フランス■□ Maison Philippe Pacalet □■ブルゴーニュ
メゾン フィリップ パカレ |
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● 「おおっと〜!」
と・・と・・思われた方も多いかもしれませんね。(・・とが多過ぎ・・) 今やブルゴーニュ自然派を語る上では避けて通れぬ大御所になった感の有るフィリップ・パカレが、初めてリリースするACブルゴーニュ・ピノ・ノアールです。
おそらくパカレが造るピノ・ノアールでは、もっとも低価格なキュヴェですが、さすがにDRCの誘いを蹴っ飛ばした男らしく、隙の無い造り且つパカレらしい美しい仕上がりになっています。(おっと〜、どこかのショッピングモール風の物言いか?)
なお、日本には50ケースの入荷だそうですので、さほど数は無いでしょう。ワイン屋さんで最大20〜25件ほどの扱いだと思われます。noisy
のところには3ケースの入荷ですから、単純に6%をいただいています。
のんびりしている・・・というよりも、基本的に飲んでからじゃないと出しませんので、日本でおそらく一番最後のご案内に近いと思われます。
「1本は飲んで、もう一本は1年後か2年後に・・・」
みたいな飲み方がベストと思われますので、是非お早めにGETしてください。 |
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| ●2007Bourgogne Pinot Noir |
| ブルゴーニュ・ピノ・ノアール |

