、Group55 で最後は買い占めた形になってしまいましたし、店頭でもかなり販売させていただきましたので、残りは2ケースほどとなっています。
「そんなに言われちゃうと・・・気になってしかたがない!」
と思われましたら、是非ともお早めにお求めください。超お奨め!特にワインをしっかり飲み込んでいらっしゃる方にも飲んでいただきたいアイテムです。ご検討ください。
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| ●N.V.Cremant d'Alsace Chardonnay (Brut) Methode Traditionnelle |
| クレマン・ダルザス・シャルドネ(・ブリュット) メトッド・トラディスィヨネル |
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【これは旨い!しかもかなりリーズナブル!】
リエッシュさんのワインには、優しい大地に抱かれているような安心感とソフトさが有るように思います。アルザスでも最北の土地のシャルドネを、僅かにリキュールを加えただけのシャンパン製法のクレマンです。
まず、その泡立ちの多さ、クリーミーさ、泡の粒の細やかな感触に拍手です。ちょうど良い、継ぎ目の無いボディ感とエキスの旨み、エクストラ・ブリュットかと見紛う様なドライさ、端正でタイトながらもキラキラと輝いて消えて行きます。決して軽量なものでは無く、本格的な、重量感を持つものです。
現在はビオロジック栽培とのことですが、きっと長く有機栽培だったのでしょう。石のようなハードなミネラリティと全体を通して伝わってくる温かみのある柔らかさ・・・。これが凄く良いと思うんですね。
ブラン・ド・ノワールをお飲みになられた方なら、ある種異質な表情と、底辺から立ち昇る普遍な柔らかさを感じられたと思います。決して無理をせず、しかし、正しい方向へと手を差し伸べて導くだけ・・・という造りでしょう。是非飲んでみてください。とっても旨いです。お奨めします!
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| ●2008Sylvaner Vieilles Vignes Vin d'Alsace |
| シルヴァネール・ヴィエイユ・ヴィーニュ |
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【全くの違和感無し?・・・スルスルっと進入してきて気が付くとボトルが空です!】
リースリングの陰に隠れて、シルヴァネール(シルヴァーナー)の存在はどうしてもナンバー2以上にはなれないものです。本家?とも言えるドイツでもシルヴァネールは同様で、極一部の地域、例えばフランケン辺りで極上品質のものが見当たるほどに過ぎません。
このリエッシュのシルヴァネールVVは、やはりリースリングのような高貴なニュアンスには満ちていません。しかし、どこか構えさせられて飲み始める・・・それを強要されるかのようなリースリングには全く存在しない、気楽さ、天真爛漫さが有り、しかも実はかなり充実した味わいだった・・ことに、後で気が付くタイプの味わいなんです。
とても柔らかな、スムーズなファーストノーズには、やはり柔らかなマシュマロのような石灰系ミネラル、洋ナシ、僅かにクセの無いリンゴとグレープフルーツ。ジューシーだが果実を強くは感じさせず、柔らかな中盤と美しい減衰を感じさせます。気付かずにグラスを傾けていると、ボトルが空だと言う事に・・・。
どうでしょうか。本当に美味しいワインは、ボトルが一番最初に空になる・・と仮定すると、正にそれを現しているようにも思います。とても良い気持ちにさせてくれる白ワインです。
noisy も、テイスティングして、さあ、追加しよう・・・と思っていましたら、もう完売とのこと・・・。残念ですが残りは少量です。早い者勝ち・・・お奨めします!
