イタリア ■□ Santa Maria □■ トスカーナ
サンタ マリア |
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● 奇跡のブルネッロをご紹介します。
「本当にそんなことって有るのかなあ??」
と、知らないうちに疑問符を沢山打ちたくなるような・・、畑の入手のいきさつです。そして何と言っても、
「本物のブルネッロしか現せない濡れたエレガンス」
を持っています。このサンタ・マリアのブルネッロがブルネッロであるならば、他の多くのブルネッロがブルネッロではない・・・とさえ、思わせるような、とても静かな凄みを持っています。
noisy自身、常に追いかけているブルネッロはそう多くは有りません。カーゼ・バッセ、ルヴィオーニ、ラ・フィオリータ、チャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴーナ位のものです。これらの生産者のブルネッロはそれぞれに違う美しさと凄みを持っていますが、サンタ・マリアのブルネッロも同様に全く違うニュアンスを持ちますが、クオリティ的には同様にとんでもなく高いと感じています。
まあ、ブルネッロと言うワインは、誰にでも手が出せるようなプライス・ゾーンには無いですから、もし購入するなら間違いの無いものにしたい、という気持ちになられるに違い有りません。でも、noisy的な感性が自身に結構しっくり合っている・・・、というメンバーの方が多いと思いますので、おそらく大きな感動をしていただけるものと思います。
今回は2002年のブルネッロと2005年のロッソをご紹介しますが、奥底の部分ではどちらも同様なニュアンスを持っています。でも、表面上はかなり違いを感じると思います。そして、どちらも美味しい!是非ご検討いただきたいと新着ページのトップに持ってきました。よろしくお願いいたします。
| エージェント情報 |
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「神様がブドウを育てなさいと言っているのだ」
サンタ・マリア
もう完全に日本には紹介し尽くされたと思っていたモンタルチーノに、驚くべきクオリティワインが登場しました。
ベルガモ出身のコッレオーニ・マリーノとルイザ夫婦が1989年にモンタルチーノに定年後の住処として購入した小さな農園が、サンタ・マリアです。マリーノは元プログラマー、ルイザはフレッシュパスタの店を3軒経営していました。
その農園にはブドウ畑は付いておらず、購入当初はまったくワイン造りをする予定はありませんでした。
ちなみにその当時、DOCG認定の権利付の土地をモンタルチーノで購入しようと思えば、1haあたり8千万円以上したそうです。
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静かな田舎暮らしをするはずが、ある日作り話のようなきっかけで状況は一変しました。畑に生えていた一本の栗の木。よく見るとブドウのような蔓がまきついているので、引っ張ってみたら雑草に埋もれたブドウの樹にたどりつき、そのあたりを掘り起こしてみると他にも古い株が500ほど見つかりました。そこで役所に届けたところ、元々は畑として使われていた土地、ということで栽培許可が無料で下りたという、まさに棚ぼた。彼らは、ものすごく価値の高い土地を知らずに購入していたのでした。
「これは神様がブドウを育てなさいと言っているのだ」
と、ワイン造りに挑戦することになりました。 現在そのとき発見したブドウの樹は引き抜かれ(長年手入れをしていなかったせいですっかり弱ってしまっていた)、きちんと畑を仕立て直して、1.5ヘクタールのブドウ畑と3ヘクタールのオリーブ畑となっており、畑の土壌は細かい砂交じりの粘土質。有機栽培(無肥料)を実践しています。
「これこそ天職。放っておかれたら何日でも畑にいられる。最も落ち着く場所。」
と語るマリーノはすっかり畑の魅力にとり憑かれています。 畑は小さな4区画に分かれており、それぞれ向きと斜度が異なります。その4区画の内、その年に最もよいブドウができた畑からブルネロをつくり、あとの3区画分をブレンドしてロッソにします。醸造に関しては、縦型の大樽を使い、天然酵母のみで醗酵。20〜25日程度のマセレーション。皮をよけた後ブルネッロは15〜20ヘクトリットルの大樽で2,3年熟成。ロッソはステンレスタンクで熟成。
あと、ロッソにはブルネロになるキュヴェのセカンドプレスワインも入っています。ブルネロにはワインと搾りかすを分けるときにやさしく圧搾した方だけを使い、少し渋みとかも出るもっと強く絞った方はロッソに入れてしまいます。
そして彼らはこの4区画とは別に、完全に森に囲まれた小さな畑を持っています。この畑は完全に無肥料・無耕起の自然栽培で、ワインは瓶詰めまで完全に亜硫酸無添加です。このスペシャルワイン(自家用だったりして?)を数本でも日本に輸入することが次の目標です。
