■□ Alfiero Boffa □■
アルフィエロ ボッファ |
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● 今回イタリアのトップは、自然派のバルベーラ・ダスティのご紹介です。さすがにPKさんも知らないだろう..と思ってアドヴォケイトを調べましたら..1990年ものをそれなりにきちんと評価していました。ちょっと見直した..noisy
でした。
3アイテムのご紹介ですが、それぞれタイプは違うものの、
「実に美しい果実味がたっぷりある」
「自然派ながら、ビオを臭わせない」
「長く心地よい余韻が長い」
のは共通項です。
また、バルベーラという品種は、若干品温が低くてもしっかり出来ていれば味わいが沈まない利点が有りますので、この寒〜い季節に ぴったんこ なんですね。考えてもみてください。セラーに入っていればそれなりの温度ですが、それでも部屋の温度を上げて馴染ませないとボルドータイプはキツイですよね。しかも、誰もいなかった部屋に置きっぱなしのワインなら..かなり品温が下がっています。美味しいはずのワインも、もしかしたら温度が低下しすぎた状態で飲んでいることが多いはずです。
エージェントさんより
「バルベーラにこだわり、土地の個性にこだわる」
イタリア・ピエモンテ州。アスティの南東に位置する、サン マルツァーノ オリヴェートに、ボッファのカンティーナはあります。 当主のアルフィエロ
ボッファ氏は、60歳手前の非常に上品なイタリア紳士です。この生産者の不思議な点は、25ヘクタールほどの畑を所有し、立派なカンティーナでワインを造る、どう見ても「どこにでもある中規模の生産者」でありながら、彼の造るワインは、自然と身体にしみ込むような、まさに「自然派ワイン」の感覚を味わうことが出来たのです。
その理由は、ボッファ氏とともに畑を見に行って分かりました。彼の畑はどこも雑草だらけで、遠めに見ればまったく手入れをしていない畑のように見えます。しかし、その中に足を踏み入れると、生き生きとした土壌がありました。
彼のワインの特徴はバルベーラをクリュごとに瓶詰めし、その畑ごとに野生酵母で発酵させることによって、土地の個性を最大限に表現することにこだわっています。また、生産性の高いクローン選定を目指す今の風潮に逆らって、昔ながらの土着のクローンを守ることを大切にしてきました。ブドウも収量をおさえ、完熟した健全なブドウのみを厳しく選果しており、亜硫酸の使用も瓶詰め時に10mg/l以下を添加するのみで、これも野生酵母を最大限に活かすためです。
日本初入荷でイタリアでも無名の生産者ですが、昔ながらの農業と醸造を守り、有機農法だとか無添加を売り文句にもしない、非常に地味でまじめなつくり手であることは、ワインを飲んでいただければご理解いただけると思います。 |
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| ●2001Barbera d'Asti Storico |
| 2001 バルベーラ・ダスティ ストリコ |
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【バルベーラ新世紀の始まり!若く美しい果実味が ぶりぶり しています。一押しです..】
これは素晴らしいバルベーラ・ダスティです。バルベーラ・ダスティと言えば
Noisy's では、すでにトリンケロをご紹介しています。またかなりの売れ行きを見せています。
トリンケロは、透明な果実感に徐々にふくれるボディ、ゆったりとした時間の中を漂う旅行者のような気分にさせてくれました。アルフィエロ・ボッファの「ストリコ」は..
「トップレベルに若く美しい果実味が赤紫に染まり、しかも口中をぴったり埋め尽くして」なだらかに消えてゆきます。ピュアな果実味は特筆すべきでしょう。しかも完全にドライながら、その充実しているが故に赤紫の果実味が「微細に表現力を持った甘み」さえ感じさせてくれます。
さらに、「かなり高いレベルの石灰系ミネラルの塩っぽさ」と前述の甘みが絶妙の余韻を見せてくれるんですね。バルベーラ好きの
noisy は (何でも好きなんだから..)、かなり気に入ってしまいました。これはかなりポイント高いです。
この季節はワインと人間は冷え切っての対峙のシュチュエーションが多くなりがちですが、そんな時でもバルベーラのワインは暖かく迎えてくれます。しかもボッファは決して(酸で)尖ったりばらけたりして泣かされることなど無く、マリアージュで
「絶対これとは全く合わない!」などとも感じる危険性が少ないです。寒い時期は白ワインに逃げるのも一つの手ですが(今回は何しろ白ワインが滅茶苦茶多い..)、さすがに毎日
白 ばかりでは..飽きてしまいますよね。
と言うわけで、デイリーの一押しは 「ボッファのストリコ」です。もしご予算が有ったら..下の2アイテムも考慮に入れてください。今回のボッファはどのワインもとても美味しいです。皆さんにお勧めいたします。
エージェントさんより..
