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● トスカーナはキャンティではなく、ヴィノ・ノビレをご紹介します。NOISY'S
のお客様にはもうお馴染みかと思いますが、「デーイ」です。決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン です..
このコラムで少し弁解しておきたいのですが、やはり noisy としては、
決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン とか、
凝縮感・濃度で飲ませる外向的なものではないが、焦点の定まった美しい造り とかいう表現に当たるワインを進んで選んでいるような気がします。極単純に言って、
濃いワインは一杯で満足してしまって飽きてしまう が、飲み疲れない美しいワインは、最後まで飲みたい んだと思うんですね。その 「美しいワイン」なるものを常に求めて、テイスティングに明け暮れているんです..。
今回は、上記の言葉にぴったりのトスカーナワインをご紹介します。価格も普通ならかなり高価なものになってしまうところ、何とか..二千円、三千円、四千円とクラスで購入できよう折り合いを付けました。 |
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| ●2007Rosso di Montepulciano |
| ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ |
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【どうやら2007年のデーイは物凄いことになりそうだ!】
「シミジミ美味しいロッソ・ディ・モンテプルチアーノ」で、noisy のお店では、とてもファンの多いワインです。話を聞くと、他のお店ではさして売れていない・・とのこと。何でかな?ともおもいつつも、判らなくも無い・・。要は味わいの「押し」が不足しているように感じられてしまうのでしょう。
ところがですよ。2007年のロッソ・ディ・モンテプルチアーノは、
「誰が飲んでも絶対に美味しいと言うはず!」
という確証を、noisyは持ってしまったんですね。
だってね・・・。しっとりとした、じつにおしとやかなエキスの旨さに加え、充実した紫の果実の、無垢な味わいの「押し」が有ったんですよ、2007年には!つまりは、「鬼に金棒」であり、これほどまでに研ぎ澄まされた味わいのデイリーは、まず存在しないぞ!と断言できてしまいます。
そりゃあね・・、爆発的な果実味で、何とか飲み手を目くらましにしてしまうワインは幾らでも有るでしょうが、まあ、二杯も飲んだら胸がいっぱいになってしまいますよね。このロッソは、いつまでもグラスに注ぎたくなってしまうような、黒や紫、赤の果実味と、しなやかなテクスチュア、果てない余韻、そして全体を通してのエレガンスが有ります。
ですので、このワイン、今回新着の一推しでも有ります。デーイファンなら間違い無く飛びつかれると思いますが、そうでない方も、このワインだけは・・・飲んでみてください。下記の文章の意味・・・、ワインと食、ひいては、地球の魂??みたいなところにまで意識が飛ぶかも??しれません。(・・・何のこっちゃ)
ということで、超お奨めアイテムです。是非ともご検討ください。お奨めします!!!
【しみじみした旨さのあるモンテプルチアーノです! 】
デーイをご紹介しているホームページでは、こんな風に書き出しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トスカーナはキャンティではな
く、ヴィノ・ノビレをご紹介します。NOISY'S のお客様にはもうお馴染みかと思いますが、「デーイ」です。決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン
です..
このコラムで少し弁解しておきたいのですが、やはり noisy としては、
決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれ
いなワイン とか、
凝縮感・濃度で飲ませる外向的なものではないが、焦点の定まった美し
い造り
とかいう表現に当たるワインを進んで選んでいるような気がします。極単純に言って、 濃いワインは一杯で満足してしまって飽きてしまう
が、飲み疲れない美しいワインは、最後まで飲みたい んだと思うんですね。その
「美しいワイン」なるものを常に求めて、テイスティングに明け暮れているんです..。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ワインの良い悪い、ポテンシャルが高い低いは、自分自身の好みとはまったく別のところで判断するべきだと常々思っていますので、どんなに自分が好きなタ
イプでも、好みは脇に置いてからきちんと判断しているつもりです。ですので、例えばリアルに出品したとして、自分がそのテイスティングに参加していて、そ
のワインが自分の出したワインだと何かの拍子に判ってしまったとしても、決して高い点は付けません。勿論、わざわざ低い点なども付けません。ほとんど判っ
たことなど有りませんが、これが判っちゃったら返って可笑しなことになっちゃいます。
だってね、ワインが出てくる順番なんて滅茶苦茶ですから、濃いワインの次に繊細なビオや大樽系が出てきたり、グランクリュのあとにACブルが着たりする
ので、それに対応するのに精一杯のところへ余計な考えが入ってくると・・・・、ね、困るでしょ?グランクリュに85点つけてACブルに95点つけたりして
しまっては(本当にそう感じたのであればまだ納得できるのでしょうが)、周りのテイスターにも、
「駄目やん・・」
などと思われるか判らないし、自分自身でもそれ以上にマインドが「沈」してしまいます。
ですからある意味自分のページでは、自身の好みである、ことを公表した上で書くようにしています。まあ、もっともね、パーフェクトにできる人間など機械
じゃ無いんだからいるはずなどありませんので、noisy
もいつの間にか好みが評価に全く影響していない、などとは言えません。
そんな中でデーイのワインは、実に優しく美しく五感をゆったり包んでくれますので、「マイ・タイプ」なワインなんですね・・・。あ、勿論、全ての方に当
てはまるなどとは、全く思っていません。それは押し付けがましいだけです。
で、このワインに関しましては、感想はいつも同じです。ヴィンテージが変わろうが普遍・・・細かな部分は違ったとしてもね。
と言う訳で、時間が無いのを良いことにコピーで済ませた!などと「ギクッ」としそうなことを思わないように・・お願いします。以下以前のもののコピーで
す。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いやーホント、こういうワインを愛しています。あくまでナチュラルなスタンスに身を置きながら、実は自分をきちんと持ち、ほのぼのとさり気なく表現し
てくる、芯から美しい女性のようです。
トスカーナのワインですが、プルニョーロ(・ジェンティーレ)種100%です。サンジョヴェーゼのクロー
ンの一種と言われていますが、荒々しいタンニンと酸味が特徴のサンジョヴェーゼとは思えないほど穏やかな性質です。そのため、ややもすると物足りない印象
を受けてしまうことさえ有ります。
デーイはこの地区ですでに評判を得ている生産者ですが、 「美味しいんだけどねぇ..ちょっと物足
りないんだよね..」 という部分が事実、有りました。もうほんの少しの果実味さえ追加されれば..と..。
また、2002年のイタリアの赤には、眉に唾して掛からねば..という気持ちもありましたので、あまり期
待をしていませんでしたが..さにあらずでした。
この当たりは輸入元ラシーヌの合田さんとも意見が一致しましたが、どうやら無理にバリックを使用していた
のを、昔の大樽に戻したのが良かったようです。もろピュアなぷりぷりした果実味が、輸送途中のストレスを感じさせない(輸入直後にテイスティングしていま
すので)表現で、しかも、中途半端な部分を全く見せなかったんですね。
ややもすると、妙な残糖感・甘さがあり、フレーヴァーだけしっかりしているのに全体像が見えてこないワイ
ンが多いトスカーナですが、一点の曇りも無く、少しの甘さで誤魔化すこともせず、ピュアに鮮烈に美しきその姿をさらけ出しています。また、それは収束まで
通しているのが凄いところです。
という訳で、美しい姿は後ろ姿まで美しい..最高のデイリーワインだと言えるでしょう。ん?飲んだ感じが
ちょっと物足りないって?
