イタリア■□ Azienda Agricola Barbacarlo □■ロンバルディア
アジェンダ アグリコーラ バルバカルロ |
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● 「どっひゃー!こんなん..有り?びっくりしたな〜も〜!」
ワインを長く愛飲されている上級者・つわものでさえ、そんな言葉が口をついて出てくるんじゃないかと思われる、滅茶苦茶秀逸なワインをご紹介いたします。このワインを見つけてこられた合田さん、塚原さんの言葉を借りれば、びっくりした..とのことです。
世界中からオファーが来ているにもかかわらず、リーノ・マーガはワインを売らないそうです。イタリアのどんなお偉いさんが来ても、平気ですっぽかしているそうで..当然ながら日本には初の登場です。細かい部分はエージェントさんの資料を右側にご紹介いたしますのでご覧ください。使用品種さえ、バルベーラ位しか判りませんが、目茶旨いバルバレスコを飲んでいるような錯覚に陥ります..が、それだけじゃないんです!
noisy 自身ももこれほどまでにこのワイン達に感動を与えられ、畏敬の念さえ受けてしまうとは思いませんでした。全てのワインがリラックスし自然で、古典的で、前時代的で、実は最先端を行っています。有機栽培だ、ビオディナミだと騒ぐ以前の問題であり、自身の今までのワインに対する考え方を大きく変えるワインであることは間違い有りません。
ほとんどの方が「オルトレポ・パヴェーゼ」と言ってもボキャブラリ・知識には無く、ましてロンバルディアのワインと聞けば、
「フランチャコルタ以外は駄目」
というようなイメージが定着していると思います。
今回は、自身のイメージを狂わせたく無いという方には全く用が無いかもしれませんが、美味しいものや、貪欲にワインを追求する方には絶対に避けては通れないアイテムです。noisyのお客様は、
「そんなこと言わなくたって、強いお奨めが有るときは必ず購入しているじゃない?」
と仰っていただけると思いますが、例えば、レストランに出向いてこのリーノ・マーガのオルトレポ・パヴェーゼとマリアージュさせることは、この上ない幸せと経験になることでしょう。どのヴィンテージ、どちらのアイテムを選択されたとしても、おのおのの個性が素晴らしいので決して期待を裏切るものでは有りません。安価なものは3000円ほどから有りますから、デイリーに毛が生えた程度です。
ですが、このコラムに書いてあることを良くお読みの上、是非とも数アイテムをお試しいただきたいと思います。思った以上に安い買い物であることは、ヴィンテージを見ていただくだけでもお判りいただけるでしょう。そして思いっきりびっくりしてください。絶対言うと思いますよ。
「ウワッ、びっくりした。なんじゃこりゃ!」
ひ ひ ひ ...
1.アイテム
オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソには2つのラインが有ります。「バルバカルロ」と「モンテブオーノ」です。「バルバカルロ2003」につきましては出来が良すぎたようで、DOCの規定に外れてしまったために、IGT(テーブルワイン)の名称になっています。
「バルバカルロ」の今回ご紹介のほぼ全てのラインには、「ガス」が存在します。「モンテブオーノ」のラインには、ガスがあるものと無いものが存在します。
2.それぞれのアイテムの味わいの違い
基本ラインは同じですが、「バルバカルロ」は葡萄が良く熟すせいでしょうか、葡萄の素直な甘みが有ります。(これについては後述します。)「モンテブオーノ」は基本的にドライです。
3.ヴィンテージによる味わいの違い
「バルバカルロ」は新しいヴィンテージほど、甘みが有ってガスが中ぐらいの量存在しますが、95〜97年位のものが一番ガスが強い傾向にあります。古いヴィンテージのものはガスが弱まってきます。甘くてビターでドライで複雑です。「モンテブオーノ」は基本的にガスが無くドライ&ビターですが、ドライ&ビターな味わいの中にエキス分の何ともいえない旨みが存在し、スティルワイン的な美味しさを堪能できます。
4.ガスの正体
収穫の翌春には瓶詰めしてしまう、ある意味安ワインの典型なのですが、葡萄のパワーが世にもまれなワインに変えてしまっています。よく出来た年は当初残糖とアルコール発酵由来のガスが存在しそのまま瓶詰めされます。残っていた糖分を瓶内の酵素がシャンパーニュ方式的にアルコールと炭酸ガスに変化させてゆきますので、99〜00年もの(約5〜7年)当たりがガスがとても強く、甘みは無くなりドライになります。それを過ぎるとガスが徐々に弱まって行き、スティルワインの熟成と同様になります。
ガスの存在は、各要素の隙間に入り込み、表情を豊かに拡げてくれるようでもあります。また、アマーロという言葉は「ニガ甘い」というように紹介されていますが、リーノによれば、甘くてガスがあるときにその言葉を使うとのことです。このガスの存在により、さらに複雑さを感じていただけるようになっています。なお、上記のガス分析は noisy 独自のもので、その他の誰の保障も有りませんし、noisy も保障は出来ません..(^^;;
5.旨いか旨くないか
ブルゴーニュのワインのようであり、とても良く出来たバルバレスコでも有り、質感はサンテステフのグランヴァン(しかも良年)のようにも感じます。スミレ、動物香、スパイス、キノコなどのアロマ・ブケで複雑性に富み、フィネスが有りますから美味しくない訳が有りません。(最も人により好みはあると思います)
また、こってりしたワインでは有りませんので、飲む時期を選びません。夏の暑い時期にこそ楽しんでいただきたいワインです。
