■□ Domaine Fougeray de Beauclair □■
ドメーヌ フォジュレイ ド ボークレール |
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| ● 類まれな資質を持っていて、しかもグランクリュに認定されている畑でいながらほとんどブルゴーニュファンにも認知されていないワイン..それがフォジュレイ・ド・ボークレールのボンヌ=マールです。今回は10年ものが入手出来ました。 |
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| ●1996Bonnes-Mares Grand Cru |
| ボンヌ=マール |
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【数少ないモレ・サン=ドニ側のボンヌ=マールです!】
本来ならミュジニーと供に、その繊細で香しい実力を二分してもおかしくはないはずのボンヌ=マールです。ボンヌ=マールこそがテート・ド・キュヴェであるとさえも言えるでしょう。しかし、10年経たなければ全く開かず、20年経ってようやくその実力を発揮するという..ボルドーワインも顔負けのヴァン・ド・ガルドですから、後になってその年の一番のワインはボンヌ=マールだった、などということが起こりえるわけです。ヴォギュエしかり、ルーミエもデュジャックも..いえる事ですね。
しかし、もっと忘れられていることは、ボンヌ=マールはモレとシャンボールに分割されたグランクリュであり、モレ側の畑の単一ものを、このフォジュレイ・ド・ボークレールが古木主体に造っていることでしょう。それに加え、テッレ・ルージュ(色の濃い土地)で造るヴォギュエやルーミエとは違い、テッレ・ブランシュ(石灰分の多い白い土地)とブレンドして造る数少ないドメーヌであることも、ほとんど知られていません。
まあ、noisy にしても、ボンヌ=マールのコルクを抜こう..などという大それたことは、そうそう出来ませんので、人のことは言えないわけです。が、今回、この96年のボンヌ=マールが手に入ったことにより、
「ワンクール過ぎたボンヌ=マールが飲めるぞ!」
という期待が高まっています。何せ、もう10年ほど経っているわけですから..
なお、このモレ側のボンヌ=マールとすれば、クレール=ダユの畑を手に入れたルイ・ジャド(ドメーヌものの方)が有りますが、これとてモレ側のみかどうかは判らないんですね。ですから、
1.モレ・サン=ドニのボンヌ=マール
2.テッレ・ルージュとブランシュのブレンド
注:一般的に言ってルージュは力強く、ブランシュは繊細
3.古木の区画が多い
という、素晴らしいグランクリュなんですね。加えて96年はグレート・イヤーと言われていますので、おそらくは長命でしょう。
クロ・ド・タールが見直され、クロ・デ・ランブレイがどんどん向上しているこれからは、ボンヌ=マールがおそらくもっと注目されると思います。惜しむらくは95年ころにテッレ・ブランシュの条件の良い部分が改植され、テッレ・ブランシュのパーセンテージが下がっていることでしょうか。フォジュレイとすればやや力強い仕上がりになっていると推測されます。このような、とっても細かい辺りが気になって仕方が無いピノ・ファンにお奨めしたいワインです。
P.S.テイスティング速報
飲みました〜!いや、とっても奥ゆかしいですね。96年の酸の強さなど全く感じませんでした。絶妙のバランスの良さが光りますが、良すぎて最初は
「アレ???」
な感じ。しかし、時間とともにポテンシャルを発揮してくれます。グラスに落ちる脚の長さとエレガンス・フィネスの量が一致、抜栓直後はモレ、そしてプルミエ級のエレガンス、徐々にシャンボールっぽさが顔を出して、最後にようやく、
「あ、ボンヌ=マール!」
と気が付くでしょう..。ゆっくり飲むならば今からでもOK!最初から美味しい方が良い方は、あと5〜10年我慢してくださいね。 |
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