■□ Domaine et Maison Aurelien Verdet □■
ドメーヌ エ メゾン オーレリアン ヴェルデ |
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● 満を持してのご案内です。誰も知らない未来のスターを、noisy の新着登録のメンバーさんにだけ..教えちゃいます。..とは言っても、noisy
のお友達、お仲間はすでに販売されているかもしれませんが、
「欲しい!」
と思ってもなかなか手には入らないと思いますよ〜。
それにね、最近は、
「あ、この造り手のワインは絶対売りたいな!」
という、ブルゴーニュの生産者が少なくなってきていまして..余りに高すぎたり、今ひとつ気に入らなかったりでしたので、本気でこれは売りたい!と思わせてくれる味わいでした。だからこそのご案内です。
簡単にご紹介しますと、先代アランからドメーヌを継いだオーレリアン・ヴェルデですが、ドメーヌものはオート=コート・ド・ニュイのみで、その他のワインは葡萄を購入して仕上げています。細かな点はラシーヌさんの情報をご覧下さい。
彼のワインは.ぷっくりとエキスが膨らみを持ち、まるで魔法のように限りない自然な美しさを瓶の中に閉じ込めています。
「飲めば判るよ!」
というかなり高いレベルの美しさです。しかも全てを飲んでみて判ったことですが、きっちりと畑の個性を表現しているんですね。(徳さんはこの言い方は気に入らないようですが..)ホント、見事なくらい違いますよ。それでもオーレリアン・ヴェルデの造り、ワインのスタイルは統一されています。今後が楽しみ..なんて悠長なことは言ってられない!間違いなくスターになるんじゃないかな?と思っています。フィリップ・パカレとフレデリック・コサールの間に割ってはいることは間違いなく、それでも今は数量がとても少ないために、僅かなファンの間でのみ認知されてゆくと思います。
ちなみに noisy なら何を押すか..という点では..とても難しいです。だってね..全部旨いんですから..(^_^;;
慎重な方なら下のクラスから、noisy がこんな書き方をしている時は買いだ!と思われる方はラ・リシュモンヌから..、いや、とりあえず全部欲しいけど試してみたいと思うのであれば、レ・シャルム、NSG、GC辺りからと、どのような選択でもOKでしょう。是非飲んでみてください!久々に期待にお答えできそうな造り手です。
ラシーヌさんからの情報です。
アラン・ヴェルデ(会社名=個人名)は、1600年代からこの地に続く家系で、1971年よりビオロジック(1990年よりビオディナミ)を実践しており、《ブルゴーニュにおけるビオロジック・ワインの先駆者》といっても過言ではありません。22歳になる息子のオーレリアン・ヴェルデ(同)は、2004年より父アランからオート・コート・ドニュイの畑とセラーを継ぐと同時に、コート・ド・ニュイのブドウからワインを造りはじめました。
オーレリアン・ヴェルデの名を教わったのは、ムルソー村のはずれで高貴で深い味わいのブルゴーニュ・ルージュを造る、孤高の醸造家ベルナール・ファン・ベルグからです。「正しいワインを探しているなら、オーレリアンを訪ねてごらん」というベルナールの言葉に導かれ、この春オーレリアンを訪ねました。ブドウの契約料を支払うために、昼間はニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌで働いているので、夜8時まで待ってようやく会えました。今年26歳になるオーレリアンは、明るくはにかみやで、スポーツで鍛えたたくましい体つきのさわやかな青年でした。長年モーターバイクのレースに興じ、その腕前はブルゴーニュの若者の間では知れわたっています。
オート・コート・ド・ニュイ