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申し訳有りませんがお一人様2本まででお願いいたします。
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【まだまだ硬いがさすがの味わい!ようやくつぼみが開いたところ、花が咲き始めたところ!】
ワインの表現とは実に難しいものです。いつも悩んでいます。定番のやり方である、
「色はやや薄めのルビー。赤い花、薔薇、ハイビスカス・・・」
などと、判ったような、まるで判って無いような、相手に伝える気がこれっぽっちもないような、花とフルーツ、無機物の、知りうる限りの言葉の羅列で誤魔化してしまえばしごく楽チンなものですが、花と表現するか、蕾に止めておくか、果実まで成長しているのか、だとしたら熟度はどの位かなどを考えつつ、「花だ」「まだ蕾だ」と簡潔な表現になるように、言葉を受け取った方が想像しやすいように選んで書いているのが現状です。
では有りますが、花のニュアンスと果実の風味の両方が確実に出ている場合も多くありますので、余りに省略しすぎてしまうと、反対に勘違いされ兼ねませんし、前面に出ているものと後ろに回ってしまって、僅かにその影をチラチラ見せるのみの要素も有りますから、はたしてこのやり方でさえ良いのかどうかも、現実悩みの種です。noisy
さんのホームページを見て表現の勉強をしてます・・・とおっしゃってくれるお客様も実に多くいらっしゃって、とても有り難い事ではあるんですが、結構な難問と取り組んでいるような気がいつもしています。
なので、「俺が選んだんだから間違い無い」などと偉そうに問答無用で押し付けてしまえば簡単なのでしょうが、それだと何のためにやっているのかさえ理由付けに困ることにも成りかねません。・・・で結局、今のところ、言葉を選んだ「比ゆ」と「味わい感」のハイブリッド簡潔表現方式?に落ち着いている訳ですね。
で、パカレのACブル、ピノ・ノアールですが、とても美しく出来ています。そして事実美味しいです。でもまだ若く硬い・・・。風味を1本の果樹で例えるなら、まだようやく蕾から花になったあたりで、色合いもさほど濃くは無く、味わいもサラリとしたものになっています。果実そのもので例えるなら、ベリーを潰さず、固体そのままの一つの臭いを嗅いだようなニュアンスです。これがちょっとつぶれてくれると・・・第一期の飲み頃かな?という感じ。おそらく半年から1年でその時期に来ると思います。まあ、2007年ですからね・・・。今が2008年ですから、収穫が9月として、ちょうど一年ほどです。若い訳ですよ。
しかしながら上記でも書いたとおり、フラワリーな軽いニュアンスがとても心地良く、カッチリとした硬さも趣の有るものですので美味しく飲めると思いますよ・・・そうそう、例の×ビン・・もとい、「4次元デキャンタ」の出番かもしれませんので、ご興味の有る方は是非ご一緒にご検討いただければと思います。フィリップ・パカレの動画を見つつ、4次元デキャンタを操り、3カ月も床屋さんに行かずに風呂上りに髪を乾かさずに寝てしまえば・・・、心も体もパカレになれるかも・・・しれません・・♪♪
冗談はさておき、美味しく飲めるし充分なポテンシャルも感じます。・・・で、テクニカルを全く読んでいなかったので、
「シャンボールとジュヴレを足して2で割ったような感じ・・」
と、書こうと思っていたら・・・そのまんまでした・・・。ん?自分でやってるんだから何とでも言えるよなって??・・・・そうなんですよね〜。まあいいじゃぁ無いですか、自分にポテンシャルも無いのに無理に有るように装ってれば、いつかはそんなメッキは剥がれてバレバレになる訳ですから・・・!(・・・でもちょっとそれは怖いぞ!)
と言うわけで、しょうもない自己ヒケラカシは置いといても、このページのトップに持ってきたからには、noisy
が認めた品質以上で有るのはわかって頂けるでしょう。さほど数が無いので、申し訳有りませんがお一人様2本まででお願いいたします。お奨めいたします!
●エージェント情報
このブルゴーニュ・ルージュは、シャンボール・ミュジニー村近郊の区画及びジュヴレ・シャンベルタン村近郊の区画から産出されます。生産量はおよそ250ケースで、フィリップ
パカレにとってのレギュラーラインナップではなく、あくまでお得意様向けのスペシャルキュヴェという位置づけで生産されています。
明るい色調を持ち、香りは非常に華やかで、チェリーやフランボワーズのニュアンスが感じられます。品のある酸味と優しい果実の旨みがあり、比較的ボディはしっかりとしています。2007年は、エレガントな風味を備えたヴィンテージですが、パカレの醸造家としての仕事が細部まで行き届いており、パカレらしい味わいや香りが楽しめます。 |
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◆2006年のフィリップ・パカレはどうか?
そんな訳で(どんな訳?!)2006年のフィリップ・パカレである。我らがリアルワインガイドも現地取材が大部分を占めるようになり、日本市場の現品に対するチェックという視点が外れつつ有る現在、しっかりと現品をテイスティングし判断する、という、ワイン販売の基本が重要性を増している。皆さんは勘違いしているかもしれないので記載しておくが、
「日本の代理店は出荷前にほとんど自身の販売するワインを飲んで(チェックして)いない」
のである。
勿論、ラシーヌさんのような素晴らしい会社も中には有るが極端に少数であるし、また、どこかのタイミングでは、何とか飲んでいる・・・かもしれない、というレベルがマシな方である。輸入して販売する前に現品を全て試飲チェックをしている、という会社はおそらく一軒も無い。
であるからこそ我々ショップの出番であると思うので、資金的にはかなりきつかったが、フィリップ・パカレ2006年も、全ての21アイテムのテイスティングを仲間のショップと共同で行った。(2005年も全部のアイテムを開けているし、2004年もリアルでかなりのアイテムをテイスティング済み・・・。この先も出来るかどうかはワインの価格の沈静化にも関わってくる・・・)
でようやく本題、2006年のフィリップ・パカレはどうなのか?
一言で言えば、
「ピュアで若々しい酸味を残すように収穫した結果、さらにエレガント増のエキス系になり恐ろしく美しい仕上がりになった」
と言えるだろう。
今までの比較で言えば、
「梅きのこ、梅かつお 風味の今までの弱酸性パカレ節は2005年まででおそらく廃業?」
「より端正でテロワール(人を含めない狭義の)の特徴がよりくっきりと現れたスタイル」
になっている。
いつ飲んだら良いのだろう?という点については、
「飲める時期はアイテムごとに異なるので各コラムを参考に・・・」
2006年のパカレは2005年よりも良いのか?という点は、
「これもアイテムごとに差が有るが、上と思えるアイテムもかなり有る」
「白は半数が2005年よりも上。お買い得だったサン=トーバンに限っては昨年ほどのアドバンテージが無い」
「赤は、アドヴォケイトはおそらく昨年の評価を超えないが、バーガウンドやジャンシス・ロビンソンが評価すれば高いものになるかもしれない」
で結局、2006年パカレは買いなの?という重要な点だが、
「絶対に買いだと確信!」
エレガントな、とてもピュアな果実の風味が、2005年までの酸の量はほぼ同様にしてもより若々しく存在しているので、より長命だが、ある程度早い段階から美味しくなる可能性も有るワインに仕上がっている。心配された「腐敗果」の影響は全く皆無!見当たらない。
赤、白のお薦めアイテムを知りたい!
ピノ・ノアールは、価格を考えなければ間違い無く頭抜けているのが、
2006 リュショット=シャンベルタン
これはある意味、今飲んでも震えがくるほど滅茶苦茶旨い。そして、かなり長命。否定する人はいないだろう。ジュヴレの中のミュジニーとも言いたくなる深遠なアロマ。
次が、
2006シャルム=シャンベルタン
リュショットとは全く正反対の性質を持っている、とても静かだが余裕、ゆとりを感じる大地のワイン。これだけ「きれいさ」が途方も無く存在するのもある意味物凄い。
両者に続くのが昨年も一押しで大ブレークした、
2006ジュヴレ=シャンベルタン・ラヴォー・サン=ジャック
2005年とは違った美味しさを見せている驚きのワインで、果実を伴った旨みがさざ波のように押し寄せてくるから気付けば鳥肌になっていたという・・・。このプライスゾーンではやっぱり一押し。
もしくは、少し及ばないにせよ、2006年はブレンドになった、
2006 ポマール・プルミエ・クリュ
ブレンドすることによって、ほぼ完璧なバランスを身に付けたニュアンス。これもかなり旨い。
スタンダードクラスでの一押しは何と、
2006 ニュイ・サン=ジョルジュ
「えぇ!?」
という声が聞こえてきそうだが、2006年は畑が変わったこともあって、また、パカレの変身振りが若い果実酸を残す方向に行ったものだから、やや野暮ったさが特徴とも思えるニュイ・サン=ジョルジュが滅茶苦茶バランス良く、やや黒味のあるチェリーが現実感を持って感じられ、現在でも美味しく飲めてしまうと言う・・・ちょっとびっくりのバランス。飲み応えも有り、軽やかさも有り、ある意味パーフェクト。
シャルドネのお薦めは・・・これも価格を考えなければ、間違いなく、
2006コルトン=シャルルマーニュ
2005年の、ちょっとどっか間違っちゃった感は全く無く、構造の大きな、ミネラルたっぷりの、テッカテカな、「まさにコルシャルの鏡」みたいなグラン・クリュで素晴らしい。
さらに価格も考えて・・・となると一押しは、
2006ムルソー
で決まり。
これがかなりの出来栄えで、隣り合うピュリニーとは正に対照的な味わい。現状ではムルソーに軍配が上がるものの、ピュリニー=モンラッシェも捨てがたいのは事実。サン=トーバンの2アイテムは、到着直後の不安定さが有ったものの、徐々に持ち直す傾向が見て取れ、7月ころには美しい仕上がりになっていると思う。が、2005年の出来には及ばない。ダークホースがシャブリの2アイテムで、酸が強く、キンメリ風ミネラルがてんこ盛りなので、少し休めないと本質が見えてこない。(ミネラルの組成が要素の表現を邪魔しているような感じ) しかしながら、大化けする可能性が有る。
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2006年ヴィンテージに関して
<フィリップ パカレ氏からのメッセージ>
一般的には、2006年はテロワール由来のミネラルが顕著に感じられる、平均的な作柄の年と言われています。8月はあまり天候に恵まれずに涼しかったのですが、9月になってからの好天気によってブドウの成熟がすすみ、良好な収穫となりました。収穫は9月26日に行いました。
2007年のボジョレーヌーヴォーにおいても同様でしたが、夏の涼しさ自体は、そこまで悲観的に考える必要はありません。じっくりとブドウの成熟を待つことが出来れば、上質で品のある酸とエレガントなミネラルを得ることができます。
2005年のような天候に恵まれた年は、誰しもが余計な事さえしなければ質の良いワインを造れる年でしたが、個人的には2006年のようにヴィニュロン(ブドウ生産者)としての仕事ぶりが如実に味わいに表れる年に愛着と自信を感じます。結果的には、2006年は非常に良好なワインに仕上がったと思います。
香りには各テロワールの特徴がしっかりと表現され、畑ごとの特徴をしっかりと感じられます。成熟したブドウが収穫できたのでアルコール度はやや高め、酸とのバランスも良好です。
赤ワインに関しては香り高くミネラル豊富、繊細でエレガントな味わいのワインです。
白ワインに関してはとてもリッチで、アルコールもしっかりしており、香り高いワインとなりました。
「暖み」を感じるムルソー、モンテリー クロ ゴーテイ、サントーバン アン レミィといったテロワールは、力強くリッチな味わいです。また「冷たさ」を感じるピュリニー
モンラッシェ、サントーバン ミュルジェ ダン ド シアン、シャブリ プルミエクリュ、コルトン
シャルルマーニュといったテロワールは、
リッチかつミネラル豊富です。
<日本のお客様にメッセージ>
最後になりましたが、2006年のワインを皆さんの傍らにおいて頂き、グラスを片手にテロワールの織りなす華やかなアロマと豊かなミネラルを楽しんで頂ければと思います。ワインは頭で考えて飲むのではなく、心で感じて飲んで頂くことが何よりも大切なことだと思います。是非、皆さま2006年のワイ
ンを楽しんで下さい。 |
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| ●2006Ruchottes-Chambertin Grand Cru |
| リュショット=シャンベルタン |
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【新生フィリップ・パカレのフラッグシップは恐ろしく旨い!とんでもないポテンシャル!それでいて今も飲める!】
一口すすれば、閉じた口をそのまんま横に引っ張ってって思わず「にんまり」・・・そしてとてもピュアな美しい果実の余韻に浸る。ドライで、全く若く美しい果実の酸が、抜群の旨みを持っています。
ジュヴレ村のグラン・クリュは、南のマゾワイエール(シャルム)から北のマジ=シャンベルタンまで連なっています。最も北のマジの上部をえぐるような形で存在するリュショットですが、フィネスの点でクロ・ド・ベズに劣る面があるにせよ、芳醇で余韻が長く、驚くほど長熟であるというのが定説です。また、斜面の上部に位置することも見逃せない点で、驚くほど硬く痩せた畑であるのが、このリュショットの味わいを決めていると言えるでしょう。
パカレの2006年リュショットは、2005年のリュショットとはかなり方向性が変わっています。(おそらく)収穫時期を早めた影響で、まるでレザムルーズのような華やかさと強い芳香を手に入れています。一歩引いて言ったとしても、ジュヴレの中のシャンボールのようなワイン・・しかも、かなりの複雑性を持っています。
試飲のメモには、ジャミー、キノコ、とてもドライ。笑っちゃうような長い余韻。飲めてしまう。桁違いの美味しさ。コメントは無意味。・・・と書いていました。通関後間も無いまだ落ち着いていない状況下で、これだけバランスが良く、しかも飲めてしまうというのは大きな驚きでした。それと同時に個人的にも、昨年もかなりの高い評価をしたリュショットの変身振りにもびっくりしました。
おそらくこの2〜3カ月を休めることで、大きな押し出しを持ったボディを手に入れると思われます。「真の意味でのグレートなワインはいつでもそれなりに美味しい」という定説が真実ならば、ぴったり当てはまるワイン、それがリュショット=シャンベルタンであると言えます。
まあ、確かに高いと言えば高いのかもしれませんが、ジョセフ・ロティの2005年はもっと高いし・・・決して常識外れな価格ではなく、品質が価格を凌駕していると確信しています。ご興味の有る方、是非ご検討ください。
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| ●2006Charmes-Chambertin Grand Cru |
| シャルム=シャンベルタン |
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【リュショットとは全く正反対の性質!これも素晴らしいです・・・】
2006年のフィリップ・パカレの、華やかで外交的な要素を前面に出してアピールしてくるリュショットに対し、シャルム=シャンベルタンは一見内向的で、ある程度どっしりとした良い重さを持っているグラン・クリュだと言えます。
おそらく皆さんがお持ちであろう、シャルム=シャンベルタンの良いイメージをそのまんま投影するとフィリップ・パカレの2006年シャルム=シャンベルタンになる・・・と思います。ですので、清楚で美しい土、とても静粛で、でも実はかなりの大きさを持っています。
シャンベルタンの下部に位置するシャルムは、チャーミング・シャンベルタンとも言うべき質を持っています。言わば、ややこじんまりしたシャンベルタンという訳ですが、これだけ美しく、清楚に仕上がっていると、その磨きを掛けられた美しさが、ちょっとした恐ろしさにさえ感じられるかもしれません。因みに試飲メモには、
シャルムらしい「おしとやかさ」「清楚」「構造の大きさ」とても美味しい!シルキー、静かな、でも確実で大きな美味しさ。複雑性に品格が備わる
と書いています。
これも落ち着いたらかなりのワインに仕上がることは間違いなさそうです。美しい果実酸がテロワールを一段とくっきりとさせた2006年フィリップ・パカレの特徴が出ていると思います。そうですね・・・2003年頃のパカレのワインであれば、抜栓直後は全てほとんど同じニュアンスを受けていた・・・と思います。特徴が出てくるのに1時間ほど掛かったので、リアルのテイスティングの時は、かなりシンドイ思いをしたのを覚えていますから・・・。その時は疲れ果てました。今回は、全くそのようなことは無く、ブルゴーニュのピノ・ノアールが持つ繊細さ、そしてその畑が持つ類稀な特徴を、いとも簡単に、そして深遠に教えてくれます。素晴らしい出来だと思いました。ご検討ください。
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| ●2006Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux Saint-Jacques |
| ジュヴレ=シャンベルタン・ラヴォー・サン=ジャック |
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【プライスとクオリティ、満足度を考えればラヴォー・サン=ジャックがベスト・チョイス!】
2005年のラヴォー・サン=ジャックを一押しにして、新着メンバーの皆さんからはやんやの喝采を戴きました?が、通常のhpでは一本も販売することなく、ついにはエージェントさんから、
「もういい加減にしてください!もうラヴォーは出せません・・」
みたいな調子で止められてしまいました。だってね〜。旨いものは旨いんだから仕方無いじゃん!
ところがしっかり売り切ってしまってから、何故かアドヴォケイトに2005年のパカレが登場し、ラヴォーが最高得点の96Points
を得たのを見て、有る意味、嬉しい反面ガッカリ・・・みたいな妙な気持ちになったのを覚えています。・・・まあ、卑しい心ではある訳ですが、
「しまったなぁ・・・1ケースくらいは売らないで取って置くんだった・・・」
・・・ホント卑しいったらありゃしない。
