フランス■□ Domaine Dominiques Gallois □■ブルゴーニュ
ドメーヌ ドミニク ガロワ |
|
● ドミニク・ガロワ の2007年が入ってきました。上級キュヴェはほんの少量ですが・・・、いや、かなり旨いですね。
 |
私たちのブルゴーニュのセレクションは、このドミニク・ガロワからはじまりました。取引先というよりも良き友であり、私たちの心の支えにもなっている存在です。 |
彼がなぜこんなにもエレガントで味わい深いジュヴレを造るのかという謎に対する最大の答えは、元シェフというその経歴にあります。ベルナール・ロワゾーの下で修行し、ドメーヌを継ぐ前はディジョンでレストランを経営していたという、筋金入りの料理人。「ワインって、うまい料理と一緒に飲むもんだろ」という彼は、美味しい料理とのマリアージュということを、そもそものワイン造りの基本思想としています。
実際、販売先のほとんどは世界各国のレストラン。フランス国内ではとりわけ高級リゾート地のレストランで愛飲されており、コートダジュール最高といわれるミシュラン2つ星レストランの「ロワジス」や、カンヌの最高級ホテル「マジェスティック」「リッツカールトン」のレストランなどにオンリストされています。
尚、ブルゴーニュ随一の小説家・詩人・歴史家であるガストン・ルプネルは、彼の叔父にあたります。 |
|
所在村
|
Gevrey-Chambertin
|
|
醸造家
|
Dominique Gallois
|
|
所有畑面積
|
3.5ha
|
|
ドメーヌ継承年
|
1989
|
|
栽培における特記事項
|
厳格なリュット・レゾネ。化学肥料、除草剤、殺虫剤等は一切使用しない
|
|
醸造における特記事項
|
天然酵母のみで発酵。プルミエ・クリュは最新型の小型木製開放槽で発酵
|
|
販売先
|
輸出50%(レストランが多い)、フランス国内50%(レストランとホテルが多い、個人のワイン愛好家)
|
|
掲載実績のある海外メディア
|
「Guide Hachette」、「Guide Fleurus」、「Burghound」
|
|
参照できる日本のメディア
|
「リアルワインガイド ブルゴーニュ」(堀晶代著)P73
|
|
|
|
| ●2007Gevrey-Chambertin |
| ジュヴレ=シャンベルタン |
|
  
これは今でもかなり旨いです!
|
| ●2007Gevrey-Chambertin 1er Cru les Goulots |
| ジュヴレ=シャンベルタン・レ・グーロ |
|
  
|
| ●2007Gevrey-Chambertin 1er Cru les Petits Cazetiers |
| ジュヴレ=シャンベルタン・レ・プティ・カズティエ |
|
  
|
| ●2007Gevrey-Chambertin 1er Cru la Combe aux Moines |
| ジュヴレ=シャンベルタン・ラ・コンブ・オ・モワンヌ |
|
  