栽培面積:真南に面した急峻な畑。8.5haピノ・ノワール80% シャルドネ15%、アリゴテ5% 2004年よりニュイのワイン造りを始めるために、ピノ・ノワール4haを他の造り手に貸している。
樹齢:ほとんどの畑は1960年代に植えられた。
土壌:石灰岩/粘土、部分的に岩盤が表土から30cm下の基層にあるために、収量は低く、高品質なブドウが生まれる。
言うまでもありませんが、手摘みで収穫、野生酵母で発酵、新樽30%(ブルゴーニュ、トロンセ、ヴォージュ)で熟成。地下水位より低いため、湿度は大変高く、夏でも13度以下のセラーでは、熟成がゆっくりとすすみます。
アラン・ヴェルデの時代のオート・コート・ド・ニュイ(1999、1996)は樽熟成3年を経て瓶詰めされました。緻密なミネラル、酸が美しく、上品で古典的な味わい。ビオワインであるとかないとかを超えた、真正なブルゴーニュと言っても過言ではありません。
オーレリアン・ヴェルデからの最新情報(2006.08.28)
若きオーレリアン・ヴェルデは、父と同じく誇り高くも、自分の姓名をそのままワイナリー名にしています。が、彼は、父親の名前だけでなく、畑と畑の手入れ、造り方をそのまま受け継ごうとは思いません。栽培・醸造学校で教わったことをふまえながらもそれにとらわれず、自然派ワインなど現代のすぐれて個性的なワインに学びつつ、ブルゴーニュで自分の可能性を模索している点です。すなわち、完全に代替わりしたあとオーレリアンは、
オート・コート・ド・ニュイにある自社畑は半分ちかくを売り払い、ニュイにより良い畑ないしブドウを探し求めました。結果的に、現在までのところオーレリアンは、ブルゴーニュの中心地域で、理想的な小作地(フェルマージュ)や折半小作地(メタヤージュ)を入手することはできませんでした。そのかわり、彼は最良のブドウを確保し、思いのままに手入れし、収穫できるという契約を、畑の所有者と交わすことが出来ました(フィリップ・パカレと同じ方法です)。
父アランは、ブルゴーニュにおける有機栽培の先駆者であり、ワインにオーガニックの認証をとりましたが、オーレリアンは買いブドウから造ったワインに、オーガニック認証をとろうなどとは考えません(買いブドウから造ったワインに「オーガニック」を名乗ることは、ワイン生産者の潔しとするところではありません)。ただし、受け継いだオート・コート・ド・ニュイの自社畑「ル・プリュール」では、認証を得ていますが。
オーレリアンは、入手した各アペラシオンのブドウに対して、SO2の使用量を可能なかぎり、ぎりぎりまで抑えています。醸造段階で添加されるSO2は、発酵中に消失してしまいます。
現在、その使用量をいっそう減らすよう努めているところです。
それ以外にもオーレリアンは、醸造・熟成過程で人工的な介入をミニマムにするのを原則にしています。発酵・浸漬期間は時間をかけ、30日までと長期にわたりますが、エキス分の抽出もおっとりしたもので、樽のなかでの攪拌作業(ピジアージュ)も回数はごく僅かにとどめます。新樽比率はヴィンテッジ次第ですが、ワインの清澄・濾過は皆無です。
結論
昨今、ブルゴーニュのピノ・ノワールでは、「色調と味わいが極端に濃い」系統と「色は薄いが、エキスは深い」系統という、相反するスタイルが同時に進行しています。この10年間、ブルゴーニュの若い「考える造り手たち」は、はざまのなかでピノ・ノワール酒のあるべき姿を捜し求め、大きく揺れ動いています。有機栽培で長期熟成型という、反時代的なワイン造りを貫いてきた父のもとで、オーレリアンは小さい時からヴィニュロンを目指し、すでにして独自の境地にあるコート・ド・ニュイを実現いたしました。
私もまた、コート・ドールで飽き足らない思いをつづけ、ラシーヌ社でのブルゴーニュのあり方を模索してきました。が、このほどようやく「一つのピノ・ノワールの理想的な味わい」をご案内できることを、心から嬉しく思っています。とりわけ、オーレリアンが造る各種のアペラシオンは、きっとブルゴーニュ・ファンに喜んでいただけると思います。