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| ●2008Riesling Wiebelsberg Grand Cru |
| リースリング・ヴィーベルスベルク・グラン・クリュ |
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【これはかなりのもの!決して「鋼のようなリースリング」では有りません!】
とてもサラサラと柔らかいボディを感じさせつつ、トータルにタイトさと精緻さを表現している素晴らしいグラン・クリュです。これはやっぱりかなり旨いなぁ・・・価格も安いし・・・。
何となく、砂地を連想させるサラサラ感・・・そう、湿っていない砂場で、砂を一人手にとって、ただ少しずつ落として行くような・・・。でも、落ちた砂は、しっかりと輪郭を描いている・・。そんな状況を想像してみてください。
勿論、果実のニュアンスもたっぷりです。リンゴとハチミツ、トローリ溶けてる・・・いや、ハチミツはそんなには無い・・・が白や黄色のフルーツと花、石、僅かに華やかさを持ったスパイスが、僅かずつ口蓋をチリチリと刺激してくれます。マッタリとしたテクスチュアはシツコク無く、しなやかで味幅が有り、ふくよかな幅を少しずつ小さくしながらの長い余韻があります。しかもドライで、これは誰もが美味しい・・と思ってしまうバランスではないかな?と思います。
ややもすると表情が険しすぎ、持て余したエネルギーの力によって、ちょっと疲れさせられるアルザスのワインも見受けられますが、
「そんなにリキまなくていいんじゃないの?」
と、優しく言葉を掛けてくれるような味わいなんですね。
今日はちょっと疲れちゃったから、ちょっと贅沢なワインを飲んじゃおうかな?と言うとき、是非このヴィーベルスベルクをご検討ください。きっと大きな癒しを与えてくれると思います。お奨めします。
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| ●2008Riesling Sans Doute Vin d'Alsace |
| リースリング・サンズ・ドゥート |
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【これって・・・リースリング・・・・だったよ・・ね・・確か!・・・ホント??】
アルザスのリースリングと言われるとイメージがすでに出来上がっていると思います。noisy
にせよ、お客様にせよ・・です。ドイツのリースリングに比較すると確実に線が太く、確実にリンゴ酸が少なく、ややまったりとしつつキレの良さもある・・・というようなものです。
初めてのワインですから、
「ああ、アルザスのリースリングね・・」
と、ある種の予想、予断を持ったまんま、グラスに液体を注ぎ、鼻に近づけますと、
「ん・・・リースリング特有の張りの有る香りは強くは無い・・かな・・」
と思いつつ、今度は口に少量含み、口蓋でコロコロ、そして余韻を見ます・・・と・・・。
「えっ??・・これって・・・もしかしなくてもリースリングだったよね・・・?」
そうなんですよ。確かに鼻に通ってくるアロマはリースリングに近いもの・・も有るんですが、ボディ感、テクスチュア、余韻の出方が、noisy
のボキャブラリ?に有るリースリングとはかけ離れていたんです。しかも、酸は、リースリングと思って口にしていますから、有る程度のリンゴ酸的、冷涼な、鋭角なものを期待していたんですが、全く・・・予想に反し、柔らかで滑らかな・・・えっ?二次発酵も有りかぁ?と思わせるようなものだったんです。
テクスチュアやボディのニュアンスは、どちらかと言うとビオ的ながらもシャルドネやピノ・ブランのような、やや柔らか系のものに思えます。しかしながらもどこかリンゴのようなリースリングのニュアンスも持っています。
まあ・・・確かにこの方がリンゴっぽいっちゃ・・・ぽいんですね。リアルなフルーツと言う意味合いにおいて、何の反論も無い訳です。リースリングが柔らかさで満ちていちゃいけない!などという法は無い・・・むしろ、予断を持ってテイスティングに望む方がいけない・・・!
このワインは、全くの予断を持たず、頭を真っ白にして・・・飲んでみてください。決して「押し」の強いワインでは無いです。しかし、柔和で、包み込まれるような優しさに満ちていて、どんなお食事にも合わせられそうな、ソフトながらも充実した酸の美味しさに満ちています。
頭で飲まず、体や感覚のみで飲むべき・・・素晴らしいリースリングだと思います。サンズ・ドゥートのサンズ=ない、ドゥート=ダウト(疑い)
ということで、造り手としては、
「熟成も期待できる(疑い無い)」リースリング
と名付けたようですよ。
まあ、どれほどの熟成能力が有るのかは、この手のものに初めて当たりましたので、ちょっと言えない・・・判断出来ませんが、今飲んでとっても美味しいのは間違い無いと思います。こちらは、初心者の方でも大いに喜んでいただけると思います。是非ご検討ください。お奨めします。 |
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