フランス■□ Domaine Denis Mortet □■ブルゴーニュ
ドメーヌ ドニ モルテ |
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● ブルゴーニュのピノ・ノアールを背負って立つと思われていたドニ・モルテさんですが、ショッキングな出来事でお亡くなりになられました。96年の彼のワインをたまたま飲む機会が有り、それでびっくりして、まだ日本に正式なエージェントが無いために海外市場から入手し、お客様に紹介していました。97年のとても秀逸なシャンベルタンを1万2〜3千円で販売したように記憶しています。
今となってはどうにもなりませんが、本当に残念でした。モダン、クラシック、どちらともとれるフルな味わいは、noisy個人は、アンリ・ジャイエのワインにもっとも近いと思っていました。そのアンリよりも早く旅立つとは思ってもいませんでした。 |
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| ●2004Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux St.-Jacques |
| ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン=ジャック |
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【・・・まだ飲んでいませんが、ドニ自身が仕上げたラスト・ヴィンテージの看板ワインです!】
本当に不思議な方でした。ブルゴーニュがグレートヴィンテージだと騒がれる年には「そこそこ」の出来で、この年は今ひとつなんだよな、と皆さんが思っている年に、とんでもない出来のワインに仕上げる・・・そんなイメージがあります。
noisy 的には、2004年は総体的にはとても良いヴィンテージだと思っています。まだ飲んではいませんが、このラヴォー・サン=ジャックもおそらくとても美味しいでしょう。ドニ・モルテという、次世代を担うべき造り手、個人が21世紀始めまで存在した・・ということを覚えていて欲しいですね。何とか探し出したワインです。2000年のクロ・ヴージョの完璧とも思える味わいが、今でも思い出されます。興味の有る方へ。
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●昨今はなかなか手に入らないドメーヌの最右翼になってしまった感のあるドニ・モルテさんのラヴォー・サン=ジャーク他のご紹介です。
と、あっさり書いていましたが、2006年、ドニ・モルテ死すの報を聞き、とてもショックでした。お悔やみ申し上げます。 在庫の無いコラムは消そうと思いましたが、そのままにしておきます。 |
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| ●1999Clos de Vougeot Grand Cru |
| クロ・ド・ヴージョ |
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【2001年のクロ・ド・ヴージョは凄かった..です..】
1999年のこのワインは飲んでいないので..すみません。でも2001年は、かの御大、アンリ・ジャイエを思い出させるような滑らかな舌触りと完璧なバランスを持っていました。アドヴォケイト誌でも、しばらくの間は忘れ去られていましたが、2002年の驚異的な評価で一躍スターになったのに..。残念でなりません。決して両デュガでもなく、ペロ=ミノでも有り得ない、満ち足りていながら過不足無い果実の美味しさが忘れられません。
もっとも、この99年が同様であるとは限りません。天才の早すぎる退場ですが、忘れないために1本は持っていようと..思います。 |
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| ●1998Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux St.-Jaques |
| ジュヴレ=シャンベルタン・ラヴォー・サン=ジャーク |
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村の北西にある、優れた1級畑群のひとつ、ラヴォーのご紹介です。あんまりきっちり紹介してしまうと、モルテさんのファンをさらに増やす結果となることが目に見えているので、「どうしよ..」というところが本心です。ただ、「良いモンは良い!」と言うのが科せられた責任かな..などと思ってもいます(^^
実際のところ98vinを少々、ようやく買えたところなので(年々価格が上がっているのは仕方のないところでしょうね..)テイスティングしていません。この当たりの希少で優れたワインは、ワインの状態・自分の体調などを整えてから「きっちり」仕事しないと失礼ですしね。ところで、ワインスペクテーターの2000年TOP100は、イタリアとローヌ、カリフォルニアで埋まっています。それだけ、トスカーナ97年、ローヌ98年が素晴らしい出来だったと言えるでしょう。ところが、ブルゴーニュと言えば、赤ではこの「ラヴォー98」が62位に入っています。しかもブルゴーニュ・ピノはたった1本!(だと思いました)96ポイント獲得していますが、noisyは充分に休めてから戴きます。ので、売りに出すのは少量です。
スペクテイター2000年TOP100
http://www.winespectator.com/
Wine/Spectator/Feature
/2000Top100/Top100all.htm |
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| ●1997 Gevrey-Chambertin Combe du Dessus |
| ジュヴレ=シャンベルタン コンブ デュ ドスュ |
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フランスでも超売れっ子、日本では知る人ぞ知る、知る人ぞ知る人はどうしても欲しいモルテさんは、はっきり言ってジュヴレのトップスターです。絹ごしの舌触りなんて言ったら怒られるかな?果実味たっぷりの美味しいピノです。98年のブルゴーニュはかなりばらつきが有りそうなので、有る意味見直されているヴィンテージと言えるでしょう。 畑はモルテさんの「アン・モトロ」の北に接し、高度的には「フォントニー」とほぼ同じ、素晴らしい「カゼティエ」の下部にあります。(接してはいない)畑の名前は直訳で「上方の谷」です(^^;;
COMBE--->谷 DU--->の DESSUS--->上方
ちなみに下方は--->DESSOUS (ドゥスー) フランス語は難しい..
