イタリア■□ Sartarelli □■マルケ
サルタレッリ |
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| ● 「お久しぶりねシリーズ」第三弾はサルタレッリです。定番とも言えるデイリークラスの、軽量級ながらシャバくない、フレッシュな味わいです。 |
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| ●2008Verdecchio dei Castelli di Jesi Classico |
| ヴェルデッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエジ・クラシコ |
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【実にリーズナブル!軽量級ながらシャバくない!オイリーさの無いフレッシュな味わい!】
ワインというのはコンディションがとても大事だということは、皆さんも大いに意識されていることだと思いますが、それでもまだその程度なの?と思えるようなことが時折感じられてしまいます。
例えば、これだけ蒸し暑くなってきますと、noisy たちも当然ながらクール指定をしてお客様に発送するようにしていますし、お客様のクール指定が無い場合でも、
「このお客様の荷物は翌日の午前中着だからクール指定はしない方が良い」
などと、梱包の対外気温を考えつつ、個別に考えて対処しているのが普通です。店での保存環境や、配送業者の信頼度も有るかと思います。
しかしながらエージェントさんによっては、リーファーが使用できる地域であるにも関わらず、通常の宅配便を使用していたり、これだけ暑くなっているのに、
「料金は別になりますがクール指定はされますか?」
などと聞いてくる場合も有るようです。
そのようなエージェントさんとは出来るだけお付き合いしないのが noisy ですが、まあ、そのエージェントさんの扱っているワインを実際に飲んでみると、大体・・・判ります。そのワインに似合わない不要な温度感が積みあがっているんですね。
15年前ならいざ知らず、現状においてはそのようなコンディションでは、noisy
は扱いたく有りません。しかし残念ながら、イタリアワインのエージェントさんは、本当にコンディションの良いところが少ないんですね。
こう考えていただいたらどうでしょうか。まあ、このコラムでご紹介のサルタレッリという生産者は、ヴェルデッキオの造り手では5本指には必ず入るトップグループの質を持ちます。しかしながら、とても小規模なものでは有りません。それなりの生産量は有ります。
いいところ、1500円程度で売ることが可能なワインですが、このコラムの上部でエージェントさんについて書かせていただいた部分を当てはめてみるとどうでしょう?
コンディションを第一に考え、現地での味わいを再現できる状態で日本に持ってこようと考えるならば、ひとつひとつ問題点をクリアし、万難を廃して手を尽くすでしょう。
しかし、多くのエージェントさんは、
「たかが1500円程度のワインだから・・・」
と、考えているのかどうかは知りませんが、余分な温度感をしっかりとその1500円ワインに加算してくれるんですね。シャッキリとしてミネラリーで冷涼感も有るはずなのに、ウダウダした、ちょっと悪くなり掛けたフルーツ感だったり・・・酷い場合は、
「あらら・・・ミネラルが完全に壊れてるわ・・・」
なんて、すぐにわかる場合さえ有ります。
ですので、熟成香に近い香りがバッチリ出ている、とても若いヴィンテージのイタリアワインに出会う確率が高いのが今の日本の状況です。キッチリと輸入していただければ、それなりの生産者のワインは、それなりにピュアで美味しく飲める可能性が有るはずなんです。
このサルタレッリは、今なら自然派に属する造りでヴェルデッキオのみを生産している造り手です。もともとは小規模なものでしたが、今では70ヘクタール近い畑を所有しているようです。でもそれは、
「美味しいヴェルデッキオを造る」
と、評判になった結果としてついてきたものなんですね。
マルケのワインですから、ロエロ・アルネイスのような柑橘系の冷たいフレーヴァーでは無く、林檎、若目のグレープフルーツ、色の薄いオレンジなどがメインで、ドライ&ピュアなアロマが実に心地良いです。ボディは軽めですが、全体的にフレッシュな印象を残しつつ、酸っぱ過ぎない適度な酸のレベルでシャバく無い余韻です。ミネラル感も鈍く重いものでは無く、軽やかでキリリとしたものですから、夏にはピッタリのワインと言えるでしょう。コンディションもとても良いです。
久々にイタリア中部で、爽やかな白ワインをご紹介できるのがうれしいですね。是非とも飲んでみてください。蒸して暑い日本の夏にはピッタリです。お勧めします!
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