■□ Frederic Cossard □■
フレドリック コサール |
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● さて、今春のテーマは 「ガメイ」ということで、とても美味しいガメイを一杯取りそろえました。一時期のガメイは、本当に補助品種的・二番煎じ的意味合いのものが多かったような気がします。最もこの5年ほどはそんなことも有りませんが、状態良く輸入することに血道を上げられているエージェントさん達の努力の賜物でしょう。我々ワインファンも、是非とも応援したいものです。
で、自然派・ビオの流れの中で、フィリップ・パカレ氏と共に外せないのは「ドメーヌ・ド・シャソルネイ」を立ち上げた「フレドリック・コサール」氏です。彼のブルゴーニュでの活躍はご存じだと思いますが、滅茶苦茶高い評価をされています。そして実際、美味しいです。
今回はシャソルネイの出番ではないので端折ります。日本だけのリリースになった「クリュ・ボジョレー」です。 |
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【質感を会得した苺のジャム!ミネラルがとても美しく、おそらくあなたの想像以上に深いです..】
ミネラルに汚さが現れてしまったワインが横行していますので、そこが綺麗なワインに出会うと、敏感な方は「とてもびっくり」されると思います。noisy
の選択肢の一つには、やはり、
「ミネラルが壊れていないこと」
も含まれます。まあ、ミネラルだけが問題な訳では有りませんが、そこに顕著に現れやすいのも事実でしょう。
そもそも、ミネラルと言っても沢山の種類が有ります。葡萄の樹は石灰の無いところでは余り育たない..と言われています。ミネラルウォーターに詳しい方ならご存じだと思いますが、ヨーロッパの水は「硬水」ですよね。硬度も半端無く高いです。日本の水は「軟水」です。日本酒当たりでは「灘の硬水・伏見広島新潟の軟水」などと言われますが、ヨーロッパから見れば全て「滅茶苦茶に軟水」です。
岩や層を長い時間を掛けて磨かれた水ですから、硬くなる訳です。また、ビオの考え方(ビオには限らないとしても..)にも、
「いかに大地深く根を生やすことができるか」
という部分が有ると思います。その結果として、大地にある石灰岩の割れ目をくぐりながら、栄養を求めて根が張って行き、その結果として大いなるミネラルがワインにもたらされるわけですね..。
あちゃ〜..こんな事を書いていると、1カ月有っても書き上がりませんので、ようやっと本題に入ります。
で、目茶 深い ガメイです。ハスキーボイスの美しい女性シンガーが、声を張らずに、遠くまで通る声で歌っているような..そんな気になってしまいます。
実際、同緯度、同アペラシオンであると仮定するならパカレのワインよりもジャミーに感じますが、質感を積み上げたように仕上がっているのはさすがですね。ジャムを造るにしても、「ぐつぐつ煮立てる」など有り得ず、弱火でコトコト、苺の形が崩れぬように(ミネラルが壊れないように)、甘みが甘さを感じさせないようなグラニュー糖の分量を計算・使用したようにさえ感じます。
今回は、noisy 厳選のガメイを是非とも飲み比べていただきたい..と思っています。そのうちひたすら隠し持っている
96年のシャトー・デュ・ムーラン=ナヴァンが美味しくなったと確認できたら..「ガメイの熟成について!」などと大層なことを言いながらオファーしたいと思います。お薦めします。
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