まあ、食生活の変化で、合成された酸(味の素など)のアタックが無いとピンぼけに感じられることも有りま
す。しかし、もう少し飲んでみてくださいね。奥底に潜んでいると思われる部分が感じられたら..きっと素晴らしいと..思い直すに違い有りません。どんな
に美しい景色でもその中に溶け込んでしまっていれば、もしくは、改めて自分の目で切り取ってみる努力をしないと、美しいとは感じられないことも..有るか
もしれません。是非トライしてみてください。 |
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| ●2006Rosso
di Montepulciano |
| ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ |
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素晴らしいしなやかさを持ったロッソです!一推し!
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ホームページから以前のご紹介文をそっくりコピーですが・・・すみません!ヴィンテージを適当に置き換えてみてご判断ください。とても良い仕上がりです。美味しく飲むには微妙にちょっとだけ早い感じではあるものの、徐々にソフトな感触に成ってきます。マイタイプな、しみじみとした美味しさのあるロッソです。どこか、ブルゴーニュのジャン・ラフェさんを思い出してしまいます!
【しみじみした旨さのあるモンテプルチアーノです! 】
デーイをご紹介しているホームページでは、こんな風に書き出しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トスカーナはキャンティではなく、ヴィノ・ノビレをご紹介します。NOISY'S のお客様にはもうお馴染みかと思いますが、「デーイ」です。決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン
です..
このコラムで少し弁解しておきたいのですが、やはり noisy としては、
決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン とか、
凝縮感・濃度で飲ませる外向的なものではないが、焦点の定まった美しい造り
とかいう表現に当たるワインを進んで選んでいるような気がします。極単純に言って、 濃いワインは一杯で満足してしまって飽きてしまう
が、飲み疲れない美しいワインは、最後まで飲みたい んだと思うんですね。その
「美しいワイン」なるものを常に求めて、テイスティングに明け暮れているんです..。
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ワインの良い悪い、ポテンシャルが高い低いは、自分自身の好みとはまったく別のところで判断するべきだと常々思っていますので、どんなに自分が好きなタイプでも、好みは脇に置いてからきちんと判断しているつもりです。ですので、例えばリアルに出品したとして、自分がそのテイスティングに参加していて、そのワインが自分の出したワインだと何かの拍子に判ってしまったとしても、決して高い点は付けません。勿論、わざわざ低い点なども付けません。ほとんど判ったことなど有りませんが、これが判っちゃったら返って可笑しなことになっちゃいます。
だってね、ワインが出てくる順番なんて滅茶苦茶ですから、濃いワインの次に繊細なビオや大樽系が出てきたり、グランクリュのあとにACブルが着たりするので、それに対応するのに精一杯のところへ余計な考えが入ってくると・・・・、ね、困るでしょ?グランクリュに85点つけてACブルに95点つけたりしてしまっては(本当にそう感じたのであればまだ納得できるのでしょうが)、周りのテイスターにも、
「駄目やん・・」
などと思われるか判らないし、自分自身でもそれ以上にマインドが「沈」してしまいます。
ですからある意味自分のページでは、自身の好みである、ことを公表した上で書くようにしています。まあ、もっともね、パーフェクトにできる人間など機械じゃ無いんだからいるはずなどありませんので、noisy
もいつの間にか好みが評価に全く影響していない、などとは言えません。
そんな中でデーイのワインは、実に優しく美しく五感をゆったり包んでくれますので、「マイ・タイプ」なワインなんですね・・・。あ、勿論、全ての方に当てはまるなどとは、全く思っていません。それは押し付けがましいだけです。
で、このワインに関しましては、感想はいつも同じです。ヴィンテージが変わろうが普遍・・・細かな部分は違ったとしてもね。
と言う訳で、時間が無いのを良いことにコピーで済ませた!などと「ギクッ」としそうなことを思わないように・・お願いします。以下以前のもののコピーです。
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いやーホント、こういうワインを愛しています。あくまでナチュラルなスタンスに身を置きながら、実は自分をきちんと持ち、ほのぼのとさり気なく表現してくる、芯から美しい女性のようです。
トスカーナのワインですが、プルニョーロ(・ジェンティーレ)種100%です。サンジョヴェーゼのクローンの一種と言われていますが、荒々しいタンニンと酸味が特徴のサンジョヴェーゼとは思えないほど穏やかな性質です。そのため、ややもすると物足りない印象を受けてしまうことさえ有ります。
デーイはこの地区ですでに評判を得ている生産者ですが、 「美味しいんだけどねぇ..ちょっと物足りないんだよね..」 という部分が事実、有りました。もうほんの少しの果実味さえ追加されれば..と..。
また、2002年のイタリアの赤には、眉に唾して掛からねば..という気持ちもありましたので、あまり期待をしていませんでしたが..さにあらずでした。
この当たりは輸入元ラシーヌの合田さんとも意見が一致しましたが、どうやら無理にバリックを使用していたのを、昔の大樽に戻したのが良かったようです。もろピュアなぷりぷりした果実味が、輸送途中のストレスを感じさせない(輸入直後にテイスティングしていますので)表現で、しかも、中途半端な部分を全く見せなかったんですね。
ややもすると、妙な残糖感・甘さがあり、フレーヴァーだけしっかりしているのに全体像が見えてこないワインが多いトスカーナですが、一点の曇りも無く、少しの甘さで誤魔化すこともせず、ピュアに鮮烈に美しきその姿をさらけ出しています。また、それは収束まで通しているのが凄いところです。
という訳で、美しい姿は後ろ姿まで美しい..最高のデイリーワインだと言えるでしょう。ん?飲んだ感じがちょっと物足りないって?
