Noisy's Eye
Last update 2004/02/22
このページは noisy のおめめを通して、感じたことやどうしてかな、とか、まあ気が向くままに書いていこう..と思っているページです。殆ど愚痴のページになってしまう恐れが大です。noisy の屈折した内面に興味の無い方は、見ない方が精神衛生上良いと..思います。いい加減なページです。お腹立ちは..最もです..すみません。

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 このごろは数年前とは様変わりしてしまいました。..いや..ワインを取り巻く環境の話です。販売面でもインターネット環境の整備でインフラが整ったことが大きいですが、ワインが輸入されると右から左..です。数年前なら、エージェントさんも数ヴィンテージに渡る在庫を持っているのが当たり前でしたが..。noisy 自身、その環境にいるわけで、むしろそこで生きている訳ですから、同じようなことをやっていますしやってきました。
 情報は「あっ」という間に伝わりますので、人よりも少しでも早く売ろうとする訳ですね。まあ、その方が沢山販売できるのでしょう。別に何にも悪いことは有りません。noisy のようにマイペースでやっていると難しいのかもしれません。

 ただ問題は有ります。忙しいしテイスティングしている暇さえ無いのでしょうね。エージェントさんのセールスコピーをそっくりコピーして、若干データを付け加えて「一丁上がり」..。その結果、ほぼ同じ内容のページが沢山できあがる訳です。カップヌードルとほとんど変わらない状況です。

 また、noisy なら、「この出来・状態なら絶対売らない(売れない)」と思えるものでも平気で出てくるのが..不思議ですね。物の見事に揃ってあちこちで販売がスタートです。人はそれぞれ感覚は違いますが.ワイン・ファンが減らないことを..祈ります。
 徒然なるがままに書いていますので、更新状況が全く不明です。あまり気にしないでくださいね。

 さてさて、「ふっ」と気づいたことを書いておきたいと..。相当な数のワインをテイスティングしている noisy ですが、そのほとんどは「販売する目的」で、「美味しい・素晴らしいワインは無いかなあ..」というワイン屋として行っています。もっとも自分が楽しむつもりで飲む場合も有りますが、大半は前者です。

 当然ながら「陽の目を見ないワイン達」は沢山あり..その理由は、
「美味しくない」
「質が悪い」
「質に比較して高すぎる」
「良いけれども現在は扱うには危険度が大きい」
「論外」
という判断をしたものがほとんどです。ただし、「美味しいしコスト・パフォーマンスも有るし」と思ったところで、買えない、扱えないワインも有ります。

 この、扱わなかったワインのリストというものは存在しませんが、それが有ったらちょっと怖いですね。ん〜、刺されるかもしれない..まあ、冗談はともかく、飲んでいる、いや口にしている量を認識するのも怖い..感じがします。ほとんどをスピットしてしまいますので、どれだけの量のワインが飲まれないのか..とても怖いです。(なんだ、落ちはそこかよ!) 単に量の話で..中身のない話ですみません。
 久々の追加更新です。案外このアングラサイトのアングラなページを真剣に読んでくださっている方が多いのにびっくりしています..。もう、言いたい放題って感じですから ご関係者の方は気を悪くされないようにお願いいたしますね。

 おそらくですが、ワインの好きな方がレストランさんに行かれた場合、知らないワインを飲んでみたい、という要望があるんじゃないかな、と思います。それと共に、普段は簡単に飲めないようなワインを、(出来ることなら)お皿毎にマリアージュしてグラスで飲みたい..何て言うちょっと怖いことも考えているんじゃないかと..。

 これを実践していらっしゃるレストランの方も沢山有ると思います。ワインと食、そしてお客様を知ろうとしないと..もしくは持てる限りの力を注いでとにかく楽しんで貰おうと思ってないと出来ないですよね。自由にワインを選択して、そのワインでマリアージュする食を愉しむ..それも良いし、完全にお任せで、2〜3のお皿に合わせた美味しいワインが出てきたら、それも最高ですよね。選ぶ楽しみと選ばない楽しみ..でしょうか。

