イタリア ■□ I Vigneri □■ シチリア
イ ヴィネーリ |
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● ラシーヌ・セレクションです。余りに希少なワインです..。「判ってくれる方にだけ販売していきたい」との合田さんの言葉が全てを語っています。下記がいただいた案内文です。
| 新規に扱うシチリア・ワインをご紹介いたします。シチリアで理想のワインを探し求めていましたが、遂に出会うことができました。I
Vigneri イ・ヴィニェリ の Salvo Foti サルヴォ・フォティ はエトナ大学で醸造学を研究・指導するかたわら、BenantiやGulfiをはじめとするシチリア東部の代表的なワイナリーのコンサルタントを長年務めています。が、そのかたわら、過度の抽出による極端に濃厚な色合いと、コンセントレーションの強い味わいの「近代的な」ワインが横行するシチリアで、正反対のスタイルのワインを自身の畑でつくり始めました。標高1200mにある2haばかりの畑〔Calderal村)で、500リットルの古樽で発酵させる、伝統的な醸造法です。品種は、ネレッロ・マスカレーゼ、ネレッロ・カプッチョ、アリカンテ、わずかに「フランス品種」といわれるものです。初めて味わったときの印象は、自然な果実味がすーっと立ちのぼり、洗練された上品な味わいの中に、エキスがしっかりと閉じ込められており、かつて大樽で発酵・熟成されていた時代のロッソ・デル・コンテを思い出しました。サイボーグのようなスタイルのシチリア・ワインに辟易していた私たちは、驚きとともに、すぐにラベルをたよりに、誰がこのようなワインを造ったのか、探索にかかりました。出会ってみれば、何年も前から、グルフィのセラーでワインを造っていたハンス・ゼネールのコンサルタントをしていた、面識もあるあのサルヴォ・フォティとわかり、大笑いしました。初ヴィンテッジの2001年は生産量350本、2002年は800本だけです。イタリア国内でも、サルヴォが自身のワインを造っていることは知られておらず、輸出は日本のみです。誰よりもエトナのワインを知る人と評される、サルヴォ・フォティが造るエトナの真髄です。 |
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| ●2006Vinupetra I.G.T. |
| ヴィヌペトラ |
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【美しさの選択】
ものを比較するときには、基準となるものがあります。ワインの場合には、自分の好みだったり、その時に並べて飲んでいる、もう片方のアイテムだったりします。自身の好みは品種だったり産地だったり、造り手であったりする訳です。
でも、もっと広い範囲で、マクロ的に見てみると、さっぱりしているもの、とか、凝縮感のあるもの、というような区分けも有りますし、エレガントなもの、力強いもの、という対比も有るでしょう。
有る程度ワインを飲み込んできて、現在のようなそれなりの年齢で、品質の良い(悪くなっていない・・・という意味合いで)ワインを飲めるようになってくると、ある一つの言葉に代表されるようなワインが好みになってきます。それが「美しいワイン」です・・・。(××さんじゃないですが!)
