ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ / ニコラ・ヴォーティエ

Vini Viti Vinci / Nicolas Vouthier Last Update 2011/08/28
 いや〜・・面白い顔!・・いや、失礼・・・!でも思わずニッコリしてしまうのは、彼の写真だけでは有りませんよね。エチケットの絵も・・ちょっとそそられちゃいます。でも、実は味わいも素晴らしい!実にピュアです!フィリップ・パカレの元で修行し、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールとも親交が有るようです。味わい的に・・・実に似た系統ですよ。ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ、ニコラ・ヴォーティエのご紹介です。
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フランス ■□ Vini Viti Vinci / Nicolas Vouthier □■ブルゴーニュ
ヴィニ ヴィティ ヴィンチ / ニコラ ヴォーティエ
● いや〜・・面白い顔!・・いや、失礼・・・!でも思わずニッコリしてしまうのは、彼の写真だけでは有りませんよね。エチケットの絵も・・ちょっとそそられちゃいます。

 でも、実は味わいも素晴らしい!実にピュアです!フィリップ・パカレの元で修行し、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールとも親交が有るようです。味わい的に・・・実に似た系統ですよ。

 今回はかなり少ないので・・でも、初めてですから出来るだけテイスティングしました。お早目にどうぞ。ピュア系の自然派、新たな注目株です!

エージェント情報

Vini Viti Vinci ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ
地域:Bourgogne  
地区、村:Avallon アヴァロン
造り手:Nicolas VAUTHIER ニコラ・ヴォーティエ

出会い・ドメーヌ解説:
北部ブルゴーニュに、新しい造り手の登場です。そのニコラ・ヴォーティエは、誠実で才能のある造り手ですが、とびきりの冗談精神にもあふれていることは、ちょっと「エロっぽい」エチケットの絵からも、察せられます。2009年のファーストヴィンテッジは、よい作柄に恵まれ、ユーモアたっぷりのラベルとともに、楽しくて素敵なワインが入荷します。名前の由来は、有名なシーザーの言葉「Veni vidi vici 来た、見た、勝った」(スエトニオスが引用)をもじったものです。
 昨年(2010年)12月、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールを訪問した際、新しい造り手の誕生の話を聞きました。オリヴィエから聞いた話は、とても興味深かったので、フランスからミラノに移る夜行列車に乗る前に、急遽訪れました。パリの主なビストロやワイン専門店には早くも、おすすめで並んでいます。Chitry Rouge を買い求め、早速ホテルでテイスティングしたところ、自然派の特徴がくっきりとうかがえ、ヴォーヌ・ロマネのニュアンスを帯びた柔らかな香りとエキスがこもっていて、ピュアでとても素敵でした。期待で、胸が弾みます。

 ドメーヌ・デ・クロワでの充実した2009年のテイスティングを終えて、夜もふけたころ、カーヴのあるアヴァロンにやっとのこと到着。この日は凍るように冷たく、陽がくれたアヴァロンの町には、雪が降り始めていました。セラーは廃業したネゴシアンの建物を部分的に譲り受けたもの。小さくて簡素なセラーながら、ピノ・ノワールには木樽のオープンの発酵槽を用い、白ワインは小樽での発酵・醸造というぐあいに、上質なワイン造りの条件が整っています。

 1970年トロワ生まれのニコラ・ヴォーティエは、ボジョレにあるベルヴィルの醸造学校を卒業後、ワシントン州とシアトル近郊のワイナリーで働き、その後トロワにあるヴァン・ナチュールの聖地といわれる、“Aux Crieurs de Vin”という専門店・兼ワインバーで15年にわたりカヴィストとして働いてきました。その間、各地の自然派の造り手たちと親密なネットワークを作ってきました。そうして、長年の夢を実現すべく、ドメーヌ・サーブルとパカレで研修後、2009年に買ブドウでワイン造りを始めました。

 ブドウの購入先は、シャブリ、アヴァロン、ヴェズレの有機栽培の造り手や、長年誠実な栽培をしてきた老人の栽培家などから。除草剤を使わず、小さな機械による深耕で栽培されたブドウを購入する一方で、またモンタネなど、ヨンヌ県の複数のビオロジック・ワインの造り手から、ブドウを分けてもらっています。もちろんのこと野生酵母だけで発酵させ、補糖なしでSO2を使用せず、醸造しています。2009年に作ったワインはおよそ30000本です。