常日頃自信たっぷりのコメントで世の中を騒がせている noisy ですから、そのまま商売に生かせれば良いのでしょうが、なかなかそのあたりが難しい。だから楽しい訳でも有りますし、どうしようもないワインに高い評価をしている評価機関やそのまた反対を平気でやってしまう方々に文句の一つも言える立場に何とかしがみついている・・・とも言えるかもしれません。
で、2006年のラヴォー・サン=ジャックですが、やっぱり素晴らしかった!これ、本当です。ペリエールやベレールの素性の良さもヒシヒシと伝わっては来るのですが、やっぱり潜在ポテンシャルの大きさと、何よりも飲んだときの感動の大きさが別物であることが、このワインの本質を語っていると思います。
試飲のメモには、以下のように書いていました。
全くラズベリー。静かな甘みのアロマ(ドライだが)。三段攻めで押し寄せてくる旨み。粘って拡大するボディ。美味しい。スパイスを感じさせながらの余韻。とても凝縮している。
ネガティブな言葉が全く無い、賛辞のメモに終始していますが、2005年と比べると若干の違いも有ります。2005年はテイスティング時にはほぼ完成され、充分に成長したような、旅の疲れを感じさせないコンディションでした。2006年は僅かに安定感を欠いた状況と思われましたが、それでも上記のようなメモでしたので、これが充分な休養を得た時には・・・かなりの感動を味わせてくれるはず・・と確信しています。
言ってしまえばリュショットの桁違いの美味しさには及ばないものの、シャルムがとても静かなタイプなので、ほぼ同格位まで仕上がっている・・・と見ています。(勿論シャルムが大化けする可能性も秘めていますので平たい比較にはならないかもしれません。)
このプライスまで手が出せる・・・と思われる方は、何とかラヴォーを手に入れてください。きっと期待を裏切らないでしょう。2005年の「どしっ」としっかりしたラヴォーでは無く、もう少し焦点を上の方に(軽やかな方)に置き、果実のピュアな美味しさに振った構成になっています。勿論、将来的にはさらに深みを増し、大きな真円をパレットに描いてくれるはずです。2006年も一押しにさせていただきます。ご検討ください!
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| ●2006Gevrey-Chambertin 1er Cru la Perriere |
| ジュヴレ=シャンベルタン・ラ・ペリエール |
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| ●2006Gevrey-Chambertin 1er Cru Bel-Air |
| ジュヴレ=シャンベルタン・ベレール |
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【出来は素晴らしいが、ラヴォーには残念ながら及ばないと判断!・・】
どちらのキュヴェも素晴らしい!・・・ラヴォーの存在さえなければ・・・です。あえて言うならこの2つの中では「ペリエール」が僅かに勝っているでしょう。
まあ、そうは言いながらもワインの美味しさ、楽しさは別のところに有る訳です。単なる評価のポイントでは現れない部分が一番楽しいんです。ね?そうでしょ?細かな違い・・・と思われるかもしれないが、飲んでみたら思いっきり違う・・・。でも、あのリューディのこんな部分に似てるが、やや表土が薄いのかな?とか、少し涼しげなニュアンスが有るから、ちょっと西に向いてるか、すり鉢状か・・・いやいや、すり鉢ならもう少し肥沃な感じがあるんじゃないの?みたいな連想ゲームが楽しい訳です。まあ、そんな妄想癖が有ったら思いっきりオタクです・・・。グーグルのマップでかなり細かく見えますので、ご覧になってみると面白いですよ。あ、リュショットやベレールどうこう・・とは書いていないので、ブルゴーニュの細かな地図は購入しておいてくださいね。因みに、ベレールは何と・・・リュショットの南に接していますし、ペリエールはリュショットの真下のマジの真下です。
もしリュショット、ベレール、ペリエールを比較されたなら、
「なんでこんなに違うのよ!」
と・・・きっと思われるに違い有りません。美味しいには違いないんですけどね・・・。
まずペリエールですが、下記のようなメモになっていました。
表面チェリー、奥からベリー。スパイス、まろやかな甘み。深みはかなりありそうだがまだ余り姿を現さない。(ドライだが)どんどん甘くなる。ポテンシャルはおそらくかなり高い。
どんどん甘くなる、というのは残糖の甘みでは無く、旨みが沸くように出てきているサマを現しています。今ひとつ落ち着いていないコンディションがそのまま現れているのか、やや硬めに仕上がっているのかは判断できませんでしたが、しっとりと濡れたようなニュアンスになるには2〜3カ月掛かりそうな感じに捕らえました。しかし、このペリエールは意外に早くまとまってくるワインなので、ここに手を出すのも良いかな、と思います。まあ、悪いワインが無いので・・・お薦めするのも中々に難しいんです。半年経ったら確実に向上し美味しく飲めるようになると思います。このワインも実に美しい、若い果実が存在しています。
また、ベレールですが、メモには、
チェリーと赤いベリー。深みのあるボディにスパイス。中域はドライ(ここは乾いた感じの意味)だが目が詰まっている→まだ開放に向かわないがポテンシャルは有る。落ち着いたらかなり美味しくなるだろう。エレガントさと深みを持つ。
と、書いていました。
かなりのポテンシャルを感じましたが、今ひとつの落ち着きが不足しているということですね。
若干脱線するようですが、「落ち着かせる」ということについて記載しておきます。どうしても入荷後にすぐ販売されるケースが多いのが高級ワインです。これは、1本当たりの単価が高いことに由来しています。当然フィリップ・パカレに関しては、それなりの量が有り、しかも価格もそれなりですから、エージェントさんとて落ち着かせてから出荷したい気持ちを抑えての販売になってしまいます。最も、通常は「誰も飲まない」ような状況下で販売されてしまう訳ですから、それでも良いっちゃ良い訳です。
しかし通関が切れ、我々やお客様のところにワインが届いても、長旅の疲れが存在します。
「揺らして持ってきたところで、ワインの味わいが変わる訳では無いでしょ?」
と、思われているとしたら、とても大きな間違いです。たかが一週間経っただけでもワインの味わいは大きく変化します。
一般に落ち着いていないワインは、特に酷いコンディションになると、要素がバラけて感じられます。アルコールが浮き、酸も妙に酸っぱかったり余り無いように感じたり、香りもバラバラです。状況によっては、とても正常とは思えない場合さえ有るかもしれません。それが1カ月もすると、かなりバランスが取れ、一体感が出てきます。
ベレールにせよ、ペリエールにしても、瓶詰めのタイミング等も有ってか、やや落ち着いていない状況では有りましたが、妙な香りや味わいは全く無く、とても美しい姿をしています。この先1カ月ほどでかなり落ち着くと思いますし、比較的早め、1年位でびっくりするほど成長すると思います。また、最低でも10年間は向上し、20年ほどの間持つでしょう。
このコラムの下に、つたないいたずら書きに近いロケーション図を載せておきましたので、是非ご参考にしてください。ピンクの文字部分がパカレがリリースしているリューディです。これほどまでに近いのに、かなりの違いがある訳です。高々、高度で20〜30メートルほどしか変わらないですし、ましてや、真横の場合さえ有るんです。それがテロワール・・・畑の持つ特徴です。素晴らしい出来になった2006年、是非ご検討くださいね。
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| ●2006Chambolle-Musigny 1er Cru |
| シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ |
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【シャンボール好きには溜まらない?エレガントだがとても力強いプルミエです!】
2005年のシャンボール・プルミエ・クリュもそうでしたが、1年寝かすとかなり向上したと思います。noisy的には、2005年は確かにラヴォーを一押しにしたのですが、次の押しはこのプルミエ・クリュだったんですよね。ところが何を思われたのか、皆さんラヴォーにばかり目が向いてしまって、ポテンシャルが物凄かったシャンボールのプルミエ・クリュが、素通りされてしまいました。
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↓2005年のコメントです。
【真ん丸!立体的!球体!三次元的!な液体・・とても優れています。】
アロマはなかなかに開いて来ないものの、表面が艶々しているとても美しい球体を接点で感じることでしょう。わずかな時間をおいて、味雷を拡げてくるような膨らみが力強さを感じさせてくれます。シンプルなシャンボールよりもやや紫掛かった果実の説得力を味わいから感じます。リリース直後で贅沢な話ですが、これで香りが開いてくるとかなり凄いんじゃないかな?レ・シャルムとか、デリエール・ラ・グランジュとかの、ややパワフル系シャンボール・プルミエのイメージです。素晴らしいです!
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2006年のプルミエ・クリュは、印象はかなり似通ってはいますが、力強さのニュアンスが若干変わっていました。こじ開けられる様な、無理矢理なニュアンスから、ソフトでフレッシュなタッチになっています。メモには、
ふっくらした黒・赤チェリー、スパイス、甘みを感じるアロマ。品と深みは村名シャンボールには無いもの。静かで複雑な余韻が長く続く。リッチなバランス。かなりポテンシャルが高い。一応今でも飲める。
実際、ラヴォーの次に来るのはこのシャンボール・プルミエかポマールのプルミエです。一応飲める・・・のがポイントですね。昨年はリリース直後はちょっとツライ感に襲われましたが、2006年は何とか行けそうです。しかもかなり格上に感じていただけると思います。ご検討ください。 |
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| ●2006Pommard 1er Cru |
| ポマール・プルミエ・クリュ |
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【昨年まではレ・シャンランとしてリリースされていたワインがさらなる大きなワインに!】
1級畑「シャンラン」及び「アルヴェレ」の葡萄をブレンドし、ポマール・プルミエ・クリュとして2006年の初リリースです。レ・シャンランはヴォルネイ寄りに有り、ポマールに特級畑が有るとすれば真っ先に候補になるといわれるレ・リュジアンの南に接しています。
またレ・アルヴェレはボーヌ側のレ・シャルモワに接する畑ですから、造り手の意図とすれば、ボーヌ側とヴォルネイ側の良い部分をブレンドし、ポマールそのものを表現したい・・・みたいなものがあったのかもしれません。
事実、エレガントな傾向を見せていたポマール・レ・シャンランでしたが、レ・アルヴェレを足したことで深みや重量感が出て、一層大きな円形を感じさせる見事な仕上がりになっています。
メモには、
プラム。伸びやか。スパイス。途切れそうでいてきっちりと続いてゆく。とても落ちついていて、単純にも美味しいと思える。一層の複雑性はこれから。有る意味とても良い。奥にスパイス。中量級のバランス。甘く美味しい。飲める。
と書いていました。「甘い」と書いてありますが、基本は全てドライで、残糖の甘みは有りませんから、旨みを持った酸が積層し、また、酸素を取り込んだ要素が徐々に膨らんで行ってそのように感じさせるのでしょう。
このポマール1級はかなり旨いので一押しにしたいのですが、大きさもしっかりありますが複雑性はこれから半年ほど掛けて出てくると思いますので、そのようにはしませんでした。ゆっくり休めて飲まれるのでしたら全く問題にも有りませんし、「ちょっと勿体無いな感」を「ヘ」とも思わないで済む方には、是非ともお薦めしたいアイテムです。特に2005年までのレ・シャンランとの構造自体の大きさの違いは目を見張ることでしょう。飲んでみて欲しいアイテムです。お薦めします。
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| ●2006Chambolle-Musigny |
| シャンボール=ミュジニー |
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【これは飲めます!素直に美味しいです!】
若く美しい果実と酸を残すような収穫をしたせいでしょうか、より一層シャンボールらしい美味しさを身に付けたワインです。香気に満ち柔らかなテクスチュアを持つと言われるシャンボール=ミュジニーの姿をそのままに感じることが出来ます。
メモには、
透明なミネラル。奥から甘いチェリー。とてもクリアで旨みの有るバランスの取れた酸。後口はややドライ。香りは余り強くないが旨みの有る美味しい酸で飲めてしまう。とてもチェリーを感じる。飲める。
まあ、飲めるを強調して書いていますが、輸入されたばかりのワインが、すぐに飲めるかどうかという点はかなり重要ですので、グラスを口にする度に書き込んだようです。
とは言いながらも後口がややドライさを感じる、と言う部分には、やや詰まったものが有る、ということを暗に言っていますから、まだ落ちついていない点とこれから出てくるであろう表情が閉じこもっている点が有るということだと思います。
すでに飲める状態ではあるものの、これからも上昇して行く余地が有るワインです。人気のシャンボール、是非飲んでみて欲しいと思います。お薦めです!
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【これは2〜3カ月の休養を与えましょう。2008年夏過ぎから美味しく飲めるようになるでしょう。】
実は、この下の方でご紹介するニュイ・サン=ジョルジュの出来が素晴らしくて、ポマールが霞んでしまった部分が有ります。もっとも現段階での話しですし、こうしている間にもワインは成長していますから、
「絶対に正しい!」
などと言うつもりは毛頭ございませんのでご承知おきください。
2006年のポマールですが、エージェントさんの情報によりますと、
1級畑「シャンラン」と1級畑「シャニエ」のそれぞれに隣接する同名の村名区画と「ヴィニョ」の区画より。「シャンラン」はフルーティーさや肉付きを生み出し、「シャニエ」は上品な酸味を生み出す。
とのことです。
ポマール・プルミエ・クリュ同様に、村の南側と北側のリューディのブレンドです。レ・シャニエはポマール・プルミエ・クリュで使用したレ・アルヴェレの西側に有るリューディです。レ・シャンラン、レ・シャニエ共々、1級畑と村名畑の両方が有り、この村名ポマールでは村名のリューディをブレンドしている訳ですね。
わずかに黒味、良い丸い酸味のある、甘酸っぱいアロマ。タンニンはやや表に出てくる。とてもエレガントな仕上がり。重厚な感じはほぼ無く、あまりポマールっぽくない。
要はまだ落ちついていない・・・ということになるでしょう。現在の状態ではニュイ・サンを先に飲まれたほうが良いです。しかし、パカレのポマールは例年とっても美味しいですから、先にも書いたように少し休めれば、かなり変化してくると思います。これも近いうちに飲めるという点でお薦めしたいと思います。ご検討ください。 |
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| ●2006Beaune 1er Cru les Chouacheux |
| ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・シュアシュ |
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【残念ながら2〜3年くらい掛かりそうです。・】
このワイン、例年もそうですので・・・。実はとても複雑性が有って、深みも、大きさも有るんですが、何せバランスが取れていないんです。3年くらい掛かりそうですよ。
かなりスパイシー。複雑性。中盤がやや空虚。ハイトーンな部分が多く、ローアングルが少ない。少し硬い。今はキツイ感じ。エレガント系。
要はボディが造れていない状況です。香りはかなり複雑ですし、要素に満ちている訳ですが、真ん中や下の部分がスカスカ。時間が掛かるワインだと判断しました。ですので今回は特にお薦めはしません。ここに手を出すなら、ポマール1級、シャンボール1級、ラヴォーにしましょう。3年後にお会いしましょう・・・
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| ●2006Gevrey-Chambertin |
| ジュヴレ=シャンベルタン |
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【絶妙な甘み!・】
2005年のパカレの一連のジュヴレのワインは、本当に出来が良くてびっくりしました。村名のジュヴレでさえ、
「なんでこんなに美味しいの?」
と思ってしまうほど・・・
しかしながら、ラヴォーの出来が良すぎてしまい、ペリエールやベレールの存在が霞んでしまった訳で、今でもそろそろ美味しくなったであろうペリエールやベレールが、誰にも購入されずに眠っています・・・(T.T。高くは無いと思いますよ・・・。
で、2006年の村名ジュヴレですが、
「どうしてもニュイ・サン=ジョルジュには手を出したくないだぁ!」
とおっしゃる方に・・・お薦めします。
同価格であれば現状ではニュイ・サンが一番!二番がジュヴレ・・・です。・・・いや、将来は判りませんが・・
やや黒味の入ったルビー。いつものパカレ・ジュヴレのスパイシーなアロマ。妖艶でとても色っぽい。中盤はやや細めだが静かな甘みが長く持続。美味しい。
と、書いています。
まあ、時間の問題では有ると思いますし、単にテイスティングの時までには落ちつき切らなかっただけかもしれません。ですのでこれもお薦めのワインであることには違い有りません。是非ともご検討ください!
エージェント情報
畑の場所は3ヶ所。
1、村のすぐ北側にある墓地の近く。
グランクリュのほうではなく、北側(Fixin寄り)の方。
2、国道とグランクリュの区画の間。
ジュヴレ シャンベルタンのエリアの中央部分。
3、国道の東側「ジュスティス」地区。
村から国道を渡って反対側。
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| ●2006Nuits-Saint-Georges |
| ニュイ=サン=ジョルジュ |