 最も、幾ら掛かってもいいというリッチな方は、どんなことでも出来ると思うんですが、我々庶民はなかなかそうはいかず、でもワインと食を存分に愉しみたい!という気持ちが強いんですよね。その当たり、どうかひとつご考慮戴いた上で、本日のメニューを作成していただけるととても嬉しいです..。ん?例を挙げろって?..うにゃ〜..おっと、もう、こんな時間だ..続きは明日にしよう..(^.^/~

ワイングラスって..レストランさんや飲み屋さんではとても重要ですよね..。
 誰でも自分が普段使っているワイングラスより、どう考えても優れないグラスを料飲店さんでサーブされたら..どうしますか?最もグラスワインを頼んで文句は言えないでしょうけれど、ボトルで頼んだワインのグラスが、どう考えても100円ショップのグラスだとしたら..興ざめも良い所ですよね。いかにお食事が美味しくて満足しても、次からはランチには行ってもワインを飲むシチュエーションでは選択肢に入ってこないと..思います。

 まあ、裏ページであるこのコラムは、余り知られていないようですので書いてしまいますが、
「ワインを出すならグラスをケチるな!」
と、言いたいですね。勿論、安くて良いグラスは沢山有ります。自身の目で確かめた、出来れば少し大きめのグラスも用意で有れば、なお良いでしょうね。若いワインをお出しする事がとても多いと思いますので..

 あと、
「シャンパンをワイングラスに入れないで..」
と、言いたいです..。まあ、こんなことは余り無いですが(エージェントから名前入りのグラスが貰える場合が有るので..)、どうやら人数分揃わなかったのか、安そうなワイングラスで出てきたりすると..ホント..駄目です..悲しいです。出来ればシャンパンに合わせて2形状有ると..もっと良いです..。そうは言いつつも、ちゃんと意味があってワイングラスを使用するのは良いですね。例えば若いヴィンテージシャンパーニュをどう飲ませるか..を考えて、わざわざ広目のモンラッシェグラスを出してみる..などと言うのは結果はどうあっても noisy にはとても素敵なトライだと思えます..。シャンパンを好きな方は意外に思われるかもしれませんがとても多くいらっしゃり、それぞれに思い入れや好みがあって大変だと思いますが、愉しんで貰おうと思う心はきっと伝わります。

 それに、
「白ワインが入っていたグラスに赤ワインを注がないで..せめてグラスを替えて..」
と、思います。
「出来ればワインが変わったらその度に合ったものに替えて欲しい..」

 大変ですよ、それは..。洗うことや破損の事、グラスの数量・置き場を考えたら、オーナーさんはとってもじゃないけれど、コストの掛かりすぎを気にされると思います。でもね、そこが本当に一番重要なんです。お客さんが自分の家で使用している普段飲みのワイングラスより格下を使用しているとすれば、絶対、二度と来ないと思いますよ..。ん?良いんです、noisy の所で買う必要など有りません。近くの懇意にされているお店から購入してください。NOISY'Sからはたまにワインでも買ってくれれば良いんです。食にとっても気を遣い、ワインも揃えているのにワインのお客様が来ない..と感じていらっしゃるのなら、グラスを検証してみましょう。

 本当の話です。耳が痛いでしょうけれど..再度..
「ワインを出すならグラスを揃えましょう..さすれば繁盛間違いなし!」...
でもね、ワインも勉強しなけりゃ駄目ですよ..。グラスには「**用のグラス」とは書いていないし、ワインにも**用のグラスを使用すべしとも記されていないですから..。それに、**用のグラス で、**のワインを出す場合でも、そのワイングラスが相応しいとは..限りません..。その当たりも重要ですね..。

「本来なら大振りの**グラスでお出しするところですが、こちらの**グラスが最も適していると思います」
と、お客様にお伝えしたら..きっと喜んでいただけるでしょう。ん?最もそれが正しく感じられればですが! でも、何度か同じシチュエーションが有るはずですので、覚えてしまいますよ、ね..。ん?うちのソムリエはそんなこと一言も言ったことないって?..おそらく色んな意味でとても怖くて..言えないんだと..思います。 noisy は関係ないので..§\(^.^)/ 皆さん、頑張りましょうね..ちゃんちゃん..
何と不完全なんでしょうね...
 どこが良くてあんな女(男)に惚れたのか..騙され続けて、それでもまだ許して貢いでしまう..。そんな演歌仕立ての演出にとても良く似た存在が..「ワインという不完全な食品」だと..思います。

