フランス■□ Domaine Michel Gros □■ブルゴーニュ
ドメーヌ ミシェル グロ |
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● 「2005年のブルを財布と相談しながら何とか選別して買ってるのに・・・」
というような悲鳴、怒号どちらとも取れるような声が耳鳴りのように響いてきそうです。
これからのブルゴーニュワインは、一体どこに向かってゆくのか、見当さえ付けられない状況になってきました。ボルドー左岸のブルジョワジーなワイン造りとは生産量も規模も全く正反対なブルゴーニュワインですから、単純に収穫量と生産量を加味して価格に反映すれば、村名ワインでも1万円は下らないのが普通になってしまうでしょう。2005年のミュジニーでさえ同年のシャトー・ラトゥールよりは安価でしょうから、
「それでもブルゴーニュは安すぎる」
と考える向きが有っても不思議では有りません。
この先10年後位に、
「昔はクロ・デ・レアは1万円もしなかったんだよ!」
と、セラーに眠るお宝をワインの友人たちに一説ぶっている・・・なんて、現在の価格の10倍にもワインバブルが膨れ上がっているかもしれませんね。そうならないことを祈りつつ・・・ |
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| ●2005Bourgogne Haute-Cotes de Nuits Rouge |
| ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ |
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【何と、先にご紹介のACブルより安い!しかも今なら美味しく飲めます!】
ごめんなさいね・・・。別に価格を設定間違った訳では無いんですよね。エージェントさんが違うので、入荷の価格が違うんですよね。で、以前にご案内したACブルよりも安い・・・などという、へんてこなことになってしまいました。
この広域AOCのオート=コート・ド・ニュイですが、正にACヴォーヌ=ロマネと言って良いと思われるほど、精緻なお姿をしています。アロマは全く村名のACヴォーヌ=ロマネ!立体的で深く、紫に黒が若干入って、スパイシーでしっとりしています。ボディも充分に膨らんでいて、余韻も前半からのドライなジューシーさを保ったまま、自然な減衰をして行きます。美しく実に旨いピノです。
欠点が有るとすれば、余り時間が経ちすると硬くなり始める点でしょうか。良く出来た若いピノに有り勝ちなものですので、品質的に減点されるものでは有りませんが、もし飲まれるなら、4月位まででひとつの区切りになるかと思います。暖かくなって、もし直後から硬くなってしまうようであれば、1年位は押し黙ってしまう期間に入るかもしれません。
いずれにしましても、リーズナブルなプライスの美味しいピノであることには違い有りません。余計な贅肉など持たず、締まっていながらもふっくらしています。飲んでみてください。お勧めです! |
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| ●2005Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas |
| ヴォーヌ=ロマネ・クロ・デ・レア |
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| ●2005Clos Vougeot Grand Cru |
| クロ・ヴージョ |
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【やっぱ・・2005年は(も?)美味しいです・・】
悔しいが、グレートイヤーになると今までスムーズに入ってきていたワインが、極端な数量減になってしまいます。もっとも我々もずるい部分も有り、仕方が無い状況も有ります。だってね・・例えば2003年の酸の緩い、締りの無いピノなんぞ、かなり安くなくっちゃ手も出せないでしょう?・・・まあ、地下に水脈を持つシャンボールの、自然派系ピノならいざしらず、実際試飲が出来て、それなりのポテンシャルが有ったら何とか買えるか・・・というのが正直なところでしょう。危険性の有る買い物は誰でも躊躇はしてしまうものです。