Vin de France GamayとChitry Rouge:この2つのワインは、2010年5月ビン詰めで、フランス国内だけにリリースされました。したがって、ラシーヌの扱いは、次のとおりとなります。
【白ワイン】Petit Chablis、Bourgogne Aligote、Bourgogne Chitry
【赤ワイン】Bourgogne Rouge、Bourgogne Epineauil、Irancy

ヴォーティエのワインは、予想に違わず自然派ワイン愛好家の大きな注目を浴び、ロワールで催された今年のディーヴ・ブテイユでは、人気の中心となりおおせましたが、詳しくは出席した太田社員の報告をご覧ください。
いずれも、2011年5月に入荷の予定です。わくわくするような、楽しさあふれる味わいですが、一瞬驚くような芯の通った、丁寧なワイン造りのよさが表れています。きっと今年の春を楽しくにぎわせてくれることでしょう。本当にご期待ください。私も、到着をとっても楽しみにしています。
合田 泰子

栽培:ビオロジック(買いブドウ)

<ワイン>
○Bourgogne Aligote 2009 ブルゴーニュ・アリゴテ 2009
畑名:Cote de Chatillon(コート・ド・シャティヨン)
(ドメーヌ・ド・ラ・トゥールからマストを購入)
品種:アリゴテ(樹齢10年)
植樹本数:7,000株/ha
仕立て:ギュイヨ・サンプル
土壌、方角:石灰質・粘土、南西向き
収穫日: 9月25日
醸造:プヌマティックプレス。24時間デブルバージュ(多くの澱を除去)後、タンク移動。

2/3は密閉タンク、1/3は樽(228l)醸造。アルコール発酵終了後に澱引き、その後マロラクティック発酵(7月)。
熟成:1/3は樽(228l)、2/3はタンクで澱とともに9ヶ月熟成、その際バトナージュは行なわない。
清澄・濾過:重力に任せ、冷却し、2度の澱引きで自然に清澄。
ビン詰め時期:2010年9月28日
テイスティング:生き生きとした、フレッシュなアロマに富む。厚みがあり活き活きとした印象とした味わい、余韻には微かに塩味を感じる。若いうちから楽しんでください。
○Bourgogne Chitry 2009 ブルゴーニュ・シトリー 2009
品種:シャルドネ (、樹齢28年)
植樹本数:7,500株/ha
仕立て:ギュイヨ・サンプル
土壌、方角:石灰質・粘土、南西向き
収穫日:9月22日(20kg入りケースに入念に手摘み)
醸造: 24時間デブルバージュ(多くの澱を除去)後、重力に任せ樽詰め。

100%樽(228l)醸造。アルコール発酵終了後に澱引き、その後マロラクティック発酵(7月)。
熟成:澱とともに樽で9ヶ月熟成、7月27日に澱引き。
清澄・濾過:重力に任せ・冷却し、2度の澱引きで自然に清澄(7月、8月)。
ビン詰め時期:2010年9月28日
テイスティング:豊惇で活き活きとしたシャルドネ、香りには熟したエキゾチックなフルーツがあふれる。酸が高いために味わいは張り詰めた印象がある。美しい余韻が長い。野趣があり、食欲を惹くワイン。

