フランス ■□ Domaine Gauby □■ ルーション
ドメーヌ ゴビー |
|
● 衝撃的なデビューからもうどの位経ったのでしょうか。
「ムンタダって知っとるけ?」
と、凝縮感、パワーで巷を賑わせましたが、もっと驚いたのはビオディナミの生産者であったということでした。
日照のきついときは葡萄が焼けないように葉を移動するといいますから、どれだけ労力を費やしているのか、想像しきれません。
また、ムンタダ2000年以降のゴビーのワインは、爆発するような力強さをワイン内部に閉じ込めることに成功しました。ですから現在は、パワフル、マッ
チョという表現はほとんど当たっていません。あくまで美しさ、フィネスを追求したワインに変貌しています。飲むとびっくりするかもしれませんよ。 |
|

| ●2008Cotes du Roussillon Villages Rouge les Calcinaires |
| コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・ルージュ レ・カルチネール |
|
  

  
|
【素晴らしいです!ピュアそのもの!気難しいボルドーの代わりにいかがでしょうか】 どうして彼のワイン造りはこんなに上手いんだろうと感心してしまいます。今回はムンタダを除いた2アイテムのテイスティングでしたが、 「ゴビーのワインが有ればボルドーの安ワインは不要かな..」 とさえ思ってしまいました。
ピエール・ボージェのレトゥルディのコラムで「ちらっ」と書きましたが、 「年代に比べ酸化のスピードが速い..」 という部分です。レトゥルディは、それでも氷付けになったフルーツのようなピュア感は全く失っていませんでした。でも、妙な酸化のニュアンスやミネラルの破壊感は、比較手が出やすいボルドーワインに散見され、 「こんなもん、売りたく無い」 と思ってしまうことが多く有ります。
で、ゴビーの赤ワインに共通して感じることは、ピュアな感触をビオだということを全く気付かせずに、ごく普通に実現していることです。要素が一体化してい
るので、何かが突出していることが無く、とても滑らかな姿です。そして、今まで南仏のワインに感じるような「ダル」な部分もなく、むしろ飲んだ印象から感
じられる「フランス国内の緯度」は、ちょうどボルドー辺りの熱なんです。そして、より凝縮感が有りますから素直に美味しいと..だからこそ、ボルドーいら
ない、という感触になって現れるのでしょうね。
これで普段は充分でしょう。ボルドー的な「かっちり」とした硬さと、よりミネラルを美しく内包しています。今はまだ第二アロマが中心で開くのに時間が掛かりますが、そろそろ赤ワインが恋しい季節です。 「これで行きましょうよ!」 と素直にお奨めできます。やや若い酸味が和らぎをみせるにはあと半年が必要ですが、そんなこんな言ってる内にさらに美味しくなってくると思います。カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュ、シラー、カリニャン等のブレンドです。
この何年か、ゴビーのワインを飲んできましたが、明らかに変化が見られます。強さよりもエレガントさに力点が置かれています。2003年の猛暑の時も、 「この猛暑はうちの畑はまったく関係ないね。周りの畑は大変だろうけど..」 と
悠然としていたそうです。普段からの畑仕事で健康な葡萄の樹に仕立てているからこその言葉でしょう。だから慣れた人ほどブラインドはとても難しいと思いま
すよ。筋道立てて推理しても、「ゴビー」という選択肢にぶつからない限り、正解は有りえないでしょう。飲んでみてください。大いにお奨めいたします! |
|
|
|
|


| ● 2002
Vin de Pays des Cotes Catalanes Blanc Coume Gineste |
| ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン・ブラン クーム・ジネステ |
|
  

  
|

| ● 2002
Vin de Pays des Cotes Catalanes Blanc Vieilles Vignes |
| ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン・ブラン ヴィエイユ・ヴィーニュ |
|
  

  
|
【 赤ワインばかりがゴビーじゃない!実は白ワインにこそ素晴らしさが有ります!】
実際、赤も白も旨いです。南仏からこんなにエレガントで、まるでボーヌの高級白ワインを思わせるようなアロマと密度を持ったワインが生まれるとは仰天してしまいます。
もっともお客様もその辺りは体験しているようで..クーム・ジネステはホント、「あっ」という間に無くなってしまいます。「南仏のモンラッシェ」もしくは「南仏のバタール=モンラッシェ」と言われているようですが、noisy
的には、バタールというよりはシュヴァリエかな?と勝手に解釈しています。
今回ご紹介の白ワインですが、クーム・ジネステを除いて飲んでいます。いや、レ・カルチネールで充分納得です、ヴィエイユ・ヴィーニュを飲みさえしなければ..。なお、品種は年により違うようです。シャルドネ、グルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリ、ヴィオニエなどをセパージュしています。
■ヴィエイユ・ヴィーニュ・ブラン
こちらは二次発酵をきっちり行った滑らかタイプ。明らかにクーム・ジネステの弟分のような滑らかさを持つ。粘性が有り濃密で複雑だが、高い酸度によりしつこくない。若い白桃やアプリコット、白〜やや赤み掛かったフルーツまで。今はまだ若干閉じている部分があるが、時間を掛けて楽しむか、2〜3カ月寝かせた方がより美味しい。将来がとても楽しみなタイプ。
■クーム・ジネステ
このワイン狙いの人はかなりいらっしゃるでしょう。要素のひとつひとつに気品が満ち、大きな構成を埋めている。もっとも2002年を飲んだわけじゃないので判りませんが、おそらく購入しておいて損は無いでしょう。
実際に、どのワインも「ビオ臭」を思わせる違和感は全く有りません。それでいて真っ直ぐに立ち上がるミネラルに混じったアロマは美しいです。飲んでみてください。お奨めです。 |
|