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【リーズナブルな価格帯では一押し!素晴らしい!べた褒め!】
かの有名な1級畑「レ・サン=ジョルジュ」の下部は国道側のリューディ、「レ・ロンジュクール」です。昨年までは、レ・ザルジラでしたので、かなり遠く離れています。
2005年までのニュイ・サン=ジョルジュは、どちらかと言えばエレガントでちょっとクールなニュアンスを持ったワインでした。ところがです!2006年のニュイ・サンは・・・べらぼうなバランスを持ったワインに仕上がってしまったんですね。
これは収穫のタイミングがテロワールとバッチリ合ったことが、最も重要な成功のポイントではないかと推測しています。それに、レ・サン=ジョルジュの直下のリューディと言うこともあって、まん丸としたバランスで、現実的なチェリーのニュアンスを、そのまま感じさせてくれる生きの良い味わいなんですよ。
黒味のあるチェリー。かなり現実感有る。とても良い。丸みのあるチェリー。とてもバランスが良く、スパイシーで旨い。わずかに乾いた後口。濃厚ではないピュアで近世の取れた美味しさ。旨みがぎっちり詰まっている。飲める。
どうでしょう?口にした瞬間からチェリーの現物の映像が目の前に浮かんでくるようです。それでいて、決して濃厚では無く、旨みが詰まった味わいをしています。これを旨いと言わずに何と言うか!
「ニュイ・サンって、あんまり得意じゃないんだよね・・」
という方も中にはいらっしゃるでしょう。おそらく、どこか感じてしまう野暮ったさが重さを連れてくるのでしょう。しかし、このニュイ・サンは、きっと期待を裏切らないと思います。一押しにするからには意味がある・・・是非飲んで欲しいと思います!!
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| ●2006Pernand-Vergelesses |
| ペルナン=ヴェルジュレス |
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【毎年パスのペルナンですが、今年は飲めます!今のうち!】
いつもはですね、2〜3年寝かしたほうが美味しいから・・・という理由でお薦めしていませんが、2006年はエレガントな方向性と収穫のタイミングが有った性でしょうか?かなり美味しいんです・・・。
桜、チェリーの丸いニュアンス。とてもチェリッシュ。甘酸っぱい。結構バランスが良い。何時もより丸みが有る。徐々に硬くなるが今でも飲める。軽めでエレガント。色合いは薄くフルーティーな味わい。
色が浅めの若いフルーツを連想していただき、軽めでエレガントなバランスのワインを思っていただければ・・・そしてパカレ・フレーヴァーを考えてブレンドしていただければ、想像通りだと思います。とてもピュアです。 |
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| ●2006Corton-Charlmagne Grand Cru |
| コルトン=シャルルマーニュ |
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【2005年の仇は取った!マンモスポテンシャルなコルシャルです!】
2006年のシャルドネは、日照条件の良い有名どころのリューディであれば、2005年を凌ぐことになるかもしれない・・・。そのように
noisy は感じています。それほどまでにコルシャルの出来は完璧で、昨年のとは比べ物にならないです。
まあ、もっとも2005年のコルシャルも悪いと言っている訳では無く、若くして飲むことが不可能だし、いつになったら美味しくなるかも見通せない・・・という意固地な性格だった訳です。
2006年のコルシャルは、コルトン=シャルルマーニュとしても、また、ボーヌの秀逸なシャルドネとしても、高い評価を得るべき品質に達していると判断しています。
レモンピール、分厚い石灰+柑橘。ひたすらピュアな美しさと大きさ、構造の深さ。出来はとっても良い。張りが有る美味しさ。
と、実に簡単に書いています。まあ、ある意味、確認するだけなんです。キッチリ出来てさえ入れば、全く問題が無いどころか、アウトスタンディングなワインに仕上がることは間違い無いんです。
で、今でもそれなりにとても美味しく飲めるし、飲み時をさほど気にせず、飲みたい時に飲んで良いグラン・クリュに仕上がっていると思います。これだけ荒れている早い段階でこれだけの表情を見せているんですから・・・。リアルは94点止まりでしたが、noisy
的にはそれ以上・・あるんじゃないかとも見ています。グレートなワイン!旨いです。是非ご検討ください。
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【パカレ白のnoisy的一押しはこれ!ボーヌのシャルドネの偉大さを味わってみてください!】
まあ、ある意味でピュリニーとムルソーは良い比較になると思います。隣り合って接している村で有りながら、これだけ性格が違うのも珍しいです。しかも、パカレのワインは、良くも悪くも「パカレ節」がしっかりと効いていた訳で、テロワール(狭義)+パカレでは、パカレの占める割合がかなりの部分を持っていました。
しかしながら、ピュアで若いアロマを閉じ込めた2006年、本来のパカレ節は、まだ存在するにせよ、その割合を大きく下げ、畑が持つ表情を、よりクッキリと表すことに成功しています。
ですので、このムルソーと下のピュリニーの、全く違う表情は実に面白いです。両方足せばル・モンラッシェ?みたいな計算になるはずです。
2006年 ムルソーは、とても重厚で滑らかな味わいと、その表面からとろ火で煮込んでいるシチューのように浮かんでくるアロマの質感が絶妙です。
リンゴ、オイリー、柑橘、白い花、表面にバター。粘っこく豊かで深く、それでいてあっさりした感じ。旨みバッチリ。絶妙に旨い!
ややこもったような、表面張力で要素を内部に押しとどめようとしているかのような液体が、耐え切れずにポツポツと放出してしまうエネルギーが、実に質感高いアロマになっていますから、noisy
のようなボーヌのシャルドネ大好き人間には、溜まらないんですよ。
そして、何より良いのは、今飲んでもその美味しさをちゃんと伝えてくれることです。レ・ナルヴォーとレ・グラン・シャロンという村名リューディのワインでは有りますが、スタイルこそ違えど、コシュ=デュリのムルソーに引けを取らないんじゃないかとさえ思います。
深遠でとても大きいワインです。是非ノックアウトされてみてください。超お薦めです!
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| ●2006Puligny-Montrachet |
| ピュリニー=モンラッシェ |
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【実に秀逸なムルソー2006の対抗馬!・・・素晴らしいがちょっと早い・・・】
これが落ちついてさえいれば、ムルソーを凌駕したかもしれません。ポテンシャル的には総合点でムルソーに並ぶほどではありますが、現在の美味しさ点では若干劣ってしまいます。いずれにせよ、時間の問題では有りますので、休ませれば解決します。
青いリンゴ、伸びやかでストレートなピュア・アロマ。素性の良さ。ねっとりとした旨み。表情はこれから出てくるだろう。ポテンシャルは高い。
ピュリニー南部、バタールの下部のレ・ノワイエ・ブレと、北部のレ・ルヴロンというリューディのブレンドです。バランスが良く、とても明るく、柑橘フルーツをほお張ったようなニュアンスを受けます。ちょっとこもった感じのムルソーとは対照的にとても伸びやかです。
「ピュリニーの持つ新鮮な果実感が好き!」
という方には、溜まらない味わいでしょう。ただし、最低1カ月は休養を与えてあげてください。徐々にその大きさと、それを埋めるだけの表情をみせるようになると思います。これもお薦めです! |
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| ●2006Chablis 1er Cru Vau Ligneaut |
| シャブリ・プルミエ・クリュ・ヴォー・リニョー |
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【2006年から加わった新アイテム!】
シャブリの1級は2アイテム有りまして、かなり味わいの傾向が違いますのでご注意くださいね。こちらはヴォー・リニョーです。
リンゴ、熟した果実。とても詰まったアロマ。柑橘。やや落ちついていないがしっとりした甘み。まるでアリス・エ・オリヴィエのシャブリのような、洗練されたスマートなバランス。
冷たい酸味がかなりしっかり存在しています。またややキンメリチックなミネラルがてんこ盛り・・・このシャブリ1級は2〜3カ月置くことで真価を発揮すると思います。ポテンシャルは高く、先行きが明るいです。
シャブリのようにミネラルががっちりあるワインは、やはり性急に飲んでしまいますと失敗します。充分に休ませてください。素晴らしいワインだと思います。ご検討ください。 |
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| ●2006Chablis 1er Cru Beauroy |
| シャブリ・プルミエ・クリュ・ボーロワ |
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【こちらの方がキンメリは強い!】
キンメリッジ、ミネラル感、ガス、奥に蜜、白い花、花梨、酸味の効いたアロマ。甘みが有って酸とのバランスが良い。とても静かな余韻。
皆さんが持つシャブリのイメージには、このボーロワの方が近いと思います。これもやや落ちついてはいませんでしたが、上記のヴォー・リニョーよりは良いですね。1〜2カ月で落ちつき、とても美味しくなると思います。ミネラル感がとても強く、恐ろしくピュアです。お薦めします!
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| ●2006Saint-Aubin 1er Cru en Remilly |
| サン=トーバン・プルミエ・クリュ・アン・ルミイィ |
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【2005年は一押しアイテムでしたが・・・・】
・・・どうでしょう・・・。はっきり言って余りにも暴れていました。通常のテイスティングの後に、フィリップ・パカレも愛用していると言う「四次元デキャンタ」を掛けてみましたら、若干向上しましたので、3カ月ほどの休養が必要かと思います。
で、残念ながら、2005年ほどの大きなアドバンテージを得ることは出来ず、価格なりの評価をせざるを得ません。これは、決してネガティブに判断したと言うことでは無く、価格やクラスを飛び越えるようなものが無かっただけです。
やや樽と煙、奥に蜜、柑橘、ミネラル。とても良い。ミュルジュよりも凝縮。2005年よりも熟れているがやや緩いか?少し時間を置くべき。
とメモってあります。
ロケーション的にムルソーやピュリニーよりも日照条件が悪い分、収穫を遅らせた感が有り、その分、他のパカレのシャルドネには無い熟したフルーツのニュアンスが存在します。四次元デキャンタの効果で、先をある程度見通すことができましたので、2008年の夏の終わりが見えてきたら・・・飲んでみて欲しいと思います。ご検討ください。
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| ●2006Saint-Aubin 1er Cru les Muergers des Dents de Chien |
| サン=トーバン・プルミエ・クリュ・レ・ミュルジュ・デ・ダン・ド・シアン |
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【アン・ルミイィよりもやや冷ややかです!・】
ムルソーやピュリニーの素晴らしさには、やっぱり追いつかなかったミュルジュですが、価格なりにはとても良く出来たワインだと思います。
ややバター、蜜、柑橘、ミネラル。甘く柔らかなテクスチュア。普通に旨い。とても冷ややか。ややチャーミング。
とメモってあります。
くれぐれも言っておきますが、決してネガティブな印象を持ったわけでは無いんです。他が凄すぎるので、このプライスゾーンのシャルドネを押し切れないだけなんですよ。ですので、こちらのミュルジュも、3カ月ほど休養させ、2008年9月頃より楽しんでください。きっと期待を裏切らないと思います。パカレにとってはプチ・ピュリニー=モンラッシェみたいな味わいですが、しっかり休めたらピュリニーにかなり近いニュアンスになると思います。 |
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| ●2006Monthelie 1er Cru Clos Gauthey |
| モンテリー・プルミエ・クリュ・クロ・ゴーテイ |
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【初登場です!】
ヴォルネイの南西、ムルソーの西にあるモンテリーという村の1級畑です。どちらかと言えば赤ワインのイメージが強いと思います。村の中心の北、ヴォルネイ寄りにある「クロ・ゴーテイ」です。
ピンと張り詰めたボディ。気品はさほどではないがパワフル。甘さと渋さとビターの良いバランス。若干若い。
これも価格なりですね。2カ月ほど休養させるとかなり落ちついてくると思います。ですので、ちょうど暑い盛りの頃からになりますので、夏の冒険に出かけてみてはいかがでしょうか?・・・ん、単に冒険じゃあ困ってしまいますが、それなりのものは出てくると思います。ご検討くださいね。
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● お待ちかねだと思います。ようやくフィリップ・パカレ2005年をご紹介させていただきますが、もうすでに他のショップさんではガンガン販売していますので、待ちきれずに購入された方もいらっしゃるんじゃないかと思います・・(T.T
さっさとオファーすれば、より多くの販売が期待できるわけですが、グレートな出来栄えを期待できるフィリップ・パカレの2005年の中身を、しっかりと把握した上でのオファーこそが、お客様の知りたいことだろうと思って、20アイテム中19アイテムのテイスティングを仲間と決行しました!ですので、自信を持って言えますが、
「2005年のフィリップ・パカレも素晴らしい!」
もっとも、今飲んで美味しいとか、ポテンシャルが有るので先行きが楽しみ、だとか、色々と有りますので、詳細な部分は各コラムに書いていますのでご覧下さい。
◆2005年フィリップ・パカレ総評
ブルゴーニュの生産者の多くが、
「何もしなくても良かった奇跡的な年!」
と語るように、フィリップ・パカレの2005年ものも健全でピュア、とても大きなワインに仕上がっている。赤のグラン・クリュ、シャルムとリュショットは別格で素晴らしいのは間違い無いが、1級のラヴォー・サン=ジャックの出来栄えには驚いた。毎年素晴らしいGCペリエールが霞んでしまうほどの官能さと複雑さを見せるので、2つのグランクリュに引けを取らない仕上がりだと思う。また、村名ジュヴレの出来も素晴らしく、ジュヴレ系のワインの素晴らしさが特筆できる。ボーヌのピノ・ノアールはニュイのものに比較して、幾分柔らかく、早く熟すだろう。エキス系の穏やかな味わいだ。凝縮感、大きさといった部分は、コート・ド・ニュイのワインに分が有る。
白ワインは、飲んでいないアリゴテは判らないが、それ以外はとんでもなく素晴らしい。一番のお薦めには、サン=トーバン・アン・ルミイィを推したい。複雑さや大きさに優れ、今飲んでも良いし、熟成も効くだろう。他の白ワインもグレートだが、コルトン=シャルルマーニュのアペラシオンの官能検査で落ちたアンディジェーヌだけは決して今飲んではいけない。おそらくとんでもない仕上がりなのだろうと推測するが、今飲んだところで全然美味しく無いし、数日掛けても、わずかに一端を見せるのみである。まだワインになっていない・・と言っておこう。
そんな訳で簡単に言ってしまうと、一押しが赤のラヴォー・サン=ジャックと白サン=トーバン・アン・ルミイィで、ジュヴレ系は全て素晴らしく、シャルム=シャンベルタンを除いて今でも飲める。ボーヌ系赤は柔らかくしっとりしていて、ニュイ系赤は力強い。白はアンディジェーヌを除いて全て飲める。
是非ご検討下さい。2005年のブルゴーニュは頑張って買いましょう・・・(^^;; |
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| ●2005Bourgogne Aligote |
| ブルゴーニュ・アリゴテ |