 大体、リリースして25年も経たないと飲み頃じゃない、等と言うのは平均寿命・飲酒可能期間を考えたら
「ふざけんな!」
と、怒ってしまうのが正しい大人の言動です。それが普通です。

 それに、「ブッショネ」は有るし、「美味しくない・悪い・劣化したワイン」は山ほど出回っているし、その保証さえしてくれないのはどういうことなんでしょうね..。現代の他の食品では全く考えられないことを、当たり前になっているのがこのワインなんですね。

 ですから、ワインの世界に始めて踏み込んだ方など大変です。まあ、もっとも「美味しくない」とは感じても、「ブッショネ」は判らないでしょうけど..(^.^ 「ブッショネ」が出たから「リコール」などと自動車業界のようになったらそれこそ大変ですが...

 ところで、さいたま市の北外れの田舎ワイン屋である NOISY'S は、当然ながら店頭販売も行っていますので、「たまには」ご近所の方も、
「あそこん家の狂った息子が山のように積んでるワインという飲み物でも冷やかしに買ってみようか」
と、思うらしく、平日は惨憺たる来店客数の店にやって来ては、
                 (最近はお客さんの数より運送業者が来る数の方が多いらしいという笑えない噂..)

「ワインくれ..」「何も判らないから甘いの..」
と、宣うので、
「お幾ら位のが宜しいですか?」
と聞くと、
「少しくらい高くても良いよ」と言うので、3000〜5000円位かな?と勝手に判断して
「これは3,900円の**で〜」などと、話し出すと..
「高いのばっかりだね」
と、仰るので、 だから幾らくらいって聞いてんじゃん..と思いながら待っていると、思い詰め、意を決したように、
「じゃあ、2000円」

 2000円が高いか安いかはまた別の機会に話すとして、まあ、そんな感じです。ドイツワインの単一畑のシュペートを見せ、それでよい事になったのですが、
「これを開けるのをくれ!」
と、どうやらソムリエナイフは「ただ」で貰える、と思いこんでいるようなので、
「これは、約千円位のものです」
と、プルタップスを説明し始めると今度は、
「ああ、これは向かいの100円ショップでも売ってる奴ね」
と、宣うので。
「いや、あれは中国製の偽物でスクリューの部分が全く違うんですよ...」
と説明し始めても全然聞く耳を持っていないようなので..もう諦めました..。
「ワインを置いて帰れ!」と言いたくなりましたが..とまあ、冗談のようですが本当の話です。まあ、これじゃスーパーで買っても、ディスカウントショップやGMSでついでに買っても、品質・管理の違いなどに全く頭は行かないんだろうな..と、情けなく成りました。そしてきっと、ディスカウントのドイツワインと比べて、
「あそこは高い」
ということに成るのでしょう。
「一緒にしてくれるな」とこちらが思ったところで全く聞く気がないし、判断材料は自分の目と勘違いだらけの知識なのですから、これはもう、どうにも成りません..。「思いこまずにちゃんと聞けばいいのに..」と思うこと しきり です..。
「美味しいワインに限らず、良いもの・感動するものにはこの先もきっと出会えない人なんだろうなあ..」

 ちゃんと説明して理解し、聞いてくださるお客様に買って貰いたい、そして意見を返して欲しい..そう常々思って今まで頑張ってきました。それが実りつつあると思っています。が、お膝元がこれじゃ、ねえ..などとも思います。何しろ、ワインは有る意味「不完全な食品」で有るわけだし、それを理解しないととんでもないことになってる訳ですから..。未だに赤ワインを「冷たい冷蔵庫で完全に冷やし、コップに氷を入れてサービスしている飲み屋さん」など幾らでも有るんですから..。(noisy は、そんなところには売りませんよ..)