| ● 2002 Cotes du Roussillon Villages Muntada |
| コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ ムンタダ |
|
  

  
|
【素晴らしいです!ピュアそのもの!気難しいボルドーの代わりにいかがでしょうか】
どうして彼のワイン造りはこんなに上手いんだろうと感心してしまいます。今回はムンタダを除いた2アイテムのテイスティングでしたが、
「ゴビーのワインが有ればボルドーの安ワインは不要かな..」
とさえ思ってしまいました。
ピエール・ボージェのレトゥルディのコラムで「ちらっ」と書きましたが、
「年代に比べ酸化のスピードが速い..」
という部分です。レトゥルディは、それでも氷付けになったフルーツのようなピュア感は全く失っていませんでした。でも、妙な酸化のニュアンスやミネラルの破壊感は、比較手が出やすいボルドーワインに散見され、
「こんなもん、売りたく無い」
と思ってしまうことが多く有ります。
で、ゴビーの赤ワインに共通して感じることは、ピュアな感触をビオだということを全く気付かせずに、ごく普通に実現していることです。要素が一体化しているので、何かが突出していることが無く、とても滑らかな姿です。そして、今まで南仏のワインに感じるような「ダル」な部分もなく、むしろ飲んだ印象から感じられる「フランス国内の緯度」は、ちょうどボルドー辺りの熱なんです。そして、より凝縮感が有りますから素直に美味しいと..だからこそ、ボルドーいらない、という感触になって現れるのでしょうね。
■レ・カルチネール・ルージュ
これで普段は充分でしょう。ボルドー的な「かっちり」とした硬さと、よりミネラルを美しく内包しています。今はまだ第二アロマが中心で開くのに時間が掛かりますが、そろそろ赤ワインが恋しい季節です。
「これで行きましょうよ!」
と素直にお奨めできます。やや若い酸味が和らぎをみせるにはあと半年が必要ですが、そんなこんな言ってる内にさらに美味しくなってくると思います。カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュ、シラー、カリニャン等のブレンドです。
■ヴィエイユ・ヴィーニュ・ルージュ
この上のアイテムがあるということが少しびっくりするくらいの凝縮感と滑らかさが有ります。とてもボルドー的で下手な格付け物よりは質感高いです。こちらももう少し経ってからの方が美味しいはずですが、レ・カルチネールよりもジューシーさと丸さで勝り、現状もこの先もかなり上です。グルナッシュ、カリニャン等のブレンドです。
■ムンタダ
すみません、飲んでいませんのでコメントしかねます。こちらはシラー(のはず)ですが、感覚からは私たちの知っているシラーの味わいではありませんね。
この何年か、ゴビーのワインを飲んできましたが、明らかに変化が見られます。強さよりもエレガントさに力点が置かれています。2003年の猛暑の時も、
「この猛暑はうちの畑はまったく関係ないね。周りの畑は大変だろうけど..」
と悠然としていたそうです。普段からの畑仕事で健康な葡萄の樹に仕立てているからこその言葉でしょう。だから慣れた人ほどブラインドはとても難しいと思いますよ。筋道立てて推理しても、「ゴビー」という選択肢にぶつからない限り、正解は有りえないでしょう。飲んでみてください。大いにお奨めいたします! |
|
|
|
|


| ● 1999 Cotes du Roussillon Villages Muntada |
| コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ ムンタダ |
|


|
【 ドメーヌ・ゴビーの看板ワインです】
完全なるヴィオディナミで栽培され醸造されるゴビーのワインは、圧倒的に濃厚ながらフランス南部のワインに欠落していたエレガンスを内包しています。
「ラ・ムンタダ」のみならず、下のキュヴェのヴィエイユ・ヴィーニュとブランをテイスティングしてみると、ラングドック・リューションの新たな風を感じざるを得ませんでした。
完全有機栽培で年産2樽でたった600本..。シラー65%、カリニャン15%、ムードヴェードル、グルナッシュというセパージュ。シラーは樹齢50年、カリニャンに至っては樹齢100年と言われています。一体、どれだけの実を付けるのか、心配してしまうほど..。しかも、日中の陽の強い時間帯は、焼けた風味が付かないように、枝ごと山側に移動させるという手の入れよう..。呆気にとられてしまいますね..。
今回は99年と、やや古めのヴィンテージです。2000年は少し口にしましたが、「がちがち」ながらも「モンスター・ワイン」の片鱗を見せつけられました。2001年のヴィネクスポでスターダムにのし上がったラ・ムンタダに興味のある方はお早めにどうぞ.. |
|
|
|
|