5.ご購入・選択の仕方
全てのアイテムを飲んでいただくのが当然良いのですが、それは無理..。新しいヴィンテージのもの、95〜99年くらいの中盤、それ以前のものと3アイテムをチョイスされるのが良いと思います。この比較がバルバカルロを理解するのにとても役立ちます。
6.ベストな選択
とても特徴的なアイテムが2つ有ります。ひとつは最高の出来だったと本人が言っている、
2003年 プロヴィンチア・ディ・パヴィア・ロッソ バルバカルロ です。少し高価ですが、甘さ、辛さ、旨み、苦味、酸っぱさ、渋み、ボディの厚み、ミネラル、タンニン、ガス、自然さ、複雑さの点で特徴的なワインです。最高に美味しいです。また、2000年のモンテブオーノもややガスが有り、ほぼ甘みは酵母が食いきっていますのでドライ、ココア的ビター、スミレ、動物香と複雑な味わいでお奨めです。出来れば他のヴィンテージのものとの比較を考えていただければと思います。
7.注意
フィルター、清澄をおそらく全くしていないようで、滅茶苦茶 澱が有ります。澱を落とされてからお楽しみ下さい。保存はセラーが最適です。
と、取り留めなくつらつら書いてしまいました。絶対にお奨めのアイテムです。右のラシーヌさんの文章を読んでいただければお判りになると思いますが、実はこんなワインが良くも知られずに残っていたね、ということと、よくもラシーヌさんが引っ張ってこられた..ということが重なってのご案内です。出会いは一期一会、よくも出会えたことに感謝しています。絶対に飲んでみてくださいね。 |
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| ● 2003Provincia di Pavia Rosso Barbacarlo I.G.T. |
| プロヴィンチア・ディ・パヴィア・ロッソ バルバカルロ |
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【最も特徴的な味わいを持っています。20年の熟成も可能!81年のこのワインは衝撃でした!
】
もし、1本だけ購入するのであれば、このバルバカルロ2003年かモンテブオーノ2000年をお奨めいたします。やや甘くガスに浮かぶミネラルに包まれたアロマには濃い色のスミレが群生しています。五味+旨みなどと簡単には言いたくないのですが、全てがガスにより際立たされ、スティルの状態(泡を飛ばした)ではまさにバルバレスコ!美しく甘く、そして徐々に美しくドライに消えゆく中に旨みの塊と花束が有ります。それでいて決して派手な味わいでは有りません。こんなワインが世の中に有ったのかと感動してしまいましたが、どのように伝えたらよいのか悩んでいました。
店頭のセールスは絶好調で、ご来店客数が限りなく片手に余るNOISY'Sとしてみれば、このペースじゃあっという間になくなりそうです。是非とも飲んでみてください!
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| ● 1996Oltrepo Pavese Rosso Vigna Barbacarlo D.O.C. |
| オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソ ヴィーニャ・バルバカルロ |
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【 これは旨い!noisy的バルバカルロ ベスト2 です!】
相対的に選ぶと、特徴的な 2003年は別として、これも最高に良いバランスに有ります。ガスの強さ、熟成の進み具合がベストなバランスです。新しいヴィンテージのものと比較すると、このバルバカルロのポテンシャルを推し量ることが出来ます。そして、もし残っているようでしたら..89年は欲しいですよね。
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| ● 1994Oltrepo Pavese Rosso Vigna Barbacarlo D.O.C. |
| オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソ ヴィーニャ・バルバカルロ |
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【 10年を過ぎて熟成香が!ピノ的な感じが良いですね!大好きです。】
ヴォーヌ=ロマネ近辺やニュイ・サン=ジョルジュの熟したワインのようなキノコのニュアンスが感じられます。一晩お付き合いするならこれかな..強目の若いワインも美味しいですが、少し枯れ始めた94年の味わいに首っ丈です。
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| ● 1989Oltrepo Pavese Rosso Vigna Barbacarlo D.O.C. |
| オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソ ヴィーニャ・バルバカルロ |
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【!!! 】
あの泡、ガスが飛んでくるとこんなになっちゃうの!と3度目のびっくりがここに有ります。ここまでフィネスが有ると、マリアージュもきっちり考えたくなりますね。特徴的な2003年を除けばBEST1です。テイスティングの時も思わず
のどに 落ちてしまいました..旨し!
