フランス■□ Domaine les Foulards Rouges □■ルーション
ドメーヌ レ フラール ルージュ |
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| ● ルーションの地で素晴らしいビオワインを生むジャン・フランソワ・ニックは、リアルワインガイドでもお馴染みのカーヴ・デステザルグ(協同組合)で辣腕を振るった醸造家でした。デステザルグは今でも優れた自然派ワインを提供していることは、皆さんの方がご存知ですよね。ドメーヌ・レ・フラール・ルージュは、ニックが自身のドメーヌとして立ち上げています。圧倒的なアロマの美しさと軽やかさが魅力です。 |
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| ●N.V.(2005)les Vilains Vin de Table de France |
| レ・ヴィラン |

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【真の美の原型!?極致!?それとも過程か!】
ニックが造るワインの美味しさにはすでにかなりのファンの方がいらっしゃって、noisy
も嬉しく思っていました。でも時に、酸化を恐れるが故だと思いますが、還元的な状況も多くあり、持っている美しさの全てを披露できない悲しさも感じていました。
このカリニャン100%というセパージュのレ・ヴィランですが、いや〜、まあ〜、その〜・・・ぶっ飛びました・・。彼のワインの、還元香のすぐ裏側に存在する美しさには
noisy も気づいていましたから、ふつうならびっくりなどしないんですが、ピュアそのもののワインが持つ美しさとは、これほどまでに凄みを持つものか、というほどに素晴らしかったからです。そこには品種が何々だからどうのこうのと言うことの不条理さや、産地由来のある種の倦厭を超越したものが存在していました。つまり、ピノじゃないから、とか、南部のワインだからというだけの理由で拒絶してしまうことが無意味であることを暗に言っているような気がしたのです。
まあ、そうは言いながらも、やや動かして休ませていない状況とか、澱が動いているような時に抜栓してしまうと、やや還元的であるかもしれません。しかし、グラスから真っ直ぐ上がってくる伸びやかな赤いアロマと、口内で感じられる艶々した果実感は全く継ぎ目無く大きな存在になり、ゆるやかな放物線を描いて消えてゆきます。その過程には飛び出たり引っ込んでいたりするものは無く、滑らかで球形をしています。ある意味で極致みたいな、行き着いてしまったかな、と感じさせるワインで、それがたまたまルーションのワインだったというだけ・・、と感じました。
もしフランソワ・ニックのファンであるならば必ず、ビオ・ファンも必ず、ワインファンも必ず飲んで欲しい・・・(^_^;; と思います。少しの還元香も許せず、もしくは、ワインのご機嫌など伺いながら飲みたく無い!という方にはご遠慮いただければ、この軽快にして奥底を安易に見せない南仏のワインの美しさにウットリしていただけると思います。素晴らしい!一押しでお薦めいたします! |
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| ●N.V.Maria Bonita Blanc Vin de Table de France |
| マリア・ボニータ・ブラン |
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【 とっても美味しいペティアン!泡が結構凄いのご注意くださいね!一家に一本の必需品です!
】
これは文句の出ないペティアンです。上の写真をご覧ください。コルクを打って有りますがその上に王冠を打っています。開けるときはコルクが拳銃弾のようにならぬ様にご注意くださいね。
また、結構泡が強いです。noisy など、店から持ち帰ってすぐに抜いたものですから、小皿一杯のワインを、手をびちょびちょにさせながら受け止める羽目になりました。当然その小皿一杯のワインの行方が気になって夜も眠れない方がいらっしゃると
noisy も眠れなくなってしまいますので申し上げておきますが..ちゃんと..すすりましたよ..(T.T)
コホン、エー、マカベオという品種で造っている弱発泡酒です。もともとこのルーションのスペイン国境近くにドメーヌはありますので、カバでも主要品種として使用されているマカベオで発泡酒を造ったのかもしれません。もっとも一般にイメージされるカバとは余り似つかないのが嬉しい部分でも有ります。
やや濁った、無清澄の液体から、白や黄色の柑橘系の実、果皮のニュアンス。ジューシーだがあまり甘くない。グレープフルーツを頬張ったような感じに果皮が香るといったらよいだろうか。とてもソフトな接触感だが思った以上に深みの有る味わいで、単にジューシーなだけで終わらない。酸味の充実が大きな支えになっている。
ん?いいんですよ。難しく考え込んで飲むもんじゃないよと、ニックが言ってるような気がします。楽しくのみなよ、と泡がささやいているようでも有ります。気軽に開けて、わいわい陽気に騒ぎながら飲んで、酔いは軽くしましょうね、とそんな感じの開放的な味わいがとても素敵です。是非飲んでみてください!