まあ、食生活の変化で、合成された酸(味の素など)のアタックが無いとピンぼけに感じられることも有ります。しかし、もう少し飲んでみてくださいね。奥底に潜んでいると思われる部分が感じられたら..きっと素晴らしいと..思い直すに違い有りません。どんなに美しい景色でもその中に溶け込んでしまっていれば、もしくは、改めて自分の目で切り取ってみる努力をしないと、美しいとは感じられないことも..有るかもしれません。是非トライしてみてください。
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| ●2005Vino Nobile di Montepulciano |
| ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ |
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こちらもホームページから以前のものをコピーしています。しかしながら、今までで最高の出来かも・・・しれません。しなやかで充実しています。飲んでみてください。
【美しいミネラルとタンニン!突出したものを感じない.ジェントルな旨さが伝わってくる味わいです..】
「ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」
この言葉の響きを聞いてどんなイメージを受けられるでしょうか。
「美味しいワインですよね」
と、心から言えるかどうか..
「そんなの知らない」
という方も多いでしょうし、
「引っ込み思案なタイプだよね」
「大いなる感動は余り無いけど食中の選択肢にはいつも入るね」
というプロフェッショナル的な観察眼の方もいらしゃるでしょう。
そもそもサンジョヴェーゼのクローンの一種、「プルニョーロ・ジェンティーレ種」をメインに造られますが、キャンティ地区の東南に存在するモンテプルチアーノの集落では、
「プルニョーロはサンジョヴェーゼじゃない!」
位のことは言いかねないほど、この品種に自信と誇りを持って栽培しています。因みにセパージュは、
プルニョーロ・ジェンティーレ 80%、カナイオーロ・ネロ 15%、 マンモロ 5%
です。テクニカル的には、温度調整付きステンレスタンクを使用、 26〜28度で15〜20日間マセラシオンします。その後
33hl の、スロヴェニアン・オークの大樽で 24カ月の熟成後瓶詰め、6カ月の瓶熟成を経ます。
一般的に、派手なキャンティ・クラシコほどの知名度や味わいになることは
稀 (..と言っておくのが妥当かな) です。ここはキャンティ・コッリ・セネージと地域が重なりますが、最初からのD.O.C.G.だったヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ
の方を高級と見る向きが有ります。
まあ、一概には言えませんが、中域の押し出しが比較的強いキャンティ・クラシコに対し、やや平坦で、悪い見方をすると「中抜け」的な味わいに感じてしまうことが多いようです。その中域を「足りない」と取るか、「良い感じで存在する」とでは、全く評価が異なってしまうわけです。
プルニョーロ・ジェンティーレの名前を見ても「優しい」ですし、ヴィノ・ノビレ
にしても「高貴なワイン」という意味です。優しく高貴な香り・味わいを損なわないような
醸造と流通 が 可能で有れば、我々は大いに素晴らしい味わいを堪能できるわけですね。
という訳で、今回はデーイの「ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」を一押しに挙げさせていただきました。しっかりした醸造技術・信念と完全に近い流通が可能にした味わいです。プルニョーロ・ジェンティーレ
の 良い部分でもあり、真逆でもあり得る 中域 を、可憐に そしてフルに 果実味と
ミネラル、タンニン で満たしています。良い状態で流通しているために壊れていないミネラルが存在し、果実感やタンニンの
つなぎ のような役目で中域のボディ感を演出しているんですね。
アドヴォケイト誌が評価しているのを知らなかったのでちょっとびっくりしました。ちゃんと88点も付いていました。noisy
的には もう少し付けたいところですが、ややもするとこの手の味わいのものは酷い点を付けてきたのがアドヴォケイトですので..はい。(イタリア担当のダニエルさんは、結構まともです..noisy
的には 大台の90点は付けたいところです)
伸びやかな石灰系ミネラルが全域をカバー、赤や黒の小果実、スミレ、スパイス。スレンダーなボディながら、ミネラルの奥に美しい葡萄のエキスを凝縮させている。冷ややかな温度を持ち、これから膨らもうとしながらも
そのまま消え入ってゆく。滑らかなタンニンが印象的だ。
飲めば、
「これがジェンティーレの味わい..」
「ヴィノ・ノビレだなあ..」
優しくて高貴だな..と素直な美味しさに気がつくでしょう。脳ある鷹は爪を隠す
的な味わい ですね。本当は凄いんだけとね..と、言っているようにも聞こえます。
デイリーにはちょっと厳しい価格帯かもしれませんが、是非試してみてください。「足りない」と感じられたら..noisy
の負け でしょうか..。「優しさと美しさで満たされている」と思っていただけたら..幸いです。お薦めします。
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| ●2004Vino Nobile di Montepulciano Riserva Bossona |
| ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ・リゼルヴァ ボッソーナ |
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早いのは間違いないが、それでもプルニョーノの高貴さと凝縮感、タンニンの絶妙な甘みが
ボッソーナの素晴らしさを物語ってくれますので、かなり美味しく飲めてしまいます。
瓶を抱えて呑みたい!と思わせる素晴らしいワインです。
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【物騒な.では有りません、ボッソーナ..凝縮感にはエレガンスが混じります。さすがデーイ!】
アドヴォケイト誌では「Bussona」になっていますので思わず笑ってしまいましたが、イタリアの生産者やワイン名は、かなり間違って出ています。時には、全く関係の無い、全然違うワインが、その生産者のものとして書かれていたりしますので、
「あれ、こっちが間違っているのかな?」
などと疑心暗鬼になってしまいますよね。
このボッソーナはデーイ家が最初に手に入れた葡萄園のようです。セパージュは
プルニョーロ・ジェンティーレ100% 。 26 〜 28 度に温度調整されたステンレスタンクで
4週間掛けて発酵、33hl のスロヴェニアン・オークの大樽 と 7.5hl のトノー
で 24カ月熟成、瓶熟は12カ月です。
