イタリア■□ Salicutti □■トスカーナ
サリクッティ |
|
● げげ〜。。このコラムを書き始めたたった今、
「雹(ひょう)が振っています!」
雷は鳴るし雹は落ちるし雨は凄い..コンピュータの電源を落とさないと停電が怖いし、さりとて、今日新着を出さないと、今後の予定が大幅に狂ってしまう!どうする、俺!(カードも無いし..)
とりあえず、自動ドアの電源を切って、POS関係のPCを落として作業していますが..あまり気分の良いものじゃあないですね。
さて、気を取り直してゆきましょう。サリクッティもビオロジックの生産者で、比較新しい造り手ですが、97年ものに高い評価が出てからブルネッロのトップの仲間入りをしました。 |
|

| ●2004Rosso di Montalcino |
| ロッソ・ディ・モンタルチーノ |
|
 

|

| ●2001Brunello di Montalcino Piaggione |
| ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ピアッジョーネ |
|
 

|
【素晴らしいブルネッロ!今飲んで美味しいロッソ! 】
いや〜、両方とも飲んでしまいました〜!素晴らしいですね。伸びやかでおしとやか、しかし内に秘めたパワーは並みでは有りません。
まず、ブルネッロの方ですが、2001年から「ピアッジョーネ」という畑名が入っています。彼は幾つかの畑をサルヴィオーニのようにブレンドしていたんですが、2001年はピアッジョーネで出していますね。もしかしたらブレンドのブルネッロも平行リリースしているのかな?情報が無くて詳しいことは判りません。
エノロゴはパオロ・ヴァガジーニ。ノイジー・ブルーのエチケッタのアゴスティーナ・ピエリ、イル・コロンバイオも彼です。
味わいは..滅茶苦茶複雑です。とても小さな粒の赤黒フルーツにコーヒー、紅茶、石灰、石。凝縮していて、まるで要素の塊りが砂のように存在、タンニンとともに感じられます。ボディは現状、いまひとつ膨らまず..適正レベルの酸味はバランス良いです。砂粒のような塊りとやや厳しいタンニンが、時間と共にさらに硬くなってゆきますので、今は全く飲み頃では有りません。何とか飲めるようになるのに最低あと1年..できれば5年以上寝かしたいところですね。
スペクテイター誌は見ていないので正確なところは判りませんが、どうやら95〜96点くらい付けているようです。タンザーさんやアドヴォケイトは未掲載でした。
一方2004年のロッソ・ディ・モンタルチーノですが、これはイタリアワインファンには嬉しい存在です。しなやかなサンジョベーゼ・グロッソの接触感、赤〜黒の小果実、ガレストロっぽい石灰ミネラルのアロマ、膨らみのあるボディから美しい減衰をみせます。実に伸びやかで、濃すぎず、不足無い味わいです。ブルネッロは時間が掛かるのでちょっと敬遠し、ロッソばかりが売れる傾向にありますが、判るような気が..します。ポテンシャルからはブルネッロには遠く及びませんが、直近の楽しみとして、ロッソはGETするべきでしょう。今飲んで充分に美味しさが伝わってきます。お勧めします!
|
|
|
|
|

| ●
2000Brunello di Montalcino |
| ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ |
|
  

  
|
【ブルネッロの王道を歩み始めたか!】
実はこのカンティーナ、94年に畑を購入して始めていますので、まだ新進の造り手です。ところがオーナーのフランチェスコ・レアンツァ氏は、類い希なブルネッロを醸す「サルヴィオーニ」氏と大の仲良しで、いつも一緒にワイン談義に花を咲かせているそうです。
当然ながら、サルヴィオーニ氏から秘伝の技を伝授されているのではないかと想像してしまいますが、当のサルヴィオーニ氏は、
「ただ普通に造っているだけ..」
とのたまわっているそうですので、本当のところは判りません。しかし、その精神は伝わっているのでしょう。いつの間にか、
AGRICOLTULA BIOLOGICA
(ビオロジック農業)
の 文字が 裏ラベルに記載されていました。
古い歴史の有る ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ は、昔からの農業としての葡萄造りをしている地域です。唱ってはいませんが、ソルデーラ
も自然派です。そしてサルヴィオーニもおそらく自然派なのでしょう。また、ポッジョ・ディ・ソットはビオに移行しています。
そんな中で新進のサリクッティが97年ヴィンテージから大化けしました。信じられないような評価を得た訳です。トレ・ビッキエーリやブルネッロ・テイスティングのトップ評価がそれに当たります。
今回はテイスティングが間に合いませんでしたので、飲み次第にアップしたいと思います。新しいブルネッロの風は、気がついたら100年前の風と何も変わらなかった..ということになるのかも..しれません。
|
|
|
|
|