■□ Domaine de la Combe □■
ドメーヌ ド ラ コンブ |
|
● 「うわお..」
です。PKさん風に言えば、
「ブラヴォー、いやもとい、BRAVO!」
です。
ド・ラ・コンブの2003年は本当に素晴らしいです。このドメーヌは、生産に関してはシャソルネイのフレドリック・コサールの手に寄りますが、...
こんなことを書いて良いのだろうか..本家よりも 旨いかもしんない..です。しかも価格がより安く仕上がっています。シャソルネイの2003年も飲ませていただきましたが、これも旨い。(特にその内、××××には絶叫してしまいました。××××はまだ言えませんが、時期が来たら代入しておきます)
この先、必ずや評価が高まることは間違いないでしょう。パカレも良いがシャソルネイも良いし、ド・ラ・コンブ
も..となると追いかける方としては大変ですが、間違いの無い選択だと確信していますので、信用しても良いと思われる方はご検討くださいね。
なお、微妙・微細なワインですので、発送の際はクール指定させていただきます。指定無き場合はこちらでさせていただきますのでご了承ください。
◆ドメーヌ・ド・ラ・コンブ
ビオディナミのブルゴーニュに於けるニュー・スター、シャソルネイのフレデリック・コサールさんを醸造家に迎えてスタートした、ドメーヌ・ド・ラ・コンブ。元はボーヌにあったドメーヌの醸造所・畑をシャブリのネゴシアン、「フィリップ・ジュリー」が購入し、そっくりフレデリック・コサールさんにお願いした、ということらしいです。コサールさんは、
「全てを自分の思うがままにやらせる」
という条件で受けたそうです。現在はシャソルネイのスタッフであるオリヴィエさんが責任者、コサールさんが総監督をしているそうです。 |
|

| ● 2003Bourgogne Passetoutgrains |
| ブルゴーニュ パストゥグラン |
|


|
【超ピュア、すっきり系の早飲みタイプ!飲み残しはセラーか最悪冷蔵庫で!】
ド・ラ・コンブの集大成がここに現れているとも言えるパストゥグランです。おそらくコサールは、自分の好みをこのワインに結集しているようにさえ感じます。
あ、脱線しますが、時々書いていますように、ド・ラ・コンブなどと書かれている場合の「
ド 」は省略しないよう..お願いします。フランス人なら状況によっては殴られます..。へたすりゃ決闘でも申し込まれかねませんので、フランス語が判らないなら、ド(ドゥ)
、デ、は略さない方が身のためだ、と覚えておいてくださいね。(ちなみに noisy
も、完全に理解していて書いている訳じゃ有りません。)イタリアでも同じです。
必要充分な赤い果実感のピュアアロマとボディ、ハイレベルのミネラル感、酸味はすっきりしていて厚みがあり、ナチュラルさを表現しながら収束を迎える。
ただそれだけです。が、絶妙のバランスです。(抜栓後も暖かい所にずっと置いておくと崩れてゆきますので、飲み残しされる場合はセラーか冷蔵庫に直行させてください。)美しいワインです。パストゥグランとすれば高いですし基本的には早飲みタイプと思いますが、熟成させても管理さえ良ければその良さは失わないでしょう。
細かいことを言い出したらキリはないですが、天然酵母由来の優しくふくよかな香りに包まれて、体にすっと馴染む様を感じれば、
「美味しいってどういうことなのか」
「良いワインとはなんなのか」
を、考え始めてしまいます。(あんまり禅問答のように問いつめてゆくと眠れなくなっちゃいますので、適当なところで止めています。)
が、体にすっと馴染んで、その結果として心が(脳が)美味しいと言うので有れば、それはもう本物なのでしょう。飲んでみてください。最初は少し物足りないかもしれません。でも、きっと気づくことが一つ二つあると思います。 |
|