●Bourgogne Rouge 2009 ブルゴーニュ・ルージュ 2009
畑名:L’Hommond (ロモン)
品種:ピノ・ノワール(樹齢19年)
植樹本数:9,500株/ha
仕立て:ギュイヨ・サンプル
土壌、方角:石灰質・粘土、南向き
収穫日:9月28日(20kg入りケースに入念に手摘み)
醸造:15-20日間マセラシオン・カルボニック、この間毎日ピジャージュを行なう。
水平式圧搾機(Vaslin)でプレスし、フリーランとプレスジュースをアッサンブラージュ。マロラクティック発酵の後半デブルバージュ(多くの澱を除去)し、暖かい状態で樽移動。
熟成:樽(228lと600l)で12ヶ月熟成後、10月17日に澱引き。
清澄・濾過:重力に任せ、冷却し、ポンプを用いず自然に清澄。
亜硫酸添加量:ゼロ
ビン詰め時期:2010年11月26日
テイスティング:畑はTonnerois{トヌロワ(エピヌイユ東のトネールから5キロ)}の東に位置する。スパイシーで、濃惇、野生的で甘美なピノが生まれる。2009年ヴィンテッジは、タニックな構造を備えているがよく熟した赤や黒系果実のアロマがあり、太陽の恵みを存分受けた印象を強く感じる。5-6年熟成させれば、大変楽しみだろう。
●Bourgogne Epineauil 2009 ブルゴーニュ・エピヌイユ 2009
畑名:Champs Fregers (シャン・フルジェール) 
品種:ピノ・ノワール(樹齢29年)
植樹本数:10,000株/ha
仕立て:ギュイヨ・サンプル
土壌、方角:石灰質・粘土、南西向き
収穫量、収穫日:45hl/ha、9月24日(20kg入りケースに入念に手摘み)

醸造:15-20日間マセラシオン・カルボニック、この間毎日ピジャージュを行なう。
水平式圧搾機(Vaslin)でプレスし、フリーランとプレスジュースをアッサンブラージュ。マロラクティック発酵の後半デブルバージュ(多くの澱を除去)し、暖かい状態で樽移動。
熟成:樽(228lと500l)で12ヶ月熟成後、10月19、20日に澱引き。
清澄・濾過:重力に任せ、冷却し、ポンプを用いず自然に清澄。
亜硫酸添加量:ゼロ
ビン詰め時期:2010年11月26日
テイスティング:7〜8年かけて美しく成長出来る豊惇で濃密なワイン。醸造中により生まれた完熟した赤系果実の上品なアロマがある。野生的なタニンが余韻に残るが、このミレジムの特徴である暑さが味わい全体に感じられる。
●Irancy 2009 イランシー 2009
畑名:Croix Buteix (クロワ・ビュテイ)
品種:ピノ・ノワール98%、セザール2% (樹齢35年)
植樹本数:7,500株/ha
仕立て:ギュイヨ・サンプル
土壌、方角:石灰質・粘土、南西向き
収穫量、収穫日:48hl/ha、9月27日(20kg入りケースに入念に手摘み)
醸造:15-20日間マセラシオン・カルボニック、この間毎日ピジャージュを行なう。
水平式圧搾機(Vaslin)でプレスし、フリーランとプレスジュースをアッサンブラージュ。マロラクティック発酵(1-3日間)の後半デブルバージュ(多くの澱を除去)し、暖かい状態で樽移動。
熟成:樽(228l、500l、800l)で12ヶ月熟成後、2010年10月14、15日に澱引き。
清澄・濾過:重力に任せ、冷却し、ポンプを用いず自然に清澄。
亜硫酸添加量:なし
ビン詰め時期:2010年11月26日
テイスティング:完全に飲み頃になるには数年はかかるだろう。上品で気品のあるテロワールを映し、テクスチュアはきめ細かい滑らかであり、柔らかく果実味豊かなピノ・ノワールである。飲み頃を楽しみに、我慢強くお待ちください。
This is my type! 良いものは良い印 是非チェックしてね印 美味しい印 若くても飲めちゃう印

2009Bourgogne Aligote
ブルゴーニュ・アリゴテ
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ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!ちょっと頑張ってお奨め!

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2009Bourgogne chitry
ブルゴーニュ・シトリ
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【ピュア系ストレートなビオロジック!とても好みです!】

 ビオロジックの買い葡萄による白ワインです。味筋としましては、(フィリップ・パカレ+アリス・エ・オリヴィエX2)÷3 ・・・(なんじゃそりゃ!) が判りやすいかな・・イメージ沸いたでしょうか??

