■□ Domaine Thierry Beaumont □■
ドメーヌ ティエリー ボーモン |
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● なかなか素晴らしい2002年でした..。ティエリー・ボーモンはかなり良いです。
リアルワインガイドの第5号でも42ページに、「デ・ボーモン」として紹介されています。徳丸編集長の覚えもめでたく、かなり良いニュアンスが文面から伝わってきます。
ちなみに、日本のエージェントは二者有り、「ドメーヌ・ティエリー・ボーモン」と「ドメーヌ・デ・ボーモン」は同一です。エチケットのデザインも風合いが若干違いますが、中身は一緒だそうです。
エージェント資料より抜粋
ボーモンは代々ぶどう栽培をしていた、家族経営の生産者です。ワインの造り手として設立されたのは1991年で、現在は5代目にあたるマクセル・ボーモンが運営にあたっています。
1998年までは生産する全てのワインをネゴシアンに販売していましたが、ボトルで販売して欲しいという顧客の声に応える形で、1999年より元詰めを開始しました。
当初は80パーセントを元詰め、20パーセントをネゴシアンに販売していましたが、2003年からは100パーセント元詰めとなりました。
モレ・サン・ドニ、ジュヴレ・シャンベルタンなどあわせて4.5ヘクタールの畑を所有しています。
主なワイン:
モレ・サン・ドニ
ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ
ジュヴレ・シャンベルタン・シェルボード
シャルム・シャンベルタン |
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| ●2002Gevrey-Chambertin 1er Cru les Cherbaudes |
| ジュヴレ=シャンベルタン レ・シェルボード |
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【これは旨い!今すぐなら飲んでも OK!美しい果実味がバランス良く出ています
】
一級畑のシェルボードは 特級畑 マジ=シャンベルタン の下部に位置しています。飲んだイメージは、マジとシャルムを足して二で割ったような感じ..でした。何が良いって、綺麗な石灰や鉄のミネラルがたっぷり有って、現在でも
一つのバランスを形成していて、チェリー風味で美味しく飲めてしまうことですね。
と、ここで我らが徳丸編集長のドメーヌ紹介文を見てみましょう。1年前のリアルワインガイドからです。
モレ・サン・ドニに拠を構える新しい生産者を紹介したい。以前は収穫のほとんどをネゴシアンに売っていたドメーヌだが(最近いたるところで目にする言い回し)、98年に自社瓶詰めを開始して気合いの入ったワインを生産し始めた。造られるワインは..
− 中略 −
そして問題の品質だが、これがまことに良いのである。というかスタイルが良い。本塩得意のフレーズ「決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン」なのだ。最近増えてきた感のあるこのスタイルは、日本人として諸手を挙げて大歓迎したい。詳しくは個々のレヴューをお読みいただくとして、試飲した4本に共通するもうひとつの印象は「小細工なしのとても実直に造られたワイン」ということ。これはブルゴーニュの、いや全ワインのキモである。(徳丸真人)
(有)寿スタジオ リアルワインガイド第5号より抜粋 |
まあ、黄色の文字の部分がほとんどを言い表していますので..それで良いかな?と思いますが、一言このワインに付け加えると、
「卓越したエレガンスとジュヴレの1級らしい複雑さを兼ね備える」
ということですね。是非とも飲んでみてください。あ、酸のレベルもとても適切で弄くり回していない美しさが有ります。惚れちゃうでしょうね..お薦めです。
と書いておいたら、しっかりリアルの最新号に掲載されちゃいましたね..。そうなってくると、リアルワインガイド特集ページに掲載した方が良かったかも..と思ってしまいましたが、今更直すのも大変なのでこのまま行きます。
今飲んで 90 ポテンシャル 91+ 飲み頃予想 2008 〜 2020
品良く落ち着いたロースト香がベリー系果実、花、土に溶け込んだ複雑な香り。いやらしさや汚さの全くない、きれいでいて本当に複雑な香りがいい。濃くはないが液体が凝縮している芳醇な味わいは、こけおどし一切なし。ストレートに下と脳に訴えかけてくる。チェリー味が主体のなんとも旨く、ミネラル感もたっぷりのこのプルミエ・クリュはアフターも長く、ここのトップ銘柄シャルム・シャンベルタンにかなり近いといえる。
(有)寿スタジオ リアルワインガイド第9号より抜粋 |
言ってることは同じようなことだと思いますが、noisy は今飲んでも一つのバランスされた状態に有ると判断しています。この先、暖かくなってきて梅雨の頃になったら「硬くなる」かもしれませんので、早めに飲むならそれ以前に飲んでください。そうでないなら、リアルワインガイドで指摘のように2〜3年置くのがベターでしょう。再度、お薦めいたします。
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| ●2002Charmes-Chambertin Grand Cru |
| シャルム=シャンベルタン |
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【ルーミエ的な凝縮感が味わえるシャルムです.. 充実していますので必ず買い置きしましょう】
さすがにティエリー・ボーモンのトップワインでした。格の違いを思い知らされました..。
まあ、シャルムですから、比較早くから飲めるとは言っても、2〜3年のエージングは必要です。現状は
決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン で、しかも果実味がルーミエ張りに出ているんですね..。ですので、ルーミエさんを飲むときのように、最低でも3年くらいは置いた方が良いわけです..。とても良い果実感ですよ。その位おいたらおそらくは複雑さや官能を揺さぶる「
血 」のようなニュアンスも出てくるでしょう。ん?シャルムだからあんまりそれは無いだろうって?
結構鉄っぽさも有るので良い感じになると思いますよ。2001年の同ワインをRWGでは「上品な土の香り」と表現していました。noisy
的には、そこに 鉄 を見ちゃった訳ですね。
先の話は置いても、今すぐに飲んでも「ポテンシャル」を汲むことは簡単です。が、「早まった..」と後悔するでしょう。是非セラーに置いてあげてください。ドニ・モルテの次はティエリー・ボーモンかも!しれません。
そんな具合に書いていたのですが、リアルワインガイド最新号になんと..この「ボーモン」のワインが出ていました。
noisy はテイスティングに参加していなかったので..。レヴューを拝見してみましょう。
今飲んで 90 ポテンシャル 92 飲み頃予想 2008 〜 2020
惜しくも前銘柄にトップの座を譲ったが、これは力強さと液体の厚みの差であり、美しさやエレガンスはこちらに少し分がある。スミレ、赤果実味、きれいな土の芳香性は高く、香水のような芳しさ。甘く、塩っぽく、チェリーの味で適度な酸味と全体のボディ感はとてもしなやか。そしてとても精緻だ。欲を言えば秀逸な02年として、01年のクオリティを上回ってほしかったこと。とはいえこれはここだけの事ではなく、上位銘柄では02年と01年が大差ない傾向は多々ある。つまり01年も実に良好なヴィンテージなのだ。
徳丸真人 (04年12月試飲)
(有)寿スタジオ リアルワインガイド第9号より抜粋 |
今までは余り馴染みが無かったかもしれませんが、果実味第一主義に寄らない、より自然な果実味をピュアに表現している「凄腕生産者」です。お薦めします。
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