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| ● noisy も一押しの生産者、オーレリアン・ヴェルデの2005年、先駆けが到着です。2004年のこのオート=コート・ド・ニュイ
は、プライスは高めだったものの、素晴らしいセールスをさせていただきました。「良いものは本当に良いぞ!」ということを再認識させてくれるでしょう。わずかに早い気はしますが、今飲んでも良さが充分に判るはずです。是非飲んでいただいて、9月以降到着するであろう上級キュヴェを購入するかどうかの判断材料としていただければと思います。 |
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◆ 2005年 オーレリアン・ヴェルデ 傾向と対策・・・
2005年のオーレリアン・ヴェルデが届き始めました。昨年あれだけ褒めまくりましたので、2005年はどうなっているのか、内心ビクビクしながらのテイスティングでしたが・・・、やっぱりオーレリアン・ヴェルデは本当に素晴らしい!リアルで取り上げられないのがむしろ有り難い・・・(^^;;
のんびりしているnoisy にとりましては、売ろうと思ったら品物が無かった・・・というようなことが良く有りますので・・ね。
オーレリアン・ヴェルデは、おそらくこれからブルゴーニュの新世代を担って行くに違いないでしょう。それはこの2005年ものを飲んでみれば一目瞭然です。比類なき美しさは、葡萄の全てのパワーを美しいエキスへと転化できていることによります。これらの2005年と一緒にテイスティングしたアイテムも、それなりのワインでは有りましたが、オーレリアンと比べてしまうと、明らかに見劣りがしてしまいました。一言で言ってしまうと、
「樽のニュアンスの無いDRC風」
です。
今回の新着では、プチDRCとも言えるジョルジュ・ミュヌレのワインも有りますが、そちらは赤系〜紫系の果実が多く表現されていますが、オーレリアンは紫や黒の小果実が中心と言えます。そして、そのエキス濃度は・・・、ジョルジュ・ミュヌレよりも濃いかもしれません。
これらのエキス系のワイン(難しい物言いかな?)は、どんな時でも、硬くて飲めない・・・ということは無いはずです。やや硬めでも、時間を掛ければそれなりの状態になってきますので、まずそれを頭に入れておいて下さい。勿論ベストな熟成具合です、と言っているわけじゃないので勘違いなさらないように・・・。
今回届いた分には、昨年滅茶苦茶好評でした、シャンボール=ミュジニー・レ・シャルム(1級)と、素晴らしいストラクチャーを有するニュイ・サン=ジョルジュ・ラ・リッシュモンヌは有りません。造ったのかどうかも良く判っていませんので、そちらは先のお楽しみにされてください。(補足:どうやら造っていないようで、2005年の入荷は見込めません。2008年1月記)
で、色々な観点から総合的に判断しまして、noisy 的な一押しアイテムは・・・
○2005 ヴォーヌ=ロマネ
○2005 シャンボール=ミュジニー
の2アイテムです。これら2品は、どんな方が飲まれましても否定的な印象を抱かないどころか、
「むちゃくちゃ旨い!」
と言い出しかねません。
でも、その他のアイテムも実に素晴らしいので、細かな部分は各コラムに小コメントを掲載しました。是非ご覧くださいね。基本的には、
「価格どおり(実際は確実に超えていますが)のポテンシャル順で、しかも昨年よりも安い!」
ですし、完全エキス構成のワインですが、
「テロワールをきっちりと表現」
しています。そして、
「早く飲み出してもそれなりに、色合いが枯れ切るまで老いてもそれなりの美味しさを発揮する」
はずですし、
「ベストな時期に飲めたらこの上ないパフォーマンスを発揮する素晴らしい2005年!」