|
| ●2005Bourgogne Pinot Noir |
| ブルゴーニュ・ピノ・ノワール |
|
  
こちらは2005年です。
|
【今飲んでも美味しい2007年!】
ドミニク・ガロワも造りが年々上手くなっています。ちょっとびっくりです・・・。
まあ、フーリエほどの大きさや完璧さは無いんですが、昔は、どこかにマイナス面がちょっとだけ有って、でもプラス面が大きいので、相殺されても結局プラス・・・みたいなニュアンスでした。でも、難しかったはずの2007年なんですが、目ちゃんこ旨いんですよね。特に今飲むなら村名ジュヴレが最高です。
今回は村名のジュヴレと、1級のレ・グーロのテイスティングです。他の1級は飲めませんでしたが、レ・グーロを飲む限りにおいては、何の心配も無く、しかも1年ほどでかなり美味しくなるんじゃないかな?と思えるほどの仕上がりで、複雑性とエレガントさ、そして柔らかさ、ピュアネスが高いレベルで感じられました。
●2007ジュヴレ=シャンベルタン
ジュスティスを中心とする9つの区画のブレンドで、合計約2ha。平均樹齢は35年。低温マセレーション4日間。アリエ産オークで18ヶ月間の樽熟成(新樽率10%)。(ここまでエージェント情報)
とてもソフトなテクスチュアと、きっちり出たエキスがとても好感が持てる。かなりのドライな仕上がりながらも雑さを全く感じさせず、柔らかさが実に心地良いのだ。ビターな美味しさが特徴。今飲んでも実に旨い。一押しです!
●2007ジュヴレ=シャンベルタン・レ・グーロ
0.2ha。樹齢約80年の超VV。ジュヴレのプルミエ・クリュ最北の斜面畑で、極めてエレガントなスタイルのワインとなります。アリエ産オークで16ヶ月間の樽熟成(新樽率3分の2)。生産量が少なくめったに入荷しない希少品です。(ここまでエージェント情報)
かなり複雑性を持った、ポテンシャルを感じるアイテム。とてもドライながらもエッジを強く感じさせることが無い。ハードタイプを好む方は別だが、できれば2年ほど寝かすのが良いだろう。
●2007ジュヴレ=シャンベルタン・レ・プティ・カズティエ
0.21ha。1955年植樹の超VV。レ・カズティエとラ・コンブ・オー・モワンヌという2つの名畑に囲まれたこの小さな一級畑の所有者は、ドミニク・
ガロワと彼のいとこであるフィリップ・ナデフの2人で、ビン詰めして商品化しているのはドミニク・ガロワのみです。最新式の小型木製発酵槽で発酵。アリエ
産オークで16ヶ月間の樽熟成(新樽率3分の2)。(ここまでエージェント情報)
飲んでいない・・・と言うよりも、今まで機会が全く無かった。希少な畑で有るのは言うまでも無いが、やはり2年ほど置いた方が良いでしょう。
●2007ジュヴレ=シャンベルタン・ラ・コンブ・オ・モワンヌ
0.5ha。平均樹齢60年の超VV。アリエ産オークで16ヶ月間の樽熟成(新樽率3分の2)。ガロワのプルミエ・クリュの看板商品です。(ここまでエージェント情報)
ドミニク・ガロワは、特級シャルムを持っているが、それに勝るとも劣らないワインと言えるでしょう。こちらも2年ほど寝かせてください。
●2005 ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
畑はフィサン村にあり、一部AOCフィサンの畑のものも含まれています。合計0.3ha。平均樹齢は35年。低温マセレーション4日間。アリエ産オークで14ヶ月間の樽熟成(新樽は使用しない)。(ここまでエージェント情報)
これは飲みました・・・が、やっぱり2005年は今は硬い・・・です。カッチリとしているのでスッキリは飲めるんですが、閉じたまんまで全く柔らかくならないです。飲むのは2009年の秋以降、もしくは2010年からでしょう。 |
|
|
|
|
| ● オリヴィエ・ジュアンがモレ期待の新星なら、ドミニク・ガロワはジュヴレのそれです。現実に2006年はとても素晴らしい!旨いです!質の良いタンニンがしなやかなテクスチュアを感じさせてくれます。 |
|
| ●2005Gevrey-Chambertin |
| ジュヴレ=シャンベルタン |
|


|
【このドミニク・ガロワも進化中!ジャン=マリ・フーリエに続けるか?】
2006年のフーリエには、口先の尖がったnoisy も頭を下げずにはいられませんでした。「凄い」と言えるポジションにフーリエは到達したと言えます。
ドミニク・ガロワは、取り扱いエージェントさんが移行する前より飲んでいた造り手ですが、2005年、これまた進化を感じてしまいました。
2004年までは、確かに平均以上の味わいは有ると感じさせてくれるものの、どこか吹っ切れず、やや野暮ったい酸のエッジが確認されることを残念に思っていたわけです。ところが2005年のACブルとACジュヴレには、そんな心配が杞憂に終わったことを感じさせてくる質感が存在していました。
とても美しい、白さと赤さを持った土のニュアンスは、でっぱりが無く凹みも無い。スムーズなミネラルには穏やかなスパイスが有り、感じ取れる赤や茶色、黒のフルーツの現実感を投影しています。中域は、これまた質感の良いタンニンが膨らみを与え、果実を僅かに感じさせながらの余韻が続きます。
ACブルで充分旨いし、これもジュヴレを強く感じさせてくれるものですが、ACジュヴレはさすがの村名格、大きさ、つまり元の入れ物がより巨大で、詰まっているものが全く薄まっていません。そして、全く甘みは無いのにドライで辟易することも無く、ついついグラスを重ねてしまうという、旨いワインが持つ特徴が有ります。
なんだ、かんだと書くよりも、これは旨いので飲んでね・・・というのが一番判りやすいです。男っぽいが男臭くは無い、素晴らしい質感の表現を持っていると思います。飲んでみてくださいね。旨いです!
|
|
|
|
|