さて味わいの方ですが、さすがにリゼルヴァだけあって見事に集中している..というか、ノン・リゼルヴァより判りやすく、愛想が良く仕上がっています。香りや味わいからイメージできる 赤 〜 黒 の小果実の色・大きさ
も さらに細分化され、複雑化しています。全体を包み込むミネラル感、質感の伴ったタンニン、穏やかで均整の取れた酸によりふくよかな中域を構成しています。
まあ、そりゃあね、普通にリリースされていればリゼルヴァの方が旨いに違い無いんです。ヴィンテージが違うと言っても99年も00年も良い年ですから、より強い葡萄を使用して丁寧に仕込んだものに軍配は上がります。
ですので、ご予算に若干でも余裕が有ればリセルヴァを、そうでなければノン・リゼルヴァをお薦めいたします。どちらも現状でとても良いバランスにありますから、今から飲んで充分に納得できると思います。あまり喋りたがらない内気な性格を持ちながら、その才能を隠しきれないという..判官贔屓の日本人にはきっと受けるだろうと確信しています。お薦めします。
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| ●2005Rosso
di Montepulciano |
| ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ |
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ホームページから以前のご紹介文をそっくりコピーですが・・・すみません!ヴィンテージを適当に置き換えてみてご判断ください。とても良い仕上がりです。美味しく飲むには微妙にちょっとだけ早い感じではあるものの、徐々にソフトな感触に成ってきます。マイタイプな、しみじみとした美味しさのあるロッソです。どこか、ブルゴーニュのジャン・ラフェさんを思い出してしまいます!
【しみじみした旨さのあるモンテプルチアーノです! 】
デーイをご紹介しているホームページでは、こんな風に書き出しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トスカーナはキャンティではなく、ヴィノ・ノビレをご紹介します。NOISY'S のお客様にはもうお馴染みかと思いますが、「デーイ」です。決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン
です..
このコラムで少し弁解しておきたいのですが、やはり noisy としては、
決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン とか、
凝縮感・濃度で飲ませる外向的なものではないが、焦点の定まった美しい造り
とかいう表現に当たるワインを進んで選んでいるような気がします。極単純に言って、 濃いワインは一杯で満足してしまって飽きてしまう
が、飲み疲れない美しいワインは、最後まで飲みたい んだと思うんですね。その
「美しいワイン」なるものを常に求めて、テイスティングに明け暮れているんです..。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ワインの良い悪い、ポテンシャルが高い低いは、自分自身の好みとはまったく別のところで判断するべきだと常々思っていますので、どんなに自分が好きなタイプでも、好みは脇に置いてからきちんと判断しているつもりです。ですので、例えばリアルに出品したとして、自分がそのテイスティングに参加していて、そのワインが自分の出したワインだと何かの拍子に判ってしまったとしても、決して高い点は付けません。勿論、わざわざ低い点なども付けません。ほとんど判ったことなど有りませんが、これが判っちゃったら返って可笑しなことになっちゃいます。
だってね、ワインが出てくる順番なんて滅茶苦茶ですから、濃いワインの次に繊細なビオや大樽系が出てきたり、グランクリュのあとにACブルが着たりするので、それに対応するのに精一杯のところへ余計な考えが入ってくると・・・・、ね、困るでしょ?グランクリュに85点つけてACブルに95点つけたりしてしまっては(本当にそう感じたのであればまだ納得できるのでしょうが)、周りのテイスターにも、
「駄目やん・・」
などと思われるか判らないし、自分自身でもそれ以上にマインドが「沈」してしまいます。
ですからある意味自分のページでは、自身の好みである、ことを公表した上で書くようにしています。まあ、もっともね、パーフェクトにできる人間など機械じゃ無いんだからいるはずなどありませんので、noisy
もいつの間にか好みが評価に全く影響していない、などとは言えません。
そんな中でデーイのワインは、実に優しく美しく五感をゆったり包んでくれますので、「マイ・タイプ」なワインなんですね・・・。あ、勿論、全ての方に当てはまるなどとは、全く思っていません。それは押し付けがましいだけです。
で、このワインに関しましては、感想はいつも同じです。ヴィンテージが変わろうが普遍・・・細かな部分は違ったとしてもね。
と言う訳で、時間が無いのを良いことにコピーで済ませた!などと「ギクッ」としそうなことを思わないように・・お願いします。以下以前のもののコピーです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いやーホント、こういうワインを愛しています。あくまでナチュラルなスタンスに身を置きながら、実は自分をきちんと持ち、ほのぼのとさり気なく表現してくる、芯から美しい女性のようです。
トスカーナのワインですが、プルニョーロ(・ジェンティーレ)種100%です。サンジョヴェーゼのクローンの一種と言われていますが、荒々しいタンニンと酸味が特徴のサンジョヴェーゼとは思えないほど穏やかな性質です。そのため、ややもすると物足りない印象を受けてしまうことさえ有ります。
デーイはこの地区ですでに評判を得ている生産者ですが、 「美味しいんだけどねぇ..ちょっと物足りないんだよね..」 という部分が事実、有りました。もうほんの少しの果実味さえ追加されれば..と..。
また、2002年のイタリアの赤には、眉に唾して掛からねば..という気持ちもありましたので、あまり期待をしていませんでしたが..さにあらずでした。
この当たりは輸入元ラシーヌの合田さんとも意見が一致しましたが、どうやら無理にバリックを使用していたのを、昔の大樽に戻したのが良かったようです。もろピュアなぷりぷりした果実味が、輸送途中のストレスを感じさせない(輸入直後にテイスティングしていますので)表現で、しかも、中途半端な部分を全く見せなかったんですね。
ややもすると、妙な残糖感・甘さがあり、フレーヴァーだけしっかりしているのに全体像が見えてこないワインが多いトスカーナですが、一点の曇りも無く、少しの甘さで誤魔化すこともせず、ピュアに鮮烈に美しきその姿をさらけ出しています。また、それは収束まで通しているのが凄いところです。
という訳で、美しい姿は後ろ姿まで美しい..最高のデイリーワインだと言えるでしょう。ん?飲んだ感じがちょっと物足りないって?
