イタリア ■□ Daniele Piccinin □■ ヴェネト
ダニエーレ ピッチニン |
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● noisy 初の扱いです。リアルの30号でテイスティングしまして、その旨さとコストパフォーマンスに気付いての仕入れです。ここのエージェントさんはヴィナイオータさんですが、すでに口伝て?でかなりの人気になっているようです。
| エージェント情報 |
| 自身が共同経営者の1人でもあったレストランでソムリエとして働いていたダニエーレ・ピッチニンは、そのレストランの権利を売却し、2006年に自らワイン造りを始めた。畑はヴェローナ北東部、サン・ジョヴァンニ・イラリオーネという町の郊外にあるチーモ山の、標高300mから450m
の南東向きの斜面にある。自ら開墾した畑には、この地域に1000 年近くにわたって存在したことが確認されている白葡萄品種であるドゥレッラと、気象条件や標高が適合するのではという考えからピノ・ネーロが植えられている。現在リリースされているワインは、賃借した1.6
ヘクタールの畑(平均樹齢20年)のもので、醸造はアンジョリーノ・マウレのセラーで行っている。畑ではバイオダイナミクス農法を実践。シャルドネはステンレスタンク、ドゥレッラとロッソは古い小樽での醗酵・熟成。 |
ヴィナイオータさんの太田社長より
アンジョリーノの愛弟子(もうこの言葉も必要なさそうですね)、ダニエーレ・ピッチニンの2008年も入荷しました。今回は全てのワインをSO2
完全無添加でボトリングしています。ビアンコ・デイ・ムーニはボトリング時には澄んでいたものが、ボトルでの熟成期間中に若干白濁してしまったのですが、還元のニュアンスはほとんどありませんし、味わいと言ったら…。ドゥレッラで造るモンテマーグロも、ようやくまとまった本数が生産できるようになりました(とはいえ1000本程度ですが)!!!どのワインとも、まとまった本数が入ってきてはおります(何しろ生産量の50%近くを弊社が頂いていますので)が、凄い勢いで無くなることが予想されますのでご注意ください。 |
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| ●2008Bianco dei Muni I.G.T. |
| ビアンコ・デイ・ムーニ |
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| ●2008Montemagro Bianco I.G.T. |
| モンテマグロ・ビアンコ |
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【エキス分の凝縮による旨みの塊!とても美味しいです!】
ヴェネトの白です。アンジョリーノのセラーで醸造しているとのことですから、ソアーヴェ近郊と言う事になるかと思いますが、アンジョリーノのサッサイアのように、ややソアーヴェを感じさせる・・・などという事がほぼ無い・・(^^;;
むしろ、一番近いニュアンスは、マルク・ペノのラ・デジレ辺りになるかと思います。
まずビアンコ・デイ・ムーニですが、余りビオっぽくは無いものの、わずかにガスっぽく感じます。ペティアンまでは行かない感じですが、後口をスタイリッシュにさせる効果をみせています。奥に蜜っぽいニュアンスも見せながら、酵母の分解によると思われる旨み成分がギッシリ出ています。しかも、その旨みのバランスが素晴らしく、ほぼ「まんまる」なパレットを描き出しています。
ですので、ミネラルが香って旨みがギュッと出て、シュワッと流しつつ、蜜や黄色いフルーツがフワッと香って旨みがギュッと出てジュワジュワ・・・そして綺麗を描く・・・そんな感じでしょうか。
こちらは、ステンレスタンクによるシャルドネが80%と、古樽によるドゥレッラが20%とのこと。まずどなたが飲まれても、
「美味しいね〜・・」
と言っていただける味わいです。
一方のドゥレッラ100%のモンテマグロ・・・山のマグロか?・・・違うな!・・ですが、こちらは結構ビオっぽい感じです。フランク・コーネリッセンほどのアヴァンギャルドさは毛頭無いですが、それでもビオに敏感で、余り良い印象をお持ちで無い方には、ちょっと無理・・・かと思います。
しかし、ほとんどの方は大丈夫でしょう。ビアンコ・デイ・ムーニの旨みに、まるで高級ワインのような充実した大きいボディが備わっています。味わいがジューシーでいながら、アロマも思いっきりベクトルが外を向いていますから、
「どう?美味しいでしょ?・・美味しいって言ってよ!」
と聞いてくるような・・・とても開けっ広げな表情をしています。何しろ、色合いからしてややオレンジ掛かった感じが見て取れ、普通じゃぁ無い感じですが、実は和食にはかなりマリアージュしそうです。実際、焼き魚と一緒に飲んでみたんですが、ビオでない、むしろ綺麗過ぎるほどにフルーツを感じさせる白だと、全く合わないかと思いますが、このモンテマグロは、マグロ・・・と付いているせいでしょうか・・(・・な訳無い・・)、とても相性が良いんですね。そして、酸の美味しさ、凝縮した旨みが、とても良いニュアンスを造ってくれます。
ビオが今ひとつ・・とおっしゃる方にはビアンコ・デイ・ムーニを、ビオ大好きな方にはモンテマグロをお奨めします。どちらのワインも、意外に「魚」「和食」に合います。是非ご堪能くださいね。お奨めします!
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| ●2008Rosso dei Muni I.G.T. |
| ロッソ・デイ・ムーニ |
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【これは旨し!】
ビオ臭く無いです・・・いや、ちょっとの・・・ほんの僅かでもビオっぽさが有ったら、
「え〜、こんなにビオっぽいのに、そんなこと言っちゃうの?」
みたいなノリの方もいらっしゃることを想定して、言い換えましょう。ほとんどビオっぽさは無いです・・・。余り変りませんかね・・。
カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ30% の、とても滑らかさの有る、しかもけっこうしっかり濃い、赤です。これもエキスがしっかり出ていて、とてもソアーヴェ近郊のワインとは思えない肉厚感があります。
しかも、妙に清楚な方向性を持たせず、かといって、ビオっぽく野生的でも無く、軽くなく、重すぎず、でもしっかり濃い・・・旨みタップリの赤なんですね。実のことを言ってしまえば、余り無いタイプだと思いますよ。
2007年のこのワインを、リアルの30号でnoisy が担当しましたので、その時のレヴューを(リアルの了承は取ってませんが)引用掲載します。
フルーツ実物を思わせるような、一瞬の冷たい酸っぱさと滑らかな果実糖を持った、とても自然な味わいのヴェネト・ワインである。表情のベクトルが外に向かっているので判りやすく親しみが沸く。石灰質とスミレ、ジンジャー、ハツラツとしていて綺麗!バランスも良い。嫌いな人はいないんじゃないかな?ジューシーで柔らかく、しっかり膨らみドライな味だ。はじめたばかりの造り手だそうで、将来が非常に楽しみ。担当では無いが白も旨かった。<10年5月試飲>
リアルワインガイド第30号 有限会社寿スタジオ発行 より抜粋
いかがでしょう?2008年もほぼ同じような印象です。カベルネが多いからといって、決して硬く仕上がってはおらず、とても柔和でしなやかです。今回のピッチニンは、おそらくすぐにエージェントさんも切らしてしまうだろうと予想して、最初から2ケースずつ購入しましたので、味わいを確かめて安心しました・・とても美味しいです。是非とも飲んでみてください。超お奨めします!
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