Storicoは畑名ではなく、各クリュから若い樹のブドウなどを集めて、早飲みタイプに仕上げたキュヴェの名前です。エキスが濃く自然な味わいで、気軽に楽しめるワインです。 |
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| ●2000Barbera d'Asti Superiore "Vigna Muntrive" |
| 2000 バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ "ヴィーニャ・ムントリヴェ" |
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【バルベーラ新世紀の始まり!美しい果実味に熟した精妙さをプラス!この先も成長をし続ける力..】
これも素晴らしいバルベーラ・ダスティです。ストリコとの比較になりますが、表情が複雑な上、かなり豊かになってゆきます。味わいのベースは一緒ですが、葡萄の持つポテンシャルがワンランク上で、しかも熟しつつ有る旨さを身につけています。
この「ムントリヴェ」という言葉は 「オリーブの山」という事らしいですが、おそらく周りにオリーブが沢山植わっているのでしょう。(一度オリーブを植えると100年は葡萄に植え替えられないと..聞いたことが有ります。)
フランス的に言えばヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)ですよね。樹齢70年 の古木から、凝縮感の有る見事にピュアなフレーヴァーが、熟成による複雑な表情を見せ始めている..そんな微妙なニュアンスが、とても素晴らしいです。ちょっとピノっぽい感じが心をくすぐられます...
一見すると「ストリコ」で充分旨いので..素直に「ストリコ」を選べば良い..訳ですが、ムントリヴェが持つ可憐さやポテンシャルの高さからくる旨さは、なかなか言葉で表すのが難しいです。ブルゴーニュのピノ的よ..だけでは伝わりませんよね。言ってみれば、(知らない方には伝わらないのでしょうが..)
ムントリヴェ --> ブライダのブリック・デルッチェローネのようなタイプです。こちらはとてもしっかりしたワインですが、可憐なムントリヴェと妙に似た印象を受けました。
ところで ウッチェローネ は高嶺の花になってしまいましたが、それを彷彿とさせる味わいのバランスです。是非とも3アイテムの比較をして欲しいと..思います。お薦めです。
エージェントさんより..
Muntrive=オリーブの山という意味のピエモンテ方言だそうです。標高:300メートル、畑の面積:2ヘクタール、樹齢:70年。セメントタンクで発酵、700リットルのトノーで1年熟成(一部新樽使用)南東向きの畑で、タンニンがしっかりしていて、腰の強い長熟タイプのワインが出来ます。
舌触りはなめらかですが果実味は非常に濃く、余韻が長いのが特徴です。色にはやや熟成感があり、抜栓後30分ほどでグッと凝縮感が増し、健全に熟したブドウを感じさせる甘味がじんわりと出てきます。 |
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| ●2001Barbera d'Asti Superiore "la Riva" |
| 2001 バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ "ラ・リヴァ" |
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【バルベーラ新世紀の始まり!美しさを強調した造りです!】
これも本当に素晴らしいバルベーラ・ダスティです。こちらは、
ラ・リヴァ --> ブライダのアイ・スーマ タイプ
だと認識しています。(この下にもアイ・スーマ’00 が有りますので..ご覧くださいね)
何しろ全てが 「美しい」です。バルベーラにしては酸は若干弱く感じますが、それは口に入れた時の優しさに現れています。ハイエンドに延びてゆくミネラルにぴっちり詰まった美しい紫の果実味が乗り、ジューシーな旨みが口中に残存、長い余韻を形成してゆきます。まるで紫のイブニングドレスを纏った若き美形の乙女が、ゆったりしたステップを踏みながら一人でダンスしているのを遠くで見つめているような..そんな気分にさせてくれます。
まあ、余りにべた褒めするのは性に合わない..というか、気が引けるのですが、イタリアワインファンならずとも、きっと気に入っていただけると思います。
「ブルゴーニュ・ピノを飲みたいけど、余りに高すぎて買えないし..」
というあなた..。かなりの確率で気に入っていただけるでしょう。3千円しないワインですが、倍ほど出してもこれより美味しくないのは沢山有るでしょう。是非とも、
「コストパフォーマンス抜群の美しい ストリコ」
「美しさの、時間の彼方への挑戦 ムントリヴェ」
「磨き上げた美しさを楽しむべき ラ・リヴァ」
を、お楽しみください。
あ、エチケッタの途中に 「NIZZA」と有りますが、これは ニースのイタリア語でもあるそうです。アスティにある集落の名前だそうで..。関係あるのでしょうか。ワインって..こんなところが難しくも面白いですね。
エージェントさんより..
標高:300メートル、畑の面積:3ヘクタール、樹齢:75年。落ち着いた香り、熟した甘味と濃厚かつ奥行きのある味わいで、バルベーラを飲んでいることを忘れてしまう、1クラス上の味わいです。セメントタンクで発酵、500リットルのトノーで20ヶ月の熟成です。(一部新樽使用) |
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