| ● 2003Bourgogne Pinot Noir |
| ブルゴーニュ ピノ・ノアール |
|


|
【基本的にパストゥグランと変わりませんが、こちらの方が理解しやすい味わいです。】
「同じように仕上げているんだから、そんなの当たり前!」
です。が、このブルゴーニュ・ピノ・ノアールはピノの果実感が数段上なので、
「もっと単純に旨い!」訳です。
味わい的にはボーヌの村名と近いような感じがします。ですがミネラルのレベルが凄い..。イタリア北部のミネラル感とは全く異質ですが、薄いヴェールをかぶった女性の顔を見ているような、オブラートに包まれた薬(ふ、古い!)を見るようなミネラルが全体を包んでいるのが、一般の村名ボーヌと違う部分です。
ド・ラ・コンブでは始まって何年も経たないビオディナミですが、年々骨格を大きく、味わいを深く、よりミネラリーになって行く様を見ていると、毎年のように追いかけていたマルセル・ダイスを思い出します。彼もビオに転向していますが、その昔も凄いワインながら、どこか固い殻を被っているイメージが有りました。最近のキュヴェはどれも柔らかで引っかかりが無く、それでも彼のワインが持つ巨大さをさらに大きくしているように感じています。ド・ラ・コンブもたった2〜3年でこれだけ成長しているのを見ると、嬉しいやら怖いやら..様々な思いが浮かんできます。
ACブルと思えば高いのでしょうが、村名ボーヌと思えば決して高くは有りません。それだけのクオリティは有ります。どちらかと言えばボーヌ北部のテロワールを連想させますが、余りに他のワインとの比較が適当でないことを、このところ感じています。もう一度頭の中を組み立て直さないといけないのかな?と、思い始めているのです。コサールやパカレの2003年に触れて、そしてアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールのとても深く美しい姿に触れると、本当にそう思ってしまいます。是非ともトライしてみてください。超..お薦めのキュヴェです。
|
|

| ● 2003Cote de Beaune Rouge les Monsnieres |
| コート・ド・ボーヌ・ルージュ レ・モンスニエール |
|


|
【 ACブルより質感が高いです..】
どれも旨いので..同じようなことを書いてしまうのをお許しくださいね。予算があるなら上級のキュヴェの方が旨く、コルトン=ヴェルジェンヌ以外は飲み頃を考えずに楽しめます。
ところで、何の気無しにこのアペラシオンをご覧になったと思いますが、実はあんまり存在しないものです。
「オート=コート・ド・ボーヌと違うの?」
という疑問も有るでしょう。違います。ましてや、「コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ」でも有りません。あくまで「A.C.コート・ド・ボーヌ」です。
これは、ボーヌの村とその周りの村の一部に許されたアペラシオンです。余り知られていないし、アイテム自体が滅茶苦茶少ないです。レ・モンスニエールは下記でご紹介する1級畑、レ・クーシュリアの北西に連なるように存在しています。実質、ボーヌの村名と言って良いような場所ですが、位置によっては西向きになりますので日照に問題が出るのだと思います。
このレ・モンスニエールはかなり質感が高いので、下記の「オ・ルナール」とどちらを選ぶかが難しいです。名前で選べば「オ・ルナール」でしょうし、余り差がないので有れば「レ・モンスニエール」ということになります。
日照に問題があると言いましたが、2003年は極端に暑かった年ですので、完全にカバーして余りある状態だったと想像します。(それは白のモンスニエールにも現れています)ですので、美味しく飲むことに注目するなら、
1.コート・ド・ボーヌ レ・モンスニエール・ルージュ
2.ボーヌ・オ・ルナール
3.ボーヌ・クーシュリア
4.ポマール・レ・シャンラン
の中から選んでも良いでしょう。3.と4.はちょっと頭抜けていますが、その分価格も高いです。美しく、しっかり凝縮したピュアな果実がそこにあります。是非飲んでみてください。
|
|


| ● 2003Beaune Rouge au Renard |
| ボーヌ・ルージュ オ・ルナール |
|


|
【こちらはボーヌの村名です..】
コート・ド・ボーヌ・レ・モンスニエールの項でも書きましたが、どちらが良いかは微妙です。価格差は有るとも無いとも..どちらにも取れます。畑の位置はレ・モンスニエールの南にあり、ほぼ真南を向いた畑ですからより条件は良いはずです。
ミネラル感や微細さが幾分上のような感じがしますし、下から順番に飲んでいって段々旨くなって行くことを感じれば、それだけの差が有るとも言えます。どちらかでも結構ですので、是非飲んでみてください。
|
|