本当に上品で優しそうなマリーノとルイザ。農業もワインづくりも素人だったはずの彼らが、なぜ短期間でここまで素晴らしいワインをつくり上げることが出来たのか。未だ謎ではありますが、生産効率よりも大好きな自然を尊重することを優先させ、濃密で様々な要素を感じさせながらも、自然な味わいでストレスなく飲むことができる上品なブルネロ。彼らの人柄だから成しえたのではないかと思います。
「僕たちはまったくの素人。だからこそ自然には謙虚に向き合い、感謝の気持ちを常に忘れずに働きたい」
ブルネロではソルデーラを最も尊敬し、ラ・ビアンカーラのアンジョリーノやグルッポ・ヴィーニヴェーリのメンバーとも交流を持ち始めたために様々なことを“先輩”(本人の言葉)たちから学んでいるというマリーノ。
ブルネロの本来あるべき本当の姿は、異邦人である彼らの方がはっきり見据えることができるのかもしれません。
Rosso di Montalcino
2005
よくある“小ぶりのブルネロ”に終わらない、ちゃんとひとつのワインとして完成されているロッソ。線が細いなりにいい雰囲気を持っている。ブルネロにはまだ使用されていない若い畑のブドウを主に造られているがブルネロの2番絞り(マセレーションが終わったあと皮を取り除く際、プレス機に欠ける前に液体だけ取り出したものを一番絞りとみなすなら)も混ぜてある。おそらくそのせいでロッソにしてはしっかりしたタンニンを感じられるのだろう。
マリーノ自身が日常的に飲んでいるワインはこのロッソの方のさらに2番絞りで(つまりブルネッロの二番絞り入りのロッソのさらに二番絞り)、荒々しいはずのその自家用ワインにさえある種の品格を見出すことが出来る。一番絞りはいわずもがな。
Brunello di Montalcino 2002
非常にクラシカルで伝統的な造りの、ブルネロらしいブルネロ。 それでいて野暮ったいところはまったくなく、かつクリーンすぎて個性に欠けるということもない。今はごく限られた2,3の造り手にしか見られない“良いブルネロの典型的な熟成香”さえかもし出しています。
木製の醗酵槽をつかい天然酵母のみで醗酵。リモンタージュをしながら20〜25日ほどマセレーションをした後、大樽で熟成される。ノンフィルターでボトリング。
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| ●2002Brunello di Montalcino |
| ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ |
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再入荷しました!
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リアルワインガイド19号は
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今飲んで 91+
ポテンシャル92+
リアルワインガイド19号
寿スタジオ発行
より転記 |
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【半端無いブルネッロのエレガンス!是非飲んでみてください!素晴らしい!】
◆2002年 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
「素晴らしいって言ったって2002年ってオフヴィンじゃないの??」
「リアルでも確かにポイントは付いてるけど、大騒ぎするほどじゃあないんじゃない?」
まあ、そのように思われる方が多いんじゃないかな?と想像しています。事実2002年は、ブルネッロにせず、ロッソしか造らない生産者さえいたほど、ロケーションによっては厳しい年でした。しかし、ここで断言しておきましょう・・・。
「もしも良いヴィンテージだったら、今とんでもなく美味しい!とは絶対に言えない。2002年という年だから成し得た成功がある!」
ということです。
また、リアルでのポイントは、確かに高めでは有るものの、飛びぬけた評価とは言えないでしょう。でも
noisy的には、良くぞここまで評価していただいた・・・とさえ感じているんです。このようなエレガンス主体の滅茶苦茶きれいな、本当に微細な表情を映すワインは、ISOグラス
& ブラインドによる短いテイスティング時間 というやり方では、拾い切れない場合も当然有るから・・・です。勿論のこと、拾える場合も有りますが、体調が常に万全でなくてはいけませんし、全ての神経を、とても小さなISOグラスに集中しなくてはいけません。真剣にやろうと思えば実際はかなりの重労働ということになります。
勿論ですが、このリアルの評価 = noisyの評価では有りません。最近はどうもこの辺がアヤフヤになっていて、リアル
=> noisy 的に思われていらっしゃる方がほとんどのような感じがしています。
「あれ?違うんですか?」
なんて、真剣な顔で言われてしまって・・・結構ナーバスになっていたりします。あくまでリアルはリアル、noisy
はnoisyですから、同様の感想の時も有れば、全く違う時さえもある訳です。