 まあ、そうは言っても、昨今のパカレのシャルドネのような、マロラクティックをしっかりさせた超滑らか系の味わいでは有りません。昔のサーブル辺りをイメージしていただくと判りやすいかもしれませんし、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール のワインを、少しマイルドに・・僅かに小さくしたようなニュアンスです。(・・・う〜む、我ながら正直だなぁ・・と思う今日この頃です・・判り辛いかもしれないが・・)

 ブルゴーニュ・アリゴテは、もう実に「あっけらか〜ん」とした文句の付けようの無い味わいです。青っぽい純粋なやや若目の林檎、柑橘、やや狭いながらもパレットに見事な輪郭を描き、美しく軽さのあるミネラルが「ふわっ」と鼻に抜けてゆきます。酸味も軽め、余韻も綺麗で減衰もなだらかです。間違いなく、
「美味しい!」
と思っていただけるでしょう!

 シトリ は、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールと似た感じのニュアンスながら、ド・ムールほどの酸の強さは無く、果実味とのバランスがしっかり取れて感じられます。適度な柔らかさ、滑らかさと、ピュアでストレートなニュアンスの組み合わせですが、ピュアさの方が大きく前面に出て感じられますので、
「お〜、自然派だぁ・・・」
と感じていただけるでしょう。プチ・シャブリっぽい味わいで、シャリシャリはしていませんがとてもミネラリーで旨いです!これは沢山売りたいと思ったんですが・・・何しろ6本しかないところ、1本飲んじゃってますんで、余りお奨めしてもどうかなと・・。

 それに、このエチケットは取っておいても面白いでしょ?ワインラベルレコーダーはこちらからどうぞ・・
http://www.wine-selects.com/goods003.shtml#3067

 という訳で、ジャケ買いしちゃいそう・・ですが、中身もしっかり伴っています。是非ご検討くださいね。お奨めしますが数は無く、追加の入荷もまだかなり先になりそうです。
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2009Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ
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2009Bourgogne Epineuil
ブルゴーニュ・エピヌイユ
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2009Irancy
イランシー
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【ビオ系、自然派系のピノ・ノワール!!ピュアでふっくら!美味しいです!】

 そうですね・・・こちらはアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールが買い葡萄でピノ・ノワールを造ったらこんなになるんじゃないのかな?と思えるような仕上がりでした。ただし、時間がなくて「イランシー」はまだ飲めていませんので・・すみません・・・ん?・・誰だ、詰まらん親父ギャグを要求するのは!・・・まあ、ご期待にお応えして、では言っておきましょう・・・「イランシー?そんなもん、いらんし・・」なんて絶対言わないでくださいね・・。

 ブルゴーニュ・ルージュはエピヌイユ近郊のピノ・ノワールから造られるようです。ん?・・エピヌイユが判らんと・・そう、シャブリの北東、10Km ほどの位置に有ります。ですんで、プチ・シャブリの赤バージョン・・みたいなニュアンスで捉えていただくと面白いし判りやすいかと・・思います。・・でも、資格試験などでそんなことは絶対に言わないでくださいね。責任もてませんよ。

 愛らしい赤いベリー系の果実に、ややワイルドな果実が入った感じ。大きな構成では無いが、ジューシーでしかも滑らかさも有ります。ちょっとモルゴンっぽいニュアンスも入るかな?リーズナブルで旨いピノだと思います。しかも、マッチョなオジサンが縞模様の水着を着てニッコリ笑ったエチケットの絵をみていると・・・「ふふふ・・」と思わず顔がほころんでしまいます。

 ブルゴーニュ・エピヌイユ は、ブルゴーニュ・ルージュの果実感をさらに濃厚に、高質感をプラスしたようなジューシー且つ滑らかな味わいです。ふっくらと膨らみを持つ中域と、僅かに黒味を持った果実のジャミーさには甘みは全く無いものの、濃度による旨みが全体を支えています。明らかにブルゴーニュ・ルージュとは大きさが違いますが、しっかりしている分、少々時間を掛けて飲んだ方がさらに美味しさが判ると思います。裸のオジサンが傘でXXXを隠しているようなエチケットも・・・素晴らしいセンスですね。これも超お奨め!

