イタリア■□ Marengo □■ピエモンテ
マレンゴ |
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●さて、マルク・デ・グラツィア・セレクションから、若干ですが柔らかくなりはじめた素敵なバローロの造り手をご紹介しましょう。
かのエリオ・アルターレをして、
「マリオのブルナーテの畑は最高だ」
と、言わしめるネッビオーロです。
また、「クリュ・ブルナーテ」は持っている造り手がごく僅かです。ラ・モッラ地区とバローロ地区にまたがる実に秀逸なクリュで、飲み頃に成るまでにはかなりの時間を必要とします。 |
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| ●2002Nebbiolo d'Alba Valmaggiore |
| ネッビオーロ・ダルバ ヴァルマッジョーレ |
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【これも素晴らしいネッビオーロです! 】
マルク・デ・グラツィア氏来日パーティーの話をしましたが、やっぱりその時に飲んで気に入ったのがこのネッビオーロ・ダルバでした。
ちょうど、マルク氏がベラベラと英語で喋り捲っていたとき、noisy は一人でこのマレンゴと格闘していました。伸びやかな、まるで熟した夕張メロンのようなエステリックなブケに、ノックダウンされていたんです。
ちょうど、エリオ・アルターレの話になっていて、マルク氏がやたらとアルターレのバルベーラ・ダルバのことを、
「大したこと無いよ」
と言っているので、彼のバルベーラが大好きなだけにちょっとカチンときた noisy
は、
「ノー、ノー、グレート・ワイン!」
と、確信犯的に否定的な言葉をぶつけると、
「ネッビオーロはグレートだがバルベーラはシンプルだ!」
とおっしゃるので、まあ、あんまり続けても場がしらけるので、
「素晴らしい造り手が造るシンプルなワインだね」
と、言って場をおさめました..。
アルターレのバルベーラ・ダルバは確かにシンプルですが、意外に深遠な部分があり、いつも旨いよな〜と思っています。まともに英語も話せないのに、変なところにチョッカイを入れてしまう..ホント天邪鬼です。
思いっきり脱線しましたが、そんなやり取りの最中、とても気に入って飲んでいたのがこのヴァルマッジョーレです。
上記にも書きましたが、「夕張メロン」のような揮発系の香り、バローロチックなキノコや腐葉土。2002年のネッビオーロ
とは思えないような出来栄えでした。
飲まれるタイミングによっては、やや硬くなっている可能性もありますので、15分ほど経っても開かないようでしたら、とりあえず一度栓をして、数後日改めてお楽しみ下さい。かえってその方が美味しくいただけるはずです。開いたら凄いですよ!何せ夕張メロンですから..それにトリュフ的なスパイスが..あの香りは、94年のピニョーロ/ジロラモ・ドリゴ以来、久しぶりに嗅ぎました。何となくエロティックでも有り、心を惹きつけられると思います。ヴィンテージを忘れてくださいね。暖かい季節ならそんなに時間は掛からないはずなので、何とか開くまで我慢してくださいね!3千円台でこれなら超お奨めです!
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| ●1998Barolo Brunate |
| 1998 バローロ・ブルナーテ |
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【びっくり価格で登場!業界最安値更新に違いない...って..言うじゃない?】
質が良いのは間違い無い..が、飲み時が問題になる、グレートなワインです。ちょっと下のタンザーさんのレヴューをご覧ください。2つ続けて書いてありますが、出された時期が違います。英文を読むのが面倒な方は、ポイントだけでも見てください。
1998 Mario Marengo Barolo Brunate
Good deep red. Musky, perfumed aromas of redcurrant,
cherry, raspberry and espresso; complex and enticing. Then quite backward in the
mouth and currently hiding its texture and sweetness. But already offers lovely
rose petal perfume and appears to be sucking up the oak element more quickly
than the '97. Quite unevolved and hard to assess today. 90-94
points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Nov/Dec '00 より抜粋
($60) Medium-deep red. Musky aromas of sweet red
berries, dried rose and coffee grounds. Sweetly floral in the mouth, with
slightly tart-edged but refreshing flavors of cranberry and blood orange. As
much like young Burgundy as Barolo. Already offers compelling inner-mouth
perfume. (Marc de Grazia; numerous importers) 89 points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Nov/Dec '02 より抜粋 |
どうでしょう?2000年には 90−94と評価していましたが、2002年には
89 とダウン提示です。タンザーさんは有る意味、とても正直だと思いますが、バローロを良くは知らないんじゃないかと思います。
2000年のレヴューはおそらく樽からの試飲ですね。まだリリースされていないはずですから当然です。そして2002年はリリース直後ですね。そこから想像するに..樽からの膨大なフレーヴァーを過大に評価した..もしくは、瓶詰めされて固くなったバローロを過小評価した..のどちらかです。
実際、若い時期にバローロの評価をするのは実に困難でテイスター泣かせです。これは、クレリコのペルクリスティーナのご紹介欄にも書いたはずですが、ちょっとやそっとでは、バローロの偉大なクリュの理解など出来はしないと..勝手に思っています。知りたければ古いバローロを飲むべし!71年を、61年を飲んでから評価せよ..と言いたいですね。
まあ、ペルクリスティーナほどの滅茶苦茶な凝縮感は無いですが、あと3〜5年経ったら..結構開きますし、官能的な香りに「くらくら」することは間違い有りません。また、20年間は充分に成長するはずです。とても安いお買い物かな?と..思います。
現在は幾分柔らかくなったとは言え、まだまだ要素の95%が黙りこくっています。ただし、ワインラヴァーとすれば、固い状態のバローロも知らないといけません..。是非とも飲んでみて、何とか開かせよう、要素を探し出そうと..努力してみてください。抜栓して2週間後に、酸化臭の隙間から、世にも香しき官能的な香りが感じられるかもしれません。
最高に美味しい状態で飲みたい人にはとてもお勧めできません。最低でも80%の要素は閉じているのを理解して..お楽しみください。
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