例えば凝縮感が有ってパワフルな味わいでも、美しくと感じられないと、どこか欠落しているように感じられてしまうんですね。それは、要素のひとつに込められるものでもあるし、全体を通して感じられるものでも有りますが、ほんの少しの破綻を受け取ってしまった場合には、美しさを台無しにしてしまうものでも有ります。
勿論のことですが、その美味しさ、美しさを得るためには、そのワインが最高のパフォーマンスを得られる状態をつくりだすことも重要ですし、もし、時間的に厳しい面が有ったり、動かして直ぐに飲まなければ成らないような場合には、飲み手の方から歩み寄って、そのマイナス分を最初から差し引いた上で楽しむ・・みたいなことが重要なのかもしれません。飲みたいけれどテイスティングだから飲み下せず、到着したばかりだから無茶はしたくないにせよ飲まざるをえない、みたいなことを、ずうっと続けてきた
noisy は、何時の間にか、そんなヘンテコな感性になってしまったのかもしれません。
地中海の、とっても暑い、と思われているシチリアで、美しいワインなどそうそう造れはしない、と思われていると思います。何にせよ、そこには比較が入ってきますから、基準がフィリップ・パカレだったりした場合には、美しいという表現には結構遠いものになる可能性も有ります。
しかし、現代の日本においては、アンチョビも何とか本場ものが食べられるようになりましたし、様々な食材、料理が入ってきています。ボルドーも旨いし、ブルゴーニュも旨い・・・イタリアはいまいちだ、シチリアなんてとんでもない、みたいな、三段論法でわざわざ住む世界を小さくせずにトライしてみてほしいなあ?と思っています。
しっかり落ち着けて飲んでみてください。これでかなり違うと思います。鉄っぽさと、僅かなスパイス、チェリーとブラックチェリー、酸度が充分に有り、エキスが乗った、美味しいシチリアワインです。そして、とても美しい。エトナの高地に荒れるがままに捨て置かれた畑から、素晴らしいワインに仕上げています。抽出の強い、力技のブルゴーニュ・ボルドーよりもエレガントで美しいと思います。お薦めします。
と、ここまでなんですが、サルヴォ・フォーティが醸造するイル・カンタンテのオーナーでも有り、シンプリー・レッドのボーカリスト・・・いや、バンマス(バンドマスター)か、それとも彼のバックバンドがシンプリー・レッドなのかは判りませんが、ミック・ハックナー(ハックネル)さんが日本でのラストコンサートの後に西麻布で食事をされるという事で、ご一緒にいかがと合田泰子さんnからお電話をいただきましたので、ありがたく行って参りました。
ミックさんは、若い頃から比べると、もう一人分くらい大きくなられてました・・・(^^;;
まあ、noisy と同い年ですから、それも仕方が無いですよね・・・(とミックさんを慰めているようで、自分を正当化しているようで・・・)とても柔和で、気さくに話し掛けてくれました。英語を使うともどかしくて頭が暴発しそうになりますが、それでも、好みのワインはどうだい?とか、カルフォルニアは今ひとつだが、フレンチよイタリアンは好きだとか・・おっしゃってました。で、その時の写真の1枚がこちら・・・(おっ!写真嫌いのnoisyが、ついにホームページに登場か〜!♪)

・・・もったいぶって、後頭部だけじゃんか!・・いやいや魂抜かれちゃ困るので・・・、いや、楽しい夜でした。しっかり朝帰りしました。西麻布の元グラディスカ、現イ・ヴィニェーリにて・・。
あ、そうそう、友人らしい藤井ふみやさんも途中で合流され、とてもなごやかな、心和むパーティでした。呼んでいただきありがとう御座いました。 |
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【 エレガンスと濃度の絶妙なバランス!濃く無く、デリケートで繊細です!】
サルヴォ・フォーティのワインも入荷がとても少なく、決められた数量を数人で分けるのみ・・・みたいな状況にありますので、実際に飲まれた方というのはかなり少ないかと思います。noisy
にしても、時折ラシーヌさんでいただくか、極稀に自分で開けるか・・・です。
それに、このようなエレガントさとデリケートさが命のワインは、例え我がリアルに掲載されても、その本質をきっちりと評価していただくことはかなり難しい・・・と言えます。・・・まあ、派手なスタイルであればむしろ判りやすいが、飲み手から受け取りに行かないと存在を確認できないスタイルのワインは、評点では不利になります。