そうは言っても、予約した数量の30%位しか入荷しないとなると、本当に参ってしまいます。良い年なのに、ワインは史上ありえないほどの高値なのに、我々ワイン屋は現実収入減なんですよ・・・。ツライっす・・・。
傍(ハタ ・・と読んでね) で見ているワイン・ファンや、ワイン屋をやった事の無い業界関係者さん達には、
「ワイン屋はホント、ボロい商売だよなぁ・・・」
と思えるに違い有りません。右から左に品物を流すだけで、高いマージンをもらえる・・・そんな風に見えるのでしょうね。
まあ、やってみたらわかります。がんばってやってみんしゃい。まず間違いなく3カ月でネをあげるでしょう。そうは問屋が卸さない・・・とは、言い得て妙、我々のことを言っている格言に違いないのです。おまけに、どれだけの資金が必要か、計算してみてください。月にいくら位販売するのかにも寄りますが、家族で細々と何とかやっているからワイン屋などが出来る計算なのです。ちゃんと毎月決まった給料がきっちり欲しいのなら、悪いことは言わない、諦めましょう・・・(T.T
12月も押し詰まった今頃、一体 noisy は何をやっているのか、と思われるでしょう。間違って定休日や深夜に電話してしまっても、大抵つかまえることが出来るのは、何故なんだろう・・・ですよね。
・・・なんとか入手できたミシェル・グロの2005年のご案内です。飲めたのはACブルだけ・・・でも、ヴォーヌ=ロマネ風の、素晴らしいピノ・ノアールでした。味わいはさすがに同等などと言うつもりは毛頭有りませんが、抜栓直後のファースト・ノーズは、リッシュブールを思い起こさせる深いアロマでした。何とか3千円を切ってのご案内・・旨いので是非飲んでみてください。
クロ・デ・レアはご存知ミシェル・グロの看板と言える一級畑です。グレートな年ですから、1本は持っておきたいもの・・・でも、どこかのエージェントさんが滅茶苦茶安かったようなので、ちょっと気が引けます。
また、クロ・ヴージョは、目立ちませんが、実はドメーヌのトップのワインです。アンヌ・グロと分けたル・グラン・モーペルテュイという標高の高い位置にある最高のリューディです。96年頃からコテコテに濃くなったアンヌ・グロに対し、ミシェルは自分のスタイルを貫き通した・・・と言えます。時代が彼に再度追いついてきたのかも知れません。有る意味、アドヴォケイトに取り上げられる機会のとても多いアンヌに対し、全く掲載の無いミシェル・・・という対比が面白いですし、価格がリーズナブルなのもその辺りに起因しているのでしょう。
しかし、アメリカのこってりワインラヴァーや飽きっぽい日本人(自分も含めて・・・)を別にすれば、古くからのフランスワインを愛してきた方の態度は一環していると言えます。やはりクラシックで、大柄な、やや時間を必要とする1級、特級なのです。飲んでいませんのでそれ以上言えませんが、高騰しているブルゴーニュの中では本当に優等生です。お薦めです。
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| ●2004Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas |
| ヴォーヌ=ロマネ クロ・デ・レア |
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【これはとりあえず買っておくべきでしょう。】
本当に何度も申し上げているように、2004年のブル・ピノは決してバッド・ヴィンテージでは有りません。平均をかなり超えると考えています。
このジャン・グロから受け継いだミシェル・グロの1級畑、クロ・デ・レアは、ロケーションだけを見渡し比較した場合に、どうしてここだけ1級畑なんだろうと思わざるを得ないような低い高度に有ります。この当たりがブルゴーニュの醍醐味とも言える事象ですよね。
一番簡単なのは、
「何故に1番はロマネ=コンティなのか・・」
「どうして2番がラ・ターシュなの?」
という、ブル・ファンならではのおたっきーな妄想を考えてみれば判ります。まあ、ここでは敢えて余り拡げませんが、
「そこだけ・・・ロマネ=コンティのリューディだけに向いて断層が顔をだしているから・・」
というのが一つの答えになるのでしょう。
で、クロ・デ・レアの場合ですが、上部は別にして周りはすべて村名の畑です。上部に連なるレ・ショームとも微妙に違う味わいを持っています。むしろリッシュブールに近いような深いニュアンスを持つことが可能な、とても稀有な性質を持っています。(まあ、noisy
