フランス ■□ Domaine et Maison Meo-Camuzet □■ ブルゴーニュ
ドメーヌ エ メゾン メオ=カミュゼ |
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● メオ=カミュゼです。どうなんでしょうね、皆さんのメオ=カミュゼの印象というのは・・・。noisy
にとっては、
「もう飲めるワインじゃ無くなった」
という一時期の印象から、
「ん?何とかテイスティングできるじゃん・・・」
みたいな雰囲気に変化しています。
「飲める」
というのは、美味しい美味しくないに関わらず、我々にとってはまず、
「買える」
ことが大前提にある訳です。
そして、そのワインが、しっかりしたポテンシャルを持っていること・・・というよりも、自身で納得できるコンディションであり、味わいであるということが求められます。
その上で、
「ある程度の量がいただける」
からこそ、「飲める」ということになってきます。仕入れられなければ、ご紹介することさえ出来ない訳です。
まあ、色々と有りまして、本当は気になって仕方が無い造り手なのに、ある程度の距離を持っていたのも事実です。買えないし高いし飲めないし・・・、ある意味、飲む必要性を感じない造り手、という自身の意識だったのかもしれません。
とは言え、相変わらず日本の正規ものには縁が無く、イギリスの正規ものや、ブローカーものでは有りますがある程度リーズナブルに入手できたので、量の確保できた部分は「飲めました」。ピノ・ノアール・ファンには、頭のどこかから、完全には消し去れない造り手ですし、はまった時の素晴らしさは言葉には出来ないほどのものがあると思います。
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| ●1996Vosne-Romanee |
| ヴォーヌ=ロマネ |
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微妙な汚れ、滲みが有ります。
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| ●1998Vosne-Romanee 1er Cru Aux Brulees |
| ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・オ・ブリュレ |
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微妙な汚れ、滲みが有ります。
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| ●2004Vosne-Romanee |
| ヴォーヌ=ロマネ |
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| ●2004Vosne-Romanee 1er Cru Aux Brulees |
| ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ・オ・ブリュレ |
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| ●2004Chambolle-Musigny 1er Cru les Feusselottes |
| シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・フュスロット |
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【とは言え、フィサンしか飲んでいないが・・・ 】
偉そうには言っても今のところフィサンしか飲めていませんし、いつの間にか売れてしまって減っているのが現状で、この先はそうそう飲めそうも有りません。
リアルでは、編集長の、
「もう取り上げるには値しない」
みたいな烙印を押されてしまっています。ある意味、ピノ・ファンの、強烈な愛情の裏返し的な部分ではあると感じます。偉大なブルゴーニュの生産者の立ち位置にいながら(と、思う)、
「なんなのよ、その振る舞いと仕上がりは・・・」
みたいな怒りが有るんだと思います。ちょっと鼻が伸び過ぎたピノキオ状態・・・と受け取られたのでしょう。
ブルゴーニュの神様のすぐ傍に居た、家族ぐるみの付き合いだったと言える、他の造り手たちは、一体どんな気持ちを持っていたのでしょうか。アンリ・ジャイエの造るワインに啓発され、神様に追いつきたい、何とか自分を旨く表現したい、でも超えられない、というジレンマに陥ってしまうのでしょう。ジャン・ニコラ・メオに留まらず、跡継ぎのエマニュエル・ルジェ、フィリップ・シャルロパンもそうでしょう。神様のピノ・ノアールには到底届かないと感じてしまうのでしょう。神様の友人たちにも同じことが言えます。このところのダニエル・ショパンのキュヴェを飲まれた方は、その美味しさにびっくりされたと思います。しかし、ダニエル・ショパンの凄腕を持ってしても、追いつくことすら出来なかった(と思う)訳です。