であると判断しています。
この価格どおりのポテンシャル順、というのは、造る側も、エージェントさんも、しっかりとその質を見極めていることの表れです。(嘆かわしいことですが、これが出来ないところの実に多いことか・・・。)おそらくオーレリアン・ヴェルデは、彼自身が素晴らしい能力を持つテイスターであるか、懐刀にそんな能力を持つ方がいらっしゃるものと思います。こちらの日本エージェントさんはラシーヌさんですから、ポテンシャル判断とコンディションは群を抜いていると言えます。
まだ世の中的にはほとんど騒がれていないオーレリアン・ヴェルデですが、テイスターとしての意地と埃・・もとい、誇りに掛けてお奨めいたします。
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| ●2005Nuits-Saint-Georges |
| ニュイ=サン=ジョルジュ |
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| ●2005Gevrey-Chambertin |
| ジュヴレ=シャンベルタン |
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【あま〜いあま〜いニュイさんと、これぞジュヴシャンという味わいです・・・素晴らしい!】
村名ではこのニュイ・サン=ジョルジュとジュヴレ=シャンベルタンが最低価格で同価格です。これも本当は一押しでお奨めしたいんですが、ヴォーヌ=ロマネとシャンボールの出来が図抜けていますので、敢えて二押しのポジションになってしまいました。
ニュイ・サン=ジョルジュは比較的に柔らかく、緩めの構造をしています。でもね・・・・、
「緩い」
と言う言葉は、本来ここでは使いたくないんですが、余りに他が凝縮しているために使ってしまっています。ここでの「緩い」は、他の生産者の「とても詰まっていて・・・」に値しますので、勘違いなさらないように・・・。
ニュイ・サンらしい皮革と美しい土のアロマ。とてもドライだがコアがあって集中、飲み出すと徐々に開いてきて、30分ほどで甘美な芳香と甘いエキスに変化。紫と黒の小さな果実が満載。エキスバッチリ!余韻も実に美しい。
おそらく一番開きが早いのはこのニュイ・サンですから、皆さんが全てを一緒に飲まれたとしたら、これを一番美味しく感じる可能性が有ります。甘美で官能的な柔らかな味わいにうっとりされることと思います。
ジュヴレ=シャンベルタンはかなり凝縮しています。構成がヴォーヌ=ロマネやシャンボールよりもシンプルでは有りますが、出来栄え自体が劣るものでは有りません。2005年のジュヴレ=シャンベルタンは他の自然派の生産者も特に素晴らしい出来栄えで、判断が時期尚早ではあるものの2005年はもしかしたらジュヴシャンの年かな?などとも考え始めてはいます。
黒味と赤みの混じった果実にジンジャー、スパイス、酸化鉄のニュアンス。やや硬いが時計の長針に比例して開いてゆく感じ。並みのジュヴシャンの、不足している中域・中盤が不思議になるほど充実していて、芯を形成している。
テイスティングノートには、
「バランス良し。とても美味しい」
と書いてありました。
実は、テイスティングの順番=今回のご紹介の順番、となっています。ニュイ=サンが余りに美味しいので、それが一番か・・・と思いきや、ジュヴシャンを飲んだらもっと美味しい(少し硬いけれどよりポテンシャルを感じる、の意味です)で、シャンボール-->ヴォーヌ=ロマネ・・・と続いて行き、その度に、
「うわ・・・前のよりポテンシャル高いじゃん・・・」
という感覚に襲われたわけです。
なので、ニュイ・サンよりはやや硬めだが、コアがしっかりしているバランスの良いジュヴレ=シャンベルタン・・・、飲んでみてください。どんどん成長してゆくと思います。お勧めです!