まあ、食生活の変化で、合成された酸(味の素など)のアタックが無いとピンぼけに感じられることも有ります。しかし、もう少し飲んでみてくださいね。奥底に潜んでいると思われる部分が感じられたら..きっと素晴らしいと..思い直すに違い有りません。どんなに美しい景色でもその中に溶け込んでしまっていれば、もしくは、改めて自分の目で切り取ってみる努力をしないと、美しいとは感じられないことも..有るかもしれません。是非トライしてみてください。
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| ●2004Vino Nobile di Montepulciano |
| ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ |
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こちらもホームページから以前のものをコピーしています。ロッソ・ディ・モンタルチーノ2005よりも果実味が豊かですので、どんな好みの方でもOKかな?と思います。飲んでみてください。
【美しいミネラルとタンニン!突出したものを感じない.ジェントルな旨さが伝わってくる味わいです..】
「ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」
この言葉の響きを聞いてどんなイメージを受けられるでしょうか。
「美味しいワインですよね」
と、心から言えるかどうか..
「そんなの知らない」
という方も多いでしょうし、
「引っ込み思案なタイプだよね」
「大いなる感動は余り無いけど食中の選択肢にはいつも入るね」
というプロフェッショナル的な観察眼の方もいらしゃるでしょう。
そもそもサンジョヴェーゼのクローンの一種、「プルニョーロ・ジェンティーレ種」をメインに造られますが、キャンティ地区の東南に存在するモンテプルチアーノの集落では、
「プルニョーロはサンジョヴェーゼじゃない!」
位のことは言いかねないほど、この品種に自信と誇りを持って栽培しています。因みにセパージュは、
プルニョーロ・ジェンティーレ 80%、カナイオーロ・ネロ 15%、 マンモロ 5%
です。テクニカル的には、温度調整付きステンレスタンクを使用、 26〜28度で15〜20日間マセラシオンします。その後
33hl の、スロヴェニアン・オークの大樽で 24カ月の熟成後瓶詰め、6カ月の瓶熟成を経ます。
一般的に、派手なキャンティ・クラシコほどの知名度や味わいになることは
稀 (..と言っておくのが妥当かな) です。ここはキャンティ・コッリ・セネージと地域が重なりますが、最初からのD.O.C.G.だったヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ
の方を高級と見る向きが有ります。
まあ、一概には言えませんが、中域の押し出しが比較的強いキャンティ・クラシコに対し、やや平坦で、悪い見方をすると「中抜け」的な味わいに感じてしまうことが多いようです。その中域を「足りない」と取るか、「良い感じで存在する」とでは、全く評価が異なってしまうわけです。
プルニョーロ・ジェンティーレの名前を見ても「優しい」ですし、ヴィノ・ノビレ
にしても「高貴なワイン」という意味です。優しく高貴な香り・味わいを損なわないような
醸造と流通 が 可能で有れば、我々は大いに素晴らしい味わいを堪能できるわけですね。
という訳で、今回はデーイの「ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」を一押しに挙げさせていただきました。しっかりした醸造技術・信念と完全に近い流通が可能にした味わいです。プルニョーロ・ジェンティーレ
の 良い部分でもあり、真逆でもあり得る 中域 を、可憐に そしてフルに 果実味と
ミネラル、タンニン で満たしています。良い状態で流通しているために壊れていないミネラルが存在し、果実感やタンニンの
つなぎ のような役目で中域のボディ感を演出しているんですね。
アドヴォケイト誌が評価しているのを知らなかったのでちょっとびっくりしました。ちゃんと88点も付いていました。noisy
的には もう少し付けたいところですが、ややもするとこの手の味わいのものは酷い点を付けてきたのがアドヴォケイトですので..はい。(イタリア担当のダニエルさんは、結構まともです..noisy
的には 大台の90点は付けたいところです)
伸びやかな石灰系ミネラルが全域をカバー、赤や黒の小果実、スミレ、スパイス。スレンダーなボディながら、ミネラルの奥に美しい葡萄のエキスを凝縮させている。冷ややかな温度を持ち、これから膨らもうとしながらも
そのまま消え入ってゆく。滑らかなタンニンが印象的だ。
飲めば、
「これがジェンティーレの味わい..」
「ヴィノ・ノビレだなあ..」
優しくて高貴だな..と素直な美味しさに気がつくでしょう。脳ある鷹は爪を隠す
的な味わい ですね。本当は凄いんだけとね..と、言っているようにも聞こえます。
デイリーにはちょっと厳しい価格帯かもしれませんが、是非試してみてください。「足りない」と感じられたら..noisy
の負け でしょうか..。「優しさと美しさで満たされている」と思っていただけたら..幸いです。お薦めします。
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| ●2004Rosso di Montepulciano |
| ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ |

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【しみじみした旨さのあるモンテプルチアーノです! 】
デーイをご紹介しているホームページでは、こんな風に書き出しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トスカーナはキャンティではなく、ヴィノ・ノビレをご紹介します。NOISY'S のお客様にはもうお馴染みかと思いますが、「デーイ」です。決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン
です..