 イランシー はシャブリの南..ちらも約10Kmほど離れた地点に位置しています。シトリ-->サン=ブリ-->イランシー の順に南方向に並んでいます。こちらはまだ飲んでいませんが、「絶対に飲むつもりです。」 だってね・・・現在ではほとんど絶滅状態のセザール種 がセパージュされているんですよ!noisy にしても、ホント久しぶりのセザールです。(マンションじゃ無いです・・)

 こちらは上記のラシーヌさんのコメント欄をご覧下さい。長期熟成型とのことで・・・これも数が無くて、ご購入いただけなかったら申し訳ない!まあ、味わいも期待しちゃいますが、
「ちょっとエロい・・・エマニュエル婦人を思い出させるようなエチケットの絵」
が・・・我々、オジサンの世代には、ハートを鷲掴みしてしまうんじゃないかと・・思ってます。ですので、セザールはどうでも良いけど、このエチケットのワインが欲しい・・と思われる方が多いかもしれません。

 いずれにしましても、そんなには出回ってないと思います。味わいもピュアで、しかも「酸っぱく無く」、滑らかさも有って、純粋です。是非お早目にお試しくださいね。お奨めします!久々の大型新人??・・いや、おじさんですが、ご検討ください!
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● 自然派ワインとの接し方

 昨今は「自然派」と呼ばれる生産者のワインに、そうとは知らずに接している方が多いと思います。勿論のことですが、「自然派」のワインが好きで購入されている方もいらっしゃいます。noisy としても、今までは出来るだけ区別せずに、それこそ自然にご案内しながら、何かしらの特徴があるときは注意書きやおことわりを記載してきました。

 ただ、移動直後の自然派ワインの状態やワインの保存にも多く注意するべき点が有りますし、また飲み方も基本的なことを理解された上で飲んであげることが必要かな?と思い直し、特別にコラムを組んでみました。

 自然派には色々なタイプが有ります。ビオディナミ、ビオロジック などの言葉が有りますが、その意味は別の機会にするとして、基本的な対処の仕方を書いてみたいと思います。

1.デキャンターは必需品?
 自然派のワインは炭酸ガスを多めに含んでいることが有ります。これは酸化防止剤を使用しない、もしくは微量のみの使用のため、自然に出来る炭酸ガス、もしくは炭酸ガスをプラスして酸化を防いでいるせいです。そのまま飲めることは当然ですが、ペティアン(微発泡酒)でも無いのにちょっと多いかな?という時にはデキャンターを使用してみましょう。素早く飲むならダブルデキャンターも一つの手です。やり方は簡単、2個デキャンターを用意して、交互に入れ替えるだけです。澱が気になる場合には、最初のデキャンターの時に除けてしまいましょう。
 デキャンターが無い場合は大きめのグラスを2個用意し、何度か交互に入れ替えても良いです。

2.還元香 が気になるんだけど..
 自然派のワインでは、有るタイミングで還元的な香りがすることが有ります。これはすぐに消えて無くなるものも有りますが、輸送中の揺れに由来すると思われるもので到着後1〜2カ月で消えるもの、抜栓後1〜2日で消えるもの、何日経っても全然消えないもの、馬小屋臭のようにかなり酷いものが有ります。noisy は出来るだけ状況をお知らせするようにしていますが、個体差やタイミングで印象は違ったものになることも有ります。(馬小屋臭のように極端なものは扱いません。もしくは収まってからご紹介します)
 対処法とすれば、デキャンターをかけてみる、品温を下げてみる、栓をして2〜3日おいてみる、といったことが必要かもしれません。ただし、余り酷いものはご紹介しないか、ご紹介してもその都度対処法を記載します。対処法が無い場合は、その旨記載します。

3.ワインが濁っているんだけど..
 濾過をしない生産者がほとんどなので、濁っているどころか滅茶苦茶大きな澱が浮かんでいることも有ります。これは小さな澱が集まって出来ている場合が多く、しかもガスを含んでいることも良くありますから、少し動かしただけで濁ってしまうことが有ります。濁っていたとしても、「そういうものだ」と考えてください。すぐに沈むような澱であれば立てておくことで対処は出来ます。細かい澱が集まって出来ている大きな澱は取り除くことは不可能です。

