フランス ■□ Vins Divins □■ ブルゴーニュ
ヴァン ディヴァン |
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● ラシーヌさんからとても興味深いブルゴーニュ・ピノ・ノアールが登場です。エチケットはちょっと安易な出来ですが、中身はブルゴーニュのビオの第一人者になった「フィリップ・パカレ」の醸造です。「ラシーヌ・セレクション」の名前のように、超限定のワインです。
このワインの素性は..こんな感じです。
フィリップ・パカレがビオの栽培者から葡萄を購入し醸造、半分を自分のラベルで瓶詰めし、残りをヴァン・ディヴァンのラベルでリリース。
まあ、共同作業によるもの..と思っていただいて間違いないと思います。味わいは..下記をご覧くださいね。 |
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| ●2002Nuits-Saint-Georges les Argillats |
| 2002 ニュイ・サン=ジョルジュ レ・ザルジラ |
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【2002年のレ・ザルジラ..希少です 】
2001年のレ・ザルジラはいかがだったでしょうか?是非ともご感想をいただきたいと思います。ピノファンの皆様にはおそらく、気に入っていただけたと想像しています。ぐんぐんとグラスに引き込まれて行ったと..思います。
実を言ってしまうと2002年のこのワインも、2001年と一緒に入荷していました。訳有って、今までひた隠ししていました..。申し訳有りません。それというのも、2002年の日本への入荷がたったの10ケースしかなく、noisy
とて 12本しかいただいていませんでした。また、飲んでみた結果、2002年は少しでも後の方が良いだろう..という結論に達したわけです。ご理解ください。
味わいは、2001年のレ・ザルジラの精妙さはそのままに、果実味を倍増させています。ぷりぷりした果実味がたっぷりありますので、それだけで美味しくは飲めてしまいますが、ヴィンテージの違いと熟成年数の違いはそれだけでは済みません。透明でたっぷりと有る果実味は嬉しいのですが、微細な表情を覆い隠すように存在しているため、ポテンシャルを発揮するにはあと少々時間が掛かりそうだと判断しました。
ですので、飲まれる方は2001年ものから先にお楽しみください。2002年もより肥えていて色も濃く単純に美味しいですが、1年ほど寝かせた方がより良いでしょう。ごく僅かに造られた、グレートイヤーとの呼び声も高い2002年のレ・ザルジラです。
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| ●2001Nuits-Saint-Georges les Argillats |
| 2001 ニュイ・サン=ジョルジュ レ・ザルジラ |
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【 忘れかけていた ブルゴーニュの本当の美味しさを思い出させてくれるワインです..一押し!】
ブルゴーニュ・ピノ・ノアールの美味しさって、一体どんなものでしょう..。ブルピノファンを自他ともに認める
あなた は、どう思われますか?
ブルピノファン の内、大半を占める方は、なぜかいつも消化不良で、
「ちょっと早すぎたかな?」
とか、
「ピークは越えていたね」
とかで、決して素直には、
「美味しい!」
と、言わない人々が多いように思います。 (まあ、noisy もそんな部分は多々あるようです..)もっとも、トップクラスのブルゴーニュ、例えば
D.R.C. とか ルロワ とかには、妙に正対してしまいます。
ただ、そのことにも理由が有るような気がします。本当に、
「美味しい」
と、心から思っていないから..もしくは、
「良いんだけどどこか違うんだよなぁ」
という気持ちが有るから..のような気がします。
前置きが長いですが、実はこのワイン..飲むとどんどん 引き込まれてゆくような魅力を持っています。色合いは薄く、とても繊細でフィネスに長けています。そう..その昔美味しいと感じたはずの、今は無き味わいがそこに有るんですね。
そもそも、このレ・ザルジラ という畑は、村名と1級 に分かれています。ニュイの村を挟んでヴォーヌ=ロマネ側の最南端の上部に有ります。その村名リューディの方ですね。