 話を全然聞こうとしないお客様と不完全な食品(である可能性がある)を普通に販売しているワイン屋の間の谷間は、いつか埋まるのだろうか..と考えてしまいますね。もっともそれが嫌でネットを始めた..一面も有る、と思いますが..。不完全なのはワインだけ..じゃ無くて、ワイン屋も..お客様も..ですね。もし不完全で有った場合は、ディスカウントどうこう、偉そうなことを言ってる場合じゃないんですよね、ホントは..。少しずつ良い状況に向けて、頑張って埋めていくしか無いですね..。

どっちのワインを選びますか?
 例えば30年ほど経ったオールド・ボルドーが2本..。どちらも同じシャトーの同年代。エチケットは少し汚れ、風化の具合もほぼ同様..。殆ど同じで、見た感じ全くのノン・リコルクで最初のリリース時のものと見受けられる..。液量の減り具合も一緒で色合いも同様に見える..。
 しかし、外観が一点だけ違う..。1本はごく普通なのだが、もう1本はコルクの頭が凹んでいる..約2mm、いや3mmかもしれない。
 さあ、どうしても欲しい場合、どちらのボトルを選択しますか?

 「少しでもラベルが綺麗な方が良い!」
というようなとっても楽天的な考え方(ショッピングモールの話じゃないですよ)は、この際置いておくとして、コルクが引き込まれている方とそうでは無い方、との括り方では、おそらく殆どのかたが
「コルクの引き込まれていない方」
を選択すると思います。でも、ホントにそれで良いのでしょうか..

 様々な状況が考えられますので、全てに当てはまるとは言えませんし、途方もなく間違っている可能性さえ有ります。また、このような考え方を強制するものでも有りません。が、まあ、こんな考え方も有るんだな..ということで聞いてみてください...。

 30年間、リコルクも無しで、ずっとそのまま置かれていた..とするならば、液量も当然減っているはずです。前提としてそれを書いてあります。その減り具合も一緒で、コルクの位置のみ違うものが存在するならば...
「コルクが瓶の口で止まっているワインは..そうでないものに比べ多くの外気を引き込んでしまった可能性が有る」
「もうすでにコルクの役目をほとんど果たせない状況にある」
とは考えられないでしょうか?

 ワインの減った分はどこに行ったのでしょうか。長い時間を掛け、水蒸気としてコルク・コルクと瓶の僅かな隙間を通って、外に出ていった..と考えられます。もし、コルクがちゃんとその責務を果たしたとすれば..ワインが減った分(より僅かに少ない分)内側に入って当然..とは考えられないでしょうか。もし、コルクが引き込まれなかったので有れば、そこに入ったのは何でしょうか..恐ろしいですね、悲しいですね、泣いちゃいますね..考えたくありませんね..。

 有る意味とても極端で大袈裟な話をしている訳ですので、余り深く考えたくない方はそのまま聞き逃がす、というか..そうしてください。頭脳明晰なワインラヴァー様方が noisy に誤魔化されずに良〜く考えてみれば、ワインは何らかの機会にほんの少しずつ外の酸素を取り込み、還元状態にあったワインがまた、緩やかな酸化をして行く..その繰り返しがワインの熟成過程のひとつでもある訳です。酸素に触れない還元熟成が基本だとしても、何も恐れることは無いのかもしれません。コルクが内側に入っていることでさえ、どこかの誰かがお茶目に「くいっ」とコルクの頭を押したのかもしれません。(うにゃ〜、そんなんすんな〜!出入り禁止〜!)もしくは凹んだコルクのワインはその1本のみ何らかの理由で冷えた可能性さえ否定できません。さらには、どちらも同じ環境で育ったとするならば、どちらも同様に冷えたのかもしれないのです..