しかしながら、人間の本質は実は「雑」では無く、人それぞれに、それなりに「デリケート」なものです。自身が疲れているときや忙しいときは、なかなか他の事や人に、気付いてあげることが出来ません。余裕がある時は、極自然に出来ることでも・・・です。
もっと言ってしまえば、サルヴォ・フォーティのワインは、とても優しいです。そして無いように見えて、実はキッチリあるんです。
今回は、入荷数量の関係で、エトナ・ロッソの2006のみのテイスティングです。飲むにはやや早いのか、少しカッチリと締まった味わいでしたが、とてもエレガントでフラワリーなアロマが美しいものでした。ここから想像するに、2005年のエトナ・ロッソはそろそろOKかな?と思います。2006年の方は、2日目以降、柔らかさが出てきて表情もエレガンスを失わずに柔らかくなってきましたので、のんびり飲むのでしたらOKです。飲んでみてください。
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| ●2005Vinupetra I.G.T. |
| ヴィヌペトラ |
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| ●2005Vinupetra I.G.T. M.G. |
| ヴィヌペトラ マグナム・ボトル |
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【美しさの選択】
ものを比較するときには、基準となるものがあります。ワインの場合には、自分の好みだったり、その時に並べて飲んでいる、もう片方のアイテムだったりします。自身の好みは品種だったり産地だったり、造り手であったりする訳です。
でも、もっと広い範囲で、マクロ的に見てみると、さっぱりしているもの、とか、凝縮感のあるもの、というような区分けも有りますし、エレガントなもの、力強いもの、という対比も有るでしょう。
有る程度ワインを飲み込んできて、現在のようなそれなりの年齢で、品質の良い(悪くなっていない・・・という意味合いで)ワインを飲めるようになってくると、ある一つの言葉に代表されるようなワインが好みになってきます。それが「美しいワイン」です・・・。(××さんじゃないですが!)
例えば凝縮感が有ってパワフルな味わいでも、美しくと感じられないと、どこか欠落しているように感じられてしまうんですね。それは、要素のひとつに込められるものでもあるし、全体を通して感じられるものでも有りますが、ほんの少しの破綻を受け取ってしまった場合には、美しさを台無しにしてしまうものでも有ります。
勿論のことですが、その美味しさ、美しさを得るためには、そのワインが最高のパフォーマンスを得られる状態をつくりだすことも重要ですし、もし、時間的に厳しい面が有ったり、動かして直ぐに飲まなければ成らないような場合には、飲み手の方から歩み寄って、そのマイナス分を最初から差し引いた上で楽しむ・・みたいなことが重要なのかもしれません。飲みたいけれどテイスティングだから飲み下せず、到着したばかりだから無茶はしたくないにせよ飲まざるをえない、みたいなことを、ずうっと続けてきた
noisy は、何時の間にか、そんなヘンテコな感性になってしまったのかもしれません。
地中海の、とっても暑い、と思われているシチリアで、美しいワインなどそうそう造れはしない、と思われていると思います。何にせよ、そこには比較が入ってきますから、基準がフィリップ・パカレだったりした場合には、美しいという表現には結構遠いものになる可能性も有ります。
しかし、現代の日本においては、アンチョビも何とか本場ものが食べられるようになりましたし、様々な食材、料理が入ってきています。ボルドーも旨いし、ブルゴーニュも旨い・・・イタリアはいまいちだ、シチリアなんてとんでもない、みたいな、三段論法でわざわざ住む世界を小さくせずにトライしてみてほしいなあ?と思っています。
しっかり落ち着けて飲んでみてください。これでかなり違うと思います。鉄っぽさと、僅かなスパイス、チェリーとブラックチェリー、酸度が充分に有り、エキスが乗った、美味しいシチリアワインです。そして、とても美しい。エトナの高地に荒れるがままに捨て置かれた畑から、素晴らしいワインに仕上げています。抽出の強い、力技のブルゴーニュ・ボルドーよりもエレガントで美しいと思います。2005年ものは、かなりの出来栄え、でも数量はかなりの限定です。お薦めします。 |