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| ●2004Cotes du Roussillon Rose la Soif du Mal |
| コート・デュ・ルーション・ロゼ ラ・ソアフ・デュ・マル |
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RWG10号 P44
今飲んで:89
ポテンシャル:89
飲み頃予想:
今〜2013
注:2003Vintageです |
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【陽気なだけのロゼじゃない!硬派な一面も覗かせる飲み応えある味わいです!
】
ビオ好きなら全くフツーに美味しいロゼでしょう。ビオに重きを置かない方なら、むしろその硬派な主張を受け取りやすいと思います。
こちらはなんとシラー種を使用したロゼです。ローヌのシラーなら、黒胡椒やタバコ、吸殻、後口のビター、(血)、と言ったところが顕著な特徴になりますが..、いや、それがこのロゼにも潜んでいるから面白い。赤なのか白なのかはっきりしてよ、と言いたくなりますが、これは限りなく赤に近いロゼですね。果皮からの抽出がしっかり、美しく行っているのが特徴です。また、基礎となるミネラルは塩味が効いてビシバシ存在していますし、エキスが見せる旨み成分はそのままに、きっちりとドライな味わいです。
それでいて、軽やかさを失ってない部分にロゼであることの自己主張をしているようでもあります。甘さに逃げず、葡萄の持つパッションを赤ワイン的に仕上げたワインと言えるでしょう。2003年のこのワインにリアルワインガイドは89点つけていました。かなりの高評価と言えるでしょう。飲んでみてください。お奨めします。
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| ●2004Cotes du Roussillon Rougee la Soif du Mal |
| コート・デュ・ルーション・ルージュ ラ・ソアフ・デュ・マル |
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RWG10号 P44
今飲んで:90
ポテンシャル:91
飲み頃予想:
2006〜2015
注:2003Vintageです |
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【 重量感有りますね〜!気高さがしみじみ伝わってきます! 】
「朝露にしっとりと濡れたしなやかなブルーベリー、カシス」
ちょっと小洒落てそんな表現をしてみましたが、これ以上の良い表現が見つかりませんでした。(手前味噌!)補足で、ソフトなタッチと甘く厚いタンニン、ドライな味わい、深い表情とピュアな余韻で終了です。あ、あと、抜栓直後はやや還元的な香りが有るかもしれません。10分ほどで消えると思いますので、心配無用です。むしろ、
「還元香ってどんなの?」
という方には、見本になるかもしれません。
質感がかなり高いです。カシスなんて表現はあまりしたくないのですが、ソフトで良質なタンニンと、ドライで秀逸な紫の小さな実を想像してしまうと、やっぱりこれが近いかな?と思います。シラーとグルナッシュが織り成すジャン・フランソワ・ニックのソアフ・デュ・マル・ルージュは、上記2品の軽やかさとは相反する大物振りを備えています。もう一度書いてみましょうか?もう少し現実的に書くと、
「初秋の朝、冷蔵庫で一晩冷やしたブルーベリーとカシスを食卓に10分置いてから口に頬張った」
にしておきましょうか。
まあ、テイスティングしてから時間も経っていることですし、noisy の記憶力も年々衰えてきているところに想像力だけが無限に拡がって..いるところにボキャ貧が絡まりますので、そんな表現になってしまいました。是非とも確かめてみてください。美しさの虜になる、と言うにはやや早いですが、現状でとても美味しくいただけるはず!デステザルグのワインがちょっと雑に思えてしまうほど..だと思います。超お奨めです!
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