 結論から言えば、
「両方飲んでみなけりゃどっちがどうだか判らない」「飲んで旨けりゃどっちでもいい」「飲んで不味けりゃわいん屋を恨め」
と言うことに成るのでしょう。そして経験を積んで行くと、
「ん〜、ちょっと色の照りが悪いなあ」とか
「黒味の入った赤は危険だ」とか
「古いワインのコルクは少しくらい凹んでて当然なんよ」
などといい加減な理由を並べ立てて周りの人間を煙に巻くのです。ん?そりゃ偉そうにくどくど書いてるお前だろって? .. す、すんずれいすますた!
ワインの移動って難しいですよね。
 そもそもワインの劣化は、造られた場所にセラーが有って、そこに有る限りは劣化などは起こりようは無いはずです。最も、ワイン自体に問題があった場合は別です。

 最近は、ワイン流通に携わった先達の努力の甲斐あって、10年前に比べれば格段の進歩をしたと言えるでしょう。ただし、幾ばくかのインポーターさん、エージェントさん、中間業者に問題が有ることは判っています。
 ワインは、生産者−−>集荷場−−>保税倉庫−−>船積み−−>荷下ろし−−>保税倉庫−−>エージェント契約倉庫−−>ワインショップ -->消費者 というような経路を辿りますが、実際にはこんなに簡単では有りません。また、航空便も似たような経緯を辿りますが、全ての経路で完全な状況に置かれなければ成りません。これには、莫大な熱意の積み重ねが必要になります。どこかで、
「ちょっと位良いだろう..」
という気持ちが、ワインの劣化を生みます。ただ、ここで言いたいのはこのレベルのことではなく、エージェント契約倉庫−−>ワインショップ−−>消費者の段階です。それ以前の問題は、我々が協力して話し合いさらに良くしていくのみです。

 ワインショップで熱劣化..というのはあんまり考えたくないですね。どこでもありえ無い、と信じています。ただし問題は、この移動経路にかなりの比重が有ると思っています。

 クール便の普及で、生ものの流通に革命が起こりました。その昔、ヤマト運輸は3温度帯でクール便を動かしていましたが、色々と問題が有ったようです。冷凍、5度、15度(だったと思う)の3温度で、ワインの流通には、本当は15度位がベストなんですね。ところが現在は 冷凍・5度 の2温度帯です。ですのでワインの場合には、クール便を使用すると摂氏5度の配送に成るわけです..。

 何でもかんでも「クール指定」される方もいらっしゃいますが、これはちょっと問題です。状況によっては冷えすぎる可能性大です..。「低温劣化」は、何故か余り叫ばれませんが、高温劣化よりこの方がよっぽど深刻です。2日間も5度以下にされたり、しかも温度変化が急なものなら、とっても危険です。安いワインでやってみてください。酸が尖りフレーヴァーは飛んで全く美味しくないですよ..。

 noisy は出来るだけ温度変化が急に起きないような、または起きてもワインに伝わるまでに時間が掛かるような梱包を心がけていますが、問題は、エージェント契約倉庫−−>ショップ のルートで最も多く起きます。noisy の店は、リーファーシステムが運用されている最も遠い所にありますので、最近はかなりの部分それを使用して配送されます。ところがエージェントさんの倉庫は関東にのみ存在するわけではありませんので問題が起こる可能性が有ります。あまり気を遣わないエージェントさんは、わざわざクール便で定休日前に出荷してくれて、2日間も高級ワインを、もろに温度変化のしやすい単なる段ボールに入れたまま「きっちり冷やして」くれます。
 そんな場合は受け取りを拒否しますが、本当に悲しくなりますね。何考えてるのか..仮にリーファーで内部の数量を限定し海外から大事に運んできても何の役にも立ちません。そして、雷を落とします。「何やってんだ!」

 大体、そのようなことでは、「保税倉庫−−>契約倉庫」の部分でもどうなっているのか信用がおけません。もし、ワインの特性を全く理解せずに輸入販売しているとすれば、その前の段階の「集荷・出荷」からおかしな事に成っている可能性すら有ります。リーファーを使用していても港湾で電源が入ってないことさえ考えられます。そうなるとそのワインは..そんなもの買わされたら..適いませんよね。
 脱線しますが、そう、コルクの話です。
 いや、コルクって、ホント愛しいですよね。偉いと思いますよ..。特に少し凹んでいるコルクなどを見ると、「偉い!」と言ってやりたくなります。ん?おかしいんじゃないの?って?..
 凹んでいる理由は、
1.冷えた場合
2.何らかのショックを受けた場合
3.圧力が掛かった場合(気圧、人為的なもの)
4.とても古いワインで減った分、自然に中に入ったもの
などが有ります。ワインは流通して始めて人の口に入ります。その全ての段階で完全を期すのが最も重要で、口を酸っぱくして
「もっと良い状態へ努力してくれ」という事を苦言しています。が、全てのワインは、結局はどのような状態置かれたかを知ることが出来ません。ただしここら辺は、普段からテイスティングしていれば、この経路はこうである..と、有る程度理解することが出来ます。