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【 さらに磨きが掛かった2003年!エレガンスと濃度のバランスが最高です!】
昨年の2002年ものはいかがだったでしょうか。濃度に頼らずとも細かな要素を積み重ねて自身の空間をしっかり創りだしてゆくダイナミックさと、しなやかなエレガンスを同居させたワインだったと思います。改めてこの2003年のヴィヌペトラを飲んでみると、その延長上にあることに違いは無いものの、
「2002年って、シチリアでもやっぱり難しかった年だったんだ..」
ということを再認識させてくれました。
凝縮感はさらにアップしており、力無く「へなっ」と段々頭を下げて行きそうなニュアンスは消えています。あくまで「しゃん」と背筋を伸ばして、真っ直ぐ前を見ている感じが2003年の特徴でしょう。勘違いして欲しくないのは、凝縮感がかなり強くなっても持っているスタイルに変更は無く、あくまでエレガントさが前面に出ています。
シチリアのワインは、強いものの少し野暮ったい昔のスタイルのものと、とてもクリーンでマッチョな、プロテイン増強型の濃厚な最近のスタイルと両方存在します。しかし、濃厚なものは一杯目はまだ良いものの、次第に飲み疲れさせてしまうような強さが存在します。ヴィヌペトラはそのどちらでも無く、優しさとエレガントさを失わず、濃度も見合ったものになっている訳です。
ブルゴーニュで言えばアルマン・ルソーさんのワインにやや似ているように思います。時が経って出てくる血っぽいニュアンスもジュヴレに似ているんじゃないかと..思います。とっつきやすさはヴィヌペトラに分が有ります。そして幾重にも折り重なった要素の層は..いや、比べるのは止めておきましょう。どちらにも優れた点が有り、少し似通ったニュアンスが有るよ、ということでご理解ください。
エトナの標高1200メートルにもなる高地で少量だけ造られるワインです。エレガントで複雑、しなやかです。お奨めいたします。 |
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2002
Vinupetra I.G.T. |
| ヴィヌペトラ |
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【シチリアワインの有るべき姿を見事に暗示しています。】
余りに少ないワインなので、ほとんどが表に出ないで無くなってしまうことでしょう。総生産量800本です。島の西部にある「エトナ火山」は観光でも有名ですが、葡萄の栽培も盛んに行われていたところです。過去形で表現していますが、合田さんの話によると、
「今は打ち捨てられた80年超の古木の畑がごろごろしてるのよ..」
ということでしたので、多くの農家が採算に合わない葡萄栽培から手を引いたで荒れ果てていると思われます。
シチリアのワインのイメージと言えば、近代的なものは筋骨隆々としていて、しかもそこに強いフレーヴァーが、さも「筋肉増強剤」を使用したかのような印象を拭い切れません。体を鍛えて締まった肉体を作りあげるというよりは、プロテインや薬品に頼ってしまいピュアものとは少しかけ離れたものに感じられることが有ります。もしくは、やたらと野暮ったくて洗練された部分を垣間見せないタイプかのどちらかでしょう。
ミネラルを同化したテクステュアがシルキーさ、瑞々しさを醸しだし、必要充分な果実味と豊かで美しい酸を持つ。ただそれだけです。他には何もいらない...という気持ちにさせてくれます。そして、それこそがエトナ高地のテロワールを見事に具現化することに繋がっているのです。
「シチリアでこの価格なら..ちょっとね」
「濃密さが何よりも大事」
「PKが評価していない」
と、思われるので有れば手を出さない方が良いでしょう。しかしながら頭でっかちに成らず、素直に美味しいものやワインの美しさを追求したいと思われるので有れば、是非とも飲んでみるべきだと思います。
次のヴィンテージはどうなるのかまだ判らないそうです。実際にオーナーのサルヴォ・フォティは自分のカンティーナを持たず、ベナンティ が空いているときに葡萄を運び込んで醸造しているようです。(● ver1.01修正)
noisy 的には、かなり マイタイプ なワインです。何よりもシチリアらしさが有る豊かな味わいは、しなやかさと優しさに溢れています。興味が有りましたら是非トライしてみてください。
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