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| ●2005Chambolle-Musigny |
| シャンボール=ミュジニー |
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【ドライなラズベリー!紫のトーンが強いのはこのシャンボール!美味しいです!】
ポテンシャルではほんの僅か、ヴォーヌ=ロマネに及ばないかもしれませんが、皆さんが飲んで一番美味しいと感じていただける可能性はとても高いのがこのシャンボール=ミュジニーです。
シンプルな村名シャンボールとは思えないほどの複雑性は、赤や青を淡く濃く層を成すドライなラズベリーが、レースや絹のごとく上品で優雅に表現されていることからも感じられます。ミネラルの香気さ芯の強さ、華やかさは群を抜いており、全ての方に愛されると思われる、
「シャンボールを一押しにしよう・・・」
と決めたわけです。
昨年、2004年はシャンボールが1級で、比較力強いレ・シャルムでしたが、
「劣ってないんじゃな??」
と感じさせるような判りやすくも深い味わいですから、価格がかなり安い分、お買い得感があると思います。硬質だがエキスがきっちり香らせ、味わいを拡げてくれます。是非とも飲んでみてください。一押しです!
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| ●2005Vosne-Romanee |
| ヴォーヌ=ロマネ |
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【ヴォーヌ=ロマネの表現の良いとこ取り!これも一押しです。】
何でヴォーヌ=ロマネのワインは高価なのか・・・。それは昔から偉大な畑を有していたことと、この村でしかほぼ手に入れられないワイルドで複雑な香り、バランスの良さを持っていたからでしょう。ロケーションとしてもとても良い位置にあり、水脈からもある程度の距離を持った粘土石灰、とても日照に恵まれた地形から、動物系のスパイスや赤黒い果実のニュアンスと、やや低めの酸度を手に入れられたために、早くからバランス良く、もしくは他のアペラシオンよりも滑らかに感じられたからかもしれません。
このワイルドな優美さを持つヴォーヌ=ロマネは、赤、紫、黒、の果実を分け隔てなく持っていて、他の村名ワインよりも、より凝縮感が強いです。そのため、抜栓直後は、
「おや、ちょっと硬いかな?」
と思われるかもしれませんが、僅かな時間差の中に様々な要素を発見するに違いないでしょう。そして、その姿は次々にヘンゲしますから、複雑性も上回っていると言えます。
この村名ワインのアイテム中、一番のポテンシャルを持つのは間違いなくヴォーヌ=ロマネです。ですが、現在の美味しさを加味して判断するならば、
「シャンボール=ミュジニーと双璧である」
としなければならないでしょう。
我々ワイン屋は、売りたいワイン=量の有るワイン、という図式に当てはまると、本当に幸せに感じてしまいます。noisy
の場合、売りたくないワインが美味しくないワインであるとしたら、基本的には仕入れませんし、美味しいワインだったとしたら、数の少ないワインであることがとても多いです。でも、今回はある程度の量を確保できましたので・・・幸せな気持ちです。
下記のコラムの1級たちは、もちろんのこと、このヴォーヌ=ロマネよりもポテンシャルが高いです。が、今美味しいのとはイコールにはなりません。一押しにするには理由がある・・・ので、是非ともこのヴォーヌ=ロマネ、ご購入ください。本当に素晴らしい・・・です。
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| ●2005Gevrey-Chambertin 1er Cru Fonteny |
| ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・フォントニー |
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【フォントニー美味しい!】
・・・どうしようもない徒労感におそわれたかもしれませんがふぉんとにごめんなさい・・・。昨年の2004年ものは、フォントニーだけ肉厚な生のまま果実が乗っかっていたので、
「アランが造ったんじゃない?」
などと言っていた訳ですが、2005年のフォントニーは、まさにオーレリアン節満開のエキスバッチリタイプに仕上がっています。
多くの2005年のブルゴーニュのピノ・ノアールが現在そうであるように、このフォントニーも結構硬い状態になっています。しかし、ミルフィーユ風のボディ内には、フルーツと野菜のコントラストも見目麗しく、整然とデザインされています。今でも美味しいには違いないが、飲むにつれ、罪悪感に襲われる羽目になります・・・。
「・・・開けるんじゃなかった・・・」
と思うはずです。そりゃあそうです。
「あ、このちょっと艶かしさがさらなる精緻さとクラクラするような官能感を持ってくるんだろうな・・・」
というようなタダならぬニュアンスを比較的容易に受け取れるんですから・・・。
ですので、こちらのフォントニーは、最低でも2年、寝かせることをお奨めします。このアイテムは数が本当に無いので・・・、おそらく余り出回らないでしょう。お奨めしますがさっさと飲まないように・・・!