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【・・・これだけ・・・飲んでないんです。】
数がとっても少ないので、
「まあ、飲んでも仕方が無いだろう」
ということで、飲んでいません。おそらく販売にかけると直ぐに無くなってしまうキュヴェなので・・・欲しい方はおはやめにどうぞ!
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| ●2005Saint-Aubin 1er Cru En Remilly |
| サン=トーバン・アン・ルミイィ |

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| ●2005Saint-Aubin 1er Cru Murgers des Dents de Chian |
| サン=トーバン・ミュルジュ・デ・ダン・ド・シアン |

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【石灰系ミネラルに溢れるスタイリッシュなダン・ド・シアンとメチャ複雑なアン・ルミイィ!】
一般的にサン=トーバンは、質の高さが価格を上回っていると思われるボーヌ唯一のアペラシオンと言えますが、パカレの2005年でもそれは間違いなく言えることです。アン・ルミイィは複雑性に富み、モンラッシェ的なニュアンスが漂います。一方のミュルジュ・デ・ダン・ド・シアンはミネラルに富み、現状は幾分硬めで、どちらかというとシュヴァリエ的・・です。お買い得なワインだと思います。
●2005 サン=トーバン・アン・ルミイィ
現状でもかなり美味しい。リンゴや柑橘系のフルーツのアロマ、凝縮感がとても高く、酸度のレベルも高い。色鮮やかな糸を何種類も織り込んだ布のようで複雑性は一番であるし、シャルドネ好きにはたまらない魅力を持っていると思われる。今飲んでも良く、熟成させても良い。
●2005 サン=トーバン・ミュルジュ・デ・ダン・ド・シアン
真っ白な絹で仕立てた質の良さを感じさせる白装束を思わせるようなミネラルが何層にもなって存在している。シャルルマーニュのような石を思わせるものでも、シャブリのようにキンメリっぽくも無く、でもシャリシャリと音を立てて来そうなほど、しっかりしたミネラル感だ。幾分の硬さは感じられるもののバランスが良いので、現状でも飲める。
好みがあるでしょうから、一概にどちらが良いとは言い切れませんが、個人的には、ポテンシャルは幾分アン・ルミイィの方がが上だと思います。ピュリニーの西南〜西に位置する素晴らしい畑です。2005年のようなグレートイヤーには、格別のシャルドネに仕上がりますので、絶対にお見逃しの無いように! |
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| ●2005Chablis 1er Cru Beauroy |
| シャブリ・ボーロワ |

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【旨み成分がきっちり乗った肉厚で柔らかく素晴らしいシャブリです!】
明るい黄金色からフリンティな大量のミネラルと淡い色合いの柑橘系フルーツ。凝縮していて、レモンを思わせるような酸味のレベル、旨み成分がバッチリ乗り、まさに
「漲る(みなぎる)」
という言葉を使いたくなるような逞しいシャルドネです。とてもピュアで、
「無垢」
という言葉も使いたいなぁ・・。それでいて、けっこう柔らかいんだな!
現状の複雑性から言うとポイント的にはサン=トーバン・アン・ルミイィには適わないが、数年経ったら逆転も有りえるかもしれない。しかし、シャブリとボーヌという離れたアペラシオンなので、しっかりとテロワールを表している・・・ということから言えば、ほぼ同格なのでしょう。シャッキリしているが意外にソフトなタッチ・・、見事に出来ていると思います。ご検討下さい。 |
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| ●2005Puligny-Montrachet |
| ピュリニー=モンラッシェ |

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【誰が飲んでも美味しい!と言える表現を持っています!】
実は友人とのテイスティングでは、アン・ルミイィ派とピュリニー派にキッチリと支持が分かれました。このピュリニー=モンラッシェは実にわかり安い、受け取りやすい表現をしていて、
「ボーヌのシャルドネ酒の模範的な味わい」
を持っていると思います。
ドライながらジューシーで肉厚、リンゴや柑橘のフィネスあるアロマ、エキスがきっちり出ていてバランスに優れ、感動的な余韻が実に長い・・・んです。
「ピュアな美味しいシャルドネが飲みたいな!」
と思ったときに、おそらく脳裏に描いたものと寸分たがわないイメージで行けると思います。
樽が目立つことなど全く無く、ひたすらピュアで、果実感が高いピュリニー=モンラッシェ・・。かなり良いです。サン=トーバンを
noisyが強く押しているのは、価格がかなり安いから・・です。ほぼ同様だったら・・別の結果になったかもしれません。プルミエ級と言っても良い味わいです!お薦めします。
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【へヴィー級の王者・・です!これも素晴らしい!】
このムルソーはブドウの出来がかなり良かったのかな?と思ってしまいました。かなりの遅積みを感じさせるような、もしくは、貴腐が付いたんじゃないか?と思えるほどの妖艶なアロマは、ほんのりと甘みを漂わせている。勿論甘いわけでは無く、きっちりドライである。ボディはまだ出てこないが凝縮した液体が口内にへばり付いて、徐々に拡がろうとする。糖度が上がった分、高発酵で、粘度がかなり高い。
とても重量感の有る味わいです。しかし、マッチョな肉体では無く、筋肉質で、無駄な贅肉が見当たりません。これはプロフェッショナル好みの味わいですね。noisy
はとても好きな味わいですが、体力が無いと付いて行けないでしょう。まだ硬いですが徐々にこなれてくると思いますし、寿命も長そうに思います。
「シンプルなムルソーなのに価格が高いのは何故?」
と思われるかもしれませんが、これだけしっかりしているとすると・・・おそらく只者では無いですね。上級者向きの味わいです。 |
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| ●N.V.(2005)Indigene V.d.T. |
| アンディジェーヌ |

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【ありゃりゃりゃりゃ・・・こりゃあ困ったぞ!】
フィリップ・パカレのシャルドネの最高峰である、コルトン=シャルルマーニュになるはずのキュヴェが、なんとアペラシオンの認可が下りず、単なる「ヴァン・ド・ターブル」になってしまいました。
「なんでだろうね〜!」
と、言い合っていたのですが、テイスティングしてみて、
「う〜む・・・認可されなかったのも理解できる」
と納得してしまいました。
皆さんが知りたいのは、
「アンディジェーヌは買いなのかスルーなのか・・、誰かハッキリしてよ!」
と言う結論のことでしょう。でもその前に、テイスティング時の経過を報告しておきましょう。
ブルゴーニュのテイスティングに習って、ピノ・ノアールから始めました。当然格下のワインから上の方に向かって行くわけです。そしてシャルドネへ移行しましたので、このアンディジェーヌが最後、ということになりました。
ん?普通は白からやるんじゃないの?・・・もちろん、普通に飲むのでしたらそれでも良いのですが、酸が飛び切り強いグレートイヤーのシャルドネを先にテイスティングしてしまうと、ピノの時に正確な判断が出来なくなります。そんな訳で、ブルゴーニュでは基本的には「赤→白」の順番です。
大いなる期待に胸を膨らませてグラスに注がれたアンディジェーヌを見ると、実にねっとりとしていてグラスの雫が落ちてきません。輝くやや薄めのゴールドのファーストノーズは・・
「あれ?石灰系ミネラルと・・ん??何?」
まあ、まだ硬いのかな?と思って、まあいいや、飲んでみよう、と口に含むと・・・、
「あれ?」
いや、こんなはずはない、コルトン=シャルルマーニュの個性がどこにも見当たらない・・というよりもこれはボーヌのシャルドネかい?という感じ・・・、いや、自分がおかしいのか、長いテイスティングで疲れて感覚が鈍ったのか、と、もう一度口に含みなおす・・・。
かなりの大人数でのテイスティングでしたが、皆黙りこんでしまいました。そして、駄目かな?と誰かが呟いたようにも思いました。
テイスティングは官能検査ですから、個人の取り方によって、微妙に評価は変わってくるものですが、このアンディジェーヌは、おそらくほとんどの方が同じ判断を下した・・と思います。はっきり言って・・・あんまり美味しくないんです。
30分以上、1時間近くも結局は粘りましたが、コルトン=シャルルマーニュの「コ」の字も出てきませんでした。エチケット表記は12度というアルコール度ですが、異常に思えるほど、おそらくアルコール分は高いと思います。味わいは・・・どちらかと言えば、焼酎の水割りに近いもので、エキス分を感じる前に、アルコールの強さを感じてしまいます。いや、むしろ、全てをアルコールと結びついた石灰系のミネラルが隠しているようで、味わいの芯になるべき部分さえ見当たりません。
結局、その場では結論が出せず、noisy が残ったアンディジェーヌを持ち帰って検証することにしました。で、ようやっと本題です。
数日間、毎日少しずつ検証させていただきました・・って、ただ飲んだだけですが・・・(^^;;
で、もう無くなってしまうという5日後・・・、出てきましたよ・・・着物の裾が!そう、コルトン=シャルルマーニュの裾です。ほんの僅かだけ顔を出しました。
で、結論としましては、
「アンディジェーヌはまだワインになっていなかった」
という判断をしました。3〜5年の瓶熟が絶対に必要で、それ以前に手を付けるのは危険を伴います。少なくともこの1〜2年の間は美味しいとも思えませんから、じっくりとセラーリングさせる必要があります。
要はこういうことだと思います。
1.とても優れたブドウを手に入れた。熟度が高く、新鮮だった。
2.糖度が上がった分、アルコール分がかなり高くなった。
3.高いアルコール分が全てをマスキングしている。
↓
アペラシオンの認可が下りなかった。
エチケット表記の12度というのは、おそらく「ガセ」でしょう。ヴァン・ド・ターブルにしかならないために、アルコール分が高いと税金も上がってしまうので、そのようにしたのでは?と、勘ぐっています。アル分が高いのなら、熟成に時間が掛かるのは必定ですから、
「まだワインっぽくなっていない」
のだと思います。
ワインの熟成にとってのアルコール分の高さは、プラスの要因となります。後は、酸のバランス、全体のバランスですが、テイスティングの結果は、「バラバラ」ではなく「シームレス」でした。そして、数日後にようやっとワインらしくなってきましたので、ここは思い切って言ってしまいましょう。
「とんでもない可能性を秘めたコルトン=シャルルマーニュである。」
フィリップ・パカレが「アンディジェーヌ」(その土地の個性)と名付けたのも、おそらくは、彼の持つ全力、才能を駆使して、自信満々のキュヴェに仕上がったからでしょう。noisy
としても、数日後に僅かに現われた「ご本尊」にお目にかかれなければ、決してお薦めすることが出来ない状況になっていたはずです。
これほど難しい判断は、今までほとんど有りませんでしたので、100%の自信があるかと問われると、微妙な立ち位置です。しかし、黄色の文字列に90%は有ります。残りの10%は、今までに経験が無いための不安です。ですのでとんでもない可能性を秘めたコルトン=シャルルマーニュを購入するかどうかは、お客様が決めることですが、
「あの時買っていて良かった!」
と、思っていただけることを望んでいます。ご検討下さい。
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| ●2005Pernand-Vergelesses |
| ペルナン=ヴェルジュレス |