抜栓して15分経ってからが良いでしょう。ゆっくり味わってみてください。本当に繊細なフレーヴァーです。ベリー、プラム、土、スパイス、ミネラル、キノコ、動物香が渾然一体となっていますが、確実に嗅ぎ分けられます。ボディはスレンダーながらも徐々に膨らみを見せ、淡い印象を残しながら綺麗に収束してゆき、消えたと思っても、いつまでも有るかのように感じられます。
しかも、全く濃くないんです。むしろ、薄いと言った方が良いかもしれませんね。なのに、しっかりとニュイサンのテロワールをアピールしてくる..最近流行のタイプとは正反対です。デュガやペロ=ミノの味わいから見れば、全く異次元です。強い凝縮感に慣れた我々は、余りにも繊細なこのザルジラの魔の手に落ち、奈落の底へと突き落とされる訳ですね。引き込まれてゆくんですね..。そして、心奪われてしまうんです..。
まあ例えで言ってみれば、今流行のブルは こてこてのフランス料理で、まあ、イタリアンも有るかな?という感じですが、このザルジラは
料亭の上質の出汁を下味にして、高級魚介を 「さっ」と火を通した料理のようです。このニュアンス、上手く伝わるでしょうか。
自分だけの世界に誘ってくれるワインです。飲まなきゃ判らないでしょうね..。ブルゴーニュの真の魅力を秘めた素晴らしい味わいを持っています。そして古くからのピノファンならきっとこう..思うはずです。
「そう..昔のピノ・ノアールって、こんな感じだったよね。この優しさに惚れたんだよ..」
と。
...お薦めします。大きめのブルゴーニュグラスでじっくりとお付き合いください。 |
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| ● 2003Nuits-Saint-Georges les Argillats |
| ニュイ=サン=ジョルジュ・レ・ザルジラ |
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【2003年だからってジャミーには仕上げない!冷たい果実がフィネスを持ってしっかり有ります!】
2003年のブルゴーニュワインを、今年に入ってかなり飲んできました。とても暑かった年で、ものによっては、
「おいおい、ローヌかよ」
とさえ思わせられることもありましたが、さすがにトップドメーヌものや定評のある造り手のワインは、かなり良かったと理解しています。
しかしながら、いつも不思議に思うのは、
「2003年フランスは酷暑でワインはあまり良くないらしい!」
という前情報ばかりが先にたち、
「2003年ブルゴーニュは駄目」
という烙印を勝手に押してしまうことです。本当に飲まれてそのように判断されたのだとしたら、それは正しいことだと思いますが、ただ誰かから聞いたとか、不確実な部分での状況判断が大いにされているように思えてなりません。
noisy が飲んだ2003年のブルゴーニュ赤は大半がとても素晴らしく、あまり良くないもののほうが少ないです。それは当然、noisy
が飲むクラスに限定されます。低クラスネゴシアンのワインや余り品質に気を使わないドメーヌものは最初から飲んでいないので、そのようになるのかもしれません。しかし、2003年ブルゴーニュの赤が1999年とどのように違うのか、noisy
には余りよく理解できず、むしろ1999年的な旨いワインが多いとアナウンスされるべきでは無いか、と思ってさえいます。
noisy の今のところの見立てでは、(並の造り手ものは除き)、99年的に最初から美味しく、酸は少し弱め、比較早飲みスタイルのワインに仕上がっていると理解しています。今回ちらっとご紹介したヴォギュエのミュジニーVVなど、アドヴォケイトは98点も付けています。(びっくりです!)
これが悪い年と判断されるなら、ちょっとおかしなことになってしまいますね。
で、このヴァン・ディヴァンのワインはフィリップ・パカレ監督醸造によるものとされています。パカレの2003同様、実に美しい冷たい果実味と、充分な酸を持ち、ベリーとチェリー、スミレのアロマを放っています。テクスチュアもしなやかで、補酸の気配も感じられませんが、現在はやや硬く、表情が出てくる一歩手前、という状況です。充分に美味しいが、ニュイのザルジラが持つ乾いた土やスパイス、濃い目の紫のフルーツ、獣、と言ったニュアンスはほとんど出てきていません。あと
3〜6カ月ほど 待つといいんじゃないか、と思いますよ。2003年の酷暑も見事に乗り切ったかに見えるレ・ザルジラ..。2001年や2002年が見せた微細な表情は、セラーで少し休ませている間に生まれてくると思います。お正月くらいには何とか!なるかもしれません。ま、飲んでから1カ月くらいは経っていますので、今飲むとまた印象が違ってくるでしょう。飲んでみてください。
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