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| ●2005Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux Thorey |
| ニュイ=サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・トレ |
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【うわお!・・と思うに違い有りません・・・】
暖かなヴォーヌ=ロマネよりも、やや冷涼さを持ったニュイ・サン=ジョルジュ・オー・トレをご紹介します。この1級畑はヴォーヌ=ロマネ側に位置しており、皆さんご存知のクロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュとは、かなり離れた場所にあります。それともご存知なのはフィリップ・パカレのザルジラでしょうか・・・。パカレのザルジラは村名の部分ですが、セレナ・サトクリフさんは、
「私を永遠にその虜にしてしまった」 (早川書房 ブルゴーニュワインより)
と、おそらく1級のレ・ザルジラを評しています。(本にはレ・ザルジラと書かれているのみですから、1級がオー・ザルジラが正しいとすれば、村名のリューディの可能性もあります)
で、そのザルジラの北隣、ヴォーヌ=ロマネに近い部分に接しているのが、このオー・トレです。
むしろ温暖なニュアンスを隠さないヴォーヌ=ロマネよりも、より精緻さを持ち、より複雑さを醸しだしているのにはびっくりされることと思います。良く似た獣のニュアンスを漂わせながらも、より冷涼で、緻密です。単に凝縮しているのでは無く、緻密さを積層させているような感触を受けました。
「オーレリアンの2005年で(今のところ)一番美味しいのはどれ?」
と聞かれるならば、このオー・トレと答えずにはいられません。ポテンシャルではやや肉厚なフォントニーをも凌ぎます。しかしながら、
「一押しは?」
と聞かれれば、今までのコラムで述べてきたように、
「シャンボールとヴォーヌ=ロマネです」
と答えるでしょう。
もしあなたがワインを飲むときに、どのような飲み方をされるかで、お奨めワインが変わってしまいます。常にポテンシャルを取りに行くような、noisy
に近い飲み方をされるのであるならば、このオー・トレをお奨めしますが、現在の美味しさを強く意識されるワインファンの方には、ちょっと今は厳しい・・・と思いますので、村名をお奨めしているわけです。
ニュイ・サン=ジョルジュのワインはテクスチュアが今ひとつ良くないワインが多いです。しかしながら、オーレリアンのワインは、このオー・トレも、村名ニュイ・サンでさえも、ブツブツした接触感など全く有りませんし、テクスチュアのために、他を犠牲にした気配さえ感じません。
昨今出会ったブルゴーニュの怪物造り手は、フィリップ・パカレ、フレデリック・コサールでしたが、このオーレリアン・ヴェルデがすでに同じ立ち位置にいると確信しました。惜しむらくはグラン・クリュを造っていないこと・・・では有りますが、この先、おそらくブルゴーニュの新世代を担うことになるでしょう。オーレリアン・ヴェルデこそ真の天才なのかもしれないと、思っています。お奨めします。 |
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| ●2005Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits le Prieure |
| ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ ル・プリューレ |
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【お!安くなったし質感がさらに向上!美味しいです!】
どうやら勘違いされている方がとっても多いようなので、ここでその辺をまず明らかにしておきましょう。「ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ」というワインですが、これは、ACブルゴーニュ格とほぼ同等・・・ということでは有りません。頭に「ブルゴーニュ」と付きますので、
「ACブルと一緒だよね!」