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【ペルナンは取りあえず今はスルーしましょう・・・】
一番安価であり、パカレらしい風味を一番持っているのかもしれない・・・と言うこと以外に、リリース直後である今、このワインを買わなければならない理由が有りません。とてもしまっていて、赤いベリーと美しいミネラルがフィネスを持ち濃度を持って立ち上がるが、かなりドライでタンニック、ボディはまだ平板で渋みが後口に残ります。
とても良く出来てはいるが、この1〜2年は飲めず、かつ人気薄、ということなら、後でも購入できる可能性があるから、取りあえず「スルー・・」で良いと思います。でも、反対に言えば、パカレ風のエレガントな、薄い旨みを持ったシミジミ美味しいワインに1〜2年で出会える・・ということですので、お間違いの無いよう・・・。 |
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| ●2005Pommard 1er Cru les Chanlins |
| ポマール・プルミエ・クリュ・レ・シャンラン |

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【力強いポマールに、とてもエレガントなレ・シャンラン!】
毎年人気のレ・シャンランと村名ポマールの比較をして見ましょう。2005年のパカレ、ピノ・ノアールは、コート・ド・ニュイのものが凝縮感が高く、コート・ド・ボーヌのものがエレガントでエキスが綺麗に感じられます。
2005年 ポマール
村名のポマールは価格も安くなったし、かなりお買い得と言えるでしょう。赤黒いベリー系の香りが甘さを漂わせながら立ち上がる。重厚な果実感は三次元的な立体感も有り、エキス分もたっぷりでかなり美味しい。実に後口が良い。
2005年 ポマール・プルミエ・クリュ・レ・シャンラン
かなり薄目の色合い(他は今までのパカレを感じさせないほど・・濃い)から赤系のフルーツにミネラルが渾然となり伸びやかに、エレガントに香る。とても美しい。重量感は無く、あくまで軽快、しかし奥深さがある。
どうでしょうか、レ・シャンランはもう少し時間をかけた方が良いと思いますが、ポマールは飲み始めても良いじゃないかな?現状ではポマールのクオリティの高さが光っていますが、2〜3年後には逆転しているでしょう。早く飲むならポマール、セラーに残すならレ・シャンラン、ということにしましょう。エキス系の綺麗な味わいです。 |
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| ●2005Beaune 1er Cru les Chouacheux |
| ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・シュアシュー |

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【きっと早めに熟すと思います!】
赤い小粒のイチゴに綺麗な土、ミネラルの香り。他のパカレのワインに比べると、やや緩みを感じる凝縮感。その分、アロマはエロティックさを僅かに放出していて香しい。とても軽快で、余韻が滅茶苦茶長い・・・・・・。
この余韻の長さは半端無いです・・・しかし、若干緩さを感じるのは、個体の状態なのか、それとも時期尚早なのか。おそらく後者でしょう。香りのエロさと余韻の長さ・・・、特に余韻は創れない、と申しまして、良い出来のワインの判断基準でもありますから、もしかすると noisy の判断が甘い可能性も有ります。
「もう一度飲みたいな・・」
と思わせる魔力のようなものを持っているアイテムです。おそらく早熟でしょう。 |
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| ●2005Nuits Saint-Georges |
| ニュイ・サン=ジョルジュ |

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【実はとっても狙い目かもしれない・・・】
パカレのニュイ・サン=ジョルジュ(レ・ザルジラ)は2001年ものから飲んでいるが、おそらく間違いなく最高の仕上がりでしょう。2001年のヴァン・ディ・ヴァンものは、とても薄かったが早めに美味しくなり、嬉しい誤算に涙がチョチョ切れました・・・。2005年ものは壮大な仕上がりで・・・、完熟するのに時間は掛かるかもしれない、という難点は有るものの、今でも丸っきり飲めないわけではありません。
とても重厚なふっくらとしたアロマ。赤と黒の小さな果実に美しい土とエレガントなスパイス。しかしボディはまだ出てこず、中盤に逃げられる。幅がとても広い味わい。
エージングできるのであれば、かなりのお買い得なワインと言えるでしょう。安価ですし、ポテンシャルはかなり有ります。取りあえずスルーじゃなくて保留・・・が正しい判断かもしれません。
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| ●2005Chambolle-Musigny |
| シャンボール=ミュジニー |

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【赤い果実がとっても軽快に香ります!】
パカレさんのシャンボールは人気が有りますが、2005年ものもとても良いと思える状態に仕上がっています。また、すこしカッチリした、スレンダーなシャンボールらしい姿ですので、お好みの方も多いに違いありません。
ミネラリーでフラワリー、軽快でフランボワーズを思わせるような赤果実のニュアンスが強く、ドライでとてもバランスが良い。また後口の綺麗さも特筆。苦味も有るには有るのだろうが、酸のバランスが良いのと、全ての要素が一体化しているので浮いて来ない。飲み頃とは当然言えないにせよ、このバランスなら美味しく飲める。
シャンボール好きはおそらくここか、この下・・でしょうね。プルミエと比較すればこちらの方がエレガントで、プルミエがややパワフルさと複雑性を見せます。是非ご検討下さい。 |
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| ●2005Chambolle-Musigny 1er Cru |
| シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ |

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【真ん丸!立体的!球体!三次元的!な液体・・とても優れています。】
アロマはなかなかに開いて来ないものの、表面が艶々しているとても美しい球体を接点で感じることでしょう。わずかな時間をおいて、味雷を拡げてくるような膨らみが力強さを感じさせてくれます。シンプルなシャンボールよりもやや紫掛かった果実の説得力を味わいから感じます。リリース直後で贅沢な話ですが、これで香りが開いてくるとかなり凄いんじゃないかな?レ・シャルムとか、デリエール・ラ・グランジュとかの、ややパワフル系シャンボール・プルミエのイメージです。素晴らしいです! |
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| ●2005Gevrey-Chambertin |
| ジュヴレ=シャンベルタン |

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【超お薦めします!2005年のジュヴレは、本当に美味しい!】
普段はどんなにテイスティングアイテムが多くても、全くメモもしない noisy
ですが、フィリップ・パカレ 2005年のテイスティングでは、しっかりメモしました。後になってから混乱しないように・・・です。
で、このジュヴレ=シャンベルタンのメモの書き出しが・・・
「美味しい!」
でした。・・・まあ、テイスターの表現が単に「美味しい」じゃあ、その役を果たせないですが、感覚的な部分は判っていただけるんじゃないかと思います。そして短いメモの続きをそのまま記載すると、
「重量のあるしっかりした味わいなのに重過ぎないバランス。ねっとりしている。スパイシーで厚みのある味わい。エキス濃い。」
まあ、結局はロクなことを書いていませんが、その瞬間のことを思い出すキーワードを記載していると思っていただければ・・です。
2005年のパカレのジュヴレ系は本当に素晴らしいと思います。是非ともジュヴレ系を飲んで欲しい・・・プライスから選択するならば、この村名ジュヴレで決まりでしょう。お薦めします!
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| ●2005Gevrey-Chambertin 1er Cru Bel-Air |
| ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ベレール |

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| ●2005Gevrey-Chambertin 1er Cru la Perriere |
| ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラ・ペリエール |

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【リュショット的なペリエールとシャルム的なベレール!!??】
どちらのプルミエも素晴らしいですね。毎年美味しいのはペリエールで、noisy
も大好きな味わいを続けてくれました。
まず、ベレールですがリュショット(ルショット?)の南に位置するプルミエ・クリュですから、
「リュショットに近いのかな?」
と思うと・・・違うんですね。どちらかと言えばシャルム=シャンベルタンに似た仕上がりです。とても美しい土、粘土でしっとりしていて美しい酸味を持っています。かなりエレガントに感じますが重厚さも有り、侮れない存在です。メモには、
「個人的にとても好き」
と書いてあります。あれ?ペリエールじゃなかったの??
一方ペリエールですが、マジ=シャンベルタンの下部(東)に位置しますので、マジの上部のリュショットとは上部・下部で離れているために似ていないんじゃないかな?と想像してしまいますが・・・、これがちょっとばかりでは無く似たニュアンスがあるんですね。
一見層が薄いようにも思えるが、単に開いていないだけで実際は太いはず。かなり官能的なアロマ。甘酸っぱい赤・紫果実。ボディはまだ膨らんでこない。細いが実に長い余韻。
簡単なメモには、そのように記載していました。要は、飲むにはちょっと早い状態だが、ポテンシャル
をちゃんと見せ始めている・・ということですね。
この二つは、有る意味、とても面白い存在です。トップ・キュヴェのリュショットの南のベレールと、マジをはさんで下部(東)にあるペリエール、という地形を思い浮かべてみれば、
「なんでこんなに違うのよ!」
という思いに駆られると思います。
「だから、それがテロワールの面白いところなのよ!」
ということでも有りますし、2つのボトルが有れば、人はどちらかが優れているかと判断しがちですから、
「なんでこれがプルミエなの?」
などと、アペラシオンの持つ不条理さを思うかもしれません。まあ、それがワインの面白いところですよね。
ペリエールの方は少し置いてからの方が良いでしょうが、やや硬いにしても飲めないわけでは有りません。グレートな2005年のジュヴレから、何を選択するか・・・それが問題です。どちらもお薦めです。
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| ●2005Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux Saint-Jacques |
| ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン=ジャック |

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【noisy的にはこれが一押し!他のプルミエを引き離している!】
価格を考えないのであれば、二つのグラン・クリュをお薦めしますし、リーズナブルな村名をお薦めします。しかし、ジュヴレのプルミエ・クリュにあっても頭抜けていると・・感じてしまいました。ペリエールとは僅かな価格差ですので、好みの違いは有るにしても、このラヴォーを一押しにするのに戸惑いは有りません。素晴らしい出来栄えです。
毛皮・皮革、紫・黒小果実、五味のそれぞれと複雑なアロマがボリュームを持っている。高いレベルでのバランス。余韻が滅茶苦茶長い。ずば抜けている。
メモにはそのように書いてありました。他のプルミエとはワイン自体の大きさが違います。官能さも桁違いでした。確かに、このラヴォーだけは、村の北西部に連なる1級畑ですので、村の南に有るグラン・クリュや1級畑とは違ったニュアンスを持ってはいます。
「それにしても、こんなに違うかな?」
と思いたくなるほど・・素晴らしいです。
もし、選択にお困りでしたら・・・このラヴォー・サン=ジャックをお薦めします。2つのグランクリュとは・・・、繊細な表現の仕方、しぐさ・・だけが少し違う・・と思いますよ。素晴らしいです! |
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| ●2005Charmes-Chambertin Grand Cru |
| シャルム=シャンベルタン |

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| ●2005Ruchottes-Chambertin Grand Cru |
| リュショット=シャンベルタン |