 もし、ワインが冷えた場合(高温劣化は問題外です)、コルクはどうなるでしょう..。コルクがちゃんと仕事をすれば、液体と気体の収縮量分(より若干少な目に)、内側に引き込まれます。ただし、コルクが内側に入って無い場合..恐ろしいですね、考えたく有りませんね、高温劣化どころの騒ぎじゃないですよね..。(高温劣化も色々有ります。長い時間を掛けて有る程度高い温度に達したもの、短時間に熱が入ったもの、その中間..とそれぞれ状況は変わってくると思います。それについてはまたいずれ..)中に引き込まれた空気(コルクが動かなければ間違いなく入りますよね)には酸素が含まれ、酸化防止剤も少なくする傾向にある昨今は、一気に酸化してしまいます。残存のSO2の量は、基本的には輸入時に調べられますし、殆どが分解してしまっています。コルクを一度抜いて元に戻したのとほぼ同様に成るわけですね。ちなみに、「リコルク」の作業時は少量のSO2を添加するのが普通です。まあ、ワインのコルクは有る意味、旅をしている訳ですね。そしてちゃんと仕事をすると動く..と考えられます。もっとも、一度内に入ってまたもとに戻った場合に、それを検証することは..なかなか難しいですが..。

 それにどこかのページで書いたと思うのですが、30年代のボンヌ=マールを開けたときのことです。殆どコルクの役目をしていない、外気とほぼ「つーかー」になっている、コルクが有るのに官能的な香りが漂うボトルでした。この、ほぼ石化したコルクのミイラを何とか抜いて味わったのですが、実に印象的で..!いや、旨かったとは言いませんが..世の中不思議なことがあるものですね。人間の理解を超えています。どこに書いたか覚えていませんが、捜してみて..そりゃあ無理か..!

 もっと脱線しちゃいますが、まあ、ドライ・コンテナを使用していることを公言している所も有ります。言い訳は決まってこうです。
「喫水線以下にコンテナを積むのでリーファーより温度は安定しています」

 まあ、まず有り得ません。飲んでみればすぐに判ります。完全高温劣化してます..タンニンはほぼ壊れ、酸は尖って散らばり、味わいは平坦なのに舌触りはごつごつ....問題外です。
 良くショップで熱に当たったんじゃないか、などと言われていますが、ワインを理解し愛しているショップさんで有れば、そんなことは絶対ないと思うんですよ..。ただし、移動中はどうか..。エージェントから入ってくるとき、またはお客様にお渡しするとき..。急な温度変化が起きないような状況にしておくことが重要ですよね。ん?冬場に段ボールにストンと裸で入ったままクール便でル・モンラッシェのオールドが届いた..?...怖くて何も言えません..
ワイン自体の事では有りませんが..
 レアものワインの流通となると大協奏曲(恐か驚か..)を奏でるのは言うまでも有りません。たった150〜500本のワインを世界中で奪い合うのですから..。当然ながら正規輸入は有ったとしても微々たるものですので、そういったものは闇から闇へ..入ってしまうのでしょう。noisy の所でも、たまたま入った正規のレアものを、何かの縁で雑誌にでも出ようものならさあ大変..。電話は入るわFAXは流れる..。相手が忙しかろうと無かろうとお構いなしに、しかも名乗りもせず喧嘩腰で話し続ける人もいらっしゃる..。最後には「もう結構です」と、がちゃんと一方的に電話を切る..。何がもう結構なのか、ちっとも判らない..。
 大体、そんなに少ないワインがいつまでも有るわけがないのを知ってか知らずか..有ると思って電話をされるのでしょうが、最低限、どこの誰だか名乗ってから、お時間を少し戴けますか?とか..ねえ..。
「雑誌を見て電話してるんですが、**は有るんですか?」
「どうしてないんですか?ウソだったんですか?」
と、傍若無人な物言いをしたあげく、上記の「もう結構です」と一方的に電話を切られたのでは適いませんよ..ね。