的表現に異存のある方もいらっしゃるでしょうが、我慢しといてください)おそらくここの畑も、リッシュブール当たりとやや似たような断層・地層が地下に剥き出しになっているんじゃないかと勝手に邪推している訳です。
この下層にある1級畑はなぜか長熟です。何年か前にクロ・デ・レアの60年台のルモワスネ社出しを、とてもリーズナブルな価格で販売していました。ジャン・グロの手になるかなりプアーなヴィンテージでしたが、今でも生き生きとしていて、スパイスや官能さを発揮していました。さすがに強さは感じないものの、芯がしっかりしていてまだまだ持ちそうな、でも向上は止まったかな?という印象でした。
ヴォーヌ=ロマネの1級と言うだけではなく、ドメーヌ・グロと、ヴォーヌ=ロマネを代表するワインです。早く飲んでもそれなりに、有る程度寝かすことが出来れば「かなり」、寝かしすぎても「枯れた美味しさ」を間違いなく表現してくれる・・・だから優れた畑と言われるのでしょう。現在は古いヴィンテージのクロ・デ・レアはとんでもなく高値です。この価格ならかなり安いはずですから・・・、昨年のリリース時なら1万近くしたはずです。取っておいてください。 |
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●さて、皆さんもご存じの大御所ドメーヌ、ミシェル・グロさんのご紹介です。ドメーヌ・ジャン・グロを正式に継いで、現在はエチケットもリニューアルされています。
前回よりご紹介の「リアル・ワイン・ガイド創刊号」にも詳しく出ていますが、編集長の徳丸氏のご指摘のように、なぜか「ジミ」になりつつ有るドメーヌでもあります。(この当たりはガイドをご覧下さいね..)
ですが、我々ワイン屋に送られてくる膨大なワインリストの中には、今回ご紹介のモノポール1級畑「クロ・デ・レア」のバックヴィンテージが気の遠くなるような価格で掲載されているのも事実なんですね..。あまりに高いので買えませんが、日本には正式な代理店が何社か有りますので、バックヴィンテージでなければ安く買えることが出来る幸せを、もっと噛みしめるべきでしょう。是非ともセラーのストックをお願いしたい、希有なブルゴーニュワインです。 |
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| ● 2002Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas Monopole |
| ヴォーヌ=ロマネ クロ・デ・レア |
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【テイスティングは間に合いませんでした.. 】
良い年のグレートな銘醸畑です。買い置きして10年経ったら飲みましょう..。畑の位置だけ考えれば、何でここが良いのか理解に苦しみますが、それがブルゴーニュ、ヴォーヌ=ロマネの楽しみでも有ります。言っちゃえば、何でロマネ=コンティだけが良いのか、理由がないですよね。
まあ、一般には微細な表情を造る微量なミネラル(元素)が、地層の関係でその畑の真下にのみ存在する..というのが真っ当そうな答えですが、誰も証明など出来ません。
しかしながら葡萄の根というのは、想像を絶するほど地中深く根を伸ばすと言われ、甘やかして育てたり、しつけを厳しすぎないようにしてあげると、とても良い子になるようです。その結果として、微量な元素を取り込み、子孫に繁栄させるのでしょうね。このクロ・デ・レアもおそらく..地中深くがそんな状況になっているのでしょう。グロ家の看板モノポールです。
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| ●1999Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas |
| ヴォーヌ ロマネ クロ デ レア |
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●ヴォーヌ=ロマネ村の南、ニュイ=サン=ジョルジュ村との境に有る、ミシェル・グロ単独所有の1級畑、「レ・クロ・デ・レア」です。数あるヴォーヌ=ロマネ村の名畑に有って、時にグランクリュ並の味わいを見せる、と言われています。
実際、noisy も参加している「リアルワインガイド」のテイスティングですが、この「クロ・デ・レア」の時は参加していませんでした。(参加出来ない日の方が圧倒的に多いので..)ここは、Shuzさんのコメントから引用させていただきましょう..。