で、このサンタ・マリアのブルネッロ・ディ・モンタルチーノですが、素晴らしい質感を持っています。思いっきり乾いていて、茶色のニュアンスを色濃く出し、積み重ねられてきた不要な温度をさらけ出しているような、ごく一般的なブルネッロでは無いんです。そう、その正反対・・・敢えて言ってみれば、
「ぴっちりと濡れていてとても冷ややか。熟成による表情はとても複雑だが、その要素一つ一つが出しゃばることなく、表情の極一部分として存在している。」
すなわち、超高級ブルネッロとしての資質を持ち合わせているんですね。
もし、これが1997年のようなグレートな年であったとしたら、たかが5年ほどの時間で、ここまでは育まれなかったと思います。優しい仕上がりの葡萄を、きっちり選別して、温度や様々な管理を細かくしつつ、それでも余計なことは一切しない、というようなエルバージュが求められ、そして行うことが出来たからだと思います。
「ガッツリ」
とか、
「ガツン!」
と来る物は全く無く、物静かに訴えかけてくる・・・、テレパシーのような?味わいです。
カンティーナの名前はサンタ・マリアです。これはきっと聖母マリアからいただいたものでしょう。マリアから生誕したのは・・・、と考えると、コッレオーニとルイザのマリーノご夫妻が、どのような意思で、どんな畑仕事を、エルバージュをされているのかが、何となく判るような気がします。飲んでみればきっと・・・判ると思います。久々に超お奨めのブルネッロです。飲んでみて、色々と感じてみて欲しいと思います。 |
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| ●2005Rosso di Montalcino |
| ロッソ・ディ・モンタルチーノ |
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リアルワインガイド19号は
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今飲んで 88+
ポテンシャル89+
リアルワインガイド19号
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【とってもピュアなロッソ!これも素晴らしい!】
メンバー様には、おそらくとてものんびりしていて、悠然と余裕綽々のマイペースでワイン屋をやっているように見えるであろう
noisy ですが、川面でまったく 同様に、ただ「プカプカ」と浮いて食を楽しんでいるようにも見える秋のマガモさながら、水面下では鬼神のように水かきの付いた脚を必死になって「バタバタ」させている訳です。
この「サンタ・マリア」のブルネッロ、ロッソもそうですが、リアルワインガイドの最新号、19号での、不肖noisy
のレヴューの内容も有ったということですが、すでにエージェントさんには在庫が無いそうで、10月に皆さんにご紹介しよう、そして思いっきり推薦しよう、と思っていたnoisy
の思惑は、ものの見事に「スカ」を引きました・・・(T.T)。
まあ、痛し痒しの部分では有りますが、リアルに掲載されたレヴューの内容も、やや気取って書いているには違いないものの、自分自身の分身であることに変わりは無いわけで、新着のコメント内容とは表現方法は違ったとしても、1つのワインの評価は変わらないのです。むしろ新着の文章の方が、無駄な文字がやたら多くとも、何とか真意を伝えようと、あの手この手、こっちの方角から、あっちの切り口からと、頭を悩ませている分、無駄な体力を消耗しているのかもしれません。
どちらにしても、リアルでの noisy のレヴゥーの反応と、新着でのそれはイコールということにはなっておらず、やっぱりメディアが持つ活字の威力には感服せざるを得ず、むしろそのキックバックをスムーズに受けることが苦手な部分を何とかしないと、そのうちに水かきも破れてきそうだな・・というようなことを感じています。
どうでも良いことはさておき、この素晴らしいサンジョヴェーゼ・グロッソによるロッソは、テイスティング時点では幾分若さを感じる味わいですが、ブルネッロ同様に美しいエキスに完全に転化されていることから、飲んでいるうちにいつの間にかその幾分の若ささえ、表現の一部分として感じられるようになってきます。上記のエージェントさんのテクニカルにもあるように、ステンレスのタンクでの発酵により、ブルネッロとは違った「ピュアさ・新鮮さ」をアピールしています。こちらは2005年の産ですから、ブルネッロほどの「まったり感」は無いにせよ、直接的に、と言うよりは間接に感性に伝わってくるような感覚は、ブルネッロと同様のものを感じると思います。
スミレの穏やかな花の香り、きっちりとエキス化された液体の柔和な感触。張りが有ってとても伸びやか。時間を掛けて楽しんでください。上記のブルネッロの格落ちも入っているそうですから、このプライスも安いんじゃないかな?noisy的には、ポテンシャルで90点付けたいワインです。ブルネッロには手を出せないけど、サンタ・マリアに触れてみたい・・という方にお奨めします。 |
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