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【確かにグランクリュの風格と繊細さを持っています!】
本当に優れたワインの美味しさというのはどこにあるのでしょうか。力強さや濃度、甘いや酸っぱい、エレガンス、ピュア感、余韻・・・など、表現は沢山ありますが、もしいきなり聞かれたら答えに困ってしまうかもしれませんね。
でもね・・結局はこういうことだと思います。たとえば映画やドラマを見ていたとします。
「・・・まあねぇ・・つくりものだからね。演技だしね・・!」
というつもりで見ていますが、何時の間にか、
「ホロッ」
と泣けていたり、
「何すんだよ!」
と声を出していたりしたことはありませんか?
筋道の良さ、脚本、台本の良さも有るでしょうし、俳優さんの演技の上手さも有るでしょう。
「ああ、この女優さん、好きだし、上手いよな・・」
と感じることも有るでしょう・・・でも、その位でしたら、まだ、映画を見ているそのときの自分自身を忘れることは無いでしょう。
何時の間にか映画に引き込まれていて、涙したり、大いに笑ったり・・。それはその映画の表現力によるものだと思うんですね。何か一つ浮いていたり、おかしいよなあ・・・などと思っていたら、なかなか入り込めません。
本当に優れたワインは、やはり表現力が素晴らしいと思います。いつも同じ香りだったら・・・そんなモン、安っぽい香水に過ぎません・・??ワインは生きていますし、どんどん変化もします。そして、有るか無いかの微細な表現や、まるでドラマのように、目の前に映像さえも造ってしまうこともあるかと思います。
「錯覚」
と言えばそのとおり・・です。人の想像力がもたらす幻想です。だからワインは美味しいんだと、そして本当に美味しいワインは、その表現力で、人の持つ能力を色んな角度から突いてくれる訳です。
ありゃりゃ・・・久しぶりに大きく脱線しました。すみません・・・。noisy
のワイン観など、どうでも良いことです。この2つのジュヴレに有るグラン・クリュですが、余りにタイプが違うもので・・・でもどちらも素晴らしいので、何を書こうかと思っているうちに駄文を長々と書いてしまいました。
シャルム=シャンベルタンはエレガンスの塊りです。滅茶苦茶質の良いシルキーな甘いタンニンが実にジェントルです。まだその内側に多くの要素を開かせずに保ったままです。3年程は寝かしたいところです。
リュショット=シャンベルタンはとても大きくて、彫りの深い顔立ちをしています。香りや味わいの造形が深く、ワイルドで、しかも美しい!酸の旨みが際立っています。それでいて全てが一体化していて・・・、なんと、今飲んでも実に旨い!何時の間にかグラスの中のやや紫掛かった赤い液体を見つめながら、まさに余韻に浸ってしまう!はずです。
たしかに、この二つの素晴らしいグランクリュは、それなりのプライスです。でも、飲んだら・・・・、
「仕方ないか!」
と、思っていただけるでしょう。グレートだと言われている2005年!是非、頑張って・・みましょう! |
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● フィリップ・パカレの正規輸入品が入荷しましたのでご紹介します。まあ、大体のんびりしているのが普通の
noisy ですので、気の早い方は、
「なんだぁ..もう買っちゃったよ..遅すぎ!」
という方が多いかもしれません。また、それに加えて、
「パカレ、パカレと騒いでるけど何となく高いし、美味しいかどうかも判らないし、アイテムが多すぎて何を選んだらいいのかさえ判らないから、もうお手上げ!」
というのが普通の方の印象でしょう。
それに加え、ワイン屋仲間の情報を聞くと、今ひとつ販売の方も芳しくは無いようです。特定のアイテムはすぐに完売するものの、それ以外は足が重いらしいですね。まあね..ワイン屋とすれば、入ったそばから売れてしまえば資金も楽だし苦労もしないでしょう。でも、それで何が楽しいのかな..と思っちゃいますね。自身で旨いかどうかを判断して売りたいかどうか、誰が喜んでくれそうか、とか、を決めるのでは無いとすれば、楽しくないでしょうね。まして販売側が現在のパカレをどのように評価するのかにさえ興味を持たないのであれば、売れないと嘆く方がおかしい..
でも noisy だって、ただのんびり大工をやってた訳じゃあありませんよ..ん?大工..?いや、セラーの構成を変えていましたので、この1〜2カ月というものは、ワイン屋なのかライターなのか大工なのか電気技師なのかエアコン屋なのかデザイナーなのか..という状況でした。(ただのナマケモノ..という声も聞こえるが..)
リアルでも次号は自然派特集(リアル自身は自然派という言葉が気に入ってないらしい..)で、ちょうどタイミング良くフィリップ・パカレを飲ませてくれると言うことで、
「これは自分(たち)で空ける手間とコストが省けた!」
ということになりますので、役得役得!まあ、ほとんどのワイン屋さんにしても購入も難しいし、飲むことさえ出来ない現実を考えれば、とてもありがたいことです。
そんな訳で、noisy としては出来るだけ自分自身の感覚をお伝えしよう..と努力しています。無駄だと思いながらも、2004年のパカレを、どのようにワイン屋自身が評価しているのか、ネットを調べてみましたら..残念ながら、ほとんどの方が飲んではいませんね。エージェント資料の丸写しで終始していますので、まるで参考にはなりませんでした。あ、猪俣さんのところはさすが、頑張っていますね。
で、お客様の知りたいことはおそらく..
「パカレって本当に美味しいの?凄いの?買いなの?」
ということでしょう。ショップさんによっては、パカレのどこが良いのか全く判らない云々..との記載さえある現実ですから余計でしょう。ですので、この際ハッキリと申し上げておきましょう。これを書いている段階で2004年のパカレを13アイテムテイスティング終了ですが、
「フィリップ・パカレ2004年は(も?)素晴らしい」
「決して高くは無いし、何を購入されても損をしたとは思わないでしょう」
自分で販売しているわけですから売れたほうが良いのは間違い有りませんので、
「自画自賛で終始してしまうんじゃないの?」
というお客様の疑問は有ると思います。それが自然なことですよね。でも、おそらく長くお付き合いしてくださっている noisy のお客様は、
「お、noisyさんはどうやら本当に素晴らしいと感じたらしい..本気だね..」
と受け取って戴けた事でしょう。パカレ2004を飲まずに何のブルを買うか。白も赤も素晴らしいクオリティです。ご予算に合わせて、是非1本、ご検討下さい。 |
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●フィリップ・パカレ 2004年白について
現段階で飲めているのは次のとおり
2004 ピュリニー=モンラッシェ
2004 ムルソー
2004 コルトン=シャルルマーニュ
2004 シャブリ・ボーロワ
どのワインも本当に素晴らしかったです。ブルゴーニュに長く親しんでいるファンなら、たとえブラインドテイスティングでも一口グラスに鼻を近づけすすっただけで、
「ん、これはモロにムルソーっぽいし、このデリシャスな果実感はピュリニー、そしてこのエレガンスたっぷりにスタイリッシュな石灰のニュアンスはシャルルマーニュに違いない!」
と、予想は付くはずです。そして、紛れも無くその通りのアイテムです。それが何を表しているのか..それこそが「テロワール」であり、畑の個性を最大限に引き出した結果です。そこにパカレらしいソフトさとピュアさ、自然さが備わっていますから、不味いわけが無い。今から飲めるし良さも充分に伝わってきます。まあ、もっともコルトン=シャルルマーニュは早すぎます。3〜5年以上待つとベストでしょうね。
また、飲めるかどうか判りませんが、パカレ自身の畑のアリゴテは、実はレアですし、最も注目されるのがシャブリ・ボーロワです。極一部のワインファンの間では、
「滅茶苦茶旨いらしい!」
という噂が飛び交っており、リアルで飲めることを期待していましたが外れていました。ちょっと残念..。それに高いコストパフォーマンスを見せるサン=トーバンの両1級も注目ですね。シュヴァリエに連なるアン・ルミイィと、その北側に拡がるミュルジュはピュリニーのシャン・ガンに連なって、かの禿山を取り囲んでいます。
..ということは..2004年パカレ白は全部お奨めっていうことじゃん!..ということらしいです!はい。 |
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| ●2004Bourgogne Aligote |
| ブルゴーニュ・アリゴテ |
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【どうやら2004年が最後のリリース?2005も有るのかは微妙..】
オート=コート・ド・ボーヌの山の中に有る自宅前に拡がるアリゴテの畑..実はパカレが所有する、「ドメーヌ・パカレ」ものは、このアリゴテだけだったんですね。しかし最近、ここを売り払ってニュイに引っ越されたようで、2004年、もしくは翌年までリリースされるかどうか..ということらしいです。
noisy としましては、このレアなアリゴテを飲めませんでしたので、もし、余るようなことが有ったら..「さくっ」と飲んでみたいと思っています。秀逸な造り手のアリゴテは実に旨いものです。コシュ=デュリしかり、ルロワしかりです。 |
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| ●2004Saint-Aubin 1er Cru les Murgers des Dents de Chien |
| サン=トーバン・プルミエ・クリュ レ・ミュルジュ・デ・ダン・ド・シアン |
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| ●2004Saint-Aubin 1er Cru En Remilly |
| サン=トーバン・プルミエ・クリュ アン・ルミイィ |
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【実はここが要注目!】
もう皆さんはサン=トーバンのリーズナブルさを重々承知されていることと思います。シュヴァリエ=モンラッシェに連なるアン=ルミイィ(シャサーニュのアン・ルミイィをはさみます)と、その北側に接するレ・ミュルジュ・デ・ダン・ド・シアンで、さらにピュリニーのレ・シャンガン、ガレンヌと接し偉大なる山(丘?)の西側を構成しています。村のほとんどが秀逸な1級畑で占められ、シャルドネが約3/5に植えられています。
アン・ルミイィはもう散々ご紹介していますから、もうお判りでしょう。ミュルジュは、これも隠れた名品のひとつで、ダン・ド・シアン(犬の歯)と形容されたリューディです。
一般にはピュリニーほどのボディの厚みが出ず、香りも弱いとされますが、良い年であれば遜色ないレベルにまで高められます。しかも価格はリーズナブルです。この先飲める様なら、加筆したいと思います。 |
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| ●2004Chablis 1er Cru Beauroy |
| シャブリ・プルミエ・クリュ・ボーロワ |
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【個人的には凄く気になって仕方がないワインです..】
パカレがシャブリを造ったらどうなるのか、知りたくて仕方がないので..売らないで取っておこうかとさえ思ったくらいです。だってね..ただでさえマンモスミネラリーなシャルドネを造るパカレですから、ボーヌの丘とは違うテロワールのキンメリジャンで、どんな風な火打石の香りになっているのかとかが体験したい訳ですね。
シャブリは一般にグランクリュ - プルミエクリュ - シンプル - プティ の差がはっきり出てきますが、それは畑の位置と微気候、テロワールによるとされます。グランクリュは10年経って始めてその実力を発揮しますが、プルミエは3〜5年で良く、飲む方としても早めに飲める訳です。まして、白ワインの造りが上手いパカレですから..ご検討下さい。
と、書いていましたが..飲みました!凄いポテンシャルです。とても冷たいリンゴ酸的強く刺すような酸がたっぷり有ります。滅茶苦茶ドライでボディが厚く、要素がコンクリート詰めになっています。noisy
なら、
「うわお、凄っげ〜旨い!」
と感じてしまいますが、現状なら皆さんは一歩引くに違いありません。
とっても素晴らしいのは間違い無いでしょう。ポテンシャル的にはシャブリ・グランクリュと同列に感じますが、テロワール的にはシャブリ・プルミエクリュです。当たり前のように聞こえるはずですが、それを実現するのは難しいはず。ミネラルの出方がプルミエ的で、凝縮感や存在感、熟成の仕方がグラン・クリュレベルに引き上げられていると言うのが正しいかもしれません。
現状は滅茶苦茶ピュアで、やや酸っぱ味の有る酸が多量にあるものの、滑らかな酸との継ぎ目の無さ、美しいまん丸の輪郭を描いています。グラン・クリュと同様に5年〜10年の熟成を必要とすると思いますので、美味しく飲むには我慢が必要です。でも熟成のあかつきには、
「これは でら旨!」
と感じていただけるでしょう。凄い質を持っていると思います。
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【リッチで重厚感溢れるムルソー!まんま、パカレ風に仕上げています。デリシャス!。】
