フランス ■□ Domaine Jean Louis Raillard □■ ブルゴーニュ
ドメーヌ ジャン ルイ ライヤール |
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● 時折ご紹介しています、ジャン・ルイ・ライヤールの2004年が少量入荷してきました。大変小さなドメーヌですので、数が本当に足りません。
また、某ショッピングモールのワインショップさんよりも、ある意味確信犯的に×××的な文章を書くし、しっかりアソートメント販売のエージェントさんなので、実はあんまり気に入らないんですが、このワインはなかなかに良いので、まあ今のところはアソートがさらに厳しくならなければ仕方ないか..と思っています。
エージェントさんからのかなりオーバーな表現の紹介文です。
DRCで40年間働いた母,37年間働いた父を両親に持つ男が,DRCから受け継いだ栽培法と醸造法で造る驚愕のスーパー・ブルゴーニュ・ワイン!ロマネ・コンティの神髄の全てを継承した男!DRCで生まれDRCで育った男がヴォーヌ・ロマネに創設した超ミクロ・ドメーヌ
ドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤール2004年物
その創設以来,世界中のワイン愛好家を虜にするドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ。そのDRCで40年間働いていた母(しかも,あのロマネ・コンティの畑の葡萄の摘み取りを任されていた最も優秀な収穫人の1人)と,同じく37年間働いていた父を両親に持つ男がいる。その男の名はJean-Louis
Raillardジャン=ルイ・ライヤール。DRCで数年働いたジョシュ・ジャンセンが創設したカレラをカリフォルニアのDRCとするならば,DRCで巡り合った両親の子に生まれ,DRCのセラーのすぐ裏手に住み,子供のころから両親の仕事(つまりDRCの栽培や醸造)を見て育ったライヤールは,まさに"DRCで生まれDRCで育ったDRCの息子"と言っても過言ではないだろう。自身もDRCで働き,様々なネゴシアンでも働いたライヤールは,現在,著名なボーヌ醸造学校で教鞭を取る傍ら,自身のドメーヌでワインを造っている。平均樹齢50年という素晴らしい古樹の畑を所有する彼のワイン造りは,有機栽培(完全なバイオダイナミック農法へ転換中),馬による耕作,遅い収穫,低収量,非除梗,高温発酵,澱引き回避,無清澄,無濾過,重力に逆らわない瓶詰めなど,正真正銘DRCから受け継いだブルゴーニュの王道を行く方法だ。引退した両親が40年間DRCで働いて培った的確なアドヴァイスが生かされていることも見逃せない。ドメーヌは栽培面積3.5ヘクタール,年間総生産量7千本前後という超ミクロ・ドメーヌだ。しかも,ライヤールは毎年DRCの瓶詰めにも立会い,試飲をする権利を持っている。
2004 ヴォーヌ・ロマネ"レ・ボー・モン" 1級 赤
平均樹齢70年に達する,僅か0.7ヘクタールの区画から産まれるドメーヌのフラッグシップ・ワイン。新樽比率50%,熟成期間16ヶ月。総生産量1200本
2004 ヴォーヌ・ロマネ 赤
ドメーヌのヴォーヌ・ロマネは,アンリ・ジャイエが行なうキュヴェ・ロンドという手法を踏襲。標高の高いクリマと低いクリマで栽培された葡萄をアッサンブラージュすることによって,複雑で繊細,長期熟成が可能で骨格のしっかりした村名ヴォーヌ・ロマネが産まれる。新樽比率20%,16ヶ月熟成。
2004 ニュイ・サン・ジョルジュ 赤
平均樹齢60年の僅か0.45ヘクタールの区画から生まれるキュヴェ。果梗を100%残したまま高温(33℃)で発酵させ,アリエ産のバリック(新樽比率20%)で澱引きをせず16ヶ月熟成させたキュヴェは,まるでDRCが造るニュイ・サン・ジョルジュと呼べるような驚異的なポテンシャルを秘める。
2004 ブルゴーニュ"レ・パキエ" 赤
特級ロマネ・サン・ヴィヴァンの東500メートル,RN74を挟みアンリ・ジャイエの自宅の裏手に広がるヴォーヌ・ロマネの村名クリマ"オー・ソール"に対角に隣接するヴォーヌ・ロマネのACブルゴーニュ指定のクリマ"レ・パキエ"(栽培面積僅か0.35ヘクタール)から産まれる。澱引きせず無清澄,無濾過。
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| ●2004Vosne-Romanee 1er Cru les Beaux Monts |