このコラムで少し弁解しておきたいのですが、やはり noisy としては、
決して濃厚でも押し出しの強いものでもない、エキス分が凝縮したきれいなワイン とか、
凝縮感・濃度で飲ませる外向的なものではないが、焦点の定まった美しい造り
とかいう表現に当たるワインを進んで選んでいるような気がします。極単純に言って、 濃いワインは一杯で満足してしまって飽きてしまう
が、飲み疲れない美しいワインは、最後まで飲みたい んだと思うんですね。その
「美しいワイン」なるものを常に求めて、テイスティングに明け暮れているんです..。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ワインの良い悪い、ポテンシャルが高い低いは、自分自身の好みとはまったく別のところで判断するべきだと常々思っていますので、どんなに自分が好きなタイプでも、好みは脇に置いてからきちんと判断しているつもりです。ですので、例えばリアルに出品したとして、自分がそのテイスティングに参加していて、そのワインが自分の出したワインだと何かの拍子に判ってしまったとしても、決して高い点は付けません。勿論、わざわざ低い点なども付けません。ほとんど判ったことなど有りませんが、これが判っちゃったら返って可笑しなことになっちゃいます。
だってね、ワインが出てくる順番なんて滅茶苦茶ですから、濃いワインの次に繊細なビオや大樽系が出てきたり、グランクリュのあとにACブルが着たりするので、それに対応するのに精一杯のところへ余計な考えが入ってくると・・・・、ね、困るでしょ?グランクリュに85点つけてACブルに95点つけたりしてしまっては(本当にそう感じたのであればまだ納得できるのでしょうが)、周りのテイスターにも、
「駄目やん・・」
などと思われるか判らないし、自分自身でもそれ以上にマインドが「沈」してしまいます。
ですからある意味自分のページでは、自身の好みである、ことを公表した上で書くようにしています。まあ、もっともね、パーフェクトにできる人間など機械じゃ無いんだからいるはずなどありませんので、noisy
もいつの間にか好みが評価に全く影響していない、などとは言えません。
そんな中でデーイのワインは、実に優しく美しく五感をゆったり包んでくれますので、「マイ・タイプ」なワインなんですね・・・。あ、勿論、全ての方に当てはまるなどとは、全く思っていません。それは押し付けがましいだけです。
で、このワインに関しましては、感想はいつも同じです。ヴィンテージが変わろうが普遍・・・細かな部分は違ったとしてもね。
と言う訳で、時間が無いのを良いことにコピーで済ませた!などと「ギクッ」としそうなことを思わないように・・お願いします。以下以前のもののコピーです。
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いやーホント、こういうワインを愛しています。あくまでナチュラルなスタンスに身を置きながら、実は自分をきちんと持ち、ほのぼのとさり気なく表現してくる、芯から美しい女性のようです。
トスカーナのワインですが、プルニョーロ(・ジェンティーレ)種100%です。サンジョヴェーゼのクローンの一種と言われていますが、荒々しいタンニンと酸味が特徴のサンジョヴェーゼとは思えないほど穏やかな性質です。そのため、ややもすると物足りない印象を受けてしまうことさえ有ります。
デーイはこの地区ですでに評判を得ている生産者ですが、 「美味しいんだけどねぇ..ちょっと物足りないんだよね..」 という部分が事実、有りました。もうほんの少しの果実味さえ追加されれば..と..。
また、2002年のイタリアの赤には、眉に唾して掛からねば..という気持ちもありましたので、あまり期待をしていませんでしたが..さにあらずでした。
この当たりは輸入元ラシーヌの合田さんとも意見が一致しましたが、どうやら無理にバリックを使用していたのを、昔の大樽に戻したのが良かったようです。もろピュアなぷりぷりした果実味が、輸送途中のストレスを感じさせない(輸入直後にテイスティングしていますので)表現で、しかも、中途半端な部分を全く見せなかったんですね。
ややもすると、妙な残糖感・甘さがあり、フレーヴァーだけしっかりしているのに全体像が見えてこないワインが多いトスカーナですが、一点の曇りも無く、少しの甘さで誤魔化すこともせず、ピュアに鮮烈に美しきその姿をさらけ出しています。また、それは収束まで通しているのが凄いところです。
という訳で、美しい姿は後ろ姿まで美しい..最高のデイリーワインだと言えるでしょう。ん?飲んだ感じがちょっと物足りないって?
まあ、食生活の変化で、合成された酸(味の素など)のアタックが無いとピンぼけに感じられることも有ります。しかし、もう少し飲んでみてくださいね。奥底に潜んでいると思われる部分が感じられたら..きっと素晴らしいと..思い直すに違い有りません。どんなに美しい景色でもその中に溶け込んでしまっていれば、もしくは、改めて自分の目で切り取ってみる努力をしないと、美しいとは感じられないことも..有るかもしれません。是非トライしてみてください。
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| ●2001Sancta Catharina I.G.T.Rosso |
| サンクタ・カタリーナ |
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RWG11号
今飲んで:90
ポテンシャル:92
飲み頃予想:
2008〜2025 |
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【美しさの系譜】
心底美しいと思いました。美しさゆえに見えないものが沢山有ります。しかし、見ようと努力すれば、それでも何となく見えてくるものです。
なかなかにワインの評価と言うのは難しいものです。先行きどうなる、という将来の話をしていることも有りますし、裏側や簡単には見えない部分の話をどう評価すれば良いのか、悩みに近いものがあります。
例えば凝縮感が有って、気高さがあり、複雑さも有ってバランスが良ければ、それに濃厚さが加われば、人は高い評価をするものです。ところが、凝縮感が有っても雑さが目立つような場合はどうなるでしょうか。おそらくマイナスポイントになると思います。
では、とても美しいワインの場合はどうなるでしょうか。これは、現在美しいバランスにあるということに違いないですが、このことが凝縮感、複雑さ、濃厚さを押し隠してしまいがちです。また、現在美しい
イコール 現在美味しい ということには繋がりません。もし、美しさが他の要素を隠してしまっているようであれば、それを何とか見ようと努力し、良い要素が少しでも見つかったらプラスポイントしないといけないのかな、と思っています。
まあ、ちょっと真面目腐って書いちゃいましたが、実はなんてことは無いんですね。デーイのトップワイン、サンクタ・カタリーナ2001年ですが、プルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ)、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンというセパージュです。滅茶苦茶美しいです。そしてタンニンの質を見てください。滅茶苦茶厚くてとても甘い!しかも幾重にも積み重なって、時間と共に少しずつ緩み、さらなる厚みを造り出します。このことだけでも、ボルドーの超一流シャトーものに負けないと思いますし、エレガンス、フィネスもきちんと備わっています。
ところがです。まだフルーツなどの果実を連想させるような状態まで行っていないですね。まだまだ子供の状態です。それでも抜栓して30分の変化で、閉じこもった要素が徐々に開放され、少しずつ育ってゆく様を見ることが、「美味しい!」と何故か強く感じてしまうワイン愛好家の性だと思います。全ての要素が美しく存在していますから、勿論のこと将来的には楽観です。不味いわけが無いと確信しています。
重ねて書きますが、ちょっと早いです。ま、3年くらい掛かりそうですが、今、コルクを抜いて味わってみる価値が有ります。我々がその昔、ボルドー一流シャトーの栓を抜いてワインの本質を確かめたようには、今の価格では簡単にできません。でもそのことによって美味しさも知った訳です。本当に質の良い若いワインは、飲んでいる1〜3時間ほどの間に本性を垣間見せるものです。
美味しいか、美味しくないかは味覚によりますが、とても良いのは間違いないでしょう。もしかしたら、
「渋い!なんでこんなのが良くて美味しいなんて言うかなあ!」
と、おかんむりになる方もいらっしゃるかもしれません。でも、プルニョーロ・ジェンティーレという内向的ながらも美しさ、エレガンスを持つ品種を主に用いて美しく仕上げた若いサンクタ・カタリーナを飲んでみることが、おそらく大きな経験値となって将来の喜びをも深めてくれると思います。ちょっと無理をしても飲んでみてください。また、今回はとてもく安いです。通常価格から20%も安い!この涼しくなり始めた季節に是非!お奨めします。 |
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| ●2000Vino Nobile di Montepulciano |
| ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ |
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【美しいミネラルとタンニン!突出したものを感じない.ジェントルな旨さが伝わってくる味わいです..】
「ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」
この言葉の響きを聞いてどんなイメージを受けられるでしょうか。
「美味しいワインですよね」
と、心から言えるかどうか..