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| ●1999Gevrey-Chambertin |
| 1999 ジュヴレ=シャンベルタン |
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こちらもとても濃い色調です。\4,000位で売りに出せた昔が懐かしい..。PKさんも評価していないようですね。と、言うより数が無くて出来ないのかもしれません。98vin
は、スペクテーターも評価していますが、
1998 Chambertin -->98points
1998 Clos de Vougeot -->97points
1998 Lavaux St.-Jacques -->96points
1998 Gevrey-Chambertin -->93points
...。98vinよりも99vinはさらに良いと思われているでしょうから、高くなるのもしょうがないのかもしれません..
濃厚でスパイシーなアロマ、とても一見してブルゴーニュを想像するのは厳しいかもしれない。第二アロマを掻き分けるとラズベリー、ブラックベリー、土、キノコの香りがあり、充分に熟した葡萄を思わせる。ファットなボディで果実味がこぼれそうなほど感じられるが、けっしてごてごてと着飾ってはおらず、スタイリッシュな印象。ジューシーさは特筆すべきレベルで長い余韻へと向かう。とても美味しいです。2年ほど置いた状態からがベストでしょう。 |
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| ●1999 Bourgogne Passetoutgrain |
| ブルゴーニュ パストゥグラン |
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| これがパストゥグランの色でしょうか?強い光に当てなければ、光が通らないほどの濃さ!下のジュヴレと比べても、若干、黒色が少な目に見えるのみです。よくよくテイスティングしてみないとガメイの存在には気がつきません。 抜栓直後は発酵に由来する香りに支配されているがシュワリングを続けると、ストロベリーやラズベリーの華やかな香りへ変化、果皮の厚さ・率を想像してしまうほど濃度のある味わい。確実に1,2クラス上のワインですね。1年置けばかなり良い状態になるでしょう。 |
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| ●2001Chambertin Grand Cru |
| シャンベルタン |
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【...】
有る意味、デュガやデュガ=ピィよりも希少かもしれません..。買えない飲めないワインの筆頭..ですね。97年のシャンベルタンは少量ですがこの半分の価格で販売していました。とは言え、この価格はリーズナブルなものだと..思います。タンザーさんはアメリカでも
291ドルと言っていますので..。RWG第5号発刊記念..で、大幅に利益を削っています。興味のある方は、是非ともモルテのスタイルをお確かめ下さい。
2001 Domaine Denis Mortet Chambertin
($291) Full, bright red. Brooding, very ripe aromas
of black fruits, licorice, graphite and gunflint, all lifted by a subtle oaky
perfume. Big, broad, rich and okay, with powerful, dense black fruit flavors and
excellent length and thrust. Five or six years in bottle should bring greater
refinement as the wine loses some of its baby fat. 92(+?) points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Mar/Apr 04 より抜粋
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2001 Domaine Denis Mortet Chambertin
Domaine Denis Mortet
Chambertin, Gevrey Chambertin, Cote de Nuits, Burgundy, France Pinot
Noir (a dry red table wine)
The magnificent 2001 Chambertin offers jammy, plummy black fruit aromas in a
medium to full-bodied, seamless personality. Candied blackberries, plums,
cherries, cassis liqueur, and a compote of black raspberries are found in its
deep, harmonious core of fruit. Unquestionably one of the finest red Burgundies
produced in 2001, it boasts exceptional ripeness (the copious tannin is sweet
and supple), huge concentration, elegance, immense power, and a gorgeously long,
flavorful finish. Projected maturity: 2006-2016.