と思っていらっしゃる方がとても多いと思います。
まあ、ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ というワインのA.O.C.は、あくまでA.C.ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ なんですが、位置的に言って、ブルゴーニュはコート・ド・ニュイの村名アペラシオンを名乗れない「村」のワインがこの名前になります。ですから、「村名格」のワインと思っていただくのがより近い訳です。もちろん、ヴォーヌ=ロマネやシャンボール=ミュジニーと言った村名アペラシオンと全く同格とは言えませんが、実際は各々の村名を呼称出来ない、総称の村名のワインであり、決してACブルゴーニュの格でもグラン・ドルディネールの格でも無いんですね。ニュイの村の畑のように階層的に区別されないんです。
ですので、
「村名ワインとほぼ同格かちょっと下位(村名とACブルの中間)・・・良いものはそれを凌ぐ・・し、駄目なものはACブル以下」
と思っていただくのが正解だと思います。良い物も、それなりのものもかなり入り混じっているアペラシオンということで、正確には、コート・ド・ニュイの西側のやや高い場所にある18カ村のワインです。ニュイ(AC村名
+ ACブル + α) の ニュイを 「オート=コートの村々」に置き換えた形と思ってください。そして、一生懸命に良いワインを造ろうとしていて、感性に優れる生産者ならば、実感的にはニュイの1級に迫る味わいのものもあります。それがこのオーレリアンだと思うわけです。
で、味わいですが、これが素晴らしい!2004年の同じワインも素晴らしかったが、2005年はさらに質感がアップしています。2004年のこのワインの味わいを、noisy
は以下のように書いていました。
2004 ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ ル・プリウレ━━━━━━━━━━━━━ テロワール的には、ニュイ・サンジョルジュの土っぽさをやや軽くし、モレっぽい紫のニュアンスを補充した感じです。ただし今回ご紹介のどのワインにも言えることですが、まだ幾分早いので、余韻の中過ぎに酸・タンニンのエッジを感じます。休息を与えることにより、もしくは時間の経過で、さらなる膨らみと複雑性へ変化して行くと思います。
味筋は、「フィリップ・パカレの透明感」
に「フレドリック・コサールの旨みの二乗」をプラスしたもの..でしょうか。どれが良い、ということにはならないと思います。あくまでスタイルの分析です。どちらにも似ているようでそうではないんですね。
また、還元的である、とか、ビオ臭というものはほぼ見つけられません。それに、 「さっと出汁をひいた感じ」 でもありません。あえて言うなら、とんでもない量の上質の原料から、ほんの少しだけの一番出汁を取り、他の原料の一番出汁と合わせた様な感じです。あっさりとしているだけではなく、奥深さも感じます。
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基本的に同じワインですので、変わらないっちゃ無いんですが、以下のような部分が違っています。
1.ファーストノーズに低温浸漬由来と思われるヨードっぽい香りが2004年ものよりも顕著
[低温浸漬法はアンリ・ジャイエが完成させた技術(別の意見もあるでしょうが・・・)で、ジャイエ風のワインに仕上がってきます。やりすぎるとギイ・アッカ風になってしまうようで・・。悪く言えば、テロワールの表現が減ってしまう可能性もありそうです。]
2.紫中心の小果実の風味が、紫と黒に変化した2005年!
3.より冷たく、より凝縮したエキス!
エキス重視の綺麗なワインです。飲み頃にはやや早いと言えますが、15〜30分ほどで、かなりアロマティックに、ボリュームも膨らんできます。奥深く、質感がかなり上昇していますので、これを飲んで、「高い!」と文句つける方は少ないはずです。
2004年のオーレリアンのシャンボール・レ・シャルムやこのワインを、
「うんめ〜!」
と楽しまれた方も多いはずです。はっきり言って2004年よりもポテンシャルは上。とても締まっていますので、大きいマグナムグラスをスワリングさせながら、のんびり飲んだらとても楽しめるでしょう。是非とも飲んでみてください。お勧めします!