「そんなの知らない」
という方も多いでしょうし、
「引っ込み思案なタイプだよね」
「大いなる感動は余り無いけど食中の選択肢にはいつも入るね」
というプロフェッショナル的な観察眼の方もいらしゃるでしょう。
そもそもサンジョヴェーゼのクローンの一種、「プルニョーロ・ジェンティーレ種」をメインに造られますが、キャンティ地区の東南に存在するモンテプルチアーノの集落では、
「プルニョーロはサンジョヴェーゼじゃない!」
位のことは言いかねないほど、この品種に自信と誇りを持って栽培しています。因みにセパージュは、
プルニョーロ・ジェンティーレ 80%、カナイオーロ・ネロ 15%、 マンモロ 5%
です。テクニカル的には、鬼童調整付きステンレスタンクを使用、 26〜28度で15〜20日間マセラシオンします。その後
33hl の、スロヴェニアン・オークの大樽で 24カ月の熟成後瓶詰め、6カ月の瓶熟成を経ます。
一般的に、派手なキャンティ・クラシコほどの知名度や味わいになることは
稀 (..と言っておくのが妥当かな) です。ここはキャンティ・コッリ・セネージと地域が重なりますが、最初からのD.O.C.G.だったヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ
の方を高級と見る向きが有ります。
まあ、一概には言えませんが、中域の押し出しが比較的強いキャンティ・クラシコに対し、やや平坦で、悪い見方をすると「中抜け」的な味わいに感じてしまうことが多いようです。その中域を「足りない」と取るか、「良い感じで存在する」とでは、全く評価が異なってしまうわけです。
プルニョーロ・ジェンティーレの名前を見ても「優しい」ですし、ヴィノ・ノビレ
にしても「高貴なワイン」という意味です。優しく高貴な香り・味わいを損なわないような
醸造と流通 が 可能で有れば、我々は大いに素晴らしい味わいを堪能できるわけですね。
という訳で、今回はデーイの「ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ」を一押しに挙げさせていただきました。しっかりした醸造技術・信念と完全に近い流通が可能にした味わいです。プルニョーロ・ジェンティーレ
の 良い部分でもあり、真逆でもあり得る 中域 を、可憐に そしてフルに 果実味と
ミネラル、タンニン で満たしています。良い状態で流通しているために壊れていないミネラルが存在し、果実感やタンニンの
つなぎ のような役目で中域のボディ感を演出しているんですね。
アドヴォケイト誌が評価しているのを知らなかったのでちょっとびっくりしました。ちゃんと88点も付いていました。noisy
的には もう少し付けたいところですが、ややもするとこの手の味わいのものは酷い点を付けてきたのがアドヴォケイトですので..はい。(イタリア担当のダニエルさんは、結構まともです..noisy
的には 大台の90点は付けたいところです)
伸びやかな石灰系ミネラルが全域をカバー、赤や黒の小果実、スミレ、スパイス。スレンダーなボディながら、ミネラルの奥に美しい葡萄のエキスを凝縮させている。冷ややかな温度を持ち、これから膨らもうとしながらも
そのまま消え入ってゆく。滑らかなタンニンが印象的だ。
飲めば、
「これがジェンティーレの味わい..」
「ヴィノ・ノビレだなあ..」
優しくて高貴だな..と素直な美味しさに気がつくでしょう。脳ある鷹は爪を隠す
的な味わい ですね。本当は凄いんだけとね..と、言っているようにも聞こえます。
デイリーにはちょっと厳しい価格帯かもしれませんが、是非試してみてください。「足りない」と感じられたら..noisy
の負け でしょうか..。「優しさと美しさで満たされている」と思っていただけたら..幸いです。お薦めします。
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| ●1999Vino Nobile di Montepulciano Riserva Bossona |
| ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ・リゼルヴァ ボッソーナ |
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【物騒な.では有りません、ボッソーナ..凝縮感にはエレガンスが混じります。さすがデーイ!】
アドヴォケイト誌では「Bussona」になっていますので思わず笑ってしまいましたが、イタリアの生産者やワイン名は、かなり間違って出ています。時には、全く関係の無い、全然違うワインが、その生産者のものとして書かれていたりしますので、
「あれ、こっちが間違っているのかな?」
などと疑心暗鬼になってしまいますよね。
このボッソーナはデーイ家が最初に手に入れた葡萄園のようです。セパージュは
プルニョーロ・ジェンティーレ100% 。 26 〜 28 度に温度調整されたステンレスタンクで
4週間掛けて発酵、33hl のスロヴェニアン・オークの大樽 と 7.5hl のトノー
で 24カ月熟成、瓶熟は12カ月です。
さて味わいの方ですが、さすがにリゼルヴァだけあって見事に集中している..というか、ノン・リゼルヴァより判りやすく、愛想が良く仕上がっています。香りや味わいからイメージできる 赤 〜 黒 の小果実の色・大きさ
も さらに細分化され、複雑化しています。全体を包み込むミネラル感、質感の伴ったタンニン、穏やかで均整の取れた酸によりふくよかな中域を構成しています。
まあ、そりゃあね、普通にリリースされていればリゼルヴァの方が旨いに違い無いんです。ヴィンテージが違うと言っても99年も00年も良い年ですから、より強い葡萄を使用して丁寧に仕込んだものに軍配は上がります。
ですので、ご予算に若干でも余裕が有ればリセルヴァを、そうでなければノン・リゼルヴァをお薦めいたします。どちらも現状でとても良いバランスにありますから、今から飲んで充分に納得できると思います。あまり喋りたがらない内気な性格を持ちながら、その才能を隠しきれないという..判官贔屓の日本人にはきっと受けるだろうと確信しています。お薦めします。
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| ●2003Rosso di Montepulciano |
| ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ |
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【デイリーで飲める気安さと、気品溢れる酒肉!2002年よりやっぱり濃密です!