 最もそのような方には、仮に持っていたとしても販売するわけなど無く..もしかしたらどこかのご同業の嫌がらせかと考えたりもして..。本当に欲しいのなら誠意を持って、信頼のおける懇意のショップさんとお付き合いすれば良いのに、あちこちに電話しまくり、挙げ句の果てに勝手にキレてわめき散らされたのでは良い迷惑です。まあ、ショップさんとしても、レアものだけ、それも最高のものだけを出来るだけ安く欲しい、などと言われても嫌われるだけだと思いますが..。おそらくどこでも邪険にされるので、そのような振る舞いになってしまうんでしょう。

 ワインを取り巻く環境はホント自由な世界ですし、何をやっても構わない、許されると勘違いされているのかもしれません。客なんだから当然だ、客は偉いと宣う方とはやっぱり疎遠に成らざるを得ません。やはり、お互いのことを考えて、理解して始めてワインもその務めを果たせる..と思います。そもそも「愉しい・美味しい・理解を求め合う」お酒なんですよね。その愉しく美味しいワインをそうじゃないものに変質させるのは、何も考えずにただ我欲のままに振る舞うことでしょう。ワイン屋がただ欲だけのためにやっている商売だとすれば、その方の販売しているワインにももろに現れると思っています。顔の見えないインターネットの商売だからこそ、誠意を持ってお付き合いしたいなあ..と思います。最近は、「**の**です。いつもお世話になります!」と、ひょんな所でお客様と出会うことも多くなりました。どこかでお会いしたら、お声掛け下さいね。愚痴ばっかりですんまっそん!
 まあ、何と言いましょうか..、ワインを販売する立場から言って、
「何でこんなん売れへんのやろ..」(関西の人では有りませんので..ちょっと言い回しが変?)
ととても不思議に思うことが有ります。

 ワインにも大別して3タイプがありますが..。レアものとデイリー系、レアものじゃないけどとっても美味しい..というものですね。
 レアなワインでちょっとばかし高いけど、絶対旨いし、実は価格も高くない..とか、こんなに安くてとっても美味しいデイリーなのに..とか..とても不思議です。

 新着メンバー様へのご案内で無くなってしまうワインも沢山(それこそ50%以上は確実に..)有るんですが、こんなに美味しいよ..と声を大にして(は、言っていないのだが)いても、タイミングや文才の無さからでしょうか..売れないんですね〜。

 こんなことばかり書いていると単なる愚痴..になってしまいますが、例えば大きな声では言えないが(だから言ってないでしょ..)、フェ*レ の コ**ン=シャ**マ*** とか..。まあ、確かに絶対価格は高いんですが、品物は無いし、実は安いし、溢れんばかりのエレガンスを湛えた金色の液体を口にしたときの喜びっていったらホント汗かいちゃいますよね〜..。このワインだけで単独のAOCをあげたいくらいですが..(おっと..やばいぞ..)。まあ、このページを見る人はそんなにいないだろうから..まあ、やばそうだったら、さっさと消しちゃいましょう..(^_^;;

 それにボ**・*ル・ティ*オのセレ***ーネ なんて..実はもんの凄いワインなのに、ガンベロで下位のワインがトレでセレ***ーネ が ドゥエ というのに誤魔化されちゃうのでしょうか..。5年経ったら凄いことになってると思いますが..売れないんですね〜、これが..。もっとも、勘違いされそうなので余り売る気も無かったのは事実なんですが.. 実際、現状では樽が強すぎるんですね。でもこれだけの潜在的な葡萄の力が有れば、樽の掛け方はちょうど釣り合ってるんですね〜..。

 ということで、伏せ字の部分はちょっと難しいですか..。今日はこんなところで..失礼しますね。

P.S .等と言いながら反省もしてるんですね..。やっぱり説明が上手く行ってないんでしょうね。すみませんでした〜。
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