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| ここから「モンテブオーノ」のラインです。バルバカルロよりも安価ですが、質的なマイナスは有りません。基本的にドライでビターな味わいの中に、何ともいえないエキスの旨みが感じられます。安いし旨い!ガンガン飲んでください...っても数が有りませんが.. |
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| ● 2000Oltrepo Pavese Rosso Vigna Montebuono D.O.C. |
| オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソ ヴィーニャ・モンテブオーノ |
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【これはホント旨い! 】
noisy がテイスティングしたときは絶妙のバランスでした。ガスが有り、2002年のような動物香、ココアのビター、マンモス・ミネラルが絶妙に絡みます。旨いです!
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| ● 1986Oltrepo Pavese Rosso Vigna Ronchetto D.O.C. |
| オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソ ヴィーニャ・ロンケット |
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新入荷のロンケットです。
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【チェリーっぽさと鉄っぽさ..良く熟しています!】
たった1ケースじゃ飲めないですよね〜!で、飲んだ方の印象は、
「好みのタイプ!甘くは無いが甘酸っぱいチェリー系のニュアンス」
だそうです。
と、書いていましたが、若干安くなって再入荷しましたので、戴きました。確かにチェリーっぽく、酸化した鉄っぽいニュアンスが有ります。血っぽい感じは「モンテブオーノ86」に軍配が上がり、重厚さで劣りますが軽快感が心地良いです。しかも、何日か置いておくとどんどん変化するはず..長熟なワインですね。美味しいです。飲んでみてください。
■テクニカルデータ
ロンケット
畑:マーガ谷のはずれにあるストラデッラ村、ロンケットの自社畑。
ブドウ品種:クロアティーナ50%、ウーヴァ・ラーラ25%
ウゲッタ15%、バルベーラ10%
熟成:15年の長期熟成にも耐える。2〜5年の熟成が最適。
官能的特徴
色:ルビーレッドで、ガーネット色に光り輝く反射光が現れる。
香り:香り高く、力強い。特徴的で柔らかなアロマをもつ。
味:しっかりした構成のまろやかなフルボディ。個性が明確で、抜栓後も持続性がある。
タイプ:辛口の赤ワイン
料理との相性:肉のロースト、ジビエ、鶏以外の家禽類、ホワイトミートなどと相性が良い。
サーヴィス温度:18〜20℃
醸造法:木樽で9ヶ月間の醸造期間を経て、瓶詰めされる。一定期間ボトルを水平に置いた後、垂直に立てて貯蔵している。
その他:この畑は南向きの丘の急斜面に位置している。ブドウの樹は全て手作業で入念に手入れされる。1785年からマーガが所有している畑。
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| ● 1989Oltrepo Pavese Rosso Vigna Montebuono D.O.C. |
| オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソ ヴィーニャ・モンテブオーノ |
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| ● 1990Oltrepo Pavese Rosso Vigna Montebuono D.O.C. |
| オルトレポ・パヴェーゼ・ロッソ ヴィーニャ・モンテブオーノ |
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【 これはベストバランス!さすがの90年に力強さの加わった89年!どちらもお奨めです!】
いや、この89年と90年も外しずらいですよ。バランスから言えば、この89、90年の絶対値はかなり高いです。お隣のピエモンテもこの年はグレートイヤーですし、柔らかく丸々とした果実味、時間とともに現れる豊かな表情、長い余韻がとても素晴らしい!飲み飽きしないのは、複雑な要素が変化しつつ姿を変えてゆくからでしょうね。
90年のモンテブオーノは、ほぼ完璧なバランスだと思います。このオルトレポ・パヴェーゼというワインの本当の姿を知るためにはとても良いアイテムだと言えます。一方89年は、90年をより逞しく、パワフルな面を強調した上でのバランスに長けていますので、これだけを飲むと、
「バルバカルロってバルバレスコの親戚だったっけ??」
などと言い出しかねません。
どちらにしても腰の抜けていない、しっかりとした熟成をした良いワインです。是非飲んでみてください。いや〜、こんなワインとともにレストランさんでお食事できたら..、大好きな「あの人」にも惚れられてしまうかもしれませんよ〜。ん、最も惚れられたのはワインだけ..というベタな落ちに行き着いてしまうかもしれませんが!冗談抜きに、こんなワインが\6,000位で飲めて、素敵な食事といっしょなら是非行きたい、という方が続出するに違い有りません。是非持ち込んで、いや、もとい、飲んでくださいね。お奨めです! |
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