4.白ワインがすぐに褐色になってしまったんだけど..
 その現象は SO2(酸化防止剤)を使用していない為に、酸素と触れて酸化したために起こります。当然ながらその状態だと酸化臭がきつくなることも有ります。また、赤ワインの場合には、極端に褐色になることも有ります。そのまま落ちてしまうようなポテンシャルの低いワインは 当然扱わないようにしています。酸化臭が気にならなくなった頃、(1〜3日目でしょうか)とても美しいフルーツ香が出てくると思いますので、そんな場合は普段よりちょっと気を長くして自然派ワインと向かい合ってください。酸化防止剤を使用していないこととワインが持たないことはイコールでは有りません。白に限らず赤も、1週間ほどは充分に持ってしまうことが多いです。

5.自然派のワインを保存したい
 出来るだけ14度以下での保存を推奨します。15度以上になると酵母・酵素が働き出す可能性が有るためと言われています。セラーが有れば問題ないと思いますが、持っていないなら暖かくなる前に飲んでしまいましょう。特に甘く仕上がったワインは栓が飛んで吹き出すことも考えられますので、あとが大変です。

6.いつ飲んだらいいのか判らない
 まあ、飲みたいときに飲むので構わないと思いますが、美味しく飲むには時期が有ると思います。 noisy のコメントを良く読んでくださいね..。何かしら書いてあると思います。一般的には、例えば この下のティエリー・ピュズラのワインはリリース後半年〜1年ほど経った頃からがとても美味しいです。たいていの場合、その頃には完売してしまい棚には並んでいませんので、買い置きくださるのがベストです。

7.移動直後は飲まない方が良い?
 自然派のワインに限らず、出来ることならどんなワインでも休息をあげることで質感はアップします。自然派のワインの中には、妙に還元的になったり閉じたりでへそを曲げてしまうものも有りますが、それは自然派のワインだけに言えることでは有りません。出来るだけ早い移動を心がけ、美味しい状態で飲んであげてください。移動直後のコンディションで全てを判断しないことが何より重要です。


 思いついたことを「つらつら」と書いただけなので、脈絡もへったくれも有りませんが、ピュアな果実味に出会える、飲み口がよい、自然な味わい、頭が痛くならない、酔いが軽い、などの特徴が有るようです。noisy の場合も、飲んでる最中・直後 も酔いが軽いような気がします。是非色々とトライしてみてくださいね。


新着のこんなワインはいかがでしょうか?
2007 シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・シャルム ユドロ=バイエ 750ML
2007 シャンボール=ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・シャルム ユドロ=バイエ 750ML
 フランス・ブルゴーニュ 750ML ¥7,500
人気に翳りか、それとも単に景気の問題か・・。足りないことで有名?だったユドロ=バイエの秀逸な1級畑ですが、今なら間に合います。味わいは・・かなり良かったんですけど・・ね。

1989 ヴォーヌ=ロマネ・レ・ボーモン ルシアン・ジャイエ 750ML
1989 ヴォーヌ=ロマネ・レ・ボーモン ルシアン・ジャイエ 750ML
 フランス・ブルゴーニュ 750ML ¥89,000
とても懐かしく思い出される方も多いかな?良い年のルシアン・ジャイエ・・。飲んでみたいですよね?

2006 モレ=サン=ドニ オーレリアン・ヴェルデ 750ML
2006 モレ=サン=ドニ オーレリアン・ヴェルデ 750ML
 フランス・ブルゴーニュ 赤 750ML ¥3,980
 とても美味しいオーレリアン・ヴェルデですが、数量・期間限定の特売です。お早めにどうぞ・・・

1994 クロ・ド・ラ・ロシュ デュジャック エチケット汚れ有り  750ML
1994 クロ・ド・ラ・ロシュ デュジャック エチケット汚れ有り 750ML
 フランス・ブルゴーニュ 赤 750ML ¥32,900
 ジャック・セイスさんの全盛期のクロ・ド・ラ・ロシュです。先だって1987年ボンヌ=マールを味あわせていただく機会が有りましたが、さすがに素晴らしい!ご検討ください。

2005 クロ・ド・タール ドメーヌ・デュ・クロ・ド・タール 750ML
2005 クロ・ド・タール ドメーヌ・デュ・クロ・ド・タール 750ML
 フランス・ブルゴーニュ 赤 750ML ¥36,000
【タンザーさん92-95、アドヴォケイト誌94!】