| ● 2003Beaune Rouge 1er Cru aux Coucherias |
| ボーヌ・ルージュ・プルミエ・クリュ オ・クーシュリア |
|


|


| ● 2003Pommard 1er Cru les Chanlins |
| ポマール・プルミエ・クリュ レ・シャンラン |
|


|
【 でら旨 です!】
このボーヌ・クーシュリアとポマール・レ・シャンランですが..「でら旨」です。ご予算さえ合えば、そして比較早くお飲みになるなら..このどちらかをお薦めいたします。
ボーヌ・クーシュリアはボーヌの村の西に位置する1級畑です。西隣が上記でご紹介のレ・モンスニエールです。乾いた石灰感や石・岩のニュアンスから、むしろ白ワインが合うテロワールなんじゃないか..などと余計な想像をしてしまうほど、美しいミネラルに包まれています。充分すぎるほどの果実感、ボーヌの良い畑っぽいスミレやチェリーの襞、大きな構成で絶妙の余韻が有ります。この美しさには、時間を忘れてうっとりしてしまいます..。
また、ポマール・レ・シャンランですが、ボーヌ・クーシュリアよりも粘土や鉄の存在を強く感じ、よりタフでパワフルです。丸みを帯びた柔らか、ふくよかな果実感は収束まで一体化したまま減衰して行きます。これも旨いです。(おそらく一番の人気かもしれませんね)
noisy の好みとすれば、幾分スタイリッシュなクーシュリアでしょうか..。でもレ・シャンランも捨てがたい..。透明感の強い、美しいワインです。半年ほどおいたら、さらに良化するでしょう。お薦めします。 |
|

| ● 2003Corton-Vergennes Grand Cru |
| コルトン=ヴェルジェンヌ |
|


|
【さすがにトップ・キュヴェだけのことは有ります。】
これは凄いですね。感動のポテンシャルです。このヴェルジェンヌですが、ラドワ・セリニー側に有る特級畑です。ここの西側がレ・ロニェで、どちらもコルトンでは最高の畑と言われています。まあ、偉大なレ・ルナルドやレ・ブレッサンドと接していますから、ポテンシャルは簡単に想像できますよね。
筋肉質で石灰感が強く、滅茶苦茶凝縮しています。タンニンの質もさすがにグランクリュ..ベルベットな舌触りで素晴らしい。ですが、何せ長熟なコルトン、滅茶苦茶硬いです。今すぐ飲むのはお薦めできません。この素晴らしいポテンシャルを良い状態で飲むには最低でも3年..(できれば5年以上)掛かるでしょう。是非ともセラーで寝かせてください。大きく花咲くと確信しています。
|
|
|
|

| ●2002Cote de Beaune Rouge les Monsnieres |
| コート・ド・ボーヌ・ルージュ レ・モンスニエール |
|


|
ビオワインは難しい、還元香が苦手という方も多いだろう。しかし、そういうものを全て取っ払って心を開くと、そこには楽園への扉が。きのこや土、樹木を中心とした大らかな香り。甘くとてもハッキリした味わいの中から、今までお目にかかったことのないくらいの質とボリュームを持った旨みが飛び出す。一体この液体には何が詰まっているんだろう。これはもうクラスとか銘柄とか関係ない、無類の生命力を持ったスゴイ食べ物だ。食わず嫌いは損をする。斉藤真理(04年04月試飲)
今飲んで 89 ポテンシャル 90 飲み頃予想 今〜2013
(有)寿スタジオ リアルワインガイド第6号より抜粋 |
|
|

| ●2002Beaune Rouge au Renard |
| ボーヌ・ルージュ オ・ルナール |
|


|
有名なビオワインが高価なことを考えると、お買い得なワイン。ぶどうの完熟感、旨み、優しい素直な味。ビオの良さを実感できます。色調はビオ色(薄い、レンガ色、若干濁り)。でもビオ臭(馬小屋、酵母由来の香り)はしないです。甘いドライフルーツの香り。味は苺風味、フルーツを液体にして飲んでるみたい(
<-当たり前)。初心者にも、ビオを毛嫌いしている人にも飲んでもらいたい。すいすい飲めますよ。寺田徹(ゲストテイスター/山信商事)(04年04月試飲)
今飲んで 89 ポテンシャル 90 飲み頃予想 今〜2013
(有)寿スタジオ リアルワインガイド第6号より抜粋 |
|
|

| ●2002Pommard 1er Cru les Chanlins |
| ポマール・レ・シャンラン |
|


|
枯れた赤い果実と土、心地良いローストがメインの香りにビオ香じは少なからずマスキングされている。ラ・コンブの中ではACの特徴か、かなり力強い酒質を持ちその秀逸なバランス感をしてトップの品質と思う。口中では甘いヨーグルトキャラメルに熟れたフルーツが途方もない旨み感と複雑な風味を醸しだしている。アフターはビターでその余韻は長い。やさしさと強さの幸せな両立。さらに誤解を恐れずに言えば老いと若さが同居している。徳丸真人(04年04月試飲)
今飲んで 92 ポテンシャル 93 飲み頃予想 今〜2013
(有)寿スタジオ リアルワインガイド第6号より抜粋 |
|
|

