フランス■□ Domaine Richaud □■ローヌ
ドメーヌ リショー |
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| ● こちらもローヌは南部で素晴らしいワインを造っている、マルセル・リショーさんをご紹介します。今回は高級クラスのケランヌと、コート・デュ・ローヌのレ・ガリグです。 |
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| ●2004Cairanne Cotes du Rhone Villages Blanc |
| ケランヌ コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ブラン |
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【驚くほどに冷涼感とピュア感が漂うローヌの白です・・・ 】
皆さんにとっては普通ならローヌの白が飲みたいぞ、という選択肢はさほど多くなく、よほどの事が無い限り、
「ローヌの白ワインを下さい!」
と、ワイン屋サンに向かうことは無いでしょう。
ブルゴーニュやロワールの、冷たくキリリとした果実酸に慣れ親しみ、自分なりの白ワインのイメージが出来上がっているから、かなりトロピカルで、ややもすればダレ気味だと想像してしまったら、検討に値しないことになってしまうのでしょう。
確かにそういった方向性のローヌワインは多いです。むしろ、そんなボリューム感たっぷりの、酸度が低く感じられる部分がテロワールでも有る、という考えに基づくものと思われ、シャトーヌッフのブランに代表される自然な酸化のニュアンスなどがその代表です。しかし、そんなちょっとダルく緩い感じの白ではなく、キリリとした果実酸がピュアに感じられるローヌの美味しい白があるとしたなら・・・飲んでみたいでしょ?
以前にご紹介したデステザルグのコート・デュ・ローヌ・ブランがそうでした。ルージュと間違って購入したのにも関わらず、リーズナブルさと冷たい果実酸の美味しさから、大量かつ継続的な帰り注文をいただきました。最後は、
「もうなくなっちゃったんですか?」
とさえ・・・、前代未聞の出来事でした。
このケランヌのブランですが、皆さんご存知のコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュのラストーの北に位置する村で、ラストーと同様に村の名前をエチケットに記載することが許されています。上記デステザルグのローヌ・ブランと同様に、冷ややかな果実酸、甘く無くきっちりドライで旨みがキッチリ乗り、ダレた余韻など皆無の、キリリとした余韻が有り、滅茶苦茶ピュアです。しかも、デステザルグには無いものが有ります。それが類まれな量の果実の凝縮感です。
その凝縮感は、まだ全てを開放する時期には至っていないものの、酸素を少しずつ取り入れると、その閉じた襞を僅かずつ拡げてくれます。
「うん、いいね・・」
という素直な言葉が出てくるんじゃないかな?と思います。トロピカルなフルーツや柑橘、白・黄色の花、多彩なスパイスとミネラルが、交互に強弱を付けてエレガントに香るはずです。
セパージュは判明していませんが、マルサンヌ、ルーサンヌ、グルナッシュ・ブラン、クレーレット辺りでしょう。冷ややかに凝縮しています。是非飲んでみてください。セラーで寝かせても後悔はしないはず・・・素晴らしいと思います。
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| ●2005les Garrigues Cotes du Rhone Rouge |
| レ・ガリグ コート・デュ・ローヌ・ルージュ |
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【生き生きとした果実味!少し早いがピュアで旨いです!】
リーズナブルなコート・デュ・ローヌです。出来が良いのがアダになっている感じで、ちょっとばかり硬さを感じますが、それでも空気を触れさせておくとテクスチュアが良くなってきます。
とても綺麗で、レ・ガリグの名の通り、南仏の暖かな大地に自生するハーブやスパイス、そして石灰系のミネラル分を沢山含んだ、重みをほぼ感じさせない赤黒果実が心地良いです。幾分エッジを感じますが、凝縮感のなせる技ですから、徐々に軽減されてボディの膨らみへと変化して行くでしょう。ケランヌ・ブラン同様、冷ややかでたっぷりと果実酸が有ります。のんびりと飲んでみてください。とても美味しいと思います。 |
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| ● 素晴らしいローヌのワインをご紹介します。ドメーヌ・リショー。覚えておいてくださいね。今回ご紹介のワインは「サン・スフール(サン・スフル)」酸化防止剤無添加のワインです。 |
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| ● 2003Cairanne Cotes du Rhone Villages Cuvee sans soufre |
| ケランヌ コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ キュヴェ・サン・スフル |
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【生き生きとした果実味がストレス無く発散!継ぎ目無くシームレス、ソフト&ナチュラルです!】
酸化防止剤の功罪は色々有りますが、使用した際に味わいが大きく変わってしまうことだけは理解したほうが良いかもしれません。リアルワインガイドの最新号10号で、イタリアのワインのコラムに少々書かせていただきました。
酸化防止剤を添加したものとそうでないものを比較すれば、それは一目瞭然です。添加すれば味わい・香りともに硬くなります。そしてワイン自体が幾つかに引き裂かれてバラけてしまいます。
今までも noisy は、シームレス という言葉を使用してきましたが、これはワインが一体感を持っているかどうかを表す際に使ってきました。サン・スフルのワイン全てが良いとは言いませんし、それが第一義では有りません。しかし、良い流通と環境が用意できるのであれば、また元になるワインが素晴らしい素質を持っているのであれば、サン・スフルの継ぎ接ぎの無いナチュラルさは、何ものにも代えがたいとさえ感じます。
このケランヌはローヌ南部地域の北部、ラストーの北に位置します。セパージュはグルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソーです。
味わいは実に奥深くもナチュラルです。ナチュラルだ、ピュアだと同じことしか言わないと怒られてしまうかもしれませんが、一体感を持ちあわせたナチュラルさとは、これほどまでに美しさを磨くのかと、きっと感じていただけると思います。
ジューシーな果実味は、赤、紫から黒、濃いオレンジ色の小さめの果実・ドライな果皮・ドライフルーツ、胡椒、石、皮革。最高に美しいタンニンとミネラルのヴェール。ソフトで厚く艶やか、深くて華やか。要素は一体感に満ちている。経過時間に正比例して消えてゆく様も見事。
是非、セラーでしっかり休めてお飲みください。これだけしっかり濃度を持ちながら、素直に体に浸透してゆくポカリスエット的ワインです。
「あ〜、ポカリスエットが発売された当初のモロに電解水・点滴液みたいな味わいが懐かしい!」
と感じているのは noisy だけでしょうか..。さして美味しくも無いのに何故か体に素直に浸透してゆく初期のポカリスエット。このケランヌはとっても美味しいのに同様に浸透してゆきます。同世代のあなたならきっと、noisy
が伝えたいことを判っていただけるんじゃないかと..(^^;; 思ってます。お勧めです。
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