メオ=カミュゼのワインを飲むと、やっぱり同様のことを感じてしまいます。追いつきたい、超えたいが・・・、今の俺はこんな感じなんだよ、と言っている様な気がするのです。
2004年のフィサンはよく出来ていると思います。神様流の低温での長めの漬け込みは感じられず、短めに済ませて、ピュアなフレーヴァーを生かそうとしています。フィサンとしてみれば、今までに経験が無いほど果実のニュアンスを大量に閉じ込めています。そして、生の血を感じさせるような、妖艶なアロマが強烈に存在しています。生々しい、という表現が正しいでしょう。恐怖映画を一人で見ているような、背筋がゾクゾクっとする感じさえ受けます。ボディも肉を感じさせる厚みの有る物で、噛めるようでも有ります。血とブルーベリーの煮詰めたものの集合体と言っても良いでしょう。
メオ=カミュゼのピノ・ノアールには、そんな只者では無いニュアンスを時々感じることが出来ます。しかし、それが「めちゃんこ美味しい」に同義なのか、が微妙では有り、飲み手によって好き嫌いの分かれる部分でしょう。それでも、土地の個性とメオの個性の両方を強く感じさせる優れたワインであると・・・感じました。
また、96年や98年のヴォーヌ=ロマネが少量入っています。価格はとても安いと言えますので、楽しかった90年代を振り返ってみてはいかがでしょうか。ワイン自体の絶対的な美味しさを求めるよりも、今まで過ごしてきた90年代の決算をしてみるのも重要でしょう。ブルゴーニュは、確かにひとつの時代が終わった・・・と感じられますよね。
オ=ブリュレは神様が耕作していたリッシュブールに接するとても秀逸な1級畑です。リッシュブールよりはやや軽いが、名前どおりの独特の焦がされたベリーのニュアンスや動物的官能さにクラクラさせられたワインです。お好きな方は・・・まあ、安いと思いますので是非。
2004年のフュスロットは飲めていませんが、2003年がとても美味しかったのを覚えています。透明感の有るドライなチェリー、ラズベリーのジャミーさは、メオが求めているものを指し示しているような気がしました。神様のピノ・ノアールよりも高い周波数の香りに、よりポイントが有り、華やかで、ピュアでした。
皆さんもまあ、色々と好みはあるのでしょうが、色々と飲むのがワインの楽しみ・・・。高くなってしまったブルゴーニュのワインでは有りますが、古酒も含めてファンタジックな世界を感じられる価格では仕上がったと思います。ご興味の有る方、是非、飲んでみてください。
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| ●2002Clos de Vougeot Grand Cru |
| クロ・ド・ヴージョ |
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| 彼のパーセルは3.3haで最上部にあり、エジュレン・ジャイエ、アンヌ・グロ、ジャン・タルディと並びAC中考えられる最高の位置でしょう。「力強い」というよりも、繊細さが命!という味わいです。タンザーさんは92ポイントでした。noisy
は・・・まだ飲んでいません。 |
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| ●1998Vousne-Romanee |
| ヴォーヌ=ロマネ |
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| シンプルに美味しいエレガントなヴォーヌ=ロマネです。まだプラムやチェリーにオークが乗っている、という感じのアロマですが、むしろチャーミングさで美味しく飲めちゃいますね..。若干酸味のエッジを感じますが、若いのでご愛敬です。ほんのりとレザーっぽさも出てきていますので、ここ1年踏みとどまればとっても美味しくなると思います。 |
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| ●1998Nuit-Saint-Georges |
| ニュイ=サン=ジョルジュ |
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【今回は価格勝負!】
そろそろ飲み頃になってきたと思われる「ニュイ・サン=ジョルジュ」村名ワインです。今回のロットのテイスティングが終わっていませんので頑張って価格を出してみました。
91年のアンリ・ジャイエのニュイ・サン=ジョルジュを、もうかなり前に飲んだ事を思い出します。絶妙なバランスに開いた口が塞がらない、全く言葉が出ない状態の自分に気が付きました。でももし、今全く同じものを飲んだとしても、おそらくその時と同じ感動を得ることは出来ないと思います。「飲むタイミング」と「飲み方」で全く味わいが変わってしまうのが、ワインの良いところでも有り、儚いところでも有りますね。アンリ・ジャイエを継いだ者は一体誰なのか..。ルジェでは無いと、noisy
は感じています。フィリップ・シャルロパン・パリゾ?ジャン・イヴ・ビゾ?それとも..ジャン・ニコラ・メオが一番近いような気もしますし..実に難しい!