Reviewer Pierre Rovani Rating [94-95] Points
Maturity Drink 2006-2016
Cost $225.00
Wine Advocate #147 (Jun 2003)より抜粋
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| ●2001Clos de Vougeot Grand Cru |
| クロ・ド・ヴージョ |
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【...】
こちらは..ご免なさい、今週の木曜日に飲むことになっています。(るんるん.久しぶり..モルテのグランクリュ..)とても少ないワインですが..でもとってもリーズナブルに仕上がったと思います。
加筆:
飲みましたぁ..。いや..旨いですね..。と言うよりも、飲みながら、ふっと思い出したのが、かの「アンリ・ジャイエ」でした。偉大なるジャイエが持つ「質感」が滲み出しているんですね..。素晴らしいです。香りや味がどうの..と言って販売するワインでは有りません。偉大なるジャイエを思い出したい方..もしくは、少しでも近いニュアンスを知りたい方にはとてもお薦めです。
P.S. でも、ここはおそらく殆どの方が読まないでしょうね。新着発行後、かなり経ってますからね..(T.T)
2001 Domaine Denis Mortet Clos Vougeot
($196) Good bright red. Sweet aromas of blackberry,
mulberry, espresso and sandalwood. Penetrating, sweet flavors of dark berries
and spices. Quite suave for Clos Vougeot, with sexy oak tones. Finishes with
rather fine tannins and excellent length. 91 points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Mar/Apr 04 より抜粋
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2001 Domaine Denis Mortet Clos Vougeot
Domaine Denis Mortet Clos de
Vougeot, Vougeot, Cote de Nuits, Burgundy, France Pinot Noir (a dry red
table wine)
Medium-bodied and dark-colored, the cassis-scented 2001 Clos Vougeot is packed
with blackberries, new oak characteristics, as well as spices. As with all of
Mortet’s wines, it is deep, dense, dark, and intense. Expansive, it saturates
the palate with its impressive depth of black fruits, vanilla-laced oak, and
loads of tannin. Anticipated maturity: 2005-2012.
Reviewer Pierre Rovani Rating [89-91] Points
Maturity Drink 2005-2012
Cost $155.00
Wine Advocate #147 (Jun 2003)より抜粋
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| ●1999Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux St-Jacques |
| 1999 ジュヴレ=シャンベルタン・ラヴォー・サン=ジャーク |
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【グレートイヤーの上級ワインです。】
何故かタンザーさんは、この年のこのワインを余り評価していませんね。noisy
も、このワインは飲んでいませんが、99年のドニ・モルテのワインは数アイテム飲んでいます。いずれも「スパーシー・濃厚でベルベッティ」な、正にモルテ・スタイルの味わいでした。パストゥグランでも、「ジュヴシャンじゃないの?」と思わせるほどの果実味と酸のレベルでした。
最も彼のワインのスタイルとしては、(ジュヴレのワインが多いことも有りますが)長熟なものでは有りません。上級クラスでせいぜい10〜15年の寿命と言ったところでしょう。
タンザーさんのレヴューを紐解いてみると、
「濃厚で素晴らしい、そして若い。が、シャンポーよりも幾分単純に思える」
というようなことを言っています。
このシャンポーというのは彼自慢の1級畑で、実に秀逸なワインに仕上がります。モルテさんの場合、とても多くの果実味が存在しますので、若い内はその果実味で美味しく飲めてしまいますが、99年のような日照に恵まれたヴィンテージはややもすると、
「低酸度、果実味過多」
という2つが組み合わさったときの危険性を、テイスターが受け取ってしまった可能性が有ります。ブル・ピノの場合果実味が余りにも多いと大抵は酸を犠牲にしますし、熟成するまでの間、様々な要素をマスキングしてしまうんですね。ちなみにタンザーさんは、
初回 2回目
96年 ラヴォー・サン=ジャーク 90−92 92+
97年 ラヴォー・サン=ジャーク 90−92 92
98年 ラヴォー・サン=ジャーク 91−95 93
99年 ラヴォー・サン=ジャーク 87−90 89
00年 ラヴォー・サン=ジャーク 91−93 (91+?)
01年 ラヴォー・サン=ジャーク 91−93 −−
02年 ラヴォー・サン=ジャーク 91−94 −−
というような変遷を辿っています。不思議とグレートイヤーの方が評価が低い..感じを受けてしまいます。
それが間違っているということではなく、そんな評価があるということを参考にされてください。(このワインは飲んでいないので..すみませんね)
1999 Domaine Denis Mortet Gevrey Chambertin Lavaux St
Jacques
($81) Good ruby-red. Aromas of black raspberry, currant, coffee, tobacco
and smoked meat. Sweet and dense, with good vinosity and flavor definition.
Still youthful but doesn't offer the normal inner-mouth complexity of this
cru. Tannins are smooth, but this wine comes across as a bit less refined
than the Champeaux. 89 points
Stephen Tanzer's International Wine Cellar, Mar/Apr 02 より抜粋 |
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