ムルソーと聞いて味わいが想像できるレベルの方ならお判りになると思いますが、全くそのまんまの味わいがここにあります。実はとても凄いことだと思いますよ。大体にして、余計なことを全くしないのがビオの基本ですから、樽がどうこう、ピジュアージュ、ルモンタージュどうこうだからこんな風に仕上がります..などほとんど意味をなしません。で、結果が、
「まさに本物のムルソー」
な訳です。
実際はやや樽は強めに感じますし、パカレにしては重厚な風味を感じるなあ..と思われるでしょう。しかし、「〜過ぎる」ということが無いのが彼の素晴らしいところです。
「重すぎる」
「オイリー過ぎる」
「野暮った過ぎる」ことが無く、重厚な味わいを形成しているわけですね。だからリアルも...おっと、やばい、インサイダー情報になってしまいますね。かなり高いポイントを付けた方もいらっしゃいます。それ位に飲む者を引き込んでしまうポテンシャルがある訳ですね。
2003年のムルソーをGET出来、飲めた方はお判りでしょう。
「う〜む!デリシャス!」
という表現がベストでしょうね。
飲み頃としては今から15年間、美味しくいただけると思います。ピュア、自然、オイリー、樽、柑橘、木の実、ミネラル、白っぽい粘土、分厚いボディ、そして長〜い粘性を持った余韻..素晴らしいです!
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| ●2004Puligny-Montrachet |
| ピュリニー=モンラッシェ |
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【ムルソーよりやや軽快であか抜けています。これも素晴らしい!】
樽が掛かったムルソーよりもピュアな果実味を強く感じるピュリニーでした。上記コラムでも書きましたが、おそらく皆さんが「ピュリニー=モンラッシェ」に抱くイメージが、全くそのまま描かれた素晴らしいピュリニーです。
個人的には 0.5ポイントほど ムルソーより高い評価をしたはずですが、この辺りは好みで変わってくるはずです。より繊細な襞を感じたのでそのようになっただけですが、現時点でのポイントは同じでした。
果実味がストレートに描かれていますので、誰が飲んでも素直に美味しい、と感じるはずです。コルトン=シャルルマーニュのような「がちんこに硬い」ことは有りえず、ソフトな舌触りと口内で立体を形づくる大きさはさすがですね。
「美味しいシャルドネが飲みたい!」
とイメージしたままの味わいだと思います。お奨めします。 |
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| ●2004Corton-Charlemagne Grand Cru |
| コルトン=シャルルマーニュ グラン・クリュ |
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【これはほんまもんの化け物でした..】
とんでもない化け物がいました..コルトンの丘に住む「ミネラルお化け」という名の妖怪らしい..。その化け物は気が向くと近くにいる者に、美味しいくだものを吐き出し与えるという、結構人の良い(お化けの良い..か?)性格をしているとのもっぱらの噂。
はっきり言って凄いです。ポイントとすれば、コルトン=シャルルマーニュに与えられる最高点が限界となるのでしょうから、シャルルマーニュに100点つけられる方ならおそらく限りなく近づいてゆくと思います。
しかしながら現状はあくまで硬いです。無理やり飲んで飲めないことはありませんが、きっと早まったと後悔するでしょう。今が2006年ですから、最低2009年までは手を付けない方が良いと思います。もっともポテンシャルを取れて美味しい、と感じられる方にはそんな時間は無用です。クリスタルのように硬い身体から、ほんの少しずつだけ漏れてくる要素の美しさに圧倒されてください。価格が適正なのかどうか、飲んでいただければ納得されると思います。ミネラルお化け転じて百手観音がその御手に何かをお持ちになられて現れると確信しました。 |
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●フィリップ・パカレ 2004年赤について
現段階で飲めているのは次のとおり
2004 ニュイ・サン=ジョルジュ
2004 シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ
2004 シャンボール=ミュジニー
2004 ジュヴレ=シャンベルタン・ラ・ペリエール
2004 ジュヴレ=シャンベルタン
2004 リュショット=シャンベルタン
2004 ポマール
2004 ポマール・レ・シャンラン
2004 ボーヌ・レ・シュアシュー
もう手放しで誉めたいワインでした。DRCが何故パカレを欲しがったのかが理解できます。細かくはリュショットのコラムに書きますが、DRC風の葡萄の粒を完全にエキスに昇華した作風で、
「DRCがシャンベルタンを造ったらこんな感じかな?」
と思わせるだけの偉大さが備わっていました。そして、全てのテイスティングしたピノが、抜栓直後はシャンボール=ミュジニーのようなミネラルのフィネスと、花畑にいるような香しさを持ち、長い時間を掛け、そのテロワールを「つやつやに」表現してきました。はじめちょろちょろ、なかパッパみたいな感じで、最初はやや硬く、30分以上掛けて少し開く、という流れです。まあ、リアルでの30分では、想像力を全開にしないととても時間が足りません。もって帰ったリュショットの旨かったことったら、ちょっと言葉にはなりません。
飲んでいないアイテムが有りますからその辺はごめんなさい。でも、おそらく外すことは無いでしょう。綺麗にテロワールを描き、それをミネラルでコーティングしていますから、早く飲みたいのであればデキャンターを使用したり、抜栓を早めたりと工夫なさってください。2004年を飲むまではこれほどにナチュラルで深いピノに仕上がっているとは思えませんでした。是非ご検討くださいね。 |
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| ●2004Pernand-Vergelesses |
| ペルナン=ヴェルジュレス |
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【一番安価で一番フィネスが出るワインです!】
これは飲んでいないんですが、なんとなく想像できるんですよね..。2003を飲んでる性もあるんですが、決して太くは無い、痩身のエレガンスを上手に表現しているはずなんです。言ってしまえば、
「そぎ落とされたバランスと旨さ」
を感じると思います。緊張感が漲っていて欠落感を感じさせない..そんなニュアンスです。クラスは一番下だがこれで充分!と思わせるのは、ジャック・セロスとかのごく一部のワインです。是非ご検討下さい。 |
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【大御所ティエリー・アルマンの2002コルナスと比較も楽しい?】
2004年が最後のヴィンテージになりそうです。コルナスの自然派、Domaine du
Coulet(ドメーヌ・デュ・クーレ)のマチュー・バレ氏から分けてもらった葡萄で仕込んでいます。
エージェント情報
場所はコルナス村からつながる南東向きの急斜面の段々畑。花崗岩が砂状に砕けた土壌、樹齢35年のシラー100%。ある意味シラーの常識を覆す驚くべき味わい。スパイシーな印象よりも、繊細でクリアーな果実味、自然なブドウの甘みを実感します。
(発酵温度がやや低いような印象???・・・当然機械的に温度コントロールはしていませんが。) |
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| ●2004Beaune 1er Cru les Chouacheux |
| ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・シュアシュー |
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【こちらは飲みました!】
ルイ・ジャドが本家?のレ・シュアシューです。スグリとベリーのニュアンス、そこに石灰系ミネラルが粒と粒を繋ぐように存在しますから、香りにも味わいにも滑らかさが溢れます。やや早いのか、若干の凸凹感がありますので、飲み頃は2006年の秋からでしょう。(今飲むならジュヴレ=シャンベルタンが滅茶苦茶良いですよ)それに加え2〜3年の年月が、ボーヌ村南部のテロワールを大きく引き出し、クロ・デ・ムーシュのような力強さと強いブケを生むものと思います。 |
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| ●2004Chambolle-Musigny 1er Cru |
| シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ |
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【素晴らしいです!】
テイスティング後、このワインを誰が持って帰ったのかは忘れましたが、シャンブレ状態になったらおそらく物凄かったはずです。(是非とも聞いてみたいですよね〜)個人的にはリュショットとほぼ同じくらいの評価をしましたが、このワインを今から飲めるか、それともしばらく先からが飲み頃と判断するかで、大きく評価ポイントが変わってしまうと思います。
なにせ、ミネラル分に長けたパカレのワインですから、2004年のピノの全てが抜栓直後はシャンボール的です。それにこれはシャンボールの1級ですから、ミネラルの二乗でガチガチなんです。その硬い質をどのように見極めるか..で変わってしまうということなんです。ですので、比較的低いポイントをつけるとすれば、早い飲み頃で凝縮感不足、という判断になり、高いポイントをつけるとすれば、凝縮した果実味(の要素)が膨大なミネラルの裏側に存在することを確認、もしくは想像しなければなりません。
noisy の場合、持ち時間の最後の最後で、その裏側に有る「かぐわしい」果実味の着物のすそを何とか引っ張り出しましたので高いポイントを付けた、ということになりますが、おそらく短い時間で、マスキングされた着物にたどりつけないとすれば、プラスポイントが付かない、という結果になります。
まあ、そうなっちゃうと誰を信じるのか、という、ある種、宗教的な話になっちゃいますが、事は簡単!空けて時間を掛けて飲んでみりゃ簡単に判りますよね。そんなモンで誰が持ち帰ったかが気になって仕方が無い..!次号のリアルが楽しみです。
結局白黒付けなきゃどうにもならないこの世界ですから、noisy は、
「凄いよ!」
と判断したわけです。重量感のあるタイプではなく、あくまでエレガンスを積み上げたシャンボールですが、細かな粒ではなく、ややロッシュ(岩)を感じましたので、もしかすると将来力強さをも持つようになるかもしれません。シャンボールの中央から北西のリューディは、けっこうパワフルさも有りますからね。誰から葡萄を購入しているのかは判りませんが、ボンヌ=マールにはルロワやルーミエなどのビオ系生産者が多いですから、その関係も有ってその周りはビオの畑が拡がりつつあるのかもしれませんし..ま、そのあたりはあくまで想像の域を出ません。(一説にはレ・シャルム北のレ・シャトロだというのがありますが、2004年は定かではありません)
noisy 的には 93点以上のポテンシャル点が付けられる凄いワインです。信じるも無視するもあなた次第!..ん?何々?..財布が軽くて買えないから結局は信じても救われないって..??
..それは実に悲しい現実..それが広まらないことを祈ります。
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| ●2004Chambolle-Musigny |
| シャンボール=ミュジニー |
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【つやっつやのシャンボール!エレガントです...】
単純な好みで行っちゃえばかなりのポイントがつくと思いますが、やっぱシャンボールのプルミエと比較するのは可愛そうでしょう。つやつやしたものの見事なシャンボールですから、ルーミエさんのシャンボールと比較しても遜色はありません。むしろ長熟さはパカレが上だと思います。
情報ではシャンボールの村落の東に有る、コンボットというリューディだそうです。ですが、レ・コンボットだとするとレ・シャルムやレ・プラントに接する一級畑ということになりますし、オー・コンボットだとするとレ・プラントの北側の、これも一級畑です。端の部分などに同じ名称の格下畑が有る可能性が有りますが、もし一級畑なら凄いことですよね。
皆さんも良くご存知のシャンボールですから、ルーミエさんとの比較が判りやすいでしょうか。2004年のルーミエさんのシャンボールは飲んでいませんので、あくまでイメージ上の話として聞いてください。
早い時期に凝縮感が表に出てくるのはルーミエですね。パカレの場合今しばらく(2年くらい)はミネラルの裏側に回りがちですが、時間を掛けて飲んでいれば、もしくはデキャンタを使用して6時間置けば、自然な果実味がじわじわ出てくると思います。石灰系ミネラルの量は圧倒的な大差でパカレに軍配。艶やかな演出をしてくれます。最終的なトータルバランスは、パカレの方が上でしょう。裏側の強い凝縮感が表に出てきたとき、この村名クラスで勝てるものはちょっと見当たらないのでは?と思います。
最終的には飲み手が判断するわけですから、その輪の中に是非とも入って欲しい、そしてその質を確かめて欲しいと思います。ビオ香が有ってやや臭い..などというレベルは、とうの昔に卒業です。そんな感じのするパカレのシャンボールでした | |