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| ●2000Clos de Vougeot Grand Cru |
| クロ・ド・ヴージョ |
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【古典的に仕上がったと..思われます..】
色々と言われ、騒がれていますが、まあ、良いじゃないですか。気楽に行きましょう..。色々と評価を眺めていると
90点くらいのものが多いですね。残念ながら noisy は飲んでいないので、何とも言えません。とても安いと..思いますがいかがでしょう。10年持ってて伸びてこなかったら..残念ですけど..。
2000 Domaine Meo Camuzet Clos Vougeot
($148) Good full ruby-red. Dark aromas of black
cherry, violet and spices. Lovely sweetness and gentle intensity in the mouth;
classic black cherry and licorice flavors are nicely framed by ripe acidity.
Approachable right now owing to its lovely fruit and balance. Finishes subtle
and persistent, with fine tannins. Very promising. 89-92 points
Avg. Retail Price: $164.99
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Mar/Apr 02 より抜粋 |
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● インターナショナル・ワイン・セラー誌によると、2005年のメオ=カミュゼのリッシュブールは$406で94〜98ポイント、と驚異的な評価になっています。が、おそらく流通価格自体は1.5倍ほどと想像され、一体どうなってしまうんだろうと、怖いもの見たさ、というよりも、将来への不安を感じざるを得ませんでした。
そんな折、正規ものではありませんが、2005年のネゴスのACブルゴーニュが購入出来ましたのでご紹介します。 |
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| ●2005Bourgogne Rouge / Maison |
| ブルゴーニュ・ルージュ |
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【結構いいぞ!】
なんだかんだと良いのやら悪いのやら・・・、人様の意見を聞くに連れ、さらに自身ではどのような評価をしたら良いのか判らず、結局うやむやになっているような、もしくは、駄目な造り手の烙印を押されつつあるような、それでも有名どころだし偉大な畑は持ってるし神様の教え子だし時折は飲んでみたいし・・・という、まさにブルゴーニュ・ファンの混沌の中にいるような日本でのメオ=カミュゼの立ち位置です。
で、このネゴスのACブルですが、価格がどう、こう、は取りあえず置いて、ポテンシャルは中々にあるんじゃないかな・・という判断をしています。
まあ、それでも、今現在飲むのは、他の2005年のピノ同様にちょっと辛く、厳しいものがありますので、ポテンシャルが有る=今美味しい
という図式は成り立たないことを頭に入れて置いてください。
このブルゴーニュですが、チェリーの赤いニュアンスが凝縮して感じられ、まるでシャンボールのワインのような、フィルム様のミネラル香が有ります。ボディもチェリッシュで、鉄っぽさや金属っぽさはまるで無く、ワイルドなニュアンスもほぼ無い様に思います。基本的にドライな味筋で、酸味のレベルは、こちらもシャンボール的にミネラルにしっかり押さえ込まれた感じで、実際はちゃんと存在するのでしょうが、目立つということのないレベルです。余韻もしっかり・・・まあ、ちょっと果皮の抽出が強めかな?という凹凸感が漂うのみで、結構優れたACブルゴーニュに仕上がっています。
どちらかと言えばエキスの充実したタイプの味わいで、良い修飾語をしようするならば、「まるでル・ミュジニーのような」軽快な、香水のようなワインです。ですが、現在は「しっかりしているがゆえに」飲むのは辛い感じです。
3年ほど置くのがベストかな?と思います。もちろん、今でも飲めなくはありません。ポテンシャルを取れて美味しい・・・と感じられるような感覚の持ち主であれば、全く問題は無いでしょう。でも、目の前の美味しさを追求する向きには、
「少しの間我慢してね!」
ということになります。
noisy的にはそんな感じ!シャンボール=ミュジニーと言われてグラスで出されたら、疑う人はいないだろうと・・・、おっと、決してお店でそんなことはしないように! |
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