| ヴォーヌ=ロマネ プルミエ・クリュ レ・ボー・モン |
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| ●2004Vosne-Romanee |
| ヴォーヌ=ロマネ |
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| ●2004Nuits Saint-Georges |
| ニュイ・サン=ジョルジュ |
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| ●2004Bourgogne Rouge les Paquieres |
| ブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ |
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【 DRCどうのこうのは無視した上で考えましょう!】
今回テイスティングしたのはニュイ・サン=ジョルジュとACブルのパキエの2アイテムです。ヴォーヌ=ロマネ・レ・ボーモンと村名ヴォーヌ=ロマネは数えるほども無いため、いまのところ試飲を自重しています。
このライヤールさんのワインは、実に自然な風味を持っていてエレガントに仕上げてきますので、noisy
も好みのドメーヌなんですが、DRCがどうした、こうしたは、今のところほとんど関係無いようです。ブルゴーニュの赤を大きく二つのタイプに何とか分けようと思えば、同じグループに入るだろう位のもので、エージェントさんの照会文の様に、いつの間にかDRC=ライヤールを書かぬまでも、読むものの脳裏に刷り込んでしまおう..というような意図にははまらないようにしましょう。あくまでライヤールはライヤールです。
さりとて、全く似せても似つかぬものでもありません。エキス系の美しい酒躯、決して誇張した濃度に仕上げてこない当たりはむしろ同タイプです。言わば、一流料亭の出汁味のように、大量の原料から「さっ」と出汁を取り、辛くならない程度の適量な塩加減で仕上げた「お碗もの」のようなものですから、「美し系」と言って良いでしょう。
また、2004年はブルはどうやら駄目で、2005年に期待しよう..とすでに踏んでいらっしゃるのでしたら、それもどうかな?と思います。PKさん好み的なブルゴーニュがお好きなら、それも良いと思いますが、今のところ、noisyは、
「2004年ブルゴーニュはベリー・グッド。古典的なブルゴーニュの当たり年」
と見ています。
総評とすれば、ドメーヌの看板ワインを飲んでいないので言いづらい部分も有りますが、
「かなり良い」
と言っておきましょう。価格も高くないし、味わいも充分に理解していただけるものと思います。
●2004 ヴォーヌ=ロマネ プルミエ・クリュ レ・ボー・モン
●2004 ヴォーヌ=ロマネ
この2つはテイスティングに至っていないため、コメントは差し控えます。出来れば1本は残しておいて欲しいところです。
●2004 ニュイ・サン=ジョルジュ
DRCで育った男でも、ニュイ・サン=ジョルジュの遅熟性を早熟にすることは不可能だったようで...綺麗系の冷やかな果実が清潔な土やスパイスと共に香るベリー・グッドなワインでした。しかしながら、現在手を付けるのはキツイです。なんと言ってもご本尊が奥に引っ込んだままですし、ニュイ・サンに有りがちなテクスチュアの暴れが、後口を台無しにしています。このワインを美味しく飲むのは4〜5年後から..でしょう。かなり向上すると思いますが、2010年までは手を付けないほうが無難です。・・まるでDRCが造るNSG・・なんてことは感じません。が、パワフルさを奥にしたためた良いワインだと思います。リリースから5年ほどで驚くほど変わると思います。
●2004 ブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ
このワインはかなり旨いです。ヴォーヌ=ロマネのテロワールを「あちこち」に感じることが出来ます。綺麗系で薄味、赤〜紫の小果実、動物香、スパイス、そしてミネラル。ヴォーヌ=ロマネ的なソフトな接触感と香りが、癒しの時間を運んできてくれるようです。これはお奨め! |
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