| ●2002Corton-Vergennes Grand Cru |
| コルトン=ヴェルジェンヌ |
|


|
フレデリック・コサール氏がおそらく渇望していたであろうブルゴーニュのグランクリュ畑でのワイン造り。これがラ・コンブで実現できた訳だから飲み手としてもしっかり対峙したが今後に期待といった初ヴィンテージだった。とはいえ十分ににっぱな仕上がりで、液体はうすいが味の目の詰まり方はすごい。コンブにしては硬い味わいだがエキス分は当然強く、味が拡散しているのに強さを感じる。正直に言うと個人的には高い評価をしたが他のテイスターの評価がきびしかったことも報告しておきたい。徳丸真人(04年04月試飲)
今飲んで 90 ポテンシャル 91 飲み頃予想 今〜2015
(有)寿スタジオ リアルワインガイド第6号より抜粋 |
【ラ・コンブの優れた赤ワインです!(ここにまとめました..)】
こんな書き方は初めてなので、面食らった方もいらっしゃるかもしれません..。有る意味で、全てのワインに通じるトーンが普遍なので、ここにまとめたいと思います。
まず、見事にピュアで香りを石灰系ミネラルがしっかり包み込んでいるのは全てに共通します。そして、意外だったのは「ビオっぽさの少なさ」です。「あ、ビオだ」とすぐに気が付いてしまうほどではなく、またガスっぽさも余り見られません。「かっちりしていて伸びやか」なブルゴーニュ・ピノ・ノアールです。
●2002 コート・ド・ボーヌ・ルージュ レ・モンスニエール
これは良いんじゃないでしょうか。クラスを超えた旨さを感じます。またコスト・パフォーマンスに優れ、ビオっぽく無いので、試しに飲んでみたい方にはぴったりでしょう。RWG
89〜90 についてもほぼ同感です。
●2002 ボーヌ・ルージュ オ・ルナール
これも良いですね..。単にこの畑のものとすればシャルドネに分が有りますが、noisy
的には 90〜91 としたいところです。これも今から飲めますが、飲み頃とすれば2年後からがベストでしょう。現状は固さもみられます。
●2002 ポマール・レ・シャンラン
さすがにこのワインの持つ力強さは特筆ものです。ビオ系ながらもパワフルで、しかもテロワールをしっかり現しています。(ジュヴレ=シャンベルタンを
ぽわん と膨らませた感じ..と、いつも思ってしまいます)今飲むならこのワインがベスト!しかも長熟さが伝わってきますので、noisy
的にはRWGとほぼ同様、今飲んで 92+ ポテンシャル 93+ 今〜2020(+8) としたいと思います。
●2002 コルトン=ヴェルジェンヌ
RWGは 上記のポマール・レ・シャンランがトップ評価になりましたが、noisy
的にはやはりこのコルトン=ヴェルジェンヌがトップ評価です。かなり良いです。が、ガチガチに固い!ちょっとやそっとじゃ外郭さえ見えません。「絶対今は飲まず、セラーリングする」ことをお薦めします。良いヴィンテージで、しかもかなりの仕上がりと見えますので勿体ないです。ただし、ビオ系のこのワインがどんな熟成を辿るのかがハッキリとは見えないんですが、15年経ったらスゴイと思いますよ..。ちなみにRWGのレヴューでも徳丸編集長が、「個人的には高い評価をしたが..」と書かれていますが、ポテンシャル点はかなりだと..思います。しかもかなりの長熟タイプと思われますので、noisy的には
今飲んで 89+ ポテンシャル (93−95) 飲み頃 2011〜2024(+10) としたいと思います。まあ、すぐ飲まずにしっかり取って置いてね..と言うことですね。ただし上記でも書きましたが、この手のビオワインの熟成経過がハッキリしませんので、古典的な造りでしっかり出来た古いワインを想定しています。例えば..そう、ルロワ
しかり バロレものしかり..。それに、コルトンの赤は基本的に物凄く長熟なので..、76年
や78年 でも まだ幼いものが多いです..。気長に待てるピノファンに、是非ともご購入戴きたいと思います。 |
|
|
|
|