 モレ・サン=ドニのグラン・クリュは昔から結構好きでしたので、まだとても安かったクロ・ド・タールやランブレイを飲んじゃ、
「何でかな?悪くないのにな・・」
と、思っていました。
 80年代のクロ・ド・タールも、とてもエレガントでエロティックでした。そりゃあ当時、ちょっと流行っていた果実味充実タイプのピノからみれば、
「薄い」
と言えたのかもしれません。


1985 ニュイ・サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・フォレ・サン=ジョルジュ ジャブレ=ヴェルシェール 750ML
1985 ニュイ・サン=ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・フォレ・サン=ジョルジュ ジャブレ=ヴェルシェール 750ML
 フランス・ブルゴーニュ 赤 750ML ¥14,900
 十数年前までは今から考えると、ブルゴーニュの古酒もずいぶんとリーズナブルに手に入ったものです。まあ、その頃は「安いぞ!」なんて思っていませんでしたけどね。そんな頃、中でも安いけれど結構当たりが多かった記憶の有る・・・ジャブレ=ヴェルシェールです。1985年ものですから・・望みはかなりあると思いますがいかがなものでしょ?

1999 バタール=モンラッシェ グラン・クリュ ルイ・ラトゥール 750ML
1999 バタール=モンラッシェ グラン・クリュ ルイ・ラトゥール 750ML
 フランス・ブルゴーニュ・白 750ML ¥31,000
ホント、当たると凄いのはルイ・ラトゥールのシャルドネ・・。しかもバタールが本気の時に当たると言葉を失います・・・。お願い!開いてちょうだい!

2004 ジュヴレ=シャンベルタン ジューヌ・ロワ クロ・ノワール 750ML
2004 ジュヴレ=シャンベルタン ジューヌ・ロワ クロ・ノワール 750ML
 フランス・ブルゴーニュ・赤 750ML ¥5,700
  リアルワインガイドの18号、新ブルゴーニュ2 の巻頭特集でも取り上げられ、2005年のパストゥグランは、
「スーパー・パスグラ」
と、ちょっと安易では有りますがとても簡便に理解できる愛称で紹介されています。そして、ドメーヌの主、セドリック・バタシの若く精悍な雰囲気に、クラクラしてしまったお嬢様方もいらっしゃるんじゃないかな?と・・・思っています。まあ、もとアングラ・ミュージシャンのnoisy としましては、リアルのスタジオの写真に見入ってしまいましたが・・・。お金も掛かるんだよね〜、音楽はね〜、(ワインもだけどね〜)、音楽止めてもかなりの間、借金返してたもんな〜・・などと考えていると涙がチョチョ切れてきそうなので、ページを捲ってしまいましたが・・・。
 ところで2003年のクロ・ノワールは、実はテイスティングをしておりまして、残念ながら駄目出しをする結果となり扱いませんでした。
 2004年のクロ・ノワールは、テイスティングの結果、とても美味しかったので・・・扱うことになりました


2005 ヴォーヌ=ロマネ・レ・ジャッシェ ビゾー 750ML
2005 ヴォーヌ=ロマネ・レ・ジャッシェ ビゾー 750ML
 フランス・ブルゴーニュ・赤 750ML ¥17,100
 ヴォーヌ=ロマネのパワフルな側面を主に受け継ぐ畑です。そのためリリース直後にはテクスチュアが今ひとつでとても硬い・・んですが、熟してくるとあら不思議!こんなに凄かったっけ?と首を傾げたくなるワインです。某紙のレ・ジャッシェのレヴューにも、その辺りが言われていますよね。表面的に、ポイントだけを信じてしまうと後で後悔することになるかもしれませんよ。2004年の新着にもそのあたりは書いてありますのでご覧ください。
2001 シャルム=シャンベルタン デュガ=ピィ 750ML
2001 シャルム=シャンベルタン デュガ=ピィ 750ML
 フランス・ブルゴーニュ 赤 750ML ¥39,000
日本では何故か勘違いされているかな?と思う造り手の一人です。どうしても濃度に目が行ってしまいますが、それだけじゃないことに気付いて欲しいですね。・・そうは言っても高くはなってしまいましたが、この2001年は、それほどでも無いはずです。
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