】
デーイのワインの良さって、とても優しくジェントルな味わいにあると思います。それも、何も無いバランスじゃなくて、しっかり有った上でのバランスですね。だから安心して飲めるし、優しさを分けてもらえるような気になってしまうんです。
ところで脱線しますが、こんなサイトはご存知でしょうか..
http://www.discoveritalia.it/mappe/mappeRaster.asp?lingua=it
コピーして貼り付けてご覧ください。実はイタリアの地図のサイトなんですが、結構楽しいんですよね。モンテプルチアーノとモンタルチーノはどの位離れているとかだけじゃなくて、カンティーナ・イコール地名になっている場合が多いので、カステルジャコンドーとサルヴィオーニの位置関係..あれ?サルヴィオーニが今まで出てたのに消えてる??なんてことも判ります。
モンテプルチアーノでは、「ヴィッラ・ディ・ボッソーナ」が出ていますから、デーイの秀逸な畑の位置も判りますよね。残念なのは等高線が出てないので..いや、ちょっとマニアックに走りすぎたようで..まあ、興味がありましたらどうぞ..ご覧ください。
で、色々と考えたんですが、昨年創ったページのコメントに勝てるものは無いと..言うことで、そのまんま掲載することにしました。(時間の節約にもなるし..)
果実味が多い分、この2003年の方が美味しいと言って頂けるんじゃないかな?と思っています。
ここからコピー!
いやーホント、こういうワインを愛しています。あくまでナチュラルなスタンスに身を置きながら、実は自分をきちんと持ち、ほのぼのとさり気なく表現してくる、芯から美しい女性のようです。
トスカーナのワインですが、プルニョーロ(・ジェンティーレ)種100%です。サンジョヴェーゼのクローンの一種と言われていますが、荒々しいタンニンと酸味が特徴のサンジョヴェーゼとは思えないほど穏やかな性質です。そのため、ややもすると物足りない印象を受けてしまうことさえ有ります。
デーイはこの地区ですでに評判を得ている生産者ですが、 「美味しいんだけどねぇ..ちょっと物足りないんだよね..」 という部分が事実、有りました。もうほんの少しの果実味さえ追加されれば..と..。
また、2002年のイタリアの赤には、眉に唾して掛からねば..という気持ちもありましたので、あまり期待をしていませんでしたが..さにあらずでした。
この当たりは輸入元ラシーヌの合田さんとも意見が一致しましたが、どうやら無理にバリックを使用していたのを、昔の大樽に戻したのが良かったようです。もろピュアなぷりぷりした果実味が、輸送途中のストレスを感じさせない(輸入直後にテイスティングしていますので)表現で、しかも、中途半端な部分を全く見せなかったんですね。
ややもすると、妙な残糖感・甘さがあり、フレーヴァーだけしっかりしているのに全体像が見えてこないワインが多いトスカーナですが、一点の曇りも無く、少しの甘さで誤魔化すこともせず、ピュアに鮮烈に美しきその姿をさらけ出しています。また、それは収束まで通しているのが凄いところです。
という訳で、美しい姿は後ろ姿まで美しい..最高のデイリーワインだと言えるでしょう。ん?飲んだ感じがちょっと物足りないって?
まあ、食生活の変化で、合成された酸(味の素など)のアタックが無いとピンぼけに感じられることも有ります。しかし、もう少し飲んでみてくださいね。奥底に潜んでいると思われる部分が感じられたら..きっと素晴らしいと..思い直すに違い有りません。どんなに美しい景色でもその中に溶け込んでしまっていれば、もしくは、改めて自分の目で切り取ってみる努力をしないと、美しいとは感じられないことも..有るかもしれません。是非トライしてみてください。
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| ●2003Bianco di Martiena V.d.T. |
| ビアンコ・ディ・マルティエーナ |
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【 これで充分!】
モンテプルチアーノの造り手が醸す白ワインです。ご他聞に漏れず、マルヴァジーアとトレッビアーノを使用しています。やや黄緑の草や黄色い花、洋ナシ、リンゴのフレーヴァーにミネラルが混じります。凝縮感はかなり有りジューシーでもありますが、中央に圧縮されて存在するという感じではなく、全体に拡がっているように感じます。少し「まったり」としたニュアンスが「蜜」までは届かず、また酸味も強くは無いのでメリハリの利いた印象は有りません。単にフレッシュ&フルーティなマロラクティック無しのあっさり味では無く、しっかりした厚みのあるボディと滑らかな余韻を持っています。
だから結局は何なのよ..って話になっちゃいますが、要はこれも、
「全然凄くないけどソフトなタッチで肉厚で、価格以上に旨い白!」
ということになるでしょう。
まあねえ、通常の三分の二、希望上代の半分ほどの価格ですから、それも当然っちゃ当然です。お買い得なデイリーワイン..普段白ワインを飲まない方にも違和感無く楽しんでいただけるでしょう。お奨めです!
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