1999 Vosne-Romanee 1er Crus Clos des
Reas
まだまだツボミのような固く閉じた香りの中には、ダークチェリーやカシスなどの果実、紅茶やスパイス、それにオークのニュアンスが見え隠れする。味わいも固めながらも、黒っぽい果実の凝縮した味わいを中心に、きめ細かく質感のある酸とタンニンのバランスが良く、すでに滑らかに均整が取れているところはさすが。あでやかさはないががっちりした骨格があり、質実剛健。2,3年も待てば、グンと美味しくなりそうな、楽しみなワイン。
今飲んで 88 Points
ピーク時予想 91 Points
飲み頃予想 2004〜2015
01年12月試飲
(有)寿スタジオ版 リアルワインガイド創刊号 より抜粋 |
ん〜ん、こりゃ楽だわあ..。noisy の、バランバランのコメントより、壷を押さえていますしねえ..。これからもお願いしようかなあ..。noisy
的には、もう2〜3ポイントアップするかもしれませんね。大器晩成型のワインですので、完熟した際にはかなりのパフォーマンスを見せるはずです。
また、グレートイヤーの1999年ですので、この先の価格暴騰は避けられないでしょう。「あ〜、あの時買っておけば..」というのは、我々の常日頃から思っている心情から出た言葉と同じなんですねぇ。お奨めです。もっとも美味しく飲めるのはもう少し先ですよ..。 |
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| ●2000Nuits Saint-Georges les Chaliots |
| ニュイ サン=ジョルジュ レ シャリオ |
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【とても良い感じです..】
いやー、厳しい点が付いてますよね..。編集長、お手柔らかにお願いしますね..。って何の話か全く判りませんね。いや、リアルワインガイドの話です。noisy
は、かなり良いと思っているんですが、RWGはきついです..。もっとも、伊部さんが良い感じで取りなしてくれていますので、その所を読んでみてくださいね。
レ・シャリオはニュイ・サン=ジョルジュ村の南部にあり、偉大な「レ・カイユ」のすぐそばに位置しています。が、「レ・カイユ」ほどのこってり感や大きさは「微塵も無い」のは事実です。
さりとて美味しいニュ・サン=ジョルジュで有ることに変わりなく、実にバランス良い仕上がりです。村名ワインとしての格を充分に取れますし、レ・シャリオの鉄っぽさはジュヴレっぽくもあり、後口の力強さと合わせてテロワールによるものなのかもしれません。この季節、ジビエと言わずとも、結構
肉料理 の出番は有るはず..。しかもしっかりした味付けだったら、若干冷えていても美味しく、余り考えずともマリアージュしやすいこのワインは重宝です。
脱線中..
このところ、ブルゴーニュばかり飲んでます..。シャルドネとピノですが、いやあ、実に旨いですね。季節的に言って、少しくらい品温が低くても許せるブルゴーニュは大活躍です。本当はもっと沢山ご紹介したいのですが、時間も余り無いことですし、こんな年末になってからだれも買ってくれない危険性もあるので..年明けの10日過ぎに次回は出そうか..と考えています。
noisy なら 今飲んで 88 ポテンシャル 88 というところでしょうか。いや、かなり旨いですよ。是非、アミオ=セルヴィルのシャンボールと比較してみてください。リアルワインガイドのテイスティングは2003年2月ですから、今はかなり落ち着きを持ち、且つ柔らかくなってきてると思います。お奨めです。
鉄錆びっぽい香りがメインキャスト。校庭の片隅にある鉄棒を握った後の手の匂いである。口中では甘みを感じさせそうなキャラメル的香味が有るのだが、甘いわけではなく、酸がじっくりと舌を覆う。このシンプルでジューシーな風味は得点以上の満足感が得られるはず。時間とともに少しずつキツイ感じに変化していくのは、世の中の嫁さんと一緒。その後に柔らかくなることを願いながら、今の味わいを堪能しよう。伊部辰郎(03年02月試飲)
今飲んで 86 ポテンシャル 86 飲み頃予想 今〜2010
(有)寿スタジオ リアルワインガイド 第3号 より抜粋 |
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