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| ●2004Vosne-Romanee 1er Cru les Beaux Monts |
| ヴォーヌ=ロマネ・プルミエ・クリュ レ・ボーモン |
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| ●2004Gevrey-Chambertin 1er Cru Fonteny |
| ジュヴレ=シャンベルタン・プルミエ・クリュ・フォントニー |
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【テイスティングが間に合いましたので急遽差込です!比較テイスティングがなかなか面白い結果になりました!】
新着を出そうというのに、出す時間の直前まで書いているという・・とっても悲惨な状況ですが、とても面白いテイスティングが出来ましたので、ブルゴーニュ・マニアなあなたにnoisy
がプレゼンするという・・当たり前っちゃ当たり前の面白い企画です。
さて、今回の入荷はオーレリアンのトップ・クラスのキュヴェが2アイテム入ってきましたのを急遽テイスティングいたしました。そしたらまあ・・・このGCフォントニーとVRレ・ボー=モンが丸っきり違うタイプに仕上がっていたんです!
そもそもここより下のアイテムはすべて共通で、いわゆるDRCタイプのエキスが綺麗に出て、しかもエキスが滅茶苦茶濃厚・・というオーレリアンの造りそのものを表しているかのようでした。そして、ヴィーヌ=ロマネ・レ・ボー=モンも全く同じで、しかもヴォーヌ=ロマネの秀逸な畑ならではの香しさ・フィネスと絶妙に細やかな複雑性をみせ、実に素晴らしいワインに仕上がっていたのです。言ってみれば、DRC系高温発酵の亜流では無いかな?と思ったわけです。
もっとも、高温発酵と簡単に言っても色んなやり方が有りますので・・・例えば、温度を管理せず、つまりセラーのなすがまま、キュヴェが成りたいままにまかす方法、温度管理をして当初は比較低温で、徐々に温度を上げてゆく・・などバリエーションがあります。それぞれの醸造者の技術や方法、発酵槽が置かれたセラーの状況によって変わってくる訳です。
一方フォントニーの方は、香りを嗅ぎ飲んでみてびっくりしてしまいました・・・。
「ありゃりゃ?これってフォントーニ、いや本当にオーレリアンが造ったのかしらん?」
との疑問が沸いて来ました。
明らかに低温での漬け込みから低温発酵に持ち込んだ形跡と、何よりもエキスタイプでは無く、アンリ・ジャイエ系の果実味充実・色合い美し系だったからです。低温の前発酵と思われる香りは、海草やヨードの香りに近く、ジャイエのワインには良く出ていたものですが、下記の諸ワインとレ・ボー=モンには全く有りませんでした。もしかしたら・・このワインは親父さんのアラン・ヴェルデが造ったものかもしれないと、取り合えずそう理解することにしました。だってね〜、とても美味しいけど、全くタイプが違うんだもんね〜。
と言う訳で、レ・ボー=モンの方は確実に早いですが美味しく飲めます。かなりエレガントですし、深遠です。フォントニーの方も飲めますが、もう少し落ち着けてからの方が良いでしょう。果実味のしっとり感が全く違ってくると思います。なお、紹介はしていませんが2004年以前の親父さんのアラン・ヴェルデのワインも何本か飲んでいます。豊かな果実味が特徴で、なかなかに旨いワインでしたが、何せオート=コート・ド・ニュイの畑しか持っていませんでしたので、それ以外の葡萄は扱っていなかった以上、
「おい、わしにも造らせてくれよ・・」
「・・いいよ、じゃ、フォントニーを担当して・・」
「・・・!フォントニ良いのか??」
みたいなやり取りがあったんじゃないかな?と大きな妄想を張り巡らしています。まあ、そんなことが有ったとは、本気では思っていませんが、味わいタイプの違いが有るのも事実です。
どうです?ふぉんとに確かめてみたくなったでしょ・・・ん?くだらないギャグがうざくて読んでないって・・(T.T
・・・・お薦めのトップクラスのキュヴェ、是非是非!そして、ブルゴーニュオタクの仲間入りをしてみてください!
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| ●2004Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Rouge le Prieure |
| ブルゴーニュ・オート=コート・ド・